JPH0313709Y2 - - Google Patents
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- JPH0313709Y2 JPH0313709Y2 JP5257484U JP5257484U JPH0313709Y2 JP H0313709 Y2 JPH0313709 Y2 JP H0313709Y2 JP 5257484 U JP5257484 U JP 5257484U JP 5257484 U JP5257484 U JP 5257484U JP H0313709 Y2 JPH0313709 Y2 JP H0313709Y2
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- circuit
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- 230000010355 oscillation Effects 0.000 claims description 14
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 8
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 11
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 description 4
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 3
- 230000036760 body temperature Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- QSHDDOUJBYECFT-UHFFFAOYSA-N mercury Chemical compound [Hg] QSHDDOUJBYECFT-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910052753 mercury Inorganic materials 0.000 description 2
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Landscapes
- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、電子体温計の改良に関する。
〔発明の背景〕
水銀体温計はアナログ表示であつて、目盛が細
いこと、視角が狭いこと、文字が小さいことから
温度の読み取りに不自由を感じることがあり、ま
た、人体に有害な水銀を使用していることから、
取扱い上も問題があつた。そこで、近年になつて
温度の読み取りが容易にできるものとして、デジ
タル的に数字を表示する電子体温計が実用化され
てきた。
いこと、視角が狭いこと、文字が小さいことから
温度の読み取りに不自由を感じることがあり、ま
た、人体に有害な水銀を使用していることから、
取扱い上も問題があつた。そこで、近年になつて
温度の読み取りが容易にできるものとして、デジ
タル的に数字を表示する電子体温計が実用化され
てきた。
第1図は本考案を適用する公知の電子体温計に
於ける回路ブロツク線図であり、第2図はその要
部波形図である。図に於いて1は基準信号φpを発
生する基準発振回路、2は基準信号φpを入力し、
第2図イ,ロ,ニに示すリセツト信号φr、サンプ
リングφs、ラツチ信号φlを出力する制御信号発生
回路、3は感温素子を備えることにより温度変化
に従つて発振周波数が変化する感温信号φtを発生
する感温発振回路である。4はサンプリング要の
ANDゲートであり、第2図ロ,ハ,ホに示すご
とく制御信号発生回路2より供給されるサンプリ
ング信号φsを一方の入力に、又感温発振回路3よ
りの感温信号φtを他方の入力とし、カウント信号
φcを出力する。6は温度計数回路であり、前記制
御信号発生回路2からのリセツト信号φrによつて
初期化されるとともにANDゲート4の1回のサ
