JPH0638018Y2 - 部品供給装置 - Google Patents
部品供給装置Info
- Publication number
- JPH0638018Y2 JPH0638018Y2 JP1985161404U JP16140485U JPH0638018Y2 JP H0638018 Y2 JPH0638018 Y2 JP H0638018Y2 JP 1985161404 U JP1985161404 U JP 1985161404U JP 16140485 U JP16140485 U JP 16140485U JP H0638018 Y2 JPH0638018 Y2 JP H0638018Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electronic
- electronic component
- component
- chute
- guide plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Chutes (AREA)
- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
- Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、電子部品自動挿入機に部品を１個ずつ供給
する部品供給装置に関するものである。
する部品供給装置に関するものである。
従来、この種の装置としては第４図に示すようなものが
あった。図において、１は収納ケース、２は電子部品３
を収納するマガジンであって、収納ケース１には多数の
マガジン２が着脱自在に装着できるようになっている。
3,3a〜3fは電子部品、４はマガジン２から供給される電
子部品３を案内するシュート、５は電子部品３を停止さ
せるためにシュート４の出口部に設けられたストッパ、
６は電子部品３の浮き上がりを防止するために、シュー
ト４の上部に設けられたガイド板である。
あった。図において、１は収納ケース、２は電子部品３
を収納するマガジンであって、収納ケース１には多数の
マガジン２が着脱自在に装着できるようになっている。
3,3a〜3fは電子部品、４はマガジン２から供給される電
子部品３を案内するシュート、５は電子部品３を停止さ
せるためにシュート４の出口部に設けられたストッパ、
６は電子部品３の浮き上がりを防止するために、シュー
ト４の上部に設けられたガイド板である。
次に動作について説明する。収納ケース１に傾斜して積
み重ねられているマガジン２から、電子部品３がシュー
ト４上を矢印（Ｙ）方向に自重滑落してくると、この電
子部品３はシュート４の先端部に設けられているストッ
パ５に衝突して停止する。電子部品3aを図示しないロボ
ットの先端に取付られたハンドで矢印（Ｘ）方向に取り
出すと、電子部品3bが矢印（Ｙ）方向に自重滑落してス
トッパ５に衝突して停止する。次いで電子部品3bをハン
ドで矢印（Ｘ）方向に取り出すと、電子部品3cが矢印
（Ｙ）方向に自重滑落してストッパ５に衝突して停止す
ることになり、以下電子部品3c〜3fに対してもこの様な
動作を行なうことによって順次送り出すことになる。
み重ねられているマガジン２から、電子部品３がシュー
ト４上を矢印（Ｙ）方向に自重滑落してくると、この電
子部品３はシュート４の先端部に設けられているストッ
パ５に衝突して停止する。電子部品3aを図示しないロボ
ットの先端に取付られたハンドで矢印（Ｘ）方向に取り
出すと、電子部品3bが矢印（Ｙ）方向に自重滑落してス
トッパ５に衝突して停止する。次いで電子部品3bをハン
ドで矢印（Ｘ）方向に取り出すと、電子部品3cが矢印
（Ｙ）方向に自重滑落してストッパ５に衝突して停止す
ることになり、以下電子部品3c〜3fに対してもこの様な
動作を行なうことによって順次送り出すことになる。
従来の部品供給装置は、以上のように構成されているの
で、マガジンから収納ケースのシュート上に電子部品を
供給する場合、部品がストッパに衝突する際にシュート
から飛び出したり、先頭の部品がストッパに衝突する際
に浮き上がって次の部品が先頭の部品の下にもぐり込む
ことにより、２個重ねの状態となること等から、部品供
給が安定しない問題点があった。
で、マガジンから収納ケースのシュート上に電子部品を
供給する場合、部品がストッパに衝突する際にシュート
から飛び出したり、先頭の部品がストッパに衝突する際
に浮き上がって次の部品が先頭の部品の下にもぐり込む
ことにより、２個重ねの状態となること等から、部品供
給が安定しない問題点があった。
この考案は、上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、部品が出口部に到達した際、ストッパへの
衝突時の衝撃で部品が浮き上がるのを防止するととも
に、出口部の所定位置で部品を確実に取り出すことがで
きる部品供給装置を得ることを目的とする。
