JPH063821B2 - 両面保護コート型tab用テープキャリア - Google Patents

両面保護コート型tab用テープキャリア

Info

Publication number
JPH063821B2
JPH063821B2 JP1005558A JP555889A JPH063821B2 JP H063821 B2 JPH063821 B2 JP H063821B2 JP 1005558 A JP1005558 A JP 1005558A JP 555889 A JP555889 A JP 555889A JP H063821 B2 JPH063821 B2 JP H063821B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape carrier
tab tape
protective coat
double
film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1005558A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02185051A (ja
Inventor
護 御田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
Priority to JP1005558A priority Critical patent/JPH063821B2/ja
Publication of JPH02185051A publication Critical patent/JPH02185051A/ja
Publication of JPH063821B2 publication Critical patent/JPH063821B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/50Tape automated bonding [TAB] connectors, i.e. film carriers; Manufacturing methods related thereto

Landscapes

  • Wire Bonding (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、両面保護コート型TAB用テープキャリアに
関する。
<従来の技術> 半導体素子の実装技術においては、一定水準以上の性能
を持つ製品を高速で量産するために自動化が図られてい
る。
この自動化を目的として開発された半導体素子の実装技
術の一つに、長尺のテープキャリアにワイヤレスボンデ
ィングにより半導体素子を組込んでゆくTAB(Tape Au
tomated Bonding)方式がある。
このTABでは、半導体素子の各電極端子にバンプを設
け、このバンプと対応するテープキャリアのインナーリ
ードとをボンディングツールにより熱圧着した後、絶縁
性の流動レジンにより樹脂封止され、さらに表面保護コ
ートが施されるという操作が連続的に行なわれる。
最近前記TAB用テープキャリアによるICパッケージ
は、従来の時計用等の民生機からパソコン、高品質液晶
テレビ等にも応用が広がり、いわゆる高級民生機から営
業用にも実用化が急速に進んでいる。
このような、従来のTAB用テープキャリアは、例えば
第2図に示す構造となっている。
すなわち、最近の高信頼性のTAB用テープキャリア
は、第2図の点線で示す部分に保護コート2を施した片
面保護コート型となっている。この目的は、テープキャ
リア1表面の汚染等による電圧印加時のエレクトロマイ
グレーションの発生、アウターリード5の半田付時の半
田の飛び散りによる短絡、フラックスの飛び散りによる
パターンの腐食等を防止するためである。
この保護コート2層は、通常エポキシ系のソルダーレジ
ストインクを用いスクリーン印刷法により作られる。
なお、3はフィルム、4はパイロットホール、5はデバ
イスホール、6はアウターリード、7はインナーリー
ド、8はデバイスホール端面である。
<発明が解決しようとする課題> ところで、前記従来のTAB用テープキャリアには以下
のような問題点があった。
ソルダーレジスト等による保護コートの厚さは、通常5
〜50μm、平均では20μmが施されるが、この厚さ
は基材の一層の薄フィルム化(例えば、50〜75μm
のポリイミドフィルム)に対して、充分厚いため、ソル
ダーレジストインクの加熱乾燥時における熱収縮でフィ
ルムの反りがおこる。
この反りの状況を第3図に示した。このフィルムの反り
