JP5589914B2 - トナー濃度センサ及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

この発明は、例えば複写機やプリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に用いられるトナー濃度センサに関し、より詳しくは、検出精度を向上できるようなトナー濃度センサに関する。
トナー濃度センサは、画像形成装置において最適な画像品質を得るために重要な部品であって、光を照射する発光手段と、この発光手段から照射されて検出対象で反射した反射光を受光する受光手段と、この受光手段の検出電圧を増幅させる増幅部を有する。すなわち、画像形成装置が、中間転写ベルトに一次転写されたトナー像を紙に二次転写する中間転写式のものである場合には、トナー濃度センサは中間転写ベルトに対して前記発光手段から光が照射されると、中間転写ベルト上のトナー像で反射された反射光を、前記受光手段が検出する。そして、この受光手段に発生する光電流(検出電圧)に基づいて、中間転写ベルトに付着したトナー濃度が検出されて、この結果に基づいて光学的または電気的な必要な補正がなされる。
しかし、トナー濃度センサの前記発光手段と受光手段は、プリント基板上に表面実装されており、発光手段から照射された光は、所望する方向以外にも放射される。
このため、ノイズ光の問題が生じていた。ノイズ光は迷光とも称され、検出精度の低下の原因となる。すなわち、基板上に表面実装された発光手段から照射される光は、所望する検出対象に向けて進むほかに、基板にも進入する。すると、紙フェノール樹脂やガラスエポキシ樹脂等からなる基板内で光は反射して進み、受光手段の周囲に到達してしまう。この結果、受光手段での検出電圧にノイズが発生することになり、精度の高い検出ができない。
この問題点を解消すべく、下記特許文献1の発明が提案されている。
特許文献1の発明は、センサの基板における表面実装された発光手段と受光手段の間に細長いスリット状の貫通孔を備えるというものである。
すなわち、発光手段から基板内に進入して伝播する光を、貫通孔から照射することによって、受光手段に到達するノイズ光をなくそうとしている。
特開2009−58520号公報
この特許文献1の構成によればノイズ光を低減できる。しかしながら、前記貫通孔を設ける面積が必要であるため(特許文献1の図4参照)、図15に示したトナー濃度センサ101のように、小型化を図るべく発光手段102と受光手段103,104を接近させる場合には、特許文献1の発明を採用することができない。図15中、105はプリント基板で、106はケース、107はレンズである。
そこで、この発明は、発光手段と受光手段の距離が近い場合でもノイズ光による検出精度の劣化を抑制できるようにすることを主な目的とする。
そのための手段は、トナー濃度を検出するために光を照射する発光手段と、該発光手段から照射されて検出対象で反射した反射光を受光する受光手段を基板上に表面実装したトナー濃度センサであって、前記基板における前記発光手段または受光手段の少なくともいずれか一方の取り付け部分に、厚み方向に貫く貫通空間部が、前記発光手段または受光手段のチップ部分に対応する部位を中心にして形成されたトナー濃度センサである。
この構成では、前記貫通空間部が発光手段の取りつけ部分に形成された場合には、発光手段から照射されてノイズ光となりうる光は貫通空間部を通して外へ放射され、基板内に伝播する光が少なくなる。前記貫通空間部が受光手段の取り付け部分に形成された場合には、基板内を伝播して受光手段に到達しようとするノイズ光は、貫通空間部の内側面で拡散されて、受光手段に到達するノイズ光が少なくなる。
この発明によれば、貫通空間部がノイズ光の発生を抑制したり、ノイズ光の受光素子への到達を抑制したりするので、受光手段による検出精度の向上を図ることができる。しかも、貫通空間部は表面実装される発光手段や受光手段の取り付け部分に形成されるので、別途に平面広さは必要なく、小さな面積を有効に活用できる。このため、小型化を図ったトナー濃度センサに好適に適用できるものとなる。
