JP2016075578A - シート材検知システム、シート種判定装置、画像形成装置、画像読取装置、及び画像形成システム - Google Patents
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Abstract
【課題】シート受け台120のシート受け面で光を反射させてしまうことによるシート材有りの誤検知の発生を抑えることができるシート種判定装置100を提供する。
【解決手段】シート材を受けるシート受け台120と、発光素子から発した光をシート受け台120上のシート材の表面で反射させて得られる反射光を受光素子によって受光してシート受け台120上のシート材を検知するシート検知センサー140とを具備するシート材検知システムを有するシート種判定装置100において、シート受け台120の表面のうち、シート材が存在していない状態で前記発光素子から発せられた光を受ける箇所である受光箇所を、前記受光素子に向かう方向とは異なる方向に光を正反射させる姿勢の面とした。
【選択図】図15
【解決手段】シート材を受けるシート受け台120と、発光素子から発した光をシート受け台120上のシート材の表面で反射させて得られる反射光を受光素子によって受光してシート受け台120上のシート材を検知するシート検知センサー140とを具備するシート材検知システムを有するシート種判定装置100において、シート受け台120の表面のうち、シート材が存在していない状態で前記発光素子から発せられた光を受ける箇所である受光箇所を、前記受光素子に向かう方向とは異なる方向に光を正反射させる姿勢の面とした。
【選択図】図15
Description
本発明は、シート材の有無を検知するシート材検知システム、並びに、それを備えるシート種判定装置、画像形成装置、画像読取装置及び画像形成システムに関するものである。
従来より、反射型光学センサーからなるシート材検知センサーによってシート材の有無を検知するシート材検知システムが、様々な分野で用いられている。例えば、特許文献1には、シート状の原稿を搬送しながら画像センサーによってその原稿の画像を読み取る自動原稿搬送装置であって、複数のシート材検知システムを備えるものが開示されている。それらのシート材検知システムは、1つの共通するシート受け台としての搬送ガイド板を有している。また、その搬送ガイド板に受けられながら搬送されるシート状の原稿を、原稿搬送方向と直交する主走査方向における互いに異なる位置でそれぞれ検知する複数のシート検知センサーを有している。自動原稿搬送装置は、それらのシート検知センサーによる原稿の有無の検知結果に基づいて、その原稿の主走査方向のサイズを特定する。
また、特許文献1は、次のような画像形成装置も開示している。即ち、この画像形成装置は、給紙カセットから送り出した記録シートを搬送する搬送路の所定位置に配設されたシート材検知システムを有している。そして、そのシート材検知システムによって記録シートを検知するタイミングに基づいて、その記録シートの搬送状態について、複数枚のシートを重ねてしまっている重送状態であるのか、単独搬送状態であるのかを特定する。
このように、様々な装置に利用されているシート材検知システムは、シート材をシート受け台によって受けた状態で、シート材を介してシート受け台に対向しているシート材検知センサーによってシート材を検知するように構成されるのが一般的である。そして、かかる構成では、シート材検知センサーの発光素子から発した光がシート受け台のシート受け面で反射することで、シート材が存在していないにもかかわらず、シート材有りと誤検知してしまうおそれがあった。このような誤検知を引き起こさないように、シート受け台のシート受け面を光反射性に劣る材料で構成していても、埃や汚れの付着によってシート受け面の光反射性を向上させると、前述の誤検知を引き起こしてしまうおそれがあった。
上述した課題を解決するために、本発明は、シート材を受けるシート受け台と、発光手段から発した光を前記シート受け台上のシート材の表面で反射させて得られる反射光を受光手段によって受光して前記シート受け台上の前記シート材を検知するシート検知手段とを具備するシート材検知システムにおいて、
前記シート受け台の表面のうち、シート材が存在していない状態で前記発光手段から発せられた光を受ける箇所である受光箇所を、前記受光手段に向かう方向とは異なる方向に光を正反射させる姿勢の面としたことを特徴とするものである。
前記シート受け台の表面のうち、シート材が存在していない状態で前記発光手段から発せられた光を受ける箇所である受光箇所を、前記受光手段に向かう方向とは異なる方向に光を正反射させる姿勢の面としたことを特徴とするものである。
本発明によれば、シート受け台のシート受け面で光を反射させてしまうことによるシート材有りの誤検知の発生を抑えることができるという優れた効果がある。
以下、本発明を適用したシート材検知システム等の実施形態について説明する。
図1は、実施形態に係るシート種判定装置100を示す斜視図である。シート種判定装置100は、外装ケース101の内側に、シート材Pを受けるシート受け台120及びシート材検知センサー(後述する図4の140)を具備するシート材検知システムを有している。また、シート材Pの種類の判定に有用な情報を光学的に検知するシート材情報検知センサー(後述する図5の110A、110B)なども有している。このシート材情報検知センサーは、制御部(図5の600)に接続されている。そして、制御部は、処理装置(図5の130)を介して、シート材情報検知センサーの光源(図5の111)を発光させたり発光を停止させたりする制御を実施する。
図1は、実施形態に係るシート種判定装置100を示す斜視図である。シート種判定装置100は、外装ケース101の内側に、シート材Pを受けるシート受け台120及びシート材検知センサー(後述する図4の140)を具備するシート材検知システムを有している。また、シート材Pの種類の判定に有用な情報を光学的に検知するシート材情報検知センサー(後述する図5の110A、110B)なども有している。このシート材情報検知センサーは、制御部(図5の600)に接続されている。そして、制御部は、処理装置(図5の130)を介して、シート材情報検知センサーの光源(図5の111)を発光させたり発光を停止させたりする制御を実施する。
外装ケース101の側壁には、シート受け台120にシート材Pを載せることを可能にするための、開口部102が設けられている。作業者は、図2(a)に示されるように、シート種判定装置100の開口部102に対して、シート材Pを図中矢印B方向に挿入する。そして、図2(b)に示されるように、開口部102の端面103にシート材Pを突き当てる位置まで、シート材Pを開口部102内に差し込む。この際、シート材Pにおける図中矢印B方向に直交する両端部を左右の手でつかみ、シート材Pにシワ、折れ、カールなどの変形がないことを確認しながら挿入することが望ましい。
