JPH063726A - 撮影装置 - Google Patents
撮影装置Info
- Publication number
- JPH063726A JPH063726A JP4181614A JP18161492A JPH063726A JP H063726 A JPH063726 A JP H063726A JP 4181614 A JP4181614 A JP 4181614A JP 18161492 A JP18161492 A JP 18161492A JP H063726 A JPH063726 A JP H063726A
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- JP
- Japan
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- image
- oscillation
- signal
- ccd
- shake
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 高画質な撮影画像を得、画像解析を良好に行
う。 【構成】 該装置の揺動を検出する揺動検出手段5,6
と、該揺動検出手段からの揺動信号に基づいて画像揺動
抑制信号を生成する抑制信号生成手段7と、撮像手段の
前面側に配置され、前記抑制信号生成手段からの画像揺
動抑制信号に基づいて撮影画像の揺動を抑制する画像揺
動抑制手段と2,8,9、該画像揺動抑制手段により揺
動が抑制された撮像手段4,12からの撮影画像の特徴
を電気的に抽出する画像解析手段7,11とを設け、画
像揺動抑制手段により撮影画像の揺動を抑制し、画像解
析手段によりこの撮影画像の特徴を電気的に抽出するよ
うにしている。
う。 【構成】 該装置の揺動を検出する揺動検出手段5,6
と、該揺動検出手段からの揺動信号に基づいて画像揺動
抑制信号を生成する抑制信号生成手段7と、撮像手段の
前面側に配置され、前記抑制信号生成手段からの画像揺
動抑制信号に基づいて撮影画像の揺動を抑制する画像揺
動抑制手段と2,8,9、該画像揺動抑制手段により揺
動が抑制された撮像手段4,12からの撮影画像の特徴
を電気的に抽出する画像解析手段7,11とを設け、画
像揺動抑制手段により撮影画像の揺動を抑制し、画像解
析手段によりこの撮影画像の特徴を電気的に抽出するよ
うにしている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオテープレコーダ
やジェット機、自動車、船等に搭載される画像入力装置
との組み合わせにて使用される撮影装置に関するもので
ある。
やジェット機、自動車、船等に搭載される画像入力装置
との組み合わせにて使用される撮影装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、ビデオテープレコーダ(VTR)
と一体化されて使用されるビデオカメラの画質を高画質
化するニーズが強まっている。また、将来的には、ハイ
デンシティ(HD)ビデオカメラは、より以上の高画質
が望まれている。
と一体化されて使用されるビデオカメラの画質を高画質
化するニーズが強まっている。また、将来的には、ハイ
デンシティ(HD)ビデオカメラは、より以上の高画質
が望まれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、高画質を得
るためには、レンズ、CCD等の高画質化がなされてき
たが、これだけではカメラの手振れや乗り物の振動等に
よる振れが残ってしまい、高画質の撮影は不可能であっ
た。
るためには、レンズ、CCD等の高画質化がなされてき
たが、これだけではカメラの手振れや乗り物の振動等に
よる振れが残ってしまい、高画質の撮影は不可能であっ
た。
【0004】一方、将来のビデオカメラにあっては、撮
影画面の内容をカメラ自身が認識し、主被写体を判断
し、主被写体に最適の絵作りをする、自動作画機能が不
可欠となるであろう。この場合、入力画像信号が手振れ
等の振動で振れていては、適切な画像処理が行えず、自
動作画機能が働かなくなる恐れがある。
影画面の内容をカメラ自身が認識し、主被写体を判断
し、主被写体に最適の絵作りをする、自動作画機能が不
可欠となるであろう。この場合、入力画像信号が手振れ
等の振動で振れていては、適切な画像処理が行えず、自
動作画機能が働かなくなる恐れがある。
【0005】本発明の目的は、高画質な撮影画像を得、
画像解析を良好に行うことのできる撮影装置を提供する
ことである。
