JPH07264020A - 内部クロック生成回路 - Google Patents

内部クロック生成回路

Info

Publication number
JPH07264020A
JPH07264020A JP6050143A JP5014394A JPH07264020A JP H07264020 A JPH07264020 A JP H07264020A JP 6050143 A JP6050143 A JP 6050143A JP 5014394 A JP5014394 A JP 5014394A JP H07264020 A JPH07264020 A JP H07264020A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clock signal
tha
tlb
external clock
time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6050143A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Orihara
旬一 折原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
Priority to JP6050143A priority Critical patent/JPH07264020A/ja
Publication of JPH07264020A publication Critical patent/JPH07264020A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manipulation Of Pulses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ノイズ等の影響を低減しながら、生成する内
部クロック信号CK2の入力される外部クロック信号C
Kに対する遅延を低減する。 【構成】 RSフリップフロップ16の入力Sに接続さ
れるシュミットトリガ型のクロック立上がり検出回路1
2の閾電圧VTHA 及びVTLA はより低めに設定される。
前記RSフリップフロップ16の入力Rに接続されるシ
ュミットトリガ型のクロック立下がり検出回路14の閾
電圧VTHB 及びVTLB はより高めに設定する。このよう
に閾電圧がシフトされることで、外部クロック信号CK
の立上がりをより速く検出し、前記RSフリップフロッ
プ16をセットすることができる。前記外部クロック信
号CKの立下がりをより速く検出することができ、前記
RSフリップフロップ16をより速くリセットすること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外部クロック信号CK
を入力し、内部回路で用いる内部クロック信号CK2を
生成する内部クロック生成回路に係り、特に、シュミッ
トトリガ型の動作を行うことで、前記外部クロックCK
に重畳されてしまっているノイズ等の影響を低減しなが
ら、生成する前記内部クロックCK2の前記外部クロッ
クCKに対する遅延をより低減することができる内部ク
ロック生成回路に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的なデジタル回路は、2つの論理値
“0”及び“1”に対応する2種類の電圧を切換えるこ
とで、“H状態”あるいは“L状態”の論理状態を設定
する。又、このような2種類の電圧は、トランジスタ等
のスイッチング動作によって行われるものである。例え
ば、CMOS(complementary metal oxide semiconduc
tor )型の論理回路では、電源VDD側に用いられるPチ
ャネルMOS(metal oxide semiconductor )トランジ
スタと、グランドGND側に用いられるNチャネルMO
Sトランジスタとを、ほぼ排他的にスイッチング動作さ
せることで、前述のような2種類の電圧を出力するよう
にしている。
【0003】又、このようなデジタル回路では、このよ
うな2種類の電圧を切換える際、閾電圧VT が用いられ
る。即ち、該閾電圧VT 以上であればH状態と判定し、
該閾電圧VT 以下であればL状態と判定するものであ
る。
【0004】又、このようなデジタル回路では、シュミ
ットトリガ型のものもある。これは、論理状態が立上が
る際の、L状態からH状態へと切替わったことを検出す
る際の閾電圧VTHと、論理状態が立下がる際のH状態か
らL状態への変化を検出する際の閾電圧VTLとを、異な
る2つの閾電圧として有するというものである。
【0005】例えば、1つの閾電圧VT を有する、図4
に示される一般的なバッファゲート40a に対して、シ
ュミットトリガ型のものは、図5の符号40b の如く示
すことができる。
【0006】前記バッファゲート40a にあっては、例
えば図6に示される如くノイズが重畳されてしまってい
る入力信号Si が入力されると、その出力信号So は、
該図6に示す如く、立上がり時や立下がり時にその信号
がバタついてしまう。
【0007】一方、前述のようなシュミットトリガ型の
前記バッファゲート40b にあっては、図7の出力信号
So に示される如く、その入力信号Si に例えノイズが
重畳されてしまっていても、ノイズ電圧の振幅が(VTH
−VTL)の電圧以下であればバタつくことはない。この
ように、シュミットトリガ型の論理ゲートは、ノイズに
よる影響や誤動作を防ぐ効果がある。
【0008】一方、デジタル回路には、現在の入力のみ
