JPS6341662Y2 - - Google Patents

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JPS6341662Y2
JPS6341662Y2 JP3168979U JP3168979U JPS6341662Y2 JP S6341662 Y2 JPS6341662 Y2 JP S6341662Y2 JP 3168979 U JP3168979 U JP 3168979U JP 3168979 U JP3168979 U JP 3168979U JP S6341662 Y2 JPS6341662 Y2 JP S6341662Y2
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JP
Japan
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case
fold line
blank sheet
folded
folding
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JP3168979U
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JPS55132771U (ja
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  • Cartons (AREA)
  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はビデオテープカセツト用プラスチツク
ケースの構造、特に折線部の構造に関する。
ビデオレコーダ用の磁気テープカセツトを収納
するケースとして第1図の如きプラスチツクケー
ス1が使用されている。ケース1は第2図に示さ
れた如き一枚のブランクシートから折込み形成さ
れるものであるが、折線形成及びケースの保形性
を与えるために、ケースの素材としては熱可塑性
でしかも或る程度剛性とじん性のあるプラスチツ
クが使用されている。例えば現在広く使用されて
いるのはポリプロピレンであり、その他塩化ビニ
ル、ABS、ポリエチレン等がある。このような
プラスチツクケースは紙ケースとちがつて折込時
に折線に加わる応力を折線部及びその周辺部に均
一に分散させる能力に乏しいから応力集中が生じ
易く、また鋭い角部が形成され易い。即ち、外側
面を示す第2図において主パネル2,3、背パネ
ル4、内側側パネル5,6、外側側パネル7,8
及び三角パネル9,10を複数の折線11で互い
に連綴したプラスチツクブランクシートを折込ん
で、第1図に示されたケースを形成し、適宜スポ
ツトウエルドまたは接着するのであるが、折線1
1は第3図に示されるようにブランクシートを金
属台面13に支持し、加熱した押型12をブラン
クシートに押付けることにより形成される。折線
部分を外側にして折曲げると、第4図のような断
面の折曲げ部が得られる。この場合に曲げ力によ
り生じる応力は肉厚の最も薄いところに生じ、ま
た、ずりの少ない剛性を有するプラスチツクのた
めに応力の分散が生じ難いため型押しを深くしな
いと曲げ難く、さらに折線の薄い中心個所14は
折曲げ時に強く歪んで白化現象を起こす。例えば
ブランクシートを黒色、青色などで統一してあつ
ても、折込みの際に白化が生じて外観上見苦し
い。また型押しが深いために外力で裂断が起こる
場合がある。さらに、折線面は第4図のように折
曲げ時の引張りによりほとんど直線状をなし、鋭
い角部15を生じる。これは紙容器の場合の丸み
のついた角とは傾向がちがうもので、望ましくな
い。
本考案は特殊な折線構造の採用により従来の欠
陥を克服する。
第5〜6図は本考案の実施例による折線構造を
示す。先ず第5図は折込み前のブランクシートに
折線を型押しした直後の状態を示す要部拡大図で
ある。本考案に従つて、ポリプロピレン製ブラン
クシート16は裏当て盤19の面に所定の配置で
置かれ、加熱された押型で折線17が型押しされ
る。押型18は断面がほぼ円弧状でしかも波形を
なした底面20を有する。波形の山と谷は容器の
素材の厚さにより適宜の半径を与えると共に、山
の数を適宜調整する。押型の底面20の押あとで
ある折線はこれに対応して隆起条線となつて折線
の長さ方向に延びる複数の山21を有する。折線
17は波形のために深押ししなくてもこれらに沿
つて容易に折曲げができることが分つた。
次に、このように形成された折線を有するブラ
ンクシート16からケースを組立てると、第6図
のように、隆起線状の山21を有する折線部が形
成される。この場合に、折曲げ時の応力が中心部
22に集中することは避けられないが、山21の
存在によつて白化した22の部分が覆われるた
め、及び山21による光の反射散乱のため、見苦
しい白化部は外部から観察できない。しかも波形
であるため、ケースの折曲げ部に鋭い角度が形成
されないし、また複数の山21が長く延びている
ために意匠的にもすぐれたものとなる。
尚、波形として全体的に円弧状のものの例を述
べたが、直線状でもかまわないし、また山21の
断面形もより鋭い形でもかまわない。
【図面の簡単な説明】
第1図はビデオテープカセツトケースの斜視
図、第2図は同展開図、第3図は従来の折線の形
成法を示す断面図、第4図は従来の折線構造を示
す部分断面図、第5図は本考案の折線構造の形成
法を示す断面図、及び第6図は本考案の折線構造
を示す部分断面図である。 図中主な部分は次の通りである。16:プラス
チツクブランクシート、17:折線、21:山。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ポリプロピレン等の可撓性と剛性のある熱可塑
    性プラスチツクを素材とするブランクシートから
    折線の型押し側を表側にして折込み形成したビデ
    オテープカセツト用ケースにおいて、折線はその
    横断面が複数の山と谷を有する波形となるように
    形成されていることを特徴とするビデオテープカ
    セツト用ケース。
JP3168979U 1979-03-14 1979-03-14 Expired JPS6341662Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP3168979U JPS6341662Y2 (ja) 1979-03-14 1979-03-14

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JP3168979U JPS6341662Y2 (ja) 1979-03-14 1979-03-14

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Publication Number Publication Date
JPS55132771U JPS55132771U (ja) 1980-09-19
JPS6341662Y2 true JPS6341662Y2 (ja) 1988-11-01

Family

ID=28883736

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JP3168979U Expired JPS6341662Y2 (ja) 1979-03-14 1979-03-14

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Families Citing this family (7)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Publication number Publication date
JPS55132771U (ja) 1980-09-19

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