JPH0637759U - 細管の電気泳動装置および細管アッセンブリ - Google Patents

細管の電気泳動装置および細管アッセンブリ

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JPH0637759U JP029568U JP2956893U JPH0637759U JP H0637759 U JPH0637759 U JP H0637759U JP 029568 U JP029568 U JP 029568U JP 2956893 U JP2956893 U JP 2956893U JP H0637759 U JPH0637759 U JP H0637759U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 容易に使用でき、サンプル操作が少なく、比
較的安い自動化された細管の電気泳動装置を提供するこ
と。 【構成】 自動化された多チャンネルの細管の電気泳動
装置は、複数の細管(200)を含み、各細管が第1の
端部と第2の端部とを有する。細管の第1の端部は、選
定された試薬貯蔵器(144)に、また試薬貯蔵器から
集合的に移送されるべく適合されている。細管の第2の
端部は、共通の導管(322)内に解除可能に、かつ、
密封可能に保持され、導管は、選定された試薬貯蔵器と
真空源とに流体の連通状態におかれる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、一般的には、電気泳動の分野に関し、特に、毛管すなわち細管の電 気泳動に、さらに詳しくは、複数のサンプルのバッチまたは平行分析に使用でき る自動化された細管の電気泳動分析器に関する。本考案は、限定するのではない が、臨床化学に使用できる。
【0002】
【従来の技術】
臨床化学における電気泳動の有用性は、たとえば、体液だけでなく血清中のタ ンパク質の分析においてかなり長い間認められている。典型的には、ゲルの電気 泳動が臨床化学実験室での選択の方法である。ゲルの電気泳動では、サンプルは 通常「ゲル」と呼ばれる、弾力的なシート上に支持されるゼラチンの層の1つの エッジ近くに加えられる。前記ゲルは電気泳動され、着色され、その結果得られ るパターンの密度が前記サンプル中に含まれるタンパク質を明らかにするため測 定される。ゲルの電気泳動は、サンプル分析するのに必要とされる供給および装 置の点で比較的安いけれども、前記技術は、熟練した技術者を必要とし、時間を 消費することから、実際には、試験毎の値段が高くつき、前記技術を使用するこ とにより実行できる試験の数が限られる。
【0003】 臨床実験において電気泳動を自動化する努力がなされている。たとえば、ダー ムス(Dahms) に与えられた米国特許第4,124,470 号明細書は、ゾーン電気泳動装 置を開示している。このゾーン電気泳動装置では、大きな直径の個々の管中の多 くのサンプルがターンテーブル上で逐次に処理される。前記装置は、電気泳動手 順を自動化するけれども、バッファ等の大容量の電気泳動試薬を必要とし、また 電気泳動回路の部品としてウイックおよび膜を使うことを必要とする。
【0004】 細管(毛管)の電気泳動は、最近発展しているもので、現在ゲルで実行されて いる電気泳動的な分離を実行するのに使用できる。細管の電気泳動では、約 5ミ クロンから約 200ミクロンの範囲の内径を有し、かつ、しばしば約20センチの長 さの小さなチューブすなわち細管が、電気的に導電性の流体、すなわちバッファ で満たされる。分析されるべき小量のサンプルが細管の穴の一端に導かれ、細管 の両端がバッファの別々の貯蔵器に置かれる。約2,000 ボルトないし約30,000ボ ルトの範囲の直流電圧が、前記バッファの貯蔵器内に配置された電極によって前 記細管の両端に印加され、小さな電流、典型的には、約 5マイクロアンペアから 約 1ミリアンペアの範囲の電流を引き起こし、前記細管を通して流す。
【0005】 前記細管を横切って印加される正しい極性によって、前記サンプルは、前記細 管の前記サンプル導入端から他方の端に向けて移動を開始する。この移動が起こ ると、前記サンプル中の異なる分子が、主として、分子上のわずかに異なる電荷 のために、異なる速度で移動する。これら異なる移動速度は、わずかに異なる電 荷を持つ複数分子の一方を他方から分離させ、あるものはより速く動き、より遅 く動く分子に対して前進する。サンプルが前記細管の他方の端に近づくと、少量 のサンプルが分子の相対的な移動速度にしたがって、異なる分子のバンドに分離 されるようになる。異なる分子のこれらバンドすなわちグループは、たとえば、 前記細管の穴に光線を通すことによって、前記細管の他方の端の近くで検出され る。異なる分子によって引き起こされる吸光度のような前記光線への変化は、分 離された分子が前記光線を通過するとき検出される。このように、前記サンプル 中の異なる分子または前記サンプル中の分子の類もしくは範ちゅうと、そのよう な分子の相対的な濃度とを同定する。
【0006】 細管の電気泳動分析の自動化された形態は、この技術の分野において公知であ る。たとえば、1988年 4月29日にブロラ(Burolla) によって出願された米国特許 出願第188,773 号に対応するヨーロッパ特許出願第89302489.3、公開番号第0,33 9,779 A2は、自動化された細管の電気泳動装置を記載している。この装置は、カ ートリッジに取り付けられた細管の端部の下方に位置するバイアルのための2つ のコンベヤを含む。前記細管の前記端部は電極と一緒に、前記バイアルのキャッ プを突き刺す注射器によって前記バイアルに挿入される。単一の検出器が電気泳 動されたサンプルを検出する。
【0007】 自動化された細管の別の電気泳動装置は、ガズマン(Guzman)に与えられた米国 特許第5,045,172 号明細書に記載されている。このガズマン装置は、該装置の反 対側の端部にある2つのターンテーブルを含み、これらテーブルがサンプルのカ ップとバッファのカップとを保持する。ガズマン特許において単一の細管または 平行してすなわちまとめて操作される複数の細管であると記載されている細管は 、2つの反対側の端部を有する。これら端部は、まずサンプルを前記細管に吸い 上げ、その後サンプルを電気泳動するため、自動化されたアームおよびポストに よってそれぞれ対応する対のカップに置かれる。ブロラと同じく、単一の検出器 がその結果を検出するのに使用される。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
いままで述べてきた自動化された分析器のいずれも、型にはまった臨床実験室 の適用に適さない。そのような分析器のそれぞれは、その自動化された性質にも かかわらずかなりな手動操作、たとえば、サンプルのバイアルおよびバッファの バイアルを個別に準備し、分析器に置くこと、種々の分析的な手順のために分析 器のプラグラムを作ることなどのような手動操作を必要とする。たった1つのサ ンプルが、分析器の各分析サイクルの間、電気泳動され、検出されることから、 単位時間毎のサンプル数すなわち処理量は、最も型にはまった臨床実験室の仕事 の要求に比べて極めて限られている。
【0009】 ガズマン分析器のさらに別の不利は、細管を取り替えることが困難に思えるこ とである。ブロラでの細管は、細管がカートリッジ内に収容されているために取 替えしやすいが、ブロラのカートリッジは分析器の使用を高価にする。さらに、 ブロラ分析器の商業的な改造品(米国カリフォルニア州フラートンのベックマン インスツルメント インコーポレイテッドからP/ACE の商標名で入手できる) は、前記高価さと臨床化学状況での分析器の使用の不便さとに加えて、外部の高 圧窒素タンクを必要とする。
【0010】 したがって、使用し易く、サンプル操作が少なく、比較的安価であり、かつ、 従来の細管の電気泳動分析器に比べて実質的に増加する処理量を処理できる、自 動化された細管の電気泳動分析器の要求がある。また、臨床化学実験室での使用 に容易に適用できる、自動化された細管の電気泳動分析器の要求がある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本考案は、複数のサンプルを同時に分析できる細管の電気泳動分析器に向けら れている。1つの実施例では、本考案にしたがう装置は複数の細管を含み、それ ぞれの細管が第1の端部と第2の端部とを有する。導管すなわちマニホルドが前 記細管の第2の端部を受け入れる手段を含む。前記導管は、該導管内の前記細管 の第2の端部を解除可能に密封するための手段を含みうる。これによって、前記 細管の第2の端部の間に共通の液体通路を確立する。