ンプリング動作によつて発生されるカウント信号
φcを計数し、その測定データを温度情報信号Tと
して出力する。7は温度情報信号Tの最大値
Tnaxを記憶するためのデータ保持回路、8はデ
ータ保持回路7に記憶された温度情報信号の最大
値Tnaxと、温度計数回路6の新しい測定データ
である温度情報信号Tとを比較する比較回路であ
り、その比較結果がT≧Tnaxの時には、その出
力信号によつてANDゲート9を開くことによつ
て前記制御信号発生回路2からのラツチ信号φlを
通過させ、温度計数回路6の新しい温度情報信号
Tを最大値Tnaxとしてデータ保持回路7に書替
え、またT=Tnaxの時は安定検出信号φaを出力
する。
於ける回路ブロツク線図であり、第2図はその要
部波形図である。図に於いて1は基準信号φpを発
生する基準発振回路、2は基準信号φpを入力し、
第2図イ,ロ,ニに示すリセツト信号φr、サンプ
リングφs、ラツチ信号φlを出力する制御信号発生
回路、3は感温素子を備えることにより温度変化
に従つて発振周波数が変化する感温信号φtを発生
する感温発振回路である。4はサンプリング要の
ANDゲートであり、第2図ロ,ハ,ホに示すご
とく制御信号発生回路2より供給されるサンプリ
ング信号φsを一方の入力に、又感温発振回路3よ
りの感温信号φtを他方の入力とし、カウント信号
φcを出力する。6は温度計数回路であり、前記制
御信号発生回路2からのリセツト信号φrによつて
初期化されるとともにANDゲート4の1回のサ
ンプリング動作によつて発生されるカウント信号
φcを計数し、その測定データを温度情報信号Tと
して出力する。7は温度情報信号Tの最大値
Tnaxを記憶するためのデータ保持回路、8はデ
ータ保持回路7に記憶された温度情報信号の最大
値Tnaxと、温度計数回路6の新しい測定データ
である温度情報信号Tとを比較する比較回路であ
り、その比較結果がT≧Tnaxの時には、その出
力信号によつてANDゲート9を開くことによつ
て前記制御信号発生回路2からのラツチ信号φlを
通過させ、温度計数回路6の新しい温度情報信号
Tを最大値Tnaxとしてデータ保持回路7に書替
え、またT=Tnaxの時は安定検出信号φaを出力
する。
すなわち上記温度計数回路6、データ保持回路
7、比較回路8及びANDゲート9により検温開
始後常に測定温度の最大値を保持する最大温度情
報保持装置10が構成されている。
7、比較回路8及びANDゲート9により検温開
始後常に測定温度の最大値を保持する最大温度情
報保持装置10が構成されている。
11はデータ保持回路7よりの温度情報信号の
最大値Tnaxを表示パターンに変換するためのデ
コーダ回路、12は表示駆動回路、13はデジタ
ル表示装置である。
最大値Tnaxを表示パターンに変換するためのデ
コーダ回路、12は表示駆動回路、13はデジタ
ル表示装置である。
14は安定検出用のANDゲートであり、ラツ
チ信号φlを一方の入力に、また、安定検出信号φa
を他方の入力とし、安定報知信号φbを出力する。
チ信号φlを一方の入力に、また、安定検出信号φa
を他方の入力とし、安定報知信号φbを出力する。
15は安定報知信号φbを入力とし、ブザーを
鳴らすためのブザー駆動回路、16はブザーであ
り、前記ブザー駆動回路15と、ブザー16とに
より、温度情報が安定したブザー音にて報知する
ための安定報知手段を構成している。
鳴らすためのブザー駆動回路、16はブザーであ
り、前記ブザー駆動回路15と、ブザー16とに
より、温度情報が安定したブザー音にて報知する
ための安定報知手段を構成している。
次に上記構成を有する電子体温計の動作を説明
する。まず検温を開始すると基準発振回路1と感
温発振回路3が発振を開始し、それぞれ基準信号
φpと感温信号φtを発生する。そして基準信号φpの
供給を受けた制御信号発生回路2より第2図イに
示すごとく最初のリセツト信号φr1発生し温度計
数回路6をリセツトすることにより測定待機状態
に初期化する。
する。まず検温を開始すると基準発振回路1と感
温発振回路3が発振を開始し、それぞれ基準信号
φpと感温信号φtを発生する。そして基準信号φpの
供給を受けた制御信号発生回路2より第2図イに
