JP2004244045A - ペットボトル - Google Patents
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Abstract
【課題】所持者以外の別人が誤飲するのを、より確実に防止する効果に優れた実用的なペットボトルの提供。
【解決手段】ボトル本体2とキャップ3と宣伝表示ラベル4からなるペットボトル1の外面の特定箇所に特定サイズの手書き表示部10を形成して、手書き表示部10に所持者の名前や開栓日時などを手書きすることで、別人が誤飲するのを防止する。手書き表示部10は、筆記具で記入できる市販品の紙製の手書きラベル11のほか、筆記具以外の棒切れなどでも記入できるカーボン紙構造、ノンカーボン紙構造の感圧複写紙ラベルが適用できる。
【選択図】 図1
【解決手段】ボトル本体2とキャップ3と宣伝表示ラベル4からなるペットボトル1の外面の特定箇所に特定サイズの手書き表示部10を形成して、手書き表示部10に所持者の名前や開栓日時などを手書きすることで、別人が誤飲するのを防止する。手書き表示部10は、筆記具で記入できる市販品の紙製の手書きラベル11のほか、筆記具以外の棒切れなどでも記入できるカーボン紙構造、ノンカーボン紙構造の感圧複写紙ラベルが適用できる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、果実飲料やお茶、アルコール飲料などを収容するペットボトルに関する。
【0002】
【従来の技術】
果実飲料やお茶などの清涼飲料水容器であるペットボトルは、ガラス瓶同様に飲み口からねじ込み式のキャップ(栓)を外して内容物の飲料を少し飲んだ後、飲み口にキャップを締め込んで密閉すれば、飲み残しの内容物がこぼれる心配が無く、携帯に便利である。また、ペットボトルは、ガラス瓶と比べて軽量であり、割れなくて取り扱いに便利であることから、市場の清涼飲料水容器の50%以上を占めるまでに普及している。
【0003】
ペットボトルは、底部と胴部と飲み口からなるポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂製のボトル本体と、ボトル本体の飲み口に螺装されたキャップと、ボトル本体の胴部外周面に装着された熱収縮性樹脂の宣伝表示ラベルで構成され、宣伝表示ラベルにボトル本体に収容された内容物の商品名、メーカー名、品質説明、宣伝文、宣伝模様・写真などが印刷される。キャップは成形性のよいポリプロピレン(PP)樹脂製であり、宣伝表示ラベルは印刷性のよいポリスチレン(PS)樹脂製が一般的である。
【0004】
ペットボトルの内容物を飲み残してキャップで閉栓して携帯、或いは、冷蔵庫に保存し、再びキャップを開けて飲み残しを飲む場合、始めに飲んだ人(以下、ペットボトルの所持者と称する)以外の別人が飲む(以下、誤飲と称する)ことがある。この別人による誤飲は、所持者にとって迷惑であり、衛生上にも問題が多い。例えば、果実飲料の入ったペットボトルでは、開栓後の時間経過で内容物が変質することがあり、始めに飲んだ所持者には始めに開栓した時期が分かって内容物の変質の進行度合いが分かり、内容物が変質している頃と思えば飲み残しを飲むことはないが、別人は内容物の変質の進行度合いが分からず、変質した飲み残しを飲む場合がある。また、ペットボトルは、飲み口に口を当てて直接に飲むことが多く、同じ飲み口から複数の人が飲むのは非衛生である。
【0005】
ペットボトルの飲み残しの誤飲は、最初に開栓したときに所持者がペットボトルのいずれかの箇所にマジックペンで所持者の名前や開栓の日時を記入しておけば、ある程度防止することができる。しかし、所持者がペットボトルのいずれの箇所に記入するかが不定であるために、記入箇所に別人が気が付かないことがある。また、ペットボトルに記入できるのは、マジックペンに限られる不便がある。
【0006】
このようなことから、マジックペンやマジックペン以外の筆記具で所持者の名前などが記入できる特製の名札をペットボトル、ガラス瓶などの容器に取付けることが行なわれている(例えば、特許文献1参照。)。
【0007】
【特許文献1】
特開平07−219437号公報(図1)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1に示される特製の名札は、ボトルネームの名称で提案されているもので、この特製の名札にペットボトル所持者の名前を記入してペットボトルに引掛けておくと、ペットボトルの所持者が別人にもすぐに分かり、別人が誤飲する可能性が少なくなる。しかし、この種の名札は、ペットボトルと別売りされる製品であるために、ペットボトル購入時に用意することが難しく、かつ、特製の名札ゆえに購入費用がかかる。また、名札をペットボトルの飲み口周辺の首部分に引っ掛けて取り付けているが、ペットボトルの携帯時や冷蔵庫への保存時に簡単に外れて紛失することが多い。さらに、ペットボトルの内容物を飲む場合に名札が邪魔になり、名札を外して内容物を飲んだ後、再度、取付けるようにするのは不便であり、再度の取付けを忘れることがあって、この種の名札は実用的でないのが実情である。
