JPH0637003A - 処理装置 - Google Patents

処理装置

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JPH0637003A
JPH0637003A JP21373392A JP21373392A JPH0637003A JP H0637003 A JPH0637003 A JP H0637003A JP 21373392 A JP21373392 A JP 21373392A JP 21373392 A JP21373392 A JP 21373392A JP H0637003 A JPH0637003 A JP H0637003A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転保持手段の始動加速時及び停止減速時に
おいても被処理体の保持を安定させ、かつ、被処理体の
裏面への処理液の侵入を防止する。 【構成】 ウエハWを保持するスピンチャック1に、吸
着保持機構10と補助保持機構15を形成する。吸着保
持機構10をスピンチャック1に設けられたN2ガス供
給通路3を通ってウエハWの裏面側に供給されるN2 ガ
スによる負圧を利用する機構にて形成する。補助保持機
構15を、スピンチャック1に対して回転可能に配設さ
れると共に、正逆回転方向にスプリング17の弾性力を
付勢した回転体16と、スピンチャック1に揺動可能に
枢着されると共に、一端が回転体16に回転及び摺動可
能に係合され、他端にウエハWの押圧部19a,19b
を有する保持体18とで構成する。これにより、スピン
チャック1の始動加速時及び停止減速時においてもウエ
ハWを確実に保持することができ、ウエハWの処理中に
おいて、ウエハWの裏面への処理液の侵入を防止するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば半導体ウエハ
等の被処理体を回転保持しつつ処理する処理装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の処理装置として、被処理
体例えば半導体ウエハ(以下にウエハという)を水平に
保持して回転させ、ウエハの表面に処理液(洗浄液)を
供給すると共に、例えばナイロンやモヘヤ等にて形成さ
れるブラシをウエハの表面に押し当てて表面の粒子汚染
物を除去する処理装置が知られている。
【0003】また、ウエハを保持する手段として、ウエ
ハの外周縁を3本以上の挾持爪で挾持するグリップチャ
ック方式のものが採用されており、このグリップチャッ
ク方式として、例えば特公平3−9607号公報に記載
の構造のものが知られている。この特公平3−9607
号公報に記載の技術は、処理室内に突設される回転軸を
筒状回転軸にて形成し、この筒状回転軸内に相対回転又
は相対移動可能に爪駆動軸を貫通し、この爪駆動軸の突
設側に可動爪操作リンクを介して可動爪を連結してな
る。そして、筒状駆動軸と爪駆動軸との間に付勢手段を
掛止すると共に、付勢手段に対向して設けられた可動爪
解除手段により爪駆動軸を介してウエハを挾持・解放す
るように構成されている。
【0004】また、別のウエハの保持手段として、保持
されるウエハの回転中心方向へ可動するチャック部に錘
を連結し、スピンチャックの回転により錘が受ける遠心
力を利用してチャック部を移動して、ウエハを固定する
ものが知られている(実公昭61−52974号公報参
照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者す
なわちグリップチャック方式のものでは、保持されるウ
エハの裏面に処理液侵入防止用の気体(例えば窒素(N
2 )ガス)を供給して両面処理を可能とすることができ
るが、筒状駆動軸内に爪駆動軸を貫通する2重軸構造で
あり、しかも、筒状駆動軸と爪駆動軸との間に付勢手段
を掛止すると共に、付勢手段に対向して設けられた可動
爪解除手段により爪駆動軸を介して半導体ウエハを挾持
・解放する構造であるため、構造が複雑になると共に、
2系統の駆動源が必要となるので、装置全体が大型にな
るという問題があった。
【0006】また、後者すなわち遠心力を利用する構造
のものにおいては、前者に比して構造を簡単にすること
