JPH0128027Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0128027Y2
JPH0128027Y2 JP1983108484U JP10848483U JPH0128027Y2 JP H0128027 Y2 JPH0128027 Y2 JP H0128027Y2 JP 1983108484 U JP1983108484 U JP 1983108484U JP 10848483 U JP10848483 U JP 10848483U JP H0128027 Y2 JPH0128027 Y2 JP H0128027Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover sheet
spout
main body
valve
liquid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1983108484U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6015842U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP10848483U priority Critical patent/JPS6015842U/ja
Publication of JPS6015842U publication Critical patent/JPS6015842U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0128027Y2 publication Critical patent/JPH0128027Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はトマトケチヤツプ又はマヨネーズ又
は接着剤等のような液体を収容し、使用に際し
て、しぼり出して用いるしぼり出し容器に関する
ものである。
従来の技術 この考案の考案者はさきに第4図に示すような
しぼり出し容器を考案し、実用新案登録出願を行
つた(実公昭63−40459号公報(実願昭58−84286
号))。
この考案は上記出願済考案の改良に係るもので
あるため、まず上記出願済み考案について説明す
る。
第4図において、aはチユーブ状に形成された
しぼり出し容器の本体であり、その口部bに筒状
の注口cが設けられている。dは外筒、eは注口
cと外筒d間に形成された谷間、fは注口cと外
筒dの両方の各上端に亙つて剥離自在に付着させ
られたカバーシートである。又gは蓋体であり、
外筒dの、螺条hに螺合するようになつている。
このしぼり出し容器は、同容器の開放の際に、
その容器を保持する手の微小な圧力によつて、意
に反して注口から内容液が出てしまい、その内容
液により、手等が汚損してしまうのを防止できる
ものであつて、カバーシートfを外筒dと注口c
の両方に付着させたことにより、開放の際にカバ
ーシートfを外筒dから剥離させることにより、
注口cが表れた際に、手の保持力を弱めて開放に
際しての準備をさせることができる。そして次に
注口cからカバーシートfを剥離することによ
り、手の保持力により、握力を加えないのに、注
口cから内容液が出てしまうのを防止できる効果
を有する。又それにもかかわらず、手の保持力を
弱めるのを失念し、注口cから内容液が出てしま
つた場合、その液体は注口cと外筒dの間の谷間
eに入つて、そこに溜るから、手等をその液体に
より汚損するのを防止できるようになつている。
考案が解決しようとする課題 しかし上記出願済みのしぼり出し容器は次のよ
うな難点を有している。それは、本体aに収容し
た内容液が、カバーシートfの内面に付着してい
る場合のあることである。これは本体aの流通段
階における運搬等の取り扱いの際に、同本体aを
掴んだ場合に、本体aに若干の圧力が加わり、内
容液がカバーシートfの内面に付着してしまうも
のである。
そして、カバーシートfを剥離した際、同シー
トfに付着している内容液により手等が汚損され
る場合がある。又シートfの内面に内容液が大量
に付着していることは商品として好ましくないの
である。
この考案はこのような課題を解決するためにな
されたもので、その目的は、前記の出願済みのし
ぼり出し容器において、カバーシートfの内側
に、内容液の付着しにくい、しぼり出し容器を提
供することである。又付着したとしても問題とな
らない程度に微量にしか付着しない、しぼり出し
容器を提供することである。
課題を解決するための手段 上記の目的を達成するこの考案について述べる
とそれは、可撓性の材質により形成された容器の
本体1の口部2に筒状の注口3を設け、該注口3
の上端面4に、剥離自在にカバーシート5を付着
させ、前記注口3の内側に前記本体1内の圧力に
よつて開閉作動する弁6を設け、前記カバーシー
ト5を、前記弁6の解放の際の回動の範囲の内側
に位置せしめたことを特徴とするしぼり出し容器
である。
作 用 このしぼり出し容器の流通段階における取り扱
い中、本体1を持つて運搬、受け渡し等をする
と、本体1に、保持による若干の圧力が加えられ
る。
しかし、本体1を保持による程度の若干の圧力
によつては弁6は開放されないため内容液は弁6
外に押し出されない。このため前記カバーシート
5の内面に内容液の付着することが避けられる。
又たまたま本体1を掴んで本体1に圧力を加えて
も、弁6の開閉の作動の範囲内に前記カバーシー
ト5が設けられているため、同シート5が障害と
なり、弁6は殆ど開放できず、このため内容液は
カバーシート5の内面に付着しないか、又は付着
してもごく微量にとどまるのである。このためカ
バーシートを開放した場合に、それによつて手等
が汚損されることは稀となり、かつ商品機能も大
巾に改良される。
実施例 第1図〜第3図において、1は可撓性の材質に
より形成された容器の本体で、一例としてプラス
チツクシート等により形成される。2はその口部
であり、同口部2に筒状の注口3が設けられてい
る。
同注口3は比較的柔軟な合成樹脂により形成さ
れている。そしてその上端面4に剥離自在にカバ
ーシート5が付着させられている。同シート5は
一例としてアルミニウム箔等のような金属箔を用
いるが、又合成樹脂膜、又は樹脂加工をした紙等
でも差支えはない。6は、注口3の内側に形成さ
れた弁であり、注口3と一体に形成されている。
そして前記カバーシート5は、前記弁6の、開
放の際の回動の範囲の内側に位置させて設けられ
ている。これによりカバーシートが剥離されない
状態において、弁6を開放しようとすると、弁6
はカバーシート6が障害となり、開放できないこ
とが理解されよう。
次に8は外筒であり、注口3の外側に谷部9を
介して注口3と一体に形成され、かつ取付部10
に一体に設けられている。又該取付部10は前記
本体1に付着させられている。
次に11は前記弁6に細長く形成された微小孔
又は切れ目を示す。又12は薄肉部である。
上記弁6は本体1に握力等による圧力が加つた
際撓んで外側に開き、内容液が押し出されるよう
になつている。13は蓋体であり、その螺溝14
により前記外筒8の螺条15に螺合するようにな
つている。
使用者は前記カバーシート5を外筒8から剥離
し、ついで注口3から剥離して棄却し、本体1に
握力等により圧力を加え、前記弁6を開き内容液
をしぼり出して用いる。
考案の効果 この考案は前記のように構成され、可撓性の容
器の本体1の筒状の注口3の上端面4に、剥離自
在にカバーシート5を付着させ、前記注口3の内
側に、本体1内の圧力によつて開閉作動する弁6
を設け、前記カバーシート5を、前記弁6の開放
の際の回動の範囲の内側に位置させたことによ
り、このしぼり出し容器の、流通段階における取
扱いにおいて、筒状の注口に付着させたカバーシ
ートの内面に内容液の付着しにくい、しぼり出し
容器を提供することができる。従つてカバーシー
ト5を剥離し、このカバーシート5に付着した内
容液によつて手等を汚損する恐れを少くすること
ができる。かつ又カバーシート5を剥離した際の
外観を前記出願済みの容器よりも良好にすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図はこの考案の実施例を示すもの
で、第1図はしぼり出し容器の一部断面正面図、
第2図は同しぼり出し容器の部分の断面図、第4
図はこの考案の考案者がさきに実用新案登録出願
を行つた考案のしぼり出し容器の一部断面正面図
である。 1……容器の本体、2……口部、3……注口、
4……上端面、5……カバーシート、6……弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 可撓性の材質により形成された容器の本体1の
    口部2に筒状の注口3を設け、該注口3の上端面
    4に、剥離自在にカバーシート5を付着させ、前
    記注口3の内側に前記本体1内の圧力によつて開
    閉作動する弁6を設け、前記カバーシート5を、
    前記弁6の解放の際の回動の範囲の内側に位置せ
    しめたことを特徴とするしぼり出し容器。
JP10848483U 1983-07-13 1983-07-13 しぼり出し容器 Granted JPS6015842U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10848483U JPS6015842U (ja) 1983-07-13 1983-07-13 しぼり出し容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10848483U JPS6015842U (ja) 1983-07-13 1983-07-13 しぼり出し容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6015842U JPS6015842U (ja) 1985-02-02
JPH0128027Y2 true JPH0128027Y2 (ja) 1989-08-25