シート材Pの種類の判別を行うときには、シート材Pにカールなどの変形がないのを作業者が確認しながら、作業者が手に持ったシート材Pを開口部102から外装ケース101内に挿入する。そして、シート材Pの種類の判定に有用な光学的情報をシート種判定装置100のシート材情報検知センサーに検知させる。変形のない状態にしたシート材Pの光学的情報をシート材情報検知センサーに検知させることで、シート材Pの種類判定の精度が低下するのを抑制することができる。
図3は、シート種判定装置100の分解斜視図である。シート種判定装置100の外装ケース101は、上カバー101aと、中カバー101bと、ベースカバー101cとからなる。上カバー101aと中カバー101bとで覆われる空間内には、第1シート材情報検知センサー110Aや、反射型光学センサーからなるシート検知センサー140が収容されている。中カバー101bは、ベースカバー101cによって支えられるが、その中カバー101bとベースカバー101cとの間には、シート材Pを受けるシート受け台120が介在している。そして、このシート受け台120とベースカバー101cとに覆われる空間内には、第2シート材情報検知センサー110Bが収容されている。
図4は、シート種判定装置100のベースカバーを除く部分(以下、要部という)を示す縦断面図である。シート種判定装置100の縦方向は、シート挿入方向である図中矢印B方向に沿った方向である。そして、同方向において、鉛直方向の上方から下方に至るまでを破断した断面が同縦断面図である。シート受け台120は、その上面がシート材Pを受けるシート受け面になっている。このシート受け面を中カバー101bの下面である測定基準面に押し当てるように、図示しないバネによって鉛直方向上方に向けて付勢されている。シート種判定装置100の開口部に差し込まれたシート材Pは、シート受け台120のシート受け面と、中カバー101bの判定基準面101b−sとの間に挟み込まれる。
シート材Pは、シート受け台120によって判定基準面101b−sに押し付けられた状態で、後述する第1シート材情報検知センサー110Aや第2シート材情報検知センサー110Bなどによって性状が検知される。これにより、シート材Pの変形や外光の進入等、外乱を抑えた精度の良い判別を行うことができる。
中カバー101bの中には、光源111を具備する第1シート材情報検知センサー110Aや、シート検知センサー140が収容されている。図1の端面103に突き当たる位置まで差し込まれたシート材Pは、それら第1シート材情報検知センサー110Aやシート検知センサー140の直下に位置する。シート検知センサー140は、シート受け台120のシート受け面に向けて光を発射する発光素子と、反射光を受光する受光素子とを具備している。前述の位置までシート材Pが差し込まれると、発光素子から発せられた光がシート材Pの表面で反射して反射光となり、シート検知センサー140の受光素子によって受光する。この受光素子からの出力が所定の閾値を超えることは、シート材Pがシート検知センサー140によって検知されたことを意味する。図示しない制御部は、受光素子からの出力値が閾値を超えたことに基づいて、シート材Pについてシート種判定装置100に差し込まれたものと判定する。そして、第1シート材情報検知センサー110A、第2シート材情報検知センサー(図5の110B)、図示しないエンコーダーからの出力のサンプリングを開始する。そして、所定の時間間隔毎のサンプリングを所定時間だけ継続した後、それらのサンプリング結果に基づいて、シート材Pの種類を判定する。
なお、前記エンコーダーからの出力は、中カバー101bの判定基準面101b−sと、シート受け台120のシート受け面との距離に応じた値になり、その距離はシート材Pの厚みと同じである。制御部は、前記エンコーダーからの出力に基づいて、シート材Pの厚みを判定する。
また、所定時間のサンプリングが終了する前に、シート検知センサー140がシート材Pを検知しなくなった場合、制御部は、図示しないディスプレイにエラーメッセージを表示して、再びシート材Pを差し込んでもらうように作業者に要求を発信する。
図5は、シート種判定装置100のシート材情報検知センサー、処理装置130の電気回路、及び制御部600の構成を示す構成図である。シート種判定装置100の第1シート材情報検知センサー110Aは、光源111、コリメートレンズ112、受光器113,114,115,118,偏光フィルター116,117、暗箱110Aなどを具備している。また、第2シート材情報検知センサー110Bは、受光器160、暗箱119Bなどを具備している。
暗箱119A,119Bは、金属製の箱部材、例えば、アルミニウム製の箱部材であり、外乱光及び迷光の影響を低減するために、表面に黒アルマイト処理が施されている。光源111は、複数の発光部を有している。各発光部は、垂直共振器型の面発光レーザー(Vertical Cavity Surface Emitting Laser:VCSEL)である。すなわち、光源111は、面発光レーザーアレイ(VCSELアレイ)を含んでいる。図6に示されるように、2次元配列された9個の発光部を具備している。そして、シート材Pに対してS偏光の直線偏光が照射されるように配置されている。光源111からの光のシート材Pへの入射角θ(図7参照)は、80[°]である。この光源111は、処理装置130の電気回路や、制御部600によって発光及び消灯が制御される。
コリメートレンズ112は、光源111から射出された光の光路上に配置され、その光を略平行光にするように偏向する。コリメートレンズ112を介した光は、暗箱119Aに設けられている開口部を通過してシート材Pを照明する。なお、以下、シート材Pの表面における照明領域の中心を「照明中心」と略述する。また、コリメートレンズ112を介した光を「照射光」ともいう。
光が媒質の境界面に入射するとき、入射光線と入射点に立てた境界面の法線とを含む面は「入射面」と呼ばれている。入射光が複数の光線からなる場合は、光線毎に入射面が存在することとなるが、ここでは、便宜上、照明中心に入射する光線の入射面を、シート材Pにおける入射面ということにする。すなわち、照明中心を含みXZ面に平行な面がシート材Pにおける入射面である。
なお、本明細書では、シート材Pへの入射光だけでなく反射光に対してもS偏光及びP偏光という表現を用いるが、これは説明をわかりやすくするために、シート材Pへの入射光の偏光方向を基準とした表現である。そして、入射面内において入射光(ここでは、S偏光)と同一の偏光方向をS偏光、それに直交する偏光方向をP偏光と呼ぶこととする。
偏光フィルター116は、照明中心の+Z側に配置されている。この偏光フィルター116は、P偏光を透過させ、S偏光を遮光する偏光フィルターである。偏光フィルター116に代えて、同等の機能を有する偏光ビームスプリッタを用いても良い。
