JPH0637168U - シール材 - Google Patents

シール材

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Publication number
JPH0637168U
JPH0637168U JP7855092U JP7855092U JPH0637168U JP H0637168 U JPH0637168 U JP H0637168U JP 7855092 U JP7855092 U JP 7855092U JP 7855092 U JP7855092 U JP 7855092U JP H0637168 U JPH0637168 U JP H0637168U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
base portion
shaped base
transfer layer
pouring hole
Prior art date
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Pending
Application number
JP7855092U
Other languages
English (en)
Inventor
孝之 後藤
修三 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Yoshino Kogyosho Co Ltd filed Critical Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority to JP7855092U priority Critical patent/JPH0637168U/ja
Publication of JPH0637168U publication Critical patent/JPH0637168U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 剥離した後も容器体頂壁等に文字,記号等の
表示用転写層が残存して開封済であることを容易に判別
出来るシール材を提案する。 【構成】 シート状基部9下面に、固着したシート状基
部9を剥離することにより注出孔5周縁部頂面に転写す
る表示用転写層10を設けて構成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はシール材に関し、詳しくは、容器体口頚部或いは注出用中栓等の注出 孔を閉塞して固着され、容器等の使用時に引き剥がして注出孔を開口する如く使 用されるシール材に関する。
【0002】
【従来の技術】 【考案が解決しようとする課題】
例えば、容器体口頚部外周上端に周壁を嵌着固定させて装着するとともに、周 壁上端縁より延設した注出孔付き頂壁により口頚部上端開口を閉塞してなる注出 用中栓が知られており、該中栓の頂壁上面に合成樹脂製のシート等よりなるシー ル材を融着,接着等の適宜固着手段により固着して注出孔を液密にシールするこ とが行われている。又、これ等シール材は使用時に側方に突設した舌片を持って 頂壁に固着した部分を毟り取ることにより注出孔を開口させている。
【0003】 しかしながら、従来のこの種のシール材では、容器頂壁等に固着されている時 点では容器等の未使用を容易に判別出来るが、一旦シール材を剥がしてしまうと その容器が未使用であるか否かにわかに判別出来ない。
【0004】 本考案はこの種シール材を改良したもので、剥離した後も容器体頂壁等に文字 、記号等の転写層が残存して開封済であることを容易に判別出来る優れたシール 材を提案するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案シール材は上記課題を解決するため、注出孔5周縁部の頂面に注出孔5 を閉塞して固着させたシート状基部9を有するとともに、該基部9の一縁部より 側方へ指掛け用舌片8を一体に突設してなるシール材に於いて、上記シート状基 部9下面に、固着したシート状基部9を剥離することにより注出孔5周縁部頂面 に転写する表示用転写層10を設けて構成した。
【0006】
【作用】
舌片8を持って中心側へ引くと、シール材1のシート状基部9部分が剥がれて 注出孔5が開口するとともに、転写層10が頂壁4上に残って、例えば、文字,記 号,模様等の開封済の表示を行える。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。
【0008】 図1〜図7は本考案の一実施例を示し、本実施例ではシール材1を注出用中栓 2に装着した場合について説明する。
【0009】 注出用中栓2は合成樹脂により形成したもので、周壁3上端縁より頂壁4を延 設した下端面開口の円筒状をなし、頂壁4中央には円形の注出孔5を穿設してい る。又、頂壁4上面の周縁部には上向き段部6を周設している。更に、頂壁4裏 面の周壁3と所定間隔をあけた位置にシール筒部7を垂設している。
【0010】 シール材1は、指掛け用舌片8を一体に突設したシート状基部9と、転写層10 とから構成している。本実施例では図1及び図2に示す如く、円形のシート状基 部9一側縁に矩形板状の指掛け用舌片8を一体に延設し、更にシート状基部9下 面に転写層10を積層して構成しており、シート状基部9の大きさを上記上向き段 部6内側の中栓頂壁4部分より若干小さく構成して、中栓2に装着した際、舌片 8が段部6内に突出する如く構成している。
