JPH063630U - 装飾パネル - Google Patents

装飾パネル

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Publication number
JPH063630U
JPH063630U JP4918992U JP4918992U JPH063630U JP H063630 U JPH063630 U JP H063630U JP 4918992 U JP4918992 U JP 4918992U JP 4918992 U JP4918992 U JP 4918992U JP H063630 U JPH063630 U JP H063630U
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JP
Japan
Prior art keywords
long
decorative member
decorative panel
decorative
plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP4918992U
Other languages
English (en)
Inventor
弘 井上
明良 保坂
幹雄 小沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Kagaku Co Ltd
Original Assignee
Toyo Kagaku Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Kagaku Co Ltd filed Critical Toyo Kagaku Co Ltd
Priority to JP4918992U priority Critical patent/JPH063630U/ja
Publication of JPH063630U publication Critical patent/JPH063630U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 スプリングバックに伴う膨らみや剥離等経時
変化に伴う装飾性の低下がなく、しかも切断加工等施工
に伴う後加工性に優れた装飾パネルを提供する。 【構成】 合成樹脂を素材とした長尺板体からなる長尺
化粧部材Aの表面およびその側部若しくは側部近傍に突
設された突条2に、エンボス加工3を施した一枚の長尺
ステンレス薄板を接着剤を介して成層せしめてなる装飾
パネルである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は幅木、廻り縁等建築物の内装用装飾材として好適な装飾パネルに係る ものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、装飾性や耐候性等の向上を目的として合成樹脂製の長尺化粧部材の表出 面に金属薄板を成層してなる装飾パネルは実開昭57−65828号公報や実開 昭58−179346号公報等にみられるように周知である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、装飾部材として厚さが20〜120μm程度からなる比較的肉 薄の一枚の長尺ステンレス薄板を用いて合成樹脂製の長尺化粧部材の表面側およ び側面側に接着剤を介して成層してなる装飾パネルにあっては、成層後、折り曲 げ部分がステンレス薄板特有のスプリングバックにより跳ね返り、この結果、折 り曲げ部分に膨らみや剥離等の経時変化が生じ、装飾パネルとしての美観性を著 しく低下させていた。
【0004】 本考案は上記従来品の欠点を解消すべく考案されたものであって、上記長尺ス テンレス薄板のスプリングバックに伴う膨らみや剥離等の経時変化に伴う変形を 防止するとともに成層性に優れ、且つ、切断加工等施工に伴う加工性に優れた装 飾パネルを提供せんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記に鑑み考案されたものであって、長尺板体の側部若しくは側部近 傍に長手方向に沿う突条を突設してなる合成樹脂製の長尺化粧部材の少なくとも 表面側に金属薄板からなる装飾部材を成層してなる装飾パネルにおいて、上記装 飾部材がエンボス加工を施してなる一枚の長尺ステンレス薄板であって、上記長 尺化粧部材の表面および突条の周面に当接するように接着剤を介して成層せしめ てなることを特徴とする装飾パネルである。
【0006】 本考案において、上記装飾部材として使用される長尺ステンレス薄板としては 、表面にシボ加工等エンボス加工を施してなる厚さ20〜120μm程度の比較 的薄肉の箔状からなる板体であることが、施工に際しての切断加工等後加工を容 易にする点からして好ましい。