れたもので、部品が出口部に到達した際、ストッパへの
衝突時の衝撃で部品が浮き上がるのを防止するととも
に、出口部の所定位置で部品を確実に取り出すことがで
きる部品供給装置を得ることを目的とする。
この考案に係わる部品供給装置は、収納ケースに設けら
れているシュートの出口部にレバーと案内板を配設し、
シュート上を自重滑落してきた電子部品がストッパに衝
突した際に浮き上がるのを案内板で防止するとともに、
電子部品を出口部の所定位置で取り出せるように、案内
板を平行移動させ、電子部品と案内板が干渉しないよう
にしたものである。
れているシュートの出口部にレバーと案内板を配設し、
シュート上を自重滑落してきた電子部品がストッパに衝
突した際に浮き上がるのを案内板で防止するとともに、
電子部品を出口部の所定位置で取り出せるように、案内
板を平行移動させ、電子部品と案内板が干渉しないよう
にしたものである。
また電子部品が多数列にわたって供給できるようにする
ため、レバーと案内板を多数列に構成することにより、
多数列部品供給が出来るようにしたものである。
ため、レバーと案内板を多数列に構成することにより、
多数列部品供給が出来るようにしたものである。
この考案における部品供給装置は、部品を取り出すシュ
ート出口部の所定位置に配設されている案内板によっ
て、マガジンより供給された部品が出口部のストッパに
衝突した際の浮き上がりを防止することによって部品を
安定化する。
ート出口部の所定位置に配設されている案内板によっ
て、マガジンより供給された部品が出口部のストッパに
衝突した際の浮き上がりを防止することによって部品を
安定化する。
また、部品を取り出す際、案内板を部品と干渉しない位
置まで平行移動させることから、部品の取り出しが確実
に行なわれることになる。
置まで平行移動させることから、部品の取り出しが確実
に行なわれることになる。
以下、この考案の一実施例を図について説明する。第１
図〜第３図において、１は収納ケース、２は電子部品を
収納するマガジンであって、収納ケース１に多数のマガ
ジン２を着脱自在に装着できるようになっている。3,3a
〜3fは電子部品、４はマガジン２から供給される電子部
品３を案内するシュート、５は電子部品３を停止させる
ためにシュート４の出口部に設けられたストッパ、６は
電子部品３の浮き上がりを防止するために、シュート４
の上側部分に設けられたガイド板、７はストッパ５の部
分において停止する電子部品３の浮き上がりや飛び出し
を防止する案内板、8,9は案内板７を介してレバー10と
リンク11を連結する軸、12,13はレバー10とリンク11の
支点となる軸、14はレバー10を常に一方向に引き寄せて
おく引張バネ、15は引張バネ14を取付けるバネ掛け軸、
16,17はレバー10の動作を規制するストッパ、18は軸12,
13、バネ掛け軸15,ストッパ16,17を保持するために収納
ケース１の両サイドに設けられた取付板である。
図〜第３図において、１は収納ケース、２は電子部品を
収納するマガジンであって、収納ケース１に多数のマガ
ジン２を着脱自在に装着できるようになっている。3,3a
〜3fは電子部品、４はマガジン２から供給される電子部
品３を案内するシュート、５は電子部品３を停止させる
ためにシュート４の出口部に設けられたストッパ、６は
電子部品３の浮き上がりを防止するために、シュート４
の上側部分に設けられたガイド板、７はストッパ５の部
分において停止する電子部品３の浮き上がりや飛び出し
を防止する案内板、8,9は案内板７を介してレバー10と
リンク11を連結する軸、12,13はレバー10とリンク11の
支点となる軸、14はレバー10を常に一方向に引き寄せて
おく引張バネ、15は引張バネ14を取付けるバネ掛け軸、
16,17はレバー10の動作を規制するストッパ、18は軸12,
13、バネ掛け軸15,ストッパ16,17を保持するために収納
ケース１の両サイドに設けられた取付板である。
以下、上記構成による装置の動作を説明する。通常、マ
ガジン２から供給される電子部品3a,3b,3cは、シュート
４上を矢印（Ｙ）方向に自重滑落して部品取り出し口に
設けられているストッパ５に衝突して停止する。停止し
た電子部品3aは、シュート４の上方に配置した案内板７
によって上方向の挙動が押さえられる。そして、この案
内板７は、軸８とレバー10,軸９とリンク11とによって
連結されている。レバー10とリンク11は、それぞれ軸12
と軸13に取付られることにより平行リンクを形成してい
る。またレバー10は、レバー10の端に取付られた引張バ
ネ14によって引張られるため、軸８と軸９とで連結され
ている案内板７は、軸12と軸13を支点として動作するス
トッパ16に係合して停止する。次に、図示しない部品の
取り出し位置にロボットの先端に取付られたハンドが下
降すると、第３図に示したように、レバー10が矢印
（Ａ）方向に動作するため、軸12と軸13を支点とする平
行リンクとして働くことから、案内板７は矢印（Ｂ）方
