JPH082795Y2 - 火災受信器のブザー制御回路 - Google Patents

火災受信器のブザー制御回路

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JPH082795Y2
JPH082795Y2 JP897188U JP897188U JPH082795Y2 JP H082795 Y2 JPH082795 Y2 JP H082795Y2 JP 897188 U JP897188 U JP 897188U JP 897188 U JP897188 U JP 897188U JP H082795 Y2 JPH082795 Y2 JP H082795Y2
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circuit
telephone
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disconnection
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正樹 野林
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、火災受信機のブザー制御回路の改良に関す
る。
〔従来の技術〕
火災受信機は、それが監視する各回線に接続した感知
器からの発報を受けて、火災を報知する構成とされてい
るが、近年では、火災受信機と外部との連絡を取るため
に電話ジャックを設けたものがあり、外部の電話器から
呼出があると、ブザーを鳴動させて呼出音を出力する構
成としている。
また、このような火災受信機は、その信頼性を高める
ため、感知器を接続した回線の断線も自動的に検出する
機能を有しており、受信機の監視するいずれかの回線に
断線が発生すると、ブザーを間欠鳴動して、その状態を
自動的に報知するようになっている。
そして、このような火災受信機のなかには、電話器の
呼出時と回線の断線検知時のいずれかの時にも、1つの
ブザーを共用して作動する構成のものもあるが、このよ
うなものは共用するブザーのグランド側に電話ジャック
を接続した構成となっており、電話ジャックに電話プラ
グを挿入すると、呼出側の電話器との間で通話回路が形
成されるが、この時回線の断線検知時に間欠音を発生さ
せる回線断線報知回路は開路される構成となっている。
第3図は、1つのブザーを共用して電話器の呼出音発生
と回線の断線検知時における間欠音の発生を可能にした
従来のブザー制御回路の構成を示している。
第3図を参照して、この回路の基本的な動作を構成と
ともに説明すると、 火災受信機の外部に設けた電話器Pの呼出音発生回路
Aは、PNP形トランジスタTR1とブザーBZ及び電話ジャッ
クTJを図示のように接続して構成され、一方の回線断線
報知回路Bは、断線検知時に断線検知パルスを出力する
断線検知回路1とPNP形トランジスタTR2及び電話ジャッ
クTJを図示のように接続して構成されている。ここに、
ブザーBZのグランド側に設けられた電話ジャックTJは、
その接続端子bをブザーBZ側に接続し、この接続端子b
を抵抗R2を介してグランドラインlcに接続された接続端
子cに接続しており、接続端子aは開放とされている。
これによって常時は、上記した呼出音発生回路Aと回線
断線報知回路Bは閉路されており、外部の電話器Pは端
子T,Tc間に図示のこどく接続されている。
今、電話器Pより呼出を行うと、呼出音発生回路Aの
トランジスタTR1にはベース電流が流れ、これによって
ブザーBZには、電源ライン(+)l→抵抗R1→トランジ
スタTR1→ダイオードD2→ブザーBZ→電話ジャックJT
(b−c接点閉)→抵抗R2→lc(グランド)を通じて電
流が流れて呼出音を出力する。このとき、呼出し表示ラ
ンプLTも抵抗R3を介して通電され同時し、呼出を点灯表
示する。
また、一方、受信機の監視する回線のいずれかに断線
があると、断線検知回路1からは断線検知パルスが出力
されるので、その検知パルスが「L」レベルとなる毎
に、トランジスタTR2にもベース電流が流れ、したがっ
て、この時、電源ライン(+)l→スイッチSW→トラン
ジスタTR2→ダイオードD3→ブザーBZ→電話ジャックTJ
(b−c接点閉)→抵抗R2→lc(グランド)を通じて電
流が流れて、ブザーBZが間欠鳴動する。
