JP2003040491A - シート材検出装置、シート材搬送装置および画像形成装置 - Google Patents

シート材検出装置、シート材搬送装置および画像形成装置

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JP2003040491A JP2001228499A JP2001228499A JP2003040491A JP 2003040491 A JP2003040491 A JP 2003040491A JP 2001228499 A JP2001228499 A JP 2001228499A JP 2001228499 A JP2001228499 A JP 2001228499A JP 2003040491 A JP2003040491 A JP 2003040491A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリント基板内を通って受光素子に感知され
るノイズ光を低減し、S/N比を高めて、常に安定した
シート材の検出を行い得るシート材検出装置、並びにこ
のシート材検出装置を具備するシート材搬送装置および
画像形成装置を提供する。 【解決手段】 発光素子と受光素子とを同一のプリント
基板32上に実装した発光受光ユニットを備えたシート
材検出装置において、プリント基板32の素子実装側の
表面からガラスクロスエポキシ樹脂(基材)8までの間
に、検出光の反射を防ぐベタ黒シルク印刷層5と、検出
光のガラスクロスエポキシ樹脂8への進入を防ぐベタG
NDパターン層7とを順に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート材搬送経路
を搬送されるシート材を検出するシート材検出装置、並
びに、このシート材検出装置を具備するシート材搬送装
置および画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、複写機、ファクシミリ、プリ
ンタ等のシート材を扱う画像形成装置においては、装置
本体からの給送信号に同期してシート材を所定の位置に
給送(搬送)するシート材搬送装置を備える構成が一般
的である。
【0003】この種のシート材搬送装置では、トレイ上
やカセット内に積載されたシート束からシート材を1枚
づつ分離・給送し、画像形成と同期した所定のタイミン
グで所定の位置に高精度にシート材を搬送する必要があ
る。そのため、シート材搬送装置上にシート材検出装置
を設け、シート材の先端や後端位置を検出している。
【0004】シート材検出装置を大きく分けると、接触
式のセンサと非接触式のセンサとがある。
【0005】接触式のセンサは従来からよく用いられて
きた検出装置である。たとえば、シート材搬送経路中に
可倒式のレバーを突設し、搬送中のシート材がこのレバ
ーの一端に当接したときに、他端に設けた光透過型セン
サでレバーの倒れを検出する方式のものが知られてい
る。
【0006】しかし、近年のプリンタの高速化に伴いシ
ート材の搬送速度が上がり、従来の接触式のセンサでは
シート材先端にダメージを与えるなどの問題が生じてい
た。そこで、高速機においては非接触で紙有無を光学的
に直接読み取る光学式のセンサが用いられることが多く
なってきている。
【0007】また、光学式のセンサは、シート材の種類
を判別する目的にも用いられる。たとえば、複数色のト
ナーを多重転写し、カラー画像を形成するカラープリン
タにおいては、OHPに供する光透過性用紙のプリント
に際して、トナーが十分溶融して光透過性を増すように
定着速度を低速に切り替える制御を行う必要があるの
で、シート材がOHP用紙などの光透過性シート材か否
かを光学式センサにより検知するよう構成されている。
【0008】以下に、画像形成装置に用いられる従来の
光学式のシート材検出装置について図6を用いて説明す
る。
【0009】同図のシート材搬送装置は、制御部(不図
示)からの指示に従い所定速度で以下に述べる給紙負荷
を駆動するステッピングモータ(不図示)と、ソレノイ
ド(不図示)によりラッチを解除しメカニカルに1回転
制御させることによりカセット214内のシート束から
1枚のシート材を分離・給送する半月形ローラ201
と、その下流に配設した搬送ローラ202と、電磁クラ
ッチにより停止と回転を切替え可能なレジストローラ2
04と、レジストローラ204の直前に配置されたレジ
前センサとしての接触式紙有無検知センサ203と、レ
ジストローラの下流に配設した光学式紙有無検知手段で
ある先端センサ205と、を備えて構成されている。
【0010】また、画像形成装置の画像形成手段たる本
