JPH0636551A - メモリインターリーブ回路 - Google Patents
メモリインターリーブ回路Info
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- JPH0636551A JPH0636551A JP19114192A JP19114192A JPH0636551A JP H0636551 A JPH0636551 A JP H0636551A JP 19114192 A JP19114192 A JP 19114192A JP 19114192 A JP19114192 A JP 19114192A JP H0636551 A JPH0636551 A JP H0636551A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 メモリインターリーブ回路に於て、パラ/シ
リ回路から読み回路を用いることなく、インターリーブ
機能を発揮させない。 【構成】 メモリの1ワード単位に書き込まれているデ
ータに対してビット順位に1群のシリアルデータ化し、
このシリアル化したデータをビット順位に従って順次出
力するインターリーブ回路において、メモリから読み出
した1ワード単位のデータの先頭ビットデータを1群の
シリアルデータ用のデータとして取り出すと共に、この
読み出した1ワード単位のデータの先頭ビットデータが
オーバーフローする如き1ビットシフトを行わせ、この
シフト後のデータを再び読み出し元のアドレスに再書き
込みさせるようにした。 【効果】 1ワード読み出す毎に必ず、その先頭1ビッ
トがオーバーフローして捨て去られて再書き込みがなさ
れるために、1ワード読み出し時の先頭1ビットデータ
をラッチすれば、これがメモリインターリーブされて取
り出されたデータとなる。
リ回路から読み回路を用いることなく、インターリーブ
機能を発揮させない。 【構成】 メモリの1ワード単位に書き込まれているデ
ータに対してビット順位に1群のシリアルデータ化し、
このシリアル化したデータをビット順位に従って順次出
力するインターリーブ回路において、メモリから読み出
した1ワード単位のデータの先頭ビットデータを1群の
シリアルデータ用のデータとして取り出すと共に、この
読み出した1ワード単位のデータの先頭ビットデータが
オーバーフローする如き1ビットシフトを行わせ、この
シフト後のデータを再び読み出し元のアドレスに再書き
込みさせるようにした。 【効果】 1ワード読み出す毎に必ず、その先頭1ビッ
トがオーバーフローして捨て去られて再書き込みがなさ
れるために、1ワード読み出し時の先頭1ビットデータ
をラッチすれば、これがメモリインターリーブされて取
り出されたデータとなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メモリインターリーブ
回路に関する。
回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のメモリインターリーブ回路を図2
に示す。このメモリインターリーブ回路は、左側ポート
P1と右側ポートP2との2つのポートを持つRAM1
(デュアルポートRAM、即ち、DP RAM)、左側
ポートP1のR/W制御回路2、左側ポートP1のアドレ
ス発生器4、右側ポートP2のR/W制御回路3、右側
ポートP2のアドレス発生器5、パラ/シリ変換を行う
P/S回路6、から読み回路7、タイミング回路(発振
器)8、より成る。RAM1は、一方のポートへの書き
込み中では他方のポートからは読み出し中となり、次の
タイミングでは読み出し中のポートが書き込みのポート
となり、書き込み中のポートが読み出し中のポートとな
る、交互に書き込みと読み出しとがなされるメモリであ
る。これによって、RAM1を外部からみると、連続書
き込み、連続読み出しがあたかも行われているようにみ
れる。尚、RAM1内は、ポートP1用のメモリエリア
AとポートP2用のメモリエリアBとに分かれており、
ポートP1への書き込み先及び読み出し元はメモリエリ
アA、ポートP2への書き込み先及び読み出し元はメモ
リエリアBである。
に示す。このメモリインターリーブ回路は、左側ポート
P1と右側ポートP2との2つのポートを持つRAM1
(デュアルポートRAM、即ち、DP RAM)、左側
ポートP1のR/W制御回路2、左側ポートP1のアドレ
ス発生器4、右側ポートP2のR/W制御回路3、右側
