JPS6230130Y2 - - Google Patents

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JPS6230130Y2
JPS6230130Y2 JP8637379U JP8637379U JPS6230130Y2 JP S6230130 Y2 JPS6230130 Y2 JP S6230130Y2 JP 8637379 U JP8637379 U JP 8637379U JP 8637379 U JP8637379 U JP 8637379U JP S6230130 Y2 JPS6230130 Y2 JP S6230130Y2
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JP
Japan
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storage case
cylindrical
cylindrical object
pair
coin
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JP8637379U
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JPS565265U (ja
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Publication of JPS565265U publication Critical patent/JPS565265U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、たとえば、50枚単位の硬貨を筒状
に包装して筒状硬貨を形成し、これを収納ケース
に並列状にしかも転動可能に収納し、最前列の筒
状硬貨をハンガによつて取出すような筒状物体の
取出装置に関している。
上述例の筒状硬貨の取出しについてさらに詳し
く述べると、第1図〜第3図に示すように、収納
ケース1の最前部には上方に開放された一対の爪
部材2を備え、この収納ケース1を若干前下りに
なる傾斜状に設置して、これに筒状硬貨3を並列
状に収納し、爪部材2によつて支持された最前列
の筒状硬貨3は爪部材2の間を下方から上方に抜
けるハンガ4によつて抜き取られる。
このように構成された取出し装置において、収
納ケース1に多くの筒状硬貨3を収納すると、こ
の収納ケース1は斜設されて筒状硬貨3が自重で
転動が可能に設けられているため、前述の爪部材
2に支持された筒状硬貨3には後部に位置する筒
状硬貨3の重量がかかるため、振動が生じると上
方に浮上る現象が生じる。
この浮上りは、筒状硬貨3の寸法不揃いが起因
する片側浮上りや、(第3図中仮想線参照)あふ
れ出しとなり、ハンガ4によつて抜き取るときに
バランスが崩れて落下させたりする欠点を有す
る。
そこでこの考案は前述のように、収納ケースに
収納された筒状硬貨のような筒状物体の浮上り現
象を確実に防止することができる筒状物体の取出
装置の提供を目的とする。
そしてこの考案によれば、収納ケースの先端部
に設けられる第1の爪部材に対し、この第1の爪
部材より筒状物体を取出す一対のハンガ部材間に
最先端に位置する筒状物体の持上げに際して上昇
抵抗となるが、持上げの妨げにはならない大きさ
の突起を第2の爪部材の内側に設けたので、収納
ケースに多くの筒状物体が収納されて、これらの
重量が最前列の筒状物体にかかつても、最前列の
筒状物体には第2の爪部材によつて持上げ方向に
ブレーキが作用されているため、この筒状物体は
浮上ることが確実に防止される。
その結果、筒状物体の浮上りに起因する収納ケ
ースからの落下が確実に防止され、またハンガ部
材による筒状物体も安定した状態で確実にでき
る。
このような特徴を有するこの考案の一実施例を
以下図面に基づいて詳述する。
図面はたとえば自動両替機において、筒状硬貨
を取出すための取出装置を示す。
第4図において、筒状硬貨5を収納する収納ケ
ース6は上下に複数段に位置され、しかも収納す
る筒状硬貨5が自重により転動するように斜設さ
れ、そして待期位置から筒状硬貨の取出し位置に
スライドするように設けられている。
上述の収納ケース6…の取出し位置側には、収
納ケース6に収納された筒状硬貨5を取出す左右
一対のハンガ7が対応して設けられている。
上述のハンガ7は第1無端チエーン8に等間隔
で複数個が装着され、このハンガ7は収納ケース
6の取出し位置を下方から上方に移動するように
第1無端チエーン8が適宜の駆動機構により駆動
制御される。
第1ドツグ9は待期位置にある収納ケース6を
取出し位置にスライドさせる作用を行ない、第2
ドツグ10は取出し位置にある空の収納ケース6
を待期位置にスライドさせる作用を行ない、これ
ら第1、第2のドツグ9,10はガイドレール1
1によつて上下方向に移動されるプレート12に
装着され、そしてこのプレート12は第2無端チ
エーン13に装着され、この第2無端チエーン1
3が適宜の駆動機構により正逆転制御されること
により、プレート12は上下に移動させる。
第5図は収納ケース6のスライド構成を示し、
収納ケース6は下部に設けたガイドローラ14を
介してガイドレール15上をスライドするように
設けられ、また収納ケース6の一側面16には第
1係止片17と第2係止片18とを備えた係止部
材19が固定されている。
一方上述の係止部材19と対応する位置には適
宜の固定壁(図外)に保持されたピン20に枢着
されたL字状のストツパレバー21が設けられ、
このストツパレバー21は後端部22が前述の係
止部材19の第1係止片17と対向する位置でス
トツパ片23に規制され、かつスプリング24に
よつて付勢されている。なお上述のストツパ片2
3は適宜の固定壁(図外)に固定されている。
そしてストツパレバー21の後端部22が上述
の第1係止片17と係止しているときは、収納ケ
ース6は待期位置に位置させられ、またストツパ
片23に第2係止片18が規制されるときは、収
納ケース6は取出し位置に位置させられる。
前述のストツパレバー21の前端部25は前述
の第1ドツグ9の移動径路中に突出され、この第
1ドツグ9が下方から前端部25を押上げること
によつてストツパレバー21は回動して後端部2
2が第2係止片18から外れ、収納ケース6は自
重によりスライドし、ストツパ片23に第2係止
片18が接当することによつて取出し位置に位置
規制される。
前述の収納ケース6の前端部には側面L字状の
第1爪部材26が左右に一対固定され、この爪部
材26は筒状硬貨5を保持する。
上述の一方の第1爪部材26と第2ドツグ10
の移動径路とが対応して設けられ、取出し位置に
