JPH0638364U - 聴覚障害者用ファクシミリ送信確認表示器 - Google Patents

聴覚障害者用ファクシミリ送信確認表示器

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JPH0638364U
JPH0638364U JP7172792U JP7172792U JPH0638364U JP H0638364 U JPH0638364 U JP H0638364U JP 7172792 U JP7172792 U JP 7172792U JP 7172792 U JP7172792 U JP 7172792U JP H0638364 U JPH0638364 U JP H0638364U
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JP
Japan
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polarity
emitting diode
party
light emitting
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Pending
Application number
JP7172792U
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English (en)
Inventor
光男 河上
Original Assignee
光男 河上
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 聴覚障害者が、簡易なファクシミリ装置を使
用する際に、相手の着信応答を知り失敗なく送信できる
ようにする。 【構成】 オフフックから相手側の応答までの間、特定
の極性の直流電圧が電話回線から供給されることを利用
し、その極性による直流電流をLED1,抵抗2からな
る第一の発光ダイオード回路の極性で選択して赤色で発
光さる。次に相手側が応答した場合は、電話回線の直流
電圧の極性が反転することを利用し、その極性による直
流電流を抵抗3,LED2からなる第二の発光ダイオー
ド回路の極性により選択して緑色で発光させる。即ち、
発光ダイオード4の赤色から緑色への変化により、相手
側の応答を視覚的に知って、ファクシミリ装置の送信ス
タートボタンを適切なタイミングで押せるようにし、聴
覚障害者が簡易なファクシミリ装置を利用する場合にフ
ァクシミリ送信の失敗を防止できるようにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、聴覚障害者が簡易なファクシミリ装置を使用する際に好適に用いら れる聴覚障害者用ファクシミリ送信確認表示器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
聴覚障害者にとって、ファクシミリ装置は遠隔の相手と即時に通信できる重要 な手段である。ところで、ファクシミリ装置には種々の形式のものがあるが、簡 易なものとしては、ダイヤルして相手を呼び出し、相手が出たら送信スタートボ タンを押すタイプのものがある。
【0003】 このようなファクシミリ装置を聴覚障害者が用いる場合、これまでは、ダイヤ ルしたのち、相手が出るだろうと予想される一定の時間の後に送信スタートボタ ンを押していた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、健聴者であればダイヤルした後、相手が出たか否かは呼び出し 音の変化や話中音でわかるが、聴覚障害者にはそれがわからず、呼出中や話中に もかかわらず送信スタートボタンを押して、送信に失敗する問題があった。
【0005】 本考案は、上記問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、聴 覚障害者が、簡易なファクシミリ装置を使用する際に、相手の着信応答を知り失 敗なく送信できるようにする聴覚障害者用ファクシミリ送信確認表示器を提供す ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本考案の聴覚障害者用ファクシミリ送信確認表示 器においては、電話回線とファクシミリ装置との間に接続され、2本の線路のう ち一方の線路の間に、該ファクシミリ装置側から該電話回線側に向かって流れる 直流電流により第一の色で発光する第一の発光ダイオード回路と、該電話回線側 から該ファクシミリ装置側に向かって流れる直流電流により第二の色で発光する 第二の発光ダイオード回路とを並列に具備することを特徴としている。
【0007】
【作用】
本考案の聴覚障害者用ファクシミリ送信確認表示器では、送受話機等を取り上 げることなどによりオフフックしてからダイヤルを行い相手側が応答するまでの 間、特定の極性の直流電圧が電話回線から供給されることを利用し、その極性に よる直流電流を第一の発光ダイオード回路の極性で選択して第一の色で発光させ 、次に相手側が応答した場合は、電話回線の直流電圧の極性が反転することを利 用し、その極性による直流電流を第二の発光ダイオード回路の極性により選択し て第二の色で発光させる。即ち、第一の色の発光から第二の発光への視覚的な変 化により相手側の応答を知って、ファクシミリ装置の送信スタートボタンを適切 なタイミングで押せるようにし、聴覚障害者が簡易なファクシミリ装置を利用す る場合にファクシミリ送信の失敗を防止できるようにする。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例を、図面を参照して詳細に説明する。
【0009】 図1は本考案の一実施例の構成を示す回路図である。図において、1〜3は抵 抗、4は2つの発光ダイオード(LED1,LED2)が一つにパッケージされ た発光ダイオード、5はコンデンサ、6,7は電話回線接続端子、8,9はファ クシミリ装置接続端子である。上記において、発光ダイオード4の発光色は、例 えばLED1が赤、LED2が緑とする。
【0010】 本実施例の回路は、次のように接続される。まず端子7と端子9は、ダイレク トに接続される。発光ダイオード4のLED1側のカソードは、抵抗2を介して 端子8に接続されるとともに、コンデサ5を介して端子6に接続される。一方、 発光ダイオード4のLED2側のアノードは、抵抗3を介して端子8に接続され る。LED1のアノードおよびLED2のカソードは共通になっていて、端子6 にダイレクトに接続されるとともに、抵抗1を介して端子8に接続されている。
【0011】 以上の接続構成によって、本実施例の回路は、端子6と端子8の間に、LED 1,抵抗2による端子6から端子8に向う極性の第一の発光ダイオード回路と、 抵抗3,LED2による端子8から端子6に向う極性の第二の発光ダイオード回 路が並列に形成されることになる。もちろん、これ以外に端子6,8間には抵抗 1を通るバイパス回路も形成される。抵抗2,3の抵抗値は、LED1,LED 2に流れる電流の値が素子の定格値になるように、かつ、電話回線やファクシミ リ装置に影響しないような電圧降下となる値(例えば33Ω程度)に設定し、抵 抗1は残る回線電流を上記発光ダイオード回路と同じ電圧降下で流せる値とする 。なお、コンデサ5は回路保護用のものである。
【0012】 図2は本実施例の組立構成を示す分解斜視図である。図において、10はケー ス、11は回線接続用コネクタ、12はファクシミリ装置接続用コネクタ、13 はプリント基板である。プリント基板13には、図1で示した抵抗1,2,3お よび発光ダイオード4、コンデンサ5が搭載され、図1の端子6,7は回線接続 用コネクタに、端子8,9はファクシミリ装置接続用コネクタ12に、それぞれ 実装される。ケース10はカバー10aとベース10bから成り、プリント基板 13はベース10bにネジ止めされ、コネクタ12,13は所定形状部に嵌合さ れて、カバー10により脱落が防止される。カバー10aには穴10cが開けら れており、カバー10aをベース10bに嵌着させた状態において、発光ダイオ ード4の発光部が露出されるようになっている。
【0013】 以上のように構成した実施例の動作および作用は、次のとおりである。
【0014】 まず、ファクシミリ装置側の送受話機等を取り上げてオフフックすると、ダイ ヤル後に相手側が応答するまでの間、電話回線からは所定極性(端子6側が正極 性)の直流電圧が端子6,7間に印加される。この状態では、LED1が順方向 で,LED2が逆方向となり、端子6→LED1→抵抗2→端子8のルートに電 流が流れて、LED1が第一の色(赤)で発光する。続いて、相手側の応答があ ると、上記電話回線の直流電圧は反転する(端子6側が負極性となる)。この状 態では、LED2が順方向でLED1が逆方向となり、端子8→抵抗3→LED 2→端子6のルートに電流が流れて、LED2が第二の色(緑)で発光する。
【0015】 即ち、ファクシミリ装置を利用する聴覚障害者は、発光ダイオード4の発光色 が赤から緑に変化することで視覚的に相手側の着信応答を知ることができ、確実 に送信できるタイミングでファクシミリ装置の送信スタートボタンを押すことが できる。
【0016】 なお、上記実施例において、発光ダイオードは別個独立の2個の発光ダイオー ドを用いても良いことは、当然である。また、本考案の表示器は、ファクシミリ 装置に内臓させても良い。このように本考案は、その主旨に沿って種々に応用さ れ、種々の実施態様を取り得るものである。
【0017】
【考案の効果】
以上の説明で明らかなように、本考案の聴覚障害者用ファクシミリ送信確認表 示器によれば、聴覚障害者が、相手の応答後に送信スタートボタンを押すタイプ のファクシミリ装置を扱う場合、送信の失敗をなくせるという大きな効果が得ら れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す回路図
【図2】上記実施例の組立構成を示す分解斜視図
【符号の説明】
1,2,3…抵抗 4,LED1,LED2…発光ダイオード 6,7…電話回線接続端子 8,9…ファクシミリ装置接続端子

