JPH063835Y2 - タンク蓋開閉装置 - Google Patents

タンク蓋開閉装置

Info

Publication number
JPH063835Y2
JPH063835Y2 JP9642788U JP9642788U JPH063835Y2 JP H063835 Y2 JPH063835 Y2 JP H063835Y2 JP 9642788 U JP9642788 U JP 9642788U JP 9642788 U JP9642788 U JP 9642788U JP H063835 Y2 JPH063835 Y2 JP H063835Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank
tank lid
lid
tool
tool arm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP9642788U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0219795U (ja
Inventor
利行 辻井
世紀 田宮
雅幸 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP9642788U priority Critical patent/JPH063835Y2/ja
Publication of JPH0219795U publication Critical patent/JPH0219795U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH063835Y2 publication Critical patent/JPH063835Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices For Opening Bottles Or Cans (AREA)
  • Pressure Vessels And Lids Thereof (AREA)
  • Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は充填機のリング状をした液タンク用蓋の開閉装
置に関するものである。
〔従来の技術〕
第6図、第7図は従来のタンク蓋開閉装置の構造を示す
部分縦断面図で、第6図はタンク蓋が閉じている状態を
示し、第7図はタンク蓋を開いた状態を示す。第8図は
機械本体の平面図を示し、第9図は機械本体の断面図を
示したものである。
リング状をしたタンク1の内周に固定されているねじ筒
11にねじ込まれている、ねじ軸3にスプロケット4(チ
ェーン12で第9図の如き4個所のスプロケットを連動し
ている)がテーパピン6にて固定されて、タンク1の上
部にタンク蓋2が置かれ、タンク蓋2の内径部に凸部2
2aが出され、その凸部2aにねじ軸3が通る穴があり、タ
ンク蓋2を挟むように押え金5が、ねじ軸3にボルト7
にて固定される。液種によっては毎日製造運転終了後、
タンク蓋2を開いて、タンク1内を洗浄しているが、そ
の都度作業者が、ナット8を取り外しねじ軸3にハンド
ル10を差し込み、人力によってねじ軸3を回転させ、第
7図、第8図の如くタンク蓋2の開閉を行なっている。
従ってタンク蓋の開閉に著しく時間を要し、タンク蓋を
開くだけで約5分を必要とする。機械が大きなものにな
ると、タンク蓋の重量が増し、ねじの本数も増えて接触
面抵抗が増して、作業者1人では開閉作業が出来ないも
のもある。これは生産効率の面から不具合である。又コ
ストの面からも、ねじ軸3、スプロケット4、押え金
5、チェーン12など部品数が多く多大な費用を要する。
以下にその詳細を説明する。
ねじ軸3は、第8図に示す様に、タンク蓋2の内径側の
凸部2aの中央に置かれ、内径部3〜10カ所等分に配置さ
れている(第8図では4箇所)。ねじ軸3に固定される
スプロケット4間にチェーン12が取り付き、各スプロケ
ット4が連動して動く様になっている。タンク開閉時に
ナット8を取り外し、ねじ軸3にハンドル10を第7図の
如く差し込んで回転させると、各スプロケット4が連動
して回わりねじ軸3を回転させ、第7図の様にタンク蓋
2を昇降させてタンク蓋2の開閉を行なう。
〔考案が解決しようとする課題〕
前述のような従来技術によると、タンク蓋の開閉に多大
の労力と時間を必要とし、更に大型の充填機では入力に
よるタンク蓋の開閉が困難である等の課題があった。
本考案は、びん種交換時にタンク昇降装置20によりタン
クが自動昇降するのを利用し、タンク蓋開閉作業を容易
に行なう装置を提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
第1図に示すように、充填機の周囲に複数の柱21を立設
し、同柱21の上部に水平に回動可能なツールアーム23を
取付ける。タンク蓋52の前記ツールアーム23に対応した
位置にツールフック22を設ける。
人力によりツールアーム23をツールフック22に係合させ
た状態で、タンク昇降装置20によりタンク51を下降させ
ると、タンク蓋52とタンク51が分離し、タンク蓋が開放
される。
タンク蓋を閉鎖する時は、タンク昇降装置20によりタン
ク51を押上げ、タンク51とタンク蓋52が接触した時に、
ツールアーム23をツールフック22から取外す。
〔作用〕
タンク蓋52の開閉は、タンク51を最上昇点で、ツールア
ーム23とツールフック22を係合させて、タンク昇降装置
20によりタンク51を最下点下降させ、その後、ふたたび
上昇させることにより行う。作業者は、ツールアーム23
とツールフック22との係合及び係合の解除のみを行う。
〔実施例〕
以下本考案の実施例を第1図乃至第5図について説明す
る。
第1図において、51はリング状のタンク、52はタンク51
のタンク蓋、20はびん種交換時に使用するタンク昇降装
置、21はタンク51の外周に立設された柱、22はタンク蓋
52に設けられたツールフック、23は柱21の上部に水平方
向に回動可能に取付けられたツールアームを示す。
第1図は、通常の製造運転状態を示している。第2図
は、同じ状態のタンク51と柱21を表わした断面図であ
る。
タンク51は製造運転時、円周方向に回転するためツール
アーム23は、ピン24を中心にして、水平方向に回転させ
て、タンク蓋52上に固定されたツールフック22に干渉し
ないように、柱21に固定されたブラケット21aの穴アと
ツールアーム23の穴イが、合った位置で、安全ピン25を
差し込んでツールアーム23を柱21に固定する(第3図参
照)。タンク蓋52を開くに際しては、円周方向に回転す
るタンク51を第1図の如く、ツールアーム23とツールフ
ック22が係合出来る位置にて、停止させる。
第4図は、タンク蓋52を開くために、タンク51を最上部
まで上昇させた状態で、この位置でタンク蓋52に取付
く、ツールフック22と係合するように柱21の上部に取付
けられたツールアーム23を第3図の状態のピン25を抜い
て、ツールアーム23を円周方向、即ちツールフック22側
へ回転させて、ツールフック22に係合させる。そして、
ツールアーム23とツールフック22が外れないように、ツ
ールフック22の穴ウとツールアーム23の穴イが合った位
置で、ピン25を差し込む。そしてタンク蓋52をタンク51
に固定するナット8を取り外し、タンク昇降装置20に
て、タンク1を最下点まで下降させる。
第5図は、タンク51を最下点まで下降させたことによ
り、タンク蓋52が開いた状態を示している。
これとは逆にタンク蓋52を閉じる場合は、第5図の状態
からタンク51をタンク昇降装置20にて最上部まで上昇さ
せ、ナット8にてタンク蓋52をタンク51に固定する。そ
の後、安全ピン25をツールフック22より抜いて、ツール
アーム23を水平方向に回転させて、第3図の状態になっ
た位置で、柱21の穴アに安全ピン25を差し込んで、ツー
ルアーム23が回転しないようにした後、タンク51をタン
ク昇降装置20にて、製造運転に必要な高さまで下げる。
〔考案の効果〕
昇降可能に支持され上方を開放したリング状のタンク
と、前記タンクの上方開放部を着脱可能に被うタンク蓋
と、前記タンクの外周に立設された複数の柱と、前記柱
の上部に水平方向に回動可能に取付けられたツールアー
ムと、前記タンク蓋の上面に前記ツールアームと係合可
能に植設されたツールフックとよりなることにより、次
の効果を生ずる。
(1)従来方式の手廻しハンドル式(第7図)に比べ、タ
ンク蓋を開閉する際の作業性がよい。
(2)従来装置の如く多数の部品要することなく、またタ
ンク昇降装置としてはびん種交換時に使用する昇降装置
をそのまゝ使用するので、タンク蓋開閉装置を安価に提
供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本考案の実施例を示し、第1図は全
体斜視図、第2図は製造運転時におけるタンク、タンク
蓋と柱の相対位置を示す。第3図は第2図のA矢視図、
第4図はタンク上昇時におけるツールアームとツールフ
ックの係合状態を示し、第5図はタンクが下降しタンク
蓋がタンクから分離した状態を示す。第6図乃至第9図
は従来装置を示し、第6図はタンク蓋を閉じた状態にお
ける要部断面図、第7図はタンク蓋を開けた状態におけ
る要部断面図、第8図は全体平面図、第9図は第8図の
側面断面図である。 51…タンク、52…タンク蓋 20…タンク昇降装置、21…柱 22…ツールフック、23…ツールアーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 加藤 雅幸 愛知県名古屋市中村区岩塚町字九反所60番 地の1 中菱エンジニアリング株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】昇降可能に支持され上方を開放したリング
    状のタンクと、前記タンクの上方開放部を着脱可能に被
    うタンク蓋と、前記タンクの外周に立設された複数の柱
    と、前記柱の上部に水平方向に回動可能に取付けられた
    ツールアームと、前記タンク蓋の上面に前記ツールアー
    ムと係合可能に植設されたツールフックとよりなること
    を特徴とするタンク蓋開閉装置。
JP9642788U 1988-07-22 1988-07-22 タンク蓋開閉装置 Expired - Lifetime JPH063835Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9642788U JPH063835Y2 (ja) 1988-07-22 1988-07-22 タンク蓋開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9642788U JPH063835Y2 (ja) 1988-07-22 1988-07-22 タンク蓋開閉装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0219795U JPH0219795U (ja) 1990-02-08
JPH063835Y2 true JPH063835Y2 (ja) 1994-02-02

