JP3458406B2 - インターフェース回路 - Google Patents
インターフェース回路Info
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Description
部素子との間でデータをやりとりするためのインタフェ
ース回路に関するものである。 【0002】 【従来の技術】近年、集積回路のクロックの高速化が顕
著であり、バッファの遅延時間や外部素子のアクセス時
間に依存せずに正しいデータ伝送を行うことが可能なイ
ンターフェース回路が重要視されている。 【0003】以下、図3、図4を用いて従来のインター
フェース回路を説明する。図3において、1、6、8は
内部遅延時間tdを有するフリップフロップである。2、
4、5はバッファであり遅延時間をtdbuf とする。3、
7は遅延時間tdinv を持ったインバータである。9はI
Cを表し、10はホールド時間tdis、アクセス時間tac
、出力不定期間tnd を持った外部素子である。 【0004】以上のように構成されたインターフェース
回路について、以下図4を用いてその動作を説明する。 【0005】図4は、図3に示す従来例のタイミングチ
ャートを示したものである。最初にデータaがクロック
CKAでフリップフロップ1にラッチされる。外部素子
10の入力信号bには、フリップフロップ1とバッファ
2の遅延時間が伴い、クロックMCKで外部素子10に
取り込まれる。外部素子10の出力信号cはアクセス時
間tac 後に出力が開始され、クロックMCKの次の立ち
上がり時からホールド時間tdisの間出力の正確性が保証
される。 【0006】フリップフロップ6の入力信号dは、バッ
ファ5によりcに対してtdbuf 時間遅れる。この入力信
号dは、クロックCKAの反転クロックCKBでフリッ
プフロップ6にラッチされる。最後にフリップフロップ
8によって、クロックCKAに同期してデータfが出力
される。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、クロック周期と外部素子のアクセス時間
の差が小さく、かつバッファの遅延時間が半導体の拡散
プロセスによってばらついた場合、ミスラッチを生ずる
という問題点を有していた。例えば図3の構成で外部素
子としてアクセス時間が25ns、ホールド時間が6ns、
出力不定期間が19nsのFIFOメモリを想定し、クロ
ック周期が35ns、バッファの遅延時間が2ns、インバ
ータの遅延時間が5ns、フリップフロップの遅延時間が
8nsの場合は、図4に示すようなタイミングチャートと
なり、クロックCKBでフリップフロップ6に正しいデ
ータがラッチされる。 【0008】しかし、同様の構成においてバッファの遅
延時間が5nsの場合には図5に示すタイミングチャート
となり、クロックCKBの立ち上がり時に入力データd
は不定であるのでフリップフロップ6には正しいデータ
がラッチされず、ミスラッチとなる。 【0009】本発明は上述の問題点に鑑み、外部素子の
アクセス時間とバッファの遅延時間のばらつきによって
ミスラッチを起こすような場合にも、バッファの遅延時
間を吸収することによって正しいデータをラッチするイ
ンターフェース回路を提供するものである。 【0010】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のインターフェイス回路は、データ信号と内
部クロック信号が入力される第一のフリップフロップ
と、前記第一のフリップフロップから出力されるデータ
信号が入力される第一のバッファと、前記内部クロック
信号が第一のインバータを通して入力される第二のバッ
ファと、前記第一のバッファから出力されるデータ信号
がデータ入力端子に入力されるとともに前記第二のバッ
ファから出力される内部クロック信号がクロック入力端
子に入力される外部素子と、前記第二のバッファから出
力される内部クロック信号が入力される第三のバッファ
と、前記外部素子から出力されるデータ信号が入力され
る第四のバッファと、前記第四のバッファから出力され
るデータ信号がデータ入力端子に入力されるとともに前
記第三のバッファから出力される内部クロック信号がク
ロック入力端子に入力される第二のフリップフロップ
と、前記内部クロック信号が第二のインバータを介して
クロック入力端子に入力されるとともに前記第二のフリ
ップフロップから出力されるデータ信号がデータ入力端
子に入力される第三のフリップフロップと、前記第三の
フリップフロップから出力されるデータ信号がデータ入
力端子に入力されるとともに前記内部クロック信号がク
ロック入力端子に入力される第四のフリップフロップと
を備えた構成にしたものであり、前記外部素子から入力
されるデータ信号の遅延時間と内部クロック信号の遅延
時間を整合させるようにしたことを特徴とするものであ
ります。 【0011】 【作用】本発明は上記した構成によって、外部素子へ出
力するデータをラッチし、得られたデータと反転のクロ
ックを外部素子に出力し、外部素子で使用するクロック
を再び内部へ取り込み、そのクロックで外部素子から出
力されるデータをラッチし、ラッチしたデータを内部ク
ロックと同期してICへ入力することによって、バッフ
ァの遅延時間を吸収し正しいデータをラッチすることが
できる。 【0012】 【実施例】以下、本発明の一実施例のインターフェース
回路を図面を参照しながら説明する。図1は本発明のイ
ンターフェース回路の回路図を示すものである。図1に
おいて、1、6、8、12は遅延時間tdを有したフリッ
プフロップである。2、4、5、11は遅延時間tdbuf
を持ったバッファ、3、7は遅延時間tdinv を持ったイ
ンバータである。9はICを表し、10はホールド時間
tdis、アクセス時間tac 、出力不定期間tnd を持った外
部素子である。 【0013】以上のように構成されたインターフェース
回路について、以下図2を用いてその動作を説明する。 【0014】図2は、図1に示すインターフェース回路
の実施例のタイミングチャート示したものである。最初
にデータaがクロックCKAでフリップフロップ1にラ
ッチされる。外部素子10の入力信号bには、フリップ