【0011】 上記指掛け用舌片8及びシート状基部9は、合成樹脂の単独或いは積層シート 、或いは合成樹脂と紙,金属等との積層シート等より形成されたものである。 又、転写層10は、固着したシール材1を容器等の注出孔周縁部頂面より剥離し た際、頂面に残存して文字、記号、模様等を表現出来るもので、例えば、上端の 剥離層を介してシート状基部9に積層し、下端の接着層により容器等の頂面に固 着させる如く構成した公知構成のものを採用することが出来る。又、シート状基 部9の表面より加圧することにより剥離して被転写体に転写する感圧式の転写層 を設けることをも可能である。この場合、シート状基部下面を転写層を介して融 着することによりシート状基部を剥がした時に転写層が容器等に残存する。又、 転写層10は少なくとも転写する容器等の頂面の注出孔該当部分を被覆しない様に 構成して、シート状基部9を剥離した際に注出孔が開孔する如く構成している。 例えば、図2に示す実施例では、転写層10の中央部に円形に空隙を設けて構成し ている。
【0012】 本実施例では、図3に示す如く、下端の接着層10A より順次印刷層10B 、保護 層10C 、剥離層10D を積層して転写層10を構成している。上記印刷層10B 以外の 各層は合成樹脂により形成され、印刷層10B は顔料、染料を主成分とした層構成 材より形成する。
【0013】 この様に構成したシール材1を図5に示す如く上記中栓2の頂壁4上面に接着 ,融着等の適宜固着手段により固着して注出孔5をシールさせる。
【0014】 又、上記注出用中栓2は、図7に示す如く、容器体口頚部11の外周に螺合させ た周壁12上端より頂壁13を延設してなる合成樹脂製の外キャップ14を着脱自在に 装着させた容器に使用するもので、口頚部11上端を縮径して形成した縮径口頚部 11a 外周に周壁3を凹凸係合手段をもって嵌着固定するとともに、シール筒部7 を縮径口頚部11a 内面に液密に嵌合させて使用する。
【0015】 尚、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、本考案の要旨を変えるこ とのない範囲で、その形状、材質、構造等は適宜変更が可能であり、例えば、上 記実施例ではシールー材を注出用中栓本体に装着した場合について説明したが、 容器体口頚部上端の注出孔周囲に直接シール材を適用することも可能であり、又 、その他注出孔を有する容器等に適用することも可能である。
【0016】
【考案の効果】
以上説明した如く本考案シール材は、シート状基部の剥離後に注出孔周縁部頂 面に転写する転写層を設けているため、シート状基部を剥離した後は、容器等の 注出孔周縁部頂面に、例えば、文字、数字、記号、模様等により開封済である旨 の表現を出来、使用中であることが一目瞭然となる。
【0017】 又、それによって内容物の不正な詰め替え等を極力防止できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例を示す斜視図である。
【図2】 同実施例の層構造を説明する説明図である。
【図3】 同実施例の更に詳しい層構造の一例を説明す
る説明図である。
【図4】 同実施例に使用する注出用中栓の一例を示す
斜視図である。
【図5】 同実施例のシール材を中栓に装着した状態を
示す斜視図である。
【図6】 上記中栓のシール材を剥がした状態を示す斜
視図である。
【図7】 上記中栓を容器体に装着した状態を示す要部
縦断面図である。
【符号の説明】
5…注出孔,8…指掛け用舌片,9…シート状基部,10
…転写層

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 注出孔5周縁部の頂面に注出孔5を閉塞
    して固着させたシート状基部9を有するとともに、該基
    部9の一縁部より側方へ指掛け用舌片8を一体に突設し
    てなるシール材に於いて、上記シート状基部9下面に、
    固着したシート状基部9を剥離することにより注出孔5
    周縁部頂面に転写する表示用転写層10を設けてなること
    を特徴とするシール材。
JP7855092U 1992-10-15 1992-10-15 シール材 Pending JPH0637168U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7855092U JPH0637168U (ja) 1992-10-15 1992-10-15 シール材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7855092U JPH0637168U (ja) 1992-10-15 1992-10-15 シール材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0637168U true JPH0637168U (ja) 1994-05-17

Family

ID=13665031

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7855092U Pending JPH0637168U (ja) 1992-10-15 1992-10-15 シール材

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JP (1) JPH0637168U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5012358A (ja) * 1973-06-08 1975-02-07
JP3084878B2 (ja) * 1992-01-24 2000-09-04 スズキ株式会社 2サイクルエンジンのリードバルブ取付構造

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5012358A (ja) * 1973-06-08 1975-02-07
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