JPH0638455Y2 - 蓋体のラッチ構造 - Google Patents

蓋体のラッチ構造

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JPH0638455Y2
JPH0638455Y2 JP1988137173U JP13717388U JPH0638455Y2 JP H0638455 Y2 JPH0638455 Y2 JP H0638455Y2 JP 1988137173 U JP1988137173 U JP 1988137173U JP 13717388 U JP13717388 U JP 13717388U JP H0638455 Y2 JPH0638455 Y2 JP H0638455Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、無線通信機器等の筺体内部の電子部品を調整
するために筺体に穿設された窓に、開閉自在に配設され
る蓋体を閉塞状態で係止するための蓋体のラッチ構造に
関するものである。
(従来の技術) 従来の蓋体のラッチ構造の一例を第10図ないし第13図を
参照して説明する。第10図は、蓋体を開成できる状態と
した従来の蓋体のラッチ構造の一例の縦断面図であり、
第11図は、第10図のA矢視図であり、第12図は、蓋体を
閉塞状態とした第10図の従来の蓋体のラッチ構造の縦断
面図であり、第13図は、第12図のB矢視図である。
図において、無線通信機器等の筺体1に窓(図示せず)
が穿設され、この窓を覆うように蓋体2が開閉自在に配
設され、閉塞状態で蓋体2の縁部が筺体1の窓の縁部と
重ねられる。そして、この筺体1と蓋体2の重なり部分
に、それぞれ貫通孔3,4が連通して穿設される。この筺
体1の貫通孔3の直径は、蓋体2の貫通孔4の直径より
若干大きく形成される。さらに、この蓋体2の貫通孔4
に、略円筒状でその上端部にフランジ部5aを有し、下端
から中央に欠けて割り溝5b,5b…が設けられ、下部が拡
大変形し得る樹脂製のロック部材5が圧入される。この
ロック部材5の内径は、上部が段差5cを設けて小径部5d
とされ、下部も先細りのテーパー状を経て小径部5eとさ
れる。また、ロック部材5の外形は、筺体1の貫通孔3
の直径より若干小さく設定される。さらに、ロック部材
5の内径に、上方から挿入ピン6が挿入される。この挿
入ピン6は、下部にロック部材5の下部の小径部5eより
外径の大きい拡大用膨大部6aを有し、上部にツマミ部6b
を有する。そして、ロック部材5の上部の小径部5dに、
挿入ピン6の拡大用膨大部6aを圧入により通過させれ
ば、段差5cによりロック部材5から挿入ピン6は容易に
抜け出ることができない。
かかる構造において、第10図のごとく、挿入ピン6が引
き上げられた状態では、ロック部材5の下部が拡大用膨
大部6aによって拡大されず、ロック部材5の下部の外径
が筺体1の貫通孔3の直径より小さい。そこで、挿入ピ
ン6をそのまま持ち上げるならば、ロック部材5は筺体
1の貫通孔3から抜け、蓋体2を筺体1から分離させて
開成することができる。
また、第12図のごとく、挿入ピン6が押し下げられた状
態では、挿入ピン6の下部の拡大用膨大部6aがロック部
材5の下部のテーパー状を経て小径部5eを拡大してロッ
ク部材5の下部が変形拡大される。この結果、ロック部
材5の下部の外径は、筺体1の貫通孔3の直径より大と
なる。そこで、ロック部材5は筺体1の貫通孔3から抜
け出ることができず、蓋体2を筺体1から分離すること
ができずに閉塞状態に係止される。なお、挿入ピン6の
下部の拡大用膨大部6aに、周方向の溝6cを設けること
で、挿入ピン6を押し下げた際に、ロック部材5の下部
の小径部5eの角部がこの溝6cに係合して押し下げられた
状態が保持される。
(考案が解決しようとする課題) 上記した従来の蓋体のラッチ構造にあっては、以下のご
