JPH0636732Y2 - ゴム製キヤツプ部材付き釦取り付け部材 - Google Patents

ゴム製キヤツプ部材付き釦取り付け部材

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JPH0636732Y2
JPH0636732Y2 JP1986198340U JP19834086U JPH0636732Y2 JP H0636732 Y2 JPH0636732 Y2 JP H0636732Y2 JP 1986198340 U JP1986198340 U JP 1986198340U JP 19834086 U JP19834086 U JP 19834086U JP H0636732 Y2 JPH0636732 Y2 JP H0636732Y2
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JP
Japan
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rubber cap
cap member
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button
rubber
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Application number
JP1986198340U
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JPS63103407U (ja
Inventor
皓喜 杉原
Original Assignee
スコ−ビル・ジヤパン株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (考案の分野) 本考案はスナツプ釦に関し、詳しくはスナツプ釦のキヤ
ツプ部材に関する。
(従来技術の説明) 第1図を参照して説明する。従来から、スナツプ釦を衣
服生地などに取り付けるための取り付け部材1は、一般
に、その中心にかしめ用筒状部2を具備し且つその周囲
にフランジ部3を具備して成るアイレツト部材或いはそ
の周辺に複数の爪部材を具備して成るブロング部材と、
その周囲が前記フランジ部の周囲を巻き付けて取り付け
られて成るキヤツプ部材4とから構成される。然しなが
ら、こうして取り付け部材を生地に挿通しそして釦部材
に加締め付けるに際してはプレス機が使用され、従つて
前記キヤツプ部材にはかなり大きな力が加えられる。そ
の為、前記キヤツプ部材表面に突起状の意匠5などが施
されている場合にはそれらが潰れないよう、前記キヤツ
プ部材を受容する下方ダイ6にそうした意匠と合致する
模様7が形成される場合がある。下方ダイにそうした模
様が必要とされる場合、それら意匠が変更される毎に前
記下方ダイも又取り替える必要が有り、これが作業効率
の向上を妨げる原因となつている。
一方、通常の金属製釦に於ては、フランジ厚さんの異な
るキヤツプ部材が釦取り付け部材に組み合された場合、
前記プレス機の釦部材加締め用のストロークを変更する
か或は下方ダイの長さを変更するなどの操作によつて釦
部材への前記アイレツト部材或いはブロング部材の適切
な取り付けが行なわれる様にしなければならない。しか
しこれら操作は何れも作業者の勘に頼る為、必ずしも適
切量の変更が為されるとは限らない。もしストローク調
整が失敗した場合には釦部材と釦取付部材との取り付け
が弱まり或は前記取り付けが強くなり過ぎて生地切れが
発生する可能性があり、こうした結果はダイを取り違え
た場合にも又、同様に発生することが予測される。
(考案の目的) 従つて、本考案の目的は釦取り付け部材におけるキヤツ
プ部材をゴム製とすることである。
本考案の他の目的は、釦取り付け部材にゴム製キヤツプ
部材を使用することにより、キヤツプ部材表面の多様な
模様に単一のダイで対処可能ならしめることである。
本考案の他の目的は、釦取り付け部材に於てゴム製キヤ
ツプ部材を使用することにより、キヤツプ部材のフラン
ジ高さの変更毎の作業者の勘によるストローク調整を排
除し、作業効率を向上させることである。
(考案の概要) 本考案によれば、アイレツト部材或いはブロング部材と
組み合わせて釦取り付け部材として使用されるキヤツプ
部材はゴム製とされ、それによつて前記目的が達成され
る。
(好ましい実施例の説明) 図面を参照して本考案を詳しく説明する。第2図は本考
案によるゴム製キヤツプ付き釦取り付け部材10の断面図
である。ゴム製キヤツプ付き釦取り付け部材10は、加締
め用筒状部12及び周囲フランジ14を具備して成るアイレ
ツト部材13の、前記周囲フランジ及びフランジ底面部に
ゴム製キヤツプ部材16を被着することによつて形成され
る。
第3図を参照されたい。本考案のゴム製キヤツプ付き釦
取り付け部材10は、生地18への釦部材20の取り付けに先
立ち、前記ゴム製キヤツプ部材16を下側にして下方ダイ
22に載置される。そして然る後、前記釦部材20と共に降
下された上方ダイ24によつてアイレツト先端部が番号21
で示す如く加締められ、前記取り付けが完了する。この
際、もし前記ゴム製キヤツプ部材16のフランジ厚h1がそ
れまでのものと異なつて例えばもつと厚い場合には、前
記ゴム製キヤツプ部材16は前記アイレツト部材13のフラ
ンジ部底面15と下方ダイ22との間で番号26で示すごとく
押圧変形される。しかし次いでの上方ダイ24の上昇に伴
つてその弾性でもつて復元し、それによつて下方ダイ22
をフランジ厚が異なる毎に交換する必要性或は上方ダイ
24のストロークの調整の必要性が排除される。
第4図を参照されたい。ここには本考案のゴム製キヤツ
プ付き取り付け部材の別態様が示される。該別態様に於
ては、アイレツト部材13のフランジ部14と、ゴム製キヤ
ツプ部材16との間に金属性シエル32が介挿され、これに
よつて前記ゴム製キヤツプ部材16の押圧変形時の力の分
散が均一化される。又更に、前記フランジ部14と、第4
図に示されるシエル32との間に第5図に番号42で示すよ
うな補強板を配設しても良く、それによつて前記力の分
散は一層均一化されよう。
第6図には本考案のゴム製キヤツプ部材16をブロング部
材44と組合せた場合が示される。この場合にも、前記ゴ
ム製キヤツプ部材16は前記アイレツト部材と組合せられ
た場合と同様に、作業効率の向上或いはキヤツプ部材表
面の多様な模様に単一ダイでもつて対処可能とする作用
効果が達成される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来からの突状意匠の形成された金属製キヤ
ツプ部材を具備する釦取り付け部材と、前記突状意匠に
合致する模様が刻印されて成る下方ダイとの断面図であ
る。 第2図は、本考案によるゴム製キヤツプ部材を具備して
成る釦取り付け部材の断面図である。 第3図は、本考案によるゴム製キヤツプ部材を具備して
成る釦取り付け部材を釦部材とともに生地に取り付ける
様子を示す断面図である。 第4図は、本考案によるゴム製キヤツプ部材を具備して
成る釦取り付け部材の別態様である。 第5図は、本考案によるゴム製キヤツプ部材を具備して
成る釦取り付け部材の、更に他の別態様である。 第6図は、本考案によるゴム製キヤツプ部材をブロング
部材に組合わせた場合を例示する断面図である。 尚、図中主な部分の名称は以下のとおりである。 10:ゴム製キヤツプ部材付き釦取り付け部材 13:アイレツト部材 16:ゴム製キヤツプ部材 22:下方ダイ 32:シエル部材 42:補強部材 44:ブロング部材