画像解析を良好に行うことのできる撮影装置を提供する
ことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、該装置の揺動
を検出する揺動検出手段と、該揺動検出手段からの揺動
信号に基づいて画像揺動抑制信号を生成する抑制信号生
成手段と、撮像手段の前面側に配置され、前記抑制信号
生成手段からの画像揺動抑制信号に基づいて撮影画像の
揺動を抑制する画像揺動抑制手段と、該画像揺動抑制手
段により揺動が抑制された撮像手段からの撮影画像の特
徴を電気的に抽出する画像解析手段とを設け、画像揺動
抑制手段により撮影画像の揺動を抑制し、画像解析手段
によりこの撮影画像の特徴を電気的に抽出するようにし
ている。
を検出する揺動検出手段と、該揺動検出手段からの揺動
信号に基づいて画像揺動抑制信号を生成する抑制信号生
成手段と、撮像手段の前面側に配置され、前記抑制信号
生成手段からの画像揺動抑制信号に基づいて撮影画像の
揺動を抑制する画像揺動抑制手段と、該画像揺動抑制手
段により揺動が抑制された撮像手段からの撮影画像の特
徴を電気的に抽出する画像解析手段とを設け、画像揺動
抑制手段により撮影画像の揺動を抑制し、画像解析手段
によりこの撮影画像の特徴を電気的に抽出するようにし
ている。
【0007】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。
に説明する。
【0008】図1は本発明の一実施例における撮影装置
の要部を示す構成図である。
の要部を示す構成図である。
【0009】撮影レンズ1と不図示の被写体間に可変頂
角プリズム(バリアングルプリズム)2を配置する。こ
の可変頂角プリズム2は、二枚のガラス板2a,2b
と、この間を封止する蛇腹状のフィルム2cと、これら
により形成される空間に封入される透明な液体2dとか
ら構成され、ガラス板2a,2bを傾けることにより、
プリズムとしての機能、すなわち光軸3を偏位させるこ
とができる素子である。更に詳しくは、前後のガラス板
2a,2bをそれぞれ直交方向に傾けることにより、ピ
ッチとヨーの2軸で光軸3を偏位できる構成となってい
る。
角プリズム(バリアングルプリズム)2を配置する。こ
の可変頂角プリズム2は、二枚のガラス板2a,2b
と、この間を封止する蛇腹状のフィルム2cと、これら
により形成される空間に封入される透明な液体2dとか
ら構成され、ガラス板2a,2bを傾けることにより、
プリズムとしての機能、すなわち光軸3を偏位させるこ
とができる素子である。更に詳しくは、前後のガラス板
2a,2bをそれぞれ直交方向に傾けることにより、ピ
ッチとヨーの2軸で光軸3を偏位できる構成となってい
る。
【0010】また、CCD4は光軸3を軸として回動可
能となっており、不図示のテレビモニタ上の映像を回転
させることができる。ピッチ、ヨーの2軸の振れを検知
する振れセンサ5とロール方向の振れを検知する回転セ
ンサ16はマイクロコンピュータ7に接続されており、
該マイクロコンピュータ7はこれらからの振れ量を、可
変頂角プリズム2の頂角信号とCCD4の回動角信号に
変換し、これらの信号をプリズム駆動アクチュエータ8
とCCD回転アクチュエータ9へ出力し、3軸の振れを
補正すべく制御する。
能となっており、不図示のテレビモニタ上の映像を回転
させることができる。ピッチ、ヨーの2軸の振れを検知
する振れセンサ5とロール方向の振れを検知する回転セ
ンサ16はマイクロコンピュータ7に接続されており、
該マイクロコンピュータ7はこれらからの振れ量を、可
変頂角プリズム2の頂角信号とCCD4の回動角信号に
変換し、これらの信号をプリズム駆動アクチュエータ8
とCCD回転アクチュエータ9へ出力し、3軸の振れを
補正すべく制御する。
【0011】前記CCD4の出力はカメラ信号処理回路
10に入力され、NTSCの複合ビデオ信号等に変換さ
れ、画像解析回路11に入力される。画像解析回路11
では画像の輪郭、動きベクトル、エッジのコントラス
ト、フォーカス状況、色等を解析することにより、画像
のクラスター処理を行い、主被写体を判定する。マイク
ロコンピュータ7はこの判定結果を利用して、主被写体
が最適の画像となるべく種々の処理をカメラ信号処理回
路10を制御することにより行う。つまり、先ず、主被
写体が適正露光状態となるように測光分布を主被写体の
位置に移動させる。次に、測距視野を主被写体上に移動
させ、焦点調節を行う。又、主被写体の部分の鮮鋭度が
高くなるようにイメージエンハンサのパラメータを変化
させる。
10に入力され、NTSCの複合ビデオ信号等に変換さ
