JPH0627407Y2 - モールデイングの光輝テープ - Google Patents

モールデイングの光輝テープ

Info

Publication number
JPH0627407Y2
JPH0627407Y2 JP7728789U JP7728789U JPH0627407Y2 JP H0627407 Y2 JPH0627407 Y2 JP H0627407Y2 JP 7728789 U JP7728789 U JP 7728789U JP 7728789 U JP7728789 U JP 7728789U JP H0627407 Y2 JPH0627407 Y2 JP H0627407Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vapor deposition
tape
molding
resin layer
metal vapor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP7728789U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0319032U (ja
Inventor
勝久 加藤
Original Assignee
トキワケミカル工業株式会社
株式会社システムテクニカル
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by トキワケミカル工業株式会社, 株式会社システムテクニカル filed Critical トキワケミカル工業株式会社
Priority to JP7728789U priority Critical patent/JPH0627407Y2/ja
Publication of JPH0319032U publication Critical patent/JPH0319032U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0627407Y2 publication Critical patent/JPH0627407Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、自動車等の車輌の硝子パネルと車体パネル
との間の接続部分に挿着するモールデイングの表面に装
着する光輝テープであり、その目的とする所は、モール
デイングの上部表面に表現する光輝テープの装飾価値を
従来のものより著しく高めるためのモールデイングの光
輝テープに関するものである。
(従来の技術) 従来、この種のウインドのモールデイングに使用する光
輝テープは、ポリエステル等のテープの表裏の一方に各
種の金属材料を用いて金属蒸着層を被着するか、あるい
は、ポリエステルテープに代えて金属箔のテープを介在
重合した構成のものが一般に使用されている。
(考案が解決しようとする課題) 以上、従来の技術で述べたもののうち前者のポリエステ
ルテープに金属蒸着層を施したものでは、耐熱性に対し
て欠点はないが、熱を加えてコーナー部分を折曲する時
に、ポリエステルテープには簡単に皺が生ずる欠点と、
巾広の光輝テープが必要な場合には、特に先の皺が多く
発生して金属光輝面の装飾価値を著しくそぐなうという
問題点を有していた。また、後者のものにおいては、金
属箔自体が非常に薄くできているため、各種の樹脂層に
積層されると、金属箔に多くの皺や斑が容易に発生しや
すく、また、この金属箔のテープは、コーナー部分にお
ける折曲部分に対して大小の皺が発生して光輝の表面を
そぐねるという問題点を有していた。
この考案は、この様な従来の技術における問題点を解決
したもので、その主たる目的とする所は、光輝テープの
内部に位置する金属蒸着膜を接着性の良好な合成樹脂材
料に薄く平坦状に転写すると共に、内部の材料で折曲等
に欠点を生ずるフイルムを取り除くことによつて、従来
の欠点を悉く解決して光輝と装飾価値の優れたモールデ
イングの光輝テープを提供しようとするものである。
(課題を解決するための手段) この考案は、上記の目的を達成するために、この光輝テ
ープの成形は、滑性の非常に優れたポリエステル等の合
成樹脂フイルムの表面又は裏面のいずれか一方にアルミ
ニウム等の各種金属による金属蒸着膜を被着する。この
被着された金属蒸着膜表面にエチレン・コ・ポリマー樹
脂層を重合成形する。前記エチレン・コ・ポリマー樹脂
層の表面に接着剤を介して塩化ビニールシートを重合成
形する。そして、最上段に位置する前記ポリエステル等
の合成樹脂フイルムを剥がすことによつて金属蒸着膜を
エチレン・コ・ポリマー樹脂層に美しく転写させ、この
金属蒸着膜の表面に接着剤を介して透明性の優れたアイ