とき不具合がある。
まず、蓋体のラッチ構造が筺体1と蓋体2の他にロック
部材5と挿入ピン6の2つの部品で構成され、ロック部
材5への挿入ピン6の組み付けおよび蓋体2へのロック
部材5の組み付けが圧入作業等を必要として困難であ
り、組み付け作業が煩雑である。また、挿入ピン6を押
し下げた状態であっても、蓋体2から挿入ピン6の上端
までの背丈が大きく、破損され易く、またデザイン的に
も優れない。さらに、挿入ピン6の拡大用膨大部6aの外
径およびロック部材5の下部の小径部5e等の寸法のバラ
ツキによって、挿入ピン6の押し下げならびに引き上げ
に必要な力が大きくバラツキ易く、きつすぎたりまた緩
すぎたりして操作に必要な力が一定となりにくい。
本考案は、上記したごとき従来の蓋体のラッチ構造の事
情に鑑みてなされたもので、部品点数が少なく組み付け
が容易で、しかも操作に必要な力が安定している蓋体の
ラッチ構造を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) かかる目的を達成するために、本考案の蓋体のラッチ構
造は、筺体に穿設された窓に開閉自在に配設される蓋体
を閉塞状態で係止する蓋体のラッチ構造であって、前記
蓋体の縁部に穿設された摺動用孔と、この摺動用孔に前
記蓋体の縁に近い閉塞位置と離れた開成位置に摺動自在
に嵌合された樹脂製のラッチ部材とからなり、このラッ
チ部材は、前記摺動用孔を表側から覆う操作部と、この
操作部の裏側に突設されて前記摺動用孔を貫通し前記閉
塞位置に摺動規制をするとともに前記蓋体の裏面に摺接
し、さらに前記閉塞位置で前記蓋体の裏側に重ねられた
前記窓の縁部を係止するフック部と、前記操作部の裏側
に突設されて前記摺動用孔に挿入され前記開成位置に摺
動規制をする位置規制部と、前記操作部の裏側から突出
されるとともに屈曲されて遊端が前記摺動用孔の前記蓋
体の縁と反対側の縁部に係合して前記ラッチ部材を前記
閉塞位置に偏寄させるとともに前記蓋体の表側へ弾接さ
せて抜け出さないようにするバネ部と、を備えて構成さ
れている。
さらに、摺動用孔の蓋体の縁と反対側の縁部の裏側に突
設された突起部に、バネ部の遊端を係合させて、前記ラ
ッチ部材を前記蓋体の表側へ弾接させる弾力を大きくす
るように構成しても良い。
また、本考案の蓋体のラッチ構造は、筺体に穿設された
窓に開閉自在に配設される蓋体を閉塞状態で係止する蓋
体のラッチ構造であって、前記筺体の窓の縁部に穿設さ
れた摺動用孔と、この摺動用孔に前記窓の縁に近い閉塞
位置と離れた開成位置に摺動自在に嵌合された樹脂製の
ラッチ部材とからなり、このラッチ部材は、前記摺動用
孔を表側から覆う操作部と、前記閉塞位置で前記窓の縁
部の表側に重ねられた前記蓋体の縁部を係止する係止部
と、前記操作部の裏側に突設されて前記摺動用孔を貫通
し前記閉塞位置に摺動規制をするとともに前記窓の縁部
の裏面に摺接する保持部と、前記操作部の裏側に突設さ
れて前記摺動用孔に挿入され前記開成位置に摺動規制を
する位置規制部と、前記操作部の裏側から突出されると
ともに屈曲されて遊端が前記摺動用孔の前記窓の縁と反
対側の縁部に係合して前記ラッチ部材を前記閉塞位置に
偏寄させるとともに表側に抜け出さないようにするバネ
部と、を備えて構成されても良い。
(作用) 蓋体に穿設された摺動用孔に嵌合されるラッチ部材は、
摺動用孔を表側から覆う操作部と蓋体の裏面に摺接する
フック部およびラッチ部材を蓋体の表面に弾接させるバ
ネ部とによって抜けが防止される。そして、バネ部によ
ってラッチ部材は、蓋体の縁に近い閉塞位置に偏倚され
て筺体の窓の縁部をフック部で係止し、蓋体を閉塞状態
に係止する。また、バネ部の弾力に抗して操作部を開成
位置に偏倚させれば、フック部による窓の縁部の係止が
解除されて蓋体を開成できる。
さらに、摺動用孔の縁部の裏側に突起部を突設し、この
