JPH0636467Y2 - 穀物乾燥機 - Google Patents
穀物乾燥機Info
- Publication number
- JPH0636467Y2 JPH0636467Y2 JP1988115193U JP11519388U JPH0636467Y2 JP H0636467 Y2 JPH0636467 Y2 JP H0636467Y2 JP 1988115193 U JP1988115193 U JP 1988115193U JP 11519388 U JP11519388 U JP 11519388U JP H0636467 Y2 JPH0636467 Y2 JP H0636467Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grain
- exhaust
- rear wall
- fan
- burner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Drying Of Solid Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は穀物乾燥機に関する。
従来の穀物乾燥機の排風ファン胴は乾燥機後部壁に張出
し状態に設けられていた。
し状態に設けられていた。
このため、倉庫に設置して後部に張り出すファン胴はシ
ーズンオフでは不要となって設置面積を徒に増大させる
ものであった。
ーズンオフでは不要となって設置面積を徒に増大させる
ものであった。
また、常時ファン胴を後部壁以内に収容する構成もある
が（実公昭46−17948号公報）、該ファン胴外周部に対
応する穀物乾燥部は死角となって、乾燥機前後に亘って
均一な穀物乾燥を期待し得ない。
が（実公昭46−17948号公報）、該ファン胴外周部に対
応する穀物乾燥部は死角となって、乾燥機前後に亘って
均一な穀物乾燥を期待し得ない。
この考案は上記の欠点を解消しようとし、貯留タンク
２、乾燥部３、集穀部４等からなる穀物乾燥機におい
て、この乾燥機の機枠１の後部壁27内側を排風室7,7に
通じる排風通路29に形成し、当該通路29には上記後部壁
27の外側に位置して設ける排風ファン10胴11の全部又は
大部分を上記後部壁27以内に収容すべく案内する案内体
28,28を設けてなる穀物乾燥機の構成とする。
２、乾燥部３、集穀部４等からなる穀物乾燥機におい
て、この乾燥機の機枠１の後部壁27内側を排風室7,7に
通じる排風通路29に形成し、当該通路29には上記後部壁
27の外側に位置して設ける排風ファン10胴11の全部又は
大部分を上記後部壁27以内に収容すべく案内する案内体
28,28を設けてなる穀物乾燥機の構成とする。
穀物乾燥にあたっては、排風ファン胴を引き出して機枠
内部、例えば熱風室等の有効容積の拡大確保をはかりつ
つ作業を行なう。次に乾燥作業を終えてシーズンオフに
入ると、逆に上記排風ファン胴を後部壁内に収容すると
よく、これによって倉庫内におけるこれらの占有容積を
なくすことができ、冒頭に記載した欠点を解消しうるも
のである。
内部、例えば熱風室等の有効容積の拡大確保をはかりつ
つ作業を行なう。次に乾燥作業を終えてシーズンオフに
入ると、逆に上記排風ファン胴を後部壁内に収容すると
よく、これによって倉庫内におけるこれらの占有容積を
なくすことができ、冒頭に記載した欠点を解消しうるも
のである。
この考案の一実施例を図面に基づき説明する。
乾燥機の機枠１は、上部から貯留タンク2,乾燥部3,集穀
部４を順次重ねる状態にして形成される。乾燥部２は、
側壁を通気性板にて形成する左右の穀物流下通路5,5を
はさんで中央側が熱風室６に、両外側が排風室７、７に
構成するもので、このうち熱風室６は機枠１前側のバー
ナ８胴９に通じ、一方排風室7,7は機枠１背後のファン1
0胴11に通じる。
部４を順次重ねる状態にして形成される。乾燥部２は、
側壁を通気性板にて形成する左右の穀物流下通路5,5を
はさんで中央側が熱風室６に、両外側が排風室７、７に
構成するもので、このうち熱風室６は機枠１前側のバー
ナ８胴９に通じ、一方排風室7,7は機枠１背後のファン1
0胴11に通じる。
集穀部４は、上記穀物流下通路5,5から繰出バルブ12,12
を介して徐々に流下する乾燥穀物を下部中央に集める流
穀板13と、当該中央にあって穀物を一側に移送する下部
移送螺旋14とからなる。
を介して徐々に流下する乾燥穀物を下部中央に集める流
穀板13と、当該中央にあって穀物を一側に移送する下部
