JPH0637023B2 - ブレーキディスクの両頭平面研削方法 - Google Patents

ブレーキディスクの両頭平面研削方法

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JPH0637023B2
JPH0637023B2 JP2147747A JP14774790A JPH0637023B2 JP H0637023 B2 JPH0637023 B2 JP H0637023B2 JP 2147747 A JP2147747 A JP 2147747A JP 14774790 A JP14774790 A JP 14774790A JP H0637023 B2 JPH0637023 B2 JP H0637023B2
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  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ディスクブレーキで制動作用をさせるための
摩擦円板であるブレーキディスクの両側面を同時に研削
加工するブレーキディスクの両頭平面研削方法に関する
ものである。
〔従来の技術〕
車輪と一体に回転する円板(ブレーキディスク)の両面
に摩擦材(パッド)を押し付けて制動力を発生させるデ
ィスクブレーキは、効きが安定しており、高速からのブ
レーキや繰り返しブレーキによる効きの低下(ヒートフ
ュード)も少なく、乗用車や小型トラックのフロントブ
レーキに多用されている。
従来、上記ディスクブレーキにおけるブレーキディスク
の両側面を同時に研削加工する方法としては、第3図及
び第4図に示すように、ブレーキディスク(1)を横型
両頭平面研削盤の左右に対向配置された一対の砥石
(2)(3)間に図示していないインデックス機構によ
りインデックスさせた後、クランプ機構(4)によりブ
レーキディスク(1)の取付用穴(1a)の周縁を保持さ
せ、図示していないドライブ機構によりクランプ機構
(4)を回転させてブレーキディスク(1)に回転を与
えるとともに、砥石(2)(3)を回転駆動させ、か
つ、当該砥石(2)(3)に図示していない送り機構に
より切込みを与えることにより、ブレーキディスク
(1)の両側面を砥石(2)(3)により同時に研削加
工する。
また、第5図及び第6図に示すように、ブレーキディス
ク(1)を横型両頭平面研削盤の左右に対向配置された
一対の砥石(2)(3)間に図示していないインデック
ス機構によりインデックスさせた後、1個のドライブロ
ーラ(5)と2個の従動ローラ(6)(6)によりブレ
ーキディスク(1)の周面を砥石(2)(3)の外側で
等分に3点支持させ、ドライブローラ(5)を回転駆動
させてブレーキディスク(1)に回転を与えるととも
に、砥石(2)(3)を回転駆動させ、かつ、当該砥石
(2)(3)に図示していない送り機構により切込みを
与えることにより、ブレーキディスク(1)の両側面を
砥石(2)(3)により同時に研削加工する。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、従来の上記方法にはそれぞれ次のような問題
があった。即ち、第3図及び第4図の方法においては、
クランプ機構(4)でブレーキディスク(1)の取付用
穴(1a)の周縁を把持して研削するため、当該周縁部分
の研削が不可能となり、ブレーキディスク(1)の両側
面を全面に亘って研削することができないという問題が
あった。また、第5図及び第6図の方法においては、ブ
レーキディスク(1)の両側面を全面に亘って研削する
ことができるものの、ブレーキディスク(1)の周面を
砥石(2)(3)の外側で3個のローラ(5)(6)
(6)により等分に3点支持させているため、ブレーキ
ディスク(1)の径が大きい場合には問題がないが、ブ
レーキディスク(1)の径が小さい場合には、第6図2
点鎖線で示すように、従動ローラ(6)(6)が砥石
(2)(3)に干渉するようになり、研削加工できるブ
レーキディスク(1)の径に限度があった。更に、従来
の研削方法で使用されている横型両頭平面研削盤は、機
構剛性が低くてブレーキディスク(1)の両面を研削加
工するような重研削では精度が得られず、加えて大きな
設置スペースを要するとともにブレーキディスク(1)
のインデックス等の搬送が困難であるという問題があっ
た。
本発明は、上記問題に鑑みて提案されたもので、ブレー
