JP2015108514A - シート材判別装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
Description
図1は実施形態1に係るシート材判別装置の一例を示す図である。
シート材判別装置100は、外装ケース101の内側に、シート材Pの判別に用いる情報を検出するシート材情報検出センサ110やシート材Pの有無を検知するシート材検知センサ140や、シート材Pが載置されるシート材載置台120などを備えている。
図12は、変形例1に係るシート材判別装置の一例を示す図である。図13は、変形例1に係るシート材判別装置100を上方から見た図である。図14は、開口部102にシート材Pを挿入したときの、図12中矢印A方向から見たシート材判別装置100の断面図である。
図15は、変形例2に係るシート材判別装置の一例を示す図である。図16は、変形例2に係るシート材判別装置100を上方から見た図である。図14は、開口部102にシート材Pを挿入したときの、図15中矢印A方向から見たシート材判別装置100の断面図である。
図18は、実施形態2に係る画像形成システムの概略構成図である。
図18に示すように、画像形成システム1は、画像形成装置2と、用紙処理装置としての用紙後処理装置3とを備えている。
画像形成装置本体400は、画像形成部の下部に、記録媒体であるシートを収納する給送カセットが配置されている。給送カセットに収納されたシートは、それぞれ、給送ローラ414a,414bによって給送された後、所定の搬送路に沿って上方へ搬送され、レジストローラ対413へ到達する。
自動原稿搬送装置500によりプラテンガラス309上に原稿が搬送されるか、ユーザーによりプラテンガラス309上に原稿が載置されて、操作パネル200にコピー開始操作がなされると、第一走行体303上の光源301が発光する。また、これとともに、第一走行体303及び第二走行体306を、不図示のガイドレールに沿って移動させる。
用紙後処理装置3には、画像形成装置2から排出された用紙を受け入れて当該用紙を第一排紙トレイ10に排出するための第一搬送経路Pt1が設けられている。また、第一搬送経路Pt1から分岐して用紙束に端部綴じ処理等を施すための第二搬送経路Pt2と、第二搬送経路Pt2と接続していて用紙束に中綴じ中折り処理を施すための第三搬送経路Pt3とが設けられている。
(態様A)
シート材が載置されるシート材載置台120などのシート材載置部と、シート材載置部に載置されたシート材の情報を検出するシート材情報検出センサ110などの情報検出手段と、情報検出手段が検出したシート材の情報に基づいてシート材の判別を行う制御部600などの判別手段と、少なくともシート材載置部及び情報検出手段が設けられた外装ケース101などの筐体とを備えたシート材判別装置100などのシート材判別装置であって、筐体に設けられた開口部102などの挿入口からシート材載置部と情報検出手段との間に挿入したシート材が、予め設定された挿入完了位置まで到達したか到達していないかを視覚的に識別可能な凸形状部104などの識別手段を筐体に設けた。
(態様A)においては、挿入完了位置までシート材が挿入されたことを、作業者が視覚的に容易に確認することができるので、例えば、シート材を必要以上に奥まで挿入し、シート材の端部を筐体内の壁面に突き当ててしまうのを抑制することが可能となる。これにより、シート材の端部が壁面に突き当たって、折れやシワ等の変形がシート材に生じるのを抑えて、検出結果の精度が悪化してしまうのを抑制することができる。
(態様B)
(態様A)において、前記識別手段として、前記筐体の外壁面における前記挿入完了位置に対応する位置に、凸形状部104などの突起形状を設けた。これによれば、上記実施形態について説明したように、突起形状により挿入完了位置でシート材の挿入が完了したことを、作業者が視覚的に確認することができる。
(態様C)
(態様A)において、前記筐体は、前記情報検出手段が設けられる上部外装カバー101Aなどの第一筐体と、前記シート材載置台が設けられる下部外装カバー101Bなどの第二筐体とに分かれており、シート材挿入方向と直交する方向における前記第一筐体の幅が前記第二筺体の幅よりも小さい。これによれば、上記実施形態について説明したように、シート材判別装置に対するシート材先端の挿し込み位置を確認し易くすることができる。
(態様D)
(態様C)において、前記第二筐体におけるシート材載置部を構成する面とシート材挿入方向下流側の面とで成す辺106などの辺が、シート材搬送方向で前記挿入完了位置と対応する位置に位置しており、前記識別手段として機能する。これによれば、上記実施形態について説明したように、前記辺により挿入完了位置でシート材の挿入が完了したことを、作業者が視覚的に確認することができる。
(態様E)
(態様C)において、前記識別手段として、シート材搬送方向で前記シート材載置部の前記挿入完了位置と対応する位置に、シート材の挿入を停止させる目印となる停止線107などの停止線を設けた。これによれば、上記実施形態について説明したように、前記停止線により挿入完了位置でシート材の挿入が完了したことを、作業者が視覚的に確認することができる。
(態様F)
(態様A)、(態様B)、(態様C)、(態様D)または(態様E)において、前記挿入完了位置までシート材を挿入した際に、シート材の端面を突き当てないことで、折れやシワ等の変形がシート材に生じるのを抑えることができる。