ポートP2のアドレス発生器5、パラ/シリ変換を行う
P/S回路6、から読み回路7、タイミング回路(発振
器)8、より成る。RAM1は、一方のポートへの書き
込み中では他方のポートからは読み出し中となり、次の
タイミングでは読み出し中のポートが書き込みのポート
となり、書き込み中のポートが読み出し中のポートとな
る、交互に書き込みと読み出しとがなされるメモリであ
る。これによって、RAM1を外部からみると、連続書
き込み、連続読み出しがあたかも行われているようにみ
れる。尚、RAM1内は、ポートP1用のメモリエリア
AとポートP2用のメモリエリアBとに分かれており、
ポートP1への書き込み先及び読み出し元はメモリエリ
アA、ポートP2への書き込み先及び読み出し元はメモ
リエリアBである。
【0003】更にRAM1は、データの読み出しがあっ
ても、そのアドレスのワードデータは書き込み処理を行
わない限り失われない形式のものである。従って読み出
しの都度、読み出しデータの再書き込みを行う必要はな
い。P/S回路6は、RAM1から読み出した1ワード
(8ビット)並列データを直列データに変換する。から
読み回路7は、P/S回路6の出力である。8ビット直
列データを、先頭の1ビットから順に読み出す回路であ
る。従って、先頭から3ビット目の1ビットを読み出す
には、先頭の1ビットと2番目の1ビットとの2回読み
出しを行って、この2回読み出しで得た先頭1ビットと
2番目の1ビットとを捨て去り、3回目に読み出した3
ビット目のみを出力することになる。3ビット目のデー
タの読み出しのためには、2回の意味のない読み出しを
行うことから、から読みと名づけた。8ビットデータで
の最大から読み回数は8ビット目のデータの場合であ
り、その回数は7回となる。
ても、そのアドレスのワードデータは書き込み処理を行
わない限り失われない形式のものである。従って読み出
しの都度、読み出しデータの再書き込みを行う必要はな
い。P/S回路6は、RAM1から読み出した1ワード
(8ビット)並列データを直列データに変換する。から
読み回路7は、P/S回路6の出力である。8ビット直
列データを、先頭の1ビットから順に読み出す回路であ
る。従って、先頭から3ビット目の1ビットを読み出す
には、先頭の1ビットと2番目の1ビットとの2回読み
出しを行って、この2回読み出しで得た先頭1ビットと
2番目の1ビットとを捨て去り、3回目に読み出した3
ビット目のみを出力することになる。3ビット目のデー
タの読み出しのためには、2回の意味のない読み出しを
行うことから、から読みと名づけた。8ビットデータで
の最大から読み回数は8ビット目のデータの場合であ
り、その回数は7回となる。
【0004】さて、図2で動作を説明する。クロックC
LKはアドレス発生器4、5へ入力し起動させる。ポー
トP1のR/WのR(読み出し)かW(書き込み)かの
指定はアドレス発生器4がポートP1へ直接に行うもの
とし、このR/Wを受けてR/W制御回路2は、Rイネ
ーブル信号をR/W制御回路3に送り、ポートP1と逆
制御(ポートP1がRならばW、WならばR)をポート
P2にかける。アドレス発生器4はメモリエリアAのア
ドレスを作成し、アドレス発生器5はメモリエリアBの
アドレスを作成する。ポートP1への書き込みを行う場
合にはラインL1からの8ビットデータ(1ワード)を
アドレス発生器4の指示したエリアAの該当アドレスへ
書き込み、この書き込みと併せてポートP2へは読み出
しの制御が行われておりアドレス発生器5の指示したエ
リアBの該当アドレスからラインL2を介して8ビット
データを読み出す。図2はこの時の様子を示している。
逆の場合には、ラインL2が書き込みラインとなり、ラ
インL1が読み出しラインとなる。ラインL2から読み出
された8ビット1ワードデータはP/S回路6へ送ら
れ、8ビットのシリアルデータへと変換される。から読
み回路7は、インターリーブのためのデータ出力に利用
する回路であり、インターリーブ出力のタイミングをと
るためにから読み出しを行う。
LKはアドレス発生器4、5へ入力し起動させる。ポー
トP1のR/WのR(読み出し)かW(書き込み)かの
指定はアドレス発生器4がポートP1へ直接に行うもの
とし、このR/Wを受けてR/W制御回路2は、Rイネ
ーブル信号をR/W制御回路3に送り、ポートP1と逆
制御(ポートP1がRならばW、WならばR)をポート
P2にかける。アドレス発生器4はメモリエリアAのア
ドレスを作成し、アドレス発生器5はメモリエリアBの
