JPS5847307Y2 - 直線運動用玉軸受の軌道プレ−ト押え - Google Patents
直線運動用玉軸受の軌道プレ−ト押えInfo
- Publication number
- JPS5847307Y2 JPS5847307Y2 JP10641781U JP10641781U JPS5847307Y2 JP S5847307 Y2 JPS5847307 Y2 JP S5847307Y2 JP 10641781 U JP10641781 U JP 10641781U JP 10641781 U JP10641781 U JP 10641781U JP S5847307 Y2 JPS5847307 Y2 JP S5847307Y2
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- track
- plate
- raceway
- return hole
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、垂直な両側面に対称に直線状の軌道面が設け
られている断面矩形状のトラックレールにスライドユニ
ットが跨架され、該スライドユニットには、前記トラッ
クレールの軌道面と対峙する軌道面及び該軌道面に平行
する直線状のリターン孔、並びに前記軌道面及びリター
ン孔の両端をそれぞれ連結する方向転換路が設けられて
3つ、前記両軌道面間にトいて、負荷を支承転動するボ
ール群が無限循環する循環系路が形成されている直線運
動用玉軸受にpける前記スライドユニットの軌道プレー
ト押えに関するものであり、スライドユニットに嵌着さ
れている軌道プレートを支持し、該軌道プレートの予圧
装置に遊びが生ずることがないように軌道プレートを付
勢し、且つポールの方向転換の案内が円滑で、摺動抵抗
の少ない方向転換路を形成する軌道プレート押えを提供
することを目的とする。
られている断面矩形状のトラックレールにスライドユニ
ットが跨架され、該スライドユニットには、前記トラッ
クレールの軌道面と対峙する軌道面及び該軌道面に平行
する直線状のリターン孔、並びに前記軌道面及びリター
ン孔の両端をそれぞれ連結する方向転換路が設けられて
3つ、前記両軌道面間にトいて、負荷を支承転動するボ
ール群が無限循環する循環系路が形成されている直線運
動用玉軸受にpける前記スライドユニットの軌道プレー
ト押えに関するものであり、スライドユニットに嵌着さ
れている軌道プレートを支持し、該軌道プレートの予圧
装置に遊びが生ずることがないように軌道プレートを付
勢し、且つポールの方向転換の案内が円滑で、摺動抵抗
の少ない方向転換路を形成する軌道プレート押えを提供
することを目的とする。
従来、軌道プレートに予圧を与えるようにした軸受とし
ては、第9図、第10図に示す如き有限摺動ころ軸受が
あるが、この有限摺動ころ軸受にpいては、トラックレ
ール40に跨架されるスライドユニット41の左右両内
側面に取付けられる軌道プレート42は、数本の取付ボ
ルト43により前記スライドユニット41に固着されて
トリ、トラックレール40の軌道面44、軌道プレート
42の軌道面45、及びころ46の間の接触圧を調節す
る予圧の調節が必要である場合は、少くとも一方(図示
例の右側)の軌道プレート42な固着する取付ボルト4
3全部を緩め、各予圧ボルト47を回動して該軌道プレ
ート42を進退せしめなければ、軌道プレート42の全
長にわたり正確な予圧ができず、予圧後、各取付ボルト
43を螺締してはじめて予圧調整作業を完了するもので
あり、しかも予圧を減するため、軌道プレート42を予
圧ボルト47の後退と共に後退せしめる必要がある場合
には、ややもすると軌道プレート42と予圧ボルト47
との間に間隙が生じ、正確な予圧量が不明瞭となり、予
圧調整が不充分となることがあり、いずれにしても予圧
調整作業に多くの工数を必要とする不便さがあった。
ては、第9図、第10図に示す如き有限摺動ころ軸受が
あるが、この有限摺動ころ軸受にpいては、トラックレ
ール40に跨架されるスライドユニット41の左右両内
側面に取付けられる軌道プレート42は、数本の取付ボ
ルト43により前記スライドユニット41に固着されて
トリ、トラックレール40の軌道面44、軌道プレート
42の軌道面45、及びころ46の間の接触圧を調節す
る予圧の調節が必要である場合は、少くとも一方(図示
例の右側)の軌道プレート42な固着する取付ボルト4
3全部を緩め、各予圧ボルト47を回動して該軌道プレ
ート42を進退せしめなければ、軌道プレート42の全
