JPH0636279B2 - Ｐｃｍ信号の再生クロツク形成回路 - Google Patents
Ｐｃｍ信号の再生クロツク形成回路Info
- Publication number
- JPH0636279B2 JPH0636279B2 JP61126719A JP12671986A JPH0636279B2 JP H0636279 B2 JPH0636279 B2 JP H0636279B2 JP 61126719 A JP61126719 A JP 61126719A JP 12671986 A JP12671986 A JP 12671986A JP H0636279 B2 JPH0636279 B2 JP H0636279B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- frequency
- circuit
- output
- tape
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B27/00—Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
- G11B27/005—Reproducing at a different information rate from the information rate of recording
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は画像情報、音声情報等を記録したＶＴＲ又は回
転ヘッド型デジタルオーデオテープレコーダに於て、Ｐ
ＣＭ信号を再生するためのクロック信号を形成する回路
に関するものである。
転ヘッド型デジタルオーデオテープレコーダに於て、Ｐ
ＣＭ信号を再生するためのクロック信号を形成する回路
に関するものである。
ＰＣＭ信号の再生には、そのＰＣＭ信号に同期したクロ
ック信号によって再生が行なわれる。
ック信号によって再生が行なわれる。
（従来の技術） ＰＣＭ信号を例えば磁気テープに記録し、高速回転する
シリンダーに配備した磁気ヘッドによって磁気テープを
ヘリカルスキャンし、高速サーチを行なう場合、或は再
生が通常モード、トリック再生、早送り又は巻戻し時に
モニタを行なう場合、良好な画質の画像再生のために、
第７図のＰＬＬ（フェーズ ロックド ループ）回路が
用いられている。
シリンダーに配備した磁気ヘッドによって磁気テープを
ヘリカルスキャンし、高速サーチを行なう場合、或は再
生が通常モード、トリック再生、早送り又は巻戻し時に
モニタを行なう場合、良好な画質の画像再生のために、
第７図のＰＬＬ（フェーズ ロックド ループ）回路が
用いられている。
これは磁気ヘッド(1)と磁気テープ(2)の相対速度が通常
の再生時から異なると、ヘッドからのＰＣＭ信号の周波
数が変っているから、それに合わせて再生用クロックの
周波数（即ちチャンネルクロック周波数）も自動的に変
化させようとするものである。
の再生時から異なると、ヘッドからのＰＣＭ信号の周波
数が変っているから、それに合わせて再生用クロックの
周波数（即ちチャンネルクロック周波数）も自動的に変
化させようとするものである。
該ＰＬＬ回路は、位相比較器(3)、位相補償回路(4)、リ
ミッター回路(5)、電圧可変周波数発振器（ＶＣＯ）(6)
を有し、位相比較器(3)には、ヘッド(1)からの再生ＰＣ
Ｍ信号と、ＶＣＯが出力する再生クロックを負帰還して
入力したものである。
ミッター回路(5)、電圧可変周波数発振器（ＶＣＯ）(6)
を有し、位相比較器(3)には、ヘッド(1)からの再生ＰＣ
Ｍ信号と、ＶＣＯが出力する再生クロックを負帰還して
入力したものである。
（解決しようとする問題点） 従来のＰＬＬ回路の場合、再生クロックが倍周波数等で
ロックしないように、リミッター回路(5)によってＶＣ
Ｏ(6)の動作範囲が第８図の斜線範囲で示すとおり目的
周波数近辺に制限されている。
ロックしないように、リミッター回路(5)によってＶＣ
Ｏ(6)の動作範囲が第８図の斜線範囲で示すとおり目的
周波数近辺に制限されている。
しかし、ＰＣＭ再生信号の周波数が、ある程度を越えて
変動した場合には、ＶＣＯの動作範囲から外れ、領域外
の周波数の再生用クロックが必要となるから、従来の回
路では、この様な場合にＰＣＭ信号情報の再生が不能状
態に陥る問題があった。
変動した場合には、ＶＣＯの動作範囲から外れ、領域外
の周波数の再生用クロックが必要となるから、従来の回
路では、この様な場合にＰＣＭ信号情報の再生が不能状
態に陥る問題があった。
（構成） 本発明は、デジタルオーデオテープレコーダの高速サー
チ或はＶＴＲの特殊モードの再生によって、ヘッドが再
生したＰＣＭ信号の周波数が変化した場合、チャンネル
クロック周波数検出回路によって、それを検出し、ＶＣ
Ｏに制御信号を供給して、ＶＣＯが出力する再生クロッ
クの周波数帯域を自動的に適当量移動させ、ＰＣＭ信号
周波数が変化しても、それに対応した再生クロックを生
成するものである。
チ或はＶＴＲの特殊モードの再生によって、ヘッドが再
生したＰＣＭ信号の周波数が変化した場合、チャンネル
クロック周波数検出回路によって、それを検出し、ＶＣ
Ｏに制御信号を供給して、ＶＣＯが出力する再生クロッ
クの周波数帯域を自動的に適当量移動させ、ＰＣＭ信号
周波数が変化しても、それに対応した再生クロックを生
成するものである。
（作用、効果） ＰＣＭ信号の周波数が変動しても、再生クロックの周波
数帯域は常にＰＣＭ信号のチャンネルクロック周波数を
含むように制御され、高速サーチ、ＶＴＲの特殊モード
再生を良好に行ない得る。
数帯域は常にＰＣＭ信号のチャンネルクロック周波数を
含むように制御され、高速サーチ、ＶＴＲの