体部は、像担持体たる感光ドラム211と、感光ドラム
211上に静電潜像を形成するスキャナ210と、この
静電潜像をCMYK各色のトナーで現像する現像器20
9と、上記シート材搬送装置により搬送されたシート材
を巻きつけて回転し、感光ドラム211上の各色のトナ
ー像をシート材に転写させる転写ドラム207と、トナ
ー像を転写されたシート材を転写ドラム207から剥が
す分離爪212と、シート材上の転写済みトナー像を熱
定着する定着器213と、を備えて構成される。また、
転写ドラム207上には、シート材先端を挟むグリッパ
208が設けられ、転写ドラム207近傍には、グリッ
パ208が前記先端センサ205の給紙位置と等価な位
置に到来したことを検知するグリッパ位置センサ206
が設けられている。
【0011】このようなハード構成を制御する制御部の
構成を説明する。プリント信号が発せられると制御部は
半月形ローラ201を1回転させ、1枚のシート材を所
定速度で給紙するとともに転写ドラム207を回転させ
る。
【0012】搬送ローラ202で搬送されるシート材
は、停止状態にあるレジストローラ204のニップに突
き当てられ一定量のループを形成し斜行取りが行われ
る。レジ前センサ203でシート材先端を検出して一定
時間後にレジストローラ204を回転させて、斜行取り
されたシート材を導入する。そして、先端センサ205
でシート材先端を検知すると再びレジストローラ204
を停止状態にして待機する。
【0013】グリッパセンサ206により転写ドラム2
07上のグリッパ到来を検知するとステッピングモータ
を再起動させ、転写ドラム207より相対的に速い給紙
速度で一定時間搬送後、転写ドラム207と同じ速度に
戻すようレジストローラ204を制御する。
【0014】これにより、転写ドラム207表面に対し
て約30度に開放されたグリッパ208にシート材を所
定量突き当てたままグリッパ208を閉じ、常に転写時
の先端位置であるグリッパ位置に安定してシート材を給
紙するように同期制御を行うことができる。
【0015】次に、前記給紙制御および光学式のシート
材検出装置によりOHP用紙を給紙した場合の制御動作
を説明する。
【0016】OHP用紙を給紙し、前記給紙制御により
先端センサ205まで給紙すると予め先端より下流に5
mmの幅で印刷された遮光部を先端センサ205で検出
すると、ステッピングモータを停止し待機させる。グリ
ッパセンサ206によりグリッパを検知し、OHP用紙
を再給紙した後に、先端センサ205でOHP用紙先端
より下流に20mm以降の透過部を検知(光の透過を検
知)するとOHP用紙として判別し、トナー画像の転写
後、シート材の分離排出時に於いて定着器213の駆動
速度を通常の1/3に落とす制御を行う。
【0017】以下に、図7〜図9を参照して、先端セン
サ205に用いられる光学式シート材検出装置の従来構
成について説明する。
【0018】光学式のシート材検出装置としては、反射
型フォトセンサと透過型フォトセンサとがある。図7
は、従来の反射型フォトセンサの概略構成断面図であ
り、図8は、従来の透過型フォトセンサの概略構成断面
図である。また、図9は、従来のフォトセンサのプリン
ト基板の層構成を示す模式図である。
【0019】図7において、反射型フォトセンサは、シ
ート材搬送経路111の一方に配置された発光受光ユニ
ット110の単体からなり、発光受光ユニット110の
内部に発光素子113と受光素子114を内蔵してい
る。
【0020】図7(a)に示すようにシート材Sがない
場合は、発光素子113から照射された検出光Lはシー
ト材搬送経路111を通過し反射を受けないため、受光
素子114に戻ってこない。一方、図7(b)に示すよ
うにシート材Sがある場合は、発光素子113から照射
された検出光Lが遮光カバーに設けられたスリット11
5を通ってシート材Sで反射され、再び遮光カバーに設
けられたスリット116を通って受光素子114に到達
する構成である。すなわち、受光素子114で検出光を
感知したらシート材有り、検出光を感知しなければシー
ト材無しと判断している。
【0021】図8において、透過型フォトセンサは、シ
ート材搬送経路121の一方に反射部材126を配置
し、他方に発光素子122と受光素子123とを含む発
光受光ユニット120を配置した構成となっている。
【0022】図8(a)に示すようにシート材Sがない
場合は、発光素子122から照射された検出光Lは遮光
カバーに設けられたスリット124を通って反射部材1
26により反射され、再び遮光カバーに設けられたスリ
ット125を通って受光素子123に到達する。一方、