は、デバイスホール5内のインナーリード7の向きにも
影響をおよぼし、IC素子9を取付ける時の歩留りを悪
化させる。このため、通常フィルムの反りの要求値は
1.0mm以下におさえられているが、片面ソルダーイン
ク塗布型ではこれをクリア出来ない。
本発明は、上記従来技術の欠点を解消し、フィルムの反
りを小さくしたTAB用テープキャリアを提供すること
を目的としている。
<課題を解決するための手段> 上記目的を達成するために本発明によれば、半導体集積
回路素子組み込み用デバイスホール、インナーリードお
よびアウターリードを有するテープキャリアにおいて、
前記インナーリードおよびアウターリードの半田付部以
外の表面および裏面の両面に有機絶縁性化合物と無機絶
縁性化合物の混合物からなる保護コートを形成させたこ
とを特徴とする両面保護コート型TAB用テープキャリ
アが提供される。
以下に、本発明をさらに詳細に説明する。
本発明に用いられる有機絶縁材料フィルムは、所定幅の
長尺のフィルムであって、加工性がよく、耐熱性、耐放
射線性、耐湿性などを有し、絶縁性に優れた有機高分子
材料製のフィルムであれば何でもよく、有機絶縁材料と
しては、例えば、代表的にポリイミド、ガラスエポキ
シ、エポキシ樹脂、エポキシポリイミド、ポリイミドシ
リコーン、感光性ポリイミドなどを挙げることができ
る。このフィルムの厚さはTAB用テープキャリアに用
いられるテープ厚さを有していればよく、特に限定され
ないが、例えば、通常75〜125μm程度とすればよ
い。
また、本発明に用いられる金属箔としては、導電性のよ
い金属製でフォトエッチング法などにより、リードパタ
ーンあるいは配線パターンを形成できる金属箔であれ
ば、いかなるものでもよく、例えば、代表的に銅箔、銅
合金箔などが挙げられる。
また、この金属箔の厚さは特に制限的ではなく、TAB
用テープキャリアとして必要な厚さを金属箔の配線パタ
ーン、剛性等により適宜選択すればよいが、例えば、1
8〜35μ程度とすればよい。
本発明に用いる保護コートは、TAB用テープの両面に
形成させるもので、ソルダーレジストインクを用いスク
リーン印刷法で形成されるのが好ましいが、ソルダーレ
ジストインクとしては有機絶縁性化合物、例えば、エポ
キシ塗料に無機系の絶縁性化合物、例えば石英粉を混合
したものは微油パターン印刷性(インクの流動性制御)
という利点があるので好ましい。TAB用テープのイン
ナーリード部および半田付けするアウターリードの部分
を除く表面(第2図に点線で囲まれた部分)に保護コー
トを施したのち、前記表面コートエリアと対向する裏面
に同様の保護コートを施し、約120℃で1時間乾燥硬
化熱処理してコートを形成させる。
また、本発明において、金属箔層に形成される配線パタ
ーンは、第2図に示すIC素子用リードパターンに限定
されないことは勿論、搭載される部品、回路、デバイ
ス、素子などに応じ適宜必要な配線パターンをフォトエ
ッチング法などにより形成すればよい。
<実施例> 以下に、本発明に係る両面保護コート型TAB用テープ
キャリアを添付の図面に示す好適実施例に基づいてさら
に詳細に説明するが、本発明はこれに限定されるわけで
はない。
第1図は、本発明の両面保護コート型TAB用テープキ
ャリアの断面図である。本実施例は、有機絶縁材料テー
プとしてテープ状のポリイミドフィルム、金属箔として
銅箔を用いるものである。
同図に示すように、両面保護コート型TAB用テープキ
ャリア1はポリイミドフィルム3の表面に銅箔層(図示
せず)を接着剤を用いて貼着し、ポリイミドフィルム3
に空けられたIC素子9取付用のデバイスホール5に突
出するインナーリード7を有するリードパターンすなわ
ちIC素子用配線パターンを形成したものである。そし
て、TAB用テープキャリア1は、電極パッド(例えば
Auバンプ)10とインナーリード7とを一度にギャン
グボンディングし、点線で示す領域を封止レジン11で
封止するものである。
このような両面保護コート型TAB用テープキャリア1
の表面は、従来のTAB用テープキャリアの表面と同様
なものであってよく、例えば、第2図に示すような表面
構成を有する。
長尺のポリイミドフィルム3にはその中央に実装IC素
子用のデバイスホール5が空けられ、両側に所定間隔で
パイロットホール4が連続して設けられる。デバイスホ
ール5の周囲には、デバイスホール5に延長するインナ
ーリード7とポリイミドフィルムに貼着されているアウ
ターリード6からなる銅箔製リードが所定のリードパタ
ーンで形成されている。これらのリードが表面銅箔層を
形成する。