アドレスを作成する。ポートP1への書き込みを行う場
合にはラインL1からの8ビットデータ(1ワード)を
アドレス発生器4の指示したエリアAの該当アドレスへ
書き込み、この書き込みと併せてポートP2へは読み出
しの制御が行われておりアドレス発生器5の指示したエ
リアBの該当アドレスからラインL2を介して8ビット
データを読み出す。図2はこの時の様子を示している。
逆の場合には、ラインL2が書き込みラインとなり、ラ
インL1が読み出しラインとなる。ラインL2から読み出
された8ビット1ワードデータはP/S回路6へ送ら
れ、8ビットのシリアルデータへと変換される。から読
み回路7は、インターリーブのためのデータ出力に利用
する回路であり、インターリーブ出力のタイミングをと
るためにから読み出しを行う。
【0005】図3は、RAM1の内部構成を示す。00
0H〜3FFHまでをポートP1用のエリアAとし、4
00H〜7FFHまでをポートP2用のエリアBとし
た。図で、a1〜a8が8ビット1ワードデータであり、
エリアAとBとで同じデータとしたが実際はAとBとで
は書き込みデータは各ワード毎に異なる。
0H〜3FFHまでをポートP1用のエリアAとし、4
00H〜7FFHまでをポートP2用のエリアBとし
た。図で、a1〜a8が8ビット1ワードデータであり、
エリアAとBとで同じデータとしたが実際はAとBとで
は書き込みデータは各ワード毎に異なる。
【0006】図4は、インターリーブ読み出し及び送出
の説明図である。図3で示したように書き込みは8ビッ
ト1ワード単位に行うこととしているがこれをそのまま
送出するのではなく、先ず、全ワードを通して最初の1
ビット目(a1b1c1……d1)を取り出し、これを1群
としてシリアルに転送する。次に全ワードを通して2ビ
ット目(a2b2c2……d2)を取り出し、これを1群と
してシリアルに転送する。以下、3ビット目、4ビット
目、……、8ビット目と順々に1群データを取り出し、
順位毎に送出する。これがここで述べたインターリーブ
である。
の説明図である。図3で示したように書き込みは8ビッ
ト1ワード単位に行うこととしているがこれをそのまま
送出するのではなく、先ず、全ワードを通して最初の1
ビット目(a1b1c1……d1)を取り出し、これを1群
としてシリアルに転送する。次に全ワードを通して2ビ
ット目(a2b2c2……d2)を取り出し、これを1群と
してシリアルに転送する。以下、3ビット目、4ビット
目、……、8ビット目と順々に1群データを取り出し、
順位毎に送出する。これがここで述べたインターリーブ
である。
【0007】このインターリーブを実現する回路が図2
のP/S回路6及び、から読み回路7である。読み出し
は必ず8ビット1ワード単位に行われるが、欲しいのは
その中の、その時の1ビットである。しかも、このビッ
ト位置が毎回異なる。そこで、から読み動作が必要とな
る。図4でこのことを詳述する。図4での対象アクセス
エリアはエリアAかBかの何れかであり、説明上、エリ
アAがアクセスエリアとする。先ず、エリアAの先頭ア
ドレスをアクセスして(a1a2……a8)を読み出す。
読み出した8ビット1ワードデータをP/S回路6でシ
リアルデータ列に変換する。この先頭ビットa1が、か
ら読み回路7を素通り(スルー)してそのまま最初の1
ビットデータa1となる。次に、エリアAの2番目のア
ドレスをアクセスして(b1b2……b8)を読み出し、
その先頭ビットデータb1をP/S回路6、から読み回
路7を介して取り出し、第2番目の1ビットデータb1
となる。以下、次々にアクセスして、同様に、3番目の
1ビットデータc1……最初の1ビットデータd1を得
る。かくして、全アドレスの先頭ビットの1群データ
(a1b1c1……d1)を得る。
のP/S回路6及び、から読み回路7である。読み出し
は必ず8ビット1ワード単位に行われるが、欲しいのは
その中の、その時の1ビットである。しかも、このビッ
ト位置が毎回異なる。そこで、から読み動作が必要とな
る。図4でこのことを詳述する。図4での対象アクセス
エリアはエリアAかBかの何れかであり、説明上、エリ
アAがアクセスエリアとする。先ず、エリアAの先頭ア
ドレスをアクセスして(a1a2……a8)を読み出す。
読み出した8ビット1ワードデータをP/S回路6でシ
リアルデータ列に変換する。この先頭ビットa1が、か
ら読み回路7を素通り(スルー)してそのまま最初の1
ビットデータa1となる。次に、エリアAの2番目のア
