JPH063763A - 乾式銀塩感光体及び画像形成方法 - Google Patents

乾式銀塩感光体及び画像形成方法

Info

Publication number
JPH063763A
JPH063763A JP16304192A JP16304192A JPH063763A JP H063763 A JPH063763 A JP H063763A JP 16304192 A JP16304192 A JP 16304192A JP 16304192 A JP16304192 A JP 16304192A JP H063763 A JPH063763 A JP H063763A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
atom
image
heat
silver salt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16304192A
Other languages
English (en)
Inventor
Motokazu Kobayashi
本和 小林
Hiromi Tanaka
弘美 田中
Takehiko Oi
毅彦 大井
Tetsuro Fukui
哲朗 福井
Masao Suzuki
雅雄 鈴木
Kenji Kagami
憲二 加々美
Katsuya Nishino
勝也 西野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Oriental Photo Industrial Co Ltd
Original Assignee
Canon Inc
Oriental Photo Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc, Oriental Photo Industrial Co Ltd filed Critical Canon Inc
Priority to JP16304192A priority Critical patent/JPH063763A/ja
Publication of JPH063763A publication Critical patent/JPH063763A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)
  • Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 近赤外域に発信波長を有する半導体レーザー
に対して高感度であり、かつ生保存性に優れた熱現像性
感光体を提供する。 【構成】 少なくとも、有機銀塩、還元剤、感光性ハロ
ゲン化銀及び/又はその形成成分、及びバインダーから
なる熱現像性感光要素に、下記一般式 【化1】 (式中R,r,X,Y,m,n及びlの定義は本文中と
同一である。)で示される増感色素を含有させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、近赤外域に高い感度を
持ち、生保存性の良い乾式銀塩感光体に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より用いられているハロゲン化銀写
真法は、感光性、階調性等において他の写真法に比して
優れたものであるが、定着、漂白等の処理工程が湿式で
あるが為に、その取扱が煩雑であり、また、処理工程を
機械化する為にも不都合な面が多い。かかるハロゲン化
銀写真法の代りに乾式処理による画像形成が数多く試み
られている。
【0003】従来の画像形成法に比較して特に優れてい
るものとして、現像工程を熱処理で行なう熱現像性感光
材料を用いた画像形成法が提案されている。
【0004】例えば、特公昭43−4924号公報に
は、有機銀塩および有機銀イオンに対して触媒的に接触
しているハロゲン化銀から成る熱現像性感光材料が記載
されている。また、これに類するものとして特公昭44
−26582号公報および特開昭46−6074号公報
に記載がある。
【0005】また、上記の他に像露光前に加熱処理を施
して活性化させて感光性となしてから、像露光後、現像
画像を形成する為に全体的に加熱する熱現像性感光材料
およびそれらの調製方法が提案されている。この熱現像
性感光材料は、ハロゲン化銀を含有していないか、ある
いはハロゲン化銀を含有しても感光性を全く有していな
い熱現像性感光要素からなり、具体的には特公昭51−
29829号公報、同53−41067号公報、同54
−5687号公報などに記載されている。
【0006】熱現像性感光材料は、画像形成を湿式の工
程によらず、乾式処理で行なうという利点により、画像
通信、あるいは医療分野、コンピュータアウトプットな
どの各種工業用感光材料として用いられている。
【0007】これらの分野で使用される熱現像性感光材
料は、ハロゲン化銀を感光要素とすることから感光性が
高く、可視域への増感も容易である為に、He−Neレ
ーザー、Arイオンレーザー等の可視部に発信波長を有
するガスレーザーを光源として用いた記録システムにも
用いられてきた。
【0008】近年、コンパクトディスク等の光ディス
ク、あるいはレーザープリンタ等の用途で、ガスレーザ
ーに比べて、より安価で、小型、軽量であり、しかも高
い効率の出力を持つ半導体レーザーが開発され実用化さ
