JPH0636946B2 - コルゲートカッタヘッド - Google Patents

コルゲートカッタヘッド

Info

Publication number
JPH0636946B2
JPH0636946B2 JP11507490A JP11507490A JPH0636946B2 JP H0636946 B2 JPH0636946 B2 JP H0636946B2 JP 11507490 A JP11507490 A JP 11507490A JP 11507490 A JP11507490 A JP 11507490A JP H0636946 B2 JPH0636946 B2 JP H0636946B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bearing
corrugated
bearings
head
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP11507490A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0413420A (ja
Inventor
太園治 五十嵐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP11507490A priority Critical patent/JPH0636946B2/ja
Publication of JPH0413420A publication Critical patent/JPH0413420A/ja
Publication of JPH0636946B2 publication Critical patent/JPH0636946B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
  • Machine Tool Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、コルゲートフィンを成形するコルゲートカッ
タヘッドに関する。
〈従来の技術〉 第3図にコルゲートフィン成形装置の概略構成図を示
す。
図示のように、材料ロール1から供給されるフィルム状
のフィン材2(Cu又はAl;板厚0.05〜0.2mm)はコルゲ
ートカッタヘッド3において上下一対の歯車状のコルゲ
ートカッタ4,5間に噛み込まれて波状に折曲げ成形さ
れ、その後ピッチ決め装置6でフィンピッチを決められ
るとともに切断器7によって所定の長さに切断され、コ
ルゲートフィン8となる。なお、図中9,10はフィン
材2の折曲げ高さを制御する上下のはね出し板である。
上記コルゲートカッタヘッド3は、従来、第4図に示す
ように構成される。
即ち、下コルゲートカッタ5を支持する支軸11は、そ
の両端部寄りにおいて、筐体からなるヘッド本体12の
左右両側壁に明けられた取付孔13a,13bに、軸受
14,15及びヘッド本体12に螺着するフランジ1
6,17を介して軸支される。上記軸受14,15とし
ては、例えばJISB1511−6207のような単列深みぞ形ベ
アリングが使用される。
一方、上コルゲートカッタ4を支持する支軸18は、そ
の両端部において、ヘッド本体12の左右両側壁に形成
された切欠き19,20に、軸受21,22及びこの軸
受21,22を収容する軸受ケーシング23,24を介
して軸支される。上記軸受21,22としては、前述し
た軸受14,15と同様単列深みぞ形ベアリングが使用
される。また、上記軸受ケーシング23,24は、その
前後両端面に縦設したガイド溝25,26を前記切欠き
19,20の前後両壁面部に上方からスライド嵌合させ
ることで、ヘッド本体12に組み立てられる。
なお、図中27,28は前記軸受ケーシング23,24
の組立時に上下コルゲートカッタ4,5同志が干渉しな
いように設けたスプリングで、29,30はヘッド本体
12の上部に螺着するカバープレート31に螺じ込まれ
て前記軸受ケーシング23,24を前記スプリング2
7,28力に抗して押し下げる押下げねじである。
〈発明が解決しようとする課題〉 ところが、上述したコルゲートカッタヘッドにあって
は、上下コルゲートカッタ4,5の支軸11,18が単
列深みぞ形ベアリング14,15,21,22で支持梁
として軸受けされているため、軸受自体における遊隙の
存在等で軸受剛性が低く、また上方の支軸18において
は、軸受ケーシング23,24のガイド部とヘッド本体
12との遊隙によりさらに軸受剛性が低下することか
ら、負荷モーメントにより上下の支軸11,18が第5
図のように撓み、上下2軸の平行度が確保できなかっ
た。
そのため、第6図に示すように、上下コルゲートカッタ
4,5が部分的に干渉し(図中イの部分参照)、該干渉
部の面圧が異常に高くなってカッタ歯面が傷損するなど
でカッタ寿命が著しく短くなるとともに、干渉部寄りの
方がフィン高さが高くなり、これにつれてピッチ長も小
さくなるなどでコルゲートフィンの形状精度が低下する
という問題点があった。
そこで本発明の目的は、上下の支軸における軸受剛性を
効果的に高めてこれら2軸の平行度を確保することにあ
る。
〈課題を解決するための手段〉 前記目的を達成するための本発明の構成は、上下のコル
ゲートカッタをそれぞれ支持する支軸を、複列背面合わ
せ形ベアリングにプリロードをかけてヘッド本体に対し
軸受けさせるとともに、上方の支軸においてはヘッド本
体との間に軸受ケーシングを介装し、この軸受ケーシン
グをヘッド本体へ押圧固定したことを特徴とする。
〈作 用〉 前記構成によれば、軸受自体や上方の支軸における軸受
ケーシングとヘッド本体との遊隙が除去され、軸受剛性
の向上により上下2軸の平行度が確保される。
〈実施例〉 以下添付図面に基づいて、本発明の一実施例を説明す