れ、画像解析回路11に入力される。画像解析回路11
では画像の輪郭、動きベクトル、エッジのコントラス
ト、フォーカス状況、色等を解析することにより、画像
のクラスター処理を行い、主被写体を判定する。マイク
ロコンピュータ7はこの判定結果を利用して、主被写体
が最適の画像となるべく種々の処理をカメラ信号処理回
路10を制御することにより行う。つまり、先ず、主被
写体が適正露光状態となるように測光分布を主被写体の
位置に移動させる。次に、測距視野を主被写体上に移動
させ、焦点調節を行う。又、主被写体の部分の鮮鋭度が
高くなるようにイメージエンハンサのパラメータを変化
させる。
【0012】なお、前記画像解析回路11の例として
は、特開平2ー117276号が挙げられる。
は、特開平2ー117276号が挙げられる。
【0013】防振装置としては、図1に示した可変頂角
プリズム2を用いた構成以外のものであってもよい。例
えば、撮影レンズ1とCCD4を一体でピッチ、ヨー、
ロールの3軸方向に回動可能にジンバル支持し、3つの
アクチュエータで駆動して防振を行う構成のもの等や、
補正光学系をピッチ、ヨーの2軸方向にシフトさせ、且
つ本実施例の様にCCD4を光軸3を軸として回動可能
にして防振を行う構成のものであっても良い。また、振
れセンサ5としては、振動ジャイロ、レートジャイロが
使用可能である。また、回転センサ6としては、振れセ
ンサ5と同様のセンサでも良いし、重力を利用してカメ
ラの光軸まわりの傾きを検知するセンサであっても良
い。
プリズム2を用いた構成以外のものであってもよい。例
えば、撮影レンズ1とCCD4を一体でピッチ、ヨー、
ロールの3軸方向に回動可能にジンバル支持し、3つの
アクチュエータで駆動して防振を行う構成のもの等や、
補正光学系をピッチ、ヨーの2軸方向にシフトさせ、且
つ本実施例の様にCCD4を光軸3を軸として回動可能
にして防振を行う構成のものであっても良い。また、振
れセンサ5としては、振動ジャイロ、レートジャイロが
使用可能である。また、回転センサ6としては、振れセ
ンサ5と同様のセンサでも良いし、重力を利用してカメ
ラの光軸まわりの傾きを検知するセンサであっても良
い。
【0014】以上のようにしてインテリジェント化され
たカメラ信号処理回路10で処理されたビデオ信号は、
VTR12に記録される。同時に、各種振れセンサの出
力と主被写体の判定結果等がVTR12に記録される。
これらのカメラ撮影時の情報の記録方法としては、8ミ
リビデオフォーマットの、PCMエリアに記録しても良
いし、或はVTRをディジタルVTRとし、記録信号ブ
ロックの中に、撮影情報記憶用の情報ビットを設けても
よい。
たカメラ信号処理回路10で処理されたビデオ信号は、
VTR12に記録される。同時に、各種振れセンサの出
力と主被写体の判定結果等がVTR12に記録される。
これらのカメラ撮影時の情報の記録方法としては、8ミ
リビデオフォーマットの、PCMエリアに記録しても良
いし、或はVTRをディジタルVTRとし、記録信号ブ
ロックの中に、撮影情報記憶用の情報ビットを設けても
よい。
【0015】また、本実施例では、上記VTR12の再
生信号も画像解析回路11に入力される構成としてい
る。そして、ここでの解析結果はマイクロコンピュータ
7に入力され、VTR12を制御する。この様な構成に
より、再生時のインテリジェント化が図れる。
生信号も画像解析回路11に入力される構成としてい
る。そして、ここでの解析結果はマイクロコンピュータ
7に入力され、VTR12を制御する。この様な構成に
より、再生時のインテリジェント化が図れる。
【0016】つまり、撮影時に手振れの補正残りがあっ
た場合、再生時に映像信号の動きベクトルを検知し、こ
の動きを打ち消すようにビデオ信号を変化させて再生す
ることにより、手振れを完全に無くすことができる。こ
の技術については、1998年5月28日にテレビジョ
ン学会技術報告「画面揺れ補正装置について」にて報告
されている。
た場合、再生時に映像信号の動きベクトルを検知し、こ
の動きを打ち消すようにビデオ信号を変化させて再生す
ることにより、手振れを完全に無くすことができる。こ
の技術については、1998年5月28日にテレビジョ
ン学会技術報告「画面揺れ補正装置について」にて報告
されている。
【0017】また、再生時に主被写体の画面内に占める
大きさを画像解析回路11で判定し、電子的に画像を拡
大して、モニタテレビ上で主被写体をアップで再生す
る、トリミング処理を自動的に行うことが可能となる。