受光器114は、偏光フィルター116の+Z側に配置され、偏光フィルター116を透過した光を受光する。図8に示されるように、照明中心と偏光フィルター116の中心と受光器114の中心とを結ぶ線L1と、シート材Pの表面とのなす角度ψ1が90[°]に設定されている。
受光器113は、X軸方向に関して、照明中心の−X側に配置されている。そして、図8に示されるように、照明中心と受光器113の中心とを結ぶ線L2と、シート材Pの表面とのなす角度ψ2が170[°]に設定されている。光源111の中心と、照明中心と、偏光フィルター116の中心と、各受光器の中心は、ほぼ同一平面上に存在する。
シート材Pを照明したときのシート材Pから反射光は、シート材Pの表面で反射された反射光と、シート材Pの内部で反射された反射光とに分けて考えることができる。また、シート材Pの表面で反射された反射光は、正反射された反射光と拡散反射された反射光とに分けて考えることができる。以下、便宜上、シート材Pの表面で正反射された反射光を「表面正反射光」、拡散反射された反射光を「表面拡散反射光」ともいう(図9(a)及び図9(b)参照)。
シート材Pの表面は、平面部と斜面部とで構成され、その割合でシート材表面の平滑性が決定される。平面部で反射された光は表面正反射光となり、斜面部で反射された光は表面拡散反射光となる。表面拡散反射光は、完全に散乱反射された反射光であり、その反射方向は等方性があるとみなすことができる。そして、平滑性が高くなるほど表面正反射光の光量が増加する。
一方、シート材Pの内部からの反射光は、シート材Pが一般の印刷用紙である場合、その内部の繊維中で多重散乱するため拡散反射光のみとなる。以下、便宜上、シート材Pの内部からの反射光を「内部反射光」ともいう(図9(c)参照)。この内部反射光も、表面拡散反射光と同様に、完全に散乱反射された反射光であり、その反射方向は等方性があるとみなすことができる。
受光器に向かう表面正反射光及び表面拡散反射光の偏光方向は、入射光の偏光方向と同じである。シート材Pの表面で偏光方向が回転するには、入射光がその入射方向に対してその回転の向きに傾斜した面で反射されなくてはならない。ここでは、光源の中心と照明中心と各受光器の中心とが同一平面上にあるため、シート材Pの表面で偏光方向が回転した反射光は、何れの受光器の方向にも反射されない。一方、内部反射光の偏光方向は、入射光の偏光方向に対して回転している。これは、シート材Pの内部に侵入した光は、繊維中を透過し、多重散乱される間に旋光し、偏光方向が回転するためと考えられる。
偏光フィルター116には、表面拡散反射光と内部反射光とが混在する反射光が入射する(図10参照)。表面拡散反射光は入射光と同じS偏光であるため、偏光フィルター116で遮光される。一方、内部反射光はS偏光とP偏光とが混在しているため、P偏光成分が偏光フィルター116を透過する。すなわち、内部反射光に含まれるP偏光成分が受光器114で受光される(図11参照)。なお、以下、便宜上、内部反射光に含まれるP偏光成分を「P偏光内部反射光」ともいう。また、内部反射光に含まれるS偏光成分を「S偏光内部反射光」ともいう。
P偏光内部反射光の光量は、シート材Pの厚みや密度に相関を持つことが発明者らによって確認されている。これは、P偏光内部反射光の光量が、シート材Pの繊維中を通過する際の経路長に依存するからである。受光器113には、表面正反射光と表面拡散反射光と内部反射光とが混在する反射光が入射する。この受光位置では、表面正反射光の光量に比べて表面拡散反射光及び内部反射光の光量は非常に小さいので、受光器113の受光光量は、表面正反射光の光量であるとみなすことができる(図10参照)。
受光器115は、表面拡散反射光及び内部反射光を受光する位置に配置されている。例えば、図12に示される照明中心と受光器115の中心とを結ぶ線L3と、シート材Pの表面とのなす角度ψ3は120[°]に設定されている。光源111の中心と、照明中心と、偏光フィルター116の中心と、各受光器の中心は、ほぼ同一平面上に存在する。
偏光フィルター117は、表面拡散反射光及び内部反射光の光路上に配置されている。この偏光フィルター117は、P偏光を透過させ、S偏光を遮光する偏光フィルターである。受光器118は、偏光フィルター117を透過した光の光路上に配置されている。そこで、受光器118は、内部反射光に含まれるP偏光成分を受光する。
図12に示される照明中心と偏光フィルター117の中心と受光器118の中心とを結ぶ線L4と、シート材Pの表面とのなす角度ψ4は150[°]に設定されている。光源111の中心と、照明中心と、偏光フィルター116の中心と、偏光フィルター117の中心と、各受光器の中心は、ほぼ同一平面上に存在する。
受光器160は、光源111からシート材Pに照射された光のうち、シート材Pを透過する透過光を受光する位置に配置されている。また、各受光器は、それぞれ受光光量に対応する電気信号(電流信号)を処理装置130に出力する。
図5において、処理装置130は、光源駆動回路131、電流電圧変換回路132、AD変換回路133などを有しており、暗箱119Aに固定されている。光源駆動回路131は、制御部600の指示に応じて、光源駆動信号を光源111に出力する。また、電流電圧変換回路132は、各受光器からの電流信号を電圧信号に変換する。また、AD変換回路133は、電流電圧変換回路132を介したアナログ信号をデジタル信号に変換し、制御部600に出力する。
シート材Pは、第1シート材情報検知センサー110Aと、第2シート材情報検知センサー110Bとの間に挟み込まれる。第1シート材情報検知センサー110Bの光源111から発せられた光のうち、一部は、シート材Pの表面で反射せずに、シート材Pを厚み方向に透過する。そして、第2シート材情報検知センサー110Bの中に入って、受光器160に受光する。受光器160は、受光量に応じた電圧を、処理装置130の電気回路を介して制御部600に出力する。制御部600は、反射光を受光する受光器113,114,115,118からの情報に加えて、透過光を受光する受光器160からの情報も参照して、シート材Pの種類を高精度に判定する。
図13は、実施形態に係るシート種判定装置100よりも先に開発された先行機100’を示す縦断面図である。この先行機100’は、本発明の構成を備えるものではないが、図13の縦断面は、実施形態に係るシート種判定装置100における図4のA−A’断面と同じ位置における縦断面を示している。また、図14は、図13におけるシート検知センサー140及びその周囲を拡大して示す拡大断面図である。なお、図14においては、シート種判定装置100の開口部にシート材Pを差し込んだ状態を示している。