オノマー樹脂を重合して光輝テープを構成したものであ
る。
(作用) この考案は、上記の如き構成からなり、このモールデイ
ングの光輝テープは、各車輌(17)の車体パネル(16)とウ
インドとなる開口部のフランヂに対して硝子パネル(15)
の外周に接着剤を以て挿着脚部(12)を固定するモールデ
イング(A)のモール頭部(11)に一体成形して使用される
ものである。そして、ウインドのコーナー部分の折曲に
対して充分対応できるように、且つ表面のアイオノマー
樹脂層で強度と長期の透明度を保持するようにしたもの
である。
(実施例) 次に、この考案の実施例を図面について説明すると、モ
ールデイング(A)に装着する光輝テープ(1)は、第3図
(a)に示す如く滑性の良好なポリエステル等の合成樹脂
フイルム(2)の表面にアルミニウム、クローム、ニツケ
ル等の構成材料よりなる金属蒸着膜(3)を均一となるよ
うに被着する。この金属蒸着膜(3)の露出面に対して接
着性の良好なエチレン・コ・ポリマー樹脂層(4)を溶合
重合してある。前記エチレン・コ・ポリマー樹脂層(4)
に対して各種の接着剤(5)を介在して塩化ビニールシー
ト(6)を重合成形してある。次に、この状態より、第3
図(b)に示す如く、最上面のポリエステル等の合成樹脂
フイルム(2)を剥離して取り除き金属蒸着膜(3)をエチレ
ン・コ・ポリマー樹脂層(4)に一体的に接着するような
つている。
そして、第3図(c)に示す如く、露出した前記金属蒸着
膜(3)の表面に対して各種の接着剤(8)を介装して透明性
の優れたアイオノマー樹脂層(9)を溶合重合するもので
ある。
そして、この光輝テープ(1)は、第2図に示すようにモ
ールデイング(A)のモール頭部(11)に一体的に成形され
る。このモールデイング(A)には、車輌(17)の車体パネ
ル(16)と硝子パネル(15)との隙間に挿入される挿着脚部
(12)と、この挿着脚部(12)の下端に屈曲支持片(13)を形
成すると共に、側面に長手方向の技条片(14)を一体成形
してある。また、前記エチレン・コ・ポリマー樹脂層
(4)の構成材料として、エチレン・コ・ポリマーのテー
プを使用することも当然実施されるものである。
(考案の効果) この考案は、上述の如き構成からなり、即ち、このモー
ルデイングの光輝テープによれば、従来使用されている
ポリエステルフイルムに金属蒸着を施したものの場合よ
りも全体を薄肉に成形できると共に、薄肉のために折曲
するコーナー部分に対して、従来の欠点であつた皺、斑
等の生ずる見苦しさを解決し、光輝のある装飾価値を著
しく向上する効果と、ポリエステルフイルム等の平滑面
を有する合成樹脂フイルムに金属蒸着膜を被着し、これ
を転写するために金属蒸着膜の表面は平滑性が良く鏡面
状に仕上がり大変に光輝に優れる効果がある。また、従
来の金属蒸着膜に代えた金属箔を使用したものの如く、
金属箔自体が樹脂層に対して容易に縮んだり、コーナー
部分の折曲によつて生ずる皺等をこの考案のものは充分
に解決する優れた効果がある。
そして、金属蒸着膜に対して接着性の良好なエチレン・
コ・ポリマー樹脂層を溶融重合したので、金属蒸着膜は
平面状に美しく転写被着されるという特別な効果があ
る。また、金属蒸着膜の表面に接着剤を介して直接に透
明なアイオノマー樹脂層を重合してあるので、金属光輝
が直接にアイオノマー樹脂層の表面に美しく浮上出現さ
れ、長期間に亘つて強固で汚染することなく光輝を保持
し、装飾価値を発揮できる効果がある。
更に、金属蒸着膜を折曲性の良いエチレン・コ・ポリマ
ーに転写してあるので、モールデイングに巾広い光輝テ
ープが必要な場合でも、そのコーナー部分の折曲に対し
て皺や斑が生じないという従来にない優れた効果があ
る。また、エチレン・コ・ポリマー樹脂層に対して接着
剤を介して塩化ビニールを重合接合してあるので、モー
ルデイングの塩化ビニールと良好に結合し光輝テープを
強固に一体成形できるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の光輝テープの斜面図、第2図はモー
ルデイングに装着した斜面図、第3図(a)乃至(c)は成形
工程を一部を示す縦断面図、第4図はこの考案を車輌に
装着した全体の斜面図である。符号(A)はモールデイン
グ、(1)は光輝テープ、(2)はポリエステル等の合成樹脂
フイルム、(3)は金属蒸着膜、(4)はエチレン・コ・ポリ
マー樹脂層、(5)、(8)は接着剤、(6)は塩化ビニールシー
ト、(9)はアイオノマー樹脂層、(15)は硝子パネル、(1
6)は車体パネル、(17)は車輌である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B60R 13/04 A