図8(b)に示すようにシート材Sがある場合は、発光
素子122から照射された検出光Lがシート材Sで遮光
され受光素子123には戻ってこない構成である。すな
わち、受光素子123で光を感知したらシート材無し、
光を感知しなければシート材有りと判断している。
【0023】上記何れの光学式シート材検出装置でも、
発光素子および受光素子を実装するプリント基板100
は、図9に示すような構成が一般的である。すなわち、
発光素子および受光素子を実装する側の表面より、基材
である紙フェノール樹脂層101、電気回路パターンを
形成する銅箔層102、不要な部分に半田が付着しない
ようにするレジストインク層103、の順に構成し、電
気部品の実装を示すシルク印刷104が表面および裏面
の一部に施されている。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来技術の場合には、下記のような問題が生じて
いた。
【0025】発光素子の照射光は完全な平行光ではな
く、ある程度の広がりを有しているため、発光素子から
照射された光は、直接的に、または遮光カバー内部で反
射されることにより間接的に、プリント基板の表面に入
射する。この光は、プリント基板内部を通って受光素子
側まで到達し、受光素子により感知されてしまう。この
ような感知光は、いわゆるノイズとしてシート材の検出
精度を低下させる要因となる。
【0026】特に、図7に示す反射型フォトセンサにあ
っては、反射率の低いシート材(たとえばベタ黒のシー
ト材など)でも検出可能なように、発光素子113の光
量を上げたり、受光素子で受光した光を電気的に増幅し
たりする必要がある。また、図8に示す透過型フォトセ
ンサについても、反射部材126の汚れなどにより反射
部材126からの反射光量が低下してくるので、発光素
子122の光量を上げる必要がある。
【0027】しかし、発光光量を上げると、プリント基
板内を通って受光素子に感知される光も同時に増すた
め、発光光量を上げるにも限界がある。また受光素子で
受光した光を増幅する場合、S/N比は変わらないまま
増幅されることになるので、ノイズなどによる誤検知が
起きやすくなる。
【0028】さらに、シート材検出装置を小型化するた
めに、発光素子および受光素子とプリント基板との間隔
を小さくしたり、発光素子と受光素子の間隔を小さくし
たりすると、プリント基板内を通って受光素子に感知さ
れる光が著しく増大してしまう。
【0029】本発明は上記従来技術の課題を解決するた
めになされたものであって、その目的とするところは、
プリント基板内を通って受光素子に感知されるノイズ光
を低減し、S/N比を高めて、常に安定したシート材の
検出を行い得るシート材検出装置、並びにこのシート材
検出装置を具備するシート材搬送装置および画像形成装
置を提供することにある。
【0030】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、検出光を照射する発光素子と検出
光を受光する受光素子とを同一のプリント基板上に実装
した発光受光ユニットを備え、シート材搬送経路を搬送
されるシート材によって検出光が遮光または反射される
ことでシート材を検出するシート材検出装置において、
前記プリント基板は、発光素子および受光素子を実装す
る側の表面から基材までの間に、検出光の反射を防ぐ反
射防止層と、検出光の前記基材への進入を防ぐ進入防止
層と、を順に備えることを特徴とする。
【0031】前記反射防止層は、ベタ黒シルク印刷層で
あることが好適である。
【0032】前記侵入防止層は、ベタGNDパターン層
であることが好適である。
【0033】また、本発明のシート材搬送装置は、上記
のいずれかのシート材検出装置をシート材搬送経路に備
え、該シート材検出装置の検出結果に基づきシート材の
搬送制御を行うことを特徴とする。
【0034】また、本発明の画像形成装置は、上記シー
ト材搬送装置と、該シート材搬送装置によって搬送され
たシート材に画像を形成する画像形成手段と、を備えた
ことを特徴とする。
【0035】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、この発明
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。このシ
ート材検出装置は、プリンタ・複写機・ファクシミリな
どの画像形成装置において、シート材を搬送(給送)す
るシート材搬送装置に用いられて好適なものである。
【0036】なお、以下の実施の形態に記載されている
構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特