トナー濃度センサの斜視図。 トナー濃度センサの概略を説明する正面図と断面図。 画像形成装置の概略構成図。 トナー濃度センサの構造を示す平面図と断面図。 他の例に係るプリント基板の平面図。 他の例に係るトナー濃度センサの断面図。 他の例に係るトナー濃度センサの断面図。 他の例に係るトナー濃度センサの断面図。 他の例に係るトナー濃度センサの構造を示す平面図と断面図。 他の例に係るトナー濃度センサの断面図。 他の例に係るトナー濃度センサの構造を示す平面図と断面図。 他の例に係るトナー濃度センサの構造を示す平面図と断面図。 他の例に係るトナー濃度センサの断面図。 他の例に係るトナー濃度センサの断面図。 従来のトナー濃度センサのケース部分における横断面図。
この発明を実施するための一形態を、以下図面を用いて説明する。
図1はトナー濃度センサ11の斜視図であり、図2は、そのトナー濃度センサ11の概略構造を示す説明図である。
このトナー濃度センサ11は、図3に示したような画像形成装置51に搭載される。画像形成装置51は、例えばカラーレーザープリンタ等である。まず、画像成形装置51の概略構造を説明すると、次の通りである。
画像形成装置51は、上部に原稿読み取り部52を有し、この原稿読み取り部52で読み取った原稿データに基づいて作像部53で画像を形成し、下部に設けた給紙部54から供給された紙54aに画像を転写して、上部の排紙部55から排紙するというものである。作像部53には転写ベルト56が張設されており、光書き込み装置57からの光が露光された感光体ドラム58にトナーを付着させ、このトナーを前記転写ベルト56に一次転写して前記画像を形成する。ここに紙54aが供給されると、転写ベルト56から紙に対して前記画像が二次転写される。このあと紙54aは定着部59に搬送されて、熱と圧力によりトナーが紙54aに定着される。
図中、60は帯電ロール、61は現像スリーブ、62はトナーケースである。これらと前記感光体ドラム58を備える作像ユニット63は、イエロー63Y、マゼンダ63M、シアン63C、ブラック64Bの4個が配設されている。
前記トナー濃度センサ11は、前記のような画像形成装置51における転写ベルト56に対向して設けられ、転写ベルト56上のトナー濃度を検出する。トナー濃度センサ11は前記作像ユニット63に設けられることもある。この場合には、トナー濃度センサ11は前記感光体ドラム58上のトナー濃度を検出する。
つぎに、トナー濃度センサ11について説明する。
トナー濃度センサ11は、図2(a)に示したように、光を照射する発光手段としての発光素子12と、この発光素子12から照射されて検出対象である前記転写ベルト56で反射した反射光を受光する受光手段としての受光素子13,14と、この受光素子13,14の検出電圧を増幅させる増幅回路(図示せず)を有する。前記発光素子12には、発光ダイオードを用い、前記受光素子13,14には、フォトトランジスタやフォトダイオードなどが用いられる。
そして、これら発光素子12と受光素子13,14は、プリント基板15上に表面実装されている(図2(b)参照)。
また発光素子12と受光素子13,14を実装した部分は、ケース16で被覆されている。このケース16は、図1、図2(b)に示したように発光素子12と受光素子13,14を実装した側を覆う上ケース17と、プリント基板15の反対側の面を覆う下ケース18を有するとともに、プリント基板15の縁側の部分にレンズ部材19が保持されている。
具体的には、図2(a)に破線で示したように、1個の発光素子12と、2個の受光素子13,14が略一直線上に配設されている。2個の受光素子13,14のうちの一方(図2(a)左側)は、発光素子12から照射されて反射する反射光のうちの正反射光を受光する第1受光素子13であり、主にブラックトナーの濃度検出を行う。2個の受光素子13,14のうちの他方(図2(a)右側)は、発光素子12から照射されて反射する反射光のうちの拡散反射光を受光する第2受光素子14であり、主にイエロー、マゼンダ、シアンのカラートナーの濃度検出を行う。