ができるが、遠心力を利用するため、高速回転時におい
てはウエハを安定した状態で保持することができるが、
スピンチャックの始動加速時や停止減速時においては、
チャック部の移動量が少なくなりウエハを安定した状態
で保持することができないという問題があった。
【0007】この発明は上記事情に鑑みなされたもの
で、回転保持手段の始動加速時及び停止減速時において
も被処理体の保持を安定させ、かつ、被処理体の裏面へ
の処理液の侵入を防止するようにした処理装置を提供す
ることを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の処理装置は、被処理体を回転保持手段に
て保持すると共に、被処理体の表面に処理液を供給して
処理する処理装置を前提とし、上記回転保持手段に、上
記被処理体の保持面側に向って供給される気体による負
圧を利用して被処理体を保持する吸着保持機構と、回転
保持手段の始動加速時及び停止減速時に作動して上記被
処理体を保持する補助保持機構とを具備してなるもので
ある。
【0009】この発明において、上記補助保持機構は上
記回転保持手段の始動加速時及び停止減速時に作動して
被処理体を保持するものであれば、その構造は任意のも
のでよいが、好ましくは補助保持機構を、回転保持手段
に対して回転可能に配設されると共に、正逆回転方向に
弾性力を付勢した回転体と、上記回転保持手段に揺動可
能に枢着されると共に、一端が上記回転体に回転及び摺
動可能に係合され、かつ、他端に被処理体の押圧部を有
する保持体とで構成する方がよい。
【0010】
【作用】上記のように構成されるこの発明の処理装置に
よれば、回転保持手段に、被処理体の保持面側に向って
供給される気体による負圧を利用して被処理体を保持す
る吸着保持機構と、回転保持手段の始動加速時及び停止
減速時に作動して被処理体を保持する補助保持機構とを
具備することにより、回転保持手段の始動時に補助保持
機構が作動して被処理体を保持することができ、一定の
速度で回転する低速回転時には吸着保持機構による負圧
吸着によって被処理体を保持することができると共に、
被処理体の裏面への処理液の侵入を防止することがで
き、そして、回転保持手段の停止時には、再び補助保持
機構が作動して被処理体を保持することができる。した
がって、被処理体は処理される際、常時安定した状態で
保持される。
【0011】また、補助保持機構を、回転保持手段に対
して回転可能に配設されると共に、正逆回転方向に弾性
力を付勢した回転体と、回転保持手段に揺動可能に枢着
されると共に、一端が回転体に回転及び摺動可能に係合
され、かつ、他端に被処理体の押圧部を有する保持体と
で構成することにより、回転保持手段の始動加速時及び
停止減速時における回転軸の速度変化が保持体に伝達さ
れて、保持体により被処理体を安定した状態で保持する
ことができる。
【0012】
【実施例】以下に、この発明の実施例を図面に基づいて
詳細に説明する。この実施例では、この発明の処理装置
を半導体ウエハの洗浄処理装置に適用した場合について
説明する。
【0013】上記半導体ウエハの洗浄処理装置は、図1
ないし図4に示すように、被処理体である半導体ウエハ
W(以下にウエハという)を水平状態に保持する回転保
持手段であるスピンチャック1と、このスピンチャック
1にて保持されるウエハWの上面に向けて処理液すなわ
ち洗浄液を噴射してウエハWの表面に付着する粒子汚染
物を洗浄除去するためのジェットノズル7と、洗浄液を
供給してウエハWの表面を擦りながら付着する粒子汚染
物を洗浄除去するディスクブラシ2とで主要部が構成さ
れている。なお、更に超音波洗浄用ノズルをも付加して
もよい。
【0014】スピンチャック1は、図示しない駆動モー
タによって回転される中空円筒状の回転軸4の上端部に
水平に連結する回転板5と、この回転板5上にウエハW
を水平状態に保持する吸着保持機構10と、スピンチャ
ック1の始動加速時及び停止減速時にウエハWを保持す
る補助保持機構15とで構成されており、回転軸4の中
空部には、洗浄処理液侵入防止用気体(N2 ガス)の供
給通路3が設けられている。
【0015】上記吸着保持機構10は、スピンチャック
1の定速回転時及び停止時にウエハWを保持する機構
