JP2734861B2 - Dtmf回路 - Google Patents

Dtmf回路

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JP2734861B2
JP2734861B2 JP4649792A JP4649792A JP2734861B2 JP 2734861 B2 JP2734861 B2 JP 2734861B2 JP 4649792 A JP4649792 A JP 4649792A JP 4649792 A JP4649792 A JP 4649792A JP 2734861 B2 JP2734861 B2 JP 2734861B2
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JP
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dtmf
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circuit
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clock
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典生 舟橋
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NEC Corp
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、押ボタンダイヤル回路
などに用いられるDTMF(Dual Tone Mu
ltiple Frequency)回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のDTMF回路ではアナロ
グ波形のみを出力する回路となっていた。
【0003】図3は、従来のDTMF回路の一例のブロ
ック図である。図中、11はデータバス、12はDTM
Fの出力周波数を選択するデコーダ、13はDTMFク
ロック発生回路で、その内部回路図は図4に示すとおり
である。また、14はDTMF発生回路、15はアン
プ、16はアンプ15の基準電圧発生回路である。CK
はDTMFを動作させるための基本クロック、TCKは
DTMFクロック発生回路から出力されるDTMF動作
用クロック、TG0はDTMF回路のアナログ波形の出
力端子である。
【0004】次に、この回路の動作を説明する。データ
バス11より入力されたデータによりデコーダ12でD
TMFの出力周波数を選択する。このデコーダ12で選
択されたデータで基本クロックCKで分周し、DTMF
動作用クロックTCKをDTMFクロック発生回路13
より出力する。
【0005】図4のDTMFクロック発生回路13は、
第1のラッチ31〜37および第2のラッチ38〜40
と、インバータ41〜45,54と、EXOR46〜5
1と、NAND52と、NOR53とから構成され、こ
の回路の動作を説明する波形図は図5に示される。
【0006】第1のラッチ31〜37は、図7に示され
るように、NAND81,82と、インバータ83と、
クロックドインバータ84〜86と、トランスファゲー
ト87とから構成され、第2のラッチ38〜40は、図
8に示されるようにNAND91,インバータ82,ク
ロックドインバータ93およびトランスファゲート94
から構成される。
【0007】図4において、データ(D5,D4,D
3,D2,D1,D0)が、例えば(0,1,0,0,
0,0)の時、ラッチ31〜36は立下り反転のラッチ
であり、クロックCKCがハイレベルがらロウヘレベル
に変化したとき、排他的論理和(EXOR)ゲート46
〜51は入力データが一致したときに“1”を出力す
る。図5において、A点になったときラッチ31〜36
の出力とデータ(D5〜D0)とが一致し、ナンド52
への入力データがすべて“1”になり、図5のB点でラ
ッチ31〜36をリセットし、再ラッチがカウントを開
始する。その結果DTMF動作用クロックTCKは、イ
ンバータ44の出力がハイレベルからロウレベルに変化
したときTCKを変化させる。
【0008】図6はDTMF発生回路14におけるカウ
ンタ18のブロック図であり、フリップフロップ61〜
64と、インバータ66〜71と、EXOR72とから
構成される。
【0009】DTMF動作用クロックTCKがDTMF
発生回路14内のカウンタ18に入力し、このカウンタ
18からの出力結果をDTMF発生回路14内のDAC
19に入力する。DTMF発生回路14からの出力であ
るDAC19からのアナログ出力をアンプ15に入力
し、DTMFのアナログ波形をTG0から出力する。D
TMFのアナログ波形がピーク近傍になったとき、すな
わち図6においてインバータ68,69の出力がEXO
R72により一致を検出した時、インバータ71の出力
ピーク信号DPはハイレベルを出力する。このピーク信
号DPをDTMF発生回路14から出力し、このピーク
信号DPをデコーダ12に戻すことにより、DTMFの
選択されている周波数をピーク時のみ変化させ、ピーク
近傍の緩やかに変化する波形を生成する。また、ピーク
信号DPの解除とともに元の周波数に戻す。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のDTM
F回路は、アナログ波形のみを出力していたため、デー
タによって出力されたDTMF波形の周波数が目的の周
波数であるか否かをディジタルIC用測定装置により測
定することが大変困難であった。また、DTMF出力波
形を振幅値は数百mV程度と微小であるため、圧電ブザ
ーのようにある程度の電圧振幅が必要なものを駆動する
ことが出来ないという問題点があった。
【0011】本発明の目的は、このような問題を解決
し、出力周波数を容易に測定できるようにしたDTMF
回路を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のDTMF回路の
構成は、出力クロックの周波数を設定する入力データを
デコードするデコーダおよびこのデコーダのデータによ
りDTMFの周波数を決定する分周回路を内蔵するDT
MFクロック発生回路と、このクロック発生回路の出力
