JPH0136456Y2 - - Google Patents

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JPH0136456Y2
JPH0136456Y2 JP19184385U JP19184385U JPH0136456Y2 JP H0136456 Y2 JPH0136456 Y2 JP H0136456Y2 JP 19184385 U JP19184385 U JP 19184385U JP 19184385 U JP19184385 U JP 19184385U JP H0136456 Y2 JPH0136456 Y2 JP H0136456Y2
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JP
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shoe
last
shoe cover
cover
covers
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  • Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、足型の中に靴を履いた状態で足を踏
み入れて、靴の外周に袋状の靴カバーを被せる自
動履き装置に関するものである。
「従来の技術」 一般に、原子炉施設などにおける汚染の発生す
る放射線管理区域では、身体汚染の防止をする等
の目的から、管理区域内に入る際に、作業着を防
護服などの専用のものに着替え、手袋、帽子さら
には靴カバーなどを着用することが要求される。
従来、このような防護服、手袋などは、汚染防
止の点とともに作業性についても格別の配慮がな
され、またこの種の靴カバーにあつては、床など
の塵埃が靴の底に付着しないように、合成樹脂な
どによつて靴の底からこれを覆う袋状に形成され
たものが適用されている。
「考案が解決しようとする問題点」 ところが、前述したような靴カバーの場合に
は、手袋や防護服などを着用する場合と違つて、
屈んで窮屈な状態で手作業により、靴の上に靴カ
バーを被せなければならないため、手間を要し、
作業が非能率的であるという問題点があつた。
本考案はこのような問題点を有効に解決すると
ともに、靴を履いた状態で足を足型の上に踏み込
む簡単な操作によつて、靴の外周に靴カバーを履
うことのできる靴カバーの自動履き装置を提供す
ることを目的としている。
「問題点を解決するための手段」 かかる目的を達成するために本考案は、足型の
中に靴を履いた状態で足を踏み入れて、靴の外周
に袋状の靴カバーを被せる装置であつて、前記靴
カバーを裏返しその周縁部を表側に折り返した状
態で前記足型の外形よりも大きく靴カバーを型取
りする枠体と、この枠体によつて型取りされた複
数の靴カバーを押出位置に向け付勢した状態に収
納する収納手段と、この収納手段内の前記靴カバ
ーを押出位置から足型の上面まで押し出す押出機
構と、足型の上昇時に前記靴カバーを型取りする
枠体を押さえてその上方への移動を規制し足型の
上昇とともに靴カバーの周縁部を足型の外周に被
せる被覆手段とを具備したものである。
「作用」 前記構成の自動履き装置によれば、枠体により
裏返した状態に型取りされた靴カバーが、押出機
構によつて収納手段の押出位置から足型上面に押
し出され、足型の上昇とともに被覆手段によつて
足型の外周に裏返した状態に被せられるので、こ
の状態すなわち足型が靴カバーに被覆された状態
でこの足型に足を踏み入れると、靴カバーの周縁
部が足型の内側に引き込まれて靴の外周に被せら
れた状態に保持される。
「実施例」 以下、本考案の一実施例を第1図ないし第4図
を参照して説明すると、これらの図において、符
号1は足型、符号2はこの足型1を昇降動(第1
図上下動)させる駆動機構、符号3は靴カバーA
を型取りする枠体、符号4はこの枠体3によつて
型取りされた靴カバーAを複数個収納する収納手
段、符号5はこの収納手段4に収納された靴カバ
ーAを足型上面まで押し出す押出機構、符号6は
前記足型1の上昇とともに靴カバーAの周縁部を
足型1の外周に被せる被覆手段であり、これら符
号1ないし6によつて本考案の自動履き装置の主
要部材を構成しており、またこれら各主要部材は
ハウジング7内に収納されている。
前記足型1は、その中央部に足Lが踏み入れら
れる収納凹所8を持つた有底筒状に形成され、こ
の収納凹所8の底面には駆動機構2を作動させる
押しボタン式のスイツチ9が配設されている。ま
た、この足型1の下部外周面には周方向に一周す
る周溝10が形成されるとともに、この周溝10
の上縁部10aには緩やかな傾斜面が形成され、
かつ足型1の下端外周面にはフランジ部11が設
けられている。
この足型1を昇降動させる駆動機構2は、前記
足型1の下方に配設された油圧シリンダ12を主
体として構成されており、またこの油圧シリンダ
12のロツド13の先端は足型1の底面に固定さ
れて足型1を支持するようになつている。
前記枠体3は、第3図に示すように、従来公知
の袋状の靴カバーAを裏返しその周縁部を表側に
折り返した状態で足型1の外形よりも大きく型取
りするもので、例えば針金などによつて図示例に
示すように、右足の靴Sの底に対応した形態に曲
げ加工されてなるものである。なお、この枠体3
に型取りされる靴カバーAについて説明を補足し
ておくと、これは合成樹脂などにより靴全体を覆
うようにして袋状に形成され、その周縁部に、着
用した時靴カバーAが落ちないようにゴムGが付
設されるとともに裏面(第1図上面)に厚紙など
からなる足形Pが貼付されている。また、第1図
などに示す図面では、この靴カバーAと足形Pを
持つ靴カバーAとが2重に重ねられた状態が示さ
れているが、本考案によつて用いられる靴カバー
Aは、2重に重ねたものに限定されるものではな
い。
前記収納手段4は、第1図などに示すように、
ハウジング7内に形成され枠体3により型取りさ
れた靴カバーAを上下方向に複数個(図面では2
個)積み重ねた状態に収納する収納ボツクス14
