JPH0636493B2 - 遅延等化回路 - Google Patents

遅延等化回路

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JPH0636493B2
JPH0636493B2 JP15555888A JP15555888A JPH0636493B2 JP H0636493 B2 JPH0636493 B2 JP H0636493B2 JP 15555888 A JP15555888 A JP 15555888A JP 15555888 A JP15555888 A JP 15555888A JP H0636493 B2 JPH0636493 B2 JP H0636493B2
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通 天野
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は遅延等化回路に関し、特に遅延時間の異なる複
数の伝送路を介して並列伝送されたデータ相互の遅延を
等化し、かつ、並列伝送されたデータの順序を復元する
遅延等化回路に関する。
〔従来の技術〕
最近、画像伝送等において、高速符号化データを速度変
換し、複数の伝送路に分配して並列伝送する方式が行わ
れている。このような高速符号化データの基本的なフレ
ーム構成としては、第2図のフォーマット図に示すよう
なCCITT勧告案Y.221にもとづいたフレーム構
成がある。この図は、64kb/Sチャネル用の基本デ
ータフレーム構成を示しており、1マルチフレームのデ
ータは16個のフレーム(FN=0〜15とする)で構
成され、各フレームは80オクテットから構成され、指
定された複数のオクテットにフレーム固有の情報を有す
るサービスビットを持っている。なおオクテットとは8
ビットで構成される情報単位である。今、このマルチフ
レームデータを伝送チャネル数Q=4で低速データ伝送
する場合、第3図のフォーマット図に示すように、フレ
ームFN=0〜15の各フレームは、4個の伝送サブフ
レームに分解される、各伝送サブフレームは、第2図の
1フレーム80オクテットからなるフレームを4オクテ
ットおきに抽出し、つまり、20オクテットで1伝送サ
ブフレームを構成する。ここで1伝送サブフレームをK
ビットとすると、この高速符号化データは1/4の低速
符号化データに変換されて各伝送チャネルch1〜ch
4に分配される。この分配された各伝送チャネルの伝送
サブフレーム16個からなるマルチフレームを伝送マル
チフレームと呼ぶ。ここで、高速符号化データおよび低
速符号化データフレームの( )内の最初の数字はフレ
ーム番号を表し、次の数字は伝送チャネル番号(以下c
hNoという)を表す。またMビットの伝送マルチフレ
ーム長を有するch1〜ch4の最初および次のマルチ
フレームのスタートビットをそれぞれF1-1 ,F1-2
〜F4-1 ,F4-2 とする。今、各伝送チャネルのデータ
が伝送路で受けた遅延は、例えば、第4図(a)のタイ
ムチャートに示すようになる。今、4伝送チャネル間に
おける最大遅延ビット長をNとすると、MとNの関係
は、ch3のスタートビットF3-1 がch2のスタート
ビットF2-2 に誤って同期調整されないためにM>2N
の範囲に設定される。
前述の各伝送チャネルの伝送データを受信した場合の従
来の遅延等化回路の動作を第6図のブロック図により説
明する。なお、図は伝送チャネル数Q=4の場合を例示
した。従来の遅延等化回路は、伝送チャネルch1〜c
h4の低速化データに共通の伝送路クロック入力端子
1、ch1〜ch4の各伝送データ入力端子2−1〜2
−4、高速符号化データの多重化クロック入力端子3の
各入力端子を有する。また、ch1〜ch4の各伝送デ
ータのフレーム同期およびマルチフレーム同期信号等を
検出する同期回路4−1〜4−4、後述する遅延制御回
路6の制御により入力された各チャネルのデータを所定
のアドレスに書き込み、読み出す遅延メモリ5−1〜5
−4を有する。遅延制御回路6は、同期回路4−1〜4
−4で検出された各同期信号と共通の多重化クロックお
よび伝送路クロックをもとに各伝送チャネルの伝送サブ
フレームデータ配列順に書き込みパルスを出力する。ま
た、遅延制御回路6は第4図(b)のタイムチャートに
