JPH0637358Y2 - 電子式圧力測定装置 - Google Patents

電子式圧力測定装置

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JPH0637358Y2
JPH0637358Y2 JP349093U JP349093U JPH0637358Y2 JP H0637358 Y2 JPH0637358 Y2 JP H0637358Y2 JP 349093 U JP349093 U JP 349093U JP 349093 U JP349093 U JP 349093U JP H0637358 Y2 JPH0637358 Y2 JP H0637358Y2
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pressure data
pressure
switch
data
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慎一 大木
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Casio Computer Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は水深、高度等を測定する
電子式圧力測定装置に関する。
【0002】
【従来技術】最近、電子腕時計に圧力センサーを設け、
潜水時に水深を測定して表示したり、山登り時に高度を
測定して表示することが考えられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記のような水深計付
電子腕時計にあっては、水深を表示するだけであるか
ら、例えば複数の地点を潜水により連続的に移動する、
所謂水中ナビゲーションに用いた場合には、移動中の現
在位置における水深を知ることができるだけであった。 しかして、水中ナビゲーションのように潜水によって複
数の地点間を順次移動する場合にあっては、夫々の地点
の水深だけでなく所定の地点間を移動するのにどの位時
間がかかったかを知りたいものである。このような場
合、一般的には圧力計とは別のストップウオッチを用い
て、出発地点でスタートさせデータを記憶させたい地点
でラップを取ったり、或いはストップするということを
行なわなければならず面倒である。また、特に潮の干満
によって水深、圧力が変化するので、同じコースであっ
ても移動時刻により移動時間は大きく変化するものであ
り、このようなデータは水中ナビゲータにとって必要な
データであるが、従来の圧力計にあってはこのようなデ
ータを得ることはできなかった。本考案は、上記事情に
鑑みてなされたもので、任意の複数の地点を移動する時
に、地点間の移動時間及び移動時の周囲の環境状況が、
潜水開始から順序通りに把握できる電子式圧力測定装置
を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本考案は、基準クロック信号を計数して現在時刻情報
を得る計時手段と、圧力を検出して圧力に応じた圧力デ
ータを出力する圧力データ発生手段と、この圧力データ
発生手段から出力される圧力データを表示する表示手段
と、前記圧力データ及び前記時刻情報を記憶する記憶領
域を複数有する記憶手段と、この記憶手段の複数の記憶
領域をアドレス指定するアドレスカウンタと、前記圧力
データ及び前記時刻情報を前記記憶手段に書き込む書込
モードと前記記憶手段から読み出す読出モードとを切換
えるモード切換スイッチと、第1の操作スイッチ手段
と、前記書込モードで前記第1の操作スイッチ手段によ
るスイッチ操作がなされる毎に前記アドレスカウンタを
歩進して前記記憶手段の複数の記憶領域に前記圧力デー
タ発生手段から出力される圧力データ及び前記計時手段
で得られた時刻情報を順次記憶させる記憶制御手段と、
前記モード切換スイッチによって前記読出モードに切換
えられた際に前記アドレスカウンタを初期状態にプリセ
ットする手段と、第2の操作スイッチ手段と、前記読出
モードで前記第2の操作スイッチ手段によるスイッチ操
作がなされる毎に前記アドレスカウンタを歩進して前記
記憶手段の夫々の記憶領域に記憶された圧力データ及び
時刻情報を古い順に読み出し順次切替え表示させる表示
制御手段とを備えた。
【0005】
【作用】書込モードで、第1のスイッチ手段の操作毎に
アドレスカウンタを歩進して、アドレスカウンタでアド
レス指定された記憶領域にその時の圧力データ及び時刻
情報を順次記憶していき、読出モードに切換えられた際
にアドレスカウンタを初期状態にプリセットし、第2の