で論理演算等を行う組合せ回路に対して、順序回路と称
するものがある。この順序回路は、その入力の過去の履
歴や、当該順序回路の過去の履歴を記憶する手段、例え
ばフリップフロップを備えている。又、このような順序
回路にあって、複数のフリップフロップのクロック入力
CKに対して、共通のクロック信号CKを入力するよう
にすることがある。このように共通のクロック信号CK
が入力されたフリップフロップ同士は、互いに同期しな
がら動作するものとなる。このような順序回路は、一般
に同期式順序回路と呼ばれている。
【0009】図8は従来からのある同期式順序回路の一
部を示す回路図である。
【0010】この図8において、D型フリップフロップ
65及び66は、いずれもそのクロック入力CKへと、
内部クロックCK2が入力されている。該クロック信号
CK2は、シュミットトリガ型のバッファゲート63に
より、外部クロック信号CKより生成されている。
【0011】前記D型フリップフロップ65のそのクロ
ック入力CKは立上がりエッジ型であり、前記D型フリ
ップフロップ66のそのクロック入力CKは立下がりエ
ッジ型となっている。即ち、前記D型フリップフロップ
65は、そのクロック入力CKへ入力される信号の立上
がり時に、入力Dへ入力される論理状態を保持し、一
方、前記D型フリップフロップ66は、そのクロック入
力CKへ入力される信号の立下がり時に、その入力Dへ
入力される論理状態を保持する。又、前記D型フリップ
フロップ65及び66は、いずれもその入力Dへと、バ
ッファゲート61及び遅延回路64を経て、外部データ
Dが入力されている。
【0012】この図8に示される同期式順序回路の動作
は、図9のタイムチャートに示す如くである。
【0013】即ち、前記外部データDにあってその第1
のもの〜第4のもの、即ち外部データD1 〜D4 は、前
記外部クロックCKが閾電圧VT を横切るタイミング、
即ち時刻 t31〜 t33に同期し、前記バッファゲート61
へと入力されている。又、これら外部データD1 〜D4
は、前記遅延回路64から、外部データD1 ′〜外部デ
ータD4 ′として出力される。
【0014】一方、前記外部クロックCKからは、シュ
ミットトリガ型の前記バッファゲート63によって、そ
の2つの閾電圧VTH及び閾電圧VTLを用いながら、前記
内部クロック信号CK2が生成される。例えば時刻 t22
にあっては、前記クロック信号CKの立上がりから前記
閾電圧VTHを用いながら前記内部クロック信号CK2が
立上がっている。又、時刻 t25では、前記外部クロック
信号CKの立下がりによって前記閾電圧VTLを用いなが
ら前記内部クロック信号CK2が立下がっている。
【0015】又、このように生成される前記内部クロッ
ク信号CK2を用いながら、前記D型フリップフロップ
65あるいは前記D型フリップフロップ66へと、前記
外部データD′が取り込まれる。
【0016】具体的には、前記内部クロック信号CK2
の立上がり時、例えば時刻 t22や時刻 t26において、前
記外部データD′が前記D型フリップフロップ65へと
取り込まれる。一方、前記内部クロック信号CK2の立
下がり時、例えば時刻 t25には、前記外部データD′は
前記D型フリップフロップ66へと取り込まれる。又、
前記D型フリップフロップ65や前記D型フリップフロ
ップ66へと取り込まれた前記外部データD′は、それ
ぞれ、外部データDA あるいは外部データDBとして出
力される。
【0017】
【発明が達成しようとする課題】しかしながら、前記図
8に示すもの等、前記外部クロック信号CKから前記内
部クロック信号CK2を生成する回路へと、シュミット
トリガ型の論理ゲートを用いた場合、生成される前記内
部クロックCK2の前記外部クロックCKに対する遅延
がより大きくなってしまうという問題がある。
【0018】例えば前記図8に示した回路では、前記図
9のタイムチャートに示す如く、前記外部クロック信号
CKの立上がりは中央の前記閾電圧VT より高くされた
前記閾電圧VTHで用いて判定される。このため、前記内
部クロック信号CK2の立上がりは、例えば前記時刻 t
31に対する前記時刻 t22の如く、閾電圧の差に相当する
だけ遅延されてしまう。又、立下がりについては、前記
閾電圧VT より低くされた前記閾電圧VTLを用いること
で、例えば前記時刻 t32に対する前記時刻 t25の如く、
遅延時間が生じてしまう。
【0019】前記図8の回路図や前記図9のタイムチャ
ートに示される回路等、近年のLSI(large scale in
tegrated circuit)に組み込む論理回路の動作タイミン
グの規格では、ホールドタイム・ゼロとされる規格が多
いものである。この規格は、クロック信号が中央の前記
閾電圧VT を横切る直後(遅延時間ゼロ)で、対応する
データを読み込むというものである。
【0020】例えば前記図9のタイムチャートにあって
は、前記閾電圧VT を前記外部クロック信号CKの立上
がりや立下がりが横切ることに同期(遅延時間ゼロ)し
て、前記外部データDを取り込むことが期待される。
【0021】例えば前記時刻 t31では前記外部データD
1 を取り込み、前記時刻 t32では前記外部データD2
取り込み、前記時刻 t33では前記外部データD3 を取り
込むことは期待される。しかしながら、この図9では、
前記バッファゲート63がシュミットトリガ型とされて
いるため、前記内部クロック信号CK2が遅延されてし
まい、異なるデータが取り込まれてしまっている。例え
ば、前記時刻 t31に対して遅延してしまっている前記時
刻 t22にて、前記外部データD2 ′を取り込んでしまっ