突起部にバネ部の遊端を係合するならば、ラッチ部材を
蓋体の表面に弾接させるバネ部の弾力を大きくすること
ができ、それだけラッチ部材が表側に抜け出るのが防止
できる。
また、筺体に穿設された摺動用孔に嵌合されるラッチ部
材は、摺動用孔を表側から覆う操作部と筺体の裏面に摺
接する保持部およびバネ部とによって抜けが防止され
る。そして、バネ部によってラッチ部材は、筺体に穿設
された窓の縁に近い閉塞位置に偏寄されて蓋体の縁部を
係止部で係止し、蓋体を閉塞状態に係止する。また、バ
ネ部の弾力に抗して操作部を開成位置に偏寄させれば、
係止部による蓋体の縁部の係止が解除されて蓋体を開成
できる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を第1図ないし第5図を参照して
説明する。第1図は、本考案の蓋体のラッチ構造の一実
施例の縦断面図であり、第2図は、第1図のラッチ部材
の正面図であり、第3図は、第2図のC矢視側面図であ
り、第4図は、第2図の底面図であり、第5図は、第1
図の蓋体に穿設される摺動用孔を示す平面図である。
図において、無線通信機器等の筺体10に窓11が穿設さ
れ、この窓11の縁部がプレス成形等で階段状に下げて折
り曲げられる。そして、この窓11に蓋体12が開閉自在に
配設され、閉塞状態で蓋体12の縁部が、窓11の折り曲げ
られた縁部に表側から重ねられるように構成される。ま
た、蓋体12の縁部に、縁と直交する方向に長い摺動用孔
13が穿設されるとともに、この摺動用孔13の蓋体12の縁
と反対側の縁部の裏側に突起部14が突設される。
そして、この摺動用孔13に、樹脂製のラッチ部材15が摺
動自在に嵌合される。このラッチ部材15は、操作部16と
フック部17と位置規制部18およびバネ部19とで構成され
る。操作部16は、摺動用孔13を表側から覆うのに充分な
面積を備え、その上面に指等による操作に対するすべり
止めおよび「OPEN」等の操作指示表示が設けられる。フ
ック部17は、操作部16の裏側に突設されて摺動用孔13を
貫通してラッチ部材15を蓋体12の縁に近い閉塞位置に摺
動規制を行なうとともに、蓋体12の裏側で蓋体12の縁側
に突出されて蓋体12の裏面に摺接してラッチ部材15の表
側への抜けを防止し、さらに摺動規制された閉塞位置で
窓11の縁部に係合する鉤部が設けられる。バネ部19は、
操作部16の裏側に突設されて摺動用孔13を貫通し、さら
にU字状に屈曲されてその遊端が突起部14に係合され
る。そして、このバネ部19によりラッチ部材15が、蓋体
12の縁に近い閉塞位置に偏寄されるとともに、蓋体12の
表側へ弾接されて抜けが防止される。さらに、位置規制
部18は、操作部16の裏側に突設されて摺動用孔13に挿入
され、ラッチ部材15を蓋体12の縁から離れた開成位置に
摺動規制を行なう。
なお、上記実施例では、操作部16の裏側に摺動用孔13に
嵌合する台座20を設け、この台座20の蓋体12の縁側の端
を含んでフック部17を形成し、蓋体12の縁と反対側の端
を位置規制部18としているが、位置規制部18を操作部16
の裏側に突条に独立して形成しても良い。ここで、フッ
ク部17の摺動用孔13に挿入摺動される部分および位置規
制部18の幅は、それぞれ摺動用孔13とより若干狭い幅に
形成されてラッチ部材15の摺動がガタつかないことが望
ましい。
かかる構成において、ラッチ部材15は、第1図のごと
く、バネ部19により蓋体12の縁に近い閉塞位置に偏寄さ
れ、フック部17が筺体10の窓11の縁部に係合し、蓋体12
が閉塞状態で係止される。
そして、指で操作部16をバネ部19の弾力に抗して第1図
矢印P方向に押圧してラッチ部材15を摺動させれば、フ
ック部17は窓11の縁部からずれて係止が解除され、蓋体
12を第1図矢印O方向に開成することができる。
