JPS6226324Y2 - - Google Patents

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JPS6226324Y2
JPS6226324Y2 JP1983196315U JP19631583U JPS6226324Y2 JP S6226324 Y2 JPS6226324 Y2 JP S6226324Y2 JP 1983196315 U JP1983196315 U JP 1983196315U JP 19631583 U JP19631583 U JP 19631583U JP S6226324 Y2 JPS6226324 Y2 JP S6226324Y2
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JP
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box
door
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soap
pair
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JP1983196315U
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JPS59112702U (ja
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  • Container Filling Or Packaging Operations (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は石鹸などのように一定の形状を有する
多数の物体を一定形状の函に一定箇数づつ1段に
挿入する自動函詰装置に係り、特に挿入されるべ
き函内に設けた仕切板を所定の位置に位置ぎめし
てこの仕切板によつて区切られた個所に挿入すべ
き物体を正確に導き得る函詰機構に関するもので
ある。
〔従来技術〕
従来一般に製作、実用されている自動函詰装置
においては、一定形状の函の中へ例えばm箇づつ
n列の物体を隙間無く迅速に詰め合わせることが
技術的ポイントで、この問題を解決するため、m
箇の物体を吸着支承する挿入ヘツドがn列設置さ
れていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上に述べたような従来装置では次のような問題
が有る。
(イ) 挿入ヘツドによつて函詰されるべき物体を吸
着保持し、これを予め所定位置に置かれた函内
に挿入する際、函の位置を正確にセツトするこ
とが技術的になかなか難かしく、高度の信頼性
をもつて安定した挿入作動を行わせることが困
難である。
(ロ) 数種類の大きさの函を準備して、その中に詰
め合わせるべき物体の列数を変えようとした場
合、函の大きさに応じて各別個の挿入ヘツドを
準備しておき、函の大きさに応じて挿入ヘツド
の交換を行なわなければならない等の不便があ
り、 (ハ) 更に、上記の函の中に仕切板が設けられてい
る場合には、この仕切板を正しい位置に置かな
ければ該仕切板によつて区画された場所に物体
を詰め合わせることができないため、仕切板を
備えた函の中へ定形物体を詰め合わせる作業を
自動化することができなかつた。
本考案は上記の如き従来技術の不具合を一挙に
解消すべく創作され、仕切板を備えた函内に挿入
されるべき物体の1列分の箇数を1サイクルとし
て正確にかつ安定して函内所定の位置に挿入し
て、1列乃至複数列に、かつ1段に函詰めし得る
機構を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記の目的を達成するため、 (a) 水平な直交2軸X,Yを設定すると共に、函
を水平姿勢に搭載して、X軸方向にピツチ送り
する搬送手段と、 (b) 挿入ヘツド内に設けられて、複数個の被函詰
物体をY軸方向に並べて吸着保持・放出落下し
得る吸着ヘツドと、 (c) 上記吸着ヘツドに吸着保持された被函詰物体
の下方に設けられて、Y軸方向の回転軸の回り
に回動する1対の扉状ガイドと、 (d) 前記の函の中に位置せしめて、仕切板を垂直
姿勢、X軸方向に支持・放出し得る仕切板把持
爪とを設け、かつ、 (e) 前記1対の扉状ガイドは、下方に開いたと
き、ほぼ垂直姿勢となつて該1対の扉状ガイド
が平行になり、吸着ヘツドから放出された被函
詰物体を函内に誘導し、 (f) 上記の誘導作動が終る毎に前記搬送手段がX
軸方向に1ピツチずつ送られる構造としたこと
を特徴とする。
〔作 用〕
上記の構成によれば、 (i) 1対の扉状ガイドが被函詰物体をY軸方向に
並べて、1挙に複数個ずつ函の内へ誘導し、 (ii) 上記の誘導作動と併行して、仕切板をX軸方
向かつ垂直姿勢に揃えて、円滑な函詰を行わ
せ、 (iii) 上記(i),(ii)の作動ごとに函を1ピツチずつ送
つて、該函内に定形の物体を、Y軸方向に複数
個、X軸方向に1列乃至複数列に、1段に函詰
することができる。
〔実施例〕
次に本考案の一実施例である石鹸函詰装置を説
明する。第1図はこの装置の斜視図、第2図はそ