【0012】 本考案にしたがう前記装置は、試薬セグメント内に保持されているサンプルと の使用に適用できる。ここで、前記試薬セグメントは複数のウエルを有する。そ のような装置は、したがって、複数の細管を含み、各細管が第1の開口端と第2 の開口端とを有する。前記細管のそれぞれの第1の端部を前記試薬セグメントの ウエルの選定された別個のものに同時に置く手段が設けられる。前記装置は、ま た、共通の導管を定めるマニホルドを含む。前記共通の導管は、前記細管のそれ ぞれの第2の端部を該共通の導管に受け入れ、前記細管の第2の端部の間に共通 の液体通路を確立する手段を含む。電極が前記細管を通る直流電流回路の一端を 確立するため、前記マニホルドに設けられる。
【0013】 前記装置は、また、前記細管のそれぞれのための個々の検出手段を設けること ができる。個々の検出手段は、前記細管のそれぞれの光学的検出を個別的にかつ 同時的に与えることができ、したがって、前記細管のそれぞれにおいて本質的に 同時的に起こる電気泳動の結果を検出できる。
【0014】 前記装置は、また、複数のサンプルとピペット移送・希釈器(pipettor-diluto r)とを受け入れるターンテーブルを含むことができる。前記ピペット移送・希釈 器は、前記サンプルを前記試薬セグメントの前記ウエルに移送し、かつ、そのよ うな移送が行われるときに前記サンプルを希釈し、含まれる独特なサンプルのた めに必要とされるかも知れない引く続く希釈を実行する。前記サンプルは、別の 容器へ移送することなく前記装置によって直接使用するため、前記ターンテーブ ルによって支持される標準血液管に収容されることが有利である。このようにし て、汚染と伝染性物質の起こりうる不注意な拡散とを避ける。
【0015】 前記細管を前記試薬セグメントの適当なウエル内に位置させるため、前記試薬 セグメントを運ぶ前記ターンテーブルは、前記細管の前記第1の端部に向けて、 また前記端部から離れて持ちあげることができる。これに代えて、前記細管は、 前記細管の第1の端部を前記試薬セグメントのそれぞれのウエルに置く位置か、 または前記第1の端部をそれぞれのウエルから取り出す位置かのいずれかへ昇降 することができる。
【0016】 前記装置は、また、ランニングバッファと洗浄液の分配手段とを含むことがで きる。洗浄液の分配手段は、ランニングバッファと洗浄液とを前記試薬セグメン トの適当なウエルに分配する。さらに、ランニングバッファと真空源手段とは、 適当な弁手段を介して前記マニホルドと流体的に連通しうる。真空を前記マニホ ルドに与えることによって、液体が前記細管を経て前記マニホルドに同時に抽出 される。この液体は、洗浄液、ランニングバッファまたは少量のサンプルであり うる。ランニングバッファは、その後、前記マニホルドに弁を切り換えられうる 。そして、運転電圧が複数のサンプルを同時に電気泳動し、かつ、検出するため 前記細管に印加されうる。
【0017】 電気泳動の結果を本質的に同時に検出するため、前記装置は、前記細管のそれ ぞれのための光学的な検出手段を含むことができる。ここに開示した実施例では 、前記光学的な検出手段は、各細管のための入出力の光ファイバと光検出器とを 含む。単一の光源が前記入力の光ファイバの全てを照明し、本考案の装置をさら に簡単にする。
【0018】 このように、本考案は、従来技術の制限と不利とを克服し、使い易さを与え、 複数のサンプルの同時的な電気泳動および検出を可能にする細管の電気泳動装置 である。この装置は、ボード上でのサンプル処理を含み、決まりきった型の臨床 実験室の使用に容易に適用できる。
【0019】
【実施例】
図1および図2を参照するに、本考案に従う分析器40は、下方の水平な取付 けプレート42と上方の水平な取付けトレー44とを有する台上に形成されてい る。取付けプレート42は、回転可能アッセンブリ46、細管アッセンブリ48 、流体制御アッセンブリ49、プローブアッセンブリ50およびピペット移送・ 希釈器アッセンブリ52を支持する。上方の取付けトレー42は、カードケージ 54、低電圧の直流電源56および光源の供給源58を支持する。複数の試薬の 貯蔵器62もまた、オペレータに容易に接近させるため、上方の取付けトレー4 4の正面エッジに支持されている。好ましい態様では、貯蔵器62は水ボトル6 4と、pH10.2のホウ酸のような適当なランニングバッファを収容しているバッフ ァボトル66と、水酸化ナトリウム(苛性ソーダ)を収容している洗浄液ボトル 68と、リン酸塩で緩衝された食塩水のような適当な希釈剤を収容している希釈 剤ボトル70とを含む。前記希釈剤は、所望の場合、特別な化学的参照マーカを 付加的に含むことができる。この化学的参照マーカは、フタイ エイ.シェン(F u-Tai A.Chen) の名で1991年 5月31日に特許出願された、発明の名称を「細管の 電気泳動を利用するサンプル成分の同定」(Identification of Sample Constitu ents Utilizing Capillary Electrophoresis) とする米国特許出願第708,424 号 に記載されているようなものである。貯蔵器62を上方のトレー44に置くこと は、分析器40の至るところにある貯蔵器62に収容されている試薬の重力供給 を可能にする。分析器40はまた、図1には示してないが、慣用された仕方で適 当な、頂部パネル、側部パネル、前部パネルおよびドアを含むことができる。
【0020】 回転可能アッセンブリ46は、サンプル管および試薬セグメントの支持と自動 化された位置決めとを与える。さらに詳しくは、回転可能アッセンブリ46はタ ーンテーブル100を含み、ターンテーブル100はその中心で軸104によっ て回転可能に支持されている。軸104は、図1に簡略化のため仮想線で示した 電動機および駆動ベルトアッセンブリ106の一部である。このアッセンブリ1 06は、取付けプレート42によって支持され、ターンテーブル100の下方か つ内方にある。電動機および駆動ベルトアッセンブリ106は、制御可能な仕方 でターンテーブル100と軸104とを回転するように操作される。
【0021】 ターンテーブル100は上方の面110と、下方の環状支持部112とを含む 。上方の面110は、この面110の外周縁近くに配置された複数の円弧状のリ ブ114を含む。図示の実施例では、リブ114は、上方の面110の周縁に1 0個の等間隔をおいた場所を画定しており、リブ114間にピン115がある。 下方の環状支持部112は、その面から上方へ伸びているポスト116を含む。 複数対のポスト116は、リブ114のそれぞれに関して半径方向の外方に配置 されている。したがって、20本のポスト116が10個の対応するリブ114 に関して環状支持部112に配置されている。
【0022】 ターンテーブル100はまた、内方の垂下リップ118(図3)を含み、この 垂下リップ118は、その下方のエッジに形成した10個の等間隔をおいた切欠 き(図示せず)を含む。これら切欠きは、光学検出器(図示せず)によって検出 されるべく寸法決めされ、したがって、慣用的な仕方でターンテーブル100の 回転位置を決定する。
【0023】 サンプル管セクタ130は、ターンテーブル100の周縁に抜き取り血液のよ うなサンプルを入れる複数のサンプル管132を支持するため、環状支持部11 2とポスト116とに掛けられる。サンプル管セクタ130は、環状支持部11 2に載るために適合された水平フランジ134と、ポスト116を受け入れる2 つの穴136とを含み、それによって水平フランジ134を環状支持部112に 載せ、サンプル管セクタ130をターンテーブル100に取外し可能に取り付け る。
【0024】 複数の試薬セグメント140が上方の面110の周縁に取外し可能に配置され る。各試薬セグメント140は、上方の面110の周縁の曲面に調和するため湾 曲されている。試薬セグメント140はリブ114の上方に嵌り、したがってリ ブ114は、試薬セグメント140の外方のエッジ近くの試薬セグメント140 の内側に嵌り、これによって試薬セグメント140を上方の面110に取外し可 能に保持する。試薬セグメント140は6つの貯蔵器グループ142を含み、各 貯蔵器グループ142は4つの個々の貯蔵器144を含む。各貯蔵器144は、 使用できる最高容量まで満たされたとき、およそ 200μlの液体を保持できる。 5つの試薬セグメント140が図2に示されている。
【0025】 細管アッセンブリ48は、複数の細管と、これら細管を通して電流を流すため の関連した電極と、検出のために使用される光ファイバを位置決めする光ファイ バホルダとのための支持をする。ここで使用するように、細管の「サンプル端」 とは、細管の長さに沿う電気泳動の分離前にサンプルが細管に導かれる端であり 、細管の「検出端」とは、細管の長さに沿って起こる電気泳動の分離の結果を検 出するために使用される検出手段の近傍の端である。
