JPH0637264U - 天井走行車 - Google Patents

天井走行車

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Publication number
JPH0637264U
JPH0637264U JP7980092U JP7980092U JPH0637264U JP H0637264 U JPH0637264 U JP H0637264U JP 7980092 U JP7980092 U JP 7980092U JP 7980092 U JP7980092 U JP 7980092U JP H0637264 U JPH0637264 U JP H0637264U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
traveling vehicle
overhead traveling
plate portion
main body
elevator
Prior art date
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Pending
Application number
JP7980092U
Other languages
English (en)
Inventor
和弘 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP7980092U priority Critical patent/JPH0637264U/ja
Publication of JPH0637264U publication Critical patent/JPH0637264U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 昇降台交換時に昇降台の吊り下げ位置の調整
を行なう必要がなく、作業性の向上を図ることができ、
昇降台の交換時間を短縮することができる天井走行車を
提供する。 【構成】 天井走行車本体10に対して昇降可能に吊り
下げられた昇降台取付用のプレート部20と、天井走行
車本体10とプレート部20との間に配置され、プレー
ト部20の吊り下げ位置を調節する調節機構2と、プレ
ート部20に対して取り付け取り外し自在に設けられ
た、作業手段26を有する昇降台25と、昇降台25の
作業手段26に電気を供給するための電源コネクタ3
0,31とを具備したことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、工場や倉庫等に配設される天井走行車に関する。より詳しくは、バ ケットのチャック機構等の作業手段を備えた昇降台を、天井走行車本体との間で 取り付け取り外しする際の作業性の向上を図ることができる天井走行車に関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、天井に設けられたレールに沿って走行する天井走行車本体と、この天 井走行車本体に対して4本の吊下げベルトで昇降可能に設けられた昇降台と、こ の昇降台に設けられた作業手段(例えば、バケットのチャック機構等)とを備え た天井走行車が知られている。
【0003】 このような天井走行車は、工場や倉庫等に配設され、荷(例えばバケット)を 所定のステーションからステーションへと搬送するようになっている。
【0004】 昇降台は、作業目的に合わせて天井走行車本体に取り付けるようになっており 、作業目的が変更されたときなどには、その作業目的に合うものと交換する。
【0005】 図3は従来の天井走行車における昇降台の吊り下げ機構を示す正面図である。
【0006】 同図において、1は吊り下げベルト、2は吊り下げベルト1に取り付けられた 吊り下げ位置の調節機構、3は調節機構2を介して吊り下げられた昇降台である 。
【0007】 調節機構2は、正面視コ字形状に形成された基部4と、この基部4の両端部4 a,4bにより垂直方向に支持されたアジャスタボルト5と、このアジャスタボ ルト5に螺合され、吊り下げベルト1の下端が固定された樹脂ブロック6とから なっている。
【0008】 このような調節機構2によれば、各アジャスタボルト5を回動操作して、各樹 脂ブロック6の位置を上下方向に調整することにより、昇降台3の吊り下げ位置 を調節することができる。
【0009】 7は樹脂ブロック6に設けられた電源端子であり、吊り下げベルト1を通じて 図示しない天井走行車本体から電気が供給される。
【0010】 8は昇降台1に設けられた作業手段、9は電源端子7に接続された作業手段8 の電源配線である。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来の天井走行車には、次のような問題があった。
【0012】 調節機構2の各基部4は、昇降台3の上面にそれぞれ直接固定されていたので 、昇降台交換時に各基部4の取り外し取り付けを行なうと昇降台の吊り下げ位置 が狂いやすかった。
【0013】 このため、昇降台交換のたびに吊り下げ位置の調整を行なわなければならず、 昇降台の交換作業に多大の時間を必要とするという問題があった。
【0014】 本考案の目的は、以上のような問題点を解決し、昇降台交換時に昇降台の吊り 下げ位置の調整を行なう必要がなく、昇降台の交換時間を短縮することができる 天井走行車を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案は、天井走行車本体に対して昇降可能に吊り 下げられた昇降台取付用のプレート部と、天井走行車本体とプレート部との間に 配置され、プレート部の吊り下げ位置を調節する調節機構と、プレート部との間 で取り付け取り外し自在に設けられた、作業手段を有する昇降台と、昇降台の作 業手段に電気を供給するための電源コネクタとを具備した構成とした。
【0016】
【作用効果】
本考案は上記の構成としたので、次のような作用効果を奏する。
【0017】 すなわち、プレート部は天井走行車本体に対して昇降可能に吊り下げられ、ま た、昇降台はこのプレート部に対して取り付け取り外し自在に設けられているの で、昇降台の交換は、プレート部との間で行なうことができる。
【0018】 天井走行車本体とプレート部との間に調節機構が配置されているので、昇降台 の交換を行なってもプレート部の吊り下げ位置には狂いが生じない。
【0019】 また、プレート部から昇降台の作業手段への電源供給は、電源コネクタを介し て行われるので、昇降台交換時の電源の切断、あるいは電源の接続が容易で、昇 降台の交換作業をよりいっそうスムーズに行なうことができる。