示すように各伝送チャネルの伝送マルチフレーム間の最
大遅延差ビットNを求め、このNビットよりKビット遅
延させた高速読み出しパルスを各チャネルで同位相にそ
ろえる。この高速読み出しパルスを基準にして順次伝送
サブフレームのデータを読み出す。読み出し順序は、最
初フレームFN=0のch1,ch2,ch3,ch4
の順に、以下、FN=1,FN=2……FN=15まで
同一の手順で出力される。したがって、前段データ選択
回路7の出力データはこの読出し順序でリアルタイムに
時系列出力され、第3図のような高速符号化データを復
元していた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来の遅延等化回路では送信側で複数の
伝送路に分配されたデータ列のどの出力線が受信側のど
の入力線に接続されるかは一義的に固定されていた。
本発明の目的は、送信側で分配されたデータ列が伝送路
を任意に入れ換えて伝送されても元の高速符号化データ
のデータ配列に復元できる遅延等化回路を提供すること
にある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の遅延等化回路は、各フレームにフレーム固有の
サービスビットを有する複数のフレームデータをマルチ
フレーム構成とした送信側の高速符号化データを速度変
換した後Q個の伝送路に分配し伝送された各低速符号化
データを入力し、それぞれ記憶するQ個の遅延メモリ
と、前記低速符号化データの各マルチフレームのスター
トビットを出力するQ個の同期回路と、各伝送路の前記
スタートビットの位相から遅延差を検出しQ個の伝送路
間でフレームデータの読み出し時間差のない高速読み出
し信号をあらかじめ定められた順序で出力する遅延制御
回路と、前記高速読み出し信号を入力し前記Q個の遅延
メモリから順次読み出した複数のフレームデータを第1
の高速符号化データに復元する前段データ選択回路とを
有する遅延等化回路において、前記第1の多重化データ
を定められた遅延を有する複数のフレームデータに分け
て出力する2Q−2個の遅延回路と、前記第1の高速符
号化データに含まれる複数のサービスビットを解読して
フレーム配列の入れ換えを指示する制御信号を出力する
制御情報解読回路と、前記2Q−2個の遅延回路のそれ
ぞれから出力される複数のフレームデータを前記制御情
報解読回路の制御信号によりフレーム配列し前記送信側
の高速符号化データと同一のフレーム配列に入れ換えら
れた第2の高速符号化データを出力する後段データ選択
回路とを備えている。
〔実施例〕 次に本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明は一実施例のブロック図である。なお、
本実施例で伝送チャネル数Q=4として例示した。図に
おいて、伝送路クロック入力端子1、伝送データ入力端
子2−1〜2−4、多重化クロック入力端子3、同期回
路4−1〜4−4、遅延メモリ5−1〜5−4、遅延制
御回路6、前段データ選択回路は、従来例と同様の構成
と機能を有する。さらに本実施例では制御情報解読回路
9と遅延回路8−1,〜8−(2Q−2)と後段データ
選択回路10とが追加されている。
前述のように各チャネルの伝送マルチフレームには複数
個のサービスビットを有しており、各チャネルごとに送
られる符号化伝送メディアのビットレート割付けを指定
する各チャネル固有の情報を持っている。したがって、
送信側の基本データフレーム自体の配列が変化しない限
り、分配された高速符号化データの伝送路を入れ換えて
もこの固有情報を解読することにより入れ換えの状態を
探知することができる。制御情報解読回路9は前段デー
タ選択回路7出力の高速符号化データに含まれるサービ
スビットの解読によりあらかじめ定っている送信側のデ
ータ配列との違いが検出され、順序入れ換えの信号を出
力する。遅延回路8−1〜8−1(2Q−2)は、入力
される高速符号化データをKビートずつ遅延させてKビ
ットごとの伝送サブフレームのデータを出力するシフト
レジスタであり、4チャネルの場合6個のシフトレジス
タとなる。今、第5図の説明図によりシフトレジスタの
動作を説明する。横の配列のタイムスロット1〜4は、
Kビットに相当する時間ずつシフトした時系列を表わ
し、たての配列は前段データ選択回路7の出力データ