移送螺旋14とからなる。
15は機枠１の外側に立設する揚穀機であり、下部側は上
記下部移送螺旋14の終端側に接続し、上部側は貯留タン
ク２の中央上部の回転拡散盤16に向けて横設する上部移
送螺旋17樋18の始端側に向けて穀物を投入しうる構成と
している。
記下部移送螺旋14の終端側に接続し、上部側は貯留タン
ク２の中央上部の回転拡散盤16に向けて横設する上部移
送螺旋17樋18の始端側に向けて穀物を投入しうる構成と
している。
前記バーナ８胴９は、上下左右側面を薄板金製で一体的
に枠組形成し背面は通気網にて形成される。バーナ８は
所謂気化型バーナとされ、上記の左右側面に溶接等の手
段で固定される基板19に支持脚20を介して横向きに固定
される。21はバーナ８前方でかつ熱風室６入口にあって
燃焼火災の乱れを防止しつつ熱風室６に案内しうるダク
トである。
に枠組形成し背面は通気網にて形成される。バーナ８は
所謂気化型バーナとされ、上記の左右側面に溶接等の手
段で固定される基板19に支持脚20を介して横向きに固定
される。21はバーナ８前方でかつ熱風室６入口にあって
燃焼火災の乱れを防止しつつ熱風室６に案内しうるダク
トである。
上記バーナ胴９とダクト21とは一体に構成され、機枠１
の前側に張出し状態に設ける案内枠22に載せられて前後
にスライド可能に受けられる。このため、バーナ胴９は
熱風室６内に収容される状態に移動しうる。
の前側に張出し状態に設ける案内枠22に載せられて前後
にスライド可能に受けられる。このため、バーナ胴９は
熱風室６内に収容される状態に移動しうる。
又、前記ファン10胴11は、断面円形でラッパ状に形成さ
れ、内部に固定翼23と回転ファン10とが対向状態に設け
られる。ファン胴11の取付板24と、熱風室６の奥側壁25
とは横フレーム26にて間隔をおいて一体構成されてい
る。排風室７からの排風は、機枠１後部壁27の内側に形
成されこの排風室７に通じる排風通路29を経由してファ
ン胴11に集めて排出される構成である。
れ、内部に固定翼23と回転ファン10とが対向状態に設け
られる。ファン胴11の取付板24と、熱風室６の奥側壁25
とは横フレーム26にて間隔をおいて一体構成されてい
る。排風室７からの排風は、機枠１後部壁27の内側に形
成されこの排風室７に通じる排風通路29を経由してファ
ン胴11に集めて排出される構成である。
上記の一体化された取付板24と奥側壁25とは、案内体一
例としての、熱風室６内に延長する下部左右の案内レー
ル28,28をもって移動可能に受けられファン胴11の全部
乃至大部分は機枠１後部壁27以内に収容できる構成とし
ている。
例としての、熱風室６内に延長する下部左右の案内レー
ル28,28をもって移動可能に受けられファン胴11の全部
乃至大部分は機枠１後部壁27以内に収容できる構成とし
ている。
上例の作用について説明する。
乾燥を開始するにあたっては、バーナ胴９及びファン胴
11をいずれも機枠１前側乃至後側に張出し状態にスライ
ド移動しておく。貯留タンク２に所定量張り込まれた穀
物は、流下通路5,5を流下するうちバーナ８と吸引ファ
ン10とで生成される熱風を浴びて乾燥され、繰出バルブ
12,12を経て集穀部４に至る。下部移送螺旋14はこれら
を一側に移送して揚穀機15に供給し、該揚穀機15,上部
移送螺旋17樋18,回転拡散盤16を介して貯留タンク２内
に還元され調質作用を受ける。
11をいずれも機枠１前側乃至後側に張出し状態にスライ
ド移動しておく。貯留タンク２に所定量張り込まれた穀
物は、流下通路5,5を流下するうちバーナ８と吸引ファ
ン10とで生成される熱風を浴びて乾燥され、繰出バルブ
12,12を経て集穀部４に至る。下部移送螺旋14はこれら
を一側に移送して揚穀機15に供給し、該揚穀機15,上部
移送螺旋17樋18,回転拡散盤16を介して貯留タンク２内
に還元され調質作用を受ける。
上記の乾燥調質作用を繰返し所定水分値までに仕上げる
ものである。
ものである。
乾燥作業が終了し、シーズンオフとなると、上記バーナ
胴９及びファン胴11を逆にスライド移動して熱風室６内
に夫々収容しておく。これによって、倉庫内の有効スペ
ースの拡大確保がはかれるものである。
胴９及びファン胴11を逆にスライド移動して熱風室６内
に夫々収容しておく。これによって、倉庫内の有効スペ
ースの拡大確保がはかれるものである。
図はこの考案の一実施例を示すもので、第１図は全体正
面図、第２図はその断面図、第３図はその平断面図、第
４図はバーナ胴部の側断面図、第５図はファン胴部の斜