ている。又、前記時刻 t32に対して遅延してしまってい
る前記時刻 t25にて、前記外部データD3 ′を取り込ん
でしまっている。
【0022】このように前記内部クロック信号CK2が
遅延してしまい、ホールドタイムが負になってしまう
と、正しいデータが取り込むことができなくなってしま
う。
【0023】このように正しいデータが取り込めなくな
ってしまうという問題を解決するため、前記図8の前記
遅延回路64の遅延時間を長くし、データ側を遅延さ
せ、ホールドタイムを“正”とするようにすることも考
えられる。しかしながら、前記遅延回路64による遅延
時間が長くなってしまうと、これ以降の回路の動作に用
いられる時間が減少してしまうという問題がある。
【0024】前記外部クロック信号CKの立上がり時間
や立下がり時間は、接続される回路によって異なるもの
であり、例えば数n S〜数十n Sとなる。又、このよう
な立上がり時間や立下がり時間の長短によって、前記閾
電圧VT と前記閾電圧VTHとの差に対応する遅延時間
や、前記閾電圧VT と前記閾電圧VTLとの差に従った遅
延時間も変化してしまう。このため、例えば前記遅延回
路64による遅延時間を長めに設定してしまうと、該遅
延回路64以降での遅延時間は一定であるため、動作時
間を確保することができなくなってしまうという問題が
ある。
【0025】なお、前記内部クロック信号CK2につい
て、立上がりエッジのみの、一方のエッジのみを用いら
れることも考えられる。この際、前記閾電圧VTHを前記
閾電圧VT と等しくすることも考えられる。
【0026】あるいは、前記内部クロック信号CK2の
立下がりエッジのみの、一方のエッジのみが用いられる
ことも考えられる。この際には、前記閾電圧VTLを前記
閾電圧VT と等しくすることも考えられる。
【0027】しかしながら、前記図8の回路図の如く、
前記内部クロック信号CK2の立上がりエッジと立下が
りエッジとを共に用いる場合には、このようなシュミッ
トトリガ型の2つの閾電圧を共に高めあるいは低めにシ
フトしながら設定して対応することはできない。
【0028】本発明は、前記従来の問題点を解決するべ
くなされたもので、シュミットトリガ型の動作を行うこ
とで、前記外部クロックCKに重畳されてしまっている
ノイズ等の影響を低減しながら、生成する前記内部クロ
ックCK2の前記外部クロックCKに対する遅延をより
低減することができる内部クロック生成回路を提供する
ことを目的とする。
【0029】
【課題を達成するための手段】本発明は、外部クロック
信号CKを入力し、内部回路で用いる内部クロック信号
CK2を生成する内部クロック生成回路において、前記
外部クロック信号CKの立上がりを検出する際の閾電圧
THA と、前記外部クロック信号CKの立下がりを検出
する際の閾電圧VTLA との、これら異なる2つの閾電圧
THA 及びVTL A を有するシュミットトリガ型のクロッ
ク立上がり検出回路と、前記外部クロック信号CKの立
上がりを検出する際の閾電圧VTHB と、前記外部クロッ
ク信号CKの立下がりを検出する際の閾電圧VTLB
の、これら異なる2つの閾電圧VTH B 及びVTLB を有す
るシュミットトリガ型のクロック立下がり検出回路と、
前記クロック立上がり検出回路により前記外部クロック
信号CKの立上がりが検出された際に、第1論理状態を
保持し、一方、前記クロック立下がり検出回路により前
記外部クロック信号CKの立下がりが検出された際に、
第2論理状態を保持し、保持された論理状態に従って前
記内部クロック信号CK2を生成するクロック用RSフ
リップフロップとを備え、又、前記閾電圧VTHA 、V
TLA 、VTHB 及びVTLB のそれぞれの電圧が、(VTHA
<VTHB )の関係に設定され、且つ、(V TLA
TLB )の関係に設定されていることにより、前記課題
を達成したものである(請求項1対応)。
【0030】又、前記内部クロック生成回路において、
前記閾電圧VTHA 及びVTLB の電圧が、(VTHA =V
TLB )の関係に設定されていることにより、前記課題を
達成すると共に、特に、前記内部クロック信号CK2の
生成の際にあって、前記外部クロック信号CKの立上が
りあるいは立下がりの検出に前記閾電圧VT を1つのみ
用いた場合とほぼ同等の遅延時間としたものである(請
求項2に対応)。
【0031】又、前記内部クロック生成回路において、
前記閾電圧VTHA 及びVTLB の電圧が、(VTHA ≦V
TLB )の関係に設定されていることにより、前記課題を
達成すると共に、生成する前記内部クロック信号CK2
の前記外部クロック信号CKに対する遅延を、更に低減
するようにしたものである(請求項3に対応)。
【0032】
【作用】図1は、本発明の要旨を示すブロック図であ
る。
【0033】この図1に示される如く、本発明は、クロ
ック立上がり検出回路12と、クロック立下がり検出回
路14と、クロック用RSフリップフロップ16とによ
り構成されている。
【0034】まず、前記クロック立上がり検出回路12
は、前記外部クロック信号CKの立上がりを検出する際
の閾電圧VTHA と、前記外部クロック信号CKの立下が
りを検出する際の閾電圧VTLA との、これら異なる2つ
の閾電圧VTHA 及びVTLA を有するシュミットトリガ型
の論理ゲートが用いられている。又、前記クロック立下
がり検出回路14は、前記外部クロック信号CKの立上
がりを検出する際の閾電圧VTHB と、前記外部クロック
信号CKの立下がりを検出する際の閾電圧VTL B との、
これら異なる2つの閾電圧VTHB 及びVTLB を有するシ