g、遅延回路8−1〜8−6の各出力データg−1,〜
g−6、後段データ選択回路10の出力データhの状態
を示している。今、ch1とch2が入れ代ったとして
フレームFN=0のデータが(0,2)(0,1)
(0,3)(0,4)の配列とする。Kビットずつシフ
トされたタイムスロット1〜4において、図のように後
段データ選択回路10からデータ(0,2)(0,1)
(0,3)(0,4)を読み出し得る状態にある。ここ
で後段データ選択回路10は、制御情報解読回路6の入
れ換え制御信号により正しく読み出すには、タイムスロ
ット1で(0,1)を読み出しタイムスロット2で
(0,2)を読み出すことになる。以下タイムスロット
3,4で(0,3)(0,4)を読み出すことにより、
元の高速符号化データの順序に組みかえられた高速符号
化データが出力される。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、高速符号化された
データを低速符号化データに変換し複数の伝送路に分配
して並列伝送する場合、まず、伝送路の遅延差を等化し
て得られた高速符号化データからフレーム配列の違いを
解読する。この解読結果によって再度データの配列を入
れ換える回路構成とすることで、送信側で分配されたデ
ータ列の出力線と受信側の入力線の接続状態が任意に変
更された場合でも、もとのデータ列の復元ができる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図,
第3図は高速符号化データを説明するためのフォーマッ
ト図、第4図(a),(b)、第5図はタイムチャー
ト、第6図は従来の遅延等化回路のブロック図である。 1……伝送路クロック入力端子、2−1,2−2,…2
−4……伝送データ入力端子、3……多重化クロック入
力端子、4−1,4−2,〜4−4……同期回路、5−
1,5−2,〜5−4……遅延メモリ、6……遅延制御
回路、7……前段データ選択回路、8−1,8−2,〜
8−6……遅延回路、9……制御情報解読回路、10…
…後段データ選択回路、11……出力端子。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各フレームにフレーム固有のサービスビッ
    トを有する複数のフレームデータをマルチフレーム構成
    とした送信側の高速符号化データを速度変換した後Q個
    の伝送路に分配し伝送された各低速符号化データを入力
    し、それぞれ記憶するQ個の遅延メモリと、前記低速符
    号化データの各マルチフレームのスタートビットを出力
    するQ個の同期回路と、各伝送路の前記スタートビット
    の位相から遅延差を検出しQ個の伝送路間でフレームデ
    ータの読み出し時間差のない高速読み出し信号をあらか
    じめ定められた順序で出力する遅延制御回路と、前記高
    速読み出し信号を入力し前記Q個の遅延メモリから順次
    読み出した複数のフレームデータを第1の高速符号化デ
    ータに復元する前段データ選択回路とを有する遅延等化
    回路において、前記第1の高速符号化データを定められ
    た遅延を有する複数のフレームデータに分けて出力する
    2Q−2個の遅延回路と、前記第1の高速符号化データ
    に含まれる複数のサービスビットを解読してフレーム配
    列の入れ換えを指示する制御信号を出力する制御情報解
    読回路と、前記2Q−2個の遅延回路のそれぞれから出
    力される複数のフレームデータを前記制御情報解読回路
    の制御信号によりフレーム配列し前記送信側の高速符号
    化データと同一のフレーム配列に入れ換えられた第2の
    高速符号化データを出力する後段データ選択回路とを備
    えたことを特徴とする遅延等化回路。
JP15555888A 1988-06-22 1988-06-22 遅延等化回路 Expired - Lifetime JPH0636493B2 (ja)

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JPH01320831A JPH01320831A (ja) 1989-12-26
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