【0007】 また、合成樹脂製の長尺化粧部材と装飾部材との成層の用に供される接着剤と しては気泡の生成に伴う界面剥離を防止する点からしてホットメルト型接着剤で あることが好ましい。
【0008】
【作用】
本考案の装飾パネルは装飾部材がエンボス加工を施してなる長尺ステンレス薄 板からなるため、一枚の長尺ステンレス薄板の折り曲げにより合成樹脂製の長尺 化粧部材の表面側および突条を成層するも、スプリングバックに伴う膨らみや剥 離等の経時変化がなく、また、上記装飾部材が、側部において長尺化粧部材の突 条の周面に当接するように成層されているために密着性が助長せしめられ、更に は、切断加工等施工に伴う加工が容易である。
【0009】
【実施例】
以下、本考案を図面に示す実施例について、更に詳細に説明すれば、図1は本 考案の装飾パネルの第一実施例を示す斜視図であり、図2は本考案の装飾パネル の第一実施例を示す一部拡大断面図であり、図3は本考案の装飾パネルの第二実 施例を示す断面図であり、図4は本考案の装飾パネルの第三実施例を示す断面図 である。
【0010】 図1および図2中の符号Aは横長な垂直板体1の裏面側上下端部に長手方向に 沿う突条2を突設して断面コ字状となした合成樹脂製の長尺化粧部材であって、 ポリ塩化ビニルを素材として押出成型された低発泡板体からなるものである。
【0011】 図1および図2中の符号Bは上記長尺化粧部材Aの垂直板体1の表面および側 面側の突条2の周面を被包するように接着剤を介してロールフオーミングにより 成層してなる装飾部材であって、表面に数多のシボ模様からなるエンボス加工3 を施してなる厚さ80μmの一枚の長尺ステンレス薄板からなるものである。
【0012】 図1および図2中の符号Cは上記長尺化粧部材Aと装飾部材Bとの成層の用に 供される接着剤であって、気泡の生成に伴う界面剥離を防止するためにホットメ ルト型接着剤が使用されている。
【0013】 図3に示す長尺化粧部材Aの突条2は垂直板体1の両側部に近傍に設けられ、 また、図4に示す長尺化粧部材Aの突条2は垂直板体1の両側部に位置するよう に設けられており、一方、装飾部材Bは各々上記突条2に当接するように接着剤 Cを介して成層されている。
【0014】
【考案の効果】
以上より明らかなように、本考案の装飾パネルは長尺板体の側部若しくは側部 近傍に長手方向に沿う突条を突設してなる合成樹脂製の長尺化粧部材の少なくと も表面側に金属薄板からなる装飾部材を成層してなる装飾パネルにおいて、上記 装飾部材がエンボス加工を施してなる一枚の長尺ステンレス薄板であって、上記 長尺化粧部材の表面および突条の周面に当接するように接着剤を介して成層せし めてなる構成よりなり、装飾部材がエンボス加工を施してなる長尺ステンレス薄 板からなるため、一枚の長尺ステンレス薄板の折り曲げにより合成樹脂製の長尺 化粧部材の表面側および突条を成層するも、従来品にみられるスプリングバック に伴う膨らみや剥離等の経時変化がなく、また、上記装飾部材が側部において長 尺化粧部材の突条を当接するように成層されているために従来品に比し密着性が 一段と向上せしめられ、更には切断加工等施工に伴う加工性も合わせ向上せしめ られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の装飾パネルの第一実施例を示す斜視図
である。
【図2】本考案の装飾パネルの第一実施例を示す一部拡
大断面図である。
【図3】本考案の装飾パネルの第二実施例を示す断面図
である。
【図4】本考案の装飾パネルの第三実施例を示す断面図
である。
【符号の説明】
A 長尺化粧部材 B 装飾部材 C 接着剤 1 長尺板体 2 突条 3 エンボス加工

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺板体の側部若しくは側部近傍に長手
    方向に沿う突条を突設してなる合成樹脂製の長尺化粧部
    材の少なくとも表面側に金属薄板からなる装飾部材を成
    層してなる装飾パネルにおいて、上記装飾部材がエンボ
    ス加工を施してなる一枚の長尺ステンレス薄板であっ
    て、上記長尺化粧部材の表面および突条の周面に当接す
    るように接着剤を介して成層せしめてなることを特徴と
    する装飾パネル。
JP4918992U 1992-06-19 1992-06-19 装飾パネル Pending JPH063630U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102714403A (zh) * 2010-01-13 2012-10-03 株式会社东芝 气体绝缘母线

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