図14に示されるように、シート種判定装置100の開口部に差し込まれたシート材Pの差し込み方向の端部は、シート検知センサー140の真下に位置する。そして、反射型フォトセンサーからなるシート検知センサー140の発光素子から発せられた光を、自らの表面で反射させる。この反射光は、シート検知センサー140に向かって逆戻りして、シート検知センサー140の受光素子に受光される。シート検知センサー140の受光素子からの出力電圧が所定の閾値を超えた場合、それは、シート検知センサー140がその直下のシート材Pを検知したことを意味する。制御部600は、シート検知センサー140がシート材Pを検知すると、第1シート材情報検知センサー110Aや、第2シート材情報検知センサー110Bからの出力のサンプリングを開始する。このサンプリングは、所定の時間間隔で所定時間が経過するまで行われる。そして、制御部600は、各受光器からそれぞれ複数個サンプリングした出力値をそれぞれ平均した後、それぞれの平均値に基づいてシート材Pの種類を判定する。サンプリングが終了する前に、作業者によってシート材Pが引き抜かれたことにより、シート検知センサー140がシート材Pを検知しなくなった場合には、制御部600はエラーメッセージを表示する。これにより、作業者に対してシート材Pを再び開口部に差し込んでもらうように促す。
図15は、シート材Pが差し込まれていない状態の先行機100’の断面を部分的に示す部分拡大断面図である。図示のように、先行機100’においては、シート受け台120のシート受け面120aがシート検知センサー140に対して平行な状態で対向している。シート検知センサー140とシート受け面120aとの距離は、非常に近くなっている。このため、シート受け面120aの上にシート材Pが存在していないにもかかわらず、シート検知センサー140によってシート有りが誤検知されることがある。シート検知センサー140の発光素子から発せられた光の一部がシート受け面120aで反射すると、その反射光がシート検知センサー140の受光素子に受光されてしまうからである。
次に、実施形態に係るシート種判定装置100の特徴的な構成について説明する。
図16は、実施形態に係るシート種判定装置100におけるシート検知センサー140及びその周囲を部分的に示す部分拡大断面図である。実施形態に係るシート種判定装置100では、シート受け台120の全域のうち、シート検知センサー140の発光素子から発せられた光を受ける受光箇所を、図示のように、シート受け面120aから傾斜させた斜面にしている。シート検知センサー140の発光素子から発せられた光は、図中矢印で示されるように、その平面状の受光箇所に当たって正反射光になるが、受光箇所がシート受け面120aから傾いていることから、その正反射光はシート検知センサー140(の受光素子)に向かう方向とは異なった方向に進む。このように、シート材Pを受けていない状態のシート受け台120の受光箇所で得られてしまう正反射光をシート検知センサー140の受光素子に受光させないようにする。これにより、シート受け台120のシート受け面120aで光を反射させてしまうことによるシート材有りの誤検知の発生を抑えることができる。
図16は、実施形態に係るシート種判定装置100におけるシート検知センサー140及びその周囲を部分的に示す部分拡大断面図である。実施形態に係るシート種判定装置100では、シート受け台120の全域のうち、シート検知センサー140の発光素子から発せられた光を受ける受光箇所を、図示のように、シート受け面120aから傾斜させた斜面にしている。シート検知センサー140の発光素子から発せられた光は、図中矢印で示されるように、その平面状の受光箇所に当たって正反射光になるが、受光箇所がシート受け面120aから傾いていることから、その正反射光はシート検知センサー140(の受光素子)に向かう方向とは異なった方向に進む。このように、シート材Pを受けていない状態のシート受け台120の受光箇所で得られてしまう正反射光をシート検知センサー140の受光素子に受光させないようにする。これにより、シート受け台120のシート受け面120aで光を反射させてしまうことによるシート材有りの誤検知の発生を抑えることができる。
図17は、シート受け台120の受光箇所で反射した正反射光の進行方向の一例を説明するための部分断面図である。シート受け台120の受光箇所で正反射した正反射光は、その直後においては、シート検知センサー140に向かう方向とは異なる方向に進む。しかしながら、その後、シート受け台120の側面などで多重反射すると、最終的にシート検知センサー140に向かう方向に進んでシート検知センサー140の受光素子に受光されてしまうおそれがある。
そこで、実施形態に係るシート種判定装置100においては、図18に示されるように、シート受け台120の受光箇所で反射した正反射光を受け入れてシート検知センサー140とは異なる方向に導くための光路120bを設けている。これにより、シート受け台120で光を反射させてしまうことによるシート有りの誤検知の発生をより確実に抑えることができる。図18の例では、光路120bが正反射光をベースカバー(図3の101c)に向けて導く構成になっているが、図19で示されるように、正反射光をカバーの外に導く光路120bとしてもよい。
図20に示されるように、シート受け台の受光箇所の表面粗さが比較的大きい場合には、その受光箇所で光の乱反射が生じ、一部の乱反射光がシート検知センサー140の受光素子に受光されてしまうおそれがある。そこで、実施形態に係るシート種判定装置100においては、図21に示されるシート受け台120の受光箇所に、図22に示されるように反射鏡120dを設けている。これにより、受光箇所で乱射光を発生させずに、ほぼ全ての反射光を正反射光として確実にシート検知センサー140に向かう方向とは異なる方向に反射させることで、受光箇所での乱反射によるシート有りの誤検知の発生を回避することができる。
なお、図23、図24に示されるように、シート受け台120の受光箇所に反射鏡を固定する代わりに、受光箇所に反射阻害材120fを固定してもよい。反射阻害材(反射防止シート)120fによって受光箇所での乱反射光の発生を抑えることによっても、受光箇所での乱反射に起因するシート有りの誤検知の発生を回避することができる。反射阻害材120fの光反射率は、シート検知センサー140の発光素子から発せられる赤外光(波長:約700nm〜約1000nm)において5%程度でよい。部品の精度誤差や組み付け誤差によるシート検知センサー140と反射阻害材120fとの距離の誤差、発光素子から発せられる赤外光の強度の誤差、受光素子の受光感度の誤差などを考慮すると、1%以下であることが更に望ましい。
図25は、実施形態に係る画像形成システムを示す概略構成図である。同図において、画像形成システム1は、画像形成装置2と、シート材処理装置としてのシート材後処理装置3と、シート材Pを収納する給送カセットなどが設けられた増設用のオプションユニット5とを備えている。