示すごとく最初のリセツト信号φr1発生し温度計
数回路6をリセツトすることにより測定待機状態
に初期化する。
次に第2図ロ,ハに示すごとくサンプリング信
号φsによつてANDゲート4が開くことによりカ
ウント信号φcが温度計数回路6に供給され、計数
されることにより最初の温度情報信号Tが出力さ
れる。そしてこの最初の温度情報信号Tとデータ
保持回路7の保持情報Tnaxとが比較されるが、
検温開始時にはデータ保持回路7には情報が入力
されていないためTnax=0であり、このため、
比較回路8の比較結果がT>TnaxとなつてAND
ゲート9を開く。
号φsによつてANDゲート4が開くことによりカ
ウント信号φcが温度計数回路6に供給され、計数
されることにより最初の温度情報信号Tが出力さ
れる。そしてこの最初の温度情報信号Tとデータ
保持回路7の保持情報Tnaxとが比較されるが、
検温開始時にはデータ保持回路7には情報が入力
されていないためTnax=0であり、このため、
比較回路8の比較結果がT>TnaxとなつてAND
ゲート9を開く。
したがつて制御信号発生回路2より、第2図ニ
のタイミングで発生されるラツチ信号φl1は
ANDゲート9を通過してデータ保持回路7のラ
ツチ端子に印加されることにより温度計数回路6
の最初の温度情報信号Tはデータ保持回路7に書
込まれ、その時点に於ける測定温度の最大値
Tnaxとしてデコーダ回路11、表示駆動回路1
2を介してデジタル表示装置13に数字表示され
ることにより1回目のサンプリング動作が終了す
る。同様にして2回目のサンプリング動作は第2
図イのリセツト信号φr2のタイミングにて開始さ
れ、第2図ニのラツチ信号φl2にて終了するとと
もに、前記データ保持回路7に記憶されている最
初の温度情報信号Tnaxと、温度計数回路によつ
て新たに測定された2回目の温度情報信号Tとが
比較回路8によつて比較され、T≧Tnaxの場合
には2回目の温度情報信号Tが新しい最大値
Tnaxとしてデータ保持回路7に書替えられると
ともに表示装置13に数字表示される。
のタイミングで発生されるラツチ信号φl1は
ANDゲート9を通過してデータ保持回路7のラ
ツチ端子に印加されることにより温度計数回路6
の最初の温度情報信号Tはデータ保持回路7に書
込まれ、その時点に於ける測定温度の最大値
Tnaxとしてデコーダ回路11、表示駆動回路1
2を介してデジタル表示装置13に数字表示され
ることにより1回目のサンプリング動作が終了す
る。同様にして2回目のサンプリング動作は第2
図イのリセツト信号φr2のタイミングにて開始さ
れ、第2図ニのラツチ信号φl2にて終了するとと
もに、前記データ保持回路7に記憶されている最
初の温度情報信号Tnaxと、温度計数回路によつ
て新たに測定された2回目の温度情報信号Tとが
比較回路8によつて比較され、T≧Tnaxの場合
には2回目の温度情報信号Tが新しい最大値
Tnaxとしてデータ保持回路7に書替えられると
ともに表示装置13に数字表示される。
尚前記比較回路8の比較結果がT<Tnaxの場
合には、ANDゲート9が閉じたままとなるため
データ保持回路7の書替えは行われず、最初の温
度情報信号がそのまま最大値Tnaxとして出力さ
れ続ける。以下同様にしてサンプリング動作ごと
に最大温度情報保持装置10からは、検温開始後
の測定温度情報に於ける最大値Tnaxが出力され
続け、この出力信号に従つて表示装置13の表示
温は徐々に上昇し、やがて体温に一致して安定す
ることになるが、そのときにはT=Tnaxとなり、
ANDゲート14は開かれてラツチ信号が通過し
て、ブザー駆動回路15によつてブザーの駆動信
号に変換されるとともに、ブザー16によつて音
を発生することにより、使用者に体温測定が終了
したことを知らせる。
合には、ANDゲート9が閉じたままとなるため
データ保持回路7の書替えは行われず、最初の温
度情報信号がそのまま最大値Tnaxとして出力さ
れ続ける。以下同様にしてサンプリング動作ごと
に最大温度情報保持装置10からは、検温開始後
の測定温度情報に於ける最大値Tnaxが出力され
続け、この出力信号に従つて表示装置13の表示
温は徐々に上昇し、やがて体温に一致して安定す
