JPH0840450A - 蓋開閉装置 - Google Patents

蓋開閉装置

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JPH0840450A
JPH0840450A JP6193775A JP19377594A JPH0840450A JP H0840450 A JPH0840450 A JP H0840450A JP 6193775 A JP6193775 A JP 6193775A JP 19377594 A JP19377594 A JP 19377594A JP H0840450 A JPH0840450 A JP H0840450A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
gear
container
arm
small
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6193775A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Higaki
成治 桧垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP6193775A priority Critical patent/JPH0840450A/ja
Publication of JPH0840450A publication Critical patent/JPH0840450A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 重量のある蓋12であっても小さい労力で開
閉することができ、締付けボルト14の締付け・解除を
簡単迅速に行うことができる。 【構成】 容器11に蓋12を締め付ける締付けボルト
14の頭部に同軸に着設された小歯車14pと、この小
歯車14pにかみ合うように蓋12の上面に回動可能に
着設された大歯車21と、この大歯車21に連結された
駆動軸24及び歯車駆動機25と、これらが設けられた
蓋12を移動させる移動機構として、歯車駆動機25を
把持するアーム31と、このアーム31を昇降及び回動
可能に支持するねじ伝動機構33,35とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、大形の圧力容器等の
重量のある蓋(盲カバー)を開閉する蓋開閉装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の蓋開閉装置を示す。図3
(A)に示す蓋開閉装置では、容器11に蓋12を閉め
るときは、ダビット41で蓋12を吊って容器11の上
にボルト穴を合わせるように置いて、ボルト穴に締付け
ボルト14を通してナットで締付けて、容器11に蓋1
2を取り付けて密閉する。蓋12を開けるときは、締付
けボルト14をねじ戻し、ダビット41で蓋12を吊り
上げてダビット41を回転させて容器11から蓋12を
開放する。図3(B)に示す蓋開閉装置では、蓋12の
一端を容器11に蝶着するヒンジ42が設けられてお
り、蓋12の把手43を持ってヒンジ42を中心として
回動させて開閉する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の蓋開閉装置は上
記のようであるが、蓋12の開閉や締付けボルト14の
締付け・ねじ戻しを人力で行うので、重量の大きい蓋で
は多大の労力を必要とする。また、締付けボルト14の
締付け又はねじ戻し開放には多くの時間がかかるという
ような課題があった。
【0004】この発明は上記課題を解消するためになさ
れたもので、重量のある蓋であっても開閉に労力がほと
んど必要なく、締付けボルトの締付け・解除が簡単迅速
に行われる蓋開閉装置を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る蓋開閉装
置は、容器に蓋を締め付ける締付けボルトの頭部に同一
軸心で着設された小歯車と、この小歯車にかみ合うよう
に前記蓋の上面に回動可能に着設された大歯車と、この
大歯車を回動させるように連結して設けられた歯車駆動
装置と、前記蓋を昇降及び水平方向移動可能に支持する
移動機構とからなるものである。また、この移動機構
は、前記蓋に連結されたアームと、このアームを昇降及
び回動可能に支持するねじ伝動機構とを具備するもので
ある。
【0006】
【作用】この発明における蓋開閉装置は、蓋を閉めると
きは、蓋を支持する移動機構により蓋を締付けボルトの
ねじ穴を合わせて容器上に置き、歯車駆動装置により大
歯車を回動させれば、これにかみ合う小歯車と共に締付
けボルトが一斉に回動して容器のねじ穴に螺入して蓋を
締め付ける。蓋を開けるときは、歯車駆動装置により大
歯車,小歯車を介して締付けボルトを逆方向に回動させ
れば、締付けボルトはねじ穴から一斉に抜け出て、蓋の
容器への締結が解除される。次に、移動機構により蓋を
移動させれば、蓋は開放される。移動機構としてアーム