大きさを画像解析回路11で判定し、電子的に画像を拡
大して、モニタテレビ上で主被写体をアップで再生す
る、トリミング処理を自動的に行うことが可能となる。
【0018】さらには、再生時に、所定の条件を満たす
部分がない場合には自動的に早送りとして、カットする
ことが可能である。上記「所定の条件」とは、例えば画
面内から主被写体が出てしまった場合とか、急激なパン
ニングによって画像の全てが流れてしまった場合とか、
カメラの誤操作により地面とか空などを撮影してしま
い、主被写体がない場合、などである。
部分がない場合には自動的に早送りとして、カットする
ことが可能である。上記「所定の条件」とは、例えば画
面内から主被写体が出てしまった場合とか、急激なパン
ニングによって画像の全てが流れてしまった場合とか、
カメラの誤操作により地面とか空などを撮影してしま
い、主被写体がない場合、などである。
【0019】次に、撮影情報を再生時に利用する方法と
効果について説明する。
効果について説明する。
【0020】防振装置により、振れを除いた結果、時と
して現実離れした、迫力のない映像となることがある。
例えば、手振れの無いジョット機の映像はスピード感が
なく、空中に停止しているような印象がある。また、船
上から陸地を撮影したシーンで、船の揺れが完全に除去
されてしまうと、船上からの撮影であるという雰囲気が
なくなり、やはり味の無い映像となる。このように防振
装置が逆効果をもたらす場合に、テープに記録された振
れ情報を使って、映像に効果的な振れを付けるべくビデ
オ信号を変化させることができる。この手段について
は、前述のテレビジョン学会技術報告の「画面揺れ補正
装置」を使用することができる。
して現実離れした、迫力のない映像となることがある。
例えば、手振れの無いジョット機の映像はスピード感が
なく、空中に停止しているような印象がある。また、船
上から陸地を撮影したシーンで、船の揺れが完全に除去
されてしまうと、船上からの撮影であるという雰囲気が
なくなり、やはり味の無い映像となる。このように防振
装置が逆効果をもたらす場合に、テープに記録された振
れ情報を使って、映像に効果的な振れを付けるべくビデ
オ信号を変化させることができる。この手段について
は、前述のテレビジョン学会技術報告の「画面揺れ補正
装置」を使用することができる。
【0021】図2は上記の様な機能が付加された撮影装
置の各種動作の制御を司るマイクロコンピュータ7の一
連の動作を示すフローチャートである。 [ステップ101] 撮影モードか否かを判別し、撮影
モードで有ればステップ102へ進み、そうでなければ
ステップ109へ進む。 [ステップ102] 振れセンサ5及び回転センサ5か
ら振れ量を検出する。 [ステップ103] 上記振れ量から可変頂角プリズム
2の頂角信号とCCD4の回動角信号を算出する。 [ステップ104] 上記の頂角信号をプリズム駆動ア
クチュエータ8へ、又回動角信号をCCD回転アクチュ
エータ9へ、それぞれ出力し、3軸の振れ補正を行う。 [ステップ105] 画像情報がVTR12に記録され
る際、上記の各振れ量もVTR12に記録させる。 [ステップ106] 画像解析回路11にて画像解析を
行わせる。 [ステップ107] 上記の解析結果を利用して、主被
写体が最適の画像となるべく種々の処理をカメラ信号処
理回路10を制御することにより行う。つまり、自動作
画を行う。 [ステップ108] 撮影終了か否かを不図示のスイッ
チの状態より判別し、終了で無ければステップ101へ
戻り、終了であれば一連の動作を終了する。
置の各種動作の制御を司るマイクロコンピュータ7の一
連の動作を示すフローチャートである。 [ステップ101] 撮影モードか否かを判別し、撮影
モードで有ればステップ102へ進み、そうでなければ
ステップ109へ進む。 [ステップ102] 振れセンサ5及び回転センサ5か
ら振れ量を検出する。 [ステップ103] 上記振れ量から可変頂角プリズム
2の頂角信号とCCD4の回動角信号を算出する。 [ステップ104] 上記の頂角信号をプリズム駆動ア
クチュエータ8へ、又回動角信号をCCD回転アクチュ
エータ9へ、それぞれ出力し、3軸の振れ補正を行う。 [ステップ105] 画像情報がVTR12に記録され
る際、上記の各振れ量もVTR12に記録させる。 [ステップ106] 画像解析回路11にて画像解析を
行わせる。 [ステップ107] 上記の解析結果を利用して、主被
写体が最適の画像となるべく種々の処理をカメラ信号処
理回路10を制御することにより行う。つまり、自動作