このトナー濃度センサ11では、検出精度を向上するという目的を達成するため、図2(b)に示したように、前記プリント基板15における前記発光素子12または受光素子13,14の少なくともいずれか一方の取り付け部分に、厚み方向に貫く貫通空間部21を形成するという構成を採用している。この貫通空間部21は、プリント基板15内に進入するノイズ光の発生を抑制したり、プリント基板15内に進入したノイズ光の受光素子13,14への到達を抑制したりするものである。
発光素子12の取り付け部分に貫通空間部21を形成する場合には、図4に示したように構成される。なお、図面では、発光素子12や受光素子13,14を表面実装するためのはんだ付け用銅箔であるランド15aを除いて、配線パターンを省略して図示している。以下同じである。
すなわち、図4(a)に示したように発光素子12の取り付け部分に、平面視方形をなして厚み方向に貫通する穴状の貫通空間部21が形成されている。この貫通空間部21は、発光素子12のチップ12a部分に対応する部分を含んで形成される(図4(b),(c)参照)。
貫通空間21部の形状や大きさは適宜設定されるが、少なくとも前記のように発光素子12のチップ部分12aに対応する部分に形成されていればよい。貫通空間部21の大きさが小さい場合には、特に、チップ12a部分に対応する部位を中心にして貫通空間部21を形成するとよい。
貫通空間部21の大きさや形状は、前記ランド15aを考慮して適宜設定される。
第1受光素子13と第2受光素子14の取り付け部分には、前記のような貫通空間部は形成されない。
また、前記ケース16のうち、プリント基板15の下面を覆う下ケース18にも厚み方向に貫通する穴部としての貫通穴22が形成されている。この貫通穴22は、図4(b)、図4(c)に示したように、前記プリント基板15の貫通空間部21に対応する部位に形成される。
図示例では、下ケース18の貫通穴22はプリント基板15の貫通空間部21よりも大きく形成されているが、それと同一又はそれよりも小さく形成されたものであってもよい。
なお、図4(b)は、前記発光素子12と2個の受光素子13,14を表面実装して、前記ケース16を取付けたトナー濃度センサ11における上ケース17部分における横断面図である。
このように構成されたトナー濃度センサ11では、図4(b)に示したように、発光素子12から照射された照射光は、レンズ部材19方向に向けて進むほか、図4(c)に示したようにプリント基板15方向にも進む。
レンズ部材19方向に進んだ照射光L1はレンズ部材19を透過して前記転写ベルト56で反射し、この反射光L2は再びレンズ部材19を通って前記受光素子13,14で受光される。図4(c)では第1受光素子13のみを図示して第2受光素子14を省略しているが、第2受光素子14の場合も同様である。以下同じである。
この反射光L2の検知電圧に基づいて前記のようにトナー濃度が検出される。
一方、発光素子12からプリント基板15方向に進んだ光は、プリント基板15の貫通空間部21と下ケース18の貫通穴22を通って外部に放射される。
照射光の一部はプリント基板15内に進入することもあるが、プリント基板15方向に進む照射光L3の多くが貫通空間部21から放射されるので、プリント基板15内に進入するノイズ光の量を低減できる。ノイズ光が進入しても、僅かであるので、伝播するうちに減衰する。この結果、受光素子13,14に到達するノイズ光は大幅に減る。
したがって、受光素子13,14がノイズ光の影響を受けにくくなり、検出精度の向上を図ることができる。
しかも、前記貫通空間部21は、発光素子12の取り付け部分に形成されている。つまり、プリント基板15における発光素子12の下を抜いた構造であるので、貫通空間部21を設けるために、別途に面積広さは不要で、面積を有効に活用できる。このため、検出精度が高い小型のトナー濃度センサ11が得られる。
また下ケース18にも貫通穴22が形成されているので、発光素子12からの光をより多く外へ放射して、ノイズ光となりうる光を一層減らすことができる。
