JPH0637414Y2 - 反射型フオトセンサ - Google Patents
反射型フオトセンサInfo
- Publication number
- JPH0637414Y2 JPH0637414Y2 JP1987087604U JP8760487U JPH0637414Y2 JP H0637414 Y2 JPH0637414 Y2 JP H0637414Y2 JP 1987087604 U JP1987087604 U JP 1987087604U JP 8760487 U JP8760487 U JP 8760487U JP H0637414 Y2 JPH0637414 Y2 JP H0637414Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical path
- light
- light receiving
- photo sensor
- diameter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
- Control Of Exposure In Printing And Copying (AREA)
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は電子写真複写装置の画像濃度検知用の反射型フ
オトセンサの構成に関する。
オトセンサの構成に関する。
この種電子写真複写装置では周知のプロセスにより作像
工程が実行される。そして感光体に近接して反射型のフ
オトセンサを設け、このフオトセンサにより、基準パタ
ーン像と、イレースされた感光体面を読み取り、画像濃
度制御が行われる様になつている。
工程が実行される。そして感光体に近接して反射型のフ
オトセンサを設け、このフオトセンサにより、基準パタ
ーン像と、イレースされた感光体面を読み取り、画像濃
度制御が行われる様になつている。
ところで、従来の画像濃度制御装置のように受光部の光
路が大きいと受光素子が乱反射光まで検知してしまい、
適正な画像濃度制御が行えなかつた。この現象はカラー
トナーのようにトナー粒子の表面で光が乱反射する場合
に顕著に見られる。
路が大きいと受光素子が乱反射光まで検知してしまい、
適正な画像濃度制御が行えなかつた。この現象はカラー
トナーのようにトナー粒子の表面で光が乱反射する場合
に顕著に見られる。
この欠点を解消するために、フオトセンサと感光体の間
にスリツト板を設ける機構も公知となつているが、この
機構だとスリツトによる乱反射光の遮光が不充分であ
り、またスリツトの加工及び設置が困難であるという欠
点がある。
にスリツト板を設ける機構も公知となつているが、この
機構だとスリツトによる乱反射光の遮光が不充分であ
り、またスリツトの加工及び設置が困難であるという欠
点がある。
本考案は上記従来技術の欠点を解消し、電子写真複写装
置(印刷機器を含む)において、画像濃度制御装置の感
度を向上させ、より安定した画像濃度に制御し且つ維持
することが出来る反射型フオトセンサを提供することを
目的とする。
置(印刷機器を含む)において、画像濃度制御装置の感
度を向上させ、より安定した画像濃度に制御し且つ維持
することが出来る反射型フオトセンサを提供することを
目的とする。
そのために本考案は、発光素子の出射光を被検知部に導
く筒状の発光部光路と、被検知部からの反射光を受光素
子に導く筒状の受光部光路とを設け、前記受光部光路の
光路径が、発光部光路の光路径よりも小径に形成され、
前記受光部の光路は、光路長を光路径で割った値が1な
いし4の範囲あるように形成されていることを特徴とす
るものである。
く筒状の発光部光路と、被検知部からの反射光を受光素
子に導く筒状の受光部光路とを設け、前記受光部光路の
光路径が、発光部光路の光路径よりも小径に形成され、
前記受光部の光路は、光路長を光路径で割った値が1な
いし4の範囲あるように形成されていることを特徴とす
るものである。
以下、本考案の一実施例を図面に基づき説明する。
第1図は本考案の一実施例に係る反射型フオトセンサを
示すものであり、(a)は平面図、(b)は側面図、第
2図はその要部の拡大断面図、第3図(a),(b)は
黒トナーと赤トナーにおける従来センサと本考案に係る
センサの比較特性図である。
示すものであり、(a)は平面図、(b)は側面図、第
2図はその要部の拡大断面図、第3図(a),(b)は
黒トナーと赤トナーにおける従来センサと本考案に係る
センサの比較特性図である。
図において、1は発光素子、2は受光素子であり、ホル
ダ3内において、両者の光軸が点Pで交わるように傾斜
して配置される。通常この点Pは感光体表面位置であ
り、発光素子1からの光は受光角θを以て反射し、受光
素子2に入射される。4はトナー等が発光素子1、受光
素子2に付着するのを防止する防塵ガラスである。
ダ3内において、両者の光軸が点Pで交わるように傾斜
して配置される。通常この点Pは感光体表面位置であ
り、発光素子1からの光は受光角θを以て反射し、受光
素子2に入射される。4はトナー等が発光素子1、受光
素子2に付着するのを防止する防塵ガラスである。
第1図から明らかな様に、本考案では発光部光路6より
も受光部光路5の内径、言い換えれば光路径を小さくし
たものである。
も受光部光路5の内径、言い換えれば光路径を小さくし
たものである。
この様に受光部光路5を細い筒状にすることで乱反射光
の侵入を抑えることが出来る。また筒の内面を黒色にす
ることで更にその効果が出る。
の侵入を抑えることが出来る。また筒の内面を黒色にす
ることで更にその効果が出る。
そしてこの構成により正反射光による精度のある画像濃
度制御が可能である。
度制御が可能である。
第3図は受光部光路が大きいフオトセンサ(破線で示す
従来例)と上記の通り改良したフオトセンサ(実線で示
す本考案)の検知能力を比較したものである。これは感
光体表面に付着させたトナー量に伴うフオトセンサの出
力信号の変化をグラフ化したものである。
従来例)と上記の通り改良したフオトセンサ(実線で示
す本考案)の検知能力を比較したものである。これは感
光体表面に付着させたトナー量に伴うフオトセンサの出
力信号の変化をグラフ化したものである。
黒トナーに関しては従来例と本考案のフオトセンサの検
知能力の差をあまり見られないが、トナー粒子の表面で
光を乱反射させる赤トナーに関しては、画像濃度の基準
制御レベルである0.4mg/cm2、本考案に係るフオトセン
サは従来例のフオトセンサより約0.9(v)低い値を示
している。つまり感光体上のトナー付着量の多い範囲ま
で検知能力があるということである。
知能力の差をあまり見られないが、トナー粒子の表面で
光を乱反射させる赤トナーに関しては、画像濃度の基準
制御レベルである0.4mg/cm2、本考案に係るフオトセン
サは従来例のフオトセンサより約0.9(v)低い値を示
している。つまり感光体上のトナー付着量の多い範囲ま
で検知能力があるということである。
第2図ではその具体的な寸法を示すが、防塵ガラス4の