で、回転板5の周辺に適宜間隔をおいて立設される保持
爪11上に載置されるウエハWの裏面側に生じる負圧を
利用してウエハWを水平保持するものである。すなわ
ち、N2 ガス供給通路3から回転板5に設けられた通路
5aを介してN2 ガスを供給することにより生じる負圧
によってウエハWを吸着保持するものである。
【0016】上記補助保持機構15は、回転軸4に固定
される回転部4aの外周にベアリング4bを介在して回
転可能に配設される回転体16と、この回転体16を正
逆回転の中立位置に弾性力を付勢するスプリング17
と、回転軸側に揺動可能に枢着されると共に、一端が回
転体16に回転及び摺動可能に係合され、かつ、他端に
2つのウエハWの押圧部19a,19bを有する保持体
18とで構成されている。
【0017】この場合、回転板5の下部に配設される回
転体16の上面には、回転中心と同心状の円弧状溝16
aが設けられており、この円弧状溝16a内に、回転板
5を貫通する基点ピン12が突入され、そして、基点ピ
ン12の両側にスプリング17が縮設されている。した
がって、スプリング17の弾性力によって回転体16の
正逆回転の中立位置が維持されている。
【0018】保持体18は、回転板5に垂設される支点
ピン13に枢着される水平方向に揺動可能な板部材にて
形成されている。この保持体18の一端すなわち回転中
心側の端部にスリット18aが設けられており、このス
リット18a内に回転体16から突設されるピン14が
回転及び摺動可能に係合されている。また、保持体18
の外周側の他端部には、ウエハWの側端面に当接係合す
る2つの押圧部19a,19bが起立されている。この
押圧部19a,19bは回転板5の外周部に設けられた
円弧状ガイド穴5b内に遊嵌されている。このように構
成される保持体18は、回転板5の周方向に120度の
間隔をおいて取付けられている。
【0019】上記ディスクブラシ2は、スピンチャック
1の側方に配設される操作アーム6の先端部の下面に回
転(自転及び公転)可能に装着される円盤2aの下面に
多数植設される例えばナイロンあるいはモヘヤ等にて形
成されている。このディスクブラシ2は、図示しない駆
動手段によって駆動する操作アーム6によってスピンチ
ャック1の回転板5上に回転(θ)移動すると共に、垂
直方向(Z)に移動するように構成されており、待機中
にブラシ洗浄器8によって洗浄されるようになってい
る。
【0020】一方、ジェットノズル7は、図1に示すよ
うに、スピンチャック1に関してディスクブラシ2と対
向する側に配設されており、操作機構9によって垂直方
向(Z)及び水平方向(X)に移動可能なアーム7aの
先端部に装着されている。このジェットノズル7は、使
用時にウエハWの上面に移動して図示しない洗浄液供給
源から供給される洗浄液をウエハW面に散布し得るよう
になっている。
【0021】上記のように構成されるこの発明の処理装
置において、ウエハWを洗浄処理する場合には、まず、
図示しないフォーク状のウエハ搬送アームにて搬送され
るウエハWを保持爪11のフランジ部11a上に仮載置
した後、ウエハ搬送アームを下方に移動させてスピンチ
ャック1から後退させる。次に、N2 ガス供給源から回
転軸4のN2 ガス供給通路3内にN2 ガスを供給する
と、N2 ガスはN2 ガス供給通路3から通路5aを通っ
てウエハWの裏面側に供給されて外周方向に流れるの
で、ウエハWの裏面側にベルヌーイ効果によって負圧が
生じ、この負圧によってウエハWはスピンチャック1側
に吸着保持される。この状態で、回転軸4を回転する
と、停止時には回転板5の半径方向に位置していた保持
体18が、図2に示すように、保持体18の回転軸側端
部が慣性により回転方向(反時計方向)と反対方向に移
動すると共に、反時計方向に回転して、一方の押圧部1
9aがウエハWの側端部に当接係合し、ウエハWを保持
する。そして、回転軸4の回転速度が一定に達すると上
記慣性作用は減少し、スプリング17の付勢力によって
保持体18は中立位置に戻り、押圧部19aによるウエ
ハWの保持は解かれるが、前述した吸着保持機構10に
よってウエハWは吸着保持されている。
【0022】上記のようにしてウエハWを水平保持した
状態で、図示しない駆動モータが駆動して回転軸4を回