ところが、一方、外部の電話器Pの呼出に応じるため
に、別の着脱型電話器の電話プラグ(不図示)を電話ジ
ャックTJに接続すると、電話ジャックTJは、b−c接点
間が開き、接点a−c間に着脱型電話器を接続すること
になる。その結果、この場合においては、電話ジャック
TJの接点b−c間が開いて回線断線報知回路Bは呼出音
発生回路Aとともに開路となり、このため断線検知回路
1が回線の断線を検知し、断線検知パルスが出力されて
も、ブザーBZが鳴動せず、従って電話ジャックTJに着脱
型電話器の電話プラグを挿入して呼出側の電話器Pと通
話しているときには断線を報知できないといった問題が
あった。
しかしながら、火災受信機のように、高い信頼性を要
する機器においては、回線に断線事故が生じた場合には
直ちに報知できることが望ましく、このための対策が望
まれていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案は、叙述のような問題点を簡易な構成で解決で
きる改良されたブザー制御回路を提供することを目的と
している。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため提案される本考案は、既設の
ブザー制御回路に、スイッチング回路を付加して構成さ
れ、そのスイッチング回路は、電話器の呼出音発生回路
と回線断線報知回路に組込まれたブザーのグランド側
に、上記電話ジャックに対して並列になるように、上記
回線断線報知回路に含まれた断線検知回路からの断線検
知パルスに同期して駆動され、その駆動時に上記回線断
線報知回路を間欠的に閉路するスイッチング回路を設け
たことを特徴とする。
〔作用〕
本考案のブザー制御回路によれば、電話ジャックに外
部の電話器の呼出しに応答するために、別の着脱型電話
器を接続した場合にも、ブザーのグランド側には、スイ
ッチング回路が接続され、このスイッチング回路は回線
断線報知回路の断線検知回路からの断線検知パルスを入
力して、間欠的に駆動されるので、ブザーには断線検知
パルスに同期して間欠電流が流れて間欠鳴動する。
〔実施例〕
以下に、添付図とともに本考案の実施例を説明する。
第1図において、電話器の呼出音発生回路Aは、PNP
型トランジスタTR1を駆動してブザーBZを鳴動させる構
成とされており、トランジスタTR1のベース−エミッタ
側は、トランジスタTR1のベースとエミッタ間に抵抗R
1′を接続し、その抵抗の一方端(エミッタ側)には抵
抗R1を介して電源ライン(+)lを接続し、抵抗R1′の
他端側にはダイオードD1を介して電話ジャックTJの開放
された接続端子aに接続されており、更にダイオードD1
の他端は、電話器Pを接続し、その他端をグランドに接
地した構成としている。呼出側の電話器Pは、ダイオー
ドD1のカソードとグランドとの間に設けた端子TとTc間
に図示のようにして接続されている。
また、トランジスタTR1のコレクタ側は、ダイオードD2
を介してブザーBZに接続され、ブザーBZの他端は、電話
ジャックTJの接続端子bに接続され、この端子bは常時
は抵抗R2を介してクランドラインlcに接続された端子c
に接続されている。
ブザーBZには両端に生ずる交流電流を除くためにバイ
パスコンデンサCが並列に接続されている。
更に、トランジスタTR1のコレクタ側には抵抗R3を介
して呼出し表示ランプLTを設け、電話器Pの呼出時に
は、ブザーBZの鳴動と同時にこの表示ランプLTを点灯さ
せる構成としている。
一方、回線断線報知回路Bは、PNP形トランジスタTR2
によって上記したブザーBZが駆動させる構成となってお
り、ダイオードD3を介して、トランジスタTR2のコレク
タ側にブザーBZを接続しており、トランジスタTR2のベ
ース側には断線検知回路1を接続している。また、トラ
ンジスタTR2のエミッタ側には手動操作スイッチSWを設
けており、これによってトランジスタTR2に供給される
電源を遮断して断線検出時に出力されるブザーBZの間欠
鳴動を停止できる構成としている。
本考案のブザー制御回路は、このような構成の呼出音
発生回路Aと回線断線報知回路Bにスイッチング回路2
を付加して構成され、第1図の実施例では、スイッチン
グ回路2は、トランジスタタTR2のコレクタ側に、ダイ
オードD4を介して別のNPN形トランジスタTR3のベースを