画を行う。 [ステップ108] 撮影終了か否かを不図示のスイッ
チの状態より判別し、終了で無ければステップ101へ
戻り、終了であれば一連の動作を終了する。
【0022】ステップ101において撮影モードでない
と判別した場合には、前述したようにステップ109へ
進む。 [ステップ109] ここで再生モードか否かを判別
し、再生モードで有ればステップ110へ進み、そうで
なければ動作を終了する。 [ステップ110] VTR12の再生信号を画像解析
回路11へ入力させ、これの解析を行わせる。 [ステップ111] 上記の解析結果から得られる主被
写体の画面内に占める大きさ情報に基づいてトリミング
処理を自動的に行う。 [ステップ112] 上述した様に、画面内から主被写
体が出てしまっていたり、急激なパンニングによって画
像の全て流れてしまっていたり、カメラの誤操作により
地面とか空などを撮影してしまい、主被写体が画面内に
なかったりした場合には、自動的に早送りとしてその部
分をカットする。 [ステップ113] 上述した様に、振れの無いジェッ
ト機の映像はスピード感がなく、空中に停止しているよ
うな印象を与え、また、船上から陸地を撮影したシーン
で、船の揺れが完全に除去されてしまうと船上からの撮
影であるという雰囲気がなくなり、味の無い映像となる
ため、上記ステップ104において記憶した振れ情報を
使って映像に効果的な振れを付けるべくビデオ信号を変
化させる等の処理を行う。 [ステップ114] 再生終了か否かを不図示のスイッ
チの状態より判別し、終了で無ければステップ109へ
戻り、終了であれば一連の動作を終了する。
と判別した場合には、前述したようにステップ109へ
進む。 [ステップ109] ここで再生モードか否かを判別
し、再生モードで有ればステップ110へ進み、そうで
なければ動作を終了する。 [ステップ110] VTR12の再生信号を画像解析
回路11へ入力させ、これの解析を行わせる。 [ステップ111] 上記の解析結果から得られる主被
写体の画面内に占める大きさ情報に基づいてトリミング
処理を自動的に行う。 [ステップ112] 上述した様に、画面内から主被写
体が出てしまっていたり、急激なパンニングによって画
像の全て流れてしまっていたり、カメラの誤操作により
地面とか空などを撮影してしまい、主被写体が画面内に
なかったりした場合には、自動的に早送りとしてその部
分をカットする。 [ステップ113] 上述した様に、振れの無いジェッ
ト機の映像はスピード感がなく、空中に停止しているよ
うな印象を与え、また、船上から陸地を撮影したシーン
で、船の揺れが完全に除去されてしまうと船上からの撮
影であるという雰囲気がなくなり、味の無い映像となる
ため、上記ステップ104において記憶した振れ情報を
使って映像に効果的な振れを付けるべくビデオ信号を変
化させる等の処理を行う。 [ステップ114] 再生終了か否かを不図示のスイッ
チの状態より判別し、終了で無ければステップ109へ
戻り、終了であれば一連の動作を終了する。
【0023】本実施例によれば、手振れ等の振動がある
場合にも、防振装置により良好な映像が得られ、この結
果、画像解析を良好に行え、種々のカメラのインテリジ
ェント化が可能となる。これは、カメラの他、ジェット
機、自動車、船等の揺れを伴う乗り物に搭載する画像入
力装置にも適用できる。
場合にも、防振装置により良好な映像が得られ、この結
果、画像解析を良好に行え、種々のカメラのインテリジ
ェント化が可能となる。これは、カメラの他、ジェット
機、自動車、船等の揺れを伴う乗り物に搭載する画像入
力装置にも適用できる。
【0024】また、VTRの再生時にも、画像解析を行
うようにしたため、自動トリミングや不要シーンのカッ
ト等の編集機能を自動的に実現することができる。
うようにしたため、自動トリミングや不要シーンのカッ
ト等の編集機能を自動的に実現することができる。
【0025】さらに、撮影時の振れ情報を映像情報と共
に記録するようにしたため、再生時に臨場感のある再生
を行うことができる。
に記録するようにしたため、再生時に臨場感のある再生
を行うことができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
該装置の揺動を検出する揺動検出手段と、該揺動検出手
段からの揺動信号に基づいて画像揺動抑制信号を生成す
る抑制信号生成手段と、撮像手段の前面側に配置され、
前記抑制信号生成手段からの画像揺動抑制信号に基づい
て撮影画像の揺動を抑制する画像揺動抑制手段と、該画
像揺動抑制手段により揺動が抑制された撮像手段からの