ュミットトリガ型の論理ゲートが用いられている。
【0035】又、前記クロック用RSフリップフロップ
16は、前記クロック立上がり検出回路12により、前
記外部クロック信号CKの立上がりが検出された際に
は、第1論理状態を保持する。一方、前記クロック立下
がり検出回路14により、前記外部クロック信号CKの
立下がりが検出された際には、第2論理状態を保持する
ものである。
【0036】前記第1論理状態及び前記第2論理状態
は、デジタル回路における1対の論理状態となる。例え
ば、前記第1論理状態がデジタル回路におけるH状態で
あれば、前記第2論理状態はデジタル回路におけるL状
態となる。あるいは例えば、前記第1論理状態がデジタ
ル回路におけるL状態であれば、前記第2論理状態はデ
ジタル回路におけるH状態となる。
【0037】又、該クロック用RSフリップフロップ1
6は、このように保持された論理状態に従って、前記内
部クロック信号CK2を生成するものである。この前記
内部クロック信号CK2の生成は、例えば、保持された
論理状態を、該内部クロック信号CK2としてそのまま
出力するようにしてもよい。あるいは、保持された論理
状態を反転させたものを、前記内部クロック信号CK2
として出力するものであってもよい。
【0038】このような構成にあって、本発明の特徴の
1つは、前記閾電圧VTHA 、VTLA、VTHB 及びVTLB
にある。まず、前記クロック立上がり検出回路12にあ
って、これがシュミットトリガ型であるため、これら閾
電圧間には次式のような関係がある。あるいは、前記ク
ロック立下がり検出回路14にあって、これがシュミッ
トトリガ型であることにより、これら閾電圧間には次式
のような関係がある。
【0039】 VDD>VTHA >VTLA >VSS …(1) VDD>VTHB >VTLB >VSS …(2) ここで、VDDは電源電圧であり、VSSはグランド電位で
ある(但し、VDD>V SS)。
【0040】次に、前記クロック立上がり検出回路12
の前記閾電圧VTHA と、前記クロック立下がり検出回路
14の前記閾電圧VTHB にあって、本発明においては、
特に、次の(3)式に示されるような関係が設定されて
いる。又、前記クロック立上がり検出回路12の前記閾
電圧VTLA と、前記クロック立下がり検出回路14の前
記閾電圧VTLB とにあって、本発明においては、特に、
次の(4)式に示されるような関係が設定されている。
【0041】 VTHA <VTHB …(3) VTLA <VTLB …(4)
【0042】本発明においては、前記クロック立上がり
検出回路12において、その前記外部クロック信号CK
の立上がりの検出は前記クロック用RSフリップフロッ
プ16で用いられているが、その前記外部クロック信号
CKの立下がりの検出は特に用いられていない。このよ
うな前記クロック立上がり検出回路12にあって、その
前記閾電圧VTHA はより低く設定されている。即ち、該
閾電圧VTHA は、前記クロック立下がり検出回路14の
前記閾電圧VTHB より低く設定されている。従って、前
記クロック用RSフリップフロップ16で用いられる前
記外部クロック信号CKの立上がりを、該クロック立上
がり検出回路12はより速く検出することができる。
【0043】一方、前記クロック立下がり検出回路14
においては、その前記外部クロック信号CKの立下がり
の検出は前記クロック用RSフリップフロップ16で用
いられているが、その前記外部クロック信号CKの立上
がりの検出は特に用いられていない。このような前記ク
ロック立下がり検出回路14にあって、その前記閾電圧
TLB 、即ち前記外部クロック信号CKの立下がりを検
出する際に用いられるものはより低く設定されている。
即ち、該閾電圧VTLB は、前記クロック立上がり検出回
路12の前記閾電圧VTLA より高く設定されている。こ
のため、該クロック立下がり検出回路14は、前記外部
クロック信号CKの立下がりをより速く検出することが
可能となっている。
【0044】即ち、本発明によれば、前記クロック立上
がり検出回路12や前記クロック立下がり検出回路14
へとシュミットトリガ型の論理ゲートを用いることで、
前記外部クロック信号CKに重畳されてしまっているノ
イズ等の影響を低減しながら、生成する前記クロック信
号CK2の前記外部クロック信号CKに対する遅延をよ
り低減することができている。
【0045】なお、前記閾電圧VTHA 、VTLA 、VTHB
及びVTLB については、本発明はより詳しく限定するも
のではなく、前記(1)式〜(4)式の条件を満たすも
のであればよい。しかしながら、前記閾電圧VTHA はよ
り低く設定される程、前記クロック立上がり検出回路1
2は、より速く前記外部クロック信号CKの立上がりを
検出することができる。又、前記閾電圧VTLB について
は、より高く設定される程、前記外部クロック信号CK
の立下がりをより速く検出することができる。
【0046】この際、次の(5)式に示す如く、前記閾
電圧VTHA と前記閾電圧VTLB とを等しくすることも考
えられる。この際には、その当該内部クロック生成回路
で生成される前記内部クロック信号CK2の前記外部ク
ロック信号CKに対する遅延を、前記閾電圧VT のみを
用いた従来の内部クロック生成回路の遅延時間とほぼ等
しくすることもできる。
【0047】 VDD>VTHB >(VTHA =VTLB )>VTLA >VSS …(5)
【0048】又、上記(5)式で、更に、(VTHA =V
TLB =VT )としてもよい。
【0049】又、例えば本発明の閾電圧の設定にあっ
