JPH0155937B2 - - Google Patents

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JPH0155937B2
JPH0155937B2 JP59221231A JP22123184A JPH0155937B2 JP H0155937 B2 JPH0155937 B2 JP H0155937B2 JP 59221231 A JP59221231 A JP 59221231A JP 22123184 A JP22123184 A JP 22123184A JP H0155937 B2 JPH0155937 B2 JP H0155937B2
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load
horizontal part
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horizontal
load groove
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Priority to IT22281/85A priority patent/IT1185388B/it
Priority to DE3534340A priority patent/DE3534340C2/de
Priority to FR858514321A priority patent/FR2570777B1/fr
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Publication of JPH0155937B2 publication Critical patent/JPH0155937B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C29/00Bearings for parts moving only linearly
    • F16C29/04Ball or roller bearings
    • F16C29/06Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load
    • F16C29/0633Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load with a bearing body defining a U-shaped carriage, i.e. surrounding a guide rail or track on three sides
    • F16C29/0669Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load with a bearing body defining a U-shaped carriage, i.e. surrounding a guide rail or track on three sides whereby the main body of the U-shaped carriage is an assembly of at least three major parts, e.g. an assembly of a top plate with two separate legs attached thereto in the form of bearing shoes
    • F16C29/0673Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load with a bearing body defining a U-shaped carriage, i.e. surrounding a guide rail or track on three sides whereby the main body of the U-shaped carriage is an assembly of at least three major parts, e.g. an assembly of a top plate with two separate legs attached thereto in the form of bearing shoes with rollers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C29/00Bearings for parts moving only linearly
