JPH0638073A - 同期分離回路 - Google Patents
同期分離回路Info
- Publication number
- JPH0638073A JPH0638073A JP4193679A JP19367992A JPH0638073A JP H0638073 A JPH0638073 A JP H0638073A JP 4193679 A JP4193679 A JP 4193679A JP 19367992 A JP19367992 A JP 19367992A JP H0638073 A JPH0638073 A JP H0638073A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- separation circuit
- video signal
- circuit
- sync
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Synchronizing For Television (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 複合映像信号からの同期信号の振幅分離を安
定化する。 【構成】 入力の複合映像信号をクランプ回路2でクラ
ンプしたのち振幅分離回路3にて略映像信号成分を取り
除き、電圧増幅器4で所要のレベルに増幅してから通常
の同期分離回路5で安定に同期信号を取り出す。
定化する。 【構成】 入力の複合映像信号をクランプ回路2でクラ
ンプしたのち振幅分離回路3にて略映像信号成分を取り
除き、電圧増幅器4で所要のレベルに増幅してから通常
の同期分離回路5で安定に同期信号を取り出す。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテレビジョン信号等の複
合映像信号から振幅分離により同期信号を取り出す同期
分離回路に関する。
合映像信号から振幅分離により同期信号を取り出す同期
分離回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の同期分離回路の基本回路と
その動作を示す図である。図3において、負極性の映像
信号(同期信号は正極性)は、コンデンサC1、抵抗R
1を介してトランジスタQ1のベースに加えられる。ト
ランジスタQ1には正の同期信号によりベース電流が流
れ、コレクタ側に挿入した負荷抵抗R2より負の同期信
号電圧が得られる。このとき、同期信号の期間に流れる
ベース電流IB のためコンデンサC1は矢印の向きに充
電され、トランジスタQ1のベース側に負の電圧が発生
する。従って、C1・R1の時定数を適切に設定すれ
ば、映像信号期間中はトランジスタQ1はカットオフと
なり同期信号成分のみが取り出される。ところが、上述
の同期分離回路においては、フラッシング等により画像
の輝度が急激に変化すると、同期信号のクリップ点が移
動して出力の同期信号に映像分が混入したり、同期信号
が欠落してしまう等の問題点があった。近年、映像信号
をディジタル化して処理する技術が一般に用いられるよ
うになった。この様な装置では、水平同期信号を基準に
してPLL回路によりディジタル処理のためのシステム
クロックを得ている。従って、水平同期信号に映像成分
の混入や同期信号の欠落等があると映像信号処理全体に
影響することになり、従来にも増して安定な水平同期信
号を必要としていた。
その動作を示す図である。図3において、負極性の映像
信号(同期信号は正極性)は、コンデンサC1、抵抗R
1を介してトランジスタQ1のベースに加えられる。ト
ランジスタQ1には正の同期信号によりベース電流が流
れ、コレクタ側に挿入した負荷抵抗R2より負の同期信
号電圧が得られる。このとき、同期信号の期間に流れる
ベース電流IB のためコンデンサC1は矢印の向きに充
電され、トランジスタQ1のベース側に負の電圧が発生
する。従って、C1・R1の時定数を適切に設定すれ
ば、映像信号期間中はトランジスタQ1はカットオフと
なり同期信号成分のみが取り出される。ところが、上述
の同期分離回路においては、フラッシング等により画像
の輝度が急激に変化すると、同期信号のクリップ点が移
動して出力の同期信号に映像分が混入したり、同期信号
が欠落してしまう等の問題点があった。近年、映像信号
をディジタル化して処理する技術が一般に用いられるよ
うになった。この様な装置では、水平同期信号を基準に
してPLL回路によりディジタル処理のためのシステム
クロックを得ている。従って、水平同期信号に映像成分
の混入や同期信号の欠落等があると映像信号処理全体に
影響することになり、従来にも増して安定な水平同期信
号を必要としていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような点
に鑑みなされたもので、フラッシング等の特殊な映像信
号や映像信号に混入したノイズに対して安定に動作する
同期分離回路を提供するものである。
に鑑みなされたもので、フラッシング等の特殊な映像信
号や映像信号に混入したノイズに対して安定に動作する
同期分離回路を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するため、複合映像信号から振幅分離により同期信号
を取り出す同期分離回路において、入力の前記複合映像
信号を所定の電圧レベルでクリップする第1振幅分離回
路と、同第1振幅分離回路の出力信号を所要の電圧レベ
ルに増幅する電圧増幅器と、同電圧増幅器の出力信号を
所定の電圧レベルでクリップして出力する第2振幅分離
回路とを具備してなる同期分離回路を提供するものであ
る。
決するため、複合映像信号から振幅分離により同期信号
を取り出す同期分離回路において、入力の前記複合映像
信号を所定の電圧レベルでクリップする第1振幅分離回
路と、同第1振幅分離回路の出力信号を所要の電圧レベ
ルに増幅する電圧増幅器と、同電圧増幅器の出力信号を
所定の電圧レベルでクリップして出力する第2振幅分離
回路とを具備してなる同期分離回路を提供するものであ
る。
【0005】
【作用】以上のように構成したので、本発明による同期
分離回路においては、第1振幅分離回路のおいて複合映
像信号の映像成分を略取り除いた信号にした後、同期信
号分を所要の電圧レベルに増幅し、第2振幅分離回路に
て同期信号を安定に取り出す。