に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれら
のみに限定する趣旨のものではない。
【0037】(第1の実施の形態)本発明の第1の実施
の形態に係るシート材検出装置について、図1〜図4に
基づいて説明する。
【0038】まず、図2を参照して、シート材検出装置
の概略構成について説明する。
【0039】図2は、本実施の形態に係るシート材検出
装置の構成を示す概略断面図である。同図(a)および
(b)は、シート材搬送方向からみた概略断面図であ
り、(a)はシート材がシート材搬送経路に無い場合を
示し、(b)はシート材搬送経路にシート材が搬送さ
れ、シート材を検出している場合を示している。また、
同図(c)は、同図(b)の状態を側方(シート材搬送
方向に直交する方向)からみた概略断面図である。
【0040】シート材搬送経路1は、紙ガイド2と紙ガ
イド3との間にシート材Sを搬送するために設けられた
空間で、不図示の搬送ローラにてシート材Sが搬送され
る。搬送されてきた被検出物であるシート材Sは、シー
ト材搬送経路1の途中に設けられたシート材検出装置に
よって検出される。この検出結果に基づき、シート材S
の搬送タイミングなどの搬送制御が行われる。
【0041】本実施の形態のシート材検出装置は透過型
フォトセンサであって、概略、発光素子11および受光
素子21とを同一のプリント基板32上に実装した発光
受光ユニット30と、この発光素子11から照射された
検出光Lを反射して受光素子21へ入射させる反射部材
40とを備えて構成される。発光受光ユニット30と反
射部材40は、シート材搬送経路1を挟み対向する位置
に配置されている。
【0042】発光受光ユニット30は、プリント基板3
2上に、検出光を照射する発光素子11と検出光を受光
する受光素子21とを実装し、これらの素子を別々に覆
うカバー37を取り付けて構成される。
【0043】発光素子11および受光素子21は、互い
の素子中心軸(光路の中心軸)が略平行になるようにプ
リント基板32に取り付けられる。カバー37は、発光
素子11と受光素子21の中間に仕切りを有する2室構
造であり、発光素子11を覆い囲む発光素子室16と、
受光素子21を覆い囲む受光素子室26を有する。発光
素子室16には、発光素子11の素子中心軸を中心とし
て形成された発光スリット13が設けられ、受光素子室
26には、受光素子21の素子中心軸を中心として形成
された受光スリット23が設けられている。
【0044】このように、発光スリット13と受光スリ
ット23により検出光を絞る一方で、それ以外の部分に
ついてはカバー37で素子を覆ったことで、検出に必要
な光のみを確保するとともに、反射部材40を介さずに
直接発光素子11から受光素子21へ到達する光や外光
などを遮光して、検出精度を高めることができる。
【0045】発光素子11は、たとえば赤外発光ダイオ
ードなどで構成することができる。その照射光は完全な
平行光とはならず、ある程度の広がりをもつ。図3
(a)は一般的な発光素子の指向特性を示したもので、
扇型の実線部分が素子中心軸からの角度に対する相対発
光強度を示している。この図からわかるように、発光素
子11からは約20度〜30度の広がりを持った検出光
が照射される。
【0046】また、受光素子21は、たとえば受光した
光を光電流に光電変換するフォトトランジスターなどで
構成することができる。受光素子21も平行に入射する
光のみに反応するわけではなく、ある程度横方向からの
光にも反応する。図3(b)は一般的な受光素子の指向
感度特性を示したもので、水滴型の実線部分が素子中心
軸からの角度に対する相対感度を示している。これか
ら、受光素子21は約20度の幅で感度を有しているこ
とがわかる。
【0047】反射部材40は、発光素子11から略垂直
に入射された入射光を略平行に反射して、受光素子21
に略垂直に入射させる部材であり、たとえば反射面が9
0度の角度をなすガラス製またはアクリル製の光学プリ
ズムなどで構成することができる。なお、反射部材40
はプリズムに限定されるものではなく、2枚のミラーを
90度に組み合わせた構成のものなど、シート材Sより
も反射率の高い部材を好適に用いることができる。
【0048】上記構成において、発光素子11から照射
された光は発光スリット13によって絞られ、素子中心
軸に沿った指向性を有する光となる。この検出光は、シ
ート材搬送経路1を略垂直に横切り反射部材40に達す
る。
【0049】反射部材40に入射した光は、面41を透
過し、面42および面43では臨界角による内面反射を