ることになるが、そのときにはT=Tnaxとなり、
ANDゲート14は開かれてラツチ信号が通過し
て、ブザー駆動回路15によつてブザーの駆動信
号に変換されるとともに、ブザー16によつて音
を発生することにより、使用者に体温測定が終了
したことを知らせる。
次に第3図により最大温度情報保持装置10の
従来例を説明する。
従来例を説明する。
温度計数回路6は従属接続されたN個のフリツ
プ・フロツプ(以下単にFF・1〜FF・Nと略記
する)とインバータ61によつて構成される周知
の2進カウンタであり、FF・1の入力端子φ,
φにはカウント信号φcとφcが供給されている。又
FF・1〜FF・Nの各リセツト端子Rにはリセツ
ト信号φrが供給されている。データ保持回路7は
前記温度計数回路6と同じN個のDフリツプ。フ
ロツプ(以下単にDL・1〜DL・Nと略記する)
によつて構成される周知のラツチ回路であり、各
段のデータ入力端子Dには前記温度計数回路6の
対応するFFの各出力端子Qが接続され、又各段
のクロツク端子φはANDゲート9の出力端子に
接続されており、さらに各出力端子Qは最大温度
情報出力端子Q1〜QNとしてデコーダ回路11
に接続されている。
プ・フロツプ(以下単にFF・1〜FF・Nと略記
する)とインバータ61によつて構成される周知
の2進カウンタであり、FF・1の入力端子φ,
φにはカウント信号φcとφcが供給されている。又
FF・1〜FF・Nの各リセツト端子Rにはリセツ
ト信号φrが供給されている。データ保持回路7は
前記温度計数回路6と同じN個のDフリツプ。フ
ロツプ(以下単にDL・1〜DL・Nと略記する)
によつて構成される周知のラツチ回路であり、各
段のデータ入力端子Dには前記温度計数回路6の
対応するFFの各出力端子Qが接続され、又各段
のクロツク端子φはANDゲート9の出力端子に
接続されており、さらに各出力端子Qは最大温度
情報出力端子Q1〜QNとしてデコーダ回路11
に接続されている。
比較回路8も温度計数回路6及びデータ保持回
路7と同数のN個のフルアダー回路(以下単に
FA・1〜FA・Nと略記する)によつて構成され
ており、FA・1の入力端子X及びYにはそれぞ
れFF・1の出力端子Q及びDL・1の出力端子Q
が接続されているごとく各FAには対応するFF及
びDLの出力端子が接続されている。そしてFA・
1の入力端子Ciには論理lが供給されるとともに
その出力端子Coは次段のFA・2の入力端子Ciに
接続され、以下順次出力端子Coを次段のFAの入
力端子Ciに接続していき最終段FA・Nの出力端
子CoがANDゲート9の制御入力として接続され
ている。
路7と同数のN個のフルアダー回路(以下単に
FA・1〜FA・Nと略記する)によつて構成され
ており、FA・1の入力端子X及びYにはそれぞ
れFF・1の出力端子Q及びDL・1の出力端子Q
が接続されているごとく各FAには対応するFF及
びDLの出力端子が接続されている。そしてFA・
1の入力端子Ciには論理lが供給されるとともに
その出力端子Coは次段のFA・2の入力端子Ciに
接続され、以下順次出力端子Coを次段のFAの入
力端子Ciに接続していき最終段FA・Nの出力端
子CoがANDゲート9の制御入力として接続され
ている。
また、N本の入力端子をもつNORゲート83
の入力端子はFA・1〜FA・Nの出力端子Sに接
続されている。次に上記構成を有する最大温度情
報保持装置10に於ける比較動作について説明す
る。
の入力端子はFA・1〜FA・Nの出力端子Sに接
続されている。次に上記構成を有する最大温度情
報保持装置10に於ける比較動作について説明す
る。
温度計数回路6のサンプリング動作に於ける計
数が終了した状態に於いてFF・1〜FF・Nから
出力される温度情報Tとデータ記憶回路7の
DL・1〜DL・Nに記憶されている最大温度情報
Tnaxとの大小を比較することになるが、比較回
路8を構成する各FAは3つの入力端子Ci,X,
Yに供給される入力信号の加算を行い桁上げがあ
る場合には出力端子Coに論理lの桁上げ信号を
発生し、次段のFAの入力端子Ciに供給するよう
動作し、以下順次各FAは3つの入力端子Ci,X,