【0009】
本発明の目的は、別人の誤飲を防止する効果に優れた実用的なペットボトルを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の上記目的を達成する技術的手段は、キャップ3を含むペットボトル外面に、任意に手書きできる手書き表示部10を設けたことである(請求項1)。
【0011】
ここで、ペットボトル1とは、底と胴部と飲み口を有するボトル本体2と、ボトル本体2の飲み口2cに螺装されたキャップ3を含み、或いは、ボトル本体2の外周に装着された宣伝表示ラベル4を含むもので、ボトル本体2の外面やキャップ3の外面、宣伝表示ラベル4の表面に手書き表示部10を形成する。手書き表示部10は、ペットボトル1の外観の一部を形成する目立つ面部分が望ましく、例えば白地の面部分で、ボールペンなどでもってペットボトル所持者の名前や開栓日付などが手書きされる。手書き表示部10がペットボトル1の所定の部分に形成されるため、所持者以外の別人でも手書き表示部10を気付きやすくて、手書き表示部10に記入された所持者の名前が別人に、より確かに認識されることになり、飲み残しの誤飲といったトラブル発生が回避される。また、ペットボトル1の外面一部を形成する手書き表示部10は、ペットボトル1の内容物を飲む場合に何ら邪魔をせず、さらに、ペットボトルを携帯したり冷蔵庫うに保存しても決して紛失しない。
【0012】
本発明においては、上記手書き表示部10を、ペットボトル外面に部分的に貼付した、筆記具で記入できる手書きラベル11で形成することができる(請求項2)。この手書きラベル11は、裏面に接着剤、粘着剤が塗布された市販の紙製ラベルが、鉛筆やボールペンの筆記具で簡単に記入できることから望ましい。また、手書きラベル11は、ペットボトル外面に剥離容易に貼付されるものが、ペットボトルのリサイクル時に宣伝表示ラベル4と共に剥離して除去する作業を容易にする上で望ましい。
【0013】
また、本発明においては、上記手書き表示部10を、ペットボトル外面に部分的に貼付した、突状体の押圧で記入できる感圧複写紙ラベル21で形成することができる(請求項3)。この感圧複写紙ラベル21は、筆記具以外の棒切れ、指の爪などのある程度の硬度で先鋭部分を有する突状体24を押し当てると文字などが記入できる市販品が適用できる。この場合も、ペットボトル外面に剥離容易に貼付されるものが、ペットボトルのリサイクル上に望ましい。
【0014】
本発明においては、上記突状体24をキャップ3に一体に形成することができる(請求項4)。例えば、キャップ3の外周エッジ部分の一部に突起状部分を一体成形して、この突起状部分を突状体24とすることができる。この場合、ボトル本体2側に感圧複写紙ラベル21が貼付され、この感圧複写紙ラベル21にキャップ3の突状体24で手書きすることができる。キャップ3とボトル本体2は一式のものであるため、感圧複写紙ラベル21に手書きする突状体24が紛失する心配が無くなる。
【0015】
さらに、本発明においては、ペットボトル外面が凸状部と凹状部が連続する凹凸面で、この凹凸面の凹状部5aに感圧複写紙ラベル21を貼付することが望ましい(請求項5)。このようにペットボトル外面の凹凸面の内の凹状部5aに感圧複写紙ラベル21を貼付すると、凹状部5aを囲う凸状部5bが感圧複写紙ラベル21の表面より高い位置に在って、人体や壁などの外部物体が感圧複写紙ラベル21に当接する前に凸状部5bに当接して、感圧複写紙ラベル21への当接が回避され、外部物体による感圧複写紙ラベル21への誤った記入が回避される。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の各種の実施の形態を図1〜図7を参照して説明する。
【0017】
図1(A)、(B)に示される第1の実施の形態のペットボトル1は、外面の一部に任意に手書きできる手書き表示部10を有する。ペットボトル1は、底部2aと胴部2bと円筒状の飲み口2cを有するポリエチレンテレフタレート製の透明なボトル本体2と、飲み口2cに螺装される樹脂製のキャップ3と、ボトル本体2の外周に装着された熱収縮性の宣伝表示ラベル4で構成される。
【0018】