(実施例1) 第1図に示す断面形状を有する本発明の両面保護コート
型TAB用テープキャリア1としてインナーリード10
0ピン用のものを製造した。このTAB用テープキャリ
ア1の製造方法は、まずエポキシ系接着剤付きの0.1
25mm×35mm幅のポリイミドフィルム3にパイロット
ホール4とデバイスホール5を金型を用いたプレスマシ
ンにより開口させた。次に、この表面に35μm厚さの
銅箔をパイロットホール4を除く全面に貼付け、その後
フォトエッチング法によりインナーリード7、アウター
リード6共に100ピンのTAB用テープキャリアを作
った。
この表面に表面保護を目的とする、エポキシ塗料と石英
粉の混合物からなるソルダーレジストコート2を厚さ1
0±5μmの管理基準でスクリーン印刷法により施し
た。コートエリアは第2図に点線で示す様にインナーリ
ード7部および半田付けするアウターリード6の部分は
除いた。次にこのテープキャリア1の表面コートエリア
と対向する裏面にも、同一のソルダーレジストコートを
同様の厚さ施した。
従来の片面コート型(比較例)と本発明の両面コート型
のソルダーレジスト乾燥硬化熱処理後(120℃×1
h)のフィルム反り量と100ピンIC素子接合後の良
品歩留り率を求めた。その結果を第1表に示す。
比較例では、完成時のフィルムの長手方向50mm当りの
反り量で5mmと10%の反り率であるのに対して、実施
例では反り量1.0mm(反り率2%)と1/5になっ
た。
また、素子接合良品歩留りは95%が目標とされている
が、比較例では初期反り量が大きいためにインナーリー
ド7の高低に変化がおこりIC素子9の電極パッド10
との不接合をおこしやすく、素子接合良品歩留りが75
%と低くなった。接合不良の素子は、20μmの厚さの
電極パッド部がインナーリード表面に施された無電解錫
メッキとAu−Snの共晶反応接合してしまっているた
めリペア不能であり、廃却するしかなかった。このため
最終製品のコストアップを招いた。
<発明の効果> 本発明は、以上説明したように構成されているので、素
子の接合不良による損失に比べて少ない費用で両面にソ
ルダーレジストインクをコートすることにより素子接合
良品歩留の向上が図れ、製品コストが大幅に低減でき
る。
また本発明によれば、フィルムの反りが小さいため素子
接合のスピードを高くすることができる。素子接合前の
インナーリードと素子の電極パッドとの位置合わせ時間
は、総ボンディング時間の70%を占めており、インナ
ーリードの高低がある場合は焦点が定まらず、通常の総
ボンディング時間3秒に対し位置合わせに5秒間を必要
としていた。
また本発明によれば、フィルムの反りが小さいためアウ
ターリードのプリント基板への接合がしやすく、接合不
良をおこしにくいという効果を奏する。
また、本発明によれば、ソルダーレジストインクとして
有機絶縁性化合物と無機絶縁性化合物の混合物からなる
ものを用いることにより、スクリーン印刷法によるコー
ティングが容易であるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る両面保護コート型TAB用テー
プキャリアの一実施例の断面図である。 第2図は、TAB用テープキャリアの平面図である。 第3図は、従来のTAB用テープキャリアの断面図であ
る。 符号の説明 1…TAB用テープキャリア、 2…保護コート、 3…フィルム(ポリイミドフィルム)、 4…パイロットホール、 5…デバイスホール、 6…アウターリード、 7…インナーリード、 8…デバイスホールの端面、 9…IC素子、 10…電極パッド、 11…封止レジン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体集積回路素子組み込み用デバイスホ
    ル、インナーリードおよびアウターリードを有するテー
    プキャリアにおいて、前記インナーリードおよびアウタ
    ーリードの半田付部以外の表面および裏面の両面に有機
    絶縁性化合物と無機絶縁性化合物の混合物からなる保護
    コートを形成させたことを特徴とする両面保護コート型
    TAB用テープキャリア。
JP1005558A 1989-01-12 1989-01-12 両面保護コート型tab用テープキャリア Expired - Fee Related JPH063821B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1005558A JPH063821B2 (ja) 1989-01-12 1989-01-12 両面保護コート型tab用テープキャリア