【0026】 ここに示した実施例では、細管アッセンブリ48は6本の細管200を支持し ている。これら細管は、時には、細管200aないし200fのように個々に適 切に同定される。細管200は、慣用されているシリカ石英ガラスの細管であり 、ポリイミドの薄いコンフォーマルコーティングをして形成され、約 5ミクロン から 200ミクロンの範囲内の、さらに詳しくは、約25ミクロンから75ミクロンの 範囲内の内径を有し、約 140ミクロンから 375ミクロンの範囲内の外径を有する 。
【0027】 細管200のサンプル端は、サンプル端プレート202によって取外し可能に 支持されている。サンプル端プレート202は、概して円弧状であり、6つの細 管端リテーナ204(図4)を含む。細管端リテーナ204の垂直中央軸線は、 ターンテーブル100に配置されている試薬セグメント140の貯蔵器グループ 142内の貯蔵器144の対応するものの間の間隔と整合すべく間隔をおかれて いる。この間隔は、細管200の端部を、たとえば、ターンテーブルの回転によ って位置決めされるとき、各貯蔵器グループ142内の貯蔵器144の第1のも のの上方で整合する。
【0028】 細管端リテーナ204のそれぞれは、サンプル端プレート202を貫通し、環 状の肩208を定める肩付き穴206を含む。分極されたバリウムフェライトの 環状のマグネット210が穴206内で肩208に固定されている。
【0029】 サンプル端プレート202によって保持させるため、細管200のそれぞれの サンプル端212は、適当なゴムの接着剤216によってサンプル端プレート2 02の近傍の細管200に接着された第2の分極されたバリウムフェライトの環 状のマグネット214を含む。細管200を図4に示すように位置させると、マ グネット210、214の突き当て端は、それぞれ逆の極性となり、マグネット 214、210間に吸引磁力を作る。磁力は、それによって、細管200をサン プル端プレート202内に取外し可能に保持し、ターンテーブル100によって 運ばれる試薬セグメント140内の貯蔵器144への接近のためにサンプル端2 12を位置決めする。
【0030】 2つの接近穴220、222がサンプル端プレート202を貫通して形成され ている。接近穴222は接近穴220よりも大きな直径を有する。接近穴220 は、サンプル端プレート202の下方のターンテーブル100に配置されうる試 薬セグメント140の貯蔵器144の上方に整合すべく形成されている。一方、 接近穴222は、サンプル端プレート202の下方のサンプル管セクタ130に よって保持されているサンプル管132へサンプル端プレート202を通って接 近できるように整合されている。
【0031】 2つの特定長さの小口径の硬質管224、226が小さな接近穴220の近傍 のサンプル端プレート202によって保持されている。試薬分配管のグループ2 30を形成する管224、226の長さは、サンプル端プレート202(図5) を貫通するのに充分な長さであり、管224、226は垂直に対してわずかな角 度で固定される。管224、226のグループ230は、サンプル端プレート2 02の下方で管224、226の開口端の下方に配置されうる試薬セグメント1 40の貯蔵器144に液体試薬を供給するため位置決めされる。
【0032】 サンプル端プレート202は複数の裸線電極240(図3および図4)を含む 。これら裸線電極240は、サンプル端プレート202の下方面から垂下し、タ ーンテーブル100の中心に関して、細管端リテーナ204の対応するものと半 径方向で整合する。したがって、ここに示した実施例では、6つの細管端リテー ナ204に対応する6つのそのような電極240がある。電極240は、サンプ ル端プレート202の下側に形成された溝242内にゴムの接着剤によって固定 され、溝242内に配置されるワイヤ244に接続される。ワイヤ244は、よ り大きな交差する溝246を経て送られ、適当なゴムの接着剤によって大きな溝 246内に同様に保持されている。ワイヤ244としたがって電極240とは、 適当に絶縁されたワイヤ(図示せず)を経て高電圧の直流電源248の1つの出 力端子に接続される。
【0033】 サンプル端プレート202は、水平のターンテーブル100に関して垂直方向 へ変位可能に形成される。複数のポスト250(その1つを図1に示す)が取付 けプレート42に固定され、サンプル端プレート202の外方のコーナ部に固定 される直進型のベアリング252を支持する。昇降用のステップモータ254が サンプル端プレート202に固定されている軸256を垂直に作動する。ステッ プモータ254が作動すると、サンプル端プレート202のアップ・ダウン位置 を定める機械的ストッパの間にサンプル端プレート202を昇降する。
【0034】 細管アッセンブリ48はまた、マニホルドプレート300を含む。マニホルド プレート300は、ポスト250と支持ポスト344の頂部に取り付けられ、サ ンプル端プレート202の外方エッジに近接する円弧状のエッジ302を含む。 マニホルドプレート300は6つの検出ステーション320を支持しており、こ れら検出ステーション320は、マニホルドプレート300の内部に形成された 導管すなわちマニホルド322の上方で整合されている。ここに示した実施例で は、マニホルド322は、大きな円弧状の溝324の上方でマニホルドプレート 300に形成された円弧状の溝323の形態である。裸線電極325が円弧状の 溝323の全長にわたって円弧状の溝323内に配置されている。裸線電極32 5は、マニホルドプレート300を貫通する穴(図示せず)を通って存在し、か つ前記穴内で密封され、システムアースに接続される。円弧状の密閉片326が マニホルド322を閉じるため大きな円弧状の溝324内に密封されている。
【0035】 細管200をマニホルド322に接近させるため、6つの穴328(図3およ び図7)がマニホルドプレート300の上方面を貫通して形成されている。これ ら穴328のそれぞれは、穴328の小口径部分332に縮小する肩330を含 む。環状のシール334が穴328内に固定されている。シール334は、後述 するように、細管200の端部をマニホルド322に導く内側テーパ336を含 む。
【0036】 2つの管カップリング338、340(図6)が密閉片326を貫通する穴内 に固定され、マニホルド322と連通している。管カップリング338、340 は、したがって、マニホルド322との液体の連通路を与える。
【0037】 マニホルドプレート300はまた、洗浄ステーション346(図2および図6 )を含む。洗浄ステーション346は頂部の開口した内方の噴水348を含む。 水溶液が噴水348の底部の穴を経て供給され、噴水の頂部からキャッチベース ン349にあふれ出る。キャッチベースン349は、洗浄廃水を洗浄ステーショ ン346から除くドレーンポートを含む。
【0038】 6つの検出ステーション320は、対応する6つの穴328およびシール33 4の上方で同軸的に整合されている。検出ステーション320のそれぞれは、垂 直な支持構造350、352(図7)を含む。これら支持構造350、352は 横へ伸びるアーム354、356を有し、アーム354、356はアームの外側 に形成されたねじ358、360をそれぞれ備える。垂直な支持構造350、3 52は、細管200の検出端と光ファイバアッセンブリの入出力部とを受け入れ るべく適合されている。
【0039】 細管200のそれぞれの検出端は、細管200の回りに形成されているホルダ 400内に保持される。ホルダ400はハンドル部402と、平坦部404と、 細管200の回りに流体のシールを形成する円筒状の下流部406とを含む。こ の下流部406は、シール334によって受け入れられるべく適合され、下流部 406とシール334との間にシール関係を確立する。
【0040】 本考案に係る分析器40では、細管200内のサンプル成分の検出のための光 は、ファイバーオプティックスによって細管200にもたらされ、ファイバーオ プティックスによって細管200から適当な検出器に導かれる。さらに詳しくは 、図1に仮想線で示したように取付けトレー44の下方に取り付けられる吸熱器 ハウジング420内の単一の重水素ランプが、単一の光ファイバーの光ガイド4 22(図3)に導かれる。光ガイド422は光ファイバーのスプリッタ424で 分割され、6つの入力の光ファイバーの光ガイド426になる。
