JPS5831120Y2 - 遠隔操作機構付き危険物収容装置 - Google Patents

遠隔操作機構付き危険物収容装置

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JPS5831120Y2
JPS5831120Y2 JP1977080779U JP8077977U JPS5831120Y2 JP S5831120 Y2 JPS5831120 Y2 JP S5831120Y2 JP 1977080779 U JP1977080779 U JP 1977080779U JP 8077977 U JP8077977 U JP 8077977U JP S5831120 Y2 JPS5831120 Y2 JP S5831120Y2
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JP
Japan
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bottom plate
rotary plate
remote control
plate
main body
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JP1977080779U
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JPS548100U (ja
Inventor
正美 西尾
康夫 藤井
Original Assignee
三菱重工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、原子力発電所における使用済みフィルタエレ
メントのごとき放射性の危険物や化学薬品におけろ毒性
の危険物などを取扱うための遠隔操作機構をそなえた危
険物収容装置に関する。
従来、上述のごとき危険物を取扱う際には、第1図に示
すごとく作業員aが危険物の入った容器すに接近して手
作業で容器すの蓋の締付ポルトcな緩めたり、第2図に
示すごとく作業員aが天井走行うレーンdの運転により
危険物efx吊り上げて移送したりするなど、危険で能
率の低い作業を行なわざるを得ないという問題点があっ
た。
本考案は、このような問題点な解決しようとするもので
、簡1更な操作で迅速に且つ安全に危険物を取扱えるよ
うにした遠隔操作機構付き危険物収容装置を提供するこ
とを目的とする3 このため本考案の遠隔操作機構付き危険物収容装置は、
内部に危険物を収容しうろスペースをそなえると共に底
部開口に開閉可能の底板をそなえた装置本体の頂部に1
円形の主回転板がその鉛直中上軸線のまわり回転可能に
設けられると共に。
この主回転板における偏心位@に1円形の補助回転板が
その鉛直中心軸のまわりに回転可能に設けられ、且つこ
の補助回転板における偏心位置に。
危険物用遠隔操作機構が上記装置本体の底部開口を通じ
て昇降可能に設けられるとともに、同補助回転板に上記
装置本体の内部を見るための可視機器が設けられ、上記
底板な昇降および回転により開閉させる底板開閉機構が
設けられて、同底板開閉機構が、上記底板に固定され上
記装置本体内の軸受穴に挿通された鉛直回転軸と、同鉛
直回転軸に設けられた係合部材と、同係合部材な案内し
て上記鉛直回転軸な昇降・回転させうるガイド部材とで
構成されたことを特徴としている。
以下1図面により本考案の一実施例としての遠隔操作機
構付き危険物収容装置について説明すると、第3図はそ
の縦断面図、第4図はその平面図。
第5図はその作業中の状態を示す縦断面図、第6図はそ
の上部の部分倶0面図、第7図は第3図の■−■線にお
ける部分断面図、第8図は第7図の■−■矢視図、第9
図はその把持用爪なそなえた遠隔操作機構の縦断面図、
第10図はその主回転板および補助回転板の作用を示す
説明図である。
第3〜5図に示すように、内部に危険物Kを収容しうる
スペース1aをもった装置本体1は、頂部に円形の主回
転板2なそなえており、この主回転板2はその鉛直中心
軸線2aのまわりに回転可能に設けられている。
また主回転板2における偏心位置に1円形の補助回転板
3が、その鉛直中心軸線3aのまわりに回転可能に設け
られている。
さらに装置本体1の底部開口1bには開閉可能の底板4
が設けられ、この底板4の一端は第3図に示すように装
置本体1の壁部に沿う軸受穴としての竪穴1cに挿通支
持された鉛直回転軸5の下端に固定されている。
そして、底板4の他端に形成された受部4aに係合しう
る下端フランジ6aをそなえた鉛直の締付軸6も、装置
本体1の壁部に沿う竪穴1cに挿通支持されている。
鉛直回転軸5は、その−測から水平に突出した支軸にロ
ーラ7をそなえており、この係合部材としてのローラ1
は竪穴1cの側壁に形成された案内溝ガイド部材Gに沿
って案内されるようになっており、この案内溝Gは上部
鉛直溝部G1と下部螺旋状溝部G2とで形成されている
また締付軸6も、その−側から水平に突出した支軸にロ
ーラ8をそなえているが、このローラ8は装置本体1の
壁部に沿う鉛直の案内溝Hに係合して案内されるように
なっている。
鉛直回転軸5および締付軸6はいずれも上端部に雌ねじ
部な有していて、これらに螺合するジヤツキボルト20
を介し、それぞれハンドル15゜16を操作することに
より昇降せしめられる。
なおジヤツキボルト20は軸受9を介し装置本体1の上
部に支承されている。
このようにして、締付軸6が降下する場合は。
ローラ8が案内溝Hに沿って下方へ案内され、これによ