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】アイレツト部材或いはブロング部材と組み
    合わせて使用されることによつて釦取り付け部材を形成
    するキヤツプ部材をゴム製としたことを特徴とするゴム
    製キヤツプ部材付き釦取り付け部材。
  2. 【請求項2】キヤツプ部材とアイレツト部材或いはブロ
    ング部材との間にはシエル部材が介挿されて成る、実用
    新案登録請求の範囲第1項記載のゴム製キヤツプ部材付
    き釦取り付け部材。
  3. 【請求項3】キヤツプ部材とアイレツト部材或いはブロ
    ング部材との間には補強部材が介挿されて成る、実用新
    案登録請求の範囲第1項記載のゴム製キヤツプ部材付き
    釦取り付け部材。
JP1986198340U 1986-12-25 1986-12-25 ゴム製キヤツプ部材付き釦取り付け部材 Expired - Lifetime JPH0636732Y2 (ja)

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JPS63103407U JPS63103407U (ja) 1988-07-05
JPH0636732Y2 true JPH0636732Y2 (ja) 1994-09-28

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2028703A (en) * 1935-04-08 1936-01-21 United Carr Fastener Corp Cap member for fasteners
JPS5532164U (ja) * 1978-08-25 1980-03-01
JPS6197905U (ja) * 1984-11-30 1986-06-23

Also Published As

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JPS63103407U (ja) 1988-07-05

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