受け、再び面41を透過することで、入射光と略平行か
つ反対方向の光となって反射される。
【0050】この反射光は、再びシート材搬送経路1を
略垂直に横切り、受光スリット23を通過して受光素子
21へと入射される。このときも受光スリット23によ
って入射光が絞られ、受光素子21の素子中心軸に沿っ
た反射光のみが入射されるので、受光素子21の指向感
度特性の高い光のみが選択的に検知されることになる。
【0051】この構成において、シート材Sが検出位置
にない場合は、発光素子11から発せられた光Lは発光
スリット13を通って反射部材40により反射され受光
スリット23を通って受光素子21に到達する。一方、
シート材Sが検出位置にある場合は、発光素子11から
発せられた光Lがシート材Sで遮光され受光素子21に
は到達しない。すなわち、受光素子21で光を感知した
らシート材無し、光を感知しなければシート材有りと判
断する。
【0052】次に、図1を参照して、本実施の形態のシ
ート材検出装置のプリント基板の構成について詳しく説
明する。
【0053】プリント基板32は、図1に示すように、
発光素子および受光素子を実装する側の表面より、検出
光の反射を抑えるための反射防止層たるベタ黒シルク印
刷層5、不要な部分に半田が付着しないようにするレジ
スト印刷層6、検出光の進入を防ぐ進入防止層たるベタ
GNDパターン層7、基材であるガラスクロスエポキシ
樹脂8、電気回路パターンを形成した銅箔層9、基材で
あるガラスクロスエポキシ樹脂8、電気回路パターンを
形成した銅箔層9、基材であるガラスクロスエポキシ樹
脂8、電気回路パターンを形成した銅箔層9、不要な部
分に半田が付着しないようにするレジスト印刷層6の順
に構成される4層基板である。
【0054】ベタ黒シルク印刷層5は、黒色のインキで
シルク印刷して形成された層である。黒色インキの特性
により、受けた光の大部分が吸収される一方で、反射ま
たは透過される光はきわめて少ないものとなる。
【0055】ベタ黒シルク印刷層5は、少なくともプリ
ント基板32のうち発光素子室16に露出する領域を含
む範囲に形成すればよく、好ましくは受光素子室26に
露出する領域にも形成するとよい。もちろん、プリント
基板32の略全面にわたって形成することも好ましい。
【0056】また、ベタGNDパターン層7は、回路の
アース(GND)を取るためのパターンであって、通常
の配線パターンよりも広範囲に(ベタ状に)形成される
ものである。通電性を有する金属材料から成るので、受
けた光は遮断(反射または吸収)され、透過されること
はほとんどない。
【0057】ベタGNDパターン層7を形成する領域
は、ベタ黒シルク印刷層5を形成する領域と概ね一致さ
せればよい。ただし、配線パターンとショートしないよ
うにしなければならない。
【0058】上述したように、発光素子から照射された
検出光は、直接的または間接的にプリント基板32の表
面に入射する。ところが、本実施の形態の構成によれ
ば、プリント基板32に入射した光の大部分はベタ黒シ
ルク印刷層5によって吸収され、また、ベタ黒シルク印
刷層5を透過した一部の光もベタGNDパターン層7に
よって遮断されるので、プリント基板32の基材まで光
が進入することを効果的に防止することができる。
【0059】なお、プリント基板構成は、4層基板に限
定するものではなく、例えば発光素子および受光素子を
実装する側の表面より、反射防止層としてのベタ黒シル
ク印刷層、レジスト印刷層、進入防止層としてのベタG
NDパターン層、基材としてのガラスクロスエポキシ樹
脂、銅箔層、レジスト印刷層の順に構成される両面基板
でもよい。さらに電気部品の実装を示す白色のシルク印
刷を、発光素子および受光素子の直下の実装面を除く部
分に施してもよい。
【0060】次に、発光素子11の最適な発光光量を設
定する方法について説明する。
【0061】図4は、シート材検出装置の制御を司る電
気回路の構成を示すブロック図である。
【0062】演算処理装置(以下CPU)91のアナロ
グ入力部AN0には受光素子92で受光し、電気信号に
変換されたアナログ信号が入力される。入力されたアナ
ログ信号はCPU91内部でA/D変換され、256段
階のディジタル値になる。
【0063】信号増幅部93およびアナログ入力部はシ
ート材搬送経路1内のシート材検出装置(センサ)各々
に対してそれぞれ設けられている。
【0064】CPU91の出力部out0〜out2は
D/A変換器94につながっている。このD/A変換器
94は、クロック(CLK),ロード信号(LD)およ
びシリアルコードのディジタルデータ(DATA)が入
力されると、数チャネルのアナログ出力(A0,A1,