分離回路においては、第1振幅分離回路のおいて複合映
像信号の映像成分を略取り除いた信号にした後、同期信
号分を所要の電圧レベルに増幅し、第2振幅分離回路に
て同期信号を安定に取り出す。
【0006】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明による同期分離
回路の実施例を説明する。図1は本発明による同期分離
回路の一実施例を示すブロック図である。図1におい
て、1は複合映像信号の入力端子、2は入力信号をクラ
ンプして信号aを出力するクランプ回路、3は映像信号
成分を略取り除き信号bを出力する振幅分離回路、4は
信号bを所要レベルに増幅する電圧増幅器、5は通常の
同期分離回路、6は同期分離回路5の出力する水平同期
信号に基づきシステムクロック等を生成するPLL回路
である。
回路の実施例を説明する。図1は本発明による同期分離
回路の一実施例を示すブロック図である。図1におい
て、1は複合映像信号の入力端子、2は入力信号をクラ
ンプして信号aを出力するクランプ回路、3は映像信号
成分を略取り除き信号bを出力する振幅分離回路、4は
信号bを所要レベルに増幅する電圧増幅器、5は通常の
同期分離回路、6は同期分離回路5の出力する水平同期
信号に基づきシステムクロック等を生成するPLL回路
である。
【0007】次に、図2に示す各部の電圧波形図を参照
しながら本発明による同期分離回路の動作を説明する。
入力端子1に加えられた複合映像信号は、クランプ回路
2において同期信号の先端電圧またはペデスタルにてク
ランプされ(図2、信号a)、振幅分離回路3に導かれ
る。振幅分離回路3においては、所定のクリップレベル
にて映像信号成分を取り除き、図2に示すような信号b
を取り出す。そして、電圧増幅器4で所要の電圧レベル
まで増幅し(図2、信号c)、通常の同期分離回路5を
介してPLL回路6に導かれる。なお、電圧増幅器4は
映像信号側の電圧レベルを圧縮するようにしたリミット
アンプを用いてもよい。
しながら本発明による同期分離回路の動作を説明する。
入力端子1に加えられた複合映像信号は、クランプ回路
2において同期信号の先端電圧またはペデスタルにてク
ランプされ(図2、信号a)、振幅分離回路3に導かれ
る。振幅分離回路3においては、所定のクリップレベル
にて映像信号成分を取り除き、図2に示すような信号b
を取り出す。そして、電圧増幅器4で所要の電圧レベル
まで増幅し(図2、信号c)、通常の同期分離回路5を
介してPLL回路6に導かれる。なお、電圧増幅器4は
映像信号側の電圧レベルを圧縮するようにしたリミット
アンプを用いてもよい。
【0008】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明による同
期分離回路においては、入力の複合映像信号をクランプ
回路でクランプした後、第1振幅分離回路のおいて複合
映像信号の映像成分を略取り除いた信号にする。そし
て、この信号を所要の電圧レベルに増幅し、第2振幅分
離回路にて同期信号を安定に取り出すようにしたので、
フラッシング等による映像信号の輝度の急激な変化や混
入のノイズ等に対して、安定に同期信号成分を取り出す
ことができるという効果がある。従って、水平同期信号
を基準にシステムクロックを生成して映像信号のディジ
タル処理を行うような装置の同期分離回路に用いて極め
て有効である。
期分離回路においては、入力の複合映像信号をクランプ
回路でクランプした後、第1振幅分離回路のおいて複合
映像信号の映像成分を略取り除いた信号にする。そし
て、この信号を所要の電圧レベルに増幅し、第2振幅分
離回路にて同期信号を安定に取り出すようにしたので、
フラッシング等による映像信号の輝度の急激な変化や混
入のノイズ等に対して、安定に同期信号成分を取り出す
ことができるという効果がある。従って、水平同期信号
を基準にシステムクロックを生成して映像信号のディジ
タル処理を行うような装置の同期分離回路に用いて極め
て有効である。
【図1】本発明による同期分離回路の一実施例を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図2】本発明による同期分離回路の各部の電圧波形を
示す図である。
示す図である。
【図3】従来の同期分離回路の基本回路とその動作を示
す図である。
す図である。
1 入力端子 2 クランプ回路 3 振幅分離回路 4 電圧増幅器 5 同期分離回路 6 PLL回路
Claims (1)
- 【請求項1】 複合映像信号から振幅分離により同期信
号を取り出す同期分離回路において、入力の前記複合映
像信号を所定の電圧レベルでクリップする第1振幅分離
回路と、同第1振幅分離回路の出力信号を所要の電圧レ
ベルに増幅する電圧増幅器と、同電圧増幅器の出力信号
を所定の電圧レベルでクリップして出力する第2振幅分
離回路とを具備してなることを特徴とする同期分離回
路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4193679A JPH0638073A (ja) | 1992-07-21 | 1992-07-21 | 同期分離回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4193679A JPH0638073A (ja) | 1992-07-21 | 1992-07-21 | 同期分離回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0638073A true JPH0638073A (ja) | 1994-02-10 |
Family
ID=16311987
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4193679A Pending JPH0638073A (ja) | 1992-07-21 | 1992-07-21 | 同期分離回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0638073A (ja) |
-
1992
- 1992-07-21 JP JP4193679A patent/JPH0638073A/ja active Pending
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