スイッチ手段の操作毎にアドレスカウンタを歩進して記
憶手段の複数の記憶領域に記憶された圧力データ及び時
刻情報を古い順に読み出して順次切換え表示する。
【0006】
【実施例】以下本考案の電子式圧力測定装置を電子腕時
計に組み込んだ場合の一実施例を図面に基づいて説明す
る。まず、基本時計回路は基準クロック信号を発生する
発振器1と、この発振器1から発生される基準クロック
信号を分周して1Hzの信号を得る分周回路2と、分周
回路2から出力される1Hzの信号を計数して時刻情報
を得る計時計数回路3とで構成され、計時計数回路3で
得られる時、分の時刻情報は表示切換回路4を介して表
示装置5の時刻表示部5cに与えられ表示される。
【0007】また、圧力測定装置は圧力の大きさを検出
するセンサー6を備え、このセンサー6からの検出信号
はA/D(アナログ/デジタル)変換器7を介してデジ
タル信号に変換されてラッチ8に圧力データとして逐次
ラッチされる。このラッチ8からの圧力データは現在圧
力データA1として表示切換回路9及び単位変換器10
を介して圧力表示部5aに表示される。
【0008】上記ラッチ8からの圧力データはRAM
(ランダムアクセスメモリ)11の圧力データエリア1
1aのうちアドレスカウンタ12の指定アドレスにアン
ドゲート13からの書込信号の印加時に書き込まれる。
この時同時に上記計時計数回路3からの時刻データも同
じアドレスの時刻データエリア11bに書き込まれる。
この書き込みが行われるRAM11は記憶領域が1から
5まであり、最大5つまでその時々の圧力を記憶できる
ようになっている。このRAM11から読み出された圧
力データ及び時刻データは、記憶圧力データA2及び記
憶時刻データT2として上記表示切換回路9と単位変換
器10及び表示切換回路4を介して圧力表示部5a及び
時刻表示部5cで表示される。図1中S1は圧力データ
をRAM11に書き込むモードと、書き込んだ圧力デー
タをRAM11より読み出すモードとを切換える読み書
き切換スイッチであり、この読み書き切換スイッチS1
のオンによりワンショット回路14からTFF(トリガ
フリップフロップ)15にワンパルスが与えられ、その
Q出力、バーQ出力が反転可能となっていて、TFF1
5のQ出力が「1」(2値レベルのhigh状態)のと
き読出しモードとなり、またバーQ出力が「1」のとき
書き込みモードとなる。また、TFF15のQ出力はア
ンドゲート16の一方の入力端に与えられており、Q出
力が「1」の時にスイッチS1が操作され、上記ワンシ
ョット回路14からワンパルスが出力されるとこの出力
はアンドゲート16を介してRAM11にクリア信号と
して印加される他、RAM11のアドレスカウンタ12
にもクリア信号として印加される。またバーQ出力はア
ンドゲート13の一方の入力端に与えられている。
【0009】S2は書込モードにおいてはオン操作によ
りその時の圧力値を5つまで記憶させ、読出モードにお
いてはこの記憶した圧力値を順次表示させるセットスイ
ッチであり、このセットスイッチS2のオンによりワン
ショット回路17から上記アドレスカウンタ12にワン
パルスが与えられ、RAM11の指定アドレスが歩進さ
れるとともに、ワンショット回路18にもワンパルスが
与えられ、このワンショット回路18のワンパルス出力
は書き込みモードの時に上記アンドゲート13を介して
書込信号としてRAM11に与えられる。
【0010】S3は1回目のオンから次のオンまでの一
定時間内の圧力の最大値と最小値とを測定するための最
大最小値測定スイッチであり、このスイッチS3のオン
によりワンショット回路19からTFF20にワンパル
スが与えられ、そのQ出力が「1」「0」(2値論理レ
ベルのlow状態)にそれぞれ反転可能となっており、
このQ出力が「1」になると当該「1」出力が最小値比
較器21及び最大値比較器22に動作指令信号として与
えられる。
【0011】S4は現在時刻又は所望の時刻に圧力測定
を行わせる場合の時刻をセットするための時刻セットス
イッチであり、このスイッチS4のオンによりワンショ
ット回路23から設定回路24にワンパルスが与えら
れ、この設定回路24より計時計数回路3及び測定レジ
スタ25の測定時刻エリア25bに修正信号が与えら
れ、測定時刻設定がなされる。
【0012】S5は表示装置5の表示内容を現在時刻及
び現在圧力(aモード)、上記セットスイッチS2の操
作の時の時刻とその時の圧力(bモード)、測定時刻と
その時の圧力(cモード)、最大圧力とその時の時刻
(dモード)及び最小圧力とその時の時刻(eモード)
のそれぞれに切り換える表示切換スイッチであり、この