とねじ伝動機構とを具備するものでは、ねじ伝動機構の
ねじの回転によりアームを昇降させ回動させることによ
り、アームに連結された蓋が移動し開放される。
【0007】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1はこの発明の一実施例による蓋開閉装置の全
体側面図、図2(A)は蓋締付け部の拡大縦断面図、図
2(B)はその平面図である。図1及び図2において、
11は大形圧力容器などの容器、12は容器11を密閉
する蓋(盲カバー)、14は蓋12を容器11に締着す
る締付けボルトである。締付けボルト14のねじは台形
ねじであり、蓋12の上面周縁部に穿孔されたボルト穴
に通して、容器11の上端面に穿孔形成された台形ねじ
穴にねじ込むように列設されている。この発明による蓋
開閉装置は、容器11及び蓋12が大形であるとか、耐
圧のため蓋12が頑丈で重いとか、締付けボルト14の
数が多いというような場合に特に有用である。
【0008】図1及び図2に示すように、各締付けボル
ト14の頭には、小歯車(ピニオンギヤ)14pが同一
軸心で一体形成されるか、別体で作って同一軸心になる
ように固着されている。この各小歯車14pにかみ合う
大歯車21が蓋12の上面に設けられている。大歯車2
1には駆動軸24が固着されており、中心が蓋12の中
心に一致するように、図2に示すように、軸受22及び
軸受受け材23によって蓋12に回動可能で抜けないよ
うに取り付けられている。図2(A)に示すように、大
歯車21の歯の高さは、小歯車14pの歯の高さに締付
けボルト14のリフトLを加えた高さ程度となってい
る。リフトLは締付けボルト14のねじ込み深さSより
大きい。
【0009】また、図2(A)に示すように、蓋12の
容器11に対向する下面には2本以上の位置決めピン1
5が設けられ、容器11の対向する上面には位置決めピ
ン15が挿入されたとき各締付けボルト14用のねじ穴
が締付けボルト14の位置に一致するように位置決めピ
ン15用の穴が穿孔されている。また、蓋12の容器1
1に接する面にはOリング13用の溝が削成されて、容
器11と蓋12との間を密封するためのOリング13が
挿入されている。なお、歯車駆動機25のトルクが小さ
くてよいようにするには、小歯車14pの径はなるべく
大きく、大歯車21の径はなるべく小さくするのがよ
い。
【0010】図1及び図2に示すように、大歯車21に
は駆動軸24が固着され、図1に示すように、駆動軸2
4の上端は歯車駆動機25の回転軸に連結されている。
歯車駆動機25の外郭はほぼ水平に延びるアーム31の
先端部に把持され、アーム31の基端部には鉛直方向に
雌ねじ部34が形成されるか雌ねじ部34が嵌着されて
いる。この雌ねじ部34の雌ねじに螺合する雄ねじのね
じ軸33が鉛直方向に昇降駆動機35及びねじ軸軸受3
6に支持されて立設されている。昇降駆動機35及びね
じ軸軸受36は可動部全部の重量を支持することができ
る強固な構造材等に固着されている。32はストッパで
あり、アーム31がストッパ32に当接した状態で大歯
車21,蓋12の中心線が容器11の中心線に一致する
ようにストッパ32の位置が設定されている。歯車駆動
機25及び昇降駆動機35の動力は、電動,圧縮空気,
液圧,手動など適当なものとすればよく、トルクを大き
くするため要すれば減速機構を設ければよい。
【0011】次に、図1及び図2に示す実施例の動作に
ついて説明する。容器11の上に蓋12を被せて閉める
ときは、アーム31の雌ねじ部34がねじ軸33の比較
的上方の位置にあり、アーム31,歯車駆動機25及び
駆動軸24を介して支持されている蓋12の上下方向の
位置が容器11の上端より上方にある状態で、ねじ軸3
3を中心としてアーム31をストッパ32に当たるまで
回して、アーム31をストッパ32に当てながら、昇降
駆動機35でねじ軸33をアーム31が下降する方向に
回し、連結されている蓋12を容器11の上に下ろす。
アーム31がストッパ32に当接した位置で蓋12の中
心線は容器11の中心線に一致するように形成されてい
るので、蓋12は容器11の真上に下降する。蓋12が
容器11に近づいたとき、蓋12の中心線まわりの位置
を調節して位置決めピン15が容器11の位置決めピン
用の穴に入るようにして下ろす。これで各締付けボルト
14の位置が容器11のねじ穴に一致している。次に、
歯車駆動機25により駆動軸24を介して大歯車21を
回せば、大歯車21にかみ合う各小歯車14p及び同軸
の締付けボルト14が一斉に回動し、容器11のねじ穴
の中へねじ込まれ、締付けボルト14の締め込みにより
容器11に蓋12が締着される。
【0012】蓋12を開けるときは、図1及び図2にお
いて、歯車駆動機25により駆動軸24,大歯車21を
回転させ、かみ合う各小歯車14pを介して各締付けボ
ルト14を逆方向に一斉に回動させれば、締付けボルト
14は容器11のねじ穴から抜け出て、蓋12の容器1
1への締結が解除される。次に、昇降駆動機35により
ねじ軸33を前記と逆方向に回転させると、ねじ軸33
に螺合する雌ねじ部34によりアーム31が上昇し、歯