キディスクの両側面を全面に亘って研削加工でき、しか
も、小径の研削が可能なブレーキディスクの両頭平面研
削方法を提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記目的を達成するため、竪型両頭平面研削盤
の上下に対向配置された一対の砥石の外側に、当該一対
の砥石の中間で砥石軸線と直交する平面内において回転
駆動して上記一対の砥石間にブレーキディスクをインデ
ックスさせるインデックステーブルを設け、このインデ
ックステーブルの周縁部にブレーキディスクの周面を支
持する複数個の可動ローラを回転自在に設けるととも
に、上記一対の砥石の中間で当該砥石の研削部分より内
側に、上記インデックステーブルにより上記一対の砥石
間にブレーキディスクをインデックスするとその周面が
支持されるように固定ローラを回転自在に設け、かつ、
上記一対の砥石の外側に、当該一対の砥石間に上記イン
デックステーブルによりインデックスされるブレーキデ
ィスクの両側面を適時挟持するように一対のドライブロ
ーラを上下に対向配置して設けておき、上記インデック
ステーブルによりブレーキディスクを一対の砥石間にイ
ンデックスさせることによりこのブレーキディスクを上
記複数個の可動ローラと固定ローラとで回転自在に簿而
させるとともに、この状態でブレーキディスクの両側面
を上記一対のドライブローラにより挟持させて当該一対
のドライブローラの一方または両方を回転駆動すること
によりブレーキディスクに回転を与えることを特徴とす
るブレーキディスクの両頭平面研削方法を提供する。
〔作用〕
本発明によれば、ブレーキディスクを一対の砥石間にイ
ンデックスさせて複数個の可動ローラと固定ローラとで
回転自在に保持させた後、ブレーキディスクを一対のド
ライブローラにより挟持させて回転させ、かつ、一体の
砥石を回転駆動させるととも切込みを与えることによ
り、ブレーキディスクの両側面を全面に亘って一対の砥
石により同時に研削加工することができる。
〔実施例〕
以下、本発明を第1図及び第2図に基づいて説明する。
第1図は本発明に係るブレーキディスクの両頭平面研削
方法を実施するための具体的構成例を示す概略平面図、
第2図は第1図のA−A線に沿う拡大断面図であり、
(11)はブレーキディスク、(12)(13)は竪型両頭平
面研削盤の一対の砥石で、図示していない単一の本体フ
レームに上下に対向配置させて装設されている。(14)
は砥石(12)(13)の中間で砥石軸線と直交する平面内
において回転駆動するインデックステーブルで、その周
縁部に複数個、例えば、3個のポケット(15)(15)
(15)を等間隔に形成し、この各ポケット(15)(15)
(15)内にそれぞれ2個ずつ可動ローラ(16)(16)を
回転自在に装設している。(17)はインデックステーブ
ル(14)の下部に静止配置されたブレーキディスク(1
1)の案内板で砥石(12)(13)に臨む部分を切欠いた
略C字状に形成され、外周縁に一部分を除いて円弧状の
ガイド部材(18)が突設されている。(19)は砥石(1
2)(13)の中間で該砥石(12)(13)の研削部分より
内側に配置された固定ローラで、案内板(17)にブレー
キディスク(11)より薄い支持板(20)を介して回転自
在に取付けられている。(21)(22)は案内板(17)の
切欠き部分に上下に対向配置させて装設された一対のド
ライブローラで、それぞれテーパー状に形成され、上方
のドライブローラ(21)が適宜の昇降機構により上下に
昇降して下方のドライブローラ(22)とでブレーキディ
スク(11)の両側面を挟持するとともに、上下ドライブ
ローラ(21)(22)のいずれか一方または両方を図示し
ていない駆動機構に回転駆動させることにより、ブレー
キディスク(11)に回転を与えるように構成されてい
る。
次に、上記本発明構成例におけるブレーキディスク(1
1)の両頭平面研削方法について説明する。
先ず、案内板(17)上に供給されたブレーキディスク
(11)は、インデックステーブル(14)によりインデッ
クステーブル(14)の可動ローラ(16)(16)と案内板
(17)のガイド部材(18)の間に挟まれながら砥石(1
2)(13)に向けて搬送される。
そして、ブレーキディスク(11)は案内板(17)の切欠
き部分まで搬送されて砥石(12)(13)間にインデック
スされると、インデックステーブル(14)の可動ローラ