【0041】 図3および図7に示した光ガイド426の1つに関する説明を継続すると、残 りの光ガイド426は一致する構造を有することが理解される。入力の光ファイ バの光ガイド426はホルダ機構428で終っており、アーム354に取外し可 能に締め付けられるナット構造430を含む。ホルダ機構428は、ホルダ40 0の平坦部404に形成された、細管200にさらすウインド432に関して位 置決めされている。細管200のコーティングは、入力の光ファイバの光ガイド 426の端から細管を経て出力の光ファイバの光ガイド434へ紫外線を通過さ せるため、取り除いておくことが好ましい。
【0042】 出力の光ガイド434はその端部に、ナット構造438によってアーム356 内に取外し可能に固定されるホルダ機構436を含む。出力の光ファイバの光ガ イド434の反対側の端は、検出器ハウジング450に導かれる。検出器ハウジ ング450は、細管200を通過する光を検出するシリコン光電検出器640( 図8)のような適当な検出器を含む。
【0043】 分析器40の流体制御システムは、貯蔵器62、サンプル端プレート202お よびマニホルドプレート300を含む細管アッセンブリ48、流体制御アッセン ブリ49、プローブアッセンブリ50、ピペット移送・希釈器アッセンブリ52 、およびこれら要素を相互に接続する管類と共に廃物ボトル74を含む。ここに 記したそのような管類は、図1ないし図3には簡略化のために示してないが、図 6には概略な形態で示してある。図6を参照するに、水ボトル64、バッファボ トル66、洗浄液ボトル68、希釈剤ボトル70、廃物ボトル74、洗浄ステー ション346およびマニホルド322が流体制御アッセンブリ49に接続されて いる。流体制御アッセンブリ49は、バッファバルブ501と、補助通気バルブ 502とを含み、補助通気バルブ502は、一方ではバッファボトル66に、他 方ではマニホルドライン503および管カップリング338を経てマニホルド3 22の一方の端部に接続されている。開口端を有する通気管504がバルブ50 1、502の間に接続されている。水バルブ505が水ボトル64とマニホルド ライン503を経て管カップリング338との間に接続されている。
【0044】 マニホルド322の第2の端部のカップリング340は、開口端を有する通気 管に接続されている。マニホルドの通気バルブ507は、通気管506の開口端 近くの通気管506において弁機能を行う。通気管504、506の開口端は、 バルブの故障が生じたとき、通気管504、506のいずれかを経ての試薬の流 出を避けるため、バッファボトル66または水ボトル64内の最も高い流体レベ ルの上方にある。管カップリング340は、さらに、マニホルドのドレンバルブ 508に接続され、このマニホルドのドレンバルブ508は、マニホルドのドレ ンライン509を経て廃物ボトル74に接続されている。
【0045】 流体システムのための真空は、流体制御アッセンブリ49の一部である真空ポ ンプ510によって発生される。真空ポンプ510からの真空出力は、バルブ5 12の一方側に連通され、バルブ512の他方側は真空調整器514に接続され ている。真空調整器514の調整された出力は、真空源ライン515を経て廃物 ボトル74に連通されている。調整器のバイパスバルブ516は、真空ポンプ5 10からの真空出力側と真空源ライン515との間に接続されている。真空調整 器514は制御された真空を獲得するために設けられる。制御された真空は、た とえば、サンプルを細管200のサンプル端に吸入するのに使用される。真空調 整器514は、分析器40の操作に関して後述するように、細管200を通して 水またはバッファ試薬を単に吸引するときのように、正確さの少ない流体制御が 必要とされるとき、バルブ516を操作することによってバイパスされ、真空が 側管に通されるようになる。
【0046】 プローブ洗浄バルブ517が、水ボトル64と水ステーション346の内方の 噴水348との間に接続され、洗浄真空バルブ518がキャッチベースン349 のドレンポートとマニホルドのドレンライン509との間に接続されている。バ ルブ501、502、505、507、508、512、516、517、51 8はすべてソレノイド制御バルブであり、バルブ507以外の全てのバルブは、 通常閉じている。すなわち、これらバルブは、ソレノイドが電力供給を受けてい ない非作動状態のとき閉じ、ソレノイドが電力供給を受けている作動状態のとき 開く。バルブ507は通常開いている。
【0047】 このように、マニホルドライン503はバルブ502、505および管カップ リング338に共通であることがが分る。他方、マニホルドのドレンライン50 9は、マニホルドのドレンバルブ508、洗浄真空バルブ518および廃物ボト ル74に共通である。
【0048】 ソレノイド制御の洗浄液バルブ520は、水酸化ナトリウムの洗浄液ボトル6 8と、試薬分配管230のグループに含まれる管224との間に接続されている 。同様に、ソレノイド制御の通常閉じているバッファバルブ522は、バッファ ボトル66と、試薬分配管230のグループに含まれる管226との間に接続さ れている。マニホルドの通気バルブ507以外のここに記載した全てのバルブは 、流体制御アッセンブリ49に含むことができ、通気バルブ507は通気管50 6の開口端に隣接する上方のトレー44に取り付けることができる。
【0049】 プローブアッセンブリ50は慣用されている設計のもので、プローブアーム5 30を含む。プローブアーム530は、一端で変位機構532によって支持され 、他端で流体処理プローブ534とニードル536とを支持する。ニードル53 6は、図8に関して述べる昇降機のコントローラ668のような分析器の制御回 路によって、たとえば、流体中でプローブ534とニードル536とを接触させ て流体の導電率を感知することによって流体のレベルを検出するために使用され る。
【0050】 変位機構531は垂直変位モータ532と水平変位モータ533とを含む。こ れらは、プローブアーム530とプローブ534、536とを、慣用的な仕方で 昇降しかつ回転するため一緒に制御される。
【0051】 ピペット移送・希釈器アッセンブリ52は、流体運搬管560を経て流体処理 プローブ534に接続されている。流体運搬管560はロータリバルブ562に 接続され、ロータリバルブ562は、電動機駆動されるピペット564を、図6 に示すように、希釈剤ボトル70または別のバルブ位置の流体処理プローブ53 4に接続する。ロータリバルブ562は電動機566によって制御され、ピペッ ト564は、ねじ駆動機構570を介してピペット564に接続される電動機5 68によって制御される。ピペット・希釈器アッセンブリ52は慣用されている 設計のもので、たとえば、米国カリフォルニア州サニーベールのカブロ(Cavro;S unnyvale, California, U.S.A)から入手できるモデルXL3000とすることができる 。
【0052】 分析器40は、さらに、分析器40の自動化された特長を制御し、かつ、適切 な利用者インターフェイスを提供するため、計算機ベース制御システム590を 含む。ここに記載し、図8にブロックで示した実施例では、計算機ベース制御シ ステム590は、マクイクロプロセッサボード600を含む中央計算機592を 含む。マイクロプロセッサは、たとえば、インテル会社(Intel Corporation) か ら入手できるタイプi386とすることができる。マイクロプロセッサボード600 は、記憶装置ボード602とインタフェース接続され、次々に、フロッピィおよ びハードディスクの駆動装置604にインタフェース接続されている。マイクロ プロセッサボード600はまた、キーボード606、ビデオボード608、直並 列ポート610、アナログ−ディジタル変換器612およびインタフェース61 4にインタフェース接続されている。ビデオボード608は、表示画面618を 有する、慣用されている計算機のカラーモニタ616を駆動する。計算機592 は、この技術の分野で大変よく知られている、慣用されているアイ・ビー・エム (International Business Machines Corporation) の互換性あるパーソナルコン ピュータの形態をとることができることが理解される。さらに、アナログ−ディ ジタル変換器612とインタフェース614とは、コンピュータバスに差し込ま れる1または複数のカードを経てそのようなコンピュータと慣用されている態様 でインタフェース接続できる。