スイッチS5のオンによりワンショット回路26から循
環型のカウンタ27にワンパルスが与えられ、表示切換
信号a〜eが順次表示切換回路9、4に出力されてデー
タセレクトがなされ表示切換が行われる。この切換信号
a〜eのうち切換信号a、cは上記設定回路24にも与
えられ、時刻セットにあたって上記修正信号の出力の切
換制御がなされる。
【0013】S6は表示装置5の圧力表示部5a及び単
位表示部5bに表示される圧力値を、水深(m)、水圧
(kg/cm2)、高度(m)にそれぞれ切換表示させる単
位切換スイッチであり、このスイッチS6のオンにより
ワンショット回路28から3進循環型のカウンタ29に
ワンパルスが与えられ、0〜2の単位切換信号が順次単
位変換器10に出力されて圧力データが水深、水圧、高
度の対応する数値データに変換されて圧力表示部15a
に表示されるとともに、同単位切換信号が表示装置5の
単位表示部5bにも出力されてm、kg/cm2の対応する
単位表示がなされる。
【0014】上記測定レジスタ25の測定時刻エリア2
5bにプリセットされた測定時刻データT3は、計時計
数回路3からの現在時刻データとともに一致回路30に
与えられ、現在時刻が測定時刻に一致すると一致回路3
0より一致信号が出力してアンドゲート31に開成信号
として与えられ、この開成されたアンドゲート31を介
してラッチ8からの圧力データが測定レジスタ25の圧
力エリア25aにプリセットされる。このタイマレジス
タ25からの圧力データA3及び時刻データT3も上記表
示切換回路9、4等を介して圧力表示部5a及び時刻表
示部5cに表示される。
【0015】上記最大最小値測定スイッチS3のオンに
より駆動動作される最大値比較器22には最大値レジス
タ32の最大圧力エリア32aからの最大圧力データA
4が、上記ラッチ8からの現在圧力データA1とともに与
えられ、現在圧力データA1が最大圧力データA4より大
きくなると、最大値比較器22より書換信号が出力して
アンドゲート33、34に開成信号として与えられる。
この開成されたアンドゲート33、34を介してラッチ
8からの圧力データと計時計数回路3からの時刻データ
とが最大値レジスタ32の最大圧力エリア32aと最大
時刻エリア32bとにそれぞれプリセットされる。この
最大値レジスタ32からの最大圧力データA4及び最大
時刻データT4も上記表示切換回路9、4等を介して表
示装置19に表示される。
【0016】上記最大最小値測定スイッチS3のオンに
より駆動動作される最小値比較器21には最小値レジス
タ35の最小圧力エリア35aからの最小圧力データA
5が、上記ラッチ8からの現在圧力データA1とともに与
えられ、現在圧力データA1が最小圧力データA5より大
きくなると、最小値比較器21より書換信号が出力して
アンドゲート36、37に開成信号として与えられる。
この開成されたアンドゲート36、37を介してラッチ
8からの圧力データと計時計数回路3からの時刻データ
とが最小値レジスタ35の最小圧力エリア35aと最小
時刻エリア35bとにそれぞれプリセットされる。この
最小値レジスタ35からの最小圧力データA5及び最小
時刻データT5も上記表示切換回路9、4等を介して表
示装置5に表示される。
【0017】次に本実施例の動作について述べる。い
ま、本実施例の電子式圧力測定装置を潜水に当って水深
計として用いるものとする。まず、単位切換スイッチS
6をオンしてカウンタ29より「0」の単位切換信号を
出力させ、単位表示部5bの表示を「m」表示とし、表
示切換スイッチS5をオンして、カウンタ27から表示
切換回路9、4に表示切換信号aを出力させる。する
と、センサー6からA/D変換器7を経てラッチ8にラ
ッチされていく現在圧力データA1が表示切換回路9を
介して単位変換器10で水深データに変換されて圧力表
示部5aに表示される。また同時に計時計数回路3から
の現在時刻データT1も表示切換回路4を介して時刻表
示部5cに表示される。こうして図2の(a)に示すよ
うに現在時刻と水深表示による圧力とが表示装置5に刻
々と表示されていく。
【0018】しかして、潜水を行ない所定地点の水深を
測定記憶する場合には、まず、読み書き切換スイッチS
1をオンしてワンショット回路14よりワンパルスをア
ドレスカウンタ12に出力させてアドレスカウンタ12
を「0」にクリアするとともに、TFF15のQ出力が
「1」となって開成されているアンドゲート16を介し
て上記ワンパルスをRAM11にも出力させてRAM1
1の内容をクリアさせる。同時にワンショット回路14
からのワンパルスをTFF15にも与えて、TFF15