長にわたり正確な予圧ができず、予圧後、各取付ボルト
43を螺締してはじめて予圧調整作業を完了するもので
あり、しかも予圧を減するため、軌道プレート42を予
圧ボルト47の後退と共に後退せしめる必要がある場合
には、ややもすると軌道プレート42と予圧ボルト47
との間に間隙が生じ、正確な予圧量が不明瞭となり、予
圧調整が不充分となることがあり、いずれにしても予圧
調整作業に多くの工数を必要とする不便さがあった。
また、従来の直線運動用玉軸受に3いては、第11図、
第12図に示す如く、トラックレール48に跨架される
スライドユニット49の跨架側面50は傾斜面であり、
トラックレール48の軌道面51とスライドユニット4
9の軌道面52との間で負荷を支承するボール53群は
、負荷荷重により常に前記両軌道面51.52に押付け
られているため、前記有限摺動ころ軸受と異なり予圧を
必要としない。
第12図に示す如く、トラックレール48に跨架される
スライドユニット49の跨架側面50は傾斜面であり、
トラックレール48の軌道面51とスライドユニット4
9の軌道面52との間で負荷を支承するボール53群は
、負荷荷重により常に前記両軌道面51.52に押付け
られているため、前記有限摺動ころ軸受と異なり予圧を
必要としない。
而して、本従来例に耘いては、両軌道面51.52によ
り形成される負荷域から、無負荷域たるリターン孔54
へと、ボール53を循環せしめる方向転換路55が形成
されている蓋体56は、スライドユニット49の直進路
たる両軌道面51.52により形成される前記負荷域及
びリターン孔54の端部に直接連結されており、且つ前
記軌道面52とリターン孔54とは、跨架側面50に対
し垂直位置に互に平行に近接して配置されているため、
第12図に示す如く、長さlの短い部分でボール53の
急激な方向転換が行われることとなり、この方向転換路
55中にむいて、ボール53と方向転換路550円弧状
の外側壁面との間に摩擦を生じたり、隣接するボール5
3相互が前記壁面に押付けられるロック状態が生じて、
ボール53の円滑な進行を阻害したりする欠点があり、
これらの欠点を克服するためには、方向転換路550曲
率を小とするため軌道面52とリターン孔54との間隔
を犬とし、前記tを大とする必要があり、スライドユニ
ット490前後方向及び左右方向への大型化をもこらし
、また大型化しないときは、負荷域を短縮化せざるを得
す、負荷域の単位長当りの負荷荷重が犬となるため、ス
ライドユニット49の負荷能力を低下するという別の欠
点を生ずることとなった。
り形成される負荷域から、無負荷域たるリターン孔54
へと、ボール53を循環せしめる方向転換路55が形成
されている蓋体56は、スライドユニット49の直進路
たる両軌道面51.52により形成される前記負荷域及
びリターン孔54の端部に直接連結されており、且つ前
記軌道面52とリターン孔54とは、跨架側面50に対
し垂直位置に互に平行に近接して配置されているため、
第12図に示す如く、長さlの短い部分でボール53の
急激な方向転換が行われることとなり、この方向転換路
55中にむいて、ボール53と方向転換路550円弧状
の外側壁面との間に摩擦を生じたり、隣接するボール5
3相互が前記壁面に押付けられるロック状態が生じて、
ボール53の円滑な進行を阻害したりする欠点があり、
これらの欠点を克服するためには、方向転換路550曲
率を小とするため軌道面52とリターン孔54との間隔
を犬とし、前記tを大とする必要があり、スライドユニ
ット490前後方向及び左右方向への大型化をもこらし
、また大型化しないときは、負荷域を短縮化せざるを得
す、負荷域の単位長当りの負荷荷重が犬となるため、ス
ライドユニット49の負荷能力を低下するという別の欠
点を生ずることとなった。
本考案は、前述の従来例の欠点を克服することができた
ものであり、その構成について、以下図面により説明す
る。
ものであり、その構成について、以下図面により説明す
る。
本考案の実施例たる直線運動用玉軸受は、第5図〜第8
図に示される如き構成のものである。
図に示される如き構成のものである。
即ち、この直線運動用玉軸受は、直線状のトラックV−
ル1と該トラックレール1に跨架されて直線運動をなす
スライドユニット2とよりなり、断面矩形状の前記トラ
ックレール1には、垂直な側対側面6.6の長さ方向に
、左右対称にボール30転動する半円筒状の軌道面4が
設けられ、他方、スライドユニット2には、その本体1
5のコ字状に対向する内側茄7,7に、前記軌道面4.