ドレスをアクセスして(b1b2……b8)を読み出し、
その先頭ビットデータb1をP/S回路6、から読み回
路7を介して取り出し、第2番目の1ビットデータb1
となる。以下、次々にアクセスして、同様に、3番目の
1ビットデータc1……最初の1ビットデータd1を得
る。かくして、全アドレスの先頭ビットの1群データ
(a1b1c1……d1)を得る。
【0008】次に、再びエリアAの先頭アドレスをアク
セスして(a1a2……a8)を読み出す。読み出した8
ビット1ワードデータをP/S回路6でシリアルデータ
列に変換する。このシリアルデータの中で欲しいデータ
は、2ビット目のデータa2である。そこで、シリアル
データ(a1a2……a8)に対して1回のから読みを回
路7が行い、これを第2群の先頭ビットとして取り出
す。以下、第2群のビットデータb2、c2、……、d2
を次々に得て、第2群のデータ(a2b2c2……d2)を
得る。
セスして(a1a2……a8)を読み出す。読み出した8
ビット1ワードデータをP/S回路6でシリアルデータ
列に変換する。このシリアルデータの中で欲しいデータ
は、2ビット目のデータa2である。そこで、シリアル
データ(a1a2……a8)に対して1回のから読みを回
路7が行い、これを第2群の先頭ビットとして取り出
す。以下、第2群のビットデータb2、c2、……、d2
を次々に得て、第2群のデータ(a2b2c2……d2)を
得る。
【0009】次にエリアAの先頭アドレスをアクセスし
て(a1a2……a8)を読み出し、読み出した8ビット
1ワードデータをP/S回路6でシリアルデータ列に変
換する。このシリアルデータから欲しいデータは3ビッ
ト目のデータa3である。そこで、シリアルデータ(a1
a2……a8)に対して2回のから読みを回路7が行い、
これを第3群の先頭ビットデータとして取り出す。以
下、同様にb3、c3、……、d3を取り出し、第3群の
データ(a3b3c3……d3)を得る。
て(a1a2……a8)を読み出し、読み出した8ビット
1ワードデータをP/S回路6でシリアルデータ列に変
換する。このシリアルデータから欲しいデータは3ビッ
ト目のデータa3である。そこで、シリアルデータ(a1
a2……a8)に対して2回のから読みを回路7が行い、
これを第3群の先頭ビットデータとして取り出す。以
下、同様にb3、c3、……、d3を取り出し、第3群の
データ(a3b3c3……d3)を得る。
【0010】以下、4ビット目では3回のから読み、5
ビット目では4回のから読み、……、8ビット目では7
回のから読みをかけて、それぞれの群のデータを取り出
すことになる。
ビット目では4回のから読み、……、8ビット目では7
回のから読みをかけて、それぞれの群のデータを取り出
すことになる。
【0011】かくして得られたデータは、その得られる
順に従って次々にシリアルに送出され、インターリーブ
された送出データが得られる。
順に従って次々にシリアルに送出され、インターリーブ
された送出データが得られる。
【0012】図5は、ポートP1、P2への制御手順
(イ)及び、書き込み(W)時の手順(ロ)及び読み出
し手順(ハ)を示す。点線矢印は、手順の流れを示す。
ポートP1とp2へのR/Wの区別はアドレス中の10ビ
ット目のデータで行う。書き込み手順は、アドレスに対
してシーケンシャルに行っている。読み出し手順は、第
1群の(a1b1……d1)の取り出し及びa2取り出し例
を示してある。図6には、図5の(ハ)の手順の以降の
手順を示してある。
(イ)及び、書き込み(W)時の手順(ロ)及び読み出
し手順(ハ)を示す。点線矢印は、手順の流れを示す。
ポートP1とp2へのR/Wの区別はアドレス中の10ビ
ット目のデータで行う。書き込み手順は、アドレスに対
してシーケンシャルに行っている。読み出し手順は、第
1群の(a1b1……d1)の取り出し及びa2取り出し例
を示してある。図6には、図5の(ハ)の手順の以降の
手順を示してある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来技術のインターリ
ーブ回路では該当ビットを出力するために数回のから読
みが必要であり(最大7回)非常に効率が悪い。更に図
2の従来技術のインターリーブ回路を実現するためには
捨てクロックを発振する発振器8やパラシリ変換回路
6、ビットから読み回路7が必要でありそのため回路の
規模は大きく、複雑になってしまうという問題が存在し
た。
ーブ回路では該当ビットを出力するために数回のから読