    • F16C29/001Bearings for parts moving only linearly adjustable for alignment or positioning
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C29/00Bearings for parts moving only linearly
    • F16C29/12Arrangements for adjusting play

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Machine Tool Units (AREA)
  • Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、例えば、NCマシン等の工作機械
や工業用ロボツト等のスライド部において、摺動
させるべき可動体を直線的に案内する直線案内装
置に関するものである。
[従来の技術] この種の直線案内装置は、マシニングセンタ
ー、NCマシン等の工作機械におけるX・Y・Z
軸、自動工具交換装置、自動溶接機、射出成形
機、工業用ロボツト等、各種の一般産業機械のス
ライド部において多用されている。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、従来のこの種の直線案内装置に
おいては、その摺動台と軌道台との間にあつて摺
動台を転がり案内する手段としてボールを使用し
たものがほとんどであり、また、摺動台や軌道台
はその断面形状が左右対称形に形成され、そし
て、摺動台についてはその両袖部が軌道台の両肩
部を抱え込むような形状になつている。このよう
に構成される従来の直線案内装置においては、高
さ調整を行うために可動体と摺動台との間にシム
を介装していた。しかし、従来の直線案内装置で
は、可動体を摺動台に固定した状態でシムの介装
作業を行うことができず、その作業に当たつては
可動体を一旦摺動台から取外した後、シムを介装
して更に組立てるといつた作業手順が必要となる
ため、高さ調整作業が大変面倒なものとなつてい
た。一方、摺動台と軌道台との間はボールを介し
ての接触になり、重荷重を負荷させるにはボール
無限軌道の負荷領域を長くしてこの負荷領域にあ
るボールの数を増やす必要が生じ、摺動台が必要
以上に大型化するという問題があつた。また、各
軌道台の両肩部にそれぞれ一対の転走溝を形成
し、これら各転走溝に摺動台の負荷ボール列を転
走させ、一対の負荷ボール列で軌道台の各肩部を
挾み込むようにし、これによつて上下左右方向の
荷重を負荷するようにしているので、軌道台につ
いてはその1本につき4本の溝加工が必要にな
り、また、摺動台については4つのボール無限軌
道を形成する必要が生じ、これら軌道台や摺動台
の加工、特にその溝研削仕上げに多くの工数を必
要とするほか、部品点数も多いため、組付けや予
圧調整が面倒となり、製造コストが高くなるとい
う問題があつた。さらには、ボールによる点接触
であるため、重荷重に対して強度的に弱いなどの
欠点もあつた。
[問題点を解決するための手段] この発明は、上記事情に鑑みなされたもので、
上記技術的課題を解決するための手段として、水
平部とその基端から垂下する垂下部とを有し、こ
れら水平部の先端及び垂下部の下端には夫々ロー
ラー無限軌道の負荷域と無負荷域とを構成する負
荷溝及び無負荷溝を有する摺動台と、上記摺動台
の水平部先端及び垂下部下端に夫々取付けられ、
これら水平部先端及び垂下部下端に形成された負
荷溝及び無負荷溝と相俟つてローラー無限軌道を
形成する一対のローラーガイドと、固定ボルトに
よりベツド等の固定部に固定され、上記摺動台の
水平部先端及び垂下部下端に形成された各負荷溝
に相対面する上部及び側部転走面を有する軌道台
と、上記摺動台の水平部先端及び垂下部下端に上
記ローラーガイドと相俟つて形成された各ローラ
ー無限軌道内を循環し、摺動台側の各負荷溝と軌
道台側の各転走面との間で荷重を負荷する多数の
ローラーと、上記摺動台に取付けられ軌道台に沿
つて案内される可動体とからなる直線案内装置に
おいて、上記摺動台には、その水平部の基端から
この水平部とは反対側に向けて突出し、その上面
が水平部上面と同一平面を形成する取付部を設け
る一方、可動体には、摺動台の上部を上記取付部