の正面図である。図示の如く水平な直交2軸X,
Yを想定する。
先ず石鹸函詰装置としての一般的構造機構を述
べると、挿入ヘツド1は上下ガイド軸2,2に案
内されて上下動し得るようになつており、その下
方に設けられた吸着ヘツド3の下面に石鹸吸着用
のパツト4が設けられている。石鹸を装入される
べき函5は搬送装置(図示せず)によつてX軸方
向に送られてきたストツパ6によつて位置ぎめさ
れる。以上が従来一般に用いられている石鹸函詰
装置の概要であるが、本発明においては、前記吸
着ヘツド3の下面に石鹸8を吸着保持したとき、
その下方に当たる位置に、Y軸方向の一対の水平
軸9,9によつて回動自在に支承された一対の扉
形ガイド10,10が設けられている。この扉形
ガイドを回動せしめる手段としてピニオン11と
これに噛合するラツク12とが設けられていて、
前記挿入ヘツド1が下降すると矢印B,B′方向に
開き、挿入ヘツド1が上昇すると矢印C,C′方
向に閉じるようになつている。
本実施例においては、吸着ヘツド3の底面は、
小箱に入れられた石鹸8を5箇並べた時の頂面と
同形に作られ5箇の石鹸をY軸方向に並べて吸着
保持したり放したりできるようにパツト4が配設
されている。
本実施例においては函5に設けられた仕切板1
3,13を位置ぎめする手段として、この仕切板
13,13を、垂直姿勢に、かつX軸方向に揃え
て支持するように嘴形の仕切板把持爪14,14
が設けられている。この仕切爪は通常時はスプリ
ングによつて開かれていて、挿入ヘツド1に固着
された仕切カム15,15に押動されると閉じる
ようになつている。
本実施例においては、X軸方向に送られてきた
函5がストツパ6によつて止められたとき、その
両側に設けられたチヤツク爪7,7,7,7が函
5を挾持するようになつており、このチヤツク爪
の挾持力はスプリング(図示せず)によつて弾性
的に付勢されるようになつている。更に、前記扉
形ガイド10が開かれる際、これと連動して自動
的にカム装置(図示せず)によつて前記仕切板把
持爪14のスプリング挾持力が一時的に解放され
るようになつていることが望ましい。
本考案は以上の如く構成されており、その作用
を在来装置と比較しつつ説明すると次の如くであ
る。
吸着ヘツド3が下面に5箇の石鹸8をY軸方向
に並べて、これを吸着して降下してきた時、その
下方に函5が待機しているが、既述の如くその位
置を吸着ヘツド3に吸着保持された石鹸8に対し
て正確に対向させることは技術的に困難である。
しかし、本考案は係る機構においては、扉形ガ
イド10,10が矢印B,B′方向に回動して石鹸
8の下降位置をガイドすると共に、もし函5の位
置が若干ずれていても、この扉形ガイドが矢印
B,B′方向回動して垂直姿勢になる際に函5を押
し動かして正しい位置に修正する。特に函5の中
に既に挿入された石鹸16が在るとき、この石鹸
16は函の中でずれ動き易いが、扉状ガイド1
0,10はその開閉回動範囲内に石鹸16が有る
と、これを左右に押し退けて石鹸8が入るべき空
間を準備する作用をする。そして更に石鹸8がこ
の空間へ挿入されるようその下降をガイドする作
用をする。
上に述べたように、扉状ガイド10が函内に石
鹸8を誘導する際、既挿入の石鹸や函に当接して
誘導すべき石鹸の挿入空間を確保する機能は、第
2図において扉形ガイドが破線の如く下降回動し
たとき、その先端が函5の縁よりも下方に、か
つ、石鹸16の上面よりも下方になるように構成
することによつて果たされる。
本実施例においては、吸着ヘツド3は5個の石
鹸8を吸着保持して下降し、これを函内に入れる
ように作られている。従つて例えば5箇づつn列
の函詰を行いたい場合は、上記の装入作動をn回
繰返すとともに、毎回の装入作動ごとに函5をX
方向に1ピツチずつ送ることによつて函詰作業を
遂行し得る。このようにして任意の列数の1段函
詰が可能であり、この際に挿入ヘツドの交換など
の調整を必要としない。また交換用の挿入ヘツド
として例えば3列用、4列用など各種の挿入ヘツ
ドを別途準備する必要が無い。
本実施例の如く1列分(Y軸方向)の箇数の石
鹸を吸着ヘツドで保持し、1列分づつ数回に分け
て函内に挿入することは従来の函詰装置ではでき
なかつた。その理由は2列目以降の挿入に際し、
既に函内に入れられている石鹸の位置を固定する
適当な方法が無く、どうしてもその位置がずれる
ので2列目以降の挿入が安定しなかつたからであ
る。本考案によつて既に函内に入れられている石
鹸の位置を扉形ガイドによつて既制しつつ次の列
の石鹸を挿入することが可能になつた為に初めて
1列ずつの繰返し函詰作業が可能となつたもので
ある。
函の中に仕切板13が設けられているのでこの
仕切板が曲がつていると上述しただけの函詰機構
では旨く石鹸を挿入できない。本実施例において
は挿入ヘツド1の降下に伴つてこれに固着された
カム15が降下し、鋏状の仕切板把持爪14に衝
接してこれを閉じさせる方向に押動する。この仕
切板把持爪14が閉じる際、仕切板13を挾ん
で、垂直姿勢かつX軸方向に揃えて、その位置を
矯正するので、本発明の機構による石鹸の函詰作
業は仕切板の位置狂いによつて妨げられるおそれ
がない。
また本実施例においては、前述の如く扉形ガイ
ド10によつて函の位置を修正しつつ石鹸を装入