(16)(16)と砥石(12)(13)の中間で砥石部分より
内側に配置された固定ローラ(19)とにより周面を3点
支持される。この後、上方のドライブローラ(21)を降
下して下方のドライブローラ(22)とでブレーキディス
ク(11)の両側面を挟持すると同時に、上下ドライブロ
ーラ(21)(22)のいずれか一方または両方を回転駆動
させてブレーキディスク(11)に回転を与える。次い
で、砥石(12)(13)を回転駆動させるとともに、図示
していない送り機構により切込みを与えることにより、
ブレーキディスク(11)の両側面を砥石(12)(13)に
より同時に研削加工する。
本発明方法によれば、ブレーキディスク(11)の周面を
砥石(12)(13)の外側に配置された2個の可動ローラ
(16)(16)と砥石(12)(13)の研削部分より内側に
配置された1個の固定ローラ(19)とにより3点支持さ
せて砥石(12)(13)で研削するようにしたから、ブレ
ーキディスク(11)の両側面を全面に亘って研削加工す
ることができ、しかも、ブレーキディスク(11)の径が
小さくなっても可動ローラ(16)(16)が砥石(12)
(13)と干渉しないので小径の研削が可能となった。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によればブレーキディスク
の両側面を全面に亘って研削加工できるとともに、小径
の研削が可能であり、しかも、インデックス方式により
作業性の向上が図れ、極めて実用性が高いブレーキディ
スクの両頭平面研削方法を提供することができる。ま
た、本発明方法に用いる堅型両頭平面研削盤は、単一の
本体フレームであるので、機械剛性が高くてブレーキデ
ィスクの両面を研削加工するような重研削でも高精度が
得られるとともに、大きな設置スペースを必要とせず、
しかも、ブレーキディスクのインデックス等の搬送も容
易であり、ブレーキディスクの研削に適している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るブレーキディスクの両頭平面研削
方法を実施するための具体的構成例を示す概略平面図、
第2図は第1図のA−A線に沿う拡大断面図である。 第3図及び第4図は従来のブレーキディスクの研削方法
を説明するための概略正面図及び概略側面図である。 第5図及び第6図は従来の別のブレーキディスクの研削
方法を説明するための概略正面図及び概略側面図であ
る。 (11)……ブレーキディスク、 (12)(13)……砥石、 (14)……インデックステーブル、 (16)……可動ローラ、 (17)……案内板、 (18)……ガイド部材、 (19)……固定ローラ、 (21)(22)……ドライブローラ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】竪型両頭平面研削盤の上下に対向配置され
    た一対の砥石の外側に、当該一対の砥石の中間で砥石軸
    線と直交する平面内において回転駆動して上記一対の砥
    石間にブレーキディスクをインデックスさせるインデッ
    クステーブルを設け、このインデックステーブルの周縁
    部にブレーキディスクの周面を支持する複数個の可動ロ
    ーラを回転自在に設けるとともに、上記一対の砥石の中
    間で当該砥石の研削部分より内側に、上記インデックス
    テーブルにより上記一対の砥石間にブレーキディスクを
    インデックスするとその周面が支持されるように固定ロ
    ーラを回転自在に設け、かつ、上記一対の砥石の外側
    に、当該一対の砥石間に上記インデックステーブルによ
    りインデックスされるブレーキディスクの両側面を適時
    挟持するように一対のドライブローラを上下に対向配置
    して設けておき、上記インデックステーブルによりブレ
    ーキディスクを一対の砥石間にインデックスさせること
    によりこのブレーキディスクを上記複数個の可動ローラ
    と固定ローラとで回転自在に保持させるとともに、この
    状態でブレーキディスクの両側面を上記一対のドライブ
    ローラにより挟持させて当該一対のドライブローラの一
    方または両方を回転駆動することによりブレーキディス
    クに回転を与えることを特徴とするブレーキディスクの
    両頭平面研削方法。
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