4と相対峙する位置の長さ方向に、断面矩形の桿状体で
ある軌道プレート16が左右対称に嵌着されて嘔り、該
プレート16には、ボール30転動する半円筒状の平行
直線路とされた軌道面5が穿設されている。
ル1と該トラックレール1に跨架されて直線運動をなす
スライドユニット2とよりなり、断面矩形状の前記トラ
ックレール1には、垂直な側対側面6.6の長さ方向に
、左右対称にボール30転動する半円筒状の軌道面4が
設けられ、他方、スライドユニット2には、その本体1
5のコ字状に対向する内側茄7,7に、前記軌道面4.
4と相対峙する位置の長さ方向に、断面矩形の桿状体で
ある軌道プレート16が左右対称に嵌着されて嘔り、該
プレート16には、ボール30転動する半円筒状の平行
直線路とされた軌道面5が穿設されている。
また、第6図、第7図に示す如く、スライドユニット2
0本体15には、無負荷域として前記軌道面5と平行に
、平行直線路とされたリターン孔8が穿設されている。
0本体15には、無負荷域として前記軌道面5と平行に
、平行直線路とされたリターン孔8が穿設されている。
前記軌道プレート16及びリターン孔8の両端には、第
8図に示す如(、軌道プレート押え14、側板13及び
シール12が順次当接して本体150両端面に組付けら
れ、止めねじ17.17により本体15に螺着されてい
る。
8図に示す如(、軌道プレート押え14、側板13及び
シール12が順次当接して本体150両端面に組付けら
れ、止めねじ17.17により本体15に螺着されてい
る。
前記軌道プレート押え14及び側板13には、第6図〜
第8図に示す如く、前述の負荷域である軌道面5と無負
荷域であるリターン孔8との両端間を、それぞれ連通さ
せる方向転換路10が穿設されている。
第8図に示す如く、前述の負荷域である軌道面5と無負
荷域であるリターン孔8との両端間を、それぞれ連通さ
せる方向転換路10が穿設されている。
そして、前記両直線路である軌道面5とリターン孔8と
、前記両直線路の両端に設けられている前記方向転換路
10.10とにより、ボール3群の無限循環する循環系
路が構成されている。
、前記両直線路の両端に設けられている前記方向転換路
10.10とにより、ボール3群の無限循環する循環系
路が構成されている。
次に前記軌道プレート押え14の構成につき第1図〜第
4図により説明する。
4図により説明する。
軌道プレート押え14は、第1図、第2図に示す如く板
状体よりなり、前記トラックレール1に跨架される下向
きコ字状の凹部30が形成され、該凹部300両内側縁
31の上端には、本体15に取付けられた場合に、前記
軌道プレート16の軌道面5端直上に訃いて、前記軌道
プレート16の内側端に当接する爪体32が突設されて
いる。
状体よりなり、前記トラックレール1に跨架される下向
きコ字状の凹部30が形成され、該凹部300両内側縁
31の上端には、本体15に取付けられた場合に、前記
軌道プレート16の軌道面5端直上に訃いて、前記軌道
プレート16の内側端に当接する爪体32が突設されて
いる。
該爪体32は、板状体である軌道プレート押え14の内
側縁31にお・いて、略直角に折曲げられて短く軌道プ
レート16側へ突設されて訃り、後述する本体15の外
側からの押圧ボルト23による軌道プレート16への押
圧力に対抗して、第4図に示す当接面33に3いて、軌
道プレート16の内側端に当接して軌道プレート16を
外方へ押し開く方向へ付勢する弾力を有する。
側縁31にお・いて、略直角に折曲げられて短く軌道プ
レート16側へ突設されて訃り、後述する本体15の外
側からの押圧ボルト23による軌道プレート16への押
圧力に対抗して、第4図に示す当接面33に3いて、軌
道プレート16の内側端に当接して軌道プレート16を
外方へ押し開く方向へ付勢する弾力を有する。
また、軌道プレート押え14には、前述した方向転換路
10の一部を形成する切込み34、円孔35が突設され
ている。
10の一部を形成する切込み34、円孔35が突設され
ている。
前記切込み34は内側縁31に半円形に穿設され、軌道
プレート16の半円筒状の軌道面5の端面に当接する位
置に穿設されて訃り、組立に際し、負荷域である軌道面
5に連らなり、方向転換路10の一部を形成する。