撮影画像の特徴を電気的に抽出する画像解析手段とを設
け、画像揺動抑制手段により撮影画像の揺動を抑制し、
画像解析手段によりこの撮影画像の特徴を電気的に抽出
するようにしている。
該装置の揺動を検出する揺動検出手段と、該揺動検出手
段からの揺動信号に基づいて画像揺動抑制信号を生成す
る抑制信号生成手段と、撮像手段の前面側に配置され、
前記抑制信号生成手段からの画像揺動抑制信号に基づい
て撮影画像の揺動を抑制する画像揺動抑制手段と、該画
像揺動抑制手段により揺動が抑制された撮像手段からの
撮影画像の特徴を電気的に抽出する画像解析手段とを設
け、画像揺動抑制手段により撮影画像の揺動を抑制し、
画像解析手段によりこの撮影画像の特徴を電気的に抽出
するようにしている。
【0027】よって、高画質な撮影画像を得、画像解析
を良好に行うことが可能となる。
を良好に行うことが可能となる。
【図1】本発明の一実施例を示す撮影装置の要部を示す
構成図である。
構成図である。
【図2】図1のマイクロコンピュータの動作を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
2 可変頂角プリズム 4 CCD 5 振れセンサ 6 回転センサ 7 マイクロコンピュータ 8 プリズム駆動アクチュエータ 9 回転アクチュエータ 10 カメラ信号処理回路 11 画像解析回路 12 VTR
Claims (1)
- 【請求項1】 被写体からの光を光学的に結像させる結
像手段と、該結像手段からの光学像を電気的情報に変換
して撮影画像として出力もしくは記録する撮像手段とを
備えた撮影装置において、該装置の揺動を検出する揺動
検出手段と、該揺動検出手段からの揺動信号に基づいて
画像揺動抑制信号を生成する抑制信号生成手段と、前記
撮像手段の前面側に配置され、前記抑制信号生成手段か
らの画像揺動抑制信号に基づいて上記の撮影画像の揺動
を抑制する画像揺動抑制手段と、該画像揺動抑制手段に
より揺動が抑制された前記撮像手段からの撮影画像の特
徴を電気的に抽出する画像解析手段とを設けたことを特
徴とする撮影装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4181614A JPH063726A (ja) | 1992-06-17 | 1992-06-17 | 撮影装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4181614A JPH063726A (ja) | 1992-06-17 | 1992-06-17 | 撮影装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH063726A true JPH063726A (ja) | 1994-01-14 |
Family
ID=16103885
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4181614A Pending JPH063726A (ja) | 1992-06-17 | 1992-06-17 | 撮影装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH063726A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016002322A1 (ja) * | 2014-07-02 | 2016-01-07 | ソニー株式会社 | 画像処理装置、画像処理方法およびプログラム |
WO2016088368A1 (ja) * | 2014-12-03 | 2016-06-09 | 日本電気株式会社 | 方向制御装置、方向制御方法および記録媒体 |
JPWO2020195232A1 (ja) * | 2019-03-28 | 2020-10-01 |
-
1992
- 1992-06-17 JP JP4181614A patent/JPH063726A/ja active Pending
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11044419B2 (en) | 2014-07-02 | 2021-06-22 | Sony Corporation | Image processing device, imaging processing method, and program |
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