向に平行移動して、電子部品３の取り出しが可能とな
り、レバー10はストッパ17に係合して停止する。
ガジン２から供給される電子部品3a,3b,3cは、シュート
４上を矢印（Ｙ）方向に自重滑落して部品取り出し口に
設けられているストッパ５に衝突して停止する。停止し
た電子部品3aは、シュート４の上方に配置した案内板７
によって上方向の挙動が押さえられる。そして、この案
内板７は、軸８とレバー10,軸９とリンク11とによって
連結されている。レバー10とリンク11は、それぞれ軸12
と軸13に取付られることにより平行リンクを形成してい
る。またレバー10は、レバー10の端に取付られた引張バ
ネ14によって引張られるため、軸８と軸９とで連結され
ている案内板７は、軸12と軸13を支点として動作するス
トッパ16に係合して停止する。次に、図示しない部品の
取り出し位置にロボットの先端に取付られたハンドが下
降すると、第３図に示したように、レバー10が矢印
（Ａ）方向に動作するため、軸12と軸13を支点とする平
行リンクとして働くことから、案内板７は矢印（Ｂ）方
向に平行移動して、電子部品３の取り出しが可能とな
り、レバー10はストッパ17に係合して停止する。
ハンドによって電子部品3aを矢印（Ｘ）方向に取り出す
と、レバー10に取付られた引張バネ14のバネ力によって
案内板７が矢印（Ｃ）方向に動作するとともに、レバー
10も矢印（Ｄ）方向に動作し、ストッパ16によって停止
されて第１図に示した状態となる。この動作を繰り返し
て行なうことにより、電子部品3b,3c…が順次矢印
（Ｙ）方向に移動し、出口部の所定位置に送られること
から、安定した状態で取り出すことが可能になる。この
ように、先頭の電子部品がストッパに衝突する際に案内
板７により先頭の電子部品3a上方を案内し、これの飛出
し・浮上がりなどを防止する。また、先頭の電子部品3a
の取り出し時には案内板７を次の電子部品3bの上方位置
まで後方へ平行移動させ、先頭の電子部品のみ上方を開
放させ、この部品をロボットハンドで取り出す。この部
品取り出し時は次の電子部品3bが案内板７により案内さ
れるため、先頭の電子部品3aの動きにより次の電子部品
3bの飛出し・浮き上がりがなくなり、先頭の電子部品の
取り出しを確実に行うことができる。また、第２図に示
したように連接されている場合も同様であって、前述し
た動作を繰り返して行なうと、電子部品3h,3i…が矢印
（Ｙ）方向に於ける出口部の所定位置に供給されること
から、容易に取り出すことができる。このように電子部
品３の姿勢を安定させ、確実に取り出せるように構成し
たのがこの考案による部品供給装置である。
と、レバー10に取付られた引張バネ14のバネ力によって
案内板７が矢印（Ｃ）方向に動作するとともに、レバー
10も矢印（Ｄ）方向に動作し、ストッパ16によって停止
されて第１図に示した状態となる。この動作を繰り返し
て行なうことにより、電子部品3b,3c…が順次矢印
（Ｙ）方向に移動し、出口部の所定位置に送られること
から、安定した状態で取り出すことが可能になる。この
ように、先頭の電子部品がストッパに衝突する際に案内
板７により先頭の電子部品3a上方を案内し、これの飛出
し・浮上がりなどを防止する。また、先頭の電子部品3a
の取り出し時には案内板７を次の電子部品3bの上方位置
まで後方へ平行移動させ、先頭の電子部品のみ上方を開
放させ、この部品をロボットハンドで取り出す。この部
品取り出し時は次の電子部品3bが案内板７により案内さ
れるため、先頭の電子部品3aの動きにより次の電子部品
3bの飛出し・浮き上がりがなくなり、先頭の電子部品の
取り出しを確実に行うことができる。また、第２図に示
したように連接されている場合も同様であって、前述し
た動作を繰り返して行なうと、電子部品3h,3i…が矢印
（Ｙ）方向に於ける出口部の所定位置に供給されること
から、容易に取り出すことができる。このように電子部
品３の姿勢を安定させ、確実に取り出せるように構成し
たのがこの考案による部品供給装置である。
また、上記実施例では電子部品の供給について説明した
が、これに限らず他のネジやバネ等の部品供給であって
も上記実施例と同様の効果が得られる。
が、これに限らず他のネジやバネ等の部品供給であって
も上記実施例と同様の効果が得られる。
以上のように、この考案によれば先頭の電子部品が出口
部のストッパに衝突した際に案内板によって該電子部品
の飛出し・浮き上がりを防止できると共に、この部品取
り出し時は電子部品が案内板により案内されるため、先
頭の電子部品の動きにより次の電子部品の飛出し・浮き
上がりがなくなり、先頭の電子部品の取り出しを確実に
行うことができる。また、同等部品を多数列供給する場
合でも簡単に連接が行え、かつ安価に構成することがで
きる効果がある。
部のストッパに衝突した際に案内板によって該電子部品
の飛出し・浮き上がりを防止できると共に、この部品取