プレート16の半円筒状の軌道面5の端面に当接する位
置に穿設されて訃り、組立に際し、負荷域である軌道面
5に連らなり、方向転換路10の一部を形成する。
前記円孔35ば、組立に際し、リターン孔8端に当接す
る位置に穿設され、無負荷域である該リターン孔8に連
らなり、方向転換路10の一部な形成する。
る位置に穿設され、無負荷域である該リターン孔8に連
らなり、方向転換路10の一部な形成する。
前記切込み34の短側面10a及び円孔35の短側面1
0bは、第1図中lll−111円弧線に沿い、且つ軌
道面5とリターン孔8とを円滑に連結する方向転換路1
0の立体円弧状曲面を形成するように、第11図、第3
図に示す如く斜に形成されている。
0bは、第1図中lll−111円弧線に沿い、且つ軌
道面5とリターン孔8とを円滑に連結する方向転換路1
0の立体円弧状曲面を形成するように、第11図、第3
図に示す如く斜に形成されている。
尚、前記方向転換路10は、次のように構成されている
。
。
即ち、軌道プレート押え14に穿設され、該軌道プレー
ト押え14の組立の際、前記軌道面5に連通される短側
面10aと、リターン孔8に連通される短側面10b1
及び第13図に示す如く、側板13に穿設され、該側板
13の組立の際、前記短側面10a及び10bど連通さ
れる転換溝10cとにより構成されている。
ト押え14の組立の際、前記軌道面5に連通される短側
面10aと、リターン孔8に連通される短側面10b1
及び第13図に示す如く、側板13に穿設され、該側板
13の組立の際、前記短側面10a及び10bど連通さ
れる転換溝10cとにより構成されている。
前記構成の方向転換路10は、全体として立体円弧曲線
状をなして訃り、軌道面5及びリターン孔80両軸心を
含む平面上への投影形状は、ボール3の方向転換が円滑
に行われるように、略半円弧状面とされて耘り、筐た第
6図、第7図に示す如く、トラックレール1の軸と直角
な面上への投影形状は、スライドユニット20本体15
の斜上方に穿設されているリターン孔8と、該本体15
の斜下方の内側面7に設けられている軌道面5との間を
、なだらかな曲線で結ぶよう部分円弧状とさへ特に軌道
面5に連通ずる部分は、水平方向とされて釦り、ボール
3の方向転換が円滑に行われるように構成されている。
状をなして訃り、軌道面5及びリターン孔80両軸心を
含む平面上への投影形状は、ボール3の方向転換が円滑
に行われるように、略半円弧状面とされて耘り、筐た第
6図、第7図に示す如く、トラックレール1の軸と直角
な面上への投影形状は、スライドユニット20本体15
の斜上方に穿設されているリターン孔8と、該本体15
の斜下方の内側面7に設けられている軌道面5との間を
、なだらかな曲線で結ぶよう部分円弧状とさへ特に軌道
面5に連通ずる部分は、水平方向とされて釦り、ボール
3の方向転換が円滑に行われるように構成されている。
前述の如く、リターン孔8と軌道面5とは斜上下に配設
されてpす、両者8,5の垂直面プロジェクトにおいて
も水平面プロジェクトにトいても、近接した投影位置関
係にありながら、両者8.5を連結する方向転換路10
は立体円弧曲線状をなしているため、比較的長い、ゆる
やかな曲率の小さい曲面とされて耘り、従って、第11
図、第12図に示す如き従来例に耘いて欠点とされてい
るボールの急激な方向転換は行われず、ボールの無限循
環の抵抗を生ずることが極めて少く、また、リターン孔
8が軌道面5の斜上方に位置するため、スライドユニッ
ト2を小型として1とめることが可能となったものであ
る。
されてpす、両者8,5の垂直面プロジェクトにおいて
も水平面プロジェクトにトいても、近接した投影位置関
係にありながら、両者8.5を連結する方向転換路10
は立体円弧曲線状をなしているため、比較的長い、ゆる
やかな曲率の小さい曲面とされて耘り、従って、第11
図、第12図に示す如き従来例に耘いて欠点とされてい
るボールの急激な方向転換は行われず、ボールの無限循
環の抵抗を生ずることが極めて少く、また、リターン孔
8が軌道面5の斜上方に位置するため、スライドユニッ
ト2を小型として1とめることが可能となったものであ
る。
また、前述の立体円弧曲線状の方向転換路10は、該路