Family

ID=30253086

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10848483U Granted JPS6015842U (ja) 1983-07-13 1983-07-13 しぼり出し容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6015842U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5111836B2 (ja) * 2006-11-28 2013-01-09 三笠産業株式会社 注出口

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6340459U (ja) * 1986-08-29 1988-03-16

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4851747U (ja) * 1971-10-19 1973-07-05
JPS54134151U (ja) * 1978-03-06 1979-09-18

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6340459U (ja) * 1986-08-29 1988-03-16

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6015842U (ja) 1985-02-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4872571A (en) Container pour spout with peelable tamper-proof seal
US6113271A (en) Resealable label flap including label stop
JPH0128027Y2 (ja)
JPS6334047U (ja)
JPH047066Y2 (ja)
JPH0224761Y2 (ja)
JPH0311145Y2 (ja)
JPS6030213Y2 (ja) 簡易開放し得る容器蓋
JPH0242592Y2 (ja)
JPS636061Y2 (ja)
JP4407878B2 (ja) 押出容器用蓋
JPH0618884Y2 (ja) 開口装置付きの密閉紙容器
JPH0646828Y2 (ja) 紙容器におけるタブ付き注出口
JPH0348029Y2 (ja)
JPS6330672Y2 (ja)
JPS6213965Y2 (ja)
JPH0535732U (ja) 合成樹脂製の封緘式キヤツプ
JPH0322110Y2 (ja)
JPS6040432Y2 (ja) 液体容器における注出口
JPH0331729Y2 (ja)
JPS6128777Y2 (ja)
JPS6340459Y2 (ja)
JPS6128778Y2 (ja)
JPS5924678Y2 (ja) ポリ袋入りスペア溶液用注ぎ口
JPH0443495Y2 (ja)