側から水平部側へと押圧する調整ボルトを設け、
且つ、上記水平部先端側に形成した負荷溝とこの
負荷溝に相対面する軌道台の上部転走面との間に
おける荷重作用線を上記水平部上面に対して直交
させると共に、上記垂下部下端側に形成した負荷
溝とこの負荷溝に相対面する軌道台の側部転走面
との間における荷重作用線を上記水平部上面に直
交する垂線に対して傾斜させる一方、上記ベツド
等の固定部取付基準面と上記軌道台の取付面との
間に傾斜角度の差を設け、上記取付部が可動体に
固定された摺動台を固定部に固定された軌道台に
組込んで摺動台の水平部上面と可動体との間に楔
状の隙間を形成し、この隙間内に任意の厚さのシ
ムを介装して可動体の高さ調整及びローラーへの
予圧の付与を行うことを特徴とする直線案内装置
を提供しようとするものである。
[作用] 上記技術的手段は次のように作用する。
ボールにかえてローラーを使用することにより
荷重負荷面積の増大が図れるため、特に上下方向
について大きな荷重を負荷することができ、しか
も、ローラーは摺動台の水平部先端及び垂下部下
端側の2つの負荷溝と、軌道台の上部及び側部転
走面との間に介在されるため、負荷溝及び転走面
の数の削減が図れると共に、組付け作業の軽減が
図れる。
又、予め可動体に仮固定した摺動台を軌道台に
組込むことにより、摺動台の水平部と可動体との
間に隙間が形成されるので、この隙間内に任意の
厚さのシムを介装可能であり、シム介装時に摺動
台と可動体とを取外し、更に、結合する手間が必
要なくなる。加えて、シム介装後に摺動台と可動
体とを本固定することにより、シムの厚さに応じ
た高さ調整及び予圧の付与が行われ、更に、調整
ボルトで摺動台上部を取付部側から水平部側へ押
圧することにより、用途に応じた予圧調整が簡易
に行われる。
更に、軌道台と摺動台との接触作用点を低くす
ることができ、水平荷重に対しても接触作用点に
作用する荷重を可及的に小さくして、安定性の向
上を図ることができる。
[実施例] 以下にこの発明の実施例を添附図面に基づいて
詳細に説明する。
この発明の直線案内装置は、第1図ないし第6
図に示すように、水平部2aとその一端から垂下
する垂下部2bとを有して断面ほぼ倒L字状に形
成される摺動台1と、この摺動台1の水平部2a
先端及び垂下部2b下端に取付けられた一対のロ
ーラーガイド4と、上記水平部2aの下面側に位
置する軌道台5と、上記水平部2a及び垂下部2
bにそれぞれ形成されたローラー無限軌道内を循
環して摺動台1と軌道台5との間の荷重を負荷す
る多数のローラー6と、固定ボルト8によつて上
記軌道台5を固定する取付基準面を備えたベツド
等の固定部21及び上記摺動台1の取付部2cに
穿設された取付孔2dに遊嵌される取付ボルト7
により架設固定される可動体20とで構成されて
いる。
上記摺動台1は、第8図ないし第10図に示す
ように、その水平部2aの先端下面側と垂下部2
bの下端部内面側とにそれぞれの軸方向に沿つて
ローラー無限軌道の負荷域を構成し、かつ、円弧
面状の走行面9aを備えた負荷溝9が形成されて
おり、また、上記水平部2aの先端部上面側と垂
下部2bの下端部外面側とにはそれぞれその軸方
向に沿つて上記負荷溝9に対応し、かつ、ローラ
ー無限軌道の無負荷域を構成する溝状の無負荷部
10が形成されている。この場合、摺動台1の基
部から水平部2aと反対側に向けて取付部2cが
突設され、この取付部2cには取付ボルト7が遊
嵌する取付孔2dが穿設されている。なおこの場
合、摺動台1の水平部2aの下面は摺動台基部か
ら先端に向かつて下り傾斜面11となつている。
このように構成される摺動台1は、取付ボルト7
をもつて上記可動体20に固定されるのである
が、この際、可動体20側から締め込れる調整ボ
ルト26を摺動台上部に対して取付部2c側から
水平部2a側に向けて押圧することにより、予圧
調整を行うことができる。上記摺動台1の長手方
向の各端部には、第13図ないし第18図に示す
ような合成樹脂製の蓋体12が、この蓋体12に
穿設された貫通孔13を貫通する固定ボルト14
をもつて固定されている。
また、上記ローラーガイド4は、第11図及び
第12図に示すように、金属板のプレス成形や硬
質合成樹脂の射出成形等により形成され、その両
端部にはほぼ半円形状のローラー方向転換案内部
15を有すると共に、これらのローラー方向転換
案内部15の間には断面ほぼL字状に形成された
保持部16を有し、この保持部16が摺動台1の
水平部2a先端部と垂下部2b下端部にそれぞれ