10の内設される部材力東軌道プレート押え14と側板
13に2分されているため、複雑な形状の方向転換路1
0でも製作可能となったものである。
10の内設される部材力東軌道プレート押え14と側板
13に2分されているため、複雑な形状の方向転換路1
0でも製作可能となったものである。
前述の如く、本考案に耘いては、軌道面4.5はそれぞ
れ相対峙する垂直な外側面6及び内側面Iに設けられて
トリ、従って軌道プレート16が、第7図に示す如く、
抑圧ボルト23によりトラックレール1の方向に押圧さ
れ、前記軌道面4,5との間で、ボール3を水平方向に
押圧保持して荷重を支承する必要があるものであるが、
前記軌道プレート16は軌道プレート押え14の爪体3
2により、前記押圧ボルト23側へと付勢されているた
め、抑圧ボルト23の進退いずれの場合に訃いても、軌
道グレート16と押圧ボルト23との間に間隙を生ずる
ことがなく、予圧装置に遊びが生ずることがなく、第9
図、第10図に示す如き従来例の予圧調整不充分なる欠
点を生ずることがなく、且つ軌道プレート16は本体1
5に確実に嵌着支持される。
れ相対峙する垂直な外側面6及び内側面Iに設けられて
トリ、従って軌道プレート16が、第7図に示す如く、
抑圧ボルト23によりトラックレール1の方向に押圧さ
れ、前記軌道面4,5との間で、ボール3を水平方向に
押圧保持して荷重を支承する必要があるものであるが、
前記軌道プレート16は軌道プレート押え14の爪体3
2により、前記押圧ボルト23側へと付勢されているた
め、抑圧ボルト23の進退いずれの場合に訃いても、軌
道グレート16と押圧ボルト23との間に間隙を生ずる
ことがなく、予圧装置に遊びが生ずることがなく、第9
図、第10図に示す如き従来例の予圧調整不充分なる欠
点を生ずることがなく、且つ軌道プレート16は本体1
5に確実に嵌着支持される。
尚、第6図〜第8図に示すボール保持体9は、軌道面5
よりのボール3の逸脱を防止するものである。
よりのボール3の逸脱を防止するものである。
lた、第1図に示す如く、軌道プレート押え14の外形
輪郭は、全体として大きな円形状とされ、且つ前記リタ
ーン孔8に連結される方向転換路10の一部を構成する
円孔35及びそれに続く短側面が穿設されている部分の
外形輪郭が、小さい円形の耳状に左右斜上方へ突設され
、全体として熊の頭部輪郭形状とされるという極めて加
工工作し易い形状とされ、中央頂部及び左右下端部の方
向転換路10から外れた部分に、止めねじ17の挿入さ
れる係止孔36,36が穿設され、コンパクトでしかも
無駄のない形状とされている。
輪郭は、全体として大きな円形状とされ、且つ前記リタ
ーン孔8に連結される方向転換路10の一部を構成する
円孔35及びそれに続く短側面が穿設されている部分の
外形輪郭が、小さい円形の耳状に左右斜上方へ突設され
、全体として熊の頭部輪郭形状とされるという極めて加
工工作し易い形状とされ、中央頂部及び左右下端部の方
向転換路10から外れた部分に、止めねじ17の挿入さ
れる係止孔36,36が穿設され、コンパクトでしかも
無駄のない形状とされている。
本考案は、実用新案登録請求の範囲に記載された構成を
なすものであり、板状体の軌道プレート押えには、ボー
ルの循環通路を形成する立体円弧状曲面を有する方向転
換路の一部をなす切込み及び円孔並びにそれに続く短側
面が穿設され、lた内側縁上端には、軌道プレートを常
に外側方へ付勢する弾力を有する爪体が折曲げ突設≧れ
て訃り、スライドユニットの組立に際し、軌道プレート
に外接される側板と共に方向転換路が形成され、軌道面
とリターン孔との間を循環するボール群の方向転換を急
激に行なうことがなく、スライドユニットとしての循環
摺動抵抗を増大することのない配置とされており、また
垂直面に設けられているトラックレール側の軌道面とス
ライドユニット側の軌道面との間の負荷域で、荷重を支
承転動するボールに必換な適当な押圧力を水平に印加す
る押圧装置の押圧力印加力自と逆向きの力を爪体により
軌道プレートに印加しているため、抑圧装置と軌道プレ
ートとの間に遊びを生ずることがなく、負荷能力に応じ
て常に適正な押圧力を印加することができ、軌道面の軸
方向長さが最大限に取れるので・長さの割に負荷能力の