画像形成装置2やシート材後処理装置3やオプションユニット5は、相互に通信可能に接続されている。画像形成システム1では、画像形成装置2がシート材Pに画像を形成した後、シート材後処理装置3が画像形成装置2からシート材Pを受け入れ、受け入れたシート材Pに各種の後処理を施す。
各種の後処理は、例えば、端部綴じ処理、中折り処理等である。中折り処理は、中綴じ処理を含む。このような各種の後処理を行うシート材後処理装置3は、動作モードとして、排出モードと、端部綴じモードと、中折りモードと、を有している。
図26は、実施形態に係る画像形成システムの画像形成装置2を示す概略構成図である。画像形成装置2の本体400は、画像形成部の下部に、記録媒体であるシート材Pを収納する給送カセット408a,408bを有している。給送カセット408a,408bに収納されたシート材Pは、それぞれ、給送ローラ414a,414bによって給送された後、所定の搬送路に沿って上方へ搬送され、レジストローラ対413へ到達する。
画像形成部は、像担持体としての感光体401と、帯電装置402と、露光装置410と、現像装置404と、転写装置405と、クリーニング装置406とを具備している。
帯電装置402は、感光体401の表面を一様に帯電する帯電手段である。露光装置410は、スキャナ300による原稿の読み取りで得られた画像情報に基づいて感光体401上に静電潜像を形成する潜像形成手段である。
現像装置404は、感光体401上の静電潜像にトナーを付着させて可視像化する現像手段である。転写装置405は、感光体401上のトナー画像をシート材Pに転写する転写手段である。クリーニング装置406は、転写後の感光体401上に残留したトナーを除去するクリーニング手段である。
また、画像形成部のシート材搬送方向下流側には、トナー画像をシート材Pに定着する定着手段としての定着装置407が配置されている。
露光装置410は、図示しない制御部の制御の下で画像情報に基づくレーザー光を発射するレーザーユニット411と、レーザーユニット411からのレーザー光を感光体401の回転軸方向(主走査方向)に走査するポリゴンミラー412を具備する。
スキャナ300の上部には、自動原稿搬送装置500が接続されている。この自動原稿搬送装置500は、原稿テーブル501、原稿分離給送ローラ502、搬送ベルト503、原稿排紙トレイ504を具備している。本実施形態では、スキャナ300と自動原稿搬送装置500との組み合わせが、画像読取装置として機能している。
原稿テーブル501に原稿がセットされて読み取り開始指示を受けると、自動原稿搬送装置500では、原稿テーブル501上の原稿が原稿分離給送ローラ502により1枚ずつ送り出される。そして、その原稿は搬送ベルト503によりプラテンガラス309上に案内され、一時停止する。
そして、プラテンガラス309上に一時停止した原稿は、スキャナ300によりその画像情報が読み取られる。その後、搬送ベルト503が原稿の搬送を再開し、その原稿は原稿排紙トレイ504に排出される。
次に、画像読取動作と画像形成動作について説明する。
自動原稿搬送装置500によりプラテンガラス309上に原稿が搬送されるか、ユーザーによりプラテンガラス309上に原稿が載置されて、図示しない操作パネルにコピー開始操作がなされると、第一走行体303上の光源301が発光する。また、これとともに、第一走行体303及び第二走行体306を、不図示のガイドレールに沿って移動させる。
自動原稿搬送装置500によりプラテンガラス309上に原稿が搬送されるか、ユーザーによりプラテンガラス309上に原稿が載置されて、図示しない操作パネルにコピー開始操作がなされると、第一走行体303上の光源301が発光する。また、これとともに、第一走行体303及び第二走行体306を、不図示のガイドレールに沿って移動させる。
そして、プラテンガラス309上の原稿に光源301からの光が照射され、その反射光が、第一走行体303上のミラー302、第二走行体306上のミラー304,305、レンズ307に案内されて、CCD308で受光される。これにより、CCD308は原稿の画像情報を読み取り、その画像情報は図示しないA/D変換回路によってアナログデータからデジタルデータに変換される。この画像情報は、図示しない情報出力部から画像形成装置2の本体400の制御部へ送られる。
一方、画像形成装置2の本体400は、感光体401の駆動を開始し、感光体401が所定速度で回転したら、帯電装置402により、ドラム状の感光体401の表面を一様に帯電させる。そして、この帯電した感光体401の表面に、画像読取装置による原稿の読み取りで得られた画像情報に基づいた静電潜像が露光装置410によって書き込まれる。その後、感光体401の表面上の静電潜像は、現像装置404により現像されてトナー画像となる。
また、本体400は、給送カセット408a,408bに収納されたシート材Pを、給送ローラ414a,414bによって給紙し、レジストローラ対413で一時停止させる。あるいは、オプションユニット5に設けられた不図示の給送カセットに収納されたシート材Pを、オプションユニット5から画像形成装置2に給送し、レジストローラ対413で一時停止させる。そして、感光体401の表面に形成されたトナー画像の先端部分が転写装置405と対向する転写部に到達するタイミングに合わせて、レジストローラ対413により転写部に送り込まれる。転写部をシート材Pが通過する際、転写電界の作用によって感光体401の表面に形成されたトナー像がシート材P上に転写される。その後、トナー像を載せたシート材Pは、定着装置407に搬送され、定着装置407により定着処理を受けた後、後段のシート材後処理装置3に排出される。なお、転写部においてシート材Pに転写されることなく感光体401の表面に残留した転写残トナーは、クリーニング装置406によって除去される。
図27は、実施形態に係る画像形成システムのシート材後処理装置3を示す概略構成図である。シート材後処理装置3には、画像形成装置2から排出されたシート材Pを受け入れた後、そのシート材Pを第一排紙トレイ10に排出するための第一搬送経路Pt1が設けられている。また、第一搬送経路Pt1から分岐してシート束に端部綴じ処理等を施すための第二搬送経路Pt2と、第二搬送経路Pt2と接続していてシート束に中綴じ中折り処理を施すための第三搬送経路Pt3とが設けられている。第一搬送経路Pt1、第二搬送経路Pt2及び第三搬送経路Pt3は、例えば図示しないガイド部材等によって形成されている。
第一搬送経路Pt1には、入口ローラ11、搬送ローラ12、搬送ローラ13及び排紙ローラ14が、第一搬送経路Pt1のシート材搬送方向上流部から下流部に向けて順に配置されている。入口ローラ11、搬送ローラ12、搬送ローラ13及び排紙ローラ14は、駆動源であるモータによって回転駆動されてシート材Pを搬送する。入口ローラ11のシート材搬送方向上流側には、入口センサー15が配置されている。入口センサー15は、シート材Pがシート材後処理装置3内へ搬入されたことを検知する。