形成した負荷溝9及び溝状の無負荷部10と相俟
つてローラー無限軌道の負荷域及び無負荷域を形
成すると共に、上記各ローラー方向転換案内部1
5がローラー無限軌道の負荷域と無負荷域との間
において各ローラーすなわち球面コロを案内する
ようになつている。なお、図中符号17はこのロ
ーラーガイド4の保持部16に穿設された貫通孔
であり、この貫通孔17を貫通して摺動台1の各
取付孔(図示せず)にねじ結合するビス18によ
つてローラーガイド4が摺動台1に取付けられて
いる。なおこの場合、ローラーガイド4のローラ
ー方向転換案内部15は蓋体12に設けたほぼ半
円形状の取付溝19に嵌合固定され、また、保持
部16は摺動台1に設けられた直線状取付溝1a
内に嵌合固定されている(第2図参照)。
一方、上記軌道台5は、第19図及び第20図
に示すように、底面22a及びこの底面22aの
一端から直角状に起立する側面22b下部とから
成る取付面22を有する断面ほぼ矩形状に形成さ
れ、その一方の肩部には摺動台1の水平部2a先
端部の下面側に形成した転走面9aに相対面する
斜め上向きの上部転走面23を有し、また、その
他方の肩部側面はV字状に切欠かれ、その切欠部
の下向き傾斜面には摺動台1の垂下部2b下端部
の内面側に形成した転走面9aに相対面する側部
転走面24を有している。この第一実施例におい
て、これら転走面23,24は上部及び側部転走
面9aと同じ曲率半径の円弧面状に形成されてい
る。また、軌道台5の中央部には上記摺動台1の
水平部上面3に対してほぼ垂直な固定手段用取付
孔25が穿設されており、この取付孔25を貫通
する固定ボルト8が上記固定部21に係合すなわ
ちねじ結合することにより固定部21に固定され
るようになつている。この場合、上記上部転走面
23及び取付孔25はそれぞれ取付面22の底面
22aに対する垂線Aに対して例えば約10゜の角
度をもつて形成され、また、側部転走面24は取
付孔25の中心線Bに対して約45゜〜60゜の角度に
形成されている(第20図参照)。
一方、上記固定部21の取付基準面は、上記摺
動台1の取付面3に対して例えば約11゜の角度を
もつて傾斜する傾斜面21aと、この傾斜面21
aの下方側端部からこの傾斜面21aに対してほ
ぼ直角状に起立する係止面21bとで構成されて
いる。この固定部21に上記軌道台5を固定する
に当つて、上記軌道台5の取付面22が固定部2
1の傾斜面21a及び係止面21bに当接係合さ
れた後、固定ボルト8によつて固定部21に固定
されるのであるが、この場合、上記軌道台5の取
付面22と固定部21の傾斜面21aとの間の傾
斜角度の差1゜により、上記摺動台1の水平部上面
3との間に僅かな隙間28が形成され、この隙間
28内には予圧調整及び高さ調整用のシム29が
介装されるようになつている。なお、軌道台5の
上部転走面23は摺動台1の水平部上面3とほぼ
平行となり、また、摺動台1の水平部2a先端部
側に形成される負荷溝9とこの負荷溝9に相対面
する軌道台5の上部転走面23の間におけるロー
ラー6の荷重作用線Wは水平部上面3に対してほ
ぼ直交状に接触可能となり、更に、垂下部下端側
に形成される負荷溝9とこの負荷溝9に相対面す
る軌道台5の側部転走面24の間におけるローラ
ー6の荷重作用線W′は水平部上面3に直交する
垂線に対して傾斜状に接触可能となる。
上記可動体20側から締め込れて摺動台1の予
圧調整を司る上記調整ボルト26は、可動体20
の側端垂下部20aに穿設された水平ねじ孔27
に貫通状にねじ結合されており、そして、この調
整ボルト26の先端が摺動台1の取付部2cの側
面に当接するようになつている。従つて、可動体
側から摺動台1上部に対して作用する押圧作用線
Pが軌道台5の転走面23,24より上方に位置
し、この調整ボルト26の押圧作用により、第1
図に示す回転力Mが働いて予圧が付与されると共
に、その調整が行われる。なおこの場合、調整ボ
ルト26は必ずしも水平状に取付ける必要はな
く、少なくとも調整ボルト26の押圧作用線Pが
上部転走面23より上方に位置していればよい。
また、摺動台1の水平部先端側に形成した負荷
溝9とこの負荷溝9に相対面する軌道台5の上部
転走面23とにおける荷重作用線Wが固定部21
の傾斜面21aと係止面21bの交線より僅かな
寸法(α)だけ固定ボルト8側に位置しており、
このため、荷重作用線Wに沿つて荷重が作用した
際に固定ボルト8を引張る方向の分力が発生せ
ず、安定している。
上記のように構成されるこの発明の直線案内装