て、次式に示す如く、前記閾電圧VTH A をより低く設定
し、又、前記閾電圧VTLB をより高く設定することもで
きる。このようにした場合には、生成する前記内部クロ
ック信号CK2の前記外部クロック信号CKに対する遅
延を更に低減することができる。
【0050】 VDD>VTHB >VTLB >VTHA >VTLA >VSS …(6)
【0051】しかしながら、これら閾電圧VTHA 、V
TLA 、VTHB 及びVTLB のそれぞれの電圧の設定の際に
あっては、入力される前記外部クロック信号CKへと重
畳されてしまうノイズ電圧の振幅VN をも考慮しなけれ
ばならない。即ち、このようなノイズ電圧VN によって
誤動作が生じてしまうことを防止するためには、次に示
す(7a )式〜(7f )式の条件を満たすようにするこ
とが好ましいものである。
【0052】 |VTHA −VTLA |>VN …(7a ) |VTHB −VTLB |>VN …(7b ) |VDD−VTHA |>VN …(7c ) |VTLA −VSS|>VN …(7d ) |VDD−VTHB |>VN …(7e ) |VTLB −VSS|>VN …(7f )
【0053】
【実施例】以下、図を用いて本発明の実施例を詳細に説
明する。
【0054】図2は、本発明が適用された実施例の内部
クロック生成回路の回路図である。
【0055】この図2に示される如く、本実施例の内部
クロック生成回路は、バッファゲート12a と、インバ
ータゲート14a と、ANDゲート12c 及び14c
と、インバータゲート12b 及び14b と、RSフリッ
プフロップ16a とにより構成されている。
【0056】まず、前記バッファゲート12a は、前記
閾電圧VTHA と前記閾電圧VTLA との、これら異なる2
つの閾電圧VTHA 及びVTLA を有するシュミットトリガ
型の論理ゲートとなっている。前記ANDゲート12c
と前記インバータゲート12b とは、該バッファゲート
12a の出力信号Aを受けて、その立上がりエッジを捕
え、該インバータゲート12b の動作時間(遅れ時間)
で定まる一定幅の正のパルスを発生する回路を構成して
いる。なお、該インバータゲート12b には、前記RS
フリップフロップ16a の論理状態を反転させるのに十
分な幅のパルスを発生できるよう比較的動作時間の長い
ものが選ばれる。あるいは、奇数個のインバータゲート
を縦続接続したものを用いる。該バッファゲート12a
及び該ANDゲート12c 及び該インバータゲート12
b とによって構成される回路が、前記図1の前記クロッ
ク立上がり検出回路12に相当するものである。
【0057】又、前記インバータゲート14a は、前記
閾電圧VTHB と前記閾電圧VTLB との、これら異なる2
つの閾電圧VTHB 及びVTLB を有するシュミットトリガ
型の論理ゲートとなっている。前記ANDゲート14c
と前記インバータゲート14b とは、該バッファゲート
14a の出力信号Bを受けて、その出力信号Bの立上が
りエッジ(クロック信号CKの立下がりエッジに対応)
を捕え、該インバータゲート14b の動作時間(遅れ時
間)で定まる一定幅の正のパルスを発生する回路を構成
している。なお、該インバータゲート14b には、前記
RSフリップフロップ16a の論理状態を反転させるの
に十分な幅のパルスを発生できるよう比較的動作時間の
長いものが選ばれる。あるいは、奇数個のインバータゲ
ートを縦続接続したものを用いる。該インバータゲート
14a 及び該ANDゲート14c及び該インバータゲー
ト14b とによって構成される回路が、前記図1に示し
た前記クロック立下がり検出回路14に相当するものと
なっている。
【0058】又、前記RSフリップフロップ16a は、
前記外部クロック信号CKが立上がり、前記ANDゲー
ト12c の出力が立上がると、該立上がりのエッジでH
状態が保持される。一方、該RSフリップフロップ16
a は、前記外部クロック信号CKが立下がり、前記AN
Dゲート14c の出力が立上がると、該立上がりエッジ
でL状態を保持するものである。又、該RSフリップフ
ロップ16a は、このように保持されている論理状態
を、出力Qから前記内部クロック信号CK2として出力
する。又、該RSフリップフロップ16a は、その出力
(Qバー)から、保持されている論理状態を反転させた
ものを出力する。
【0059】このような構成の本実施例にあって、前記
バッファゲート12a の前記閾電圧VTHA 及びVTLA
又前記インバータゲート14a の前記閾電圧VTHB 及び
TL B については、前記(5)式の関係に設定されてい
る。即ち、前記外部クロック信号CKの立上がりを検出
する前記バッファゲート12a の前記閾電圧VTHA と、
前記外部クロック信号CKの立下がりを検出する前記イ
ンバータゲート14aの前記閾電圧VTLB とは相互に等
しくされているだけでなく、閾電圧を1つのみ有するよ
うな通常の論理ゲートに用いられる閾電圧VT とも等し
くされている。即ち、(VT =VTHA =VTLB )とされ
る。
【0060】図3は、本実施例の動作を示すタイムチャ
ートである。
【0061】このタイムチャートにおいて、まず時刻 t
50では、前記バッファゲート12aの前記閾電圧VTHA
(=VTLB =VT )を用い、該バッファゲート12a が
出力する信号Aが立上がっている。又、その直後に、前
記ANDゲート12c の出力する信号A′も立上がる。
又、該信号A′の立上がりエッジが前記RSフリップフ
ロップ16a のその入力Sへと入力されることで、時刻
t51にて前記内部クロック信号CK2も立上がってい
る。