上面と感光体(図示せず)との距離を2mmとしたとき、
黒筒5の径及び長さに関して次のような結果が得られ
た。
上面と感光体(図示せず)との距離を2mmとしたとき、
黒筒5の径及び長さに関して次のような結果が得られ
た。
黒筒の直径:dmm、黒筒の長さ(斜めにカツトした短い
方):Lmmとすると L/d=1〜4:検知能力が高い L/d≧5 :検知能力が低い 上記実施例はd=1mm,L=2mmである。
方):Lmmとすると L/d=1〜4:検知能力が高い L/d≧5 :検知能力が低い 上記実施例はd=1mm,L=2mmである。
本考案は以上述べた通りのものであり、本考案に係る反
射型フオトセンサによれば、発光部の光路径が受光部の
光路径よりも相対的に大径になるので、発光部の光軸に
関する取付精度の許容度が大きくなり、取付時の調整が
簡単になる。また、受光部の光路が、光路長を光路径で
割った値が1ないし4の範囲になるように形成されてい
るので、乱反射光の進入を抑え、検出感度の良い反射型
フォトセンサを提供することができる。
射型フオトセンサによれば、発光部の光路径が受光部の
光路径よりも相対的に大径になるので、発光部の光軸に
関する取付精度の許容度が大きくなり、取付時の調整が
簡単になる。また、受光部の光路が、光路長を光路径で
割った値が1ないし4の範囲になるように形成されてい
るので、乱反射光の進入を抑え、検出感度の良い反射型
フォトセンサを提供することができる。
第1図は本考案の一実施例に係る反射型フオトセンサを
示すものであり、(a)は平面図、(b)は側面図、第
2図はその要部の拡大断面図、第3図(a),(b)は
黒トナーと赤トナーにおける従来センサと本考案に係る
センサの比較特性図である。 1……発光素子、2……受光素子、5……受光部光路。
示すものであり、(a)は平面図、(b)は側面図、第
2図はその要部の拡大断面図、第3図(a),(b)は
黒トナーと赤トナーにおける従来センサと本考案に係る
センサの比較特性図である。 1……発光素子、2……受光素子、5……受光部光路。
Claims (1)
- 【請求項1】電子写真複写装置の画像濃度検知用の反射
型フオトセンサにおいて、 発光素子の出射光を被検知部に導く筒状の発光部光路
と、被検知部からの反射光を受光素子に導く筒状の受光
部光路とを備え、 前記受光部光路の光路径が、前記発光部光路の光路径よ
りも小径に設定され、 前記受光部の光路は、光路長を光路径で割つた値が1な
いし4の範囲にあるように形成されていること、 を特徴とする反射型フオトセンサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987087604U JPH0637414Y2 (ja) | 1987-06-08 | 1987-06-08 | 反射型フオトセンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987087604U JPH0637414Y2 (ja) | 1987-06-08 | 1987-06-08 | 反射型フオトセンサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63197366U JPS63197366U (ja) | 1988-12-19 |
JPH0637414Y2 true JPH0637414Y2 (ja) | 1994-09-28 |
Family
ID=30944969
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987087604U Expired - Lifetime JPH0637414Y2 (ja) | 1987-06-08 | 1987-06-08 | 反射型フオトセンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0637414Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5589914B2 (ja) * | 2011-03-15 | 2014-09-17 | オムロン株式会社 | トナー濃度センサ及び画像形成装置 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58132259A (ja) * | 1982-01-30 | 1983-08-06 | Ricoh Co Ltd | 原稿情報読取機構 |
JPS61124973A (ja) * | 1984-11-22 | 1986-06-12 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | 画像形成装置 |
JPS61209470A (ja) * | 1985-03-13 | 1986-09-17 | Minolta Camera Co Ltd | トナ−濃度検出装置 |
JPS62209476A (ja) * | 1986-03-10 | 1987-09-14 | Minolta Camera Co Ltd | 電子写真複写機における画像濃度制御方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55162253U (ja) * | 1979-05-07 | 1980-11-21 | ||
JPS55169760U (ja) * | 1979-05-21 | 1980-12-05 | ||
JPS58182556U (ja) * | 1982-05-28 | 1983-12-05 | 富士通株式会社 | 光センサ−アツセンブリ− |
-
1987
- 1987-06-08 JP JP1987087604U patent/JPH0637414Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58132259A (ja) * | 1982-01-30 | 1983-08-06 | Ricoh Co Ltd | 原稿情報読取機構 |
JPS61124973A (ja) * | 1984-11-22 | 1986-06-12 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | 画像形成装置 |
JPS61209470A (ja) * | 1985-03-13 | 1986-09-17 | Minolta Camera Co Ltd | トナ−濃度検出装置 |
JPS62209476A (ja) * | 1986-03-10 | 1987-09-14 | Minolta Camera Co Ltd | 電子写真複写機における画像濃度制御方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63197366U (ja) | 1988-12-19 |
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