Yに供給される入力信号の加算を行つていく。す
なわち、FA1はCiに論理l,XにFF・1の出力
Q、YにDL・1のQ出力を入力することによつ
て加算動作を行い出力端子Coに桁上げ信号を発
生する。FA・2はCiに前記FA・1の桁上げ信
号、XにFF・2の出力Q、YにDL・2の出力を
入力することによつて加算動作を行い出力端子
Coに桁上げ信号を発生し、次段のFAのCi端子に
供給する。
数が終了した状態に於いてFF・1〜FF・Nから
出力される温度情報Tとデータ記憶回路7の
DL・1〜DL・Nに記憶されている最大温度情報
Tnaxとの大小を比較することになるが、比較回
路8を構成する各FAは3つの入力端子Ci,X,
Yに供給される入力信号の加算を行い桁上げがあ
る場合には出力端子Coに論理lの桁上げ信号を
発生し、次段のFAの入力端子Ciに供給するよう
動作し、以下順次各FAは3つの入力端子Ci,X,
Yに供給される入力信号の加算を行つていく。す
なわち、FA1はCiに論理l,XにFF・1の出力
Q、YにDL・1のQ出力を入力することによつ
て加算動作を行い出力端子Coに桁上げ信号を発
生する。FA・2はCiに前記FA・1の桁上げ信
号、XにFF・2の出力Q、YにDL・2の出力を
入力することによつて加算動作を行い出力端子
Coに桁上げ信号を発生し、次段のFAのCi端子に
供給する。
以下同様に、順次桁上げ加算が行われ、最後段
FA・Nはその加算動作により、T≧Tnaxの場合
には論理l、T<Tnaxの場合には論理Oの書替
制御信号φkを出力端子Coより発生し、ANDゲー
ト9に供給する。また、FA・1〜FA・Nによる
加算動作の結果、FA・1〜FA・Nのすべての出
力端子Sより論理Oの信号を発生したとき、つま
り、T=TnaxのときNORゲート83より安定検
出信号φaを出力する。
FA・Nはその加算動作により、T≧Tnaxの場合
には論理l、T<Tnaxの場合には論理Oの書替
制御信号φkを出力端子Coより発生し、ANDゲー
ト9に供給する。また、FA・1〜FA・Nによる
加算動作の結果、FA・1〜FA・Nのすべての出
力端子Sより論理Oの信号を発生したとき、つま
り、T=TnaxのときNORゲート83より安定検
出信号φaを出力する。
上記構成を有する比較回路8においては、各
FAが多数のトランジスタにより構成されるため
回路が複雑になると共に、ICのチツプ・サイズ
が大きくなるという欠点があつた。
FAが多数のトランジスタにより構成されるため
回路が複雑になると共に、ICのチツプ・サイズ
が大きくなるという欠点があつた。
本考案は、上記欠点を解消させ、回路構成が単
純で、ICのチツプ・サイズを小さくすることが
出来、しかも信号の処理時間を短縮することが可
能な電子体温計に適した比較回路を提供すること
を目的としている。
純で、ICのチツプ・サイズを小さくすることが
出来、しかも信号の処理時間を短縮することが可
能な電子体温計に適した比較回路を提供すること
を目的としている。
温度変化に従つて発振周波数が変化する感温発
振回路。基準信号を発生する基準発振回路、前記
基準信号にもとずいて感温発振回路の出力信号を
測定する温度計数回路、該温度計数回路の測定デ
ータに於ける最大値を保持するためのデータ保持
回路、該データ保持回路と温度計数回路の新しい
測定データとを比較する比較回路を備え、該比較
回路の結果に従つてデータ保持回路に新しい測定
データの書替を行う電子体温計に於いて、前記比
較回路は温度計数回路の計数値とデータ保持回路
の記憶データとの一致を検出する一致検出回路
と、該一致検出回路によつて検出された一致信号
を記憶するため記憶回路とを備え、該記憶回路の
出力信号によつてデータ保持回路の書替を制御す
ると共に一致信号により検温の安定を検出するこ
とを特徴とする。
振回路。基準信号を発生する基準発振回路、前記
基準信号にもとずいて感温発振回路の出力信号を
測定する温度計数回路、該温度計数回路の測定デ
ータに於ける最大値を保持するためのデータ保持
回路、該データ保持回路と温度計数回路の新しい
測定データとを比較する比較回路を備え、該比較
回路の結果に従つてデータ保持回路に新しい測定