ボトル本体2の胴部2bは、図1(B)に示すように凹状部5aと凸状部5bが交互に連続する略六角形の筒体で、このように胴部2bを凹凸面にすることで内容物による内圧で変形しないように強度を確保している。胴部2bの外周に筒状の宣伝表示ラベル4が嵌挿された後、熱風などで熱処理されて収縮して、凹凸面の凹状部5aを覆うように張設される。宣伝表示ラベル4には、ペットボトル1に収容される飲料(内容物)の商品名、メーカー名、宣伝文や写真などが印刷される。
【0019】
図1のペットボトル1は、宣伝表示ラベル4に余白部分を設けて、この余白部分に筆記具で手書きできる手書きラベル11を貼付して、手書き表示部10としたことを特徴とする。例えば、ボトル本体2の1つの凹状部5aを覆い隠すように張設された平坦な宣伝表示ラベル4上に1枚の縦長の手書きラベル11を貼付する。手書きラベル11は紙製で、裏面が宣伝表示ラベル4に接着剤、粘着剤で貼付される。手書きラベル11の表面は、ペットボトル所持者の名前などが筆記具で任意に記入できるネーム記入欄や、記入月日の印刷欄が設けてある。ネーム記入欄は、図1(A)の鎖線で示すように筆記具12でペットボトル所持者の名前13などが簡単に記入できる面であり、かつ、記入した名前13などが目立つ白色などの色付き面である。筆記具12は、鉛筆やボールペン、マジックペンなど多種類が適用できて、手書きラベル11への記入が一段と便利になる。
【0020】
最初にキャップ3を外す開栓直前、或いは、開栓後にペットボトル所持者が筆記具12を使って手書きラベル11に所持者名、所持者名に代わるサイン、記号、図案などを記入し、必要に応じて月日も記入する。その後、内容物を飲み、内容物を残してキャップ3を閉めてペットボトル1を持ち歩き、或いは、冷蔵庫に保存する。以後、ペットボトル所持者は、手書きラベル11を見て自分の所持品であることを確認し、飲み残しの時間経過を知る。また、ペットボトル1を所持者以外の別人が手にした場合、所定の箇所に貼付された手書きラベル11を見て、ペットボトル1が誰のものか分かり、最初に開栓された日時を知り、別人が所持者の許可を得ず飲み残し飲むトラブルや、別人が変質した飲み残しを知らずに飲むといったトラブルが回避される。
【0021】
手書きラベル11は宣伝表示ラベル4の一部となっているため、ペットボトル1を携帯しても紛失せず、邪魔にもならないし、内容物を飲む場合も邪魔にならない。また、ペットボトル1はリサイクル製品で、リサイクルに出す場合にボトル本体2からキャップ3と宣伝表示ラベル4が取り外され、この宣伝表示ラベル4の取り外しで手書きラベル11も取り外される。なお、紙製の手書きラベル11と樹脂製の宣伝表示ラベル4を分別する場合を考慮して、予め宣伝表示ラベル4に手書きラベル11を剥離容易に貼付しておくことが望ましい。
【0022】
図2(A)、(B)に第2の実施の形態のペットボトル1を示す。なお、図2と図1に示されるペットボトル1は、外観が多少異なるが基本構造は同じゆえに、同一部分又は相当部分には同一符号を付して、説明の重複を避ける。このことは、後の他の実施の形態においても同様である。
【0023】
図2のペットボトル1は、手書き表示部10を感圧複写紙ラベル21で形成したことを特徴とする。感圧複写紙ラベル21は、筆記具以外の棒切れ、指の爪などの突状体24で記入できるもので、図示しないカーボン紙を使った三層構造のラベルや、図3に示すような下用紙22と上用紙23からなるノーカーボンペーパ式二層構造の市販品が適用される。
【0024】
図3の感圧複写紙ラベル21は、裏面に染料のマイクロカプセルを塗布した上用紙23と、表面に顕色剤を塗布した下用紙22を重ねたもので、上用紙23上から突状体24を押し付けると、押し付けられた部分のマイクロカプセルが潰れて染料が顕色剤と反応して発色して、下用紙22に名前13などが記入される。ボトル本体2の凹状部5aに下用紙22を貼付し、下用紙22に重ねた上用紙23上から突状体24で記入が終了すると、下用紙22から上用紙23が剥離されて、下用紙22だけがボトル本体2に手書き済みラベルとして残り、図1の手書きラベルと同様にペットボトル飲み残しの経過表示や別人による誤飲防止などに有効利用される。
【0025】
感圧複写紙ラベル21に記入する突状体24は、ボールペンなどの筆記具に限らず、ヘアピンやクリップ、枝切れなどの適当な硬度、先鋭度を有するものならいずれも適用できて、ペットボトル所持者の名前などの記入が便利になる。また、感圧複写紙ラベル21は、ボトル本体2の宣伝表示ラベル4上に直接に貼付することも可能であるが、図2(B)に示すように、ボトル本体2の外周が凹状部5aと凸状部5bが交互に連続する凹凸面とすると、凹凸面の内の1つの凹状部5aの底面に感圧複写紙ラベル21を貼付する。このように凹状部5aに感圧複写紙ラベル21を貼付すると、感圧複写紙ラベル21が周辺の凸状部5bで囲まれて、記入用突状体24以外の何らかの外部物体が感圧複写紙ラベル21に当接しようとした場合、外部物体が先に凸状部5bに当接して感圧複写紙ラベル21への当接が回避され、感圧複写紙ラベル21への不適切な記入が防止される。