このように検出精度の高いトナー濃度センサ11であるので、これを搭載した前記画像形成装置51では、品質の高い画像形成ができる。しかも、トナー濃度センサ11は小型化を測れるので、画像形成装置51内の限られたスペースを有効利用でき、より良い画像成形装置の提供にも貢献できる。
図5は、前記貫通空間部21の他の例を示している。すなわち、貫通空間部21は全周が囲まれた穴状のものばかりではなく、図5に示したように、プリント基板15の端面まで達する形状、換言すれば端面から切り込んだ形状のものであってもよい。
図6は、下ケース18に貫通穴22を形成しない例を示している。このように下ケース18に貫通穴22を形成しない場合には、前記貫通空間部21に対応する部位のプリント基板15側の面18aが、マット(つや消し)状の黒色を呈するようにするのが好ましい。貫通空間部21を通過した照射光L3を吸収して、ノイズ光になりうる光を減らすことができる。
また、図7に示したように、貫通空間部21に対応する部位のプリント基板15側の面18aにシボ加工部23が形成されたものであってもよい。貫通空間部21を通過した照射光L3を吸収して、ノイズ光になりうる光を減らすことができる。黒色にすること、シボ加工部23を形成することを併用することで、より一層の光の吸収効果が高まる。
下ケース18の穴部は、図8に示したように、厚み方向に貫通しない凹みからなる穴部22aであってもよい。この場合も、黒色にしたり、シボ加工部23を形成したりすると、より一層ノイズ光の発生を低減できる。
発光素子12の取り付け部分のほかに受光素子13,14の取り付け部分にも貫通空間部21を形成する場合には、図9に示したように構成される。
すなわち、図9(a)に示したように発光素子12の取り付け部分と第1受光素子13および第2受光素子14の取り付け部分に、平面視方形をなし厚み方向に貫通する穴状の貫通空間部21が形成されている。これらの貫通空間部21は、発光素子12や受光素子13,14のチップ12a,13a,14a部分に対応する部分を含んで形成され、詳細は前述の通りである。
また、前記ケース16のうち、プリント基板15の下面を覆う下ケース18にも厚み方向に貫通する穴部としての貫通穴22が形成されている。この貫通穴22は、図9(b)、図9(c)に示したように、前記プリント基板15の発光素子12の下に形成した貫通空間部21に対応する部位のみに形成される。受光素子13,14に下ケース18の外からの光が入り込むのを阻止するためである。
受光素子13,14の下の貫通空間部21に対応する部位に穴部を形成する場合には、図8に示したような厚み方向に貫通しない凹みからなる穴部22a(図8参照)とする。この場合も、黒色にしたり、シボ加工部23(図7参照)を形成したりすると、より一層ノイズ光の発生を低減できる。
このように構成されたトナー濃度センサ11でも、図9(b)に示したように、発光素子12から照射された照射光は、レンズ部材19方向に向けて進むほか、図9(c)に示したようにプリント基板15方向にも進む。
レンズ部材19方向に進んだ照射光L1はレンズ部材19を透過して前記転写ベルト56で反射し、この反射光L3は再びレンズ部材19を通って前記受光素子13,14で受光されてトナー濃度が検出されることは、前述と同様である。
一方の、発光素子12からプリント基板15方向に進んだ照射光L3は、プリント基板15の貫通空間部21と下ケース18の貫通穴22を通って外部に放射される。
照射光の一部はプリント基板15内に進入することもあるが、プリント基板15方向に進む照射光L3の多くが貫通空間部21から放射されるので、プリント基板15内に進入するノイズ光の量を低減できる。ノイズ光が進入しても僅かであるので、伝播するうちに減衰する。その上、受光素子13,14の取り付け部分にも貫通空間部21があるので、この貫通空間部21の内側面において、ノイズ光は拡散して減衰される。前記貫通空間部21は、プレス加工(打ち抜き)やドリル加工によって形成されるが、きれいな切断面は得られず、凹凸が有る形状だからである。このため、受光素子13,14に到達するノイズ光は大幅に減る。
したがって、受光素子13,14がノイズ光の影響を受けにくくなり、検出精度の向上を図ることができる。