データの書替を行う電子体温計に於いて、前記比
較回路は温度計数回路の計数値とデータ保持回路
の記憶データとの一致を検出する一致検出回路
と、該一致検出回路によつて検出された一致信号
を記憶するため記憶回路とを備え、該記憶回路の
出力信号によつてデータ保持回路の書替を制御す
ると共に一致信号により検温の安定を検出するこ
とを特徴とする。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。第4図は、本考案における電子体温計の最
大温度情報保持回路10を示す回路構成図であ
り、第3図と同番号は同一構成を示すものであり
説明を省略する。
する。第4図は、本考案における電子体温計の最
大温度情報保持回路10を示す回路構成図であ
り、第3図と同番号は同一構成を示すものであり
説明を省略する。
比較回路8は前述した温度計数回路6及びデー
タ保持回路7と同数のN個のExclusive−ORゲ
ート(以下単にEOR・1〜EOR・Nと略記する)
と、N本の入力端子をもつNORゲート81と、
RSフリツプ・フロツプ82(以下単にRS・FF
と略記する)によつて構成されている。各EOR
の一方の入力端子には対応するFFの出力端子Q
が接続されており、他方の入力端子には対応する
DLの出力端子Qが接続されている。
タ保持回路7と同数のN個のExclusive−ORゲ
ート(以下単にEOR・1〜EOR・Nと略記する)
と、N本の入力端子をもつNORゲート81と、
RSフリツプ・フロツプ82(以下単にRS・FF
と略記する)によつて構成されている。各EOR
の一方の入力端子には対応するFFの出力端子Q
が接続されており、他方の入力端子には対応する
DLの出力端子Qが接続されている。
EOR・1〜EOR・Nの出力端子はNOR回路8
1の第1〜第N入力端子にそれぞれ接続され、
NOR回路81の出力端子は安定検出信号φaを発
生し、RS・FF82のセツト端子Sに供給するご
とく接続されている。さらに、RS・FF82のリ
セツト端子Rにはリセツト信号φrが供給され、出
力端子Qは書替制御信号φkを発生し、ANDゲー
ト9の制御入力端子に供給するごとく接続されて
いる。
1の第1〜第N入力端子にそれぞれ接続され、
NOR回路81の出力端子は安定検出信号φaを発
生し、RS・FF82のセツト端子Sに供給するご
とく接続されている。さらに、RS・FF82のリ
セツト端子Rにはリセツト信号φrが供給され、出
力端子Qは書替制御信号φkを発生し、ANDゲー
ト9の制御入力端子に供給するごとく接続されて
いる。
上記構成においては、EOR・1〜EOR・Nと
NORゲート81によつて、温度計数回路6とデ
ータ保持回路7との一致を検出する一致検出回路
を構成し、また、RS・FF82によつて一致信号
を記憶するための記憶回路が構成されている。
NORゲート81によつて、温度計数回路6とデ
ータ保持回路7との一致を検出する一致検出回路
を構成し、また、RS・FF82によつて一致信号
を記憶するための記憶回路が構成されている。
次に、上記構成を有する本考案による最大温度
情報保持回路10の動作について説明する。ま
ず、第2図イに示すごとく最初のリセツト信号φr
1が発生し、温度計数回路6は初期化され測定待
機状態となる。次に、第2図ロに示すサンプリン
グ状態において第2図ハ示すカウント信号φcを温
度計数回路6が計数を開始する。そして、温度計
数回路6の時間と共に変化する計数値と、データ
保持回路7に記憶されている最大温度情報とが
EOR・1〜EOR・NとNORゲート81によつて
構成される一致検出回路によつて常時比較され、
計数中において、温度計数回路6の計数値と、デ
ータ保持回路7の記憶情報が瞬間的に一致する
と、NORゲート81より一致信号φa′が発生さ
れ、RS・FF82に書込まれる。なお、温度計数
回路6は、さらに計数アツプされることによつて
一致条件はくずれるが、この一致情報はRS・FF
82によつて記憶される。したがつて、第2図ニ
に示すごとく、温度計数回路6の計数終了と同時
に発生されるラツチ信号φl1は、RS・FF82の
出力信号によつて開放状態にあるANDゲート9
を通過し、温度計数回路6の最新温度情報を、デ