大きい、しかも小型な直線運動用玉軸受を得ることがで
きた優れた考案である。
なすものであり、板状体の軌道プレート押えには、ボー
ルの循環通路を形成する立体円弧状曲面を有する方向転
換路の一部をなす切込み及び円孔並びにそれに続く短側
面が穿設され、lた内側縁上端には、軌道プレートを常
に外側方へ付勢する弾力を有する爪体が折曲げ突設≧れ
て訃り、スライドユニットの組立に際し、軌道プレート
に外接される側板と共に方向転換路が形成され、軌道面
とリターン孔との間を循環するボール群の方向転換を急
激に行なうことがなく、スライドユニットとしての循環
摺動抵抗を増大することのない配置とされており、また
垂直面に設けられているトラックレール側の軌道面とス
ライドユニット側の軌道面との間の負荷域で、荷重を支
承転動するボールに必換な適当な押圧力を水平に印加す
る押圧装置の押圧力印加力自と逆向きの力を爪体により
軌道プレートに印加しているため、抑圧装置と軌道プレ
ートとの間に遊びを生ずることがなく、負荷能力に応じ
て常に適正な押圧力を印加することができ、軌道面の軸
方向長さが最大限に取れるので・長さの割に負荷能力の
大きい、しかも小型な直線運動用玉軸受を得ることがで
きた優れた考案である。
第1図は実施例の外側端面を示す立面図、第2図は同上
側面図、第3図は第1図中lll−l11円弧線拡大部
分断面図、第4図は第1図中IV−IV線拡大部分断面
図、第5図は直線運動玉軸受の実施例側面図、第6図は
同上端面を示す立面図、第7図は右手に第5図中■−■
線断面を示す立面図、第8図はスライドユニットの中央
縦断面図、第9図は従来例の有限摺動コロ軸受の部分断
面を含む斜視図、第10図は同上進行方向と直角な面に
釦ける断面図、第11図は従来例の無限摺動玉軸受の進
行方向と直角な面に訃ける断面図、第12図は第11図
中■−■線部分拡大断面図、第13図は右半分はシール
側の、左半分は軌道プレート押え側の面をそれぞれ示す
側板の立面図。 1ニドラツクレール、2ニスライドユニツト、3:ボー
ル、4.5:軌道面、6:外側面、7:内側面、8:リ
ターン孔、10二方向転換路、10a * 1 ()b
”短側面、13:側板、14:軌道プレート押え、1
5:本体、16:軌道プレート、30:凹部、31:内
側縁、32:爪体、34:切込み、35:円孔。
側面図、第3図は第1図中lll−l11円弧線拡大部
分断面図、第4図は第1図中IV−IV線拡大部分断面
図、第5図は直線運動玉軸受の実施例側面図、第6図は
同上端面を示す立面図、第7図は右手に第5図中■−■
線断面を示す立面図、第8図はスライドユニットの中央
縦断面図、第9図は従来例の有限摺動コロ軸受の部分断
面を含む斜視図、第10図は同上進行方向と直角な面に
釦ける断面図、第11図は従来例の無限摺動玉軸受の進
行方向と直角な面に訃ける断面図、第12図は第11図
中■−■線部分拡大断面図、第13図は右半分はシール
側の、左半分は軌道プレート押え側の面をそれぞれ示す
側板の立面図。 1ニドラツクレール、2ニスライドユニツト、3:ボー
ル、4.5:軌道面、6:外側面、7:内側面、8:リ
ターン孔、10二方向転換路、10a * 1 ()b
”短側面、13:側板、14:軌道プレート押え、1
5:本体、16:軌道プレート、30:凹部、31:内
側縁、32:爪体、34:切込み、35:円孔。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 垂直な両側面に対称な位置に直線状の軌道面が設けられ
ている断面矩形状のトラックレールにスライドユニット
が跨架され、該スライドユニットには、前記トラックレ
ールの軌道面と対峙する軌道面及び該軌道面に平行する
直線状のリターン孔並びに前記軌道面及びリターン孔の
両端をそれぞれ連結する方向転換路が設けられ、前記両
軌道面間にかいて負荷な支承転勤するボール群が無限循
環する循環系路が形成されている直線運動用玉軸受に訃
ける前記スライドユニットの次の構造を有する軌道プレ
ート押え。 ■)前記スライドユニット本体のコ字状の内側面の、前
記トラックレールの軌道面と対峙する位置に、対称に嵌
着されているところの半円筒状の軌道面を有する桿状体