れてきた。特に、780nmに発信波長を持つAlGa
As系レーザーが普及している。従って、このような安
価で小型軽量のレーザー光源を用い、かつ熱現像性感光
材料を用いることにより、より安価でコンパクトな高性
能化乾式画像記録のシステム化が期待できる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来、この熱
現像性感光材料においてはメロシアニン増感色素を使用
するために近赤外域への分光増感が難しく、前述のHe
−NeレーザーあるいはArイオンレーザー等の可視光
ガスレーザーに頼らざるを得ない状況であった。
【0010】なぜなら、特公昭49−18808号公報
等に記載されたメロシアニン色素は長波長吸収させる為
にエチレン鎖を伸ばすと著しく不安定となる為である。
【0011】又、通常、湿式処理用のハロゲン化銀感光
材料に用いるシアニン色素は、この系での増感効率が低
いために乾式銀塩感光体には適さないとされていた。
【0012】しかし、特開平3−163440号公報で
増感効率の高いシアニン色素が提案されているが、該公
報記載のシアニン色素は経時安定性に問題がある。
【0013】本発明はコンパクトで経済的な画像記録シ
ステムを構成するため、近赤外域に発信波長を有する半
導体レーザーに感光し、高感度でかつ生保存性の優れた
乾式銀塩感光体とその画像形成方法を提供することを目
的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記の欠
点を改良し、目的を達成すべく検討した結果、乾式銀塩
感光体に好ましいシアニン増感色素の構造を見出し、本
発明を完成するに至った。
【0015】すなわち、本発明は、支持体上に少なくと
も(a)有機銀塩、(b)還元剤、(c)感光性ハロゲ
ン化銀及び/又は感光性ハロゲン化銀形成成分、(d)
バインダーからなる熱現像性感光要素を一層若しくは多
層に形成した乾式銀塩感光体であって、前記熱現像性感
光要素に下記一般式(I)で示されるシアニン増感色素
の少なくとも1種を含有することにより感度が向上し、
且つ生保存性が改良され、上記目的を達成するものであ
る。
【0016】
【化2】 (式中、R1 及びR2 は置換又は未置換のアルキル基を
示す。R3 、R4 、R5、R6 は水素原子、アルキル
基、アルコキシ基、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、ア
リール基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、
シアノ基、トリフロロメチル基、アミノ基、アシルアミ
ド基、アシル基、アシロキシル基、アルコキシカルボニ
ルアミノ基、カルボアルコキシ基を表わす。R3 とR
4 、R5 とR6は互いに連結して5員環、6員環を形成
してもよい。R7 、R8 はアルキル基を表わす。X1
酸素原子、イオウ原子、セレン原子、又は>N−R9
(R9 はアルキル基を表わす)を表わす。Yはアニオン
形成原子又は分子を表わす。r1 〜r7 は水素原子、ア
ルキル基であり、r1 とr2 、r3 とr4 、r2 とr
3 、r 4 とr5 、r5 とr6 、r6 とr7 は結合して5
員環、6員環を形成してもよい。m、n、lは整数で0
≦m+n+l≦3の関係を満たす。)本発明の感光体は
上述の化合物を含むものであり、更には上述した化合物
に加えて重合性化合物、光重合開始剤を含むものであ
り、又更にはこれに加えて熱拡散性色素を含むものであ
る。
【0017】次に、一般式(I)で示される化合物の具
体例を示すが、これらに限定されるものではない。
【0018】
【化3】
【0019】
【化4】
【0020】
【化5】
【0021】
【化6】
【0022】
【化7】
【0023】
【化8】
【0024】
【化9】
【0025】
【化10】
【0026】
【化11】
【0027】
【化12】
【0028】
【化13】
【0029】
【化14】
【0030】
【化15】
【0031】
【化16】
【0032】
【化17】 本発明の化合物の添加方法及び添加時期は特に限定され
るものではなく、例えば適当に溶媒に溶解した状態で熱
現像性感光要素塗布液中に直接添加する方法、又は熱現
像性感光要素塗布液を支持体上に塗布乾燥した後に、該
表面を本発明の化合物を含有する溶液で浸漬処理する方
法等を採用することができる。
【0033】本発明の化合物の好適な添加量範囲は、有
機銀塩1モル当り1×10-5〜1×10-2モルの範囲で
あり、特に好ましくは1×10-4〜1×10-3モルの範
囲である。本発明の化合物の添加量が少な過ぎると感度
が高くならず、又、添加量が多過ぎると地色の着色、感
度の低下を招き好ましくない。
【0034】本発明に用いる熱現像性感光要素は、
(1)有機銀塩、(2)還元剤、(3)感光性ハロゲン
化銀又は(及び)感光性ハロゲン化銀形成成分、及び
(4)バインダーを少なくとも含有しており、このもの
を単一層に含有させることができるが、長鎖脂肪酸銀塩
及び還元剤を別個の層にして多層とするか、もしくは上
記の単一層の上又は下に更に長鎖脂肪酸銀塩又は還元剤
を含有する層を設けた多層とすることもできる。
【0035】また、重合性化合物、光重合開始剤を単一
層に含有させることができるが、上記組成物と重合性化
合物、光重合開始剤とを別個の層にして多層としてもよ
