JPH0238336B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0238336B2 JPH0238336B2 JP57061633A JP6163382A JPH0238336B2 JP H0238336 B2 JPH0238336 B2 JP H0238336B2 JP 57061633 A JP57061633 A JP 57061633A JP 6163382 A JP6163382 A JP 6163382A JP H0238336 B2 JPH0238336 B2 JP H0238336B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bearing
- guide
- bar
- movable base
- hydrostatic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000002706 hydrostatic effect Effects 0.000 claims description 21
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 3
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C32/00—Bearings not otherwise provided for
- F16C32/06—Bearings not otherwise provided for with moving member supported by a fluid cushion formed, at least to a large extent, otherwise than by movement of the shaft, e.g. hydrostatic air-cushion bearings
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は工作機械等各種装置に適用される静圧
軸受を用いた可動台のバーガイド装置に関するも
のである。
軸受を用いた可動台のバーガイド装置に関するも
のである。
従来、この種型式の可動台のバーガイド装置
は、基台上に互いに平行に架設した一対のガイド
バーによつて可動台を摺動可能に案内するよう構
成されていて、可動台と各ガイドバーとの嵌合部
分に静圧軸受を設け、これら静圧軸受によつて可
動台が高精度かつ円滑に移動するようにしてい
る。ところで、かゝる構成のバーガイド装置にお
いては、各静圧軸受の軸受孔の内周面と各ガイド
バーの外周面間の隙間を精密に確保することを要
し、反面各ガイドバーの熱変形を防止したり、さ
らには両ガイドバーの平行度を比較的長い摺動ス
トロークの範囲において確保することは極めて困
難である。このため、両ガイドバーが加工誤差、
組付誤差、熱変形等によつてその平行度が狂つて
相対的に傾いた場合には、各静圧軸受の軸受孔の
内周面と各ガイドバーの外周面間の隙間が不均一
になつて、この結果ガイドバーが変形したり案内
精度が低下したり、さらには可動台がロツクした
りするおそれがあつた。
は、基台上に互いに平行に架設した一対のガイド
バーによつて可動台を摺動可能に案内するよう構
成されていて、可動台と各ガイドバーとの嵌合部
分に静圧軸受を設け、これら静圧軸受によつて可
動台が高精度かつ円滑に移動するようにしてい
る。ところで、かゝる構成のバーガイド装置にお
いては、各静圧軸受の軸受孔の内周面と各ガイド
バーの外周面間の隙間を精密に確保することを要
し、反面各ガイドバーの熱変形を防止したり、さ
らには両ガイドバーの平行度を比較的長い摺動ス
トロークの範囲において確保することは極めて困
難である。このため、両ガイドバーが加工誤差、
組付誤差、熱変形等によつてその平行度が狂つて
相対的に傾いた場合には、各静圧軸受の軸受孔の
内周面と各ガイドバーの外周面間の隙間が不均一
になつて、この結果ガイドバーが変形したり案内
精度が低下したり、さらには可動台がロツクした
りするおそれがあつた。
本発明は、上記の問題を解消するため、互いに
平行に架設した一対のガイドバーのいずれか一方
のガイドバーに嵌合した静圧軸受にはその上下面
側にのみ軸受ポケツトを形成し、他方のガイドバ
ーに嵌合した静圧軸受にはその上下両側及び左右
両側に軸受ポケツトを形成すると共にその上下両
側の軸受ポケツトの幅よりもその左右両側の軸受
ポケツトの幅を大として、後者のガイドバーを基
準軸として可動台を案内支持するようにしたバー
ガイド装置を提供しようとするもので、これによ
り基準軸となるガイドバーによつて可動台の案内