の軌道プレートと、前記リターン孔との両端に外接して
前記本体の両端向に取付けられ、更に外接して取付けら
れる側板と共に前記方向転換路の一部を形成する板状体
であること。 2)前記トラックレールに跨架される下向きコ字状の凹
部が形成されていること。 3)該凹部の側内側縁上端には、前記軌道プレートの軌
道面端直上にトいて軌道プレートの内側端を外方へ押し
開く方向に付勢する弾力を有する短い爪体が略直角に折
曲げ突設されていること。 4)前記軌道プレートの軌道面端に当接する位置に、負
荷域である軌道面に連らなり方向転換路の一部を形成す
る半円形の切込みが穿設され、また前記リターン孔端に
当接する位置には、無負荷域であるリターン孔に連らな
り方向転換路の一部を形成する円孔が穿設され、前記切
込み及び円孔の前記側板と当接する面側の側面は、前記
方向転換路の立体円弧状曲面を形成する如(斜に形成さ
れていること。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10641781U JPS5847307Y2 (ja) | 1981-07-17 | 1981-07-17 | 直線運動用玉軸受の軌道プレ−ト押え |
US06/294,765 US4390215A (en) | 1981-04-10 | 1981-08-20 | Ball bearing slide unit for linear motion |
DE3153330A DE3153330C2 (de) | 1981-04-10 | 1981-09-30 | Schlitteneinheit eines Kugellagers für lineare Bewegung |
DE3138970A DE3138970C2 (de) | 1981-04-10 | 1981-09-30 | Schlitteneinheit eines Kugellagers für lineare Bewegung |
DE3153257A DE3153257C2 (de) | 1981-04-10 | 1981-09-30 | Schlitteneinheit eines Kugellagers für lineare Bewegung |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10641781U JPS5847307Y2 (ja) | 1981-07-17 | 1981-07-17 | 直線運動用玉軸受の軌道プレ−ト押え |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5812716U JPS5812716U (ja) | 1983-01-26 |
JPS5847307Y2 true JPS5847307Y2 (ja) | 1983-10-28 |
Family
ID=29900897
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10641781U Expired JPS5847307Y2 (ja) | 1981-04-10 | 1981-07-17 | 直線運動用玉軸受の軌道プレ−ト押え |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5847307Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6069823U (ja) * | 1983-10-20 | 1985-05-17 | エヌ・テー・エヌ東洋ベアリング株式会社 | 直線運動軸受 |
JPS60108087A (ja) * | 1983-11-18 | 1985-06-13 | 松下電器産業株式会社 | 全自動洗濯機 |
-
1981
- 1981-07-17 JP JP10641781U patent/JPS5847307Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5812716U (ja) | 1983-01-26 |
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