【0062】即ち、このように前記信号A及びA′が立
上がると、前記バッファゲート12a にて検出された前
記外部クロック信号CKの立上がりが、前記RSフリッ
プフロップ16a へと伝達される。該RSフリップフロ
ップ16a は、この前記外部クロック信号CKの立上が
りにて、保持されている論理状態をL状態からH状態へ
と反転させる。又、該時刻 t50から前記ANDゲート1
2c 及び該RSフリップフロップ16a の動作時間(遅
れ時間)の後、時刻 t51において、該RSフリップフロ
ップ16a が出力する前記内部クロック信号CK2は立
上がる。
【0063】なお、前記信号A′は、前記時刻 t50の直
後に立上がった後、前記インバータゲート12b の動作
時間(遅れ時間)Tα経過後、立下がる。
【0064】一方、前記インバータゲート14a につい
ては、時刻 t52にて、前記外部クロ信号CKの立上がり
を検出する。前述の如く、前記バッファゲート12a の
前記閾電圧VTHA に対して該インバータゲート14a の
前記閾電圧VTHB がより高めに設定されているため、こ
のように該インバータゲート14a の立上がり検出は、
前記バッファゲート12a による立上がり検出より遅れ
る。なお、該インバータゲート14a は、入力された信
号を反転して出力するものであるから、該時刻t52での
立上がり検出時には、該インバータゲート14a が出力
する信号Bは立下がるものとなる。
【0065】続いて時刻 t53では、前記インバータゲー
ト14a は、その前記閾電圧VTLB(=VTHA =VT
を用い、前記外部クロック信号CKの立下がりを検出す
る。この検出に伴って、前記信号Bは立上がる。又、そ
の直後、前記ANDゲート14c の出力する信号B′も
立上がる。又、該信号B′にて前記外部クロック信号C
Kの立下がりの検出が前記RSフリップフロップ16a
へと入力されると、該RSフリップフロップ16a は、
その保持される論理状態をH状態からL状態へと反転さ
せる。該時刻 t53から該ANDゲート14c 及び該RS
フリップフロップ16a の動作時間(遅れ時間)の後、
時刻 t54では、該RSフリップフロップ16a が出力す
る前記内部クロック信号CK2は立下がる。
【0066】又、時刻 t55においては、前記バッファゲ
ート12a は、その閾電圧VTLA を用い、前記外部クロ
ック信号CKの立下がりを検出する。これに伴って、前
記信号Aは立下がる。
【0067】又、前記時刻 t53の直後に立上がった前記
信号B′は、前記インバータゲート14b の動作時間
(遅れ時間)Tβの後に立下がる。
【0068】この後には、繰り返される前記外部クロッ
ク信号CKの立上がりや立下がりに応じて、同様に本実
施例の動作は繰り返される。例えば、時刻 t56、 t57
び t 58に関しては、前述した前記時刻 t50、 t51及び t
52と同様の動作をするものである。
【0069】以上説明したとおり、本実施例において
は、前記バッファゲート12a は前記外部クロック信号
CKの立上がりを検出することに主として用いられてい
る。該バッファゲート12a のその閾電圧VTHA 及びV
TLA は、前述の如くやや低めに設定されている。このた
め、該バッファゲート12a は、前記外部クロック信号
CKの立上がりをより速めに検出することができる。
【0070】一方、前記インバータゲート14a につい
ては、主として、前記外部クロック信号CKの立下がり
の検出に用いられている。又、該インバータゲート14
a は、その前記閾電圧VTHB 及びVTLB は、いずれも高
めに設定されている。このため、該インバータゲート1
4a にあっては、前記外部クロック信号CKの立下がり
をより速く検出することができるようになっている。
【0071】更には、本実施例においては、前記バッフ
ァゲート12a にて検出された前記外部クロック信号C
Kの立上がりにて、その保持される論理状態をL状態か
らH状態へと切り換え、一方、前記インバータゲート1
4a で検出される前記外部クロック信号CKの立下がり
にて、その保持される論理状態をH状態からL状態へと
切り換えるようにしている。従って、本実施例において
は、本発明を適用しながら、生成される前記内部クロッ
ク信号CK2の前記外部クロック信号CKに対する遅延
をより低減することができている。
【0072】又、前記バッファゲート12a 及び前記イ
ンバータゲート14a は、いずれもシュミットトリガ型
の論理ゲートとなっているため、前記外部クロック信号
CKに重畳されてしまっているノイズ等の影響を低減す
ることが可能となっている。
【0073】なお、本実施例において、前記ANDゲー
ト12c 及び14c 及び前記RSフリップフロップ16
a の動作時間は合せて数 nSとされている。これに対し
て、前記バッファゲート12a の動作時間、又前記イン
バータゲート14a の動作時間は無視できる極短時間の
ものとなっている。
【0074】又、前記外部クロック信号CKの立上がり
時間又立下がり時間は、20n S程度とされている。該
外部クロック信号CKの遅延時間は、該外部クロック信
号CKの伝達に用いられる配線に接続される負荷の大小
に応じたものである。又、該外部クロック信号CKの立
上がりや立下がりに生じる遅れは、例えばその立上がり
については、その立上がり開始時間とその立上がり終了
時間とが共に遅れるというよりも、立上がり終了時間が
比較的大きく遅れるというものである(傾斜が緩やかに
なる)。又、その立下がりについても、その立下がり開
始時間とその立下がる終了時間とが共に遅れるというよ