【0053】 制御システムのアナログ部分に関しては、既に述べたように、出力の光ファイ バの光ガイド434が6つの固体素子の検出器640に導かれている。検出器6 40の出力は、次々に、6つの増幅器642に加えられ、増幅器642の出力は アナログ信号インタフェース644に加えられる。アナログ信号インタフェース 644は信号を選定し、選定した信号をアナログ−ディジタル変換のために基準 化する。選定されたアナログ出力は、アナログ−ディジタル変換器612に加え られる。基準電圧増幅器646もまた、アナログ信号インタフェース644とア ナログ−ディジタル変換器612とを校正するため、アナログ信号インタフェー ス644に加えられる。
【0054】 電流監視用のレジスタ650は、高電圧電源248と細管200とによって形 成される高電圧回路に直列に置かれている。増幅器648はレジスタ650を横 切る電圧を感知し、増幅器648の出力はアナログ信号インタフェース644に 加えられ、したがって、細管200を通る電流を監視する手段を提供する。
【0055】 マイクロプロセッサボード600の制御の下で、インタフェース614は、分 析器40のアッセンブリや装置の感知と制御とのため、交換出力およびディジタ ル−アナログ出力だけでなく、いくつかの直列のデータのインタフェースを与え る。直列のインタフェースは、ターンテーブルの電動機制御装置660、プロー ブの水平変位の電動機制御装置662、プローブの垂直変位の電動機制御装置6 64、ピペット移送・希釈器の電動機制御装置666および昇降機のステップモ ータの制御装置668に与えられる。電動機の制御装置660、662、664 、666、668は、関連して制御される装置の慣用されている感知装置と共に 、それぞれの電動機を慣用されている仕方で制御する。
【0056】 インタフェース614はまた、ディジタル−アナログ変換器を含む。この変換 器は、高電圧電源248へ電圧制御信号を与え、それによって電源248によっ て生ずる電圧を調整する。インタフェース614はまた、高電圧電源248、真 空ポンプ510およびソレノイド作動弁501、502、507、508、51 2、516、517、518、520、522をON、OFF に切り換える交換出力 を含む。インタフェース614は、分析器40のパネル(図示せず)が取り外さ れたとき作動される安全インタロックスイッチ670に応答し、これにより、マ イクロプロセッサボード600によって高電圧電源248の能力をなくする。
【0057】 分析器40の分析サイクルについての次の説明のために、分析器40は、流体 プローブ534に希釈剤を注入され、上方の停止位置、たとえば、洗浄ステーシ ョン346に持ち上げられた準備完了状態であるとする。注入は、たとえば、希 釈剤ボトル70からピペット移送・希釈器52に希釈剤を吸い入れ、バルブ56 2の位置を図6に一点鎖線で示した位置に変更し、そして流体プローブ534が 注入されるまで希釈剤を流体運搬管560に排出することによって達成される。 サンプル端プレート202もまた、細管200のサンプル端と電極240とがタ ーンテーブル100によって運ばれうる試薬セグメント140の頂部を通過する ように持ち上げられ、ターンテーブル100がホームポジションとなり、真空ポ ンプ510および高電圧電源248がOFF となり、そして全てのバルブが標準す なわち死んだ状態である。
【0058】 分析サイクルが開始する前に、さらに、サンプル管セクタ130がターンテー ブル100の、たとえば、負荷位置680に置かれているとする。サンプル管セ クタ130は、6つのサンプル管132aないし132fを保持し、それぞれの サンプル管が人の血清のような分析のための適当なサンプルを収容している。ま た、空の清潔な試薬セグメント140が、位置決めされているサンプル管セクタ 130の内側でリブ114の対応する1つの上方に置かれている。この説明の目 的のために、負荷位置680における試薬セグメント140内の6つの貯蔵器グ ループ142が、6つのサンプル管132aないし132fに対応するグループ 142aないし142fとして同定されており、グループ142aないし142 fのそれぞれにおける4つの貯蔵器144が、貯蔵器144aないし144dと して同定されている。
【0059】 キーボード606は、細管の電気泳動の分析サイクルを明らかにするため操作 される。キーボード606によって制御システム590に与えられる命令は、た とえば、ターンテーブル100上のサンプル管セクタ130の位置、サンプル管 セクタ130のサンプル管132の数量(この例では、6つのサンプル管132 aないし132f)、およびサンプル管セクタ130で運ばれるサンプル管13 2に関して実行される各バッチ分析のための分析パラメータを含むことができる 。この分析パラメータは、サンプルが真空によってまたは高電圧の印加によって 細管200に吸い込まれることとなるのかどうか、細管200端部へのそのよう なサンプル注入時間の長さ、電気泳動中印加されるべき電圧、および電気泳動が 実行されるべき時間の長さを含むことができる。
【0060】 分析器40がキーボードによって指定された分析の開始を命令され、制御シス テムが分析器40の自動化された制御を引き継ぐ。ターンテーブル100が、第 1のサンプル管132aを接近穴222の下方、かつ、流体処理プローブ534 によって説明された円弧の下方に位置するため、回転される。最初持ち上げられ た停止位置にある流体処理プローブ534が第1のサンプル管132aの上方位 置へ回転される。プローブアッセンブリ50とピペット移送・希釈器アッセンブ リ52とは、流体処理プローブ534の先端をサンプル管132a内に収容され ているサンプル中に下げ、前もって定めた体積のサンプルを流体処理プローブ5 34中に吸い込み、プローブ534を持ち上げ、かつ、サンプル管132aの内 側の貯蔵器グループ142aの第1の貯蔵器144aの上方へプローブ534を 回転し、そして流体処理プローブ534の先端を貯蔵器144a中に下げるため 制御される。ピペット移送・希釈器アッセンブリ52は、サンプルを貯蔵器14 4aに分配し、さらに付加的な体積の希釈剤を貯蔵器144aに分配するため制 御される。
【0061】 流体処理プローブ534は持ち上げられ、回転され、そして洗浄ステーション 346の内方の噴水348中に下げられる。典型的には、ブローブ534を洗浄 するため、洗浄バルブ517、洗浄真空バルブ518およびバイパスバルブ51 6が開かれ、真空ポンプ510がプローブ534の回りの噴水348に水を流し 、かつ、キャッチベースン349内のドレンポートを経て排水を除くため操作さ れる。付加的な希釈剤が、流体処理プローブ534の内部の洗浄を確保するため 、ピペット移送・希釈器アッセンブリ52の操作によって流体処理プローブ53 4から噴水348に流されうる。
【0062】 前記に代えて、前記サンプル希釈サイクルは繰り返し実行することができる。 すなわち、貯蔵器144aからサンプルの第1の希釈液を流体処理プローブ53 4に吸い込み、その第1の希釈液を4番目の貯蔵器144dに移送し、前もって 定めた量の希釈液を流体処理プローブ534を経て4番目の貯蔵器144dに加 えるように、プローブアッセンブリ50とピペット移送・希釈器アッセンブリ5 2とを制御して繰り返し実行することができる。このやり方で、サンプルの第2 の希釈液が、電気泳動の分析にまたは前記サンプルの第2の電気泳動の分析に使 用するために作られる。
【0063】 ターンテーブル100は、貯蔵器グループ142a内の貯蔵器144b、14 4cを洗浄管224およびバッファ試薬管226のそれぞれ下方に位置するため 回転される。バルブ520、522が、ランニングバッファおよび洗浄液をそれ ぞれ貯蔵器144b、144cに分配するため、前もって定めた時間開かれる。
【0064】 前記サンプル、ランニングバッファおよび洗浄液の分配手順は、サンプル管1 32bないし132fに残っているサンプルが希釈されたサンプル、ランニング バッファおよび洗浄液を貯蔵器グループ142bないし142fのそれぞれの貯 蔵器144a、144b、144cに分配するため繰り返される。
