JPS61502594A - シール保持プロフィルの製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 シール保持プロフィルの製造方法及びその製造方法によって得られたプロフィル 本発明は、例えば工業用キユービクル（容器）の分野において使用されるシール （封鎖体）保持プロフィル（断面形状）の製造方法、及びその方法によって得ら れるプロフィルに関するものである。

一般に工業用キユービクルは支持構造体より作られ、その形状及び寸法は製造す べきキユービクルにほぼ対応するものとし、次でこれをパネルで覆い、このパネ ルは構造体に固定する。

この種のキユービクル内に収容される機器は塵埃及び液体スプレィより保護すべ きものが多いため、これらの要因に対し密封を保証するシールをパネルの縁部と 支持構造の間に介在させるのが従来一般の方法である。とくにシールは一般にパ ネルに取付けられる。これはパネルの各縁部に沿って定められるプロフィルの内 側に位置するからである。

従来既知の解決方法においては、パネルの縁部と共に溝を形成するような形状と した金属素子によってかかるプロフィルを作り、その内にシールのステムを位置 させる。金属素子は一般に溶接によってパネルに固定する。

このような従来の解決手段は前述の形状の素子をまず作り、次で溶接工程を行わ なければならないので、コスト高となる欠点がある。さらに、かかる従来の方法 では、パネルと形成素子の両者を貯蔵しかつ管理する必要があり、またその工業 的生産にもコストがかかり、全体のコストを高くしていた。

また、上述の不便さを解消するようにした工業用キユービクル以外の製品用のシ ール保持プロフィルの製造工程も良く知られている。これらはパネルを製造する のと同じ金属板より上述のプロフィルを製造するものであり、上述の溶接の問題 及び管理の問題は解消される。しかしながら、これら既知あ方法は金属板を折曲 げて形成するので、厚さが１　ｍｍ以下の場合にしか適用できない。

これに対し、工業用キユービクルの塗装用パネルは一定の強度を要求されるので 、厚さ１　ｍｍ以上の金属板を使用してはじめて実現しつるものである。パネル の金属板より上述のプロフィルを製造するにはほぼ１８０　°に近い折曲げを必 要とする。このため上述の板厚で上述の角度への折曲げのための技術的な困難さ によって既知の製造方法は工業用キユービクルのパネルの分野には応用ができな い。

本発明の目的は、上述の技術的難点を解決し、パネルを形成する金属板と同じ金 属板よりシール保持プロフィルを製造する方法を提供するにある。

本発明の方法は次の各工程を順次行うことを特徴とする。

−パネルを製造するのと同一の金属板の縁部成形工程で、各縁部を予備成形し、 プロフィルに隣接するパネル壁の延長部に対し９０’以上の角度で配置された第 １部分と、前記壁に対し９０°の角度で配置された第２部分と、該第２部分に対 し０と９０°との間の角度で配置された第３部分を有する如くする工程、 一プロフィルに隣接するパネルの壁と第３部分の間に圧力を加え、第１部分と第 ３部分が上述のパネル壁に対し平行となる如くするプレス工程。

上述の方法で製造されたシール保持プロフィルは、断面が溝形であり、該プロフ ィルを有するパネル壁に平行な１側面と、該壁の縁部の物理的連続となる縁部と を有する。

上述の如くして成形されたシール保持プロフィルは、上述の如くパネルに対しプ レフォームしたものを溶接して形成したプロフィルに比し、前記溝の側面の存在 により、パネルの縁部が飛躍的に強化されるという利点を有する。実際上この溝 の側面はパネルを形成する材料のこの部分の厚さを倍増する。シール保持プロフ ィルはパネルと一体となっているので、工業的見地よりシール保持プロフィル自 体の“管理”は不要となる。

上述の方法を行うにあたり、溝の側面と、パネル壁との間に、ペンキ又は他の表 面処理材料を保持するに充分な広さの空所を形成し、これら材料を空所内に浸透 させ、この部分を腐食より防ぐようにすることができる。

従来既知の方法ではこのような空所を形成することは困難である。

本発明のさらに他の特徴は、本発明を限定しない以下の実施例の説明で明らかと なる。以下この実施例の説明を図面を参照して行う。

第１図は本発明によって製造したシール保持プロフィルを有するパネルの一部を 示す。

第２図は本発明の製造工程の順序を示す図である。

第１図において、例えば工業用キユービクルの構造部を覆うだめのパネルの最大 表面の一部を番号１で示しである。

かかる表面の側面は通常直角に折曲げ、パネルを強化すると共に美観上並びに機 能上の特性を耐昇する。これらの小さな方の表面すなわち小表面２の縁部はキユ ービクルの支持構造と接触し、上述の封鎖（シール）目的のため、縁部にシール を被着させ、次でこれをプロフィル３で支持する。

この図面には、本発明によって製造したプロフィルを図示しである。

本発明は、パネルを製造するのと同じ金属板より上述のプロフィルを製造するも のであり、かかる金属板は１ｍｍ以上の厚さ、（とくに１．５〜２．０ｍｍを可 とする）を有するものであるため、簡単な曲げ工程では所望のプロフィルが得ら れないものである。

本発明に３いては、第２図に示した各工程によってこれを製造する。第２図中ａ ）は前記最大表面１の縁部を折曲げ工工程を示す。

この際、小表面を有する金属板の部分は、これよりシール保持プロフィルを製造 可能なようにする。

加工工程ａ）が完成後、加工工程ｂ）を行い、これによってシール保持プロフィ ルを製造すべき金属板の部分に折曲げ（ベンディング）またはプロフィリングの 如き成形工程を加える。とくにこの工程では、金属板の該当部分に対する次の部 分を設ける成形工程を含む。