・・・)を順次出力する。
【0065】このアナログ信号に基づいた電流をシート
材搬送経路1内に設けられたシート材検出装置の発光素
子に流すことにより、発光素子の光量を変えることがで
きる。
【0066】CPU91はアナログ入力部から入力され
る信号レベルがあるしきい値を越えていたら反射光が返
ってきているものと判断する。従ってCPU91はアナ
ログ入力部から入力される信号レベルがあるしきい値を
越えるまでD/A変換器94の出力を徐々に上げるよう
制御し、しきい値を越えたら出力データを固定する。こ
のような方法で受光素子92が感知できる最小光量の発
光光量を設定している。
【0067】以上述べたように、本実施の形態のシート
材検出装置によれば、プリント基板32の素子実装側の
表面から基材までの間に、ベタ黒シルク印刷層5とベタ
GNDパターン層7を順に設けたので、プリント基板3
2内を通って受光素子21に感知されるノイズ光を防止
あるいは低減することができる。
【0068】したがって、受光素子21にて検知する光
のS/N比が高まり、発光素子11の発光光量を小さく
抑えた場合や、反射部材40の汚れ等により反射率が低
下した場合であっても、常に安定したシート材の検出を
行うことができる。
【0069】また、上記ノイズ光の影響を考慮しなくて
もよいので、発光素子11および受光素子21とプリン
ト基板32との間隔を狭めたり、発光素子11と受光素
子21の間隔を狭めたりすることができ、シート材検出
装置の小型化を図ることも可能になる。
【0070】このようなシート材検出装置は、プリンタ
・複写機・ファクシミリなどの種々の画像形成装置、お
よびこれらの画像形成装置が具備するシート材搬送装置
に好適に適用することができる。これにより、搬送され
るシート材の先端位置や後端位置を高い精度で検出する
ことが可能となり、その検出タイミングに基づき正確な
シート材搬送制御・画像形成制御を行うことができる。
【0071】(第2の実施の形態)図5には、本発明の
第2の実施の形態が示されている。上記第1の実施の形
態では、本発明を透過型フォトセンサに適用した例を示
したが、本実施の形態では、本発明を反射型フォトセン
サに適用した例を示す。
【0072】なお、上記第1の実施の形態と同一の構成
部分に関しては、同一の符号を付して詳しい説明は省略
するものとし、異なる構成部分を中心に説明を行う。
【0073】図5は、本実施の形態に係るシート材検出
装置の構成を示す概略断面図である。同図(a)および
(b)は、シート材搬送方向からみた概略断面図であ
り、(a)はシート材がシート材搬送経路に無い場合を
示し、(b)はシート材搬送経路にシート材が搬送さ
れ、シート材を検出している場合を示している。また、
同図(c)は、同図(b)の状態を側方(シート材搬送
方向に直交する方向)からみた概略断面図である。
【0074】本実施の形態のシート材検出装置の発光受
光ユニット50は、概略、プリント基板52上に、検出
光を照射する発光素子11と検出光を受光する受光素子
21とを実装し、これらの素子を別々に覆うカバー57
を取り付けて構成される。
【0075】発光素子11および受光素子21は、互い
の素子中心軸(光路の中心軸)がシート材搬送経路1の
中間部でクロスするようにプリント基板52に取り付け
られる。
【0076】カバー57は、発光素子11と受光素子2
1の中間に仕切りを有する2室構造であり、発光素子1
1を覆い囲む発光素子室16と、受光素子21を覆い囲
む受光素子室26を有する。発光素子室16には、発光
素子11の素子中心軸を中心として形成された発光スリ
ット13が設けられ、受光素子室26には、受光素子2
1の素子中心軸を中心として形成された受光スリット2
3が設けられている。
【0077】紙ガイド2には、発光素子11から照射さ
れた光が反射しないように、非反射部としての開口部5
1が設けられ、光が透過する構成である。
【0078】図5(a)に示すようにシート材Sがない
場合は、発光素子11から照射された検出光Lは紙ガイ
ド2の開口部51を通過した後、どこからも反射を受け
ないので、受光素子21には戻ってこない。一方、図5
(b)に示すようにシート材Sがある場合は、発光素子
11から照射された検出光Lが発光スリット13を通っ
てシート材Sで反射され、受光スリット23を通って受
光素子21に到達する。すなわち、受光素子21で検出
光を感知したらシート材有り、検出光を感知しなければ
シート材無しと判断している。
【0079】このような反射型フォトセンサの場合に
も、発光素子11および受光素子21を実装するプリン
ト基板52の構成を、図1のような層構成にすることに