搬送ローラ12のシート材搬送方向下流側には、分岐爪17が配置されている。分岐爪17は、回動によってその先端部の位置を切替えることにより、第一搬送経路Pt1における分岐爪17のシート材搬送方向下流側の部分と、第二搬送経路Pt2とのいずれか一方へ、シート材Pを選択的に案内する。分岐爪17は、例えばモータやソレノイドなどで駆動される。排出モードでは、画像形成装置2から第一搬送経路Pt1に搬入されたシート材Pは、入口ローラ11、搬送ローラ12、搬送ローラ13及び排紙ローラ14によって搬送されて、第一排紙トレイ10に排出される。
一方、端部綴じモード及び中折りモードでは、第一搬送経路Pt1に搬入されたシート材Pは、入口ローラ11及び搬送ローラ12によって搬送され、分岐爪17で進行方向を変えられて第二搬送経路Pt2へ搬送される。第二搬送経路Pt2には、搬送ローラ20、搬送ローラ21及び搬送ローラ22と、シート材積載トレイ23と、第一シート材揃え部24と、端部綴じ処理部(第一綴じ処理部)25とが配置されている。搬送ローラ20、搬送ローラ21及び搬送ローラ22は、モータによって駆動されてシート材Pを搬送する。第一シート材揃え部24は、モータによって駆動される。
シート材積載トレイ23のシート材搬送方向下流側には、分岐爪26及び分岐爪27が配置されている。分岐爪26及び分岐爪27は、回動によってその先端部の位置を切替えることにより、シート材Pを、第一搬送経路Pt1における分岐爪17のシート材搬送方向下流側の部分と、第三搬送経路Pt3との何れか一方へ、シート材Pを選択的に案内する。分岐爪26及び分岐爪27は、例えばモータやソレノイドなどによって駆動される。
端部綴じモードでは、順次、シート材積載トレイ23上に積載される。これにより、複数のシート材Pが積層されたシート束が形成される。この際、シート材Pは、その後端がシート材積載トレイ23に設けられた不図示の第一可動基準フェンスに当接し、シート材搬送方向位置が揃えられるとともに、第一シート材揃え部24によって幅方向位置が揃えられる。
シート材積載トレイ23、第一シート材揃え部24及び第一可動基準フェンスは、複数のシート材Pを重ねてシート束とする束化部としての第一束化部28を構成している。また、第一束化部28は、第一シート材揃え部24を駆動するモータや、第一可動基準フェンスを駆動するモータも含む。端部が綴じられたシート束は、第一可動基準フェンスによって第一搬送経路Pt1に搬送され、その後、搬送ローラ13及び排紙ローラ14によって搬送されて第一排紙トレイ10に排出される。
排紙ローラ14は、端部綴じ処理部25によって綴じられたシート束を排出する排紙部の一例である。一方、中折りモードでは、第二搬送経路Pt2に搬送されたシート材Pは、搬送ローラ20、搬送ローラ21、搬送ローラ22及び第一可動基準フェンスによって、第三搬送経路Pt3へ搬送される。第三搬送経路Pt3には、搬送ローラ31及び搬送ローラ32と、中綴じ折り部33とが配置されている。搬送ローラ31及び搬送ローラ32は、モータで駆動されてシート材Pを搬送する。中綴じ折り部33は、中折り部34と、中綴じ処理部(第二綴じ処理部)35と、第二束化部36と、を有している。
第三搬送経路Pt3に搬送されたシート材Pは、搬送ローラ31及び搬送ローラ32によって、順次、第二束化部36に積載される。これにより、複数のシート材Pが積層されたシート束が形成される。つまり、第二束化部36は、入口ローラ11、搬送ローラ12、搬送ローラ20、搬送ローラ21、搬送ローラ22、搬送ローラ31及び搬送ローラ32から成る搬送部51によって搬送された複数のシート材Pを重ねてシート束とする。この際、シート材Pは、その前端が第二可動基準フェンス37に当接し、シート材搬送方向位置が揃えられるとともに、不図示の第二シート材揃え部によって幅方向位置が揃えられる。そして、シート束は中綴じ処理部35により、シート材搬送方向の中央部近傍が中綴じされる。中綴じされたシート束は、第二可動基準フェンス37によって中折り位置まで戻される。第二可動基準フェンス37は、モータによって駆動される。
中折り位置に位置したシート束は、中折り部34によって、シート材搬送方向の中央部で中折りされる。中折り部34では、中折り位置にあるシート束のシート材搬送方向中央部と対向する折りブレード38が、図27の右から左へ移動して、シート束のシート材搬送方向中央部を折り曲げながら、下押圧ローラ39と上押圧ローラ40との間に押し込む。折りブレード38は、モータによって駆動される。そして、折り曲げられたシート束は、下押圧ローラ39と上押圧ローラ40とによって上下から押圧される。下押圧ローラ39及び上押圧ローラ40は、モータによって駆動される。このようにして折り曲げられたシート束は、下押圧ローラ39及び上押圧ローラ40と、排紙ローラ41とよって、第二排紙トレイ42上に排紙される。
図28は、実施形態に係る画像形成システムに搭載されたシート種判定装置100を示す斜視図である。実施形態のシート種判定装置100は、図28に示されるように、USBケーブルやLANケーブルといった通信ケーブル60によって画像形成装置2と接続されており、画像形成装置2と通信することが可能になっている。このように、画像形成装置2とシート種判定装置100とを通信ケーブル60で接続することで、シート材情報検知センサー(110A、110B)によるシート材情報の検出結果や、シート材Pの判別結果を共有することが可能となる。これにより、画像形成に用いるシート材Pに対応した画像形成条件を、ユーザーが手動で入力する手間を省くことができるとともに、誤設定等の人為的なミスを防止することができる。
図29は、画像形成装置2の近くに設けられた設置台50上にシート種判定装置100を設置した画像形成システムの例を示す正面図である。このように、画像形成装置2の近くに配設された設置台50上にシート種判定装置100を設置することで、画像形成装置2を他の人が操作している最中でも、次の印刷に用いるシート材Pの種類をシート種判定装置100によって判定することができる。これにより、シート材Pの種類設定によるダウンタイムを減らすことが可能になっている。
図30は、原稿読取装置(300及び500)を取り除いた状態で画像形成装置2の装置上面2a上に、シート種判定装置100を設置した同画像形成システムの例を示す正面図である。このように、画像形成装置2の装置上面2a上にシート種判定装置100を設置することで、シート種判定装置100の設置のために、画像形成システム全体の設置面積を増やすこと無く、シート種判定装置100による判定を行うことが可能になっている。