−小表面２の延長部に９０°以上の角度で位置する第１部分−上述の表面２に対 し９０°の角度で位置する第２部分５；−前記第２部分５に対し、０°と９０° との間の角度で配置される第３部分６； 上述の成形工程が終了すると、前記の小表面２と前記第３部分６の間に力を加え る加圧工程を行い、第１部分と第３部分とが前記小表面に対しほぼ平行となるよ うにする。

加工工程Ｃ）は、上述の各工程によって得られたシール保持プロフィルを示し、 小表面２に平行に位置する溝の側面の１つに部分４を有する溝形素子が形成され 、この側面の縁部は前記表面２の縁部と連続している。

加工工程ｄ）は、上述のプロフィルに対応のシール７を設けて完成した状況を示 す。後者はステムを有しており、その寸法はほぼ前記溝と一致する。従ってこれ はプロフィル内に堅固に保持され、不所望に溝より滑落することはない。

上述の如くして形成したシール保持プロフィルは、製造コストが低度なのみなら ず、前述の小表面の強度を飛躍的に増大させるという確実な利点を有する。実際 上この部分の材料の厚さは、溝の存在によって倍加する。

プレス工程中、前記第１部分４と表面２との間に空所を形成し、その寸法をペン キまたは表面処理を行う他の材料が入りう名ようにし、この表面を腐食より保護 することもできる。工業的見地よりすると、このシール保持用プロフィルはパネ ルと一体の単一材であり、これらは発明の目的で述べた如く別々に管理する必要 がない。

補正書の翻訳文提出書（特許法第１８４条の７第１項）１、国際出願の表示　Ｐ ＣＴ／ＩＴ８５１００００８２、発明の名称 シール保持プロフィルの製造方法及びその製造方法によって得られたプロフィル ３、特許出願人 住　所　イタリア国０５１００テルニ　ストラダ　マラッタバッサ　キロメトリ ３６９５ 氏名　イタルチル・テクノメカニカ・エッセ・ピ・ア４、代　理　人 氏　名　（５９２５）　弁理士　杉　村　暁　秀住所　同　所 氏　名　＜７２０５）　弁理士　杉　村　興　作５、補正書の提出年月日 １９８５年１２月２０日 ６、添附書類の目録 （１）補正書の翻訳文　１通 （訂正）請求の範囲 １．　次の各工程を順次行うことを特徴とするとくに工業用キャビネットのパネ ル等のシール保持プロフィルの製造方法、 一パネルをを製造するのと同一の金属板の縁部成形工程で、各縁部（２）を予備 成形し、プロフィルに隣接するパネル壁の延長部に対し９０°以上の角度で配置 された第１部分（４）と、前記壁に対し９０°の角度で配置された第２部分（５ ）と、該第２部分に対し０と９０”との間の角度で配置された第３部分（６）を 有する如くする工程、−プロフィルに隣接するパネルの壁（２）と第３部分（６ ）の間に圧力を加え、第１部分と第３部分（４，６）が上述のパネル壁に対し平 行となる如くするプレス工程。

２、　前記成形工程を曲げ工程によって行う請求の範囲１記載の方法。

３、　前記成形工程をプロリング工程で行う請求の範囲１記載の方法。

４、　前記プロフィルを有するパネル壁に平行な１側面と、前記壁の縁部の延長 をなす他側面とを有する溝形成素子を有し、該溝形成素子（３）の高さが前記壁 （２）の高さよ。

り低いことを特徴とする請求の範囲１記載の方法で製造したシール保持プロフィ ル。

５、　パネルの壁（２）に隣接する溝の側面（４）と壁自体の間に表面処理材料 を収容する空所を形成した請求の範囲４記載のシール保持プロフィル。

手　続　補　正　書く方式） ％式％ １、事件の表示　ＰＣＴ／ＩＴ８５１００００８によって得られたプロフィル ３、補正をする者 事件との関係　特許出願人 名　称　イタルチル・テクノメカニカ・エツセ・ピ・アロ、補正の対象 特許法第１８４条の５第１項の規定による書面及び明細書の国際調査報告 ＡＮＮＥＸ　Ｔｏ　Ｔｉ　ＩＮＴＥＲＮＡＴ工０ＮＡＬ　５ＥＡＲＣＨＲＥＰＯ ＲＴ　ＯＮ

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. １．次の各工程を順次行うことを特徴とするとくに工業用キャビネットのパネル 等のシール保持プロフィルの加工方法、 −パネルをを製造するのと同一の金属板の縁部成形工程で、各縁部（２）を予備 成形し、プロフィルに隣接するパネル壁の延長部に対し９０°以上の角度で配置 された第１部分（４）と、前記壁に対し９０°の角度で配置された第２部分（５ ）と、該第２部分に対し０と９０°との間の角度で配置された第３部分（６）を 有する如くする工程、−プロフィルに隣接するパネルの壁（２）と第３部分（６ ）の間に圧力を加え、第１部分と第３部分（４，６）が上述のパネル壁に対し平 行となる如くするプレス工程。
2. ２．前記成形工程を曲げ工程によって行う請求の範囲１記載の方法。
3. ３．前記成形工程をプロフィリング工程で行う請求の範囲１記載の方法。
4. ４．断面が溝形であり、該プロフィルを有するパネル壁（２）に平行な１側面（ ４）と、該壁（２）の縁部の物理的連続とする縁部とを有する如くした請求の範 囲１記載の方法で製造したシール保持プロフィル。
5. ５．パネルの壁部（２）に隣接する溝の側面（４）と、壁自体の間に表面処理材 料を収容する空所を設けた請求の範囲４記載のプロフィル。
6. ６．上述の記載並びに添附図面に単独または組合わせて記載された方法並びにプ ロフィル。