りも、立下がり終了時間が比較的大きく遅れてしまうと
いうものである(傾斜が緩やかになる)。
【0075】従って、本発明の如く、前記外部クロック
信号CKの立上がりを検出する前記閾電圧VTHA をやや
低めに設定したり、立下がりを検出する前記閾電圧V
TLB をやや高めに設定することで、前記外部クロック信
号CKの立上がりの検出を効果的に速めることができ、
前記外部クロック信号CKの立下がりを効果的に速める
ことができる。
【0076】特に、前記閾電圧TTHA 、VTLB 、VT
関係を前記(5)式の如く(TTHA=VTLB =VT )と
することにより、本発明が使用される環境によって外部
クロック信号の立上がりや立下がりに生じる遅れが変化
したとしても常に前記外部データの変化点と前記内部ク
ロック信号の変化点との時間差を一定に保つことができ
る。
【0077】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
シュミットトリガ型の動作を行うことで、前記外部クロ
ック信号CKに重畳されてしまっているノイズ等の影響
を低減しながら、生成する前記内部クロック信号CK2
の前記外部クロック信号CKに対する遅延をより低減す
ることができ、更に、使用環境に依らず、前記外部デー
タと、該クロック信号相互のタイミングを一定とし、後
段での回路動作を確実なものとすると共に後段の回路設
計を容易にすることができるという優れた効果を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の要旨を示すブロック図
【図2】本発明が適用された内部クロック生成回路の実
施例の回路図
【図3】前記実施例の動作を示すタイムチャート
【図4】一般的なバッファゲートを示すシンボル図
【図5】シュミットトリガ型のバッファゲートを示すシ
ンボル図
【図6】ノイズが重畳されてしまっている入力信号に対
する一般的なバッファゲートの動作を示すタイムチャー
【図7】ノイズが重畳されてしまっている入力信号に対
するシュミットトリガ型のバッファゲートの動作を示す
タイムチャート
【図8】従来の内部クロック生成回路及び生成された内
部クロック信号を用いるD型フリップフロップによる論
理回路を示す論理回路図
【図9】前記従来の論理回路の動作を示すタイムチャー
【符号の説明】
12…クロック立上がり検出回路 12a …バッファゲート(シュミットトリガ型) 12b 、14b …インバータゲート 12c 、14c …ANDゲート 14…クロック立下がり検出回路 14a …インバータゲート(シュミットトリガ型) 16…クロック用RSフリップフロップ 16a …RSフリップフロップ 40a 、61…一般的なバッファゲート 40b 、63…シュミットトリガ型のバッファゲート 64…遅延回路 65、66…D型フリップフロップ CK…外部クロック信号 CK2…内部クロック信号 t20〜 t26、 t31〜 t33、 t50〜 t58…時刻 VDD…電源電圧 VTHA 、VTLA 、VTHB 、VTLB 、VT …閾電圧

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部クロック信号CKを入力し、内部回路
    で用いる内部クロック信号CK2を生成する内部クロッ
    ク生成回路において、 前記外部クロック信号CKの立上がりを検出する際の閾
    電圧VTHA と、前記外部クロック信号CKの立下がりを
    検出する際の閾電圧VTLA との、これら異なる2つの閾
    電圧VTHA 及びVTLA を有するシュミットトリガ型のク
    ロック立上がり検出回路と、 前記外部クロック信号CKの立上がりを検出する際の閾
    電圧VTHB と、前記外部クロック信号CKの立下がりを
    検出する際の閾電圧VTLB との、これら異なる2つの閾
    電圧VTHB 及びVTLB を有するシュミットトリガ型のク
    ロック立下がり検出回路と、 前記クロック立上がり検出回路により前記外部クロック
    信号CKの立上がりが検出された際に、第1論理状態を
    保持し、一方、前記クロック立下がり検出回路により前
    記外部クロック信号CKの立下がりが検出された際に、
    第2論理状態を保持し、保持された論理状態に従って前
    記内部クロック信号CK2を生成するクロック用RSフ
    リップフロップとを備え、 又、前記閾電圧VTHA 、VTLA 、VTHB 及びVTLB のそ
    れぞれの電圧が、(V THA <VTHB )の関係に設定さ
    れ、且つ、(VTLA <VTLB )の関係に設定されている
    ことを特徴とする内部クロック生成回路。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記閾電圧VTHA 及びVTLB の電圧が、(VTHA =V
    TLB )の関係に設定されていることを特徴とする内部ク
    ロック生成回路。
  3. 【請求項3】請求項1において、 前記閾電圧VTHA 及びVTLB の電圧が、(VTHA ≦V
    TLB )の関係に設定されていることを特徴とする内部ク
    ロック生成回路。