のバーQ出力の方を「1」に反転させてアンドゲート1
3の一方の入力端に与える。
【0019】この状態で、例えば水深7.5mの地点で
セットスイッチS2をオンすれば、ワンショット回路1
7からワンパルスがアドレスカウンタ12に加えられ、
その内容が+1される。またワンショット回路17、1
8を通じ、アンドゲート13を介して書込信号がRAM
11に与えられ、この時のラッチ8からの水深7.5m
に相当する圧力データと計時計数回路3からの午後3時
10分の時刻データとがアドレス「1」のそれぞれのエ
リア11a、11bに書き込まれる。そして、さらにセ
ットスイッチS2を操作していけば、アドレスカウンタ
12が歩進されて、書込信号がRAM11に与えられ、
データがRAM11の次のアドレス以降に順次書き込ま
れ、最高5つまでデータを記憶しておくことができる。
【0020】このRAM11にセットしたデータを読み
出し表示させるには読み書き切換スイッチS1をもう一
度オンしてワンショット回路14よりTFF15にワン
パルスを与え、バーQ出力を「0」に反転させて、アン
ドゲート16を閉成し、書込信号がRAM11に与えら
れないようにして読み出し状態に切り換えておく。そし
て表示切換スイッチS5をオンしてカウンタ27より表
示切換回路9、4に表示切換信号bを出力させる。そし
て、セットスイッチS2をオンするとRAM11の1番
地から読み出された水深7.5mに相当する圧力を示す
記憶圧力データA2と午後3時10分を示す記憶時間デ
ータT2が表示切換回路9、4等を介して表示装置5に
図2の(b)に示すように表示される。さらにセットス
イッチS2をオンしていけばアドレスカウンタ12が歩
進されていくから、各アドレスの記憶圧力データA2
び記憶時間データT2とが次々と切換表示されていく。
【0021】こうして、いったん記憶した圧力データと
その時の時刻データをいつでも呼び出して表示させるこ
とができ、わざわざ覚えたりノートにメモする必要もな
くなる。
【0022】また、あらかじめ設定した時刻における圧
力データを自動的にメモリするには、あらかじめ表示切
換スイッチS5をオンしてカウンタ27より表示切換回
路9、4に表示切換信号cを与えて表示装置5に測定レ
ジスタ25の測定時刻エリア25bの内容を表示させ、
時刻セットスイッチS4をオンして設定回路24より測
定時刻エリア25bに修正信号を与えて所望の時刻例え
ば午後3時をプリセットしておく。すると、このプリセ
ットされた午後3時の測定時刻データT3は一致回路3
0に与えられ、この一致回路30には計時計数回路3か
らの現在時刻データも与えられているから、現在時刻が
午後3時に一致すると一致信号がアンドゲート31に与
えられて開成され、その時のラッチ8からの圧力データ
例えば水深8mに相当する圧力であればそのデータが圧
力エリア25aに書き込まれる。こうして測定時刻にお
ける圧力データも記憶させておくことができる。
【0023】この圧力データA3を読み出し表示させる
には表示切換スイッチS5をオンしてカウンタ27より
表示切換回路9、4に表示切換信号cを与える。これに
より測定レジスタ25からの圧力データA3と時刻デー
タT3とが表示装置5に選択出力され、図2の(c)に
示すようにタイマ時刻午後3時とその時の圧力8.0m
が表示されることになる。
【0024】さらに、一定時間内の最大圧力データ及び
最小圧力データを自動的にメモリするには、測定しよう
とする時間のはじめにまず最大最小値測定スイッチS3
をオンしてワンショット回路19を通じてTFF20の
Q出力を「1」にし、最小値比較器21及び最大値比較
器22を動作駆動させておく。すると最大値比較器22
は、最大値レジスタ32の最大圧力エリア32aからの
圧力データA4とラッチ8からの現在圧力データA1とを
比較し始め、現在圧力データA1の方が大きければ、書
込信号をアンドゲート33、34に与えて開成させ、そ
の時の現在圧力データA1と現在時刻データT1とを最大
値レジスタ32に書き込ませる。こうして、現在圧力デ
ータA1が以前最大値レジスタ32に書き込んだ最大圧
力データA4よりなお大きければ、その大きい圧力デー
タを新たな最大圧力データA4として書き換えていく。
【0025】また同時に最小値比較器21と最小値レジ
スタ35との間でも同様にして、現在圧力データA1
以前最小値レジスタ35に書き込んだ最小圧力データA
5よりなお小さければ、その小さい圧力データを新たな
最小圧力データA5として書き換えていく。そして、最
大最小値測定スイッチS3をもう一度オンすれば、TF
F20のQ出力は「0」となるから、最大値比較器22