【0065】 細管200がランニングバッファで満たされないと、ターンテーブル100は 、ランニングバッファを収容している貯蔵器グループ142aないし142fの 貯蔵器144bの上方に細管200のサンプル端を位置するように回転される。 昇降機のステップモータ154は、サンプル端プレート202がピン115に突 き当たり、細管200aないし200fに対応する電極240だけでなく細管2 00aないし200fのサンプル端が貯蔵器グループ142aないし142fの ランニングバッファの貯蔵器144bにそれぞれ入るまでサンプル端プレート2 02を下げるべく制御される。真空ポンプ510が作動され、調整器のバイパス バルブ516が廃物ボトル74とマニホルドのドレンライン509とを経る真空 を生ずるため開かれる。マニホルドの通気バルブ507が閉じられ、マニホルド のドレンバルブ508が開かれ、真空をマニホルド322に加える。これによっ て、ランニングバッファを細管200を通して吸い込む。前もって定めた適当な 時間経過後、真空ポンプ510とバルブ516との作動が止められる。バッファ バルブ501、補助通気バルブ502およびマニホルドの通気バルブ507が開 かれ、ドレンバルブ508が、ランニングバッファボトル66から重力供給によ ってマニホルド322をランニングバッファで満たすことを完了するため閉じら れる。重力供給によってマニホルド322をランニングバッファで満たすことは 、細管200を経て供給されるランニングバッファでマニホルド322を満たす ことよりより時間効率が良い。これは、真空ポンプ510およびバルブ516に よって廃物ボトル74を経て真空を加えても、細管200の内径が極めて小さく 、これら細管を通る液体の流速が非常に低いことによる。
【0066】 マニホルド322が満たされると、バッファバルブ501と補助通気バルブ5 02とが閉じられる。マニホルド322が重力供給によってバッファを満たされ ることから、流体コラムがバッファボトル66内の本質的にバッファのレベルの 通気管506内に支持されている。前記流体コラムは、マニホルド322内に静 水の背圧を生ずる。この背圧は、細管を経るサンプルの分離流れを緩め、分離時 間のばらついた(run-to-run)変動を起こさせる。これを防ぐため、真空ポンプ5 10が作動され、バイパスバルブ516、マニホルドのドレンバルブ508およ びマニホルドの通気バルブ507が開かれ、前記流体コラムを廃物ボトル74に 引き出し、背圧の可能性を減らす。その結果、マニホルドの流体圧力、したがっ て貯蔵器144の圧力を本質的に大気圧すなわち周囲圧力にする。
【0067】 前記に代えて、細管200は、分析サイクルの開始に先だって満たされうる。 これは、試薬セグメント140をターンテーブル100に位置させ、セグメント 140の貯蔵器グループ142aないし142fの貯蔵器144bをランニング バッファで満たし、そして昇降機のステップモータ254、真空ポンプ510お よび真空バルブ516を作動し、バッファバルブ501、通気バルブ502、ド レンバルブ507、508をいま述べた仕方と同様な仕方で作動するによって達 成できる。
【0068】 サンプルを細管200に付加するために、昇降機のステップモータ254は、 細管200の端部および電極240が試薬セグメント140を通過するようにサ ンプル端プレート202を持ち上げるべく制御される。ターンテーブル100は 、それぞれの貯蔵器グループ142aないし142f内のサンプル貯蔵器144 aの上方へ細管200のサンプル端を位置するため回転され、そして昇降機のス テップモータ254は、細管200のサンプル端がサンプル貯蔵器144a内に 収容されている希釈されたサンプル内となるように、サンプル端プレート202 をピン115に降ろすべく制御される。真空ポンプ510とバルブ512、50 7、508が調整された真空をマニホルド322に加えるため作動される。調整 された真空のマニホルド322への適当な時間の付加によって、貯蔵器グループ 142aないし142fの6つの貯蔵器144aから前もって定めた体積の希釈 されたサンプルが、細管200aないし200fの6つのサンプル端にそれぞれ 吸い込まれる。
【0069】 真空ポンプ510とバルブ512、507、508とが、その後、調整された 真空を開放するため作動を止められ、サンプル端プレート202が持ち上げられ 、ターンテーブル100が回転され、そしてサンプル端プレート202が、細管 200aないし200fのサンプル端と対応する電極240とをそれぞれの貯蔵 器グループ142aないし142f内のランニングバッファの貯蔵器144bに 位置するため、再び降ろされる。
【0070】 高電圧供給源248は、細管200を横切って高電圧を印加すべく命令される 。さらに詳しくは、高電圧供給源はワイヤ244に接続され、ワイヤ244は、 そのときバッファの貯蔵器144b内に配置されている6つの電極240に接続 される。高電圧供給源248によって発生した別の極は、システムアースを経て マニホルド322内に配置されているマニホルド電極325に接続される。およ そ6000から10,000ボルトの範囲であることが好ましい直流電圧の印加によって、 細管の電気泳動が細管200のサンプル端に既に引き込まれているサンプルによ って開始する。
【0071】 細管200を横切って印加される電気泳動に適する電圧によって、電気泳動の 分離が起こり、たとえば、2分ないし4分の電気泳動期間中、サンプル内の分子 の移動性に依存して分離されたサンプルが、細管200のそれぞれ内のウインド 432を通過する。入力および出力の光ファイバの光ガイド426、438間の ウインド432を通って、したがって細管の穴を通って導かれた光線は、周期的 にサンプル取りされ、検出器640、増幅器642、アナログ−ディジタルイン タフェース644、アナログ−ディジタル変換器612およびマイクロプロセッ サボード600によって処理され、サンプル成分の吸光度に関係するディジタル 値を作り出す。この値は、6本の細管200aないし200fに対応する6つの データチャンネルすなわちデータ列を作る細管200aないし200fのそれぞ れのために配列され、かつ、記憶されることが好ましい。前記値は、さらに別の 操作やデータ分析、制御システム590または外部のホストコンピュータによる 削減のため、ディスク駆動装置604の1つにファイルとして記憶することがで きる。
【0072】 サンプル分析が完了し、必要なデータがシステム制御装置によって集められた 後、マイクロプロセッサボード600は、細管200から電気泳動をする電圧を 除去するため高電圧供給源248を制御する。昇降機のステップモータ254は 、細管200のサンプル端および電極240が試薬セグメント140を通過し、 かつ、ターンテーブル100が貯蔵器144c内の洗浄液を細管200のサンプ ル端の下方に位置すべく回転されるように、サンプル端プレート202を持ち上 げるべく作動される。昇降機のステップモータ254は、貯蔵器グループ142 aないし142f内の貯蔵器144cに収容されている洗浄液内に細管200a ないし200fのサンプル端を位置すべくサンプル端プレート202を降ろすた め再び制御される。調整された真空が再びマニホルド322に加えられ、洗浄液 を細管200からマニホルド322に引き込む。前もって定めた時間の経過後、 細管200はランニングバッファで再び満たされ、細管を次の分析に備える。ボ トル64内の水は、分析器40がバルブ505を開くことによって閉じられたと き、たとえば、マニホルド322の洗浄を維持するため使用できる。細管200 は適当な洗浄の後、乾燥状態で長い遊休期間保管できる。通気管504は、マニ ホルド322をバルブ502、508を経て真空を加えられた廃物ボトル74に 排水するとき、使用できる。
【0073】 付加的なサンプル管セクタ130を分析器40の上に配置し、いままで述べて きたバッチ平行の分析サイクルを繰り返すことができる。
【0074】 このように、本考案に係る分析器40は、複数の細管によるサンプルのバッチ 平行の分析を可能にし、細管はこれら細管の検出端で共通のマニホルドを分け持 つ。共通のマニホルドを使用することによって、細管の電気泳動は、複数の細管 のそれぞれのための複雑な個別の流体チャンネルを含まない分析器を使用して、 信頼性のある、能率的な方法で実行できる。細管の準備、サンプル付加、電気泳 動、細管の洗浄および再付加は、共通のマニホルドによってより能率的に達成で き、たとえば、重力供給または同時的な平行する真空供給の使用によって、より 簡単に達成できる。そのような簡単さは、付加的なポンプ、ピンチバルブ、ロー タリバルブなどを減らす。
【0075】 試薬セグメント140は、サンプル端プレート202を昇降する昇降機のステ ップモータ254によって以外に細管200のサンプル端にもたらすことができ る、ということが認められるべきである。たとえば、図9を参照して、本考案に 従う分析器の変更例は、回転できる回転方向および垂直方向の変位機構702に 取り付けられたターンテーブル700を含みうる。変位機構702は、分析器の ベースプレート706によって支持されている。変位機構702は、全て慣用さ れた設計の、垂直変位モータおよび機構のような、ターンテーブル700を昇降 する手段と、回転変位モータおよび機構とを含む。細管アッセンブリ704は、 ベースプレート706に関して固定され、細管200およびマニホルド322と 本質的に同じである細管708およびマニホルド709を含む。前記したものと 同様な適当な制御システムの制御下で、変位機構702はターンテーブルを軸7 10の回りに回転し、また矢印712によって示すようにターンテーブル702 を上下に変位する。したがって、電気的接続を与えるための電極(図示せず)ば かりでなく細管708のサンプル端が、前記した試薬セグメント140と同様な 試薬セグメントに収容されている貯蔵器におかれ、貯蔵器から除かれる。分析器 40の実施例または図9に示した実施例のいずれかに関して、複数の細管のサン プル端は、貯蔵器および試薬セグメント内に同時に置かれ、バッチ平行の分析を 可能にし、サンプルを細管によって処理する。