【0026】
図4及び図5は、第3の実施の形態を説明するもので、キャップ3の一部に突状体24を一体に形成する。図4(A)に示すキャップ3は、開口周縁部の外周一部に三角突起状の突状体24を有し、図5に示すようにボトル本体2から外したキャップ3を手にして突状体24で感圧複写紙ラベル21に記入する。このようにキャップ3に突状体24を一体成形しておけば、突状体24が紛失する心配がなくて、いつでも随時に記入ができて便利である。
【0027】
なお、図4(B)に示すキャップ3は、頂面中央に円錐状の突状体24を一体に突設している。図4(C)のキャップ3は、外周の凹凸上の滑り止め25の内の、例えば180度間隔の2箇所の凸部26を他の凸部より大きく成形して、この凸部26の上端部分を突状体24として利用する。このような図4(A)、(B)、(C)の突状体形状は、ペットボトルの種類に応じ選択される。
【0028】
図6に第4の実施の形態のペットボトル1を示すと、これはキャップ3の頂面に手書き表示部10を形成している。キャップ3の頂面は平坦面であることが多く、かつ、開栓や閉栓するときに人の目に付き易いところであることから、このキャップ頂面に図1と同様な手書きラベル11を貼付して、手書き表示部10とする。或いは、キャップ頂面に図2の感圧複写紙ラベル21を貼付して手書き表示部10としてもよい。
【0029】
次に、図7に示す第5の実施の形態のペットボトル1を説明すると、これは宣伝表示ラベル4の一部を印刷により手書きできる色付き余白部分を形成して、この色付き余白部分を手書き表示部10としている。宣伝表示ラベル4は印刷工場で製造されることから、印刷工場で印刷するときに白色などの色付き無地の余白部分を印刷し、この部分を後でユーザーが任意に手書きできる手書き表示部10とする。このように宣伝表示ラベル4の所定の箇所に手書き表示部10を形成しておくと、ユーザーはペットボトル購入時や携帯時に手書き表示部10を見る習慣ができて、手にしたペットボトルの所持者を習慣的に知ることになる。
【0030】
【発明の効果】
本発明によれば、ペットボトルの所定の箇所に形成された手書き表示部にペットボトル所持者名などを手書きしておくことで、別人がペットボトルを手にしたときに所定箇所の手書き表示部の表示を見る習慣が付き、ペットボトルの飲み残しが別人に飲まれるといった不具合発生が防止され、さらに、別人が同じ飲み口から内容物を飲むといった不衛生な飲み方が防止される。また、手書き表示部をペットボトルの所定の箇所に、所定のサイズで形成するため、ペットボトルを手にする人がより確かに手書き表示部に気付き、記入したり記入内容をより確かに目視することができて、手書き表示部の有効活用が可能な、実用価値の高いペットボトルが提供できる。
【0031】
また、手書き表示部を、筆記具で手書きできる手書きラベルにすることで、安価な市販品の紙製ラベルが使用できる有利さがある。
【0032】
また、手書き表示部を感圧複写紙ラベルで形成することで、筆記具以外の棒切れ、指の爪などでも任意に記入することができて、使い勝手のよいペットボトルが提供できる。
【0033】
さらに、感圧複写紙ラベルに記入する突状体をキャップに一体に形成することで、突状体の紛失による記入不可といったことが無くなり、便利になる。また、感圧複写紙ラベルをペットボトルの凹凸面の凹状部に貼付することで、感圧複写紙ラベルが凹状部周辺の凸状部で人体などの外部物体から保護されて、外部物体による不適切な記入が回避される効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は第1の実施の形態を示すペットボトルの正面図、
(B)はT−T線の拡大断面図である。
【図2】(A)は第2の実施の形態を示すペットボトルの正面図、
(B)は部分拡大断面図である。
【図3】図2における感圧複写紙ラベルの斜視図である。
【図4】(A)、(B)、(C)は第3の実施の形態を説明するための3種類のキャップの各斜視図である。
【図5】図4(A)のキャップで記入する際のペットボトルの正面図である。
【図6】第4の実施の形態を示すペットボトルのキャップ部分の斜視図である。
【図7】第5の実施の形態を示すペットボトルの宣伝表示ラベル部分の斜視図である。
【符号の説明】
1 ペットボトル