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1005558A JPH063821B2 (ja) 1989-01-12 1989-01-12 両面保護コート型tab用テープキャリア

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02185051A JPH02185051A (ja) 1990-07-19
JPH063821B2 true JPH063821B2 (ja) 1994-01-12

Family

ID=11614529

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1005558A Expired - Fee Related JPH063821B2 (ja) 1989-01-12 1989-01-12 両面保護コート型tab用テープキャリア

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH063821B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06101494B2 (ja) * 1991-02-14 1994-12-12 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレイション テープ自動化ボンディング・デバイス用の保護下部コーティング
JP2538112Y2 (ja) * 1991-05-21 1997-06-11 シャープ株式会社 実装基板
JPH04359459A (ja) * 1991-06-05 1992-12-11 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置用フイルムキャリアテープおよび半導体装置
JP2647001B2 (ja) * 1994-05-31 1997-08-27 日本電気株式会社 テープキャリアならびに半導体デバイスの実装構造およびその製造方法
JP2770820B2 (ja) * 1996-07-01 1998-07-02 日本電気株式会社 半導体装置の実装構造
KR20060057840A (ko) * 2004-11-24 2006-05-29 삼성테크윈 주식회사 테이프 칩 캐리어와 이를 이용한 반도체 패키지

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0442922Y2 (ja) * 1987-07-10 1992-10-12

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02185051A (ja) 1990-07-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3541491B2 (ja) 電子部品
KR100466680B1 (ko) 덴드라이트 상호접속을 이용하여 박판에 대한 박막의 부착
JP2003152002A (ja) 電子デバイス及び電子デバイス封止方法及び電子デバイス接続方法
JPH065760A (ja) 表面実装型半導体装置用パッケージリード
JP2003068804A (ja) 電子部品実装用基板
JPH063821B2 (ja) 両面保護コート型tab用テープキャリア
JP3925752B2 (ja) バンプ付き配線基板及び半導体パッケ−ジの製造法
JPH02163950A (ja) 半導体装置の実装体およびその実装方法
JPH05243287A (ja) 混成集積回路装置およびその製造方法
JP4033090B2 (ja) 半導体装置用テープキャリアの製造方法
JP2541284B2 (ja) 半導体チップの実装方法
JP3275793B2 (ja) 半導体素子搭載用高柔軟性テープキャリアおよびそれを用いた半導体装置
JPH03129745A (ja) 半導体装置の実装方法
JP3331146B2 (ja) Bga型半導体装置の製造方法
JPS594196A (ja) 半導体部品実装用半田バンプの形成方法
JP2004087922A (ja) 半導体パッケージ用基板とその製造方法
JPH06244522A (ja) パッケージモジュール基板
JP2000252324A (ja) 半導体パッケージおよび半導体パッケージ製造方法
JPS60120588A (ja) 印刷配線板
JP3204142B2 (ja) 半導体装置製造方法およびリードフレーム
JP2956480B2 (ja) Bga型半導体装置
JPH05243327A (ja) フィルムキャリア半導体装置
JPH05226385A (ja) 半導体装置の実装方法
JPH11150150A (ja) 半導体搭載用基板とその製造方法及び半導体チップの実装方法
JPH05235108A (ja) フィルムキャリアテープの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees