JPH0338634Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0338634Y2 JPH0338634Y2 JP1983120711U JP12071183U JPH0338634Y2 JP H0338634 Y2 JPH0338634 Y2 JP H0338634Y2 JP 1983120711 U JP1983120711 U JP 1983120711U JP 12071183 U JP12071183 U JP 12071183U JP H0338634 Y2 JPH0338634 Y2 JP H0338634Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot air
- chamber
- drying
- burner
- air chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001035 drying Methods 0.000 claims description 37
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Drying Of Solid Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、乾燥機本体内に設けた乾燥通路を流
下する穀物に適量の乾燥熱風を均等に流通させ
て、穀物を均一に乾燥することができるようにし
た穀物乾燥装置に関するものである。
下する穀物に適量の乾燥熱風を均等に流通させ
て、穀物を均一に乾燥することができるようにし
た穀物乾燥装置に関するものである。
従来、乾燥機本体内に設けた乾燥通路の左右両
側に熱風室と排風室とを対向して設け、熱風室か
ら乾燥通路を経て排風室に乾燥熱風を流通させる
構成の穀物乾燥機は、実開昭49−78462号公報に
記載されており、また、乾燥空気の吸引量を増加
させて乾燥効率を向上させようとした穀物乾燥機
は、実開昭58−64999号公報に記載されているよ
うに、既に知られている。
側に熱風室と排風室とを対向して設け、熱風室か
ら乾燥通路を経て排風室に乾燥熱風を流通させる
構成の穀物乾燥機は、実開昭49−78462号公報に
記載されており、また、乾燥空気の吸引量を増加
させて乾燥効率を向上させようとした穀物乾燥機
は、実開昭58−64999号公報に記載されているよ
うに、既に知られている。
ところで、上記従来の穀物乾燥機においては、
熱風室の一端に設けたバーナの第１吸引口に加え
て、そのバーナの近傍に単に第２吸引口が設けら
れているのみであるから、乾燥空気の吸引量を増
加させることはできても、その増加吸引された乾
燥空気は乾燥通路のバーナに近い部分に偏つて流
通し、乾燥通路全体に均等にいきわたらず、穀物
の乾燥ムラが大きくなるのが問題であつた。
熱風室の一端に設けたバーナの第１吸引口に加え
て、そのバーナの近傍に単に第２吸引口が設けら
れているのみであるから、乾燥空気の吸引量を増
加させることはできても、その増加吸引された乾
燥空気は乾燥通路のバーナに近い部分に偏つて流
通し、乾燥通路全体に均等にいきわたらず、穀物
の乾燥ムラが大きくなるのが問題であつた。
そこで本考案は、かかる従来のものの問題点に
鑑み、乾燥通路の左右両側に熱風室と排風室を設
け、熱風室にはその外側壁のバーナダクトから離
れた部位に、多数の小吸引孔からなる乾燥空気取
り入れ窓を設けたことにより、排風室から乾燥通
路を経て熱風室のバーナダクトおよび乾燥空気取
り入れ窓から吸引される空気を分散させると共
に、多数の小吸引孔からなる乾燥空気取入れ窓か
ら吸引される空気に適度な流通抵抗を与え、かつ
拡散作用を及ぼして、乾燥通路の全体にわたつて
乾燥熱風を均等に流通させ、もつて、穀物をムラ
なく均一に乾燥することできる穀物乾燥装置を提
供することを目的とするものである。
鑑み、乾燥通路の左右両側に熱風室と排風室を設
け、熱風室にはその外側壁のバーナダクトから離
れた部位に、多数の小吸引孔からなる乾燥空気取
り入れ窓を設けたことにより、排風室から乾燥通
路を経て熱風室のバーナダクトおよび乾燥空気取
り入れ窓から吸引される空気を分散させると共
に、多数の小吸引孔からなる乾燥空気取入れ窓か
ら吸引される空気に適度な流通抵抗を与え、かつ
拡散作用を及ぼして、乾燥通路の全体にわたつて
乾燥熱風を均等に流通させ、もつて、穀物をムラ
なく均一に乾燥することできる穀物乾燥装置を提
供することを目的とするものである。
以下、本考案の一実施例を図面について説明す
る。
る。
図面において、１は乾燥機本体であつて、その
内部には左右の流穀板３，３を漏斗状に配設し
て、上部に穀物収容室２が形成されており、穀物
収容室２の下部には上端が穀物収容室２に、かつ
下端が乾燥機本体１の底部の前後方向に設けられ
た搬出樋５にそれぞれ接続された乾燥通路４が前
後方向に形成されている。この乾燥通路４の左右
側壁は、通気可能な側板４ａ，４ｂにより形成さ
れると共に、乾燥通路４の下部には間欠回転され
る繰出しロール６が備えられており、繰出しロー
ル６の回転によつて、穀物収容室２から乾燥通路
４に穀物を流下させるようになつている。
内部には左右の流穀板３，３を漏斗状に配設し
て、上部に穀物収容室２が形成されており、穀物
収容室２の下部には上端が穀物収容室２に、かつ
下端が乾燥機本体１の底部の前後方向に設けられ
た搬出樋５にそれぞれ接続された乾燥通路４が前
後方向に形成されている。この乾燥通路４の左右
側壁は、通気可能な側板４ａ，４ｂにより形成さ
れると共に、乾燥通路４の下部には間欠回転され
る繰出しロール６が備えられており、繰出しロー
ル６の回転によつて、穀物収容室２から乾燥通路
４に穀物を流下させるようになつている。
一方、前記穀物収容室２の下方には、乾燥通路
４を挟んで左右両側に、熱風室７および排風室８
がそれぞれ形成されており、熱風室７の前後一端
壁７ａにはバーナダクト９が吸気側を外部に、か
つ吐出側を内部に開口させて取付けられており、
バーナダクト９には乾燥熱風を発生させるための
バーナ１０が収蔵されている。また、排風室８の
前後他端壁には両端を開口させた排風ダクト１１
が取付けられており、排風ダクト１１には吸引排
風機１２が収蔵されている。上記熱風室７の外側
壁７ｂには、バーナダクト９から離れた部位に、
小吸引孔１４を多数網目状に穿孔してなる乾燥空
気取り入れ窓１３が設けられている。この乾燥空
気取り入れ窓１３は、第３図に示すように、熱風
室７のバーナダクト９と反対側の端壁７ｃにも設
けてもよい。
４を挟んで左右両側に、熱風室７および排風室８
がそれぞれ形成されており、熱風室７の前後一端
壁７ａにはバーナダクト９が吸気側を外部に、か
つ吐出側を内部に開口させて取付けられており、
バーナダクト９には乾燥熱風を発生させるための
バーナ１０が収蔵されている。また、排風室８の
前後他端壁には両端を開口させた排風ダクト１１
が取付けられており、排風ダクト１１には吸引排
風機１２が収蔵されている。上記熱風室７の外側
壁７ｂには、バーナダクト９から離れた部位に、
小吸引孔１４を多数網目状に穿孔してなる乾燥空
気取り入れ窓１３が設けられている。この乾燥空
気取り入れ窓１３は、第３図に示すように、熱風
室７のバーナダクト９と反対側の端壁７ｃにも設
けてもよい。
なお、１５は搬出樋５内の搬出スクリユー、１
６は昇降機であつて、この昇降機１６の上部は乾
燥機本体１の頂部に架設された搬入装置１７に接
続され、その下部は搬出樋５に接続されている。
６は昇降機であつて、この昇降機１６の上部は乾
燥機本体１の頂部に架設された搬入装置１７に接
続され、その下部は搬出樋５に接続されている。
以上のように構成された穀物乾燥装置において
は、排風室８に取付けられた吸引排風機１２の吸
引作用によつて、熱風室７のバーナダクト９から
乾燥通路４を通して乾燥熱風が吸引流通されると
共に、乾燥空気取り入れ窓１３からは乾燥空気が
吸引される。そして、この乾燥空気取り入れ窓１
３から吸引される乾燥空気は、乾燥熱風に混合し
て乾燥通路４を通つて流通するが、乾燥空気取り
入れ窓１３は、バーナダクト９から離れているう
え、それが多数の小吸引孔１４で構成されている
ので、熱風室７から乾燥室４を通つて排風室８に
流通する乾燥熱風が分散され、しかも、乾燥空気
取り入れ窓１３を通る空気流は流通抵抗を受け、
かつ拡散作用を受けるので、乾燥通路４を通る乾
燥熱風はその全体にわたつて均等になる。このた
め、乾燥通路４を流下する過程で穀物がムラなく
均一に乾燥される。
は、排風室８に取付けられた吸引排風機１２の吸
引作用によつて、熱風室７のバーナダクト９から
乾燥通路４を通して乾燥熱風が吸引流通されると
共に、乾燥空気取り入れ窓１３からは乾燥空気が
吸引される。そして、この乾燥空気取り入れ窓１
３から吸引される乾燥空気は、乾燥熱風に混合し
て乾燥通路４を通つて流通するが、乾燥空気取り
入れ窓１３は、バーナダクト９から離れているう
え、それが多数の小吸引孔１４で構成されている
ので、熱風室７から乾燥室４を通つて排風室８に
流通する乾燥熱風が分散され、しかも、乾燥空気
取り入れ窓１３を通る空気流は流通抵抗を受け、
かつ拡散作用を受けるので、乾燥通路４を通る乾
燥熱風はその全体にわたつて均等になる。このた
め、乾燥通路４を流下する過程で穀物がムラなく
均一に乾燥される。
このように、本考案によれば、乾燥機本体内に
設けた乾燥通路の左右両側に、熱風室と排風室と
を対向して設け、熱風室の前後一端壁にはバーナ
を収蔵したバーナダクトを、排風室の前後他端壁
には吸引排風室を収蔵した排風室ダクトをそれぞ
れ設けたものにおいて、上記熱風室の外側壁のバ
ーナダクトから離れた部位には、多数の小吸引孔
からなる乾燥空気取り入れ窓を設けたから、排風
室から乾燥通路を経て熱風室のバーナダクトおよ
び乾燥空気取り入れ窓から吸引される空気を分散
させると共に、多数の小吸引孔からなる乾燥空気
取り入れ窓から吸引される空気に適度な流通抵抗
を与え、かつ拡散作用を及ぼして、乾燥通路の全
体にわたつて乾燥熱風を均等に流通さ、もつて、
穀物をムラなく均一に乾燥することができる効果
を奏するものである。
設けた乾燥通路の左右両側に、熱風室と排風室と
を対向して設け、熱風室の前後一端壁にはバーナ
を収蔵したバーナダクトを、排風室の前後他端壁
には吸引排風室を収蔵した排風室ダクトをそれぞ
れ設けたものにおいて、上記熱風室の外側壁のバ
ーナダクトから離れた部位には、多数の小吸引孔
からなる乾燥空気取り入れ窓を設けたから、排風
室から乾燥通路を経て熱風室のバーナダクトおよ
び乾燥空気取り入れ窓から吸引される空気を分散
させると共に、多数の小吸引孔からなる乾燥空気
取り入れ窓から吸引される空気に適度な流通抵抗
を与え、かつ拡散作用を及ぼして、乾燥通路の全
体にわたつて乾燥熱風を均等に流通さ、もつて、
穀物をムラなく均一に乾燥することができる効果
を奏するものである。
図面は本考案に係る穀物乾燥装置の実施例を示
すものであつて、第１図は全体の斜視図、第２図
は縦断正面図、第３図は他の実施例を示す一部の
横断平面図である。 １……乾燥機本体、４……乾燥通路、７……熱
風室、７ａ……その外側壁、８……排風室、９…
…バーナダクト、１０……バーナ、１１……排風
ダクト、１２……吸引排風機、１３……乾燥空気
取り入れ窓、１４……小吸引孔。
すものであつて、第１図は全体の斜視図、第２図
は縦断正面図、第３図は他の実施例を示す一部の
横断平面図である。 １……乾燥機本体、４……乾燥通路、７……熱
風室、７ａ……その外側壁、８……排風室、９…
…バーナダクト、１０……バーナ、１１……排風
ダクト、１２……吸引排風機、１３……乾燥空気
取り入れ窓、１４……小吸引孔。
Claims (1)
- 乾燥機本体内に設けた乾燥通路の左右両側に、
熱風室と排風室とを対向して設け、熱風室の前後
一端壁にはバーナを収蔵したバーナダクトを、排
風室の前後他端壁には吸引排風機を収蔵した排風
ダクトをそれぞれ設けたものにおいて、上記熱風
室の外側壁のバーナダクトから離れた部位には、
多数の小吸引孔からなる乾燥空気取り入れ窓を設
けたことを特徴とする穀物乾燥装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12071183U JPS6028388U (ja) | 1983-08-02 | 1983-08-02 | 穀物乾燥装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12071183U JPS6028388U (ja) | 1983-08-02 | 1983-08-02 | 穀物乾燥装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6028388U JPS6028388U (ja) | 1985-02-26 |
| JPH0338634Y2 true JPH0338634Y2 (ja) | 1991-08-14 |
Family
ID=30276546
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12071183U Granted JPS6028388U (ja) | 1983-08-02 | 1983-08-02 | 穀物乾燥装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6028388U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2023175377A1 (en) * | 2022-03-14 | 2023-09-21 | MST Engineering Dell'ing. Francesco Marzaro | Hopper with improved process fluid distribution system |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4978462U (ja) * | 1972-10-31 | 1974-07-08 | ||
| JPS6030711Y2 (ja) * | 1981-10-23 | 1985-09-13 | 静岡製機株式会社 | 穀物乾燥機の乾燥風発生装置 |
-
1983
- 1983-08-02 JP JP12071183U patent/JPS6028388U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6028388U (ja) | 1985-02-26 |
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