また、ラッチ部材15の摺動は、フック部17と位置規制部
18により摺動範囲が制限され、摺動用孔13の縁部が操作
部16とフック部17で常に挟まれているとともに、バネ部
19でラッチ部材15が蓋体12の表面に弾接されて表側への
抜け出るのが防止される。そして、突起部14にバネ部19
の遊端を係合させることで、ラッチ部材15を蓋体12の表
面に強く弾接させて、抜けの防止とラッチ部材15のガタ
つきを防止し得る。
ここで、第6図ないし第8図を参照して、本考案の蓋体
のラッチ構造の組み付け手順につき説明する。
まず、第6図のごとく、摺動用孔13にバネ部19を蓋体12
の表側から挿入する。次に、第7図のごとく、バネ部19
の遊端を突起部14を跨いだ位置とし、ラッチ部材15を蓋
体12の縁から離れた位置としてフック部17を摺動用孔13
に挿入する。つづいて、第8図のごとく、ラッチ部材17
を蓋体12の縁側に移動させて摺動用孔13の縁部を操作部
16とフック部17で挟んで蓋体12の縁に近い閉塞位置とす
る。最後に、バネ部19の遊端を突起部14に係合させて組
み付け作業が完成する。分解の際には、上記手順を行な
えば良い。
第9図は、本考案の蓋体のラッチ構造の他の実施例の縦
断面図である。第9図において、第1図ないし第8図と
同一若しくは類似の部材には同一符号を付け重複する説
明を省略する。
第9図において、筺体10に穿設された窓11の縁部に摺動
用孔13が穿設され、この摺動用孔13に樹脂製のラッチ部
材25が摺動自在に嵌合される。このラッチ部材25は、操
作部16と係止部26と保持部27と位置規制部18およびバネ
部19とで構成される。係止部26は、操作部16の蓋体12側
の先端が伸設されて、筺体10の窓11の縁部の表側に重ね
られる蓋体12の縁部を係止し、蓋体12を閉塞状態に係止
する。保持部27は、操作部16の裏側に突設されて摺動用
孔13を貫通してラッチ部材25を窓11の縁に近い閉塞位置
に摺動規制を行なうとともに、筺体10の裏側で窓11の縁
側に突出されて筺体10の裏面に摺接する。そして、位置
規制部18は、ラッチ部材25を窓11の縁から離れた閉成位
置に摺動規制を行なう。さらに、バネ部19の遊端は、摺
動用孔13の縁部に係合される。
かかる構成において、第9図矢印P方向にラッチ部材25
をバネ部19の弾力に抗して摺動させれば、係止部26によ
る蓋体12の縁部の係止が解除され、蓋体12は矢印O方向
に開成が可能となる。
なお、上記実施例では、バネ部19の屈曲はU字状である
が、これに限られず、V字状やコ字状等であっても良
い。
(考案の効果) 本考案の蓋体のラッチ構造は、以上説明したように構成
されているので、以下のごとき格別に優れた効果を奏す
る。
筺体と蓋体の他に単品であるラッチ部材で構成され、し
かも圧入等の業を必要としないので、組み付けが極めて
容易である。また、ラッチ部材の背丈が低く、誤って破
損されることがない。さらに、ラッチ部材は、バネ部の
弾力により操作に必要な力が定まり、操作力が軽くしか
もバラツキがない。そして、バネ部の弾力によりラッチ
部材が蓋体の表面に弾接されて、抜けが防止される。
さらに、摺動用孔の縁部の裏側に突設された突起部に、
バネ部の遊端を係合させるならば、突起部の高さに応じ
て、バネ部でラッチ部材を蓋体の表面に弾接する力を大
きくでき、ラッチ部材の抜けより確実に防止できるとと
もに、ラッチ部材の摺動のガタつきを防止でき、さらに
バネ部の遊端の係合を確実なものとし得る。
また、筺体の窓の縁部に摺動用孔を穿設し、この摺動用
孔にラッチ部材を摺動自在に嵌合させても、同様に蓋体
を閉塞状態に係止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の蓋体のラッチ構造の一実施例の縦断
面図であり、第2図は、第1図のラッチ部材の正面図で
あり、第3図は、第2図のC矢視側面図であり、第4図
