JPH0636734Y2 - ホック止め部材 - Google Patents

ホック止め部材

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JPH0636734Y2
JPH0636734Y2 JP1987161780U JP16178087U JPH0636734Y2 JP H0636734 Y2 JPH0636734 Y2 JP H0636734Y2 JP 1987161780 U JP1987161780 U JP 1987161780U JP 16178087 U JP16178087 U JP 16178087U JP H0636734 Y2 JPH0636734 Y2 JP H0636734Y2
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JP
Japan
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cap
soft material
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soft
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憲治 島田
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Morito Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ホック止め部材に関し、特に作業着などに適
した柔らかいキャップを有するホック止め部材に関す
る。
[従来の技術] 従来より、ボタンの表面には装飾上の見地から様々な装
飾が施されて来た。そのため装飾しやすいように、固い
表面、例えば、鉄・亜鉛・アルミニウムなどの金属また
は尿素樹脂などのような硬質合成樹脂からなる表面を有
するものが多かった。しかし、このようなボタンを作業
着に使用する場合には高価な作業対象を傷つけてしまう
ことがあった。そのような事態を避けるため、例えば、
ガソリンスタンドで給油・点検・清掃などをする作業員
の場合、客の車を傷つけないように、ボタンは作業着の
内側に収容されるようになっているものがあるほどであ
る。
[考案が解決しようとする問題点] この問題点をボタンの工夫により解決するために柔らか
い表面を有するキャップをボタンに被せることが考えら
れる。
しかし、単に柔らかい材料、例えば軟質合成樹脂を被せ
るだけでは、次のような問題がある。即ち、このキャッ
プを脚部に取り付け、さらに金型に入れて雌部材と嵌合
させるときに、脚部がこの柔らかいキャップを強く押し
て、キャップを変形させたり、場合によってはこれを突
き破ってしまうことがある。
本考案はこの問題点を解決し、しかも柔らかいキャップ
を有するホック止め部材を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] この目的を達成する本考案のホック止め部材は、裾部を
有する脚部と、この裾部をかしめる突起を有する補強部
と、この補強部をほぼ全面的におおうキャップからな
り、このキャップが接触対象物の表面を傷つけない程度
の軟質材料からなることを特徴とする。
[作用] 本考案のホック止め部材は、脚部と、軟質材料の間に補
強部材が挿入されているので、軟質材料が変形したり、
突き破られたりすることがない。また、補強部材は、脚
部の裾部に強固にかしめられているので、脱落などする
恐れはない。
[実施例] 以下、添付の図面に基づき本考案の一実施例を述べる。
第1図は、本考案に係るボタンの断面図である。主要な
要素は、脚部1と、補強部2と、軟質材料からなるキャ
ップ3である。
脚部1は、上下を開口した中空部材であり、底部は横方
向に広がり、裾部4を形成している。成形材料として、
例えば、鉄・亜鉛・亜鉛合金、しんちゅうなどを使用す
ることができる。
補強部2は、前記脚部1の裾部4をおおうほぼ平な金属
板であるが、環状突起5および周辺部8が突出してい
る。この環状突起5が前記裾部4の末端をかしめてい
る。ただし、突起5は脚部1の裾部をかしめるのが目的
であるから、必ずしも完全な環状でなくても良い。例え
ば、数箇所、例えば3,4箇所の独立突起でもよい。成形
材料としては、例えば、ダイキャスト合金(亜鉛・亜鉛
合金など)を使用することができる。
キャップ3は、通常円形であり、前記補強部2をほぼ全
面的に包み込んでいる。成形材料は前記の通り、軟質材
料である。例えば、ポリウレタン、軟質ナイロンなどの
軟質合成樹脂やゴムを使用することができる。
本考案のホック止め部材の製造方法は次の通りである。
まず、脚部1に補強版2を当てる。この時、補強版2の
突起5は直立した状態である。この突起5を脚部裾部4
の末端方向に倒し、両者を緊密にかしめる。次いで、合
成樹脂成形用の金型に入れ、例えば、射出成型法により
前記補強版2の上に軟質材料からなるキャップ3を被せ
る。キャップ3は、補強部材2の周辺部8をおおうよう
な形で被せるのが好ましい。
使用時には、さらに第2図に示すように、雌部材6と合
わせ布7に挟み込んで、上側ボタン要素とする。雌部材
は通常のものを使用することができる。
第3図ないし第5図は、本考案の第2実施例である。第
1実施例と共通の部品については、第1実施例の符号に
aを付して、その説明を省略する。
この第2実施例が第1実施例と異なるのは、補強板2aに
小孔10があけられていて、軟質材料3aがこの小孔10を充
填している点である。第4図では小孔10は3か所に設け
られている。通常、小孔10の数は2〜6箇所が好まし
い。
このように、小孔10を設け、軟質材料3aをこの小孔10に
充填させると、軟質材料3aが補強板2aから取れたり、回
転したりするのを防ぐことができる。
[考案の効果] 本考案のホック止め部材は、脚部と、軟質材料の間に補
強部材が挿入されているので、成形時に軟質材料が変形
したり、突き破られたりすることがない。しかも、軟質
材料のキャップを有するので、作業対象を傷つけること
がない。したがって、貴重な物品を扱う作業員の作業着
用のボタンとして優れている。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案のホック止め部材の断面図である。 第2図は、雌部材を取り付けた状態のボタン上側要素の
断面図である。 第3図ないし第5図は、本考案の第2実施例である。第
3図は第4図のIII-III断面図、第4図は平面図、第5
図は雌部材を取り付けた状態の断面図である。 1……脚部 2……補強版 3……軟質材料 4……裾部 5……突起

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】裾部(4)を有する脚部(1)と、この裾
    部(4)をかしめる突起(5)を有する補強部と、この
    補強部(2)をほぼ全面的におおうキャップからなり、
    このキャップが接触対象物の表面を傷つけない程度の軟
    質材料からなるホック止め部材。
JP1987161780U 1987-10-21 1987-10-21 ホック止め部材 Expired - Lifetime JPH0636734Y2 (ja)

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JPH0166114U JPH0166114U (ja) 1989-04-27
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US2028703A (en) * 1935-04-08 1936-01-21 United Carr Fastener Corp Cap member for fasteners

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JPH0166114U (ja) 1989-04-27

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