精度を高めることができ、しかも各ガイドバーの
加工誤差及び熱変形並びに両ガイドバーの相対的
な組付誤差等に起因して両ガイドバーが相対的に
傾いた場合にもガイドバーを変形させることなく
可動台の円滑な摺動を確保することができ、また
左右両側に軸受ポケツトを形成する静圧軸受は基
準軸となる後者のガイドバーに嵌合する静圧軸受
のみであるにも拘らず、左右方向の軸受剛性を充
分に高めることができる。
平行に架設した一対のガイドバーのいずれか一方
のガイドバーに嵌合した静圧軸受にはその上下面
側にのみ軸受ポケツトを形成し、他方のガイドバ
ーに嵌合した静圧軸受にはその上下両側及び左右
両側に軸受ポケツトを形成すると共にその上下両
側の軸受ポケツトの幅よりもその左右両側の軸受
ポケツトの幅を大として、後者のガイドバーを基
準軸として可動台を案内支持するようにしたバー
ガイド装置を提供しようとするもので、これによ
り基準軸となるガイドバーによつて可動台の案内
精度を高めることができ、しかも各ガイドバーの
加工誤差及び熱変形並びに両ガイドバーの相対的
な組付誤差等に起因して両ガイドバーが相対的に
傾いた場合にもガイドバーを変形させることなく
可動台の円滑な摺動を確保することができ、また
左右両側に軸受ポケツトを形成する静圧軸受は基
準軸となる後者のガイドバーに嵌合する静圧軸受
のみであるにも拘らず、左右方向の軸受剛性を充
分に高めることができる。
以下に本発明の一実施例を図面を参照して説明
すると、第１図〜第３図において、一対のガイド
バー２０と３０はその各両端を固定基板１０の両
側壁１１，１２に所定間隔にて固着して互いに平
行に水平状態に架設されていて、これら両ガイド
バー２０と３０に可動台４０の前端下部の両側と
後端下部の両側に組付けた静圧軸受２１，２１及
び３１，３１が嵌合されている。また、可動台４
０の中央部下面には駆動モータ４３によつて駆動
されるねじ軸４２に螺合させた送りナツト４１が
固着されている。なお、駆動モータ４３は固定基
台１０の図示右側の側壁１２に一体的に固定され
ていて、その駆動軸４３ａにねじ軸４２の端部が
継手部材４４により連結されている。かゝる構成
によつて、可動台４０は両ガイドバー２０，３０
上に軸方向へ摺動可能に案内支持され、かつ駆動
モータ４３の起動により前方又は後方に移動す
る。
すると、第１図〜第３図において、一対のガイド
バー２０と３０はその各両端を固定基板１０の両
側壁１１，１２に所定間隔にて固着して互いに平
行に水平状態に架設されていて、これら両ガイド
バー２０と３０に可動台４０の前端下部の両側と
後端下部の両側に組付けた静圧軸受２１，２１及
び３１，３１が嵌合されている。また、可動台４
０の中央部下面には駆動モータ４３によつて駆動
されるねじ軸４２に螺合させた送りナツト４１が
固着されている。なお、駆動モータ４３は固定基
台１０の図示右側の側壁１２に一体的に固定され
ていて、その駆動軸４３ａにねじ軸４２の端部が
継手部材４４により連結されている。かゝる構成
によつて、可動台４０は両ガイドバー２０，３０
上に軸方向へ摺動可能に案内支持され、かつ駆動
モータ４３の起動により前方又は後方に移動す
る。
次に本発明の要部を構成する静圧軸受２１，２
１及び３１，３１の構造について説明すると、ガ
イドバー２０に嵌合した各静圧軸受２１の軸受孔
内周面の上下両側及び左右両側には各一対の軸受
ポケツト２２，２３が形成されていて、これら各
軸受ポケツト２２，２３に各絞り２２ａ，２３ａ
を通して供給される圧力油によつて可動台４０の
一側がガイドバー２０の上下両側と左右両側にて
静圧的に支持される。一方、ガイドバー３０に嵌
合した各静圧軸受３１の軸受孔内周面にはその上
下両側にのみ一対の軸受ポケツト３２が形成さ
れ、同静圧軸受３１の軸受孔の左右内周面とガイ
ドバー３０の左右外周面との間には若干のクリア
ランスが確保されている。これにより、可動台４
０の一側においては、改絞り２２ａ，２３ａを通
して各軸受ポケツト２２，２３に供給される圧力
油により可動台４０がガイドバー２０の上下両側
ならびに左右両側において静圧的に支持され、同
ガイドバー２０の左右外周面を基準として可動台
４０の摺動が案内されるようになつている。な
お、図中符号４５は各静圧軸受２１，３１に圧力
油を供給する供給孔を示している。
１及び３１，３１の構造について説明すると、ガ
イドバー２０に嵌合した各静圧軸受２１の軸受孔
内周面の上下両側及び左右両側には各一対の軸受
ポケツト２２，２３が形成されていて、これら各
軸受ポケツト２２，２３に各絞り２２ａ，２３ａ
を通して供給される圧力油によつて可動台４０の
一側がガイドバー２０の上下両側と左右両側にて
静圧的に支持される。一方、ガイドバー３０に嵌
合した各静圧軸受３１の軸受孔内周面にはその上