みが必要であり(最大7回)非常に効率が悪い。更に図
2の従来技術のインターリーブ回路を実現するためには
捨てクロックを発振する発振器8やパラシリ変換回路
6、ビットから読み回路7が必要でありそのため回路の
規模は大きく、複雑になってしまうという問題が存在し
た。
【0014】本発明の目的は、から読みをなくし、少な
いハード量でインターリーブ機能を達成するインターリ
ーブ回路を提供するものである。
いハード量でインターリーブ機能を達成するインターリ
ーブ回路を提供するものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、メモリの1ワ
ード単位に書き込まれているデータに対してビット順位
に1群のシリアルデータ化し、このシリアル化したデー
タをビット順位に従って順次出力するインターリーブ回
路において、メモリから読み出した1ワード単位のデー
タの先頭ビットデータを1群のシリアルデータ用のデー
タとして取り出すと共に、この読み出した1ワード単位
のデータの先頭ビットデータがオーバーフローする如き
1ビットシフトを行わせ、このシフト後のデータを再び
読み出し元のアドレスに再書き込みさせるようにした
(請求項1)。
ード単位に書き込まれているデータに対してビット順位
に1群のシリアルデータ化し、このシリアル化したデー
タをビット順位に従って順次出力するインターリーブ回
路において、メモリから読み出した1ワード単位のデー
タの先頭ビットデータを1群のシリアルデータ用のデー
タとして取り出すと共に、この読み出した1ワード単位
のデータの先頭ビットデータがオーバーフローする如き
1ビットシフトを行わせ、このシフト後のデータを再び
読み出し元のアドレスに再書き込みさせるようにした
(請求項1)。
【0016】
【作用】本発明によれば、1ワード単位のデータを読み
出す毎に、その先頭ビットデータをオーバーフローで捨
て去ることとしているため、1ワード単位のデータを読
み出す毎にその先頭ビットデータをラッチするだけでイ
ンターリーブされた1群のシリアルデータが得られる。
出す毎に、その先頭ビットデータをオーバーフローで捨
て去ることとしているため、1ワード単位のデータを読
み出す毎にその先頭ビットデータをラッチするだけでイ
ンターリーブされた1群のシリアルデータが得られる。
【0017】
【実施例】図1は、本発明のインターリーブ回路の実施
例図である。本実施例の特徴は、パラ/シリ変換回路6
及びから読み回路7及びタイミング回路(発振器)8を
排し、代わりに1ビットシフト回路9を設けた点にあ
る。更に、1ビットシフト回路9は、RAM1から読み
出された8ビット1ワードデータを一担取り込み、これ
を再上位ビットデータがオーバーフロー1ビットシフト
を行い、このシフト後のデータを再びRAM1の同一ア
ドレスに再書き込みを行わせるようにした点が特徴であ
る。かくして、読み出した8ビット1ワードデータのそ
の先頭には、その時の必要とするビット位置のデータが
必ず位置することになり、この先頭ビット位置の1ビッ
トを取り出せば、(a1b1c1……d1a2b2c2……d2
……)なるインターリーブされたデータが必ず得られ
る。
例図である。本実施例の特徴は、パラ/シリ変換回路6
及びから読み回路7及びタイミング回路(発振器)8を
排し、代わりに1ビットシフト回路9を設けた点にあ
る。更に、1ビットシフト回路9は、RAM1から読み
出された8ビット1ワードデータを一担取り込み、これ
を再上位ビットデータがオーバーフロー1ビットシフト
を行い、このシフト後のデータを再びRAM1の同一ア
ドレスに再書き込みを行わせるようにした点が特徴であ
る。かくして、読み出した8ビット1ワードデータのそ
の先頭には、その時の必要とするビット位置のデータが
必ず位置することになり、この先頭ビット位置の1ビッ
トを取り出せば、(a1b1c1……d1a2b2c2……d2
……)なるインターリーブされたデータが必ず得られ
る。
【0018】図7は、図1の実施例でのインターリーブ
送出の手順を示す図である。本実施例では、先ずエリア
Aの先頭アドレスをアクセスして(a1a2……a8)を
読み出し、この先頭ビットa1を第1群の先頭データと
する。この読み出した(a1a2……a8)は1ビットシ
フト回路9に送られて左方向へ1ビットシフトされ(a
2a3……a80)とされ、これが上記先頭アドレスへ再
書き込みを行う。次に2番目のアドレスのデータ(b1
