JPH0636459Y2 - 扉の開閉装置 - Google Patents

扉の開閉装置

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JPH0636459Y2
JPH0636459Y2 JP1869093U JP1869093U JPH0636459Y2 JP H0636459 Y2 JPH0636459 Y2 JP H0636459Y2 JP 1869093 U JP1869093 U JP 1869093U JP 1869093 U JP1869093 U JP 1869093U JP H0636459 Y2 JPH0636459 Y2 JP H0636459Y2
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JP
Japan
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door
opening
machine room
side walls
main
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JP1869093U
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JPH0594685U (ja
Inventor
角治 久米
庸泰 山岸
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、冷蔵庫の機械室を閉塞
する扉の開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本考案に先行する従来技術として、実開
昭54−125068号公報には冷蔵庫本体の上部に左
右両側壁と、前壁となる扉とにより画成される上面及び
背面を開口する機械室を形成し、この機械室に凝縮器、
圧縮機、送風機からなる凝縮ユニットを設置して前記扉
に形成した通路から空気を取り入れ前記凝縮ユニットの
放熱を促進するようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前記扉は凝縮器前面に
配置されたフィルタ−を掃除するため、或るいは凝縮ユ
ニットの保守点検を行なうために取り外しできるように
左右両側壁に止着されているが、この止着手段は螺子等
の止め具で行なわれているために、本体上部に位置する
扉の装着作業に手間がかかるばかりでなく、フィルタ−
の掃除を行なう場合でも扉を取り外さねばならず、扉の
離脱作業も手間のかかるものであった。
【0004】本考案は上述した問題点に鑑みてなされた
もので、本体上部に位置する扉の装着作業を容易に行な
うことを目的とした扉の開閉装置である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記目的を達
成するための手段として、冷蔵庫の本体を構成する断熱
壁の上部に形成され、前面にフィルタ−を備えた凝縮器
等を収納する機械室と、該機械室の左右両側面に設けら
れた一対の左右両側壁と、前記フィルタ−に対向する前
面に設けられ、上方向に回動する扉と、前記機械室の前
側上部に形成された開口と、前記扉の後端から後方に延
在する主部と、該主部から後下がりに傾斜する傾斜部
と、前記扉裏面に設けられた固定部と、前記左右両側壁
の前側に設けられ、固定部を装脱可能にする閉止部とを
備え、該傾斜部が扉閉時に前記開口に貫通すると共に、
回動時には前記主部が前記開口の縁に当接し、この当接
部分を支点として回動する扉を備えてなる扉の開閉装置
を提供するものである。
【0006】
【作用】本考案によると、機械室のフィルタ−に対向す
る前面に設けられた扉が、上方向に回動する時、傾斜部
が貫通されている開口の縁に主部が当接し、この当接部
分を支点として回動する。そして、扉閉時はやはり主部
を支点として下方に回動し、扉の裏面に設けられた固定
部が本体の左右両側壁に設けられた閉止部に止着して機
械室を閉塞する。
【0007】また、扉を外す時は、開口を貫通している
のが傾斜部のみであると共に、傾斜部が後方に傾斜して
いるものであるため、扉の固定部と左右両側壁の閉止部
とを外して上方に持ち上げることにより、傾斜部が開口
から離脱して扉を外すことができる。
【0008】
【実施例】図1乃至図3に示す(1)は前面に複数枚の
断熱扉(2)を備えた断熱壁(3)にて本体を構成され
る冷蔵庫で、図示しないが庫内を所定温度に冷却する冷
却器を備えている。(4)は前記本体を構成する断熱壁
(3)の上部に形成された上面が開口している機械室
で、前記断熱壁上左右両側壁に立設され、梁(5)によ
って相互に接続される左右一対の金属製側壁(6)
(6)と、前記断熱壁上前面に配置され、後述する凝縮
ユニットに空気を導く通路(7)を形成した金属製扉
(8)とにより画成され、フィルタ−(10)を前面に
備えた凝縮器(9)、図示しない圧縮機及び送風機から
なる凝縮ユニットを設置したベ−ス(11)及び電装箱
(12)を収納している。
【0009】前記左右両側壁は垂直な前面フランジ(1
3)と、水平な上面フランジ(14)とを夫々有してお
り、前面フランジ(13)の下部には後述するキャッチ
ャ−(固定部)と対をなし、扉(8)の下部を閉止させ
るストライク(閉止部)(15)を備え、又上面フラン
ジ(14)の前部には開口(16)及びこの開口の前縁
付近から下方に垂下する係合突起(17)を形成してい
る。又、前記扉は左右一対の支柱(18)(18)と、
この支柱に支持される上下2枚の板(19)(20)と
から構成され、この上下両板の相隣接する端縁を離間さ
せて通路(7)を形成しており、前記支柱(18)の背
面にはストライク(15)を挟持すうるキャッチャ−
(21)を備え、又下板(20)の折り返し部(22)
にはその長手方向に通気路となる多数の孔(23)を形
成している。(24)は前記両支柱の上面に止着された
左右一対の金属製係合腕で、前記側壁の上面フランジ
(14)に重なり、図4に示す如く後縁左右に作用部
(25)(25)を形成した主部(26)と、この主部
(26)の後端から後下がりに傾斜した開口(16)を
貫通する傾斜部(27)と、この傾斜部(27)の下端
かる前下がりに傾斜し前記係合突起に相対する係合部
(28)とからなる。尚、前記開口、主部、傾斜部の関
係はb>c>aとなる。(29)は傾斜部(27)に止
着されたゴム製の緩衝材で、扉(8)の閉扉時には係合
突起(17)に接触し、前記凝縮ユニットの振動を緩和
して係合腕(24)による騒音発生を防止する。(3
0)は扉(8)と断熱壁(3)上部に跨って配置する事
により扉(8)の開扉状態を維持する棒状のストッパ−
で、詳細にはその一端輪部(31)はベ−ス(11)に
止着された止め具(32)により上下方向回動可能に支
持され、又他端折曲部(33)は前記扉の孔(23)に
挿入係合される。尚、このストッパ−は扉(8)の閉扉
時には図51点鎖線で示す如くホルダ−(34)にて水
平に維持され、機械室(4)に収納されている。
【0010】次に、扉(8)の装着について説明する
と、図1に示す如く扉(8)を前下がりに傾斜する状態
で側壁(6)(6)よりも上方に持ち上げた後、矢印A
方向に扉(8)を下げて係合腕(24)(24)の作用
部(25)(25)を上面フランジ(14)に当接さ
せ、傾斜部(27)及び係合部(28)を図6(イ)に
示す如く開口(16)を通して上面フランジ(14)の
下方に位置させる。この状態では扉(8)の重量でキャ
ッチャ−(21)がストライク(15)に当接してお
り、扉(8)を後方に押すことにより、図2の如くキャ
ッチャ−(21)にストライク(15)が挟持され、主
部(26)が上面フランジ(14)の上面に当接して重
なり、扉(8)は垂直に支持され、閉扉状態となる。
尚、この逆の順序で操作を行なえば、扉(8)を離脱で
きる。
【0011】而して装着された扉(8)を開放する場合
には、むず、キャッチャ−(21)をストライク(1
5)から離脱させる如く扉(8)を上方に回動させる。
この回動に伴ない図6(ロ)に示す如く作用部(25)
(25)が支点となりつつ上面フランジ(14)上を後
方に滑動し、且つ係合部(28)が係合突起(17)に
徐々に近づく。猶も回動を続けることにより、回動角度
が大きくなり傾斜部(27)が開口(16)内を後方に
移動しつつその上下両面が逆となり、図6(ハ)に示す
如く係合部(28)が係合突起(17)に係合して扉
(8)の回動は規制される。この開放された扉(8)
は、ストッパ−(30)をホルダ−(34)から外して
ストッパ−(30)の折曲部(33)を扉(8)の孔
(23)には挿入係合することによって、ストッパー
(30)は扉(8)と断熱壁(3)上部との間に跨って
配置され、扉(8)を所定の角度に支持することができ
る。
【0012】かかる構成によれば、係合腕(24)の傾
斜部(27)を開口(16)に挿入することにより、こ
の係合腕(24)は左右両側壁(6)(6)と扉(8)
とを連結接続する連結部材となり、しかも扉(8)を開
放する場合には回動部材として作用し、扉(8)を上方
に回動することに伴ない、係合腕(24)が上方に回動
して主部(26)と上面フランジ(14)との間の角度
が大きくなり、作用部(25)(25)が支点となりつ
つ上面フランジ(14)上を滑動し、この滑動に合わせ
て傾斜部(27)が開口(16)内を移動してその上下
両面を逆にし、係合部(28)が係合突起(17)に近
づき、係合することにより扉(8)の上方向への回動が
規制され、この扉(8)はストッパ−(30)によって
所定の角度に開放した状態に支持することができる。
【0013】従って、本体の上方に機械室(4)を形成
した構成において、フィルタ−(10)の掃除及び凝縮
ユニットの保守点検が頗る容易となる。 尚、上記実施例は、棒状のストッパ−(30)の折曲部
(33)が挿入係合される係合部を扉(8)に形成した
通気路となる孔(23)が兼用しているため、ストッパ
−(30)専用の係合手段を構成する必要がない点で優
れている。
【0014】
【考案の効果】以上のように、本考案によると、機械室
のフィルタ−に対向する前面に設けられた扉が、上方向
に回動する時、傾斜部が貫通されている開口の縁に主部
が当接し、この当接部分を支点として回動する。そし
て、扉閉時はやはり主部を支点として下方に回動し、扉
の裏面に設けられた固定部が本体の左右両側壁に設けら
れた閉止部に止着して機械室を閉塞する。また、扉を外
す時は、開口を貫通しているのが傾斜部のみであると共
に、傾斜部が後方に傾斜しているものであるため、扉の
固定部と左右両側壁の閉止部とを外して上方に持ち上げ
ることにより、傾斜部が開口から離脱して扉を外すこと
ができる。この様に、簡単に扉の開閉を行なえると共
に、扉の着脱も容易に行えるため、保守点検及びフィル
タ−の清掃等を容易に行なうことができる効果を奏する
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】扉を外した冷蔵庫の斜視図である。
【図2】要部縦断面図である。
【図3】開扉時の斜視図である。
【図4】要部分解斜視図である。
【図5】開扉時の要部拡大図である。
【図6】扉の開放順序説明図である。
【符号の説明】
1 冷蔵庫 3 断熱壁 4 機械室 6 側壁 8 扉 9 凝縮器 10 フィルタ− 15 閉止部 16 開口 21 固定部 26 主部 27 傾斜部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷蔵庫の本体を構成する断熱壁の上部に
    形成され、前面にフィルタ−を備えた凝縮器等を収納す
    る機械室と、該機械室の左右両側面に設けられた一対の
    左右両側壁と、前記フィルタ−に対向する前面に設けら
    れ、上方向に回動する扉と、前記機械室の前側上部に形
    成された開口と、前記扉の後端から後方に延在する主部
    と、該主部から後下がりに傾斜する傾斜部と、前記扉裏
    面に設けられた固定部と、前記左右両側壁の前側に設け
    られ、固定部を装脱可能にする閉止部とを備え、該傾斜
    部が扉閉時に前記開口に貫通すると共に、回動時には前
    記主部が前記開口の縁に当接し、この当接部分を支点と
    して回動する扉を備えてなることを特徴とする扉の開閉
    装置。
JP1869093U 1993-04-13 1993-04-13 扉の開閉装置 Expired - Lifetime JPH0636459Y2 (ja)

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JP1869093U JPH0636459Y2 (ja) 1993-04-13 1993-04-13 扉の開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP1869093U JPH0636459Y2 (ja) 1993-04-13 1993-04-13 扉の開閉装置

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Publication Number Publication Date
JPH0594685U JPH0594685U (ja) 1993-12-24
JPH0636459Y2 true JPH0636459Y2 (ja) 1994-09-21

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ID=11978621

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JP1869093U Expired - Lifetime JPH0636459Y2 (ja) 1993-04-13 1993-04-13 扉の開閉装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6735976B2 (en) * 2002-08-31 2004-05-18 Samsung Electronics Co., Ltd Refrigerator
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JP5491822B2 (ja) * 2009-10-14 2014-05-14 ホシザキ電機株式会社 貯蔵庫の機械室構造

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JPH0594685U (ja) 1993-12-24

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