JPH0232082Y2 - - Google Patents

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JPH0232082Y2
JPH0232082Y2 JP7365986U JP7365986U JPH0232082Y2 JP H0232082 Y2 JPH0232082 Y2 JP H0232082Y2 JP 7365986 U JP7365986 U JP 7365986U JP 7365986 U JP7365986 U JP 7365986U JP H0232082 Y2 JPH0232082 Y2 JP H0232082Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、ジーンズ等に使用される衣服に取付
ける表面に模様を有する加締め釦に関し、特に表
面の模様が鮮明に表われる釦の構造に関するもの
である。
従来の技術 この種の釦としては、表面にプレスすることに
より文字や図柄等からなる模様を施していた薄板
のキヤツプを釦本体のフランジ部にその周縁にお
いて加締めることにより取付けるようにした加締
め釦が知られている(実開昭54−151504号公報)。
考案が解決しようとする問題点 この従来の釦のキヤツプは薄板にプレスし凹凸
を形成することにより模様を施しているため模様
を鮮明にすることができなかつた。この模様を鮮
明にするためにはキヤツプを厚板にして深く刻印
する必要がある。しかしキヤツプを厚板とすると
これを釦本体に加締め取付けすることが非常に困
難であるという問題点を有する。
本考案は上記点に着目してなされたものであつ
て、厚板に模様を鮮明に施すと共に、該厚板を容
易にかつ見栄えよく釦本体に取付けるようにした
衣服用釦を提供することを目的とするものであ
る。
問題点を解決するための手段 上記問題点は本考案によれば、貫通孔の周囲に
加締突起を有する釦本体と、中央に孔を有するイ
ンサート部材と、軸部に環状凹部を有する鍔付き
のカバーピンとからなり、釦本体の加締突起をカ
バーピンの環状凹部に折曲嵌入することによりイ
ンサート部材をカバーピンの鍔と釦本体との間に
挟持したことを特徴とする衣服用釦とすることに
より解決される。
実施例 以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて説
明する。
第1図は、本考案に係る釦1と鋲2との分解断
面図であり、該釦1は、釦本体3と、該釦本体3
内に収納されるインサート部材4と、該インサー
ト部材4を釦本体3との間で挟持し加締め固着す
るカバーピン5とから構成されている。
前記釦本体3は、柱部6とフランジ部7とから
なり、フランジ部7には前記インサート部材4を
収納する収納凹部8が形成されており、柱部6の
中央には前記鋲2を挿入する貫通孔9が貫通形成
されている。該貫通孔9は、略その中央より、収
納凹部8に向けて大径の上部貫通孔9′となつて
いる。該貫通孔9の上部である収納凹部8側の周
縁には前記カバーピン5と加締め取付けするため
の加締突起10が凹面11より突出するよう形成
されており、該加締突起10の周縁には凹み12
が形成され該突起10の折曲を容易にしている。
前記インサート部材4は、円板状の厚板からな
り、表面には文字や図柄等からなる模様部13が
形成されている。この模様部13を有するインサ
ート部材4は射出成形することによつて作られ
る。そして、この射出成形の際に模様部13が深
く刻印されているように一体射出成形する。従つ
て、模様部13間である無模様部には深溝14が
形成されることとなり、この深溝14に塗料等を
流し込むようにすればより模様部13が鮮明とな
る。15は前記カバーピン5を挿入する孔であ
る。
前記カバーピン5は、軸部上部に鍔17を有
し、該軸部の下部には環状凹部16が形成されて
おり、前記釦本体3に形成されている加締突起1
0が嵌入するようになつている。該鍔17の裏面
から該環状凹部16までの距離は、インサート部
材4の厚さに等しいか或いはわずかに長くする。
又、その間の軸部径は該加締突起10の内径より
大径となつている。しかも該軸部の環状凹部16
下方部の径は該加締突起10の内径と略同径であ
り、かつ、環状凹部16の谷径より大径となつて
いる。更に、環状凹部16の断面形状は加締突起
10を折曲しやすい様に、凹部の谷が上向きであ
ることが好ましい。該鍔17はインサート部材4
を釦本体3に加締め取付けする際、インサート部
材4を挾みつける。尚、該加締突起10は上部貫
通孔9′の周囲に複数個形成してもよい。
作 用 次に釦1の組み立てを説明すれば、先ず、釦本
体3の収納凹部8内にインサート部材4を嵌め込
み、上方よりインサート部材4の孔15にカバー
ピン5を挿入して、釦本体3の加締突起10をカ
バーピン5の環状凹部16内に嵌入する。そし
て、第3図に示すように釦本体3とカバーピン5
とを加締機(図示していない)により加締め付け
ることにより加締突起10が環状凹部16の形状
に沿つて変形され、インサート部材4は釦本体3
とカバーピン5の鍔17との間で容易に脱出不能
に挟持される。そしてカバーピン5の鍔17の裏
面から環状凹部16までの距離がインサート部材
4の厚さと同じ場合、インサート部材4は釦本体
3とカバーピン5との間に強固に個着挟持され
る。又、同距離が、インサート部材4の厚さより
長い場合、インサート部材4は、釦本体3とカバ
ーピン5との間に回動自在に遊嵌挟持される。
このように組み立てられた釦1を衣服等の生地
Cに取り付けるには、生地Cを介して釦本体3の
貫通孔9に鋲2を挿通し加締めパンチ等により生
地Cに釦1を取り付ける。
考案の効果 以上のように本考案によれば、鮮明に模様が施
された厚板からなるインサート部材を釦本体に形
成された加締突起を鍔付きのカバーピンの環状凹
部に嵌入して加締めるようにしたので、構成が簡
単であり、厚板からなるインサート部材であつて
も容易に釦本体3に取付けることができ、模様の
鮮明な釦を提供することができるという実用的効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係る釦を分解して示した断
面図、第2図は、第1図の−線視図によるイ
ンサート部材の平面図、第3図は、釦を組み立
て、鋲により生地に取付けた状態の断面図であ
る。 3:釦本体、4:インサート部材、5:カバー
ピン、10:加締突起、16:環状凹部、17:
鍔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 貫通孔9の周囲に加締突起10を有する釦本体
    3と、中央に孔15を有するインサート部材4
    と、軸部に環状凹部16を有する鍔17付きのカ
    バーピン5とからなり、釦本体3の加締突起10
    をカバーピン5の環状凹部16に折曲嵌入するこ
    とによりインサート部材4をカバーピン5の鍔1
    7と釦本体3との間に挟持したことを特徴とする
    衣服用釦。
JP7365986U 1986-05-16 1986-05-16 Expired JPH0232082Y2 (ja)

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JP7365986U JPH0232082Y2 (ja) 1986-05-16 1986-05-16

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JP7365986U JPH0232082Y2 (ja) 1986-05-16 1986-05-16

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JPS62185506U JPS62185506U (ja) 1987-11-25
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0748087Y2 (ja) * 1988-09-22 1995-11-08 ワイケイケイ株式会社 釦等の取付用止め具
JP6131254B2 (ja) * 2012-08-01 2017-05-17 Ykk株式会社 ボタン取付方法及びボタン
JP6090932B2 (ja) * 2013-11-29 2017-03-08 武田 精 ジーンズ用の合成樹脂製ボタン

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JPS62185506U (ja) 1987-11-25

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