転してウエハWを水平回転する。そして、ディスクブラ
シ2あるいはジェットノズル7をウエハWの上方に移動
すると共に、ジェットノズル7からウエハWの表面に洗
浄液を散布し、ディスクブラシ2によってウエハWの表
面を擦りながら洗浄し表面に付着する粒子汚染物等を除
去する。この洗浄は、ジェットノズル7から洗浄液を散
布するジェット洗浄単独で行ってもよく、ディスクブラ
シ2近傍に洗浄液を供給しつつ洗浄するブラシ洗浄単独
で行ってもよく、また、両者を交互に行う、同時に行う
など、被処理体の種類や洗浄状態に応じて、種々変更設
定して行うようにしてもよい。このとき、ウエハWの裏
面側にはN2 ガスが供給されており、しかも外周方向に
向って流れているので、洗浄液はウエハWの裏面に回り
込む虞れはない。
【0023】また、回転軸4を停止する際に回転軸4の
速度が減速すると、図3に示すように、保持体18は慣
性により回転軸側端部が回転方向に移動すると共に、時
計方向に回転して、他方の押圧部19bがウエハWの側
端部に当接係合するので、ウエハWを保持することがで
きる。
【0024】上記のように、スピンチャック1の停止時
には、スプリングの付勢力によって保持体18は中立位
置に維持され、スピンチャック1の始動加速時には、保
持体18の回転軸側端部が回転方向と反対方向に移動し
て一方の押圧部19aによってウエハWを保持すること
ができる。そして、スピンチャック1が定速回転状態に
あるときは、回転体16がスプリングの付勢力によって
中立位置に戻り、保持体18の押圧部*による保持は解
除され、ウエハWはN2 ガスによる負圧によって吸着保
持される。また、スピンチャック1の停止減速時には、
保持体18の回転軸側端部が回転方向に移動して他方の
押圧部19bによってウエハWを保持することができ
る。したがって、スピンチャック1の始動加速時及び停
止減速時においてもウエハWを確実に保持することがで
きるので、ウエハWを常に安定した状態で保持すること
ができ、処理作業能率の向上を図ることができる。な
お、急激な加速・減速時においても、その時の慣性力は
より大きなものとなるので、確実にウエハWを保持する
ことができる。
【0025】なお、上記実施例では、保持体18が3箇
所に配設される場合について説明したが、必ずしも保持
体18の数は3個である必要はなく、少なくとも3箇所
に配設されていればよい。
【0026】上記のように構成されるこの発明の処理装
置は、図1に示すような単独の半導体ウエハの洗浄装置
として使用される他、後述する半導体ウエハの塗布現像
装置等に組込まれて使用される。
【0027】上記半導体ウエハの塗布現像装置は、図5
に示すように、ウエハWに種々の処理を施す処理機構が
配置された処理機構ユニット30と、処理機構ユニット
30にウエハWを自動的に搬入・搬出する搬入・搬出機
構20とで主要部が構成されている。
【0028】搬入・搬出機構20は、処理前のウエハW
を収納するウエハキャリア21と、処理後のウエハWを
収納するウエハキャリア22と、ウエハWを吸着保持す
るア−ム23と、このア−ム23をX,Y(水平),Z
(垂直)及びθ(回転)方向に移動させる移動機構24
と、ウエハWがアライメントされかつ処理機構ユニット
30との間でウエハWの受け渡しがなされるアライメン
トステージ25とを備えている。
【0029】処理機構ユニット30には、アライメント
ステージ25よりX方向に形成された搬送路31に沿っ
て移動自在に搬送機構32が設けられており、この搬送
機構32にはY,Z及びθ方向に移動自在にメインアー
ム33が設けられている。搬送路31の一方の側には、
ウエハWとレジスト膜との密着性を向上させるためのア
ドヒージョン処理を行うアドヒージョン処理機構34
と、ウエハWに塗布されたレジスト中に残存する溶剤を
加熱蒸発させるためのプリベーク機構35と、加熱処理
されたウエハWを冷却する冷却機構36とが配置されて
いる。搬送路31の他方の側にはウエハWの表面にレジ
ストを塗布する処理液塗布機構37と、ウエハWの表面
に付着する粒子汚染物等を洗浄処理する洗浄処理装置3
8(この発明の処理装置)とが配置されている。
【0030】以上のように構成される半導体ウエハ塗布