い。この層は積層された状態でも分離された状態でもよ
い。また、熱拡散性色素をも含んだ単一層にしても良い
し、重合性化合物、光重合開始剤と同一層にした多層で
もよい。また、更に重合性化合物、光重合開始剤と分離
した多層としてもよい。
【0036】有機銀塩は室内光下で着色化等の不都合な
変化を受け難いことにより、炭素数12〜24個のもの
が好ましい。具体的には、ベヘン酸銀、ステアリン酸
銀、パルミチン酸銀、ミリスチン酸銀、ラウリン酸銀、
オレイン酸銀、またはヒドロキシステアリン酸銀などを
挙げることができる。そのうち特にベヘン酸銀が最も有
効である。
【0037】また、還元剤は種々のものを挙げることが
できる。一般的には、通常のハロゲン化銀感光材料に用
いられる現像薬、具体的にはハイドロキノン、メチルハ
イドロキノン、クロロハイドロキノン、メチルヒドロキ
シナフタレン、N,N’−ジエチル−p−フェニレンジ
アミン、アミノフェノール、アスコルビン酸、1−フェ
ニル−3−ピラゾリドン等を挙げることができ、また、
これらの他に2,2’−メチレンビス(6−ターシャリ
ーブチル−4−メチルフェノール)、4,4’−ブチリ
デンビス(6−ターシャリーブチル−3−メチルフェノ
ール)、4,4’−チオビス(6−ターシャリーブチル
−3−メチルフェノール)等、更には特開昭46−60
74号公報に記載のビスナフトール系還元性化合物、あ
るいはベルギー特許第802519号明細書に記載の4
−ベンゼンスルホンアミドフェノール系化合物、あるい
は特願平1−1153号、特願平1−259728号に
記載の化合物などを挙げることができる。
【0038】ハロゲン化銀は、例えば塩化銀、臭化銀、
沃化銀、沃臭化銀、沃塩化銀、沃塩臭化銀を挙げること
ができる。このハロゲン化銀は、特に微細な粒子状のも
のが有効であり、これを調整する方法として被還元性有
機銀塩の一部をハロゲン化銀形成成分、例えば臭化アン
モニウム、臭化リチウム、塩化ナトリウム、N−ブロム
コハク酸イミド等によりハロゲン化し、微細なハロゲン
化銀を調整する方法などが挙げられる。また、いわゆる
系外ハロゲン化銀を含有させる方法も用いることができ
る。
【0039】この系外ハロゲン化銀を含有する熱現像性
感光要素は例えば、ベルギー特許第774436号公報
に記載されている。即ち熱現像性感光要素とは別のとこ
ろで、換言すると、有機銀塩、還元剤の存在しない所で
感光性ハロゲン化銀を調製し、次いで調製後、そのハロ
ゲン化銀を上記画像形成成分に添加して混合することに
よって調製される。ハロゲン化銀(又は、ハロゲン化銀
形成成分)の好ましい含有量は、被還元性有機銀塩1モ
ル当り、好ましくは0.001モル〜0.50モル、特
に好ましくは0.01モル〜0.30モルの範囲であ
る。
【0040】又、上記ハロゲン化銀は、結晶表面層にイ
リジウムイオンを含有させることもできる。結晶表面層
とはハロゲン化銀の結晶表面から所定の深さのところま
での層をいう。ハロゲン化銀の結晶形状は、(1,0,
0)面の正方晶形が好ましい。ハロゲン化銀粒子の一辺
は0.001μmから1.0μmが好ましく、さらには
0.01μmから0.2μmが好ましく、特に0.03
μmから0.1μmが好ましい。イリジウムイオンを含
有する結晶表面層の厚さは、結晶の一辺の長さの10%
以下、さらには5%以下が好ましい。また、イリジウム
イオンを含有する結晶表面層は結晶の一辺の長さの少な
くとも0.5%以上あることが望ましい。
【0041】イリジウムイオンを含有するハロゲン化銀
を調製するには、被還元性有機銀塩とハロゲン化銀形成
成分からハロゲン化銀を生成する際に、イリジウムイオ
ン供給体を投入すればよい。イリジウムイオン供給体と
しては、例えば四塩化イリジウム、六塩化イリジウム
(IV)カリウム、六塩化イリジウム(IV)ナトリウム等
が好ましい。
【0042】ハロゲン化銀の結晶表面層にイリジウムイ
オンを含有させるには、ハロゲン化銀の生成を開始して
から暫く経過した後イリジウムイオン供給体を投入すれ
ばよい。例えば、ハロゲン化銀が所定量の90重量%生
成したところでイリジウムイオン供給体を投入し始めれ
ばよい。
【0043】イリジウムイオンの含有量は、感光性層に
含有する全ハロゲン化銀1モル当たり、1×10-5モル
〜1×10-2モル、さらには5×10-5〜5×10-3
ルの割合が好ましい。
【0044】本発明による熱現像性感光要素は、(d)
バインダーを単独もしくは組み合わせて層中に含有する
ことができる。バインダーの適当な材料は疎水性あるい
は親水性であることができ、又、透明もしくは半透明で
あることができる。具体的にはポリビニルブチラール、
セルロースアセテートブチレート、ポリメチルメタアク
リレート、ポリビニルピロリドン、エチルセルロース、
酢酸セルロース、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルアルコー
ル、ゼラチン、カナダ特許第774054号公報に記載
のスルホベタイン繰返し単位を有するもの等を挙げるこ
とができる。バインダーの使用量は被還元性有機銀塩に
対し、重量比で10:1乃至1:10が好ましい、更に
好ましくは4:1乃至1:2の範囲である。
【0045】本発明による熱現像性感光要素は、画像の
色調性、画像形成後の安定性を改善するために有機酸を