しかも、前記貫通空間部21は、発光素子12の取り付け部分と受光素子13,14の取り付け部分に形成されている。つまり、プリント基板15における発光素子12や受光素子13,14の下を抜いた構造であるので、貫通空間部21を設けるために、別途に面積広さは不要で、面積を有効に活用できる。このため、検出精度が高い小型のトナー濃度センサ11が得られる。
また下ケース18における発光素子12の下には貫通穴22を有する一方で、受光素子13,14の下には貫通穴22を形成していないので、発光素子12からの光をより多く外へ放射して、ノイズ光となりうる光を一層減らすとともに、受光素子13,14に到達するノイズ光を大幅に減らすことができる。
図10は、下ケース18の他の例を示している。すなわち、受光素子13,14の下に形成した貫通空間部21に対応する部位のプリント基板15側の面18aに、シボ加工部23が形成されている。このように構成することによって、受光素子13,14の下の貫通空間部21に進入したノイズ光の再反射を抑えることができる。この結果、受光素子13,14をノイズ光からより良好に保護することができる。
図11に示したように、貫通空間部21の内側面にメッキ層24を形成すると、ノイズ光の発生の抑制効果と、ノイズ光の受光素子13,14への到達阻止効果を高めることができる。
すなわち、図11(a)、図11(c)に示したように、発光素子12と受光素子13,14の下に形成された貫通空間部21の内側面にメッキ層24が形成されている。このメッキ層24は、通常のスルーホールを形成する場合と同じ加工で形成できる。
このように貫通空間部21の内側面にはメッキ層24があって光を通さないので、発光素子12の下の貫通空間部21では、貫通空間部21からプリント基板15内に入るノイズ光を良好に減らせる。受光素子13,14の下の貫通空間部21では、プリント基板15内を伝播して貫通空間部21に出ようとするノイズ光の透過を阻止する。このため、受光素子13,14に到達するノイズ光を大幅に削減できる。
このようなメッキ層24は、図4などに示したように、発光素子12の下のみに貫通空間部21を形成したときも同様の作用をして、ノイズ光の発生を抑制できる。
受光素子13,14の取り付け部分に貫通空間部21を形成する場合には、図12に示したように構成される。
すなわち、図12(a)に示したように第1受光素子13と第2受光素子14の取り付け部分に、平面視方形をなして厚み方向に貫通する穴状の貫通空間部21が形成されている。これらの貫通空間部21は、受光素子13,14のチップ13a,14a部分に対応する部分を含んで形成され、詳細は前述の通りである。
前記ケース16には、前記のような穴部は形成されない。必要に応じて、貫通空間部21に対応する部位のプリント基板15側の面が、前記のようにマット状の黒色を呈するように形成されたり、シボ加工部23が形成されたりするとよい。
このように構成されたトナー濃度センサ11では、図12(b)に示したように、発光素子12から照射された照射光は、レンズ部材19方向に向けて進むほか、図12(c)に示したようにプリント基板15方向にも進む。
レンズ部材19方向に進んだ照射光L1はレンズ部材19を透過して前記転写ベルト56で反射し、この反射光L2は再びレンズ部材19を通って前記受光素子13,14で受光されてトナー濃度が検出されることは、前述と同様である。
一方、発光素子12からプリント基板15方向に進んだ照射光L3は、プリント基板15内に進入して、プリント基板15と下ケース18との境界面部分で反射したりして、減衰しながらも受光素子13,14側に伝播するが、受光素子13,14の取り付け部分に貫通空間部21があるので、この貫通空間部21の内側面の凹凸において、ノイズ光は拡散して減衰される。このため、受光素子13,14に到達するノイズ光を抑制できる。
したがって、受光素子12がノイズ光の影響を受けにくくなって、検出精度の向上を図ることができる。