Family

ID=31321334

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9642788U Expired - Lifetime JPH063835Y2 (ja) 1988-07-22 1988-07-22 タンク蓋開閉装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH063835Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0441111Y2 (ja) * 1988-08-17 1992-09-28

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0219795U (ja) 1990-02-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN110203547A (zh) 用于存放周转汽车顶盖的料框
JPH063835Y2 (ja) タンク蓋開閉装置
CN105185423B (zh) 拆洗燃料组件的操作台
CN206317240U (zh) 水泥搅拌机
JPS6250379B2 (ja)
US4416042A (en) Method and apparatus for raising the ram of a vertical milling machine
CN209773829U (zh) 特大型焊接钢板仓仓顶焊接夹持工装
JPH0840450A (ja) 蓋開閉装置
CN213538425U (zh) 一种用于高温高压染色机的上料机构
JPH028562A (ja) マンホール蓋板の開閉装置
US4955799A (en) Metal mold centering and clamping device in a tire vulcanizing machine
JPH0441111Y2 (ja)
JPH0366399B2 (ja)
CN215683827U (zh) 一种食用菌装挖一体装置
CN107696805A (zh) 一种轮圈硬胎装胎机构
CN218698729U (zh) 一种旋转料架
JP2526352Y2 (ja) 缶シーマのガスタレット交換装置
JPS5849830Y2 (ja) 容器洗浄装置
JPS5831120Y2 (ja) 遠隔操作機構付き危険物収容装置
JPS6244348A (ja) 工作機械のスプラツシユガ−ド
JPS6026813Y2 (ja) スタンプミル
KR920006180Y1 (ko) 패널적재 보관대
JPH0639555Y2 (ja) コンバインの穀粒タンク側構造
KR200341033Y1 (ko) 캔 진공 시밍장치
SU129765A1 (ru) Манипул тор дл вращени шаровых резервуаров