ある収納ケース6の第1爪部材26に対し、第2
ドツグ10が下方より移動して、その傾斜面27
で押込むことによつて、収納ケース6は待期位置
に収納され、ストツパレバー21の後端部22が
第1係止片17と係合することによつて待期位置
に規制される。
第6図〜第8図は収納ケース6を示し、この収
納ケース6の前部上面側は側面16,16より折
返し片27,27が連設され、この折返し片2
7,27は最前端において一個の筒状硬貨5が上
方へ抜取られる分が切欠かれている。そしてこの
折返し片27,27はこれに収納される筒状硬貨
5が上方へ浮上ることを防止する。なお筒状硬貨
5は収納ケース6の後部より収納される。
前述の第1爪部材26,26は収納ケース6の
幅方向の左右端近傍に設けられ、前述のハンガ7
は左右一対が、上述の第1爪部材26,26のす
ぐ内側を通るように位置設定がされている。
さらにハンガ7,7の移動軌跡のすぐ内側には
左右一対の第2爪部材28,28が位置し、この
第2爪部材28,28は前述の第1爪部材26,
26と同様に筒状硬貨5を保持するように揃えら
れて位置し、収納ケース6に固定されている。
上述の第2爪部材28,28の上端内側には収
納ケース6側に突出する突部29,29を形成
し、この突部29,29は最前部の筒状硬貨5が
上方へ取出されるとき、この筒状硬貨5に対して
ブレーキ作用(抵抗)とはなるが、持上げの妨げ
とはならない。
このように構成された収納ケース6は筒状硬貨
5がケースの後部より装填されるが、この装填に
よつて最前位置の筒状硬貨5にはそれ以降の筒状
硬貨5の重量が加わるため最前位置の筒状硬貨5
は上方へ浮上るように作用力を受ける。
しかし、第2爪部材28,28の突部29,2
9が上述の浮上りに対してブレーキ作用を付与す
るため、最前位置の筒状硬貨5の浮上りが阻止さ
れ、またあふれ出しも阻止されて脱落が防止され
る。
上述の収納ケース6より筒状硬貨5を取出すと
きは、ストツパレバー21の係止を解き、収納ケ
ース6を取出し位置にスライドされて、ハンガ7
の上昇によつて収納ケース6の最前位置の筒状硬
貨5が取出されるが、このとき筒状硬貨5には前
述の第2爪部材28,28の突部29,29によ
つてブレーキが作用されるも、ハンガ7の強制取
出しによつて取出される。
この取出しにおいて、上述の突部29,29は
ハンガ7,7の内側に位置しているので、収納ケ
ース6上で若干傾斜した姿勢で保持されていて
も、これを良好に取出すことができ、さらに取出
し時にハンガ7,7上で筒状硬貨5が傾斜するこ
ともなく、良好に取出される。
なお、第2爪部材28は中央部分に1本のみ設
けるもよい。
さらにこの考案による取出し装置は筒状硬貨に
限らず他の筒状物体の取出しにも利用することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は収納ケースの先行技術を示
し、第1図は斜視図、第2図は断面側面図、第3
図は正面図、第4図〜第8図はこの考案の一実施
例を示し、第4図は筒状硬貨取出装置の側面図、
第5図は収納ケースのスライド機構を示す側面
図、第6図は収納ケースの斜視図、第7図はその
断面側面図、第8図はその平面図である。 5……筒状硬貨、6……収納ケース、7……ハ
ンガ、26……第1爪部材、28……第2爪部
材、29……突部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 筒状物体収納ケースの先端部の左右両側に、
    次に取出されるべき筒状物体の両端付近を支持
    するように互に平行に配置される第1の爪部材
    と、 第1の爪部材の下方から上方に交差して上昇
    し、この上昇の際に第1の爪部材に支持された
    最先端部の筒状物体を持上げて取出す一対のハ
    ンガ部とを備え、 前記収納ケースは、後端部に向つて斜め上方
    に傾斜して配置されるとともに、筒状物体は前
    記収納ケース上を転動可能に一列に並べて配置
    されてなる取出装置において、前記一対のハン
    ガ部材の間には前記第1の爪部材と同様に収納
    ケースの先端部に第2の爪部材を設け、 該第2の爪部材の先端筒状物体寄り位置には
    最先端の筒状物体の上昇の抵抗とはなるが、一
    対のハンガによる筒状物体の持上げの妨げには
    ならない大きさの突起を設けたことを特徴とす
    る 筒状物体取出装置。 2 前記第2の爪部材は前記一対のハンガ部材の
    すぐ内側に1本ずつ設けたことを特徴とする実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の筒状物体取
    出装置。
JP8637379U 1979-06-21 1979-06-21 Expired JPS6230130Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8637379U JPS6230130Y2 (ja) 1979-06-21 1979-06-21

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JP8637379U JPS6230130Y2 (ja) 1979-06-21 1979-06-21

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Publication Number Publication Date
JPS565265U JPS565265U (ja) 1981-01-17
JPS6230130Y2 true JPS6230130Y2 (ja) 1987-08-03

Family

ID=29319595

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JP8637379U Expired JPS6230130Y2 (ja) 1979-06-21 1979-06-21

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58190792U (ja) * 1982-06-14 1983-12-19 和泉電気株式会社 アナンシエ−タ装置
JPS58190793U (ja) * 1982-06-14 1983-12-19 和泉電気株式会社 アナンシエ−タ装置
JPS6195068U (ja) * 1984-11-28 1986-06-19

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JPS565265U (ja) 1981-01-17

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