図31は、画像形成装置2の隣りに配設された給紙用のオプションユニット5のユニット上面5a上にシート種判定装置100を設置した同画像形成システムの例を示す正面図である。このように、ユニット上面5a上にシート種判定装置100を設置することで、画像形成装置2上にシート種判定装置100の設置場所を確保できない場合でも、画像形成システム全体の設置面積を増やすこと無く、シート種の判定を行うことが可能になっている。なお、図30と図31とで示した例では、画像形成装置2の操作パネル4に比較的近い位置で、シート種判定装置100を用いたシート材Pの判別作業を行うことができる。これにより、シート種判定装置100から通信ケーブル60により画像形成装置2に送られ、操作パネル4の表示部に表示されたシート材Pの判別結果の確認を、ユーザーが容易に行うことができる。
なお、図26において、原稿読取装置の一部を構成する自動原稿搬送装置500は、シート受け台としての湾曲ガイド板505と、反射型フォトセンサーからなるシート検知センサー506とを具備するシート材検知システムを有している。そして、このシート材検知システムによって湾曲ガイド板505上の原稿を検知したタイミングに基づいて、原稿の搬送停止タイミングなどを決定している。そして、そのシート材検知システムの湾曲ガイド板505は、既に説明したシート種判定装置100のシート受け台120と同様の受光箇所を有している。湾曲ガイド板505でシート状の原稿を受けていないときには、シート検知センサー506の発光素子から発した光をその受光箇所で正反射させて、シート検知センサー506とは異なる方向に進行させる。
また、図26において、画像形成装置2の本体400は、シート受け台としての給紙ガイド板415と、反射型フォトセンサーからなるシート検知センサー416とを具備するシート材検知システムを有している。そして、このシート材検知システムによって給紙ガイド板415上の原稿を検知したタイミングに基づいて、給紙ローラ414a,414bの停止タイミングなどを決定している。そして、そのシート材検知システムの給紙ガイド板415は、既に説明したシート種判定装置100のシート受け台120と同様の受光箇所を有している。給紙ガイド板415でシート材Pを受けていないときには、シート検知センサー416の発光素子から発した光をその受光箇所で正反射させて、シート検知センサー416とは異なる方向に進行させる。
以上に説明したものは一例であり、本発明は、次の態様毎に特有の効果を奏する。
[態様A]
態様Aは、シート材(例えばシート材P)を受けるシート受け台(例えばシート受け台120)と、発光手段から発した光を前記シート受け台上のシート材の表面で反射させて得られる反射光を受光手段によって受光して前記シート受け台上の前記シート材を検知するシート検知手段(例えばシート検知センサー140)とを具備するシート材検知システムにおいて、前記シート受け台の表面のうち、シート材がない状態で前記発光手段から発せられた光を受ける箇所である受光箇所を、前記受光手段に向かう方向とは異なる方向に光を正反射させる姿勢の面としたことを特徴とするものである。
[態様A]
態様Aは、シート材(例えばシート材P)を受けるシート受け台(例えばシート受け台120)と、発光手段から発した光を前記シート受け台上のシート材の表面で反射させて得られる反射光を受光手段によって受光して前記シート受け台上の前記シート材を検知するシート検知手段(例えばシート検知センサー140)とを具備するシート材検知システムにおいて、前記シート受け台の表面のうち、シート材がない状態で前記発光手段から発せられた光を受ける箇所である受光箇所を、前記受光手段に向かう方向とは異なる方向に光を正反射させる姿勢の面としたことを特徴とするものである。
かかる構成のシート材検知システムは、発光手段から発した光をシート受け台上のシート材の表面で反射させて得た反射光を受光手段で受光する。この受光により、シート受け台上のシート材を検知する。シート受け台上にシート材が存在していない場合には、発光手段から発した光をシート受け台の受光箇所で正反射させて、シート検知手段の受光手段とは異なる方向に進行させる。これにより、自らの上にシート材が存在していないシート受け台で反射させてしまった光をシート検知手段の受光手段に受光させないようにすることで、シート受け台で光を反射させてしまうことによるシート材有りの誤検知の発生を抑えることができる。
[態様B]
態様Bは、態様Aにおいて、前記シート受け台における前記受光箇所とは異なる箇所でシート材を受けるようにしたことを特徴とするものである。
態様Bは、態様Aにおいて、前記シート受け台における前記受光箇所とは異なる箇所でシート材を受けるようにしたことを特徴とするものである。
[態様C]
態様Cは、態様A又はBにおいて、前記受光箇所で正反射した反射光を受け入れて前記受光手段に向かう方向とは異なる方向に導くための光路を設けたことを特徴とするものである。かかる構成では、シート受け台の受光箇所で反射した光を光路によって確実に受光手段に向かう方向とは異なる方向に導く。これにより、シート受け台の受光箇所で正反射した正反射光を多重反射によって最終的に受光手段に向かう方向に進行させてしまうことによるシート有りの誤検知の発生を回避することができる。
態様Cは、態様A又はBにおいて、前記受光箇所で正反射した反射光を受け入れて前記受光手段に向かう方向とは異なる方向に導くための光路を設けたことを特徴とするものである。かかる構成では、シート受け台の受光箇所で反射した光を光路によって確実に受光手段に向かう方向とは異なる方向に導く。これにより、シート受け台の受光箇所で正反射した正反射光を多重反射によって最終的に受光手段に向かう方向に進行させてしまうことによるシート有りの誤検知の発生を回避することができる。
[態様D]
態様Dは、態様A〜Cの何れかにおいて、前記受光箇所に反射鏡を設けたことを特徴とするものである。かかる構成では、シート受け台の受光箇所において光を反射鏡によって確実に正反射せしめることで、受光箇所で発生した乱反射光の一部をシート検知手段の受光手段に受光させてしまうことによるシート有りの誤検知の発生を抑えることができる。
態様Dは、態様A〜Cの何れかにおいて、前記受光箇所に反射鏡を設けたことを特徴とするものである。かかる構成では、シート受け台の受光箇所において光を反射鏡によって確実に正反射せしめることで、受光箇所で発生した乱反射光の一部をシート検知手段の受光手段に受光させてしまうことによるシート有りの誤検知の発生を抑えることができる。
[態様E]
態様Eは、態様A〜Cの何れかにおいて、前記受光箇所に反射阻害材を固定したことを特徴とするものである。かかる構成では、シート受け台の受光箇所における乱反射を反射阻害材によって抑えることで、受光箇所で発生した乱反射光の一部をシート検知手段の受光手段に受光させてしまうことによるシート有りの誤検知の発生を抑えることができる。