よって、上記第1の実施の形態と同様の効果を得ること
ができる。
【0080】すなわち、プリント基板52の素子実装側
の表面から基材までの間に、反射防止層としてのベタ黒
シルク印刷層と、進入防止層としてのベタGNDパター
ン層を順に設けることにより、プリント基板52内を通
って受光素子21に感知されるノイズ光を防止あるいは
低減することができる。
【0081】したがって、受光素子21にて検知する光
のS/N比が高まり、発光素子11の発光光量を小さく
抑えた場合や、反射率の低いシート材(たとえばベタ黒
のシート材など)の場合であっても、常に安定したシー
ト材の検出を行うことができる。
【0082】また、上記ノイズ光の影響を考慮しなくて
もよいので、発光素子11および受光素子21とプリン
ト基板52との間隔を狭めたり、発光素子11と受光素
子21の間隔を狭めたりすることができ、シート材検出
装置の小型化を図ることも可能になる。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、プリン
ト基板の素子実装側の表面から基材までの間に、検出光
の反射を防ぐ反射防止層と、検出光の前記基材への進入
を防ぐ進入防止層と、を順に設けたので、プリント基板
内を通って受光素子に感知されるノイズ光を低減し、S
/N比を高めて、常に安定したシート材の検出を行うこ
とが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るシート材検出
装置のプリント基板の層構成を示す概略断面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るシート材検出
装置の構成を示す概略断面図である。
【図3】発光素子の指向特性と受光素子の指向感度特性
を示す図である。
【図4】シート材検出装置の制御用電気回路の構成を示
すブロック図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係るシート材検出
装置の構成を示す概略断面図である。
【図6】画像形成装置の構成を示す概略断面図である。
【図7】従来のート材検出装置の構成を示す概略断面図
である。
【図8】従来のート材検出装置の構成を示す概略断面図
である。
【図9】従来のシート材検出装置のプリント基板の層構
成を示す概略断面図である。
【符号の説明】
1 シート材搬送経路 2,3 紙ガイド 5 ベタ黒シルク印刷層 6 レジスト印刷層 7 ベタGNDパターン層 8 ガラスクロスエポキシ樹脂 9 銅箔層 11 発光素子 13 発光スリット 16 発光素子室 21 受光素子 23 受光スリット 26 受光素子室 30 発光受光ユニット 32 プリント基板 37 カバー 40 反射部材 50 発光受光ユニット 51 開口部 52 プリント基板 57 カバー 91 CPU 92 受光素子 93 信号増幅部 94 D/A変換器 L 検出光 S シート材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】検出光を照射する発光素子と検出光を受光
    する受光素子とを同一のプリント基板上に実装した発光
    受光ユニットを備え、シート材搬送経路を搬送されるシ
    ート材によって検出光が遮光または反射されることでシ
    ート材を検出するシート材検出装置において、 前記プリント基板は、発光素子および受光素子を実装す
    る側の表面から基材までの間に、検出光の反射を防ぐ反
    射防止層と、検出光の前記基材への進入を防ぐ進入防止
    層と、を順に備えることを特徴とするシート材検出装
    置。
  2. 【請求項2】前記反射防止層は、ベタ黒シルク印刷層で
    あることを特徴とする請求項1に記載のシート材検出装
    置。
  3. 【請求項3】前記進入防止層は、ベタGNDパターン層
    であることを特徴とする請求項1または2に記載のシー
    ト材検出装置。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のうちいずれか1項に記載の
    シート材検出装置をシート材搬送経路に備え、該シート
    材検出装置の検出結果に基づきシート材の搬送制御を行
    うことを特徴とするシート材搬送装置。
  5. 【請求項5】請求項4に記載のシート材搬送装置と、該
    シート材搬送装置によって搬送されたシート材に画像を
    形成する画像形成手段と、を備えたことを特徴とする画
    像形成装置。
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