り底板4と装置本体1の下端開口1bの縁部との間に介
在するシール17の一部が緩められる。
また鉛直回転軸5が降下する際には、ますロラ7が案内
溝Gの上部鉛直溝部G1に案内され。
これにより鉛直回転軸5も鉛直に降下してシール17の
残部を緩め、ついでローラ7が下部螺旋状溝部G2に案
内されることにより、鉛直回転軸5は1図示の場合、降
下しながら90度だけ回転し。
これに伴い底板4の開放作動が行なわれるのである。
したがって、鉛直回転軸5.ローラ7および案内溝G等
で、底板4を昇降および回転・こより開閉させる底板開
閉機構が構成されるのである。
危険物にの上面の係合軸22の頭部を把持しつる爪10
aをもったマニピュレータ10は、補助回転板3の偏心
位置において、装置本体1の底部開口1bを通じて昇降
可能に設けられている。
このマニピュレータ10の昇降は、その側面に上下に形
成されたラック10bと噛合うピニオン式駆動機構14
により行なわれる。
また爪10aの開閉は、第3図および第9図に示すよう
に、爪駆動ハンドル10cの回転操作により、傘歯車1
0dを介し回転、駆動される爪駆動軸10cと、この爪
駆動軸10eの下端雄ねじ部に螺合するリンク機構10
fの連動作用とで行なわれ、一対の爪10aがベアリン
グ10gを介し支41m10hに沿って左右に摺動しな
がら開閉作用な行なう。
さらに補助回転板3の偏心位置において、第4゜5図に
示すように、危険物にの容器21におけろ蓋21aの締
付ポル)21bの上部角穴に係合しうる下端角棒部18
aをもった遠隔操作工具18が、装置本体1の底部開口
1bを通じて昇降できるように設けられている。
そして、ハンドル18bの操作により蓋締付ポル)21
bを緩めて、容器21の蓋21afiあげることができ
る。
なお蓋21aは、その軸支部2Tcに内蔵された図示し
ないバネの戻し作用で、締付ボルト21bが緩められる
と自動的に開くようになっている。
主回転板2は、第4図および第6図に示すように、その
円周部に沿うギヤ状部分2bに噛合うピニオン19a付
き駆動機構19によって、そのハンドル19bの操作で
回動せしめられる。
なお第3図中、符号11は主回転板2を支承する軸受な
示す。
また補助回転板3も、第3図に示すように軸受23を介
して主回転板2上に支承されており、この補助回転板3
0回動は、その周縁部に取付けられたハンドル13の操
作により行なわれる。
さらに、補助回転板3には装置本体1の内部を目視する
ための可視機器12が取付けられている。
第10図は、補助回転板3の偏心位置に設けられた危険
物用遠隔操作機構としてのマニピュレータ10および遠
隔操作工具18のうち後者についてその作動範囲を示し
ており、工具18の中心が主回転板2の中心に最も近い
位置AKあって、主回転板20回動に伴い描く軌跡円A
′と、工具18の中心が補助回転板30回動により主回
転板2の中心から最も遠ざかった位置Bに移されて。
主回転板20回動に伴い描く軌跡円B′との間が。
工具18の可動範囲となる。
またマニピュレータ10についても同様に、主回転板2
0回動操作と、これに偏心的に設けられた補助回転板3
0回動操作との組合せにより、所定の範囲にわたって変
位せしめられる。
第5図に示すように、装置本体1は、その外周に沿い支
持板1dを有し、これを架台24の穴の縁部に係合させ
るようにして据付けられる。
そして架台24の穴の下方にある危険物容器21に対向
する位置で、まず底板4が開放され。
ついで工具18を遠隔操作により降下させる。
その際、可視機器12を通じて内部な目視することによ
り、容器21の締付ポル)21bに角棒部18aが整合
するように主回転板2および補助回転板30回動操作が
行なわれる。
このようにして、容器21の蓋21aをあげてカラ、マ
ニピュレータ10の操作により、第3図に示すように、
危険物Kを吊り上げて装置本体1内のスペース1aに収
容し、底板4な閉鎖すると共に、シール17を締付けて
、内部スペース1aを密封する。
危険物には1本装置に収容されたまま、図示しない移送
装置により危険物処理場まで移送され。
前述の手順と逆の操作が行なわれろことにより。
危険物が本装置から排出されて1例えばドラム罐へ移送
されコンクリート詰めされるなどの処理な受けることに
なる。
以上詳述したように、本考案の遠隔操作機構付き危険物
収容装置によれば、危険物の装置本体の底部開口を通じ
て内部スペースに安全かつ迅速に収納することが可能と
なり、特に装置本体の頂部に設けられた円形の主回転板
と、この主回転板上の偏心位置に設けられた可視機器付
き補助回転板との協動作科により、補助回転板上の偏心
位置に昇降可能に設けられた遠隔操作機構を広い範囲に
わたり、可視機器により装置本体内を見ながら。
きめこまかく位置調整することが可能となるのであって
、危険物取扱い作業の能率と安全性とを大幅に向上させ
うる利点がある。
また、底板を昇降および回転により開閉させる底板開閉
機構が設けられているので、底板の回転によりシールを
いためることがなく、したがって遮蔽効果を十分高く維
持することができ、極めて安全である。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はいずれも従来の危険物取扱い作業
を示す斜視図であり、第3〜10図は本考案の一実施例
としての遠隔操作機構付き危険物収容装置を示すもので
、第3図はその縦断面図。 第4図はその平面図、第5図はその作業中の状態を示す
縦断面図、第6図はその上部の部分側面図。 第7図は第3図の■−■線における部分断面図、第8図