(態様G)
(態様A)、(態様B)、(態様C)、(態様D)、(態様E)または(態様F)において、前記挿入完了位置にシート材が位置することを検知するシート材検知センサ140などのシート材検知手段と、シート検知手段によりシート材が前記挿入完了位置に位置することが検知されたら、シート材の挿入が完了したことを表示する表示部105などの挿入完了表示手段とを有する。これによれば、上記実施形態について説明したように、シート材の挿入が完了したことを、より確実に作業者に認識させることが可能となる。
(態様H)
(態様A)、(態様B)、(態様C)、(態様D)、(態様E)、(態様F)または(態様G)において、前記情報検出手段によるシート材の情報検出が完了したことを表示する表示部105などの情報検出完了表示手段を有する。これによれば、上記実施形態について説明したように、シート材の情報検出が完了したことを、作業者に認識させることが可能となる。
(態様I)
(態様A)、(態様B)、(態様C)、(態様D)、(態様E)、(態様F)、(態様G)または(態様H)において、前記情報検出手段は、シート材の表面に発光手段を発光させて照射した光を受光手段で受光して該シート材の情報を検出するものを用いることで、シート材の表面状態や厚みなどの情報からシート材の判別を行うことができる。
(態様J)
(態様I)において、発光手段からレーザー光を照射する。これによれば、上記実施形態について説明したように、より鮮明にシート材の面情報を検出できるため、より精度の高い検出結果を得ることができる。
(態様K)
(態様I)または(態様J)において、前記情報検出手段は前記受光手段を複数有しており、前記発光手段より照射された光のうち、前記シート材において正反射された光を受光する正反射光受光手段と、前記発光手段より照射された光のうち、前記シート材において拡散反射された光を受光する拡散反射光受光手段とを少なくとも含む。これによれば、上記実施形態について説明したように、シート材Pに対する、反射光の拡散分子を複数の異なる角度に設置させたセンサで検出できるので、正反射のみの情報よりも、さらに精度の高い検出結果を得ることができる。
(態様L)
(態様A)、(態様B)、(態様C)、(態様D)、(態様E)、(態様F)、(態様G)、(態様H)、(態様I)、(態様J)または(態様K)において、画像形成装置と通信可能な通信ケーブル60などの通信手段を有する。これによれば、上記実施形態について説明したように、シート材判別装置で判別したシート材の種類に関する情報を通信手段により画像形成装置に送って、画像形成条件を設定することが可能となる。
(態様M)
シート材に画像を形成する画像形成手段と、前記シート材の情報を検出し該シート材の判別を行うシート材判別装置とを備えた画像形成装置において、前記シート材判別装置として、(態様A)、(態様B)、(態様C)、(態様D)、(態様E)、(態様F)、(態様G)、(態様H)、(態様I)、(態様J)、(態様K)または(態様L)のシート材判別装置を画像形成装置外部に設けた。これによれば、上記実施形態について説明したように、シート材挿入時におけるシート材の変形を抑えて、シート材の判別の精度が低下するのを抑制し、シート材の種類に応じた適切な画像形成条件で画像形成を行うことができる。
(態様O)
(態様M)において、所定の情報を表示する情報表示手段が装置本体に設けられており、前記挿入完了位置へのシート材の挿入が完了したことを、前記情報表示手段に表示することで、シート材の挿入が完了したことを、作業者に認識させることが可能となる。
(態様P)
(態様O)において、前記情報検出手段によるシート材の検出が完了したことを、前記情報表示手段に表示することで、シート材の情報検出が完了したことを、作業者に認識させることが可能となる。
2 画像形成装置
3 用紙後処理装置
10 第一排紙トレイ
11 入口ローラ
12 搬送ローラ
13 搬送ローラ
14 排紙ローラ
15 入口センサ
17 分岐爪
20 搬送ローラ
21 搬送ローラ
22 搬送ローラ
23 用紙積載トレイ
24 第一用紙揃え部
25 端部綴じ処理部
26 分岐爪
27 分岐爪
28 第一束化部
31 搬送ローラ
32 搬送ローラ
33 中綴じ折り部
34 中折り部
35 中綴じ処理部
36 第二束化部
37 第二可動基準フェンス
38 折りブレード
39 下押圧ローラ
40 上押圧ローラ
41 排紙ローラ
42 第二排紙トレイ
51 搬送部
60 通信ケーブル
100 シート材判別装置
101 外装ケース
101A 上部外装ケース
101B 下部外装カバー
102 シート材載置台
102 開口部
103 端面
104 凸形状部
105 表示部
106 辺
107 停止線
110 シート材情報検出センサ
111 光源
112 コリメートレンズ
113 受光器
114 受光器
115 受光器
116 偏光フィルタ
117 偏光フィルタ
118 受光器
119A 暗箱
119B 暗箱
120 シート材載置台
130 処理装置
131 光源駆動回路
132 電流電圧変換回路
133 変換回路
135 電流電圧変換回路
140 シート材検知センサ
150 付勢部材
160 受光器
200 操作パネル