b2……b8)も同様に、b1のみが取り出され、(b2b
3……b80)が再書き込みされる。以下、c1……d1が
同様に取り出され、(c2c3……c80)、……、(d2
d3……d80)が元のアドレスに再書き込まれる。
送出の手順を示す図である。本実施例では、先ずエリア
Aの先頭アドレスをアクセスして(a1a2……a8)を
読み出し、この先頭ビットa1を第1群の先頭データと
する。この読み出した(a1a2……a8)は1ビットシ
フト回路9に送られて左方向へ1ビットシフトされ(a
2a3……a80)とされ、これが上記先頭アドレスへ再
書き込みを行う。次に2番目のアドレスのデータ(b1
b2……b8)も同様に、b1のみが取り出され、(b2b
3……b80)が再書き込みされる。以下、c1……d1が
同様に取り出され、(c2c3……c80)、……、(d2
d3……d80)が元のアドレスに再書き込まれる。
【0019】2ビット目の取り出しでは、同様に読み出
しを行ってその先頭ビットa2b2……を次々に取り出
し、併せて(a3……a800)、(b3……b800)、
……を再書き込みする。同様に8ビット位置のデータ
(a8b8……d8)が得られる。その時の元のアドレス
には(0〜0)が書き込まれている。これは初期状態と
同じである。図8、図9は図5、図6に対比した図であ
り、特に説明を要しないであろう。
しを行ってその先頭ビットa2b2……を次々に取り出
し、併せて(a3……a800)、(b3……b800)、
……を再書き込みする。同様に8ビット位置のデータ
(a8b8……d8)が得られる。その時の元のアドレス
には(0〜0)が書き込まれている。これは初期状態と
同じである。図8、図9は図5、図6に対比した図であ
り、特に説明を要しないであろう。
【0020】図10は、1ポート側での他のインターリ
ーブ回路の実施例図である。RAM1は2ポートの中の
1ポート側の例であり、「HC374」なるICを使っ
た。データ出力部10はラインL1への送出側であり、
ラッチ回路11は「HC74」なるICを使った。又、
バッファ12は「74LS125」なるICを使用し
た。更に、RAM1は読み出しデータが入力データに対
して1ビットシフト(左シフト)するように外部配線化
(帰還化)させてシフト機能を持たせた。この実施例で
のタイムチャートを図11に示した。読み出し時には、
その先頭ビットのみがラッチ回路11でラッチされる
が、図11の状態となり、入力へのシフト帰還はな
い。状態で入力へのシフト帰還経路が形成され、同一
アドレスに左1ビットシフトされたデータが再書き込ま
れることになる。即ち、状態ではDPRAMのデータ
バス上のデータをRイネーブル信号(Hc374クロッ
ク)の立ち上がりでリードし、1ビット(D0)出力を
行う。この時、Wイネーブル信号(Hc374G)はH
なので、QはHインピーダンスである。状態ではWイ
ネーブル信号(Hc374G)がLでQのインピーダン
スH→Lとなり、Q1とD0、Q2とD1(1ビットシフ
ト)がつながり、データバス上のデータをDPRAMに
ライトする。
ーブ回路の実施例図である。RAM1は2ポートの中の
1ポート側の例であり、「HC374」なるICを使っ
た。データ出力部10はラインL1への送出側であり、
ラッチ回路11は「HC74」なるICを使った。又、
バッファ12は「74LS125」なるICを使用し
た。更に、RAM1は読み出しデータが入力データに対
して1ビットシフト(左シフト)するように外部配線化
(帰還化)させてシフト機能を持たせた。この実施例で
のタイムチャートを図11に示した。読み出し時には、
その先頭ビットのみがラッチ回路11でラッチされる
が、図11の状態となり、入力へのシフト帰還はな
い。状態で入力へのシフト帰還経路が形成され、同一
アドレスに左1ビットシフトされたデータが再書き込ま
れることになる。即ち、状態ではDPRAMのデータ
バス上のデータをRイネーブル信号(Hc374クロッ
ク)の立ち上がりでリードし、1ビット(D0)出力を
行う。この時、Wイネーブル信号(Hc374G)はH
なので、QはHインピーダンスである。状態ではWイ
ネーブル信号(Hc374G)がLでQのインピーダン
スH→Lとなり、Q1とD0、Q2とD1(1ビットシフ
ト)がつながり、データバス上のデータをDPRAMに
ライトする。
【0021】尚、2ポート形式のメモリとしたが、1ポ
ート形式のメモリでのインターリーブにも適用できる。