する際、所定の位置に搬送された函5はチヤツク
爪7,7,……によつて弾性的に挾持されてい
る。このため函の位置が僅かに狂つていても扉形
ガイド10によつて正しい位置に向けて押された
とき、函5はこの押動力に強く抗うことなく位置
修正を受ける。なお既述の如く別個にカム装置な
どを設けて、扉形ガイド10が開き方向に回動す
る際前記チヤツク爪の弾性的挾持力が一時的に解
放されるようにしておけば、前記函位置の修正は
より円滑に行われ得る。
本考案は、以上詳述したごとく、一定形状の複
数箇の物体を挿入ヘツドに吸着支承して自動的に
1段函詰を行う場合、挿入すべき函の位置を自動
的に修正しつつ、安定した函詰作業をすることが
できる効果があり、特に、扉形ガイドが函や既挿
入物体の位置を規制するので安定した作動が可能
で、その上、仕切板を挾持して位置ぎめする手段
を設けてあるため、仕切板を有する函にも容易に
函詰を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例である石鹸函詰装置
の斜視図、第2図は同じく正面図である。 1……挿入ヘツド、2……上下ガイド軸、3…
…吸着ヘツド、4……パツト、5……函、6……
ストツパ、7……チヤツク爪、8……石鹸、9…
…水平軸、10……扉形ガイド、11……ラツ
ク、12……ピニオン、13……仕切板、14…
…仕切板把持爪、15……カム、16……石鹸。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (a) 水平な直交2軸X,Yを設定すると共に、函
    を水平姿勢に搭載して、X軸方向にピツチ送り
    する搬送手段と、 (b) 挿入ヘツド内に設けられて、複数個の被函詰
    物体をY軸方向に並べて吸着保持・放出落下し
    得る吸着ヘツドと、 (c) 上記吸着ヘツドに吸着保持された被函詰物体
    の下方に設けられて、Y軸方向の回転軸の回り
    に回動する1対の扉状ガイドと、 (d) 前記の函の中に位置せしめて、仕切板を垂直
    姿勢、X軸方向に支持・放出し得る仕切板把持
    爪とを設け、かつ、 (e) 前記1対の扉状ガイドは、下方に開いたと
    き、ほぼ垂直姿勢となつて該1対の扉状ガイド
    が平行になり、吸着ヘツドから放出された被函
    詰物体を函内に誘導し、 (f) 上記の誘導作動が終る毎に前記搬送手段がX
    軸方向に1ピツチずつ送られる構造としたこと
    を特徴とする、定形物体の函詰機構。
JP19631583U 1983-12-22 1983-12-22 定形物体の函詰機構 Granted JPS59112702U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19631583U JPS59112702U (ja) 1983-12-22 1983-12-22 定形物体の函詰機構

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JP19631583U JPS59112702U (ja) 1983-12-22 1983-12-22 定形物体の函詰機構

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Publication Number Publication Date
JPS59112702U JPS59112702U (ja) 1984-07-30
JPS6226324Y2 true JPS6226324Y2 (ja) 1987-07-06

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ID=30421256

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JP19631583U Granted JPS59112702U (ja) 1983-12-22 1983-12-22 定形物体の函詰機構

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03244855A (ja) * 1990-02-22 1991-10-31 Nec Corp ベルトの斜行補正機構

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS517111A (en) * 1974-07-06 1976-01-21 Kanna Pushupa Shokubutsutaikarano inshurinno bunrihoho

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JPS517111A (en) * 1974-07-06 1976-01-21 Kanna Pushupa Shokubutsutaikarano inshurinno bunrihoho

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JPS59112702U (ja) 1984-07-30

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