【0076】 分析器40への別の変更が可能である。たとえば、細管アッセンブリ48は、 たとえば、熱的に安定した環境を与えるペルチェ装置によって加熱および冷却さ れる温度制御された室内に配置できる。そのような温度の安定した環境は、細管 によって実行されるバッチ平行の分析が細管から細管へ温度安定され、それによ って分析器40によって検出される結果に及ぼす温度の影響を減らさなければな らない場合、特に有利である。
【0077】 細管アッセンブリ48で運ばれる細管200の数は、たとえば、サンプルセク タによって運ばれるサンプル数に比べて増加または減少しうる、ということが理 解されるべきである。
【0078】 制御システム590は、時間を横軸に、そして吸光度を縦軸にした電子写真の ような慣用されている形態で、たとえばモニター616に、6つのチャンネルの ための電子写真を表示できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に従う分析器の斜視図である
【図2】図1の分析器のターンテーブル、細管のサンプ
ル端プラットフォームおよび細管の検出端プラットフォ
ームの平面図である。
【図3】図2の3−3線に沿って切断した部分断面図で
ある。
【図4】細管のサンプル端の拡大した側面断面図であ
る。
【図5】試薬を試薬セグメントに供給する位置に置かれ
た試薬供給管の側面断面図である。
【図6】図1の分析器の流体系統の図式化した機能図で
ある。
【図7】細管の検出端のための検出ステーションの断面
図である。
【図8】図1の分析器の制御システムおよびエレクトロ
ニクスのブロック図である。
【図9】本考案に従う分析器に使用するターンテーブル
および細管システムの別の実施れの簡略化した側面図で
ある。
【符号の説明】
40 分析器 46 回転可能アッセンブリ 48 細管アッセンブリ 49 流体制御アッセンブリ 50 プローブアッセンブリ 52 ピペット移送・希釈器アッセンブリ 56 直流電源 100 ターンテーブル 130 サンプル管セクタ 140 試薬セグメント 142 貯蔵器グループ 144 貯蔵器 200 細管
フロントページの続き (72)考案者 ゲアリー エイ ミラー アメリカ合衆国 92687 カリフォルニア 州 ヨーバ リンダ ヴィア レナード 24310

Claims (42)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の細管であって各細管が第1の端部
    を有する複数の細管と、前記細管の第2の端部を受け入
    れる手段を含む導管とを備える、細管の電気泳動装置。
  2. 【請求項2】 前記導管は、前記細管の前記第2の端部
    を前記導管内に解除可能に密封する手段を含み、これに
    よって前記細管の前記第2の端部間に共通の液体通路を
    確立する、請求項1に記載の細管の電気泳動装置。
  3. 【請求項3】 前記細管は、およそ 5から 200ミクロン
    の範囲の内径を有する、請求項1に記載の細管の電気泳
    動装置。
  4. 【請求項4】 前記導管は電極を含む、請求項3に記載
    の細管の電気泳動装置。
  5. 【請求項5】 前記電気泳動装置は、前記細管の前記第
    1の端部を解除可能に支持する手段と、該支持手段を変
    位する手段とを含む、請求項4に記載の細管の電気泳動
    装置。
  6. 【請求項6】 前記支持手段は、前記細管の前記第1の
    端部と一対一の関係で関連する複数の電極を含む、請求
    項5に記載の細管の電気泳動装置。
  7. 【請求項7】 複数の細管であって各細管が第1の端部
    を有し、細管の内径がおよそ25から75ミクロンの範囲で
    ある複数の細管と、 導管であって前記細管の第2の端部を前記導管内に解除
    可能に受け入れ、かつ、密封し、これによって前記細管
    の前記第2の端部間に共通の液体通路を確立する導管と
    を備える、細管の電気泳動装置。
  8. 【請求項8】 第1の端部と第2の端部とを有する細管
    と共に使用する細管の電気泳動装置であって、 前記細管の前記第1の端部を受け入れ、かつ、解除可能
    に保持する第1の受入れ手段と、 導管を含む第2の受入れ手段であって前記導管が前記細
    管の前記第2の端部を前記導管内に解除可能に受け入
    れ、かつ、密封し、これによって前記細管の前記第2の
    端部間に共通の液体通路を確立する第2の受入れ手段と
    を備える、細管の電気泳動装置。
  9. 【請求項9】 前記第1の受入れ手段は、プレートと、
    該プレートを貫通して形成された複数の穴と、前記細管
    の前記第1の端部を前記穴内に解除可能に保持する手段
    とを含む、請求項8に記載の細管の電気泳動装置。
  10. 【請求項10】 前記細管は、およそ25から75ミクロン
    の範囲の内径を有する、請求項9に記載の細管の電気泳
    動装置。
  11. 【請求項11】 前記導管は電極を含む、請求項10に
    記載の細管の電気泳動装置。
  12. 【請求項12】 前記プレートは、前記穴と一対一の関
    係で関連する複数の電極を含む、請求項11に記載の細
    管の電気泳動装置。
  13. 【請求項13】 前記電気泳動装置は、液体を前記導管
    に制御可能に流す手段を含む、請求項9に記載の細管の
    電気泳動装置。
  14. 【請求項14】 液体を流す前記手段は、前記液体を収
    容するべく適合された貯蔵器と、該貯蔵器から前記導管
    への流れを制御するバルブ手段とを含む、請求項13に
    記載の細管の電気泳動装置。
  15. 【請求項15】 前記バルブ手段は、前記導管の第1の
    端部に接続され、制御可能な通気手段が前記導管の第2
    の端部に接続されている、請求項14に記載の細管の電
    気泳動装置。
  16. 【請求項16】 制御可能な前記通気手段は、前記貯蔵
    器の上方に開口端を有する通気管と、該通気管内の液体
    を前記導管のレベルに実質的に静水的に等しいレベルに
    開放する手段とを含む、請求項15に記載の細管の電気
    泳動装置。
  17. 【請求項17】前記導管の静水圧を緩和する手段を含
    む、請求項13に記載の細管の電気泳動装置。
  18. 【請求項18】 複数の細管であって各細管が第1の端
    部と第2の端部とを有する複数の細管を、細管の電気泳
    動装置において複数のウエルを有する試薬セグメントに
    関して配置する装置であって、 前記細管のそれぞれの前記第1の端部を前記試薬セグメ
    ントの前記ウエルの選定された別個のものに同時に配置
    する手段と、 共通の導管を定めるマニホルドであって前記細管のそれ
    ぞれの前記第2の端部を前記共通の導管に受け入れるよ
    うに適合され、これによって前記細管の前記第2の端部
    間に共通の液体通路を確立する手段を含むマニホルドと
    を備える、細管を配置する装置。
  19. 【請求項19】 細管の電気泳動装置において細管を複
    数のウエルを有する試薬セグメントに関して配置する装
    置であって、 複数の細管であって各細管が第1の端部と第2の端部と
    を有する複数の細管と、 前記細管のそれぞれの前記第1の端部を前記試薬セグメ
    ントの前記ウエルの選定された別個のものに同時に配置
    する手段と、 共通の導管を定めるマニホルドであって前記細管のそれ
    ぞれの前記第2の端部を前記共通の導管に受け入れ、こ
    れによって前記細管の前記第2の端部間に共通の液体通
    路を確立する手段を含むマニホルドと、 該マニホルド内の電極とを備える、細管を配置する装
    置。
  20. 【請求項20】 サンプルベッセルと複数のウエルを有
    する試薬セグメントとに収容されているサンプルの分析
    のための自動化された細管の電気泳動装置であって、 複数の細管であって各細管が第1の端部と第2の端部と