は第7図の■−■矢視図、第9図はその把持用爪をそな
えた遠隔操作機構の縦断面図、第10図はその主回転板
および補助回転板の作用を示す説明図である。 1・・・・・・装置本体、1a・・・・・・装置本体内
のスペース、1b・・・・・・底部開口、1C・・・・
・・軸受穴としての竪穴、ld・・・・・・支持板、2
・・・・・・主回転板、2a−・・・主回転板の鉛直中
心軸線、2b・・・・・・ギヤ状部分。 3・・・・・・補助回転板、3a・・・ 補助回転板の
鉛直中心軸線、4・・・・・・底板、5・・・・・・鉛
直回転軸、6・・・・・・締付軸、5a・・・・・・下
端フランジ、7,8・・・・・・係合部材としてのロー
ラ、9・・・・・・軸受、10・・・・・・危険物用遠
隔操作機構としてのマニピュレータ。 10a・・・・・・爪、10b・・・・・・ラック、1
0C・・・・・・爪1駆動ハンドル、10d・・・・・
・傘歯車、10e・・・・・・爪、駆動軸、10f・・
・・・・リンク機構、10g・・・・・・ベアリング、
10h・・・・・・支軸、11・・・・・・軸受、12
・・・・・・可視機器、13・・・・・・ハンドル 1
4・・・・・・ピニオン式駆動機構、15,16・・・
・・・ノ・ンドル、17・・・・・・シール、18・・
・・・・危険物用遠隔操作機構としての遠隔操作工具、
18a・・・・・・下端角棒部、18b・・・・・・ハ
ンドル、19・曲・駆動機構、19a・・・・・・ピニ
オン 20・・・・・・ジヤツキボルト、21・・用容
器21a・・・・・・t21b・・・・・・締付ボルト
、21c・・・・・・軸支部、22・曲・係合軸、23
・・・・・・軸受、24・・・・・・架台、G、H・・
・・・・案内溝、K・・曲危険物。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 内部に危険物を収容しうるスペースをそなえると共に底
    部開口に開閉可能の底板なそなえた装置本体の頂部に1
    円形の主回転板がその鉛直中心軸線のまわりに回転可能
    に設けられると共に、この主回転板における偏心位置に
    1円形の補助回転板がその鉛直中心軸線のまわりに回転
    可能に設けられ、且つこの補助回転板における偏心位置
    に、危険物用遠隔操作機構が上記装置本体の底部開口を
    通じて昇降可能に設けられるとともに、同補助回転板に
    上記装置本体の内部す姑るための可視機器が設けられ、
    上記底板な昇降および回転により開閉させる底板開閉機
    構が設けられて、同底板開閉機構が、上記底板に固定さ
    れ上記装置本体内の軸受穴に挿通された鉛直回転軸と、
    同鉛直回転軸に設けられた保合部材と、同係合部材を案
    内して上記鉛直回転軸を昇降・回転させうるガイド部材
    とで構成されたことを特徴とする。 遠隔操作機構付き危険物収容装置。
JP1977080779U 1977-06-20 1977-06-20 遠隔操作機構付き危険物収容装置 Expired JPS5831120Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977080779U JPS5831120Y2 (ja) 1977-06-20 1977-06-20 遠隔操作機構付き危険物収容装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977080779U JPS5831120Y2 (ja) 1977-06-20 1977-06-20 遠隔操作機構付き危険物収容装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS548100U JPS548100U (ja) 1979-01-19
JPS5831120Y2 true JPS5831120Y2 (ja) 1983-07-09

Family

ID=29000006

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1977080779U Expired JPS5831120Y2 (ja) 1977-06-20 1977-06-20 遠隔操作機構付き危険物収容装置

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JP (1) JPS5831120Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2908227B1 (fr) * 2006-11-08 2009-02-13 Commissariat Energie Atomique Dispositif de transport de combustible nucleaire et procede de chargement/dechargement dudit dispositif

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
FAST REACTOR TECH-NOCOGY:P1ANT DESIGN=1966 *

Also Published As

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JPS548100U (ja) 1979-01-19

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