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車輌等の車体パネルと硝子パネルとの接続
    部に介在するモールデイングの光輝テープにおいて、前
    記光輝テープ(1)は、ポリエステル等の合成樹脂フイル
    ム(2)の表面に各種金属よりなる金属蒸着膜(3)を被着
    し、該金属蒸着膜(3)の露出面側にエチレン・コ・ポリ
    マー樹脂層(4)を重合形成し、そのエチレン・コ・ポリ
    マー樹脂層(4)の表面に接着剤(5)を介装して塩化ビニー
    ルシート(6)を重合し、且つ前記ポリエステル等の合成
    樹脂フイルム(2)を剥離して該金属蒸着膜(3)を該エチレ
    ン・コ・ポリマー樹脂層(4)に転写被着した該金属蒸着
    膜(3)の表面に接着剤(8)を介して透明なアイオノマー樹
    脂層(9)を重合積層する事を特徴としたモールデイング
    の光輝テープ。
JP7728789U 1989-06-30 1989-06-30 モールデイングの光輝テープ Expired - Lifetime JPH0627407Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7728789U JPH0627407Y2 (ja) 1989-06-30 1989-06-30 モールデイングの光輝テープ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7728789U JPH0627407Y2 (ja) 1989-06-30 1989-06-30 モールデイングの光輝テープ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0319032U JPH0319032U (ja) 1991-02-25
JPH0627407Y2 true JPH0627407Y2 (ja) 1994-07-27

Family

ID=31619534

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7728789U Expired - Lifetime JPH0627407Y2 (ja) 1989-06-30 1989-06-30 モールデイングの光輝テープ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0627407Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TR201806795T4 (tr) * 2005-06-22 2018-06-21 Koninklijke Philips Nv Veri içeriğini görüntülemek için bir yöntem ve cihaz.

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0319032U (ja) 1991-02-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU607802B2 (en) Trim strip with three-dimensional markings
JP3462047B2 (ja) 立体表示用構造体
US4560596A (en) Decorative trim strips and process for making the same
JPH0627407Y2 (ja) モールデイングの光輝テープ
JPS6135216A (ja) 金属外観ある一体成形品の製造方法
JPH0627406Y2 (ja) モールデイングの光輝テープ
JPH0517279Y2 (ja)
JP2586957B2 (ja) 車輌等のモールディングに用いる光輝テープの製造方法
JPH0747213Y2 (ja) モールデイングの光輝テープ
JPH0533333Y2 (ja)
JPH0644683Y2 (ja) モールデイングの光輝テープ
JPH0635720Y2 (ja) 車輌等のモールデイング
JP2503205Y2 (ja) 立体透視浮上り飾り標体
JP2525842Y2 (ja) モールデイングの光輝テープ
JPH0747236Y2 (ja) 車輌等のモールデイング
JP3459988B2 (ja) 合成樹脂製有端板筒体
JPH0632450Y2 (ja) 装飾体
JPH0649352B2 (ja) 車輌等のモールデイングの光輝テープの製造方法
JPH0327382B2 (ja)
JPH0520611Y2 (ja)
JPH0528717U (ja) 車輌等の光輝テープ付モールデイング
JP2576513Y2 (ja) 成形用シートおよび絵付け成形品
JPS6341160Y2 (ja)
JPH0143389Y2 (ja)
JPH0443028A (ja) 自動車等のモールディング用光輝テープの製造法