2 ボトル本体
3 キャップ
4 宣伝表示ラベル
5a 凹状部
5b 凸状部
10 手書き表示部
11 手書きラベル
12 筆記具
13 名前
21 感圧複写紙ラベル
22 下用紙
23 上用紙
24 突状体
【発明の属する技術分野】
本発明は、果実飲料やお茶、アルコール飲料などを収容するペットボトルに関する。
【0002】
【従来の技術】
果実飲料やお茶などの清涼飲料水容器であるペットボトルは、ガラス瓶同様に飲み口からねじ込み式のキャップ(栓)を外して内容物の飲料を少し飲んだ後、飲み口にキャップを締め込んで密閉すれば、飲み残しの内容物がこぼれる心配が無く、携帯に便利である。また、ペットボトルは、ガラス瓶と比べて軽量であり、割れなくて取り扱いに便利であることから、市場の清涼飲料水容器の50%以上を占めるまでに普及している。
【0003】
ペットボトルは、底部と胴部と飲み口からなるポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂製のボトル本体と、ボトル本体の飲み口に螺装されたキャップと、ボトル本体の胴部外周面に装着された熱収縮性樹脂の宣伝表示ラベルで構成され、宣伝表示ラベルにボトル本体に収容された内容物の商品名、メーカー名、品質説明、宣伝文、宣伝模様・写真などが印刷される。キャップは成形性のよいポリプロピレン(PP)樹脂製であり、宣伝表示ラベルは印刷性のよいポリスチレン(PS)樹脂製が一般的である。
【0004】
ペットボトルの内容物を飲み残してキャップで閉栓して携帯、或いは、冷蔵庫に保存し、再びキャップを開けて飲み残しを飲む場合、始めに飲んだ人(以下、ペットボトルの所持者と称する)以外の別人が飲む(以下、誤飲と称する)ことがある。この別人による誤飲は、所持者にとって迷惑であり、衛生上にも問題が多い。例えば、果実飲料の入ったペットボトルでは、開栓後の時間経過で内容物が変質することがあり、始めに飲んだ所持者には始めに開栓した時期が分かって内容物の変質の進行度合いが分かり、内容物が変質している頃と思えば飲み残しを飲むことはないが、別人は内容物の変質の進行度合いが分からず、変質した飲み残しを飲む場合がある。また、ペットボトルは、飲み口に口を当てて直接に飲むことが多く、同じ飲み口から複数の人が飲むのは非衛生である。
【0005】
ペットボトルの飲み残しの誤飲は、最初に開栓したときに所持者がペットボトルのいずれかの箇所にマジックペンで所持者の名前や開栓の日時を記入しておけば、ある程度防止することができる。しかし、所持者がペットボトルのいずれの箇所に記入するかが不定であるために、記入箇所に別人が気が付かないことがある。また、ペットボトルに記入できるのは、マジックペンに限られる不便がある。
【0006】
このようなことから、マジックペンやマジックペン以外の筆記具で所持者の名前などが記入できる特製の名札をペットボトル、ガラス瓶などの容器に取付けることが行なわれている(例えば、特許文献1参照。)。
【0007】
【特許文献1】
特開平07−219437号公報(図1)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1に示される特製の名札は、ボトルネームの名称で提案されているもので、この特製の名札にペットボトル所持者の名前を記入してペットボトルに引掛けておくと、ペットボトルの所持者が別人にもすぐに分かり、別人が誤飲する可能性が少なくなる。しかし、この種の名札は、ペットボトルと別売りされる製品であるために、ペットボトル購入時に用意することが難しく、かつ、特製の名札ゆえに購入費用がかかる。また、名札をペットボトルの飲み口周辺の首部分に引っ掛けて取り付けているが、ペットボトルの携帯時や冷蔵庫への保存時に簡単に外れて紛失することが多い。さらに、ペットボトルの内容物を飲む場合に名札が邪魔になり、名札を外して内容物を飲んだ後、再度、取付けるようにするのは不便であり、再度の取付けを忘れることがあって、この種の名札は実用的でないのが実情である。
【0009】
本発明の目的は、別人の誤飲を防止する効果に優れた実用的なペットボトルを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の上記目的を達成する技術的手段は、キャップ3を含むペットボトル外面に、任意に手書きできる手書き表示部10を設けたことである(請求項1)。
【0011】