及び最小値比較器21の各比較動作は停止する。
【0026】この最大圧力データA4及び最小圧力デー
タA5を読み出し表示させるには表示切換スイッチS5
オンしてカウンタ27より表示切換回路9、4に表示切
換信号d、eを与える。信号dの方が与えられると、最
大値レジスタ32からの最大圧力データA4と最大時刻
データT4とが表示装置5に選択出力され、これにより
図2の(d)に示すように最大圧力を示す水深値15m
とこの最大圧力を記録した時刻である午後2時38分が
表示される。信号eの方が与えられれば、同様にして図
2の(e)に示すように最小圧力を示す0mとその時の
時刻午後2時が表示されることになる。
【0027】この場合、水深(m)による圧力表示を単
位切換スイッチS6を操作することにより水圧(kg/c
m2)表示とすることもでき、また登山中や飛行中には高
度(m)表示に切り換えることもできる。
【0028】なお、上記実施例では記憶する圧力データ
はセットスイッチS2オン時のものと、測定時刻におけ
るものと、一定時間内の最大圧力、最小圧力であった
が、この他、ラッチ8からの圧力データを一定周期ごと
にサンプリングしてメモリし、その後サンプリング回数
で除算することにより、平均圧力をメモリしたりしても
よく、他に種々の意味をもつ圧力をメモリさせるように
してもよい。また、測定する圧力は水圧、気圧の他、風
圧、水流圧等々であってもよい。
【0029】
【考案の効果】本考案は例えば潜水中に複数の地点の水
深及び到達時刻を簡単に記憶しておき、古い順に順次切
替表示することができるので、複数の地点の地点間移動
時間及び移動時の環境状況が把握できるばかりか、デー
タが必ず古い順に表示されるので潜水開始から順序通り
に正確に把握できる。また、水深と移動時間との比較対
照も容易に行なえ、所定地点間を移動するのに水深がど
の程度であったらどの位時間がかかるといった情報も知
ることができる。更に、複数の圧力データを記憶した
後、どの圧力データがどの地点の圧力データであるかが
わからなくなったような場合、例えば何時頃はどの地点
にいたかを憶えていれば、その時刻情報から対応する圧
力データがどの地点の圧力データであるかを知ることが
できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の電子式圧力測定装置の全体回路図であ
る。
【図2】表示切換スイッチS5を操作した時の表示の変
遷を示す図である。
【符号の説明】
3 計時計数回路 5 表示装置 5a 圧力表示部 5b 単位表示部 6 センサー 11 RAM 21 最小値比較器 22 最大値比較器 25 測定レジスタ 30 一致回路 32 最大値レジスタ 35 最小値レジスタ S1 読み書き切換スイッチ S2 セットスイッチ S3 最大最小値測定スイッチ S4 時刻セットスイッチ S5 表示切換スイッチ S6 単位切換スイッチ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準クロック信号を計数して現在時刻情
    報を得る計時手段と、 圧力を検出して圧力に応じた圧力データを出力する圧力
    データ発生手段と、 この圧力データ発生手段から出力される圧力データを表
    示する表示手段と、 前記圧力データ及び前記時刻情報を記憶する記憶領域を
    複数有する記憶手段と、 この記憶手段の複数の記憶領域をアドレス指定するアド
    レスカウンタと、 前記圧力データ及び前記時刻情報を前記記憶手段に書き
    込む書込モードと前記記憶手段から読み出す読出モード
    とを切換えるモード切換スイッチと、 第1の操作スイッチ手段と、 前記書込モードで前記第1の操作スイッチ手段によるス
    イッチ操作がなされる毎に前記アドレスカウンタを歩進
    して前記記憶手段の複数の記憶領域に前記圧力データ発
    生手段から出力される圧力データ及び前記計時手段で得
    られた時刻情報を順次記憶させる記憶制御手段と、 前記モード切換スイッチによって前記読出モードに切換
    えられた際に前記アドレスカウンタを初期状態にプリセ
    ットする手段と、 第2の操作スイッチ手段と、 前記読出モードで前記第2の操作スイッチ手段によるス
    イッチ操作がなされる毎に前記アドレスカウンタを歩進
    して前記記憶手段の夫々の記憶領域に記憶された圧力デ
    ータ及び時刻情報を古い順に読み出して順次切替え表示
    させる表示制御手段と、 を具備してなる電子式圧力測定装置。
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