態様Eは、態様A〜Cの何れかにおいて、前記受光箇所に反射阻害材を固定したことを特徴とするものである。かかる構成では、シート受け台の受光箇所における乱反射を反射阻害材によって抑えることで、受光箇所で発生した乱反射光の一部をシート検知手段の受光手段に受光させてしまうことによるシート有りの誤検知の発生を抑えることができる。
[態様F]
態様Fは、シート検知システムと、前記シート検知システムのシート受け台に受けられているシート材の種類を光学的手法によって判定する判定手段とを有するシート種判定装置において、前記シート材検知システムとして、態様A〜Eの何れかのシート材検知システムを用いたことを特徴とするものである。
態様Fは、シート検知システムと、前記シート検知システムのシート受け台に受けられているシート材の種類を光学的手法によって判定する判定手段とを有するシート種判定装置において、前記シート材検知システムとして、態様A〜Eの何れかのシート材検知システムを用いたことを特徴とするものである。
[態様G]
態様Gは、シート材を搬送するシート搬送路と、前記シート搬送路の所定の位置におけるシート材の有無を検知するシート材検知システムと、シート材に画像を形成する画像形成手段とを備える画像形成装置において、前記シート材検知システムとして、態様A〜Eの何れかのシート材検知システムを用いたことを特徴とするものである。
態様Gは、シート材を搬送するシート搬送路と、前記シート搬送路の所定の位置におけるシート材の有無を検知するシート材検知システムと、シート材に画像を形成する画像形成手段とを備える画像形成装置において、前記シート材検知システムとして、態様A〜Eの何れかのシート材検知システムを用いたことを特徴とするものである。
[態様H]
態様Hは、シート材を搬送するシート搬送路と、前記シート搬送路の所定の位置におけるシート材の有無を検知するシート材検知システムと、シート材に記録されている画像を読み取る画像読取手段とを備える画像読取装置において、前記シート材検知システムとして、態様A〜Eの何れかのシート材検知システムを用いたことを特徴とするものである。
態様Hは、シート材を搬送するシート搬送路と、前記シート搬送路の所定の位置におけるシート材の有無を検知するシート材検知システムと、シート材に記録されている画像を読み取る画像読取手段とを備える画像読取装置において、前記シート材検知システムとして、態様A〜Eの何れかのシート材検知システムを用いたことを特徴とするものである。
[態様I]
態様Iは、画像を形成する画像形成装置と、シート材の種類を判定するシート種判定装置とを備える画像形成システムにおいて、前記シート種判定装置として、態様Fのシート種判定装置を用いたことを特徴とするものである。
態様Iは、画像を形成する画像形成装置と、シート材の種類を判定するシート種判定装置とを備える画像形成システムにおいて、前記シート種判定装置として、態様Fのシート種判定装置を用いたことを特徴とするものである。
P:シート材
2:画像形成装置
100:シート種判定装置
120:シート受け台(シート材検知システムの一部)
120a:シート受け面
120d:反射鏡
120f:反射阻害材
140:シート検知センサー(シート材検知システムの一部)
415:給紙ガイド板(シート受け台、シート材検知システムの一部)
416:シート検知センサー(シート材検知システムの一部)
500:自動原稿搬送装置(画像読取装置の一部)
505:湾曲ガイド板(シート受け台、シート材検知システムの一部)
506:シート検知センサー(シート材検知システムの一部)
600:制御部
2:画像形成装置
100:シート種判定装置
120:シート受け台(シート材検知システムの一部)
120a:シート受け面
120d:反射鏡
120f:反射阻害材
140:シート検知センサー(シート材検知システムの一部)
415:給紙ガイド板(シート受け台、シート材検知システムの一部)
416:シート検知センサー(シート材検知システムの一部)
500:自動原稿搬送装置(画像読取装置の一部)
505:湾曲ガイド板(シート受け台、シート材検知システムの一部)
506:シート検知センサー(シート材検知システムの一部)
600:制御部
Claims (9)
- シート材を受けるシート受け台と、発光手段から発した光を前記シート受け台上のシート材の表面で反射させて得られる反射光を受光手段によって受光して前記シート受け台上の前記シート材を検知するシート検知手段とを具備するシート材検知システムにおいて、
前記シート受け台の表面のうち、シート材が存在していない状態で前記発光手段から発せられた光を受ける箇所である受光箇所を、前記受光手段に向かう方向とは異なる方向に光を正反射させる姿勢の面としたことを特徴とするシート材検知システム。 - 請求項1のシート材検知システムにおいて、
前記シート受け台における前記受光箇所とは異なる箇所でシート材を受けるようにしたことを特徴とするシート材検知システム。 - 請求項1又は2のシート材検知システムにおいて、
前記受光箇所で正反射した反射光を受け入れて前記受光手段に向かう方向とは異なる方向に導くための光路を設けたことを特徴とするシート材検知システム。 - 請求項1乃至3の何れかのシート材検知システムにおいて、
前記受光箇所に反射鏡を設けたことを特徴とするシート材検知システム。 - 請求項1乃至3の何れかのシート材検知システムにおいて、
前記受光箇所に反射阻害材を固定したことを特徴とするシート材検知システム。 - シート検知システムと、前記シート検知システムのシート受け台に受けられているシート材の種類を光学的手法によって判定する判定手段とを有するシート種判定装置において、
前記シート材検知システムとして、請求項1乃至5の何れかのシート材検知システムを用いたことを特徴とするシート種判定装置。 - シート材を搬送するシート搬送路と、前記シート搬送路の所定の位置におけるシート材の有無を検知するシート材検知システムと、シート材に画像を形成する画像形成手段とを備える画像形成装置において、
前記シート材検知システムとして、請求項1乃至5の何れかのシート材検知システムを用いたことを特徴とする画像形成装置。 - シート材を搬送するシート搬送路と、前記シート搬送路の所定の位置におけるシート材の有無を検知するシート材検知システムと、シート材に記録されている画像を読み取る画像読取手段とを備える画像読取装置において、
前記シート材検知システムとして、請求項1乃至5の何れかのシート材検知システムを用いたことを特徴とする画像読取装置。 - 画像を形成する画像形成装置と、シート材の種類を判定するシート種判定装置とを備える画像形成システムにおいて、
前記シート種判定装置として、請求項6のシート種判定装置を用いたことを特徴とする画像形成システム。
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