フロップ1とバッファ2の遅延時間が伴い、クロックM
CKで外部素子10に取り込まれる。外部素子10の出
力信号cはアクセス時間tac 後に出力が開始され、クロ
ックMCKの次の立ち上がり時からホールド時間tdisの
間出力の正確性が保証される。フリップフロップ12の
入力信号dは、外部素子10の出力信号cに対してバッ
ファ11の遅延時間tdbuf だけ遅れるが、クロックCK
Bもバッファ5の遅延時間tdbuf 分遅れる。その結果、
バッファの遅延時間を吸収することができ、フリップフ
ロップ12には正しいデータがラッチされる。フリップ
フロップ6は、バッファによる遅延を伴わない反転クロ
ックCKCで入力信号eをラッチする。最後に、フリッ
プフロップ8はクロックCKAで入力信号fをラッチ
し、データgを出力する。 【0015】以上のように本実施例によれば、外部素子
で使用するクロックMCKを再び内部へ取り込むための
バッファ5と、バッファ5の出力信号CKBでラッチす
るフリップフロップ12を挿入することによって、バッ
ファの遅延時間が半導体の拡散プロセスによって各IC
毎にばらついた場合でも、同一IC内のバッファの遅延
時間のばらつきは非常に小さいという性質を利用してバ
ッファによる遅延時間を吸収し、正しいデータをラッチ
することができる。 【0016】 【発明の効果】以上のように本発明は、上記の構成によ
りデータのバッファによる遅延を吸収することができ、
特にクロック周期と外部素子のアクセス時間の差が小さ
く、かつバッファの遅延時間が半導体の拡散プロセスに
よって大きくばらつく場合、その実用的効果は大なるも
のがある。
路の回路図 【図2】同インターフェース回路の動作を説明するため
のタイミングチャート図 【図3】従来のインターフェース回路の一例を示す回路
図 【図4】同回路の動作を説明するためのタイミングチャ
ート図 【図5】同回路においてミスラッチを起こす場合のタイ
ミングチャート図 【符号の説明】 1、6、8、12 フリップフロップ 2、4、5、11 バッファ 3、7 インバータ 9 IC 10 外部素子
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 データ信号と内部クロック信号が入力さ
れる第一のフリップフロップと、前記第一のフリップフ
ロップから出力されるデータ信号が入力される第一のバ
ッファと、前記内部クロック信号が第一のインバータを
通して入力される第二のバッファと、前記第一のバッフ
ァから出力されるデータ信号がデータ入力端子に入力さ
れるとともに前記第二のバッファから出力される内部ク
ロック信号がクロック入力端子に入力される外部素子
と、前記第二のバッファから出力される内部クロック信
号が入力される第三のバッファと、前記外部素子から出
力されるデータ信号が入力される第四のバッファと、前
記第四のバッファから出力されるデータ信号がデータ入
力端子に入力されるとともに前記第三のバッファから出
力される内部クロック信号がクロック入力端子に入力さ
れる第二のフリップフロップと、前記内部クロック信号
が第二のインバータを介してクロック入力端子に入力さ
れるとともに前記第二のフリップフロップから出力され
るデータ信号がデータ入力端子に入力される第三のフリ
ップフロップと、前記第三のフリップフロップから出力
されるデータ信号がデータ入力端子に入力されるととも
に前記内部クロック信号がクロック入力端子に入力され
る第四のフリップフロップとを備え、前記外部素子から
入力されるデータ信号の遅延時間と内部クロック信号の
遅延時間を整合させるようにしたことを特徴とするイン
ターフェイス回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07661093A JP3458406B2 (ja) | 1993-04-02 | 1993-04-02 | インターフェース回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07661093A JP3458406B2 (ja) | 1993-04-02 | 1993-04-02 | インターフェース回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH06291615A JPH06291615A (ja) | 1994-10-18 |
JP3458406B2 true JP3458406B2 (ja) | 2003-10-20 |
Family
ID=13610115
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07661093A Expired - Fee Related JP3458406B2 (ja) | 1993-04-02 | 1993-04-02 | インターフェース回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3458406B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
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JPH08221315A (ja) | 1995-02-15 | 1996-08-30 | Hitachi Ltd | 情報処理装置 |
EP1156420B1 (en) * | 1998-12-15 | 2005-07-06 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Clock phase adjustment method, and integrated circuit and design method therefor |
-
1993
- 1993-04-02 JP JP07661093A patent/JP3458406B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06291615A (ja) | 1994-10-18 |
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