    を有する複数の細管と、 前記細管のそれぞれの前記第1の端部を前記試薬セグメ
    ントの前記ウエルの選定されたものに同時に配置する手
    段と、 前記細管のそれぞれの前記第2の端部を受け入れるマニ
    ホルドであって前記細管の前記第2の端部を解除可能に
    密封し、前記マニホルドと流体の連通状態とするシール
    手段を含むマニホルドと、 該マニホルド内の電極と、 バッファ溶液を前記マニホルドに供給する手段と、 前記細管内の液体の選定された物理的性質を同時に検出
    する検出手段と、 前記細管の前記第1の端部が配置される前記試薬の前記
    ウエルの選定されたものに電極を配置する電極手段とを
    備える、自動化された細管の電気泳動装置。
  21. 【請求項21】 サンプルベッセルと複数のウエルを有
    する試薬セグメントとに収容されているサンプルの分析
    のために使用される自動化された細管の電気泳動装置で
    あって、 ターンテーブルと、 複数の前記サンプルベッセルを受け入れ、かつ、解除可
    能に保持する前記ターンテーブル上の手段と、 複数の前記試薬セグメントを受け入れ、かつ、解除可能
    に保持する前記ターンテーブル上の手段と、 前記試薬セグメントの前記ウエルを選択的に配置するた
    め前記ターンテーブルを回転する手段と、 複数の細管であって各細管が第1の端部と第2の端部と
    を有する複数の細管と、 該細管のそれぞれの前記第1の端部を前記試薬セグメン
    トの前記ウエルの選定されたものに同時に配置する手段
    と、 前記細管のそれぞれの前記第2の端部を受け入れるマニ
    ホルドであって前記細管の前記第2の端部を解除可能に
    密封し、前記マニホルドと流体の連通状態とするシール
    手段を含むマニホルドと、 前記細管内の液体の選定された物理的性質を同時に検出
    する検出手段と、 第1の電位を前記細管の前記第1の端部に接続する第1
    の電極手段と、 第2の電位を前記細管の前記第2の端部に接続する第2
    の電極手段とを備える、自動化された細管の電気泳動装
    置。
  22. 【請求項22】 前記配置手段は、前記ターンテーブル
    を前記細管の前記第1の端部に関して垂直方向に変位す
    る前記ターンテーブルの昇降機手段を含む、請求項21
    に記載の自動化された細管の電気泳動装置。
  23. 【請求項23】 前記ターンテーブルの昇降機手段は、
    さらに、前記ターンテーブルを回転し、これによって前
    記ターンテーブルの選定された位置を前記細管の前記第
    1の端部の下方に配置する手段を含む、請求項22に記
    載の自動化された細管の電気泳動装置。
  24. 【請求項24】 前記配置手段は、前記細管の前記第1
    の端部を前記ターンテーブルに関して変位する細管の第
    1の端部の昇降機手段を含む、請求項21に記載の自動
    化された細管の電気泳動装置。
  25. 【請求項25】 前記配置手段は、プレートと、該プレ
    ートを貫通して形成された複数の穴と、前記細管の前記
    第1の端部を前記穴に解除可能に保持する手段とを含
    む、請求項21に記載の自動化された細管の電気泳動装
    置。
  26. 【請求項26】 前記保持手段は、前記穴内に固定され
    る第1のマグネットと、前記細管の前記第1の端部の近
    傍の前記細管に固定される第2のマグネットとを含み、
    前記第1および第2のマグネットは、前記細管が前記穴
    内に解除可能に保持されるとき、吸引磁力を与えるよう
    に配列されている、請求項25に記載の自動化された細
    管の電気泳動装置。
  27. 【請求項27】 前記プレートは、試薬を前記試薬セグ
    メントの前記ウエルの選定されたものに供給すべく適合
    された試薬の供給管を含む、請求項25に記載の自動化
    された細管の電気泳動装置。
  28. 【請求項28】 さらに、前記ターンテーブル上に保持
    されているサンプルベッセルからサンプルを1つまたは
    複数の試薬セグメントのウエルに分配するサンプルのプ
    ローブ手段を含む、請求項21に記載の自動化された細
    管の電気泳動装置。
  29. 【請求項29】 さらに、1つの試薬セグメントのウエ
    ルに収容されているサンプルを別の試薬セグメントのウ
    エルに希釈するサンプルの希釈手段を含む、請求項28
    に記載の自動化された細管の電気泳動装置。
  30. 【請求項30】 さらに、液体を前記細管を通して同時
    に吸い込む手段を含む、請求項21に記載の自動化され
    た細管の電気泳動装置。
  31. 【請求項31】 前記吸い込む手段は、真空源を前記マ
    ニホルドに制御可能に接続する真空発生手段を含む、請
    求項30に記載の自動化された細管の電気泳動装置。
  32. 【請求項32】 前記真空発生手段は、該真空発生手段
    と前記マニホルドとの間の流体の連通状態の廃液貯蔵器
    を含み、さらに、第1の真空と該真空より高い第2の真
    空とを発生する手段を含む、請求項31に記載の自動化
    された細管の電気泳動装置。
  33. 【請求項33】 さらに、液体を前記マニホルドに制御
    可能に流す手段を含む、請求項31に記載の自動化され
    た細管の電気泳動装置。
  34. 【請求項34】 液体を流す前記手段は、液体を収容す
    べく適合された貯蔵器と、該貯蔵器から前記マニホルド
    への流れを制御するバルブ手段とを含む、請求項33に
    記載の自動化された細管の電気泳動装置。
  35. 【請求項35】 前記マニホルドは第1の端部と第2の
    端部とを含み、前記細管の前記第2の端部を解除可能に
    密封する前記手段は、前記マニホルドの前記第1の端部
    と前記第2の端部との間に配置されている、請求項34
    に記載の自動化された細管の電気泳動装置。
  36. 【請求項36】 前記バルブ手段は、前記マニホルドの
    前記第1の端部に接続され、制御可能な通気手段が前記
    マニホルドの前記第2の端部に接続されている、請求項
    35に記載の自動化された細管の電気泳動装置。
  37. 【請求項37】 前記検出手段は、光源と、該光源から
    の光を前記細管の対応するもののオプティカルインタフ
    ェースに導く光ファイバの入力の複数の光ガイドと、各
    オプティカルインタフェースからの光を受け入れる光フ
    ァイバの出力の複数の光ガイドと、前記光ファイバの出
    力の光ガイドから光を受け入れる複数の光検出器とを含
    む、請求項21に記載の自動化された細管の電気泳動装
    置。
  38. 【請求項38】 前記オプティカルインタフェースは、
    前記細管を解除可能に受け入れる手段を含む、請求項3
    7に記載の自動化された細管の電気泳動装置。
  39. 【請求項39】 解除可能に受け入れる前記手段は、各
    細管の回りに形成されたホルダであって平坦部分と該平
    坦部分に形成された、前記ホルダ内に運ばれる細管をさ
    らすウインドとを有するホルダと、該ホルダを受け入れ
    るべく適合されている支持構造であって前記シール手段
    内にホルダを配置すべく固定される支持構造とを含む、
    請求項38に記載の自動化された細管の電気泳動装置。
  40. 【請求項40】 制御可能な前記通気手段は、前記貯蔵
    器のレベルの上方の開口端を有する通気管と、該通気管
    内の液体を前記マニホルドの実質的なレベルに開放する
    手段とを含む、請求項36に記載の自動化された細管の
    電気泳動装置。
  41. 【請求項41】 さらに、前記マニホルド内の液体に働
    く静水圧を実質的な周囲圧力に制御する手段を含む、請
    求項36に記載の自動化された細管の電気泳動装置。
  42. 【請求項42】 ある長さの細管であっておよそ25から
    75ミクロンの範囲の内径を有し、前記長さが第1の開口
    端部と第2の開口端部とを有するものである細管と、該
    細管の前記第1の端部の近傍に固定されるマグネット
    と、前記細管の前記第2の端部の近傍に固定されるホル
    ダとを備え、該ホルダが平坦部分と、該平坦部分に形成
    された、前記ホルダ内に運ばれる前記細管をさらすウイ
    ンドとを有する、細管アッセンブリ。
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