置は、第1図に示すように、軌道台5を機械装置
等に取付けられるベツド等の固定部21に形成さ
れた取付基準面としての傾斜面21a及び係止面
21bに固定ボルト8で固定し、また、軌道台5
に沿つて摺動するベアリングを構成する両摺動台
1の取付部2c上に可動体20を架設して取付ボ
ルト7により取付け、種々の機械器具の直線往復
運動を案内する直線摺動用テーブルに組込まれて
使用される。この場合の組立作業に当たつて、ま
ず、軌道台5の取付面22をベツド等の固定部2
1の傾斜面21a及び係止面21bに当接係合さ
せた後、軌道台5に穿設された取付孔25を貫通
して固定部21に固定ボルト8をねじ結合させる
と、固定ボルト8の固定操作に伴う締付の際に、
固定手段の締付力は傾斜面21a及び係止面21
bにそれぞれ垂直分力として作用し、この結果、
軌道台5が係止面21bに密着して、軌道台5の
真直度が維持される。一方、摺動台1を予め取付
ボルト7によつて可動体20に仮固定しておく。
このようにして軌道台5の取付けを行つた後、軌
道台5の上部及び側部転走面23,24に摺動台
側のローラー6を係合すると、摺動台1の水平部
上面3と可動体20の下面の間に隙間28が生じ
るので、こ隙間28内にシム29を介装する。そ
して、可動体20側から締め込れる調整ボルト2
6の押圧作用線Pを軌道台5の上部転走面23よ
り上方に位置するように押圧することによつて、
摺動台1が回転して予圧がかかる。次に、取付ボ
ルト7を締付けると、シム29によつて摺動台1
が回転し、より大きな予圧が付与されると共に、
シム29の厚さに応じた高さ調整がなされる。
なお、上記実施例は球面コロの場合について説
明したが、第7図に示すように、球面コロにかえ
て円筒コロ6aを使用しても同様の効果が得られ
る。また、上記実施例では固定部21の取付基準
面に摺動台1の水平部上面3に対して約11゜の傾
斜面21aを形成し、軌道台5の取付面22には
水平部上面3に対して約10゜の傾斜角を有する取
付面を形成した場合について説明したが、必ずし
も上記角度の差である必要はなく、例えば、第2
1図に示すように、固定部21の取付基準面に水
平部上面3に対して約1゜の傾斜角を設けて軌道台
5の取付面22と固定部21の取付基準面との間
に傾斜角度の差を設けて、摺動台1の水平部上面
3と可動体20の下面との間に隙間28を形成し
ても同様の効果が得られる。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明の直線案内装置
によれば、ボールにかえてローラーを使用するこ
とにより、荷重負荷面積の増大が図れるため、特
に上下方向について大きな荷重を負荷することが
でき、しかも、ローラーは摺動台の水平部先端側
及び垂下部下端側の2つの負荷溝と、軌道台の上
部及び側部転走面との間に介在されるため転走面
の数の削減が図れると共に、組付け作業の軽減化
が図れる。
また、摺動台の水平部上面と可動体下面との間
に隙間を形成し、この隙間内にシムを介装するこ
とにより、摺動台と可動体とを結合した状態でシ
ムの介装作業を行うことができ、その分シム交換
の際の手間が省かれるので、高さ調整作業を容易
に行うことが可能である。
更に、シム厚さに応じた予圧を付与できること
に加え、調整ボルトの摺動台上部に対する押圧量
を変化させることで容易に予圧調整を行うことが
でき、各種用途に対し簡易に適合可能である。
更に、軌道台と摺動台の接触作用点を低くする
ことができるため、水平荷重に対する接触作用点
に作用する荷重を可及的に小さくして、安定性の
向上を図ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の直線案内装置の第一実施例
の使用状態を示す断面図、第2図はこの発明にお
ける直線摺動用ローラーベアリングを示す断面
図、第3図は第2図の−断面図、第4図は第
2図の−断面図、第5図は第2図の平面図、
第6図は第5図の一部を断面で示す側面図、第7
図はこの発明の直線案内装置の第二実施例の断面
図、第8図はこの発明における摺動台の正面図、
第9図及び第10図はそれぞれ第8図の底面図及
び側面図、第11図はこの発明におけるローラー
ガイドの正面図、第12図は第11図の−断
面図、第13図はこの発明における蓋体の正面
図、第14図及び第15図はそれぞれ第13図の
平面図及び背面図、第16図ないし第18図はそ
れぞれ第13図のX矢視図、Y矢視図及び−
断面図、第19図はこの発明における軌道台の側
面図、第20図は第19図の−断面図、第2