用いることが好ましく、特に長鎖脂肪酸銀塩と同一か又
は近傍の脂肪酸を単独あるいは組み合わせて含有させる
のが好ましい。それらの脂肪酸の使用量は、被還元性有
機銀塩に対して25モル%〜200モル%であり、特に
好ましくは30モル%〜120モル%である。
【0046】本発明による熱現像性感光要素は、色調剤
を含有することができる。色調剤としては、米国特許第
3080254号公報に記載のフタラジノン又はその誘
導体、特開昭46−6074号公報に記載の環式イミド
類、特開昭50−32927号公報に記載のフタラジン
ジオン化合物等を含有する。
【0047】本発明による熱現像性感光要素は、適当な
カブリ防止剤を含有することができる。カブリ防止剤と
しては、特公昭47−11113号公報に記載の水銀化
合物、特公昭55−42375号公報に記載の1,2,
4−トリアゾール化合物、特開昭57−30828号公
報に記載のテトラゾール化合物、特開昭57−1386
30号公報に記載の安息香酸類及び特開昭57−147
627号公報に記載のスルホニルチオ基を有する化合
物、特開昭58−107534号公報に記載の二塩基酸
類を挙げることができる。特に、本発明に用いられるカ
ブリ防止剤としては、特開昭58−107534号公報
に記載されている二塩基酸類が好ましく、この二塩基酸
は下記一般式(II)で表わされる。
【0048】
【化18】 (式中、R9 は炭素数4個以上の直鎖又は分枝のアルキ
レン基又はアルケニレン基を表わす。)本発明の熱現像
性感光要素は、画像形成後の光などによる非画像部の着
色を防止するための化合物を含有することができる。こ
の着色防止剤としては、特開昭61−129642号公
報に記載された化合物が好ましく、この化合物は下記の
一般式(III)で表わされる。
【0049】
【化19】 (式中、R10は置換又は非置換のアルキル基、置換又は
非置換のアリール基、アルコキシ基又はアリールオキシ
基を、R11は水素原子、置換又は非置換のアルキル基、
置換又は非置換のアリール基を表わす。X2 は塩素原
子、臭素原子又は沃素原子を表わす。)本発明の熱現像
性感光要素は、更に現像促進剤を含有することができ
る。好ましい現像促進剤としては、特公昭64−880
9号公報に記載の脂肪酸のアルカリ金属塩化合物を挙げ
ることができる。
【0050】本発明の熱現像性感光要素は、帯電防止剤
として含フッ素系界面活性剤、又は特開昭64−242
45号公報に記載された含フッ素系界面活性剤とノニオ
ン界面活性剤とを併用して含有することができる。
【0051】本発明の熱現像性感光要素は、更に、紫外
線吸収剤、蛍光増白剤、フィルター染料(層)等を含有
することができる。
【0052】本発明による熱現像性感光要素は、適当な
支持体上に被覆を形成して熱現像性感光材料を得ること
ができる。支持体としては、ポリエチレン、ポリプロピ
レン、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネー
ト、酢酸セルロース等の合成樹脂フィルム、合成紙、ポ
リエチレン等の合成樹脂フィルムで被覆された紙、アー
ト紙、写真用バライタ紙等の紙類、又はアルミニウム等
の金属板(箔)、通常の方法により金属蒸着膜を有する
合成樹脂フィルム又はガラス板等を挙げることができ
る。
【0053】また、これらに加え重合性化合物、光重合
開始剤を含んでいてもよい。重合性化合物としては、一
分子中に反応性ビニル基を少なくとも1個もつ化合物が
利用でき、例えば、反応性ビニル基含有単量体、反応性
ビニル基含有オリゴマー及び反応性ビニル基含有ポリマ
ーからなる群より選択した1種以上を用いることができ
る。
【0054】これら化合物の反応性ビニル基としては、
スチレン系ビニル基、アクリル酸系ビニル基、メタクリ
ル酸系ビニル基、アリル系ビニル基、ビニルエーテル等
の他に酢酸ビニル等のエステル系ビニル基等重合反応性
を有する置換もしくは非置換ビニル基が挙げられる。
【0055】かかる条件を満たす重合性ポリマー前駆体
の具体例としてはスチレン、メトキシスチレン、ジメチ
ルアミノスチレン、ヒドロキシスチレン、アミノスチレ
ン、カルボキシスチレン、アクリル酸、アクリル酸メチ
ル、アクリル酸エチル、アクリル酸シクロヘキシル、ア
クリルアミド、メタクリル酸、メタクリル酸メチル、メ
タクリル酸エチル、メタクリル酸プロピル、メタクリル
酸ブチル、メタクリル酸フェニル、メタクリル酸シクロ
ヘキシル、ビニルピリジン、N−ビニルピロリドン、N
−ビニルイミダゾール、2−ビニルイミダゾール、N−
メチル−2−ビニルイミダゾール、プロピルビニルエー
テル、ブチルビニルエーテル、イソブチルビニルエーテ
ル、β−クロロエチルビニルエーテル、フェニルビニル
エーテル、p−メチルフェニルビニルエーテル、p−ク
ロルフェニルビニルエーテル等の一価の単量体;例えば
ジビニルベンゼン、シュウ酸ジスチリル、マロン酸ジス
チリル、コハク酸ジスチリル、グルタル酸ジスチリル、
アジピン酸ジスチリル、マレイン酸ジスチリル、フマル
酸ジスチリル、β,β−ジメチルグルタル酸ジスチリ
ル、2−ブロモグルタル酸ジスチリル、α,α’−ジク
ロログルタル酸ジスチリル、テレフタル酸ジスチリル、
シュウ酸ジ(エチルアクリレート)、シュウ酸ジ(メチ
ルエチルアクリレート)、マロン酸ジ(エチルアクリレ
ート)、マロン酸ジ(メチルアクリレート)、コハク酸