【0020】 このように、本考案の天井走行車によれば、昇降台交換時に昇降台の吊り下げ 位置の調整を行なう必要がなく、昇降台の交換時間を短縮することができるとい う効果がある。
【0021】
【実施例】
以下、本考案の一実施例について図面を参照して説明する。
【0022】 図1は本考案に係る天井走行車の要部を示す正面図、図2は同じくプレート部 から昇降台を取り外したときの斜視図である。
【0023】 これらの図面において、20は昇降台取り付け用のプレート部である。このプ レート部20は、4本の吊り下げベルト1と、従来例と同様の構成よりなる吊り 下げ位置の調節機構2とを介して天井走行車本体10に吊り下げられている。天 井走行車本体10内には、図示しない巻取り機構があり、この巻取り機構によっ てベルト1が巻取られ、あるいは送り出されることによりプレート部20が昇降 する。
【0024】 調節機構2の各基部4は、取付ボルト4cによってプレート部20の上面20 aの四隅に固定されている。これにより、各基部4のアジャスタボルト5を回動 操作して樹脂ブロック6を上下動させることにより、プレート部20の吊り下げ 位置を調節することができる。
【0025】 25は作業手段26を有する昇降台であり、ボルト27等の取付手段によりプ レート部20に対して取り付け取り外し自在に設けられている。
【0026】 30はプレート部20側の電源コネクタ、31は昇降台25側の電源コネクタ である。これらの電源コネクタ30,31は、図1に示すように、プレート部2 0に昇降台25を取り付けた際に結合させて、天井走行車本体10からベルト1 を介して送られてくる電気を昇降台25の作業手段26に供給するようになって いる。また、プレート部20から昇降台25を取り外したときには、図2に示す ように、上下に離脱させる。
【0027】 なお、作業手段26の電源としては、天井走行車本体10にバッテリーが搭載 されている場合にはそのバッテリーを用いることができる。また、天井走行車本 体10にバッテリーが搭載されていない場合には、天井走行車の図示しない走行 レールに付設されている電源ラインからの供給を受けるようにする。
【0028】 以上のような天井走行車によれば、プレート部20は天井走行車本体10に対 して昇降可能に吊り下げられ、また、昇降台25はこのプレート部20に対して 取り付け取り外し自在に設けられているので、昇降台25の交換は、プレート部 10との間で行なうことができる。
【0029】 また、天井走行車本体10とプレート部20との間に調節機構2が配置されて いるので、昇降台25の交換を行なってもプレート部20の吊り下げ位置には狂 いが生じない。
【0030】 また、プレート部20から昇降台25の作業手段26への電源供給は、電源コ ネクタ30,31を介して行われるので、昇降台交換時の電源の切断、あるいは 電源の接続が容易で、昇降台25の交換作業をよりいっそうスムーズに行なうこ とができる。
【0031】 このように、本実施例の天井走行車によれば、昇降台交換時に昇降台25の吊 り下げ位置の調整を行なう必要がなく、作業性の向上を図ることができ、交換時 間を短縮することができる。
【0032】 以上、本考案の一実施例について説明したが、本考案は上記実施例に限定され るものではなく、本考案の要旨の範囲内において適宜変形実施可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る天井走行車の要部を示す正面図。
【図2】同じく昇降台とプレート部とを外した状態の斜
視図。
【図3】従来の天井走行車における昇降台の吊り下げ機
構を示す正面図。
【符号の説明】
2 調節機構 10 天井走行車本体 20 プレート部 25 昇降台 26 作業手段 30,31 電源コネクタ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井走行車本体に対して昇降可能に吊り
    下げられた昇降台取付用のプレート部と、天井走行車本
    体とプレート部との間に配置され、プレート部の吊り下
    げ位置を調節する調節機構と、プレート部に対して取り
    付け取り外し自在に設けられた、作業手段を有する昇降
    台と、昇降台の作業手段に電気を供給するための電源コ
    ネクタとを具備した天井走行車。
JP7980092U 1992-10-23 1992-10-23 天井走行車 Pending JPH0637264U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7980092U JPH0637264U (ja) 1992-10-23 1992-10-23 天井走行車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7980092U JPH0637264U (ja) 1992-10-23 1992-10-23 天井走行車

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0637264U true JPH0637264U (ja) 1994-05-17

Family

ID=13700299

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7980092U Pending JPH0637264U (ja) 1992-10-23 1992-10-23 天井走行車

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JP (1) JPH0637264U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2021049203A1 (ja) * 2019-09-13 2021-03-18

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5820284B2 (ja) * 1973-03-01 1983-04-22 ルセル ユクラフ クロマトグラフイ−ソウチ
JPS6188712A (ja) * 1985-09-27 1986-05-07 株式会社日立製作所 吊具用給電ケーブルの巻取装置

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WO2021049203A1 (ja) * 2019-09-13 2021-03-18 村田機械株式会社 天井搬送車

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