と、この収納ボツクス14内に昇降自在に配設さ
れ収納ボツクス14内の靴カバーAを支持する底
板15と、この底板15と収納ボツクス14の底
板との間に配設され底板15上の靴カバーAをそ
の押出位置(図面ではハウジング7の上方位置)
に向け付勢するコイルスプリング16とから構成
されている。
押出機構5は、靴カバーAの押出位置付近に配
設されかつ駆動機構2の油圧シリンダ12に連動
する油圧シリンダ17を主体として構成され、こ
の油圧シリンダ17のロツド18を水平移動させ
て、その先端に設けられた受け板19により靴カ
バーAを、案内通路20を通して足型1の上面に
向け押し出すようになつている。
また、前記被覆手段6について説明すると、こ
れは、ハウジング7の上面の足型1に臨む位置に
形成された貫通孔21に、足型1を突出させた
際、この貫通孔21の周縁に枠体3を係合させ
て、靴カバーAを足型1の上昇とともに貫通孔2
1との間の〓間Tを通し、足型1の外周に被覆す
るものである。
なお、図中符号25で示すものは、靴カバーA
が足型1の上面に挿入されたときの挿入方向への
移動を規制する停止板である。
次いで、以上のように構成された本実施例の作
用を説明する。
第1図などに示すように、足型1に靴カバーA
をセツトするには、枠体3によつて裏返した状態
に型取りした靴カバーAを、収納手段4を構成す
る収納ボツクス14に裏側を上に向けた状態で収
納しておき、足型1のスイツチ9を押して油圧シ
リンダ12を作動させる。この操作によつて、足
型1が下降し、この油圧シリンダ12に連動する
押出機構5の油圧シリンダ17によつて、押出位
置にある靴カバーAが押され、第4図イに示すよ
うに、足型1の上面に位置する。そして、前記油
圧シリンダ12により足型1が上昇し、足型1の
先端が靴カバーAの中央部分を押しながら貫通孔
21に突出するとともに靴カバーAを型取りする
枠体3が貫通孔21の周縁に当たり、上方への移
動が規制され、枠体3は靴カバーAより外れて、
フランジ部11上に落下する。この結果、靴カバ
ーAの周縁が足型1と貫通孔21との間〓Tを通
つて、第4図ロに示すように、足型1の周溝10
に嵌まりこみ、足型1の外周に裏返された状態に
被覆されるものである。一方、押出機構5の油圧
シリンダ17のロツド18は、靴カバーAを押し
出した後、元の位置に復帰し、その後押出位置に
は、次ぎに装着される靴カバーAがコイルスプリ
ング16に押し上げられて押出位置にセツトされ
る。
また、靴Sの外周に靴カバーAを被せるには、
第4図ハに示すように、靴Sを靴カバーAの足型
Pに合わせ、足Lを足型1の収納凹所8の底面ま
で踏み込めば良い。この操作により、靴カバーA
の周縁部が足型1の外周によつて抵抗を受けなが
ら上昇し、足型1の内側に引き込められて、第4
図ハに示すように、装着されることとなる。ま
た、この際、足型1内に踏み入れた足Lによつ
て、足型1内のスイツチ9が押され、前述した手
順が繰り返されて、靴カバーAが足型1に取り付
けられるので、作業者が手作業によつて、靴カバ
ーAを取り付ける必要がなく、作業能率が向上す
る。
なお、前記図示例では、右足の靴カバーAを装
着するための装置を示してあるが、左足の場合に
も靴カバーAを代えるだけで、同様の作用効果を
奏することができ、収納ボツクス14に右足用と
左足用の靴カバーAを交互に収納しておけば良
い。
「考案の効果」 以上説明したように本考案によれば、枠体によ
り裏返した状態に型取りされた靴カバーを、押出
機構によつて収納手段の押出位置から足型上面に
押し出し、足型の上昇とともに被覆手段によつて
足型の外周に裏返した状態に被せることができる
ので、足型に足を踏み入れるという簡単な操作に
よつて、靴の外周に靴カバーを被せることがで
き、その作業性を向上させることができる等の優
れた効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案の一実施例を示す
ので、第1図は自動履き装置の断面図、第2図は
足型に足を踏み入れた状態を示す断面図、第3図
は靴カバーを示す平面図、第4図イないしハは作
用を説明するために示した要部の断面図である。 A……靴カバー、S……靴、L……足、1……
足型、2……駆動機構、3……枠体、4……収納
手段、5……押出機構、6……被覆手段、7……
ハウジング、8……収納凹所、9……スイツチ、
10……周溝、14……収納ボツクス、15……
底板、16……コイルスプリング、17……油圧
シリンダ、21……貫通孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 足型の中に靴を履いた状態で足を踏み入れて、
    靴の外周に袋状の靴カバーを被せる装置であつ
    て、該装置は、前記靴カバーを裏返しその周縁部
    を表側に折り返した状態で前記足型の外形よりも
    大きく靴カバーを型取りする枠体と、この枠体に
    よつて型取りされた複数の靴カバーを押出位置に
    向け付勢した状態に収納する収納手段と、この収
    納手段内の前記靴カバーを押出位置から足型の上
    面まで押し出す押出機構と、足型の上昇時に前記
    靴カバーを型取りする枠体を押さえてその上方へ
    の移動を規制し足型の上昇とともに靴カバーの周
    縁部を足型の外周に被せる被覆手段とを具備した
    靴カバーの自動履き装置。
JP19184385U 1985-12-13 1985-12-13 Expired JPH0136456Y2 (ja)

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JP19184385U JPH0136456Y2 (ja) 1985-12-13 1985-12-13

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JPS6298578U JPS6298578U (ja) 1987-06-23
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