300 画像読取装置
301 光源
302 ミラー
303 第一走行体
304 ミラー
305 ミラー
306 第二走行体
307 レンズ
309 プラテンガラス
400 画像形成装置本体
401 感光体ドラム
402 帯電装置
404 現像装置
405 転写装置
406 クリーニング装置
407 定着装置
410 露光装置
411 レーザーユニット
412 ポリゴンミラー
413 レジストローラ対
414a 給送ローラ
414b 給送ローラ
500 自動原稿搬送装置
501 原稿テーブル
502 原稿分離給送ローラ
503 搬送ベルト
504 原稿排紙トレイ
600 制御部
Claims (15)
- シート材が載置されるシート材載置部と、
前記シート材載置部に載置されたシート材の情報を検出する情報検出手段と、
前記情報検出手段が検出した前記シート材の情報に基づいてシート材の判別を行う判別手段と、
少なくとも前記シート材載置部及び前記情報検出手段が設けられた筐体とを備えたシート材判別装置であって、
前記筐体に設けられた挿入口から前記シート材載置部と前記情報検出手段との間に挿入したシート材が、予め設定された挿入完了位置まで到達したか到達していないかを視覚的に識別可能な識別手段を該筐体に設けたことを特徴とするシート材判別装置。 - 請求項1のシート材判別装置において、
前記識別手段として、前記筐体の外壁面における前記挿入完了位置に対応する位置に、突起形状を設けたことを特徴とするシート材判別装置。 - 請求項1のシート材判別装置において、
前記筐体は、前記情報検出手段が設けられる第一筐体と、前記シート材載置台が設けられる第二筐体とに分かれており、
シート材挿入方向と直交する方向における前記第一筐体の幅が前記第二筺体の幅よりも小さいことを特徴とするシート材判別装置。 - 請求項3のシート材判別装置において、
前記第二筐体におけるシート材載置部を構成する面とシート材挿入方向下流側の面とで成す辺が、シート材搬送方向で前記挿入完了位置と対応する位置に位置しており、前記識別手段として機能することを特徴とするシート材判別装置。 - 請求項3のシート材判別装置において、
前記識別手段として、シート材搬送方向で前記シート材載置部の前記挿入完了位置と対応する位置に、シート材の挿入を停止させる目印となる停止線を設けたことを特徴とするシート材判別装置。 - 請求項1、2、3、4または5のシート材判別装置において、
前記挿入完了位置までシート材を挿入した際に、該シート材の端面を突き当てないことを特徴とするシート材判別装置。 - 請求項1、2、3、4、5または6のシート材判別装置において、
前記挿入完了位置にシート材が位置することを検知するシート材検知手段と、
前記シート検知手段によりシート材が前記挿入完了位置に位置することが検知されたら、該シート材の挿入が完了したことを表示する挿入完了表示手段とを有することを特徴とするシート材判別装置。 - 請求項1、2、3、4、5、6または7のシート材判別装置において、
前記情報検出手段によるシート材の情報検出が完了したことを表示する情報検出完了表示手段を有することを特徴とするシート材判別装置。 - 請求項1、2、3、4、5、6、7または8のシート材判別装置において、
前記情報検出手段は、シート材の表面に発光手段を発光させて照射した光を受光手段で受光して該シート材の情報を検出するものであることを特徴とするシート材判別装置。 - 請求項9のシート材判別装置において、
前記発光手段からレーザー光を照射することを特徴とするシート材判別装置。 - 請求項9または10のシート材判別装置において、
前記情報検出手段は前記受光手段を複数有しており、
前記発光手段より照射された光のうち、前記シート材において正反射された光を受光する正反射光受光手段と、前記発光手段より照射された光のうち、前記シート材において拡散反射された光を受光する拡散反射光受光手段とを少なくとも含むことを特徴とするシート材判別装置。 - 請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10または11のシート材判別装置において、
画像形成装置と通信可能な通信手段を有することを特徴とするシート材判別装置。 - シート材に画像を形成する画像形成手段と、
前記シート材の情報を検出し該シート材の判別を行うシート材判別装置とを備えた画像形成装置において、
前記シート材判別装置として、請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11または12のシート材判別装置を画像形成装置外部に設けたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項13の画像形成装置において、
所定の情報を表示する情報表示手段が装置本体に設けられており、
前記挿入完了位置へのシート材の挿入が完了したことを、前記情報表示手段に表示することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項14のシート材判別装置において、
前記情報検出手段によるシート材の検出が完了したことを、前記情報表示手段に表示することを特徴とする画像形成装置。
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