ここで、ペットボトル1とは、底と胴部と飲み口を有するボトル本体2と、ボトル本体2の飲み口2cに螺装されたキャップ3を含み、或いは、ボトル本体2の外周に装着された宣伝表示ラベル4を含むもので、ボトル本体2の外面やキャップ3の外面、宣伝表示ラベル4の表面に手書き表示部10を形成する。手書き表示部10は、ペットボトル1の外観の一部を形成する目立つ面部分が望ましく、例えば白地の面部分で、ボールペンなどでもってペットボトル所持者の名前や開栓日付などが手書きされる。手書き表示部10がペットボトル1の所定の部分に形成されるため、所持者以外の別人でも手書き表示部10を気付きやすくて、手書き表示部10に記入された所持者の名前が別人に、より確かに認識されることになり、飲み残しの誤飲といったトラブル発生が回避される。また、ペットボトル1の外面一部を形成する手書き表示部10は、ペットボトル1の内容物を飲む場合に何ら邪魔をせず、さらに、ペットボトルを携帯したり冷蔵庫うに保存しても決して紛失しない。
【0012】
本発明においては、上記手書き表示部10を、ペットボトル外面に部分的に貼付した、筆記具で記入できる手書きラベル11で形成することができる(請求項2)。この手書きラベル11は、裏面に接着剤、粘着剤が塗布された市販の紙製ラベルが、鉛筆やボールペンの筆記具で簡単に記入できることから望ましい。また、手書きラベル11は、ペットボトル外面に剥離容易に貼付されるものが、ペットボトルのリサイクル時に宣伝表示ラベル4と共に剥離して除去する作業を容易にする上で望ましい。
【0013】
また、本発明においては、上記手書き表示部10を、ペットボトル外面に部分的に貼付した、突状体の押圧で記入できる感圧複写紙ラベル21で形成することができる(請求項3)。この感圧複写紙ラベル21は、筆記具以外の棒切れ、指の爪などのある程度の硬度で先鋭部分を有する突状体24を押し当てると文字などが記入できる市販品が適用できる。この場合も、ペットボトル外面に剥離容易に貼付されるものが、ペットボトルのリサイクル上に望ましい。
【0014】
本発明においては、上記突状体24をキャップ3に一体に形成することができる(請求項4)。例えば、キャップ3の外周エッジ部分の一部に突起状部分を一体成形して、この突起状部分を突状体24とすることができる。この場合、ボトル本体2側に感圧複写紙ラベル21が貼付され、この感圧複写紙ラベル21にキャップ3の突状体24で手書きすることができる。キャップ3とボトル本体2は一式のものであるため、感圧複写紙ラベル21に手書きする突状体24が紛失する心配が無くなる。
【0015】
さらに、本発明においては、ペットボトル外面が凸状部と凹状部が連続する凹凸面で、この凹凸面の凹状部5aに感圧複写紙ラベル21を貼付することが望ましい(請求項5)。このようにペットボトル外面の凹凸面の内の凹状部5aに感圧複写紙ラベル21を貼付すると、凹状部5aを囲う凸状部5bが感圧複写紙ラベル21の表面より高い位置に在って、人体や壁などの外部物体が感圧複写紙ラベル21に当接する前に凸状部5bに当接して、感圧複写紙ラベル21への当接が回避され、外部物体による感圧複写紙ラベル21への誤った記入が回避される。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の各種の実施の形態を図1〜図7を参照して説明する。
【0017】
図1(A)、(B)に示される第1の実施の形態のペットボトル1は、外面の一部に任意に手書きできる手書き表示部10を有する。ペットボトル1は、底部2aと胴部2bと円筒状の飲み口2cを有するポリエチレンテレフタレート製の透明なボトル本体2と、飲み口2cに螺装される樹脂製のキャップ3と、ボトル本体2の外周に装着された熱収縮性の宣伝表示ラベル4で構成される。
【0018】
ボトル本体2の胴部2bは、図1(B)に示すように凹状部5aと凸状部5bが交互に連続する略六角形の筒体で、このように胴部2bを凹凸面にすることで内容物による内圧で変形しないように強度を確保している。胴部2bの外周に筒状の宣伝表示ラベル4が嵌挿された後、熱風などで熱処理されて収縮して、凹凸面の凹状部5aを覆うように張設される。宣伝表示ラベル4には、ペットボトル1に収容される飲料(内容物)の商品名、メーカー名、宣伝文や写真などが印刷される。
【0019】
図1のペットボトル1は、宣伝表示ラベル4に余白部分を設けて、この余白部分に筆記具で手書きできる手書きラベル11を貼付して、手書き表示部10としたことを特徴とする。例えば、ボトル本体2の1つの凹状部5aを覆い隠すように張設された平坦な宣伝表示ラベル4上に1枚の縦長の手書きラベル11を貼付する。手書きラベル11は紙製で、裏面が宣伝表示ラベル4に接着剤、粘着剤で貼付される。手書きラベル11の表面は、ペットボトル所持者の名前などが筆記具で任意に記入できるネーム記入欄や、記入月日の印刷欄が設けてある。ネーム記入欄は、図1(A)の鎖線で示すように筆記具12でペットボトル所持者の名前13などが簡単に記入できる面であり、かつ、記入した名前13などが目立つ白色などの色付き面である。筆記具12は、鉛筆やボールペン、マジックペンなど多種類が適用できて、手書きラベル11への記入が一段と便利になる。