ータ保持回路7に最大温度情報として書き替え
る。また、温度計数回路6の計数中に一致信号
φa′が得られないまま計数が終了した場合には、
RS・FF82に一致信号φa′の記憶がされないた
めANDゲート9は閉じられたままとなる。した
がつて、ラツチ信号φl1によるデータの書替えは
行われず、データ保持回路7に記憶されれていた
前回の最大温度情報がそのまま残る。又、前記温
度計数回路6の計数数終了時に於ける計数値がデ
ータ保持回路7の記憶情報と一致した場合には、
それ以後前記温度計数回路6の計数値は変化しな
いので、その時に出力された一致信号φa′は出力
状態が維持されることにより、前記安定検出信号
φaとして第1図に示す安定検出用のANDゲート
14に供給される。
情報保持回路10の動作について説明する。ま
ず、第2図イに示すごとく最初のリセツト信号φr
1が発生し、温度計数回路6は初期化され測定待
機状態となる。次に、第2図ロに示すサンプリン
グ状態において第2図ハ示すカウント信号φcを温
度計数回路6が計数を開始する。そして、温度計
数回路6の時間と共に変化する計数値と、データ
保持回路7に記憶されている最大温度情報とが
EOR・1〜EOR・NとNORゲート81によつて
構成される一致検出回路によつて常時比較され、
計数中において、温度計数回路6の計数値と、デ
ータ保持回路7の記憶情報が瞬間的に一致する
と、NORゲート81より一致信号φa′が発生さ
れ、RS・FF82に書込まれる。なお、温度計数
回路6は、さらに計数アツプされることによつて
一致条件はくずれるが、この一致情報はRS・FF
82によつて記憶される。したがつて、第2図ニ
に示すごとく、温度計数回路6の計数終了と同時
に発生されるラツチ信号φl1は、RS・FF82の
出力信号によつて開放状態にあるANDゲート9
を通過し、温度計数回路6の最新温度情報を、デ
ータ保持回路7に最大温度情報として書き替え
る。また、温度計数回路6の計数中に一致信号
φa′が得られないまま計数が終了した場合には、
RS・FF82に一致信号φa′の記憶がされないた
めANDゲート9は閉じられたままとなる。した
がつて、ラツチ信号φl1によるデータの書替えは
行われず、データ保持回路7に記憶されれていた
前回の最大温度情報がそのまま残る。又、前記温
度計数回路6の計数数終了時に於ける計数値がデ
ータ保持回路7の記憶情報と一致した場合には、
それ以後前記温度計数回路6の計数値は変化しな
いので、その時に出力された一致信号φa′は出力
状態が維持されることにより、前記安定検出信号
φaとして第1図に示す安定検出用のANDゲート
14に供給される。
すなわち、上記動作において一致信号φa′が得
られたということは、温度計数回路6の最終計数
値がデータ保持回路7の記憶情報より大きく、測
定温度が上昇中であることを意味し、また、得ら
れなかつたということは、誤測定等の理由により
小さかつたことを意味するものである。また、計
数終了したときに一致信号φa′が得られるという
ことは、計数数終了時の温度計数回路6の計数値
と、データ保持回路7の記憶情報とが等しいこと
であり、測定温度が体温に一致して変化しなくな
つた安定状態であることを意味するものである。
られたということは、温度計数回路6の最終計数
値がデータ保持回路7の記憶情報より大きく、測
定温度が上昇中であることを意味し、また、得ら
れなかつたということは、誤測定等の理由により
小さかつたことを意味するものである。また、計
数終了したときに一致信号φa′が得られるという
ことは、計数数終了時の温度計数回路6の計数値
と、データ保持回路7の記憶情報とが等しいこと
であり、測定温度が体温に一致して変化しなくな
つた安定状態であることを意味するものである。
上記のごとく本考案によれば、計数中のデータ
と、記憶データとの瞬間的一致の有無によつて大
小を判別する方式を採用しているため、比較回路
の構成が極めて単純になり、ICチツプサイズを
小型化することができた。また、温度計数回路の
計数中に大小の判別が行われるため、計数終了と
同時に表示温度の切替が可能となり、電子体温計
の小型化及び温度測定の高速化に大なる効果があ