1図はこの発明の直線案内装置の第三実施例を示
す断面図である。 符号説明、1……摺動台、2a……水平部、2
b……垂下部、2c……取付部、2d……取付
孔、3……水平部上面、4……ローラーガイド、
5……軌道台、6……ローラー(球面コロ)、6
a……ローラー(円筒コロ)、7……取付ボルト、
8……固定ボルト、9……負荷溝、10……無負
荷部、20……可動体、21……固定部、21a
……傾斜面、21b……係止面、22……取付
面、22a……底面、22b……側面、23……
上部転走面、24……側部転走面、25……取付
孔、26……調節ボルト、27……水平ねじ孔、
28……隙間、29……シム、P……押圧作用
線、W……荷重作用線。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 水平部とその基端から垂下する垂下部とを有
    し、これら水平部の先端及び垂下部の下端には
    夫々ローラー無限軌道の負荷域と無負荷域とを構
    成する負荷溝及び無負荷溝を有する摺動台と、上
    記摺動台の水平部先端及び垂下部下端に夫々取付
    けられ、これら水平部先端及び垂下部下端に形成
    された負荷溝及び無負荷溝と相俟つてローラー無
    限軌道を形成する一対のローラーガイドと、固定
    ボルトによりベツド等の固定部に固定され、上記
    摺動台の水平部先端及び垂下部下端に形成された
    各負荷溝に相対面する上部及び側部転走面を有す
    る軌道台と、上記摺動台の水平部先端及び垂下部
    下端に上記ローラーガイドと相俟つて形成された
    各ローラー無限軌道内を循環し、摺動台側の各負
    荷溝と軌道台側の各転走面との間で荷重を負荷す
    る多数のローラーと、上記摺動台に取付けられ軌
    道台に沿つて案内される可動体とからなる直線案
    内装置において、 上記摺動台には、その水平部の基端からこの水
    平部とは反対側に向けて突出し、その上面が水平
    部上面と同一平面を形成する取付部を設ける一
    方、可動体には、摺動台の上部を上記取付部側か
    ら水平部側へと押圧する調整ボルトを設け、且
    つ、上記水平部先端側に形成した負荷溝とこの負
    荷溝に相対面する軌道台の上部転走面との間にお
    ける荷重作用線を上記水平部上面に対して直交さ
    せると共に、上記垂下部下端側に形成した負荷溝
    とこの負荷溝に相対面する軌道台の側部転走面と
    の間における荷重作用線を上記水平部上面に直交
    する垂線に対して傾斜させる一方、上記ベツド等
    の固定部取付基準面と上記軌道台の取付面との間
    に傾斜角度の差を設け、上記取付部が可動体に固
    定された摺動台を固定部に固定された軌道台に組
    込んで摺動台の水平部上面と可動体との間に楔状
    の隙間を形成し、この隙間内に任意の厚さのシム
    を介装して可動体の高さ調整及びローラーへの予
    圧の付与を行うことを特徴とする直線案内装置。 2 固定部の取付基準面が、摺動台の水平部上面
    に対して傾斜する傾斜面と、この傾斜面に対して
    直角状に起立する係止面とで構成される特許請求
    の範囲第1項記載の直線案内装置。 3 垂下部下端側に形成した負荷溝とこの負荷溝
    に相対面する軌道台の転走面の間における荷重作
    用線が水平部上面に直交する垂線に対して45゜〜
    60゜の角度に傾斜する特許請求の範囲第1項記載
    の直線案内装置。 4 可動体側から摺動台上部に対して作用する押
    圧力作用線が軌道台の転走面より上方に位置する
    特許請求の範囲第2項又は第3項記載の直線案内
    装置。 5 摺動台の水平部先端側に形成した負荷溝と、
    この負荷溝に相対面する軌道台の転走面との間に
    おける荷重作用線が固定部の傾斜面と係止面の交
    線より固定ボルト側に位置する特許請求の範囲第
    2項乃至第4項のいずれかに記載の直線案内装
    置。
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JPS5954815A (ja) * 1982-09-20 1984-03-29 Hiroshi Teramachi 直線摺動用ベアリング及びこのベアリングを使用した直線摺動用テ−ブル

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