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話回線とファクシミリ装置との間に接
    続され、2本の線路のうち一方の線路の間に、該ファク
    シミリ装置側から該電話回線側に向かって流れる直流電
    流により第一の色で発光する第一の発光ダイオード回路
    と、該電話回線側から該ファクシミリ装置側に向かって
    流れる直流電流により第二の色で発光する第二の発光ダ
    イオード回路とを並列に具備することを特徴とする聴覚
    障害者用ファクシミリ送信確認表示器。
JP7172792U 1992-10-15 1992-10-15 聴覚障害者用ファクシミリ送信確認表示器 Pending JPH0638364U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7172792U JPH0638364U (ja) 1992-10-15 1992-10-15 聴覚障害者用ファクシミリ送信確認表示器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7172792U JPH0638364U (ja) 1992-10-15 1992-10-15 聴覚障害者用ファクシミリ送信確認表示器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0638364U true JPH0638364U (ja) 1994-05-20

Family

ID=13468844

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7172792U Pending JPH0638364U (ja) 1992-10-15 1992-10-15 聴覚障害者用ファクシミリ送信確認表示器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0638364U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59216365A (ja) * 1983-05-25 1984-12-06 Fujitsu Ltd 被呼者応答検出方式
JP3091977B2 (ja) * 1990-06-26 2000-09-25 日本製粉株式会社 菓子用小麦粉組成物及び菓子生地並びに菓子

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59216365A (ja) * 1983-05-25 1984-12-06 Fujitsu Ltd 被呼者応答検出方式
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