ジ(エチルアクリレート)、グルタル酸ジ(エチルアク
リレート)、アジピン酸ジ(エチルアクリレート)、マ
レイン酸ジ(ジエチルアクリレート)、フマル酸ジ(エ
チルアクリレート)、エチレンジアクリルアミド、プロ
ピレンジアクリルアミド、1,4−フェニレンジアクリ
ルアミド、1,4−フェニレンビス(オキシエチルアク
リレート)、1,4−フェニレンビス(オキシメチルエ
チルアクリレート)、1,4−ビス(アクリロイルオキ
シメチルエトキシ)シクロヘキサン、1,4−ビス(ア
クリロイルオキシエトキシカルバモイル)ベンゼン、
1,4−ビス(アクリロイルオキシメチルエトキシカル
バモイル)ベンゼン、1,4−ビス(アクリロイルオキ
シエトキシカルバモイル)シクロヘキサン、ビス(アク
リロイルオキシエトキシカルバモイルシクロヘキシル)
メタン、シュウ酸ジ(エチルメタクリレート)、シュウ
酸ジ(メチルエチルメタクリレート)、マロン酸ジ(エ
チルメタクリレート)、マロン酸ジ(メチルエチルメタ
クリレート)、コハク酸ジ(エチルメタクリレート)、
アジピン酸ジ(エチルメタクリレート)、マレイン酸ジ
(エチルメタクリレート)、フマル酸ジ(エチルメタク
リレート)、β,β’−ジメチルグルタル酸ジ(エチル
メタクリレート)、1,4−フェニレンビス(オキシエ
チルメタクリレート)、1,4−ビス(メタクリロイル
オキシエトキシ)シクロヘキサンアクリロイルオキシエ
トキシエチルビニルエーテル等の二価の単量体;例えば
ペンタエリスリトールトリアクリレート、ペンタエリス
リトールトリメタクリレート、ペンタエリスリトールト
リ(ヒドロキシスチレン)、シアヌル酸トリアクリレー
ト、シアヌル酸トリメタクリレート、1,1,1−トリ
メチロールプロパントリアクリレート、1,1,1−ト
リメチロールプロパントリメタクリレート、シアヌル酸
トリ(エチルアクリレート)、1,1,1−トリメチロ
ールプロパントリ(エチルアクリレート)、シアヌル酸
トリ(エチルビニルエーテル)、1,1,1−トリメチ
ロールプロパンと3倍モルのトルエンジイソシアネート
との反応物とヒドロキシエチルアクリレートとの縮合
物、1,1,1−トリメチロールプロパンと3倍モルの
ヘキサンジイソシアネートとの反応物とp−ヒドロキシ
スチレンとの縮合物等の三価単量体;例えばエチレンテ
トラアクリルアミド、プロピレンテトラアクリルアミド
等の四価の単量体等、さらには、オリゴマー又はポリマ
ーの末端に反応性ビニル基を残した重合性ポリマー前駆
体あるいはオリゴマー又はポリマーの側鎖の反応性ビニ
ル基をつけた重合性ポリマー前駆体等を挙げることがで
きる。
【0056】なお、前述のようにこれらの重合性ポリマ
ー前駆体を2種以上用いてもよい。
【0057】本発明の熱現像性要素に含有される光重合
開始剤としては、例えばカルボニル化合物、イオウ化合
物、ハロゲン化合物、レドックス系重合開始剤等が挙げ
られる。
【0058】具体的には、カルボニル化合物としては、
例えばベンジル、4,4’−ジメトキシベンジル、ジア
セチル、カンファーキノン等のジケトン類;例えば4,
4’−ジエチルアミノベンゾフェノン、4,4’−ジメ
トキシベンゾフェノン等のベンゾフェノン類;例えばア
セトフェノン、4−メトキシアセトフェノン等のアセト
フェノン類;例えばベンゾイルアルキルエーテル類;例
えば2−クロロチオキサントン、2,5−ジエチルチオ
キサントン、チオキサントン−3−カルボン酸−β−メ
トキシエチルエステル等のチオキサントン類;ジアルキ
ルアミノ基を有するカルコン類及びスチリルケトン類;
3,3’−カルボニルビス(7−メトキシクマリン)、
3,3’−カルボニルビス(7−ジエチルアミノクマリ
ン)等のクマリン類等が挙げられる。
【0059】イオウ化合物としてはジベンゾチアゾリル
スルフィド、デシルフェニルスルフィドなどのジスルフ
ィド類等が挙げられる。
【0060】ハロゲン化合物としては、例えば四臭化水
素、キノリンスルホニルクロライド、トリハロメチル基
を有するS−トリアジン類等が挙げられる。
【0061】レドックス系の光重合開始剤としては、三
価の鉄イオン化合物(例えばクエン酸第二鉄アンモニウ
ム)と過酸化物等を組合せて用いるものや、リボフラビ
ン、メチレンブルー等の光還元性色素とトリエタノール
アミン、アスコルビン酸等の還元剤を組合せて用いるも
の等が挙げられる。
【0062】また以上に述べた光重合開始剤において、
2種以上を組合せてより効率のよい光重合反応を得るこ
ともできる。
【0063】このような光重合開始剤の組合せとして
は、ジアルキルアミノ基を有するカルコン及びスチリル
スチリルケトン類、クマリン類とトリハロメチル基を有
するS−トリアジン類、カンファーキノンとの組合せ等
が挙げられる。
【0064】これらの重合開始剤もその2種以上を併用
したり、上述の化合物と組合せて用いてもよい。
【0065】この場合、重合性化合物、光重合開始剤を
単一の要素層に含有させることができるが上記要素層と
重合性化合物及び光重合開始剤とを別個の層にして多層
としてもよい。この層は積層された状態でも、さらには
要素層と分離させた状態であってもよい。
【0066】次に本発明の画像形成方法について述べ
る。
【0067】本発明の画像形成方法としては、本発明の
乾式銀塩感光体に、 (1)像露光 (2)像露光と同時あるいは後に加熱 の工程を施すことよりなる画像形成方法である。また、