現像装置において、まず、処理前のウエハWは、搬入・
搬出機構20のア−ム23によってウエハキャリア21
から搬出されてアライメントステージ25上に載置され
る。次いで、アライメントステージ25上のウエハW
は、搬送機構32のメインアーム33に保持されて、各
処理機構34〜38へと搬送されて適宜処理後に洗浄処
理が施される。そして、処理後のウエハWはメインアー
ム33によってアライメントステージ25に戻され、更
にア−ム23により搬送されてウエハキャリア22に収
納される。
【0031】上記実施例では被処理体が半導体ウエハの
場合について説明したが、被処理体は必ずしも半導体ウ
エハに限られるものではなく、例えばLCD基板あるい
はプリント基板、フォトマスク、セラミック基板、コン
パクトディスクなどについて同様に洗浄等の処理を施す
ものについても適用できるものである。
【0032】
【発明の効果】以上に説明したように、この発明の処理
装置によれば、上記のように構成されているので、以下
のような効果が得られる。
【0033】1)請求項1記載の処理装置によれば、回
転保持手段に、被処理体の保持面側に向って供給される
気体による負圧を利用して被処理体を保持する吸着保持
機構と、回転保持手段の始動加速時及び停止減速時に作
動して被処理体を保持する補助保持機構とを具備するの
で、回転保持手段の定速回転時の他に、回転保持手段の
始動加速時及び停止減速時においても被処理体を確実に
保持することができ、被処理体の処理を安定した状態で
行うことができる。また、処理中に被処理体の裏面への
処理液の侵入を防止することができる。
【0034】2)請求項2記載の処理装置によれば、補
助保持機構を、回転保持手段に対して回転可能に配設さ
れると共に、正逆回転方向に弾性力を付勢した回転体
と、回転保持手段に揺動可能に枢着されると共に、一端
が回転体に回転及び摺動可能に係合され、かつ、他端に
被処理体の押圧部を有する保持体とで構成するので、回
転保持手段の始動加速時及び停止減速時における回転軸
の速度変化を確実に保持体に伝達することができ、更に
被処理体の保持を確実にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の処理装置の一例を示す概略斜視図で
ある。
【図2】この発明の処理装置の始動加速状態を示す概略
平面図である。
【図3】この発明の処理装置の停止減速状態を示す概略
平面図である。
【図4】この発明の処理装置の要部を示す断面側面図で
ある。
【図5】この発明の処理装置を半導体ウエハ塗布現像装
置に適用した状態の全体を示す平面図である。
【符号の説明】
1 スピンチャック(回転保持手段) 3 N2 ガス供給通路 4 回転軸 10 吸着保持機構 11 保持爪 12 基点ピン 13 支点ピン 14 ピン 15 補助保持機構 16 回転体 17 スプリング 18 保持体 18a スリット 19a,19b 押圧部 W 半導体ウエハ(被処理体)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理体を回転保持手段にて保持すると
    共に、被処理体の表面に処理液を供給して処理する処理
    装置において、 上記回転保持手段に、上記被処理体の保持面側に向って
    供給される気体による負圧を利用して被処理体を保持す
    る吸着保持機構と、回転保持手段の始動加速時及び停止
    減速時に作動して上記被処理体を保持する補助保持機構
    とを具備してなることを特徴とする処理装置。
  2. 【請求項2】 補助保持機構を、回転保持手段に対して
    回転可能に配設されると共に、正逆回転方向に弾性力を
    付勢した回転体と、上記回転保持手段に揺動可能に枢着
    されると共に、一端が上記回転体に回転及び摺動可能に
    係合され、かつ、他端に被処理体の押圧部を有する保持
    体とで構成してなることを特徴とする請求項1記載の処
    理装置。
JP21373392A 1992-05-18 1992-07-17 処理装置 Expired - Lifetime JP2814167B2 (ja)

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