しかも、前記貫通空間部21は、受光素子13,14の取り付け部分に形成されている。つまり、プリント基板15における受光素子13,14の下を抜いた構造であるので、貫通空間部21を設けるために、別途に面積広さは不要で、面積を有効に活用できる。このため、検出精度が高い小型のトナー濃度センサ11が得られる。
また下ケース18における受光素子13,14の下の貫通空間部21に対応する部位には穴部を形成していないので、外部からのノイズ光の進入を阻止できる。
このように、受光素子13,14に到達するノイズ光を大幅に減らすことができる。
受光素子13,14の取り付け部分にのみ貫通空間部21を形成する場合には、図13に示したように、貫通空間部21の内側面にメッキ層24を形成するとよい。ノイズ光がプリント基板15内から貫通空間部21内に進入するのを阻止できるからである。
なお、トナー濃度センサ11は、図14に示したように、前記下ケース18がないものもある。その場合には、下ケース18の穴部や色、シボ加工部23による前記のようなノイズ光低減効果を得られないものの、発光素子12または受光素子13,14の少なくともいずれか一方の取り付け部分に形成された貫通空間部21によって、ノイズ光による悪影響を低減することができる。
この発明の構成と、前記一形態の構成との対応において、
この発明の発光手段は、前記発光素子12に対応し、
以下同様に、
受光手段は、受光素子(第1受光素子13、第2受光素子14)に対応し、
基板は、プリント基板15に対応し、
穴部は、貫通穴22、穴部22aに対応するも、
この発明は前記構成のみに限定されるものではなく、その他の構成を採用することができる。
前記の説明では、トナー濃度センサ11の小型化を図るために、1個の発光素子12と2個の受光素子13,14が略同一直線状に配設されたものを例示したが、例えば「く」の字状などの適宜の配置に配設されたトナー濃度センサであってもよい。前記と同様に、検出精度の向上を図ることができる。
11…トナー濃度センサ
12…発光素子
13…第1受光素子
14…第2受光素子
12a,13a,14a…チップ
15…プリント基板
16…ケース
18a…貫通空間部に対応する部位の基板側の面
21…貫通空間部
22…貫通穴
22a…穴部
23…シボ加工部
24…メッキ層
51…画像形成装置

Claims (8)

  1. トナー濃度を検出するために光を照射する発光手段と、該発光手段から照射されて検出対象で反射した反射光を受光する受光手段を基板上に表面実装したトナー濃度センサであって、
    前記基板における前記発光手段または受光手段の少なくともいずれか一方の取り付け部分に、厚み方向に貫く貫通空間部が、前記発光手段または受光手段のチップ部分に対応する部位を中心にして形成された
    トナー濃度センサ。
  2. 前記貫通空間部が前記基板の厚み方向に光を通過させ得る空間である
    請求項1に記載のトナー濃度センサ。
  3. 前記貫通空間部の内側面にメッキ層が形成された
    請求項1または請求項2に記載のトナー濃度センサ。
  4. 前記基板に前記発光手段および受光手段を覆うケースが備えられ、
    該ケースにおける前記貫通空間部に対応する部位に穴部が形成された
    請求項1から請求項3のうちのいずれか一項に記載のトナー濃度センサ。
  5. 前記穴部が厚み方向に貫通する貫通穴である
    請求項4に記載のトナー濃度センサ。
  6. 前記基板に前記発光手段および受光手段を覆うケースが備えられ、
    該ケースにおける前記貫通空間部に対応する部位の基板側の面が、マット状の黒色を呈するものである
    請求項1から請求項3のうちのいずれか一項に記載のトナー濃度センサ。
  7. 前記基板に前記発光手段および受光手段を覆うケースが備えられ、
    該ケースにおける前記貫通空間部に対応する部位の前記基板側の面に、シボ加工部が形成された
    請求項1から請求項3のうちのいずれか一項に記載のトナー濃度センサ。
  8. 前記請求項1から請求項7のうちのいずれか一項に記載のトナー濃度センサを搭載した
    画像形成装置。
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