重合性化合物を含有する本発明の乾式銀塩感光体に、 (1)像露光 (2)像露光と同時あるいは後に加熱 (3)加熱の後に重合露光 の工程を施すことよりなる画像形成方法である。
【0068】本発明の感光体を用いることにより、
(1)の像露光工程で1×10-6sec/dotから1
×10-8sec/dotの露光速度で露光しても、解像
性のよい重合画像を形成することができる。光源として
は、LED、ガスレーザー、半導体レーザー等が好まし
い。像露光は波長500nm〜900nmの光を含む光
で行うのがよい。感光体面上での露光エネルギーは1μ
J/cm2 から200μJ/cm2 であり、好ましくは
3μJ/cm2 から100μJ/cm2 である。
【0069】(2)の加熱工程は、感光体を80℃から
160℃までの温度範囲で、1秒から3分間、好ましく
は90℃から140℃の温度範囲で、3秒以上90秒以
下で加熱する。加熱手段としては、ホットプレート、ヒ
ートロール、サーマルヘッド等を使用することができ
る。さらに支持体上に発熱素子をつけ、通電により加熱
してもよい。
【0070】また、(3)の重合露光では300nmか
ら600nmの波長光を用い、光源としてハロゲンラン
プ、キセノンランプ、タングステンランプ、水銀灯、蛍
光灯、レーザー等がある。
【0071】このようにして形成された重合画像を重合
部と未重合部に分離する方法として感光体をエッチング
処理する方法、あるいは剥離により重合部と未重合部を
分離する方法、あるいはマイクロカプセルを使用した場
合等によく適用される加圧による受像体への転写方法、
あるいは予め熱拡散性色素を含有させておき、未重合部
の色素を受像体へ転写する方法、あるいは未重合部分と
重合部分の粘着性の差を利用してトーニングする方法等
がある。
【0072】
【実施例】以下、本発明を実施例に従って説明するが、
本発明はこれらに限定されるものではない。 実施例1 (感光性ハロゲン化銀の調製)赤色安全光下、ステアリ
ン酸銀11.0gをエタノール200mlに分散し、更
にポリビニルブチラール7.5gを加え攪拌溶解した。
得られたステアリン酸銀の分散液を50℃に保ち攪拌し
ながら、N−ブロムコハク酸イミド5.5gと臭化ナト
リウム6.4mgを溶解したアセトン溶液50mlを1
時間かけて滴下した。滴下終了後、更に1時間50分攪
拌を続けた後、室温に下げて臭化銀分散液を作製した。
この臭化銀分散液を、激しく攪拌している水1l中に滴
下し、析出物を濾過、乾燥し、ステアリン酸を含む臭化
銀−ポリビニルブチラール固形物(以下、臭化銀固形物
と記す)の19.7gを調製した。 (熱現像性感光材料の調製)600nm以上の光をカッ
トした緑色の安全光化、下記の構成よりなる感光性組成
物を調製した。
【0073】 ベヘン酸銀 25g 臭化銀固形物 4g ベヘン酸 7g 2,2’−メチレンビス(6−ターシャリー−ブチル −4−メチルフェノール) 15g フタラジノン 4g ポリビニルブチラール 20g (積水化学製、エスレックBM−2) 臭化第2水銀 20%−メタノール溶液 5ml キシレン/n−ブタノール(溶積比1/1) 500ml 上記組成物をホモミキサーで分散した後、1/10重量
比の上記組成物に、本発明の例示化合物(1)4.5m
gをメタノール1mlに溶解した溶液を添加して、本発
明の乳剤(I)を調製した。
【0074】又、同様に、上記組成物1/10重量比の
組成物に、本発明の例示化合物(4)4.9mgをメタ
ノール1mlに溶解した溶液を添加し、本発明の乳剤
(II)を調製した。 比較例1 実施例1と同様に、上記組成物の1/10重量比の上記
組成物に、下記構造式のペンタシアニン色素4.0mg
をメタノール1mlに溶解した溶液を添加して比較例の
乳剤(III)を調製した。
【0075】
【化20】 実施例1及び比較例1で得られた乳剤(I)、(II)、
及び(III) をそれぞれ100μmのポリエステルフィ
ルム上に塗布乾燥し、乾燥膜厚10μmの感光層を設
け、更に感光層上に保護層としてポリビニルアルコール
水溶液を用いて乾燥膜厚が1〜2μmとなるように塗布
乾燥し、それぞれ感光体(I)、(II)、及び(III)
を得た。
【0076】得られた感光体(I)、(II)、及び(II
I) 上に透過型の湿式銀塩フィルムのステップタブレッ
ト(780nm透過率0.04%〜90%、15ステッ
プ)を載せ、ステップタブレットを通して、次の露光装
置でベタ書き込みを行った。
【表1】 次に、各々の感光体を120℃に設定したドラムカバー
型熱現像機に120℃、10秒の条件で加熱現像した。
【0077】又、上記感光体(I)、(II)、及び(II
I) の各々を50℃、20%で1日間と3日間の強制経
時を施したものを、感光体(I)−、(I)−、
(II)−、(II)−、(III)−、(III) −と
して、感光体(I)、(II)、(III) と同様な上記条
件で露光後、加熱現像した。
【0078】得られたグレースケール画像の光学濃度を
ナルミ製濃度計で測定し、横軸に像面エネルギーに各ス
テップの透過率を乗じたもの、縦軸に光学濃度をプロッ
トすることにより得られた特性曲線より、カブリ濃度+
0.6となる点の相対感度を感光体(III) の感度を1
00として比較した。その結果を表−1に示した。
【0079】
【表2】 表−1から本発明感光体は、耐久試験3日後においても