つた。
と、記憶データとの瞬間的一致の有無によつて大
小を判別する方式を採用しているため、比較回路
の構成が極めて単純になり、ICチツプサイズを
小型化することができた。また、温度計数回路の
計数中に大小の判別が行われるため、計数終了と
同時に表示温度の切替が可能となり、電子体温計
の小型化及び温度測定の高速化に大なる効果があ
つた。
第1図は、本考案を適当する電子体温計の回路
ブロツク線図である。第2図は、要部波形図であ
る。第3図は、従来の最大温度情報保持装置の回
路図であり、第4図は、本考案の一実施例を示す
最大温度情報保持装置の回路図である。 1……基準発振回路、3……感温発振回路、6
……温度計数回路、7……データ保持回路、8…
…比較回路、10……最大温度情報保持回路、1
6……ブザー。
ブロツク線図である。第2図は、要部波形図であ
る。第3図は、従来の最大温度情報保持装置の回
路図であり、第4図は、本考案の一実施例を示す
最大温度情報保持装置の回路図である。 1……基準発振回路、3……感温発振回路、6
……温度計数回路、7……データ保持回路、8…
…比較回路、10……最大温度情報保持回路、1
6……ブザー。
Claims (1)
- 温度変化に従つて発振周波数が変化する感温発
振回路、基準信号を発生する基準発振回路、前記
基準信号にもとづいて感温発振回路の出力信号を
測定する温度計数回路、該温度計数回路の測定デ
ータに於ける最大値を保持するためのデータ保持
回路、該データ保持回路の記憶データと温度計数
回路の新しい測定データとを比較する比較回路、
測定温度が安定化したことを報知する安定報知手
段を備え、前記比較回路の比較結果が前記記憶デ
ータより測定データの方が大きい時に書替制御信
号を発生して前記データ保持回路に新しい測定デ
ータの書替を行い、又前記記憶データと測定デー
タが一致した時に安定検出信号を発生して前記安
定報知手段を駆動する電子体温計に於いて、前記
比較回路は温度計数回路の計数動作中に於ける各
計数値とデータ保持回路の記憶データとを瞬間的
な一致を検出する一致検出回路と、該一致検出回
路によつて検出された一致信号を記憶するため記
憶回路とを備え、該記憶回路の出力信号を書替制
御信号としてデータ保持回路の書替を制御すると
共に前記温度計数回路の計数終了時の一致信号を
安定検出信号として前記安定報知手段の駆動を制
御することを特徴とする電子体温計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5257484U JPS60165827U (ja) | 1984-04-10 | 1984-04-10 | 電子体温計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5257484U JPS60165827U (ja) | 1984-04-10 | 1984-04-10 | 電子体温計 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60165827U JPS60165827U (ja) | 1985-11-02 |
JPH0313709Y2 true JPH0313709Y2 (ja) | 1991-03-28 |
Family
ID=30572648
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5257484U Granted JPS60165827U (ja) | 1984-04-10 | 1984-04-10 | 電子体温計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60165827U (ja) |
-
1984
- 1984-04-10 JP JP5257484U patent/JPS60165827U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60165827U (ja) | 1985-11-02 |
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