り出し時は電子部品が案内板により案内されるため、先
頭の電子部品の動きにより次の電子部品の飛出し・浮き
上がりがなくなり、先頭の電子部品の取り出しを確実に
行うことができる。また、同等部品を多数列供給する場
合でも簡単に連接が行え、かつ安価に構成することがで
きる効果がある。
第１図はこの考案の一実施例による部品供給装置の側面
図、第２図は第１図の斜視図、第３図は部品供給状態を
示す側面図、第４図は従来の部品供給装置の側面図であ
る。 １は収納ケース、２はマガジン、3,3a〜3fは電子部品、
４はシュート、５はストッパ、６はガイド板、７は案内
板、8,9,12,13は軸、10はレバー、11はリンク、14は引
張バネ、15はバネ掛け軸、16,17はストッパ。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。
図、第２図は第１図の斜視図、第３図は部品供給状態を
示す側面図、第４図は従来の部品供給装置の側面図であ
る。 １は収納ケース、２はマガジン、3,3a〜3fは電子部品、
４はシュート、５はストッパ、６はガイド板、７は案内
板、8,9,12,13は軸、10はレバー、11はリンク、14は引
張バネ、15はバネ掛け軸、16,17はストッパ。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−218800（ＪＰ，Ａ) 特開 昭59−74812（ＪＰ，Ａ) 実開 昭58−40900（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭51−56770（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭60−61797（ＪＰ，Ｕ) 特公 昭46−23103（ＪＰ，Ｂ１) 実公 昭51−12847（ＪＰ，Ｙ１)
Claims (2)
- 【請求項１】電子部品を収納したマガジンを収納するケ
ースに、複数の電子部品を整列した状態で滑落させるシ
ュートを連設することにより、この出口部から電子部品
を一個ずつ取り出すようにした部品供給装置において、
上記シュートの出口部に設けられ、上記電子部品が順次
衝突するストッパと、上記シュートの出口部に近接して
設けられ、電子部品の衝突時に先頭の電子部品の上方を
案内し、先頭の電子部品の取出し時に次の電子部品の上
方位置まで後方へ平行移動して該電子部品を案内する移
動自在な案内板とを備えたことを特徴とする部品供給装
置。 - 【請求項２】シュートと案内板が複数個並設されている
ことを特徴する実用新案登録請求の範囲第１項記載の部
品供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985161404U JPH0638018Y2 (ja) | 1985-10-22 | 1985-10-22 | 部品供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985161404U JPH0638018Y2 (ja) | 1985-10-22 | 1985-10-22 | 部品供給装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6271121U JPS6271121U (ja) | 1987-05-07 |
| JPH0638018Y2 true JPH0638018Y2 (ja) | 1994-10-05 |
Family
ID=31087684
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985161404U Expired - Lifetime JPH0638018Y2 (ja) | 1985-10-22 | 1985-10-22 | 部品供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0638018Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5112847U (ja) * | 1974-07-15 | 1976-01-30 | ||
| JPS5840900U (ja) * | 1981-09-11 | 1983-03-17 | ティーディーケイ株式会社 | チツプ状電子部品移し変え機構 |
| JPS59218800A (ja) * | 1983-05-26 | 1984-12-10 | 三洋電機株式会社 | 部品装着装置 |
-
1985
- 1985-10-22 JP JP1985161404U patent/JPH0638018Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6271121U (ja) | 1987-05-07 |
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