【0020】
最初にキャップ3を外す開栓直前、或いは、開栓後にペットボトル所持者が筆記具12を使って手書きラベル11に所持者名、所持者名に代わるサイン、記号、図案などを記入し、必要に応じて月日も記入する。その後、内容物を飲み、内容物を残してキャップ3を閉めてペットボトル1を持ち歩き、或いは、冷蔵庫に保存する。以後、ペットボトル所持者は、手書きラベル11を見て自分の所持品であることを確認し、飲み残しの時間経過を知る。また、ペットボトル1を所持者以外の別人が手にした場合、所定の箇所に貼付された手書きラベル11を見て、ペットボトル1が誰のものか分かり、最初に開栓された日時を知り、別人が所持者の許可を得ず飲み残し飲むトラブルや、別人が変質した飲み残しを知らずに飲むといったトラブルが回避される。
【0021】
手書きラベル11は宣伝表示ラベル4の一部となっているため、ペットボトル1を携帯しても紛失せず、邪魔にもならないし、内容物を飲む場合も邪魔にならない。また、ペットボトル1はリサイクル製品で、リサイクルに出す場合にボトル本体2からキャップ3と宣伝表示ラベル4が取り外され、この宣伝表示ラベル4の取り外しで手書きラベル11も取り外される。なお、紙製の手書きラベル11と樹脂製の宣伝表示ラベル4を分別する場合を考慮して、予め宣伝表示ラベル4に手書きラベル11を剥離容易に貼付しておくことが望ましい。
【0022】
図2(A)、(B)に第2の実施の形態のペットボトル1を示す。なお、図2と図1に示されるペットボトル1は、外観が多少異なるが基本構造は同じゆえに、同一部分又は相当部分には同一符号を付して、説明の重複を避ける。このことは、後の他の実施の形態においても同様である。
【0023】
図2のペットボトル1は、手書き表示部10を感圧複写紙ラベル21で形成したことを特徴とする。感圧複写紙ラベル21は、筆記具以外の棒切れ、指の爪などの突状体24で記入できるもので、図示しないカーボン紙を使った三層構造のラベルや、図3に示すような下用紙22と上用紙23からなるノーカーボンペーパ式二層構造の市販品が適用される。
【0024】
図3の感圧複写紙ラベル21は、裏面に染料のマイクロカプセルを塗布した上用紙23と、表面に顕色剤を塗布した下用紙22を重ねたもので、上用紙23上から突状体24を押し付けると、押し付けられた部分のマイクロカプセルが潰れて染料が顕色剤と反応して発色して、下用紙22に名前13などが記入される。ボトル本体2の凹状部5aに下用紙22を貼付し、下用紙22に重ねた上用紙23上から突状体24で記入が終了すると、下用紙22から上用紙23が剥離されて、下用紙22だけがボトル本体2に手書き済みラベルとして残り、図1の手書きラベルと同様にペットボトル飲み残しの経過表示や別人による誤飲防止などに有効利用される。
【0025】
感圧複写紙ラベル21に記入する突状体24は、ボールペンなどの筆記具に限らず、ヘアピンやクリップ、枝切れなどの適当な硬度、先鋭度を有するものならいずれも適用できて、ペットボトル所持者の名前などの記入が便利になる。また、感圧複写紙ラベル21は、ボトル本体2の宣伝表示ラベル4上に直接に貼付することも可能であるが、図2(B)に示すように、ボトル本体2の外周が凹状部5aと凸状部5bが交互に連続する凹凸面とすると、凹凸面の内の1つの凹状部5aの底面に感圧複写紙ラベル21を貼付する。このように凹状部5aに感圧複写紙ラベル21を貼付すると、感圧複写紙ラベル21が周辺の凸状部5bで囲まれて、記入用突状体24以外の何らかの外部物体が感圧複写紙ラベル21に当接しようとした場合、外部物体が先に凸状部5bに当接して感圧複写紙ラベル21への当接が回避され、感圧複写紙ラベル21への不適切な記入が防止される。
【0026】
図4及び図5は、第3の実施の形態を説明するもので、キャップ3の一部に突状体24を一体に形成する。図4(A)に示すキャップ3は、開口周縁部の外周一部に三角突起状の突状体24を有し、図5に示すようにボトル本体2から外したキャップ3を手にして突状体24で感圧複写紙ラベル21に記入する。このようにキャップ3に突状体24を一体成形しておけば、突状体24が紛失する心配がなくて、いつでも随時に記入ができて便利である。
【0027】
なお、図4(B)に示すキャップ3は、頂面中央に円錐状の突状体24を一体に突設している。図4(C)のキャップ3は、外周の凹凸上の滑り止め25の内の、例えば180度間隔の2箇所の凸部26を他の凸部より大きく成形して、この凸部26の上端部分を突状体24として利用する。このような図4(A)、(B)、(C)の突状体形状は、ペットボトルの種類に応じ選択される。