視図である。 図中、１は乾燥機の機枠、２は貯留タンク、３は乾燥
部、４は集穀部、5,5は穀物流下通路、６は熱風室、7,7
は排風室、８はバーナ、９はバーナ胴、10はファン、11
はファン胴、15は揚穀機、19は基板、21はダクト、22は
案内枠、24は取付板、25は（熱風室）奥側壁、26は横フ
レーム、27は後部壁、28,28は案内体（案内レール）、2
9は排風通路を示す。
面図、第２図はその断面図、第３図はその平断面図、第
４図はバーナ胴部の側断面図、第５図はファン胴部の斜
視図である。 図中、１は乾燥機の機枠、２は貯留タンク、３は乾燥
部、４は集穀部、5,5は穀物流下通路、６は熱風室、7,7
は排風室、８はバーナ、９はバーナ胴、10はファン、11
はファン胴、15は揚穀機、19は基板、21はダクト、22は
案内枠、24は取付板、25は（熱風室）奥側壁、26は横フ
レーム、27は後部壁、28,28は案内体（案内レール）、2
9は排風通路を示す。
Claims (1)
- 【請求項１】貯留タンク２、乾燥部３、集穀部４等から
なる穀物乾燥機において、この乾燥機の機枠１の後部壁
27内側を排風室7,7に通じる排風通路29に形成し、当該
通路29には上記後部壁27の外側に位置して設ける排風フ
ァン10胴11の全部又は大部分を上記後部壁27以内に収容
すべく案内する案内体28,28を設けてなる穀物乾燥機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988115193U JPH0636467Y2 (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 | 穀物乾燥機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988115193U JPH0636467Y2 (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 | 穀物乾燥機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0238095U JPH0238095U (ja) | 1990-03-13 |
| JPH0636467Y2 true JPH0636467Y2 (ja) | 1994-09-21 |
Family
ID=31356627
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988115193U Expired - Lifetime JPH0636467Y2 (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 | 穀物乾燥機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0636467Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5359554B2 (ja) * | 2009-05-25 | 2013-12-04 | 井関農機株式会社 | 穀物乾燥機 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5339753B2 (ja) * | 1975-10-02 | 1978-10-23 | ||
| JPS5620794U (ja) * | 1979-07-24 | 1981-02-24 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5339753U (ja) * | 1976-09-10 | 1978-04-06 |
-
1988
- 1988-08-31 JP JP1988115193U patent/JPH0636467Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5339753B2 (ja) * | 1975-10-02 | 1978-10-23 | ||
| JPS5620794U (ja) * | 1979-07-24 | 1981-02-24 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0238095U (ja) | 1990-03-13 |
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| JPS6215698Y2 (ja) |