を計数するカウンタおよびこのカウンタの出力をアナロ
グ信号に変換するDA変換器を含むDTMF発生回路
と、このDTMF発生回路より出力されるDTMF波形
のピーク近傍で発生するピーク信号を入力しその2分周
信号を出力するエッヂ検出回路とを有することを特徴と
する。
【0013】
【実施例】図1は本発明の一実施例のブロック図、図2
は図1のTG0端子およびTG1端子の出力波形図であ
る。図3と同一番号のものは同一構成のものを示し、本
実施例では、エッヂ検出回路17が付加されている。
【0014】このエッヂ検出回路17内で、21,22
はインバータで、23〜25はクロックドインバータ
で、クロック信号が“1”の時にインバータとして動作
し、“0”の時にはオフし出力はハイインビーダンス状
態となる。26,27はNAND、28はPchのエン
ハンスメントトランジスタとNchのエンハンスメント
トランジスタのソース端とドレイン端を接続したトラン
スファーゲートで、Nchのエンハンスメントトランジ
スタのゲート信号が“1”の時(Pchのエンハンスメ
ントトランジスタのゲート信号が“0”の時)トランス
ファーゲートはオンする。Nchのエンハンスメントト
ランジスタのゲートが“0”の時(Pchのエンハンス
メントトランジスタのゲート信号が“1”の時)トラン
スファーゲートはオフする。また、RESBはエッジ検
出回路17をリセットするための信号で、TG1はDT
MF回路のディジタル波形出力端子である。
【0015】データバス11より入力されたデータによ
り、デコーダ12でDTMFの出力周波数を選択する。
このデコーダ12で選択されたデータで基本クロックC
Kを分周し、DTMF動作用クロックTCKをDTMF
クロック発生回路13より出力する。このDTMF動作
用クロックTCKよりDTMF発生回路14内のカウン
タ18に入力され、このカウンタ18からの出力結果を
DAC19に入力する。DTMF発生回路14より出力
したDAC19からのアナログ出力アンプ15入力しD
TMFのアナログ波形をTG0から出力する。
【0016】DTMFのアナログ波形がピーク近傍にな
ったときピーク信号DPをDTMF発生回路14より出
力し(図2の点C)、そのピーク信号DPをデコーダ1
2に戻すことによりDTMFの選択されている周波数を
ピーク時のみ変化させ、ピーク近傍の緩やかに変化する
波形を生成する。このピーク信号DPが出力されたとき
(図2点A)エッヂ検出回路17にピーク信号DPを入
力する。
【0017】ピーク信号DPの立上りの時クロックドイ
ンバータ23,24がオンし、クロックドインバータ2
5とトランスファーゲート28がオフ状態となり、ピー
ク信号DPがローレベル時(クロックドインバータ2
3,24がオフし、クロックドインバータ25とトラン
スファーゲート28がオン状態)の反転データをインバ
ータゲート22から出力する。
【0018】次にピーク信号がローレベルになったとき
クロックドインバータ23,24がオフし、クロックド
インバータ25とトランスファーゲート28がオン状態
となりピーク信号DPを検出したときのデータをクロッ
クドインバータ25とアンドゲート27とでデータを保
持し続ける。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、DTMF
発生回路からのピーク信号を入力とするエッヂ検出回路
を持ってアナログ出力に同期したディジタル出力をを得
ているので、安定した周波数の出力が得られ、ディジタ
ルIC用測定装置において周波数測定が容易に出来る。
また、ディジタル出力であるので出力振幅がVDDレベ
ルを出力でき、圧電ブザーのようにある程度以上電圧振
幅でなければならないものを駆動することが出来、また
アナログ出力の測定に関し、このディジタル波形をトリ
ガとして使用することも出来るという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】図1の内部の各部の波形図である。
【図3】従来例のDTMF回路のブロック図である。
【図4】図3のDTMFクロック発生回路13の回路図
である。
【図5】図4の内部の各部の波形図である。
【図6】図3のDTMF発生回路14のカウンタの回路
図である。
【図7】図4のラッチ回路31〜37の回路図である。
【図8】図4内のラッチ回路38〜40の回路図であ
る。
【符号の説明】
11 データバス 12 DTMF用デコーダ 13 DTMFクロック発生回路 14 DTMF発生回路 15 アンプ 16 アンプ用の基準電圧発生回路 17 エッヂ検出回路 18 DTMF発生回路のカウンタ 19 DTMF発生回路のDAC 21,22,41〜45,54,65〜71,83,9
2 クロックドインバータ 26,27,52,81,82,91 ナンド 28,87,94 トランスファゲート 31〜40 ラッチ 46〜51,72 EXORゲート 53 NORゲート 61〜64 フリップフロップ CK DTMF動作用基本クロック DP ピーク信号 TCK DTMF動作用クロック RESB エッジ検出回路のリセット信号 TG0 アナログ出力端子 TG1 ディジタル出力端子

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力クロックの周波数を設定する入力デ
    ータをデコードするデコーダおよびこのデコーダのデー
    タによりDTMFの周波数を決定する分周回路を内蔵す
    るDTMFクロック発生回路と、このクロック発生回路
    の出力を計数するカウンタおよびこのカウンタの出力を
    アナログ信号に変換するDA変換器を含むDTMF発生
    回路と、このDTMF発生回路より出力されるDTMF
    波形のピーク近傍で発生するピーク信号を入力しその2
    分周信号を出力するエッヂ検出回路とを有することを特
    徴とするDTMF回路。
  2. 【請求項2】 各回路が同一半導体基板上に形成された
    請求項1記載のDTMF回路。
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JPH0646122A JPH0646122A (ja) 1994-02-18
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