る。第1図は本発明の一実施例を示す分解斜視図で、第
2図はその組立断面図である。なお、第1図及び第2図
において、第4図と同一部材には同一符号を付して詳し
い説明は省略する。
第1図及び第2図に示すように、下コルゲートカッタ5
を支持する支軸11は、その両端部寄りにおいて、例え
ばJISB1511−7207ADBのような複列背面合わせ
形ベアリング14A,15A及びベアリング押え16
A,17Aを介してヘッド本体12に対し軸受けされ
る。そして、上記軸受14A,15Aはベアリングロッ
クナット32,33によりプリロードがかけられてい
る。また、上記ベアリング押え16A,17Aはヘッド
本体12に螺着され、上記軸受14A,15Aの外筒を
ヘッド本体に固定している。
一方、上コルゲートカッタ4を支持する支軸18は、そ
の両端部において、前記軸受14A,15Aと同様の複
列背面合わせ形ベアリング21A,22A、軸受ケーシ
ング23A,24A及びベアリング押え34,35を介
してヘッド本体12に対し軸受けされる。そして、上記
軸受21A,22Aはベアリングロックナット36,3
7によりプリロードがかけられている。また、上記ベア
リング押え34,35は軸受ケーシング23A,24A
に螺着され、上記軸受21A,22Aの外筒を軸受ケー
シング23A,24Aに固定している。
さらに、本実施例では、前記軸受ケーシング23A,2
4Aは、その本体部23a,24aがヘッド本体12の
切欠き19,20内にスライド嵌合するとともに、本体
部23a,24aの前後両端面の内側縁に付設したフラ
ンジ部23b,24bがヘッド本体12の左右両側壁内
面に複数のボルト38,39で結合されるようになって
いる。さらに、前記軸受ケーシング23A,24Aは、
ヘッド本体12の左右両側壁後端面から螺じ込まれた複
数の押しねじ40,41で、前記切欠き19,20の前
壁面に押圧固定されるようになっている。
このようにして、本実施例では、軸受14A,15A,
21A,22Aに複列背面合わせ形ベアリングを使用す
るとともに、ベアリングロックナット32,33,3
6,37でプリロードをかけるようにしたので、軸受自
体の遊隙が除去される。
また、前記軸受14A,15A,21A,22Aの外筒
をベアリング押え16A,17A,34,35でヘッド
本体12に直接及び間接に固定するようにしたので、上
下2軸11,18が固定梁として軸受けされる。
さらに、上方の支軸18における軸受ケーシング23
A,24Aが、押しねじ40,41でヘッド本体12に
押し付けられるとともに、ボルト38,39でヘッド本
体12に結合されるので、軸受ケーシング23A,24
Aとヘッド本体12との遊隙が除去される。
これらの結果、下記の表のように、軸受剛性が他の剛性
とともに従来例よりはるかに改善され、依って上下2軸
11,18の平行度が良好に確保される。
なお、本発明は上記実施例に限定されず、軸受ケーシン
グ23A,24Aをヘッド本体12に固着するボルト3
8,39を省略して押しねじ40,41による押付けだ
けにする等本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更
が可能であることは言う迄もない。
〈発明の効果〉 以上説明したように本発明によれば、軸受自体の遊隙や
軸受ケーシングとヘッド本体との遊隙を除去し、軸受剛
性の向上により上下2軸の平行度を良好に確保できるよ
うにしたので、コルゲートフィンの形状精度やカッタ寿
命を大幅に改善できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す分解斜視図、第2図は
その組立断面図、第3図はコルゲートフィン成形装置の
概略構成図、第4図は従来例の分解斜視図、第5図は従
来例における支軸のたわみ状態を示す断面図、第6図は
同じくコルゲートフィンの成形状態を示す斜視図であ
る。 また、図面中3はコルゲートカッタヘッド、4は上コル
ゲートカッタ、5は下コルゲートカッタ、11は支軸、
12はヘッド本体、14A,15Aは軸受、16A,1
7Aはベアリング押え、21A,22Aは軸受、23
A,24Aは軸受ケーシング、32,33はベアリング
ロックナット、34,35はベアリング押え、36,3
7はベアリングロックナツト、40,41は押しねじで
ある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下のコルゲートカッタをそれぞれ支持す
    る支軸を、複列背面合わせ形ベアリングにプリロードを
    かけてヘッド本体に対し軸受けさせるとともに、上方の
    支軸においてはヘッド本体との間に軸受ケーシングを介
    装し、この軸受ケーシングをヘッド本体へ押圧固定した
    ことを特徴とするコルゲートカッタヘッド。
JP11507490A 1990-05-02 1990-05-02 コルゲートカッタヘッド Expired - Lifetime JPH0636946B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11507490A JPH0636946B2 (ja) 1990-05-02 1990-05-02 コルゲートカッタヘッド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11507490A JPH0636946B2 (ja) 1990-05-02 1990-05-02 コルゲートカッタヘッド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0413420A JPH0413420A (ja) 1992-01-17
JPH0636946B2 true JPH0636946B2 (ja) 1994-05-18