高い感度を保つことが判る。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、一般式(I)で示
される構造の増感色素を熱現像性感光要素に含有させる
ことにより、800nm以下の近赤外域に発信波長を有
する半導体レーザーに適した、高感度、且つ、経時安定
性に優れた熱現像性感光材料を得ることができる。従っ
て本発明によればコンパクトで経済的な画像システムを
構成することができる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03C 8/40 503 8910−2H G03F 7/06 501 (72)発明者 大井 毅彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 福井 哲朗 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 鈴木 雅雄 神奈川県平塚市南原1丁目24番40号 オリ エンタル写真工業株式会社内 (72)発明者 加々美 憲二 神奈川県平塚市南原1丁目24番40号 オリ エンタル写真工業株式会社内 (72)発明者 西野 勝也 神奈川県平塚市南原1丁目24番40号 オリ エンタル写真工業株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体上に少なくとも(a)有機銀塩、
    (b)還元剤、(c)感光性ハロゲン化銀及び/又は感
    光性ハロゲン化銀形成成分、(d)バインダーからなる
    熱現像性感光要素を一層若しくは多層に形成した乾式銀
    塩感光体であって、前記熱現像性感光要素に下記一般式
    (I)で示される増感色素の少なくとも1つを含有する
    ことを特徴とする乾式銀塩感光体。 【化1】 (式中、R1 及びR2 は置換又は未置換のアルキル基を
    示す。R3 、R4 、R5、R6 は水素原子、アルキル
    基、アルコキシ基、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、ア
    リール基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、
    シアノ基、トリフロロメチル基、アミノ基、アシルアミ
    ド基、アシル基、アシロキシル基、アルコキシカルボニ
    ルアミノ基、カルボアルコキシ基を表わす。R3 とR
    4 、R5 とR6は互いに連結して5員環、6員環を形成
    してもよい。R7 、R8 はアルキル基を表わす。X1
    酸素原子、イオウ原子、セレン原子又は>N−R9 (R
    9 はアルキル基を表わす)を表わす。Yはアニオン形成
    原子又は分子を表わす。r1 〜r 7 は水素原子、アルキ
    ル基であり、r1 とr2 、r3 とr4 、r2 とr3 、r
    4とr5 、r5 とr6 、r6 とr7 は結合して5員環、
    6員環を形成してもよい。m、n、lは整数で0≦m+
    n+l≦3の関係を満たす。)
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の乾式銀塩感光体に、更
    に重合性化合物、光重合開始剤を含むことを特徴とする
    感光体。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の乾式銀塩感光体に、更
    に熱拡散性色素を含むことを特徴とする感光体。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の感光体に、 (1)近赤外域の波長を有する光で像露光する工程、 (2)加熱する工程、 を少なくとも施すことを特徴とする画像形成方法。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載の感光体に、 (1)近赤外域の波長を有する光で像露光する工程、 (2)加熱する工程、 (3)全面露光する工程、 を少なくとも施し、前記感光体に重合画像を形成するこ
    とを特徴とする画像形成方法。
  6. 【請求項6】 請求項3に記載の感光体に、 (1)近赤外域の波長を有する光で像露光する工程、 (2)加熱する工程、 (3)全面露光する工程、 (4)受像紙を積層し、加熱する工程、 を少なくとも施し、前記受像紙上に画像を形成すること
    を特徴とする画像形成方法。
JP16304192A 1992-06-22 1992-06-22 乾式銀塩感光体及び画像形成方法 Pending JPH063763A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16304192A JPH063763A (ja) 1992-06-22 1992-06-22 乾式銀塩感光体及び画像形成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16304192A JPH063763A (ja) 1992-06-22 1992-06-22 乾式銀塩感光体及び画像形成方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH063763A true JPH063763A (ja) 1994-01-14