車駆動機25,駆動軸24を介して蓋12も上昇する。
蓋12の下面が容器11の上端より上になれば、ねじ軸
33を中心としてアーム31,歯車駆動機25,駆動軸
24,大歯車21,蓋12を適当な位置まで回すことに
より、蓋12は容器11の上から外れて開放される。
【0013】なお、図1に示す実施例では、ねじ伝動機
構によりアーム31を介して蓋12を昇降及び振り回し
可能としたが、アーム31とねじ伝動機構の代わりに、
例えば、歯車駆動機25の外郭は蓋12に支持させて設
け、蓋12をチェンブロックで吊り上げて移動させると
か、蓋12を蝶番式に開閉させるような構造にすること
もできる。蝶番式とするときはカウンタウエイトなどを
付加すれば開閉操作が容易になる。
【0014】また、大歯車21を、例えば、駆動軸24
に固着した小太陽歯車,キャリヤを蓋12に固定した遊
星歯車及び小歯車14pにかみ合う大太陽歯車からなる
遊星歯車機構とすれば、構造は複雑になるが、小さいト
ルクで締付けボルト14を回すことができる。
【0015】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、歯車駆
動装置により大歯車を介して小歯車により締付けボルト
を一斉に回動させて締付け・解除をすることができ、ま
た、移動機構により容易に移動させることができるの
で、大重量の蓋でも容易かつ迅速に開閉することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による蓋開閉装置の側面図
である。
【図2】この発明の一実施例による蓋開閉装置の(A)
は蓋締付け部の拡大縦断面図、(B)はその平面図であ
る。
【図3】従来の蓋開閉装置を示し、(A)はダビット式
装置の側面図、(B)はヒンジ式装置の側面図である。
【符号の説明】
11:容器、 12:蓋、14:締付けボルト、 14
p:小歯車、21:大歯車、 22:軸受、24:駆動
軸、 25:歯車駆動機、31:アーム、 32:スト
ッパ、33:ねじ軸、 34:雌ねじ部、35:昇降駆
動機、 36:ねじ軸軸受。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器に蓋を締め付ける締付けボルトの頭
    部に同一軸心で着設された小歯車と、この小歯車にかみ
    合うように前記蓋の上面に回動可能に着設された大歯車
    と、この大歯車を回動させるように連結して設けられた
    歯車駆動装置と、前記蓋を昇降及び水平方向移動可能に
    支持する移動機構とからなることを特徴とする蓋開閉装
    置。
  2. 【請求項2】 容器に蓋を締め付ける締付けボルトの頭
    部に同一軸心で着設された小歯車と、この小歯車にかみ
    合うように前記蓋の上面に回動可能に着設された大歯車
    と、この大歯車を回動させるように連結して設けられた
    駆動軸及び歯車駆動機と、この歯車駆動機を把持するア
    ームと、このアームを昇降及び回動可能に支持するねじ
    伝動機構とからなることを特徴とする蓋開閉装置。
JP6193775A 1994-07-27 1994-07-27 蓋開閉装置 Withdrawn JPH0840450A (ja)

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JP6193775A JPH0840450A (ja) 1994-07-27 1994-07-27 蓋開閉装置

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JP6193775A JPH0840450A (ja) 1994-07-27 1994-07-27 蓋開閉装置

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JPH0840450A true JPH0840450A (ja) 1996-02-13

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JP6193775A Withdrawn JPH0840450A (ja) 1994-07-27 1994-07-27 蓋開閉装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012152689A (ja) * 2011-01-25 2012-08-16 Ichihara Kakoki Kk 圧力タンク
KR101406219B1 (ko) * 2012-10-12 2014-06-13 (주)보고텍 용기 커버 개폐장치
CN105173354A (zh) * 2015-08-11 2015-12-23 徐敏旺 一种密闭器皿
CN112610693A (zh) * 2020-12-07 2021-04-06 武汉重工铸锻有限责任公司 密封超高压试验容器的方法

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Effective date: 20011002