ート形式のメモリでのインターリーブにも適用できる。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、従来技術の問題点であ
った回路の規模が大きくなりやすく複雑であると言う問
題点が解決され、規模の小さい簡素な回路の実現が可能
となる。
った回路の規模が大きくなりやすく複雑であると言う問
題点が解決され、規模の小さい簡素な回路の実現が可能
となる。
【図1】本発明のメモリインターリーブ回路の実施例図
である。
である。
【図2】従来のメモリインターリーブ回路を示す図であ
る。
る。
【図3】2ポートメモリ(DP RAM)のデータ構成
図である。
図である。
【図4】従来例でのインターリーブしたデータ送信フォ
ーマットを示す図である。
ーマットを示す図である。
【図5】従来例でのインターリーブデータ形成手順のタ
イムチャートを示す図である。
イムチャートを示す図である。
【図6】従来例でのインターリーブデータ形成手順のタ
イムチャートを示す図である。
イムチャートを示す図である。
【図7】本発明のインターリーブしたデータ送信フォー
マットを示す図である。
マットを示す図である。
【図8】本発明のインターリーブデータ形成手順のタイ
ムチャート図である。
ムチャート図である。
【図9】本発明のインターリーブデータ形成手順のタイ
ムチャート図である。
ムチャート図である。
【図10】本発明のメモリインターリーブ回路の他の実
施例図である。
施例図である。
【図11】本発明のこの実施例での動作手順を示す図で
ある。
ある。
1 デュアルポートメモリ(DP RAM) 2、3 R/W制御回路 4、5 アドレス発生器 9 1ビットシフト回路
Claims (1)
- 【請求項1】 メモリの1ワード単位に書き込まれてい
るデータに対してビット順位に1群のシリアルデータ化
し、このシリアル化したデータをビット順位に従って順
次出力するインターリーブ回路において、メモリから読
み出した1ワード単位のデータの先頭ビットデータを1
群のシリアルデータ用のデータとして取り出すと共に、
この読み出した1ワード単位のデータの先頭ビットデー
タがオーバーフローする如き1ビットシフトを行わせ、
このシフト後のデータを再び読み出し元のアドレスに再
書き込みさせるようにしたメモリインターリーブ回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19114192A JPH0636551A (ja) | 1992-07-17 | 1992-07-17 | メモリインターリーブ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19114192A JPH0636551A (ja) | 1992-07-17 | 1992-07-17 | メモリインターリーブ回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0636551A true JPH0636551A (ja) | 1994-02-10 |
Family
ID=16269577
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19114192A Pending JPH0636551A (ja) | 1992-07-17 | 1992-07-17 | メモリインターリーブ回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0636551A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0469761A2 (en) * | 1990-07-30 | 1992-02-05 | AT&T Corp. | Digital shift register using random access memory |
-
1992
- 1992-07-17 JP JP19114192A patent/JPH0636551A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0469761A2 (en) * | 1990-07-30 | 1992-02-05 | AT&T Corp. | Digital shift register using random access memory |
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