下両側にのみ一対の軸受ポケツト３２が形成さ
れ、同静圧軸受３１の軸受孔の左右内周面とガイ
ドバー３０の左右外周面との間には若干のクリア
ランスが確保されている。これにより、可動台４
０の一側においては、改絞り２２ａ，２３ａを通
して各軸受ポケツト２２，２３に供給される圧力
油により可動台４０がガイドバー２０の上下両側
ならびに左右両側において静圧的に支持され、同
ガイドバー２０の左右外周面を基準として可動台
４０の摺動が案内されるようになつている。な
お、図中符号４５は各静圧軸受２１，３１に圧力
油を供給する供給孔を示している。
上記のように構成した可動台のバーガイド装置
においては、一方のガイドバー２０が基準軸とし
ての役目を果し、他方のガイドバー３０に嵌合し
た各静圧軸受３１には左右両側に軸受ポケツトが
形成されておらず、ガイドバー３０との間にクリ
アランスが確保されているため、両ガイドバー２
０，３０が加工誤差、組付誤差及び熱変形等によ
つて水平面内において平行度が出ていない場合に
も、可動台４０の円滑な移動が阻害されることは
なく、また両ガイドバー２０，３０に無理な力が
加わつて両ガイドバーが変形するおそれもない。
また、上記の軸受構造によれば、基準軸となるガ
イドバー２０との係合によつて同ガイドバー２０
に嵌合した静圧軸受２１が高精度に案内されるた
め、可動台４０の案内精度を他の静圧軸受及びガ
イドバーの組付誤差に左右されることなく高める
ことができる。
においては、一方のガイドバー２０が基準軸とし
ての役目を果し、他方のガイドバー３０に嵌合し
た各静圧軸受３１には左右両側に軸受ポケツトが
形成されておらず、ガイドバー３０との間にクリ
アランスが確保されているため、両ガイドバー２
０，３０が加工誤差、組付誤差及び熱変形等によ
つて水平面内において平行度が出ていない場合に
も、可動台４０の円滑な移動が阻害されることは
なく、また両ガイドバー２０，３０に無理な力が
加わつて両ガイドバーが変形するおそれもない。
また、上記の軸受構造によれば、基準軸となるガ
イドバー２０との係合によつて同ガイドバー２０
に嵌合した静圧軸受２１が高精度に案内されるた
め、可動台４０の案内精度を他の静圧軸受及びガ
イドバーの組付誤差に左右されることなく高める
ことができる。
なお、上記の軸受構造においては、ガイドバー
３０に嵌合した静圧軸受３１には上下両側にのみ
軸受ポケツト３２を設けたため、可動台４０が左
右方向にては二つの軸受ポケツト２２，２によつ
て案内支持されることになり左右方向の軸受剛性
が不足する場合がある。かゝる場合に対処するた
め、本発明においては、第４図及び第５図にて明
瞭に示したように、ガイドバー２０に嵌合した静
圧軸受２１における上下の軸受ポケツト２２の幅
L1よりも左右の軸受ポケツト２３の幅L2を大き
くして、左右方向の軸受剛性を高めるように配慮
されている。また、上記実施例においては、可動
台４０を一対のガイドバー２０と３０によつて水
平に案内支持する例について説明したが、本発明
は必らずしもこれに限定されるものではなく、例
えば一対のガイドバーを上下方向に平行に架設
し、これらの両ガイドバーによつて可動台を垂直
に案内支持するようにしたバーガイド装置にも適
用し得るものである。
３０に嵌合した静圧軸受３１には上下両側にのみ
軸受ポケツト３２を設けたため、可動台４０が左
右方向にては二つの軸受ポケツト２２，２によつ
て案内支持されることになり左右方向の軸受剛性
が不足する場合がある。かゝる場合に対処するた
め、本発明においては、第４図及び第５図にて明
瞭に示したように、ガイドバー２０に嵌合した静
圧軸受２１における上下の軸受ポケツト２２の幅
L1よりも左右の軸受ポケツト２３の幅L2を大き
くして、左右方向の軸受剛性を高めるように配慮
されている。また、上記実施例においては、可動
台４０を一対のガイドバー２０と３０によつて水
平に案内支持する例について説明したが、本発明
は必らずしもこれに限定されるものではなく、例
えば一対のガイドバーを上下方向に平行に架設
し、これらの両ガイドバーによつて可動台を垂直
に案内支持するようにしたバーガイド装置にも適
用し得るものである。
第１図は本発明による可動台のバーガイド装置
の一実施例を示す平面図、第２図は第１図の−
線における断面図、第３図は第２図の−線
における断面図、第４図及び第５図は各静圧軸受
に形成した軸受ポケツトの展開図である。 符号の説明、１０……基台、２０，３０……ガ
イドバー、２１，３１……静圧軸受、２２，２
３，３２……軸受ポケツト、２２ａ，２３ａ，３
２ａ……絞り、４０……可動台。
の一実施例を示す平面図、第２図は第１図の−
線における断面図、第３図は第２図の−線
における断面図、第４図及び第５図は各静圧軸受