は、第2図の底面図であり、第5図は、第1図の蓋体に
穿設される摺動用孔を示す平面図であり、第6図と第7
図および第8図は、それぞれ本考案の蓋体のラッチ構造
の組み付け手順を示す図であり、第9図は、本考案の蓋
体のラッチ構造の他の実施例の縦断面図であり、第10図
は、蓋体を開成できる状態とした従来の蓋体のラッチ構
造の一例の縦断面図であり、第11図は、第10図のA矢視
図であり、第12図は、蓋体を閉塞状態とした第10図の従
来の蓋体のラッチ構造の縦断面図であり、第13図は、第
12図のB矢視図である。 10:筺体、11:窓、12:蓋体、 13:摺動用孔、14:突起部、 15,25:ラッチ部材、16:操作部、 17:フック部、18:位置規制部、 19:バネ部、26:係止部、27:保持部。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】筺体に穿設された窓に開閉自在に配設され
    る蓋体を閉塞状態で係止する蓋体のラッチ構造であっ
    て、前記蓋体の縁部に穿設された摺動用孔と、この摺動
    用孔に前記蓋体の縁に近い閉塞位置と離れた開成位置に
    摺動自在に嵌合された樹脂製のラッチ部材とからなり、
    このラッチ部材は、前記摺動用孔を表側から覆う操作部
    と、この操作部の裏側に突設されて前記摺動用孔を貫通
    し前記閉塞位置に摺動規制をするとともに前記蓋体の裏
    面に摺接し、さらに前記閉塞位置で前記蓋体の裏側に重
    ねられた前記窓の縁部を係止するフック部と、前記操作
    部の裏側に突設されて前記摺動用孔に挿入され前記開成
    位置に摺動規制をする位置規制部と、前記操作部の裏側
    から突出されるとともに屈曲されて遊端が前記摺動用孔
    の前記蓋体の縁と反対側の縁部に係合して前記ラッチ部
    材を前記閉塞位置に偏寄させるとともに前記蓋体の表側
    へ弾接させて抜け出さないようにするバネ部と、を備え
    て構成されたことを特徴とする蓋体のラッチ構造。
  2. 【請求項2】前記摺動用孔の前記蓋体の縁と反対側の縁
    部の裏側に突起部を突設し、この突起部に前記バネ部の
    遊端を係合させて、前記ラッチ部材を前記蓋体の表側へ
    弾接させる弾力を大きくするように構成したことを特徴
    とする請求項1記載の蓋体のラッチ構造。
  3. 【請求項3】筺体に穿設された窓に開閉自在に配設され
    る蓋体を閉塞状態で係止する蓋体のラッチ構造であっ
    て、前記筺体の窓の縁部に穿設された摺動用孔と、この
    摺動用孔に前記窓の縁に近い閉塞位置と離れた開成位置
    に摺動自在に嵌合された樹脂製のラッチ部材とからな
    り、このラッチ部材は、前記摺動用孔を表側から覆う操
    作部と、前記閉塞位置で前記窓の縁部の表側に重ねられ
    た前記蓋体の縁部を係止する係止部と、前記操作部の裏
    側に突設されて前記摺動用孔を貫通し前記閉塞位置に摺
    動規制をするとともに前記窓の縁部の裏面に摺接する保
    持部と、前記操作部の裏側に突設されて前記摺動用孔に
    挿入され前記開成位置に摺動規制をする位置規制部と、
    前記操作部の裏側から突出されるとともに屈曲されて遊
    端が前記摺動用孔の前記窓の縁と反対側の縁部に係合し
    て前記ラッチ部材を前記閉塞位置に偏寄させるとともに
    表側に抜け出さないようにするバネ部と、を備えて構成
    されたことを特徴とする蓋体のラッチ構造。
JP1988137173U 1988-10-20 1988-10-20 蓋体のラッチ構造 Expired - Lifetime JPH0638455Y2 (ja)

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