Family

ID=14653534

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11507490A Expired - Lifetime JPH0636946B2 (ja) 1990-05-02 1990-05-02 コルゲートカッタヘッド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0636946B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5204572B2 (ja) * 2008-07-25 2013-06-05 株式会社Ihi 固体高分子型燃料電池用セパレータ製造方法及び装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0413420A (ja) 1992-01-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS634043B2 (ja)
JPS6049769B2 (ja) 部品を長手方向運動可能に支承する転がり軸受
BR9815925A (pt) Sistema de suspensão/eixo de braço traseiro
JPH0425618A (ja) 直線案内装置
EP2261016B1 (en) Press
JPH0636946B2 (ja) コルゲートカッタヘッド
JPS6244171Y2 (ja)
JPH0413421A (ja) コルゲートカッタヘッド
JP2529952Y2 (ja) 直動転がり案内ユニット
JPH0818209B2 (ja) テーブル移送装置
US2842216A (en) Mounting for steering and traction unit
JPH0232489B2 (ja) Mugenshudobearinguokumikondakadoteeburunokuranpukiko
JPH0752089Y2 (ja) ベルトコンベヤにおけるテールプーリの支持構造
JPS628425Y2 (ja)
JPS5847307Y2 (ja) 直線運動用玉軸受の軌道プレ−ト押え
JPS5823600Y2 (ja) ブンシヨサイダンヨウハモノチヨウセツソウチ
JPH0624576Y2 (ja) 直線ベアリングユニット
JP2992103B2 (ja) 多重ロールスタンド
JPH041377Y2 (ja)
JP2542067Y2 (ja) 直動転がり案内ユニット
JP2501341B2 (ja) 棚板スライド装置
JPH0238336B2 (ja)
JPH0311158U (ja)
JP3046989B2 (ja) 工作機械のテーブル構造
JPS6023937B2 (ja) スライドテ−ブルの連結機構