に形成した軸受ポケツトの展開図である。 符号の説明、１０……基台、２０，３０……ガ
イドバー、２１，３１……静圧軸受、２２，２
３，３２……軸受ポケツト、２２ａ，２３ａ，３
２ａ……絞り、４０……可動台。
Claims (1)
- １ 基台上に一対のガイドバーを互いに平行に架
設して、各ガイドバーに軸方向へ摺動可能に嵌合
した静圧軸受に可動台の両側を固着してなるバー
ガイド装置において、前記両ガイドバーのいずれ
か一方のガイドバーに嵌合した静圧軸受にはその
上下両側にのみ軸受ポケツトを形成し、他方のガ
イドバーに嵌合した静圧軸受にはその上下両側及
び左右両側に軸受ポケツトを形成すると共にその
上下両側の軸受ポケツトの幅よりもその左右両側
の軸受ポケツトの幅を大として、後者のガイドバ
ーを基準軸として前記可動台の動きを案内するよ
うにしたことを特徴とする静圧軸受を用いた可動
台のバーガイド装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57061633A JPS58177245A (ja) | 1982-04-12 | 1982-04-12 | 静圧軸受を用いた可動台のバ−ガイド装置 |
| US06/482,443 US4506935A (en) | 1982-04-12 | 1983-04-06 | Bar-type slide guiding apparatus with hydrostatic bearings |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57061633A JPS58177245A (ja) | 1982-04-12 | 1982-04-12 | 静圧軸受を用いた可動台のバ−ガイド装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58177245A JPS58177245A (ja) | 1983-10-17 |
| JPH0238336B2 true JPH0238336B2 (ja) | 1990-08-30 |
Family
ID=13176788
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57061633A Granted JPS58177245A (ja) | 1982-04-12 | 1982-04-12 | 静圧軸受を用いた可動台のバ−ガイド装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58177245A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0525789Y2 (ja) * | 1986-04-07 | 1993-06-29 | ||
| JPH0643541Y2 (ja) * | 1987-10-14 | 1994-11-14 | 豊田工機株式会社 | 摺動案内支持装置 |
| US8984971B2 (en) | 2010-03-10 | 2015-03-24 | Kuroda Precision Industries Ltd. | Parallel slider device with a pneumatic linear guide, control method therefor and measuring device using same |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5374881A (en) * | 1976-12-16 | 1978-07-03 | Toshiba Corp | Table device |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5933561Y2 (ja) * | 1977-11-28 | 1984-09-19 | エヌ・テ−・エヌ東洋ベアリング株式会社 | クロススライド支持装置 |
-
1982
- 1982-04-12 JP JP57061633A patent/JPS58177245A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5374881A (en) * | 1976-12-16 | 1978-07-03 | Toshiba Corp | Table device |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58177245A (ja) | 1983-10-17 |
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