【0028】
図6に第4の実施の形態のペットボトル1を示すと、これはキャップ3の頂面に手書き表示部10を形成している。キャップ3の頂面は平坦面であることが多く、かつ、開栓や閉栓するときに人の目に付き易いところであることから、このキャップ頂面に図1と同様な手書きラベル11を貼付して、手書き表示部10とする。或いは、キャップ頂面に図2の感圧複写紙ラベル21を貼付して手書き表示部10としてもよい。
【0029】
次に、図7に示す第5の実施の形態のペットボトル1を説明すると、これは宣伝表示ラベル4の一部を印刷により手書きできる色付き余白部分を形成して、この色付き余白部分を手書き表示部10としている。宣伝表示ラベル4は印刷工場で製造されることから、印刷工場で印刷するときに白色などの色付き無地の余白部分を印刷し、この部分を後でユーザーが任意に手書きできる手書き表示部10とする。このように宣伝表示ラベル4の所定の箇所に手書き表示部10を形成しておくと、ユーザーはペットボトル購入時や携帯時に手書き表示部10を見る習慣ができて、手にしたペットボトルの所持者を習慣的に知ることになる。
【0030】
【発明の効果】
本発明によれば、ペットボトルの所定の箇所に形成された手書き表示部にペットボトル所持者名などを手書きしておくことで、別人がペットボトルを手にしたときに所定箇所の手書き表示部の表示を見る習慣が付き、ペットボトルの飲み残しが別人に飲まれるといった不具合発生が防止され、さらに、別人が同じ飲み口から内容物を飲むといった不衛生な飲み方が防止される。また、手書き表示部をペットボトルの所定の箇所に、所定のサイズで形成するため、ペットボトルを手にする人がより確かに手書き表示部に気付き、記入したり記入内容をより確かに目視することができて、手書き表示部の有効活用が可能な、実用価値の高いペットボトルが提供できる。
【0031】
また、手書き表示部を、筆記具で手書きできる手書きラベルにすることで、安価な市販品の紙製ラベルが使用できる有利さがある。
【0032】
また、手書き表示部を感圧複写紙ラベルで形成することで、筆記具以外の棒切れ、指の爪などでも任意に記入することができて、使い勝手のよいペットボトルが提供できる。
【0033】
さらに、感圧複写紙ラベルに記入する突状体をキャップに一体に形成することで、突状体の紛失による記入不可といったことが無くなり、便利になる。また、感圧複写紙ラベルをペットボトルの凹凸面の凹状部に貼付することで、感圧複写紙ラベルが凹状部周辺の凸状部で人体などの外部物体から保護されて、外部物体による不適切な記入が回避される効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は第1の実施の形態を示すペットボトルの正面図、
(B)はT−T線の拡大断面図である。
【図2】(A)は第2の実施の形態を示すペットボトルの正面図、
(B)は部分拡大断面図である。
【図3】図2における感圧複写紙ラベルの斜視図である。
【図4】(A)、(B)、(C)は第3の実施の形態を説明するための3種類のキャップの各斜視図である。
【図5】図4(A)のキャップで記入する際のペットボトルの正面図である。
【図6】第4の実施の形態を示すペットボトルのキャップ部分の斜視図である。
【図7】第5の実施の形態を示すペットボトルの宣伝表示ラベル部分の斜視図である。
【符号の説明】
1 ペットボトル
2 ボトル本体
3 キャップ
4 宣伝表示ラベル
5a 凹状部
5b 凸状部
10 手書き表示部
11 手書きラベル
12 筆記具
13 名前
21 感圧複写紙ラベル
22 下用紙
23 上用紙
24 突状体
Claims (5)
- キャップを含むペットボトル外面に、任意に手書きできる手書き表示部を設けたことを特徴とするペットボトル。
- 前記手書き表示部を、ペットボトル外面に部分的に貼付した、筆記具で記入できる手書きラベルで形成したことを特徴とする請求項1記載のペットボトル。
- 前記手書き表示部を、ペットボトル外面に部分的に貼付した、突状体の押圧で記入できる感圧複写紙ラベルで形成したことを特徴とする請求項1記載のペットボトル。
- 前記突状体をキャップに一体に形成したことを特徴とする請求項3記載のペットボトル。
- ペットボトル外面が凸状部と凹状部が連続する凹凸面で、この凹凸面の前記凹状部に感圧複写紙ラベルを貼付したことを特徴とする請求項3又は4記載のペットボトル。
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