Family

ID=15766063

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16304192A Pending JPH063763A (ja) 1992-06-22 1992-06-22 乾式銀塩感光体及び画像形成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH063763A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5541054A (en) * 1995-04-20 1996-07-30 Minnesota Mining & Manufacturing Company Spectral sensitizing dyes for photothermographic elements
US5641363A (en) * 1993-12-27 1997-06-24 Tdk Corporation Sintered magnet and method for making
KR20200066342A (ko) 2017-11-09 2020-06-09 레온 지도키 가부시키가이샤 식품 재료 토출 장치 및 그 운전 방법, 포피 식품 제조 장치

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5641363A (en) * 1993-12-27 1997-06-24 Tdk Corporation Sintered magnet and method for making
US5541054A (en) * 1995-04-20 1996-07-30 Minnesota Mining & Manufacturing Company Spectral sensitizing dyes for photothermographic elements
KR20200066342A (ko) 2017-11-09 2020-06-09 레온 지도키 가부시키가이샤 식품 재료 토출 장치 및 그 운전 방법, 포피 식품 제조 장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5001032A (en) Photosensitive material containing a photosensitive and heat developable element and a polymerizable layer and image-forming method utilizing the same
JPH04182640A (ja) 乾式銀塩感光体及び画像形成方法
US5262295A (en) Heat-developable photosensitive material and image forming method making use of the heat-developable photosensitive material
US5053312A (en) Image-receiving material and image-forming method employing the same
US5258281A (en) Heat-developable photosensitive material
JPH05150395A (ja) 乾式銀塩感光体及びこの感光体を用いた画像形成方法
JPH063763A (ja) 乾式銀塩感光体及び画像形成方法
JPS62195639A (ja) 感光材料
JPH0312308B2 (ja)
JPH0550739B2 (ja)
JP3241111B2 (ja) 乾式銀塩感光体及び画像形成方法
JPH0545025B2 (ja)
JPS62288827A (ja) 感光材料
JPH0652387B2 (ja) 熱現像性感光材料
US5543286A (en) Dry process silver salt photosensitive material and image forming method making use of the dry process silver salt photosensitive material
JPH06301140A (ja) 乾式銀塩感光体
US5547831A (en) Dry process silver salt photosensitive material and image forming method making use of this dry process silver salt photosensitive material
JPH04348339A (ja) 乾式銀塩感光体、及び同感光体を用いた画像形成方法
JPH06208191A (ja) 乾式銀塩感光体及びこの乾式銀塩感光体を用いた画像形成方法
JPH06266042A (ja) 乾式銀塩感光体
JPH06266041A (ja) 乾式銀塩感光体
JPH07110541A (ja) 熱現像性感光体
EP0505155A1 (en) Heat-developable masking layer
JPH04127156A (ja) 感光体および画像形成方法
JPH08137108A (ja) 画像記録方法