JPH0637879Y2 - 制御盤冷却装置 - Google Patents

制御盤冷却装置

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JPH0637879Y2
JPH0637879Y2 JP14203888U JP14203888U JPH0637879Y2 JP H0637879 Y2 JPH0637879 Y2 JP H0637879Y2 JP 14203888 U JP14203888 U JP 14203888U JP 14203888 U JP14203888 U JP 14203888U JP H0637879 Y2 JPH0637879 Y2 JP H0637879Y2
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JP
Japan
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control panel
chamber
outside
cooling device
heat pipe
Prior art date
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Application number
JP14203888U
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JPH0263952U (ja
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直浩 辻
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Mitsubishi Motors Corp
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Mitsubishi Motors Corp
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  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、工作機械を作動を制御する制御盤の冷却に
適した冷却装置に関する。
(従来の技術) 最近NC制御やコンピュータ制御の工作機械が広く用いら
れ、長時間使用による制御盤内の温度上昇を防止するた
め制御盤冷却装置が付属しているのが普通である。制御
盤冷却装置は、制御盤内の高温雰囲気と比較的低温の制
御盤外空気との間にフィン付きのヒートパイプを介して
熱交換が行なわれる構成になっている。
(考案が解決しようとする課題) しかし、制御盤の外は、普通生産工場内雰囲気であっ
て、塵埃やオイルベーパ等が浮遊して長時間使用に当っ
ては冷却装置内のヒートパイプ及びヒートパイプに固着
されるフィンに塵埃等が付着堆積して冷却効率を低下さ
せる、という問題がある。
そこで、本考案の目的は、冷却効率を低下させない制御
盤冷却装置の提供にある。
(課題を解決するための手段) 本考案の制御盤冷却装置は、制御盤外雰囲気に連通する
冷却装置の第2室内に洗浄液を導入して、これをヒート
パイプに噴射し洗浄後の洗浄液を室外に導出する洗浄装
置を設けたことを特徴とする。
(作用) 洗浄液を冷却装置の制御盤外雰囲気に連通する第2室内
に導入し、ヒートパイプに噴射することにより、ヒート
パイプ及びフィンに付着していた塵埃等不純物を洗浄・
分離する。洗浄済の洗浄液は室外へ導出する。
(実施例) 以下、図示の実施例に基づいて本考案を詳細に説明す
る。
第1図および第2図において、制御盤冷却装置1は、外
観的にはフランジ部2を有する箱体3からなっていて、
フランジ部2は図示しない制御盤の側板4に固定されて
いる。この場合、第2図において側板4の図中右側が制
御盤内部を表わし、側板4の図中左側が制御盤外部すな
わち工場内雰囲気を表わしている。箱体3は、仕切板5
によって上下2室、すなわち上部の第1室6および下部
の第2室7に分離されている。符号8はヒートパイプを
示し、このパイプの外周には放熱用フィン8aが設けられ
ている。また、ヒートパイプ8は、仕切板5を貫通して
第1室6と第2室7へ延びている。従って、第1室6及
び第2室7とは、互いに独立しているが、ヒートパイプ
8を介して互いに熱交換可能になっている。第1室6の
制御盤内側の側板6aには、上部にファン9が取付けら
れ、下部には格子または網を有する窓10が穿設されてい
て、ファン9が作動すると制御盤内空気は矢印Aで示す
ように窓10より流入してヒートパイプ8の間を通り、フ
ァン9によって再び制御盤内へ戻るようになっている。
同様に、第2室7においても、ファン11と窓12とが設け
られていて、ファン11の駆動により制御盤外空気は矢印
Bで示すように窓12より流入し第2室7内のヒートパイ
プ8の間を通りファン11によって再び制御盤外雰囲気中
へ流出される。以上の構成により制御盤内の高熱源と制
御盤外の低熱源との間にヒートパイプ8を介して熱の授
受が行なわれる。
このように構成された冷却装置において、本考案の特徴
とするところは、第3図に示す噴射パイプ15を含む洗浄
装置を第2室7に組み込んだことにある。すなわち、噴
射パイプ15は、吸入部16と、この吸入部16から直角に折
曲された長管部17とからなり、長管部17は水平方向に配
置されその長手方向に沿って噴出口17aが略等間隔に多
数形成され、その末端部18は閉塞されている。吸入部16
は図示しない洗浄液供給ホースが抜け難い乳首状部19を
有し、第2室7の側板2aに穿設された孔と吸入部16との
隙間をシールする一対のシール材20が嵌着されている。
長管部17の末端部18は、U字状ブラケット21を介して側
板2aに固定されるようになっている。また、第2室7の
底板7aは制御盤外へ向かって下降する斜面を形成し、側
板2a下部には廃液管22が貫通・固着されている。
従って、図示しないホースを介して定期的若しくは必要
な時機に洗浄液を噴射パイプ15に供給すれば、多数の噴
射孔17aより洗浄液がヒートパイプ8に向かって噴射さ
れ、該パイプ及びフィン8aを洗浄する。洗浄後の汚染液
は底板7aの斜面に沿って流下し廃液管22を通って排出さ
れる。
洗浄装置は、上記のように、一本の噴射パイプを横置き
した方式に限定されるものではなく、縦置きに配置して
も良く、また一本の噴射パイプをその長手方向に直交す
る向きに移動させてヒートパイプの各フィンを隈無く洗
浄させるようにしても良い。更にまた、適宜本数の噴射
パイプをヒートパイプ相互間に固定配置したものであっ
ても良い。なお、洗浄液は、清水でも良いが、ヒートパ
イプやフィンの表面の洗浄効果を上げるためには、適宜
の洗剤を含ませても良いこと勿論である。
(考案の効果) 以上の説明で明らかなように、本考案によれば、長期間
工作機械を使用してもその制御盤を冷却する冷却装置
は、洗浄装置による定期的な作動によって、ヒートパイ
プや冷却フィンに付着する塵埃を洗い流すので、常に高
い冷却効果を維持することになる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の一実施例を示す一部破截斜
視図及び断面図、第3図は洗浄装置の一部を構成する噴
射パイプの一例を示す外観斜視図である。 1……制御盤冷却装置、5……仕切板、6……第1室、
7……第2室、8……ヒートパイプ、8a……冷却フィ
ン、9,11……ファン、10,12……窓、15……噴射パイ
プ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】制御盤に組み込まれていて、仕切板により
    仕切られた第1室及び第2室と、前記仕切板を貫通して
    それぞれ前記第1室及び第2室に延びる多数のフィン付
    きヒートパイプと、前記第1室には制御盤内の空気が流
    入する窓及び同室内の空気を制御盤内へ戻すファンと、
    前記第2室には制御盤外の空気が流入する窓及び同室内
    の空気を制御盤外へ戻すファンとを有して、前記ヒート
    パイプを介して制御盤内の熱気を制御盤外へ排出する制
    御盤冷却装置において、前記第2室に組み込まれていて
    室外より洗浄液を導入してこれを前記ヒートパイプに噴
    射し洗浄後の液を室外に導出する洗浄装置を備えたこと
    を特徴とする制御盤冷却装置。
JP14203888U 1988-10-31 1988-10-31 制御盤冷却装置 Expired - Lifetime JPH0637879Y2 (ja)

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JP14203888U JPH0637879Y2 (ja) 1988-10-31 1988-10-31 制御盤冷却装置

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JPH0263952U JPH0263952U (ja) 1990-05-14
JPH0637879Y2 true JPH0637879Y2 (ja) 1994-10-05

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