JP6050143A 1994-03-22 1994-03-22 内部クロック生成回路 Pending JPH07264020A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6050143A JPH07264020A (ja) 1994-03-22 1994-03-22 内部クロック生成回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6050143A JPH07264020A (ja) 1994-03-22 1994-03-22 内部クロック生成回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07264020A true JPH07264020A (ja) 1995-10-13

Family

ID=12850951

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6050143A Pending JPH07264020A (ja) 1994-03-22 1994-03-22 内部クロック生成回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07264020A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6259274B1 (en) 1998-10-05 2001-07-10 Nec Corporation Clock signal generator
JP2011061405A (ja) * 2009-09-09 2011-03-24 Fuji Electric Systems Co Ltd パルス生成回路及びレベルシフト回路
CN113228510A (zh) * 2018-12-27 2021-08-06 ams国际有限公司 用于从信号中去除干扰的滤波器

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6259274B1 (en) 1998-10-05 2001-07-10 Nec Corporation Clock signal generator
JP2011061405A (ja) * 2009-09-09 2011-03-24 Fuji Electric Systems Co Ltd パルス生成回路及びレベルシフト回路
CN113228510A (zh) * 2018-12-27 2021-08-06 ams国际有限公司 用于从信号中去除干扰的滤波器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6614276B2 (en) Flip-flop design
US5517136A (en) Opportunistic time-borrowing domino logic
US6927604B2 (en) Clock signal selector circuit with reduced probability of erroneous output due to metastability
CA1290406C (en) Finite metastable time synchronizer
KR0147619B1 (ko) 플립플롭 제어기
US20180123568A1 (en) Semi-data gated flop with low clock power/low internal power with minimal area overhead
US7671633B2 (en) Glitch free 2-way clock switch
US6911845B2 (en) Pulse triggered static flip-flop having scan test
KR101076809B1 (ko) 불필요한 전력소모를 줄일 수 있는 스캔 플립플롭 회로
US7436220B2 (en) Partially gated mux-latch keeper
US4761572A (en) Semiconductor large scale integrated circuit with noise cut circuit
JPH0815252B2 (ja) フリップフロップ回路
JPH0795013A (ja) エッジトリガ型フリップフロップ
US7164302B1 (en) One gate delay output noise insensitive latch
US11824539B2 (en) Clock multiplexer circuitry with glitch reduction
JPH07264020A (ja) 内部クロック生成回路
JP2002290227A (ja) 入力回路
US10454457B1 (en) Self-gating flip-flop
US20090167355A1 (en) High performance pulsed buffer
US6617901B1 (en) Master/dual-slave D type flip-flop
US7395286B1 (en) Method for generating non-overlapping N-phases of divide-by-N clocks with precise 1/N duty ratio using a shift register
Venkatachalam et al. Design of low power flip flop based on modified GDI primitive cells and its implementation in sequential circuits
KR20210035098A (ko) 저전력 플립플롭 회로
JP3458406B2 (ja) インターフェース回路
JP3425580B2 (ja) 半導体集積回路のテスト信号発生回路