接続しており、このトランジスタTR3のコレクタを上記
したブザーBZのグランド側に接続し、エミッタをグラン
ドラインlcに接続して構成されている。
このような構成では、電話ジャックTJに着脱型電話器
を挿入接続しない場合には、電話ジャックTJの接続端子
aは開放となり、接続端子bとcはグランド側に接続さ
れているので、電話器Pからの呼出しがあると、トラン
ジスタTR1にベース電流が流れて、ブザーBZはバイパス
コンデンサCで交流電流成分が除去された直流電流によ
り鳴動して呼出音を発生する。
そして、電話ジャックTJに呼出側に応答する着脱型電話
器P′の電話プラグを挿入すると、電話ジャックTJの接
続端子bとcは開放となり、接続端子aとc間に応答側
の電話器P′が接続され、第2図に示したような通話回
路が形成され、通話が可能となる。
そして、この場合において、断線検知回路1が受信機の
監視するいずれかの回線の断線を検知し、断線検知パル
スを出力すると、トランジスタTR2とスイッチング回路
2を構成するトランジスタTR3とは、断線検知パルスに
同期して駆動され、この時ブザーBZには電流が間欠して
流れて間欠鳴動することになる。
第1図の例では、スイッチング回路2をトランジスタ
TR3を用いて構成したが、本考案はこのような例に限ら
れず、リレーその他のスイッチング素子を用いて構成し
てもよい。
〔考案の効果〕
本考案のブザー制御回路によれば、以上の構成によ
り、電話ジャックに応答側の着脱型電話器の電話プラグ
を接続して、呼出側の電話器と通話を行っている時に
も、断線検知回路が回線の断線を検知すれば、ブザーが
鳴動するので、通話時に回線の断線が報知できないとい
った問題を簡単な構成で解決でき、火災受信機の信頼性
を向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示したブザー制御回路の構
成図、第2図は通話応答時に形成される通話回路の要部
構成を示した図、第3図は従来のブザー制御回路の構成
例図である。 (符号の説明) A……呼出音発生回路 B……回線断線報知回路 1……断線検知回路 2……スイッチング回路 BZ……ブザー P……呼出側の電話器 P′……応答側の着脱型電話器 TJ……電話ジャック TR1,TR2,TR3……トランジスタ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】火災受信機の外部に設けた電話器の呼出音
    発生回路と、火災受信機の監視する回線の断線時に間欠
    音を発生する回線断線報知回路に組み込まれたブザーを
    有し、そのブザーのグランド側に上記電話器と通話され
    る別の着脱型電話器を着脱可能とした電話ジャックを設
    け、この電話ジャックは、常時は上記呼出音発生回路と
    回線断線報知回路を閉路するよう、ブザー側に接続した
    接続端子を抵抗を介してグランドラインに接続された接
    続端子に接続し、電源ラインに接続した接続端子は開放
    された状態で接続されて、上記ブザーの鳴動を可能に
    し、別の着脱型電話器を接続したときは、上記電話器の
    呼出音発生回路と回線断線報知回路を開路して、双方の
    電話器の通話回路を形成する状態に接続端子が接続され
    るよう構成された火災受信機のブザー制御回路におい
    て、 上記ブザーのグランド側に、上記電話ジャックに対して
    並列になるように、上記回線断線報知回路に含まれた断
    線検知回路からの断線検知パルスに同期して駆動され、
    その駆動時に上記回線断線報知回路を間欠的に閉路する
    スイッチング回路を設けたことを特徴とする火災受信機
    のブザー制御回路。
JP897188U 1988-01-26 1988-01-26 火災受信器のブザー制御回路 Expired - Lifetime JPH082795Y2 (ja)

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JPH01113788U JPH01113788U (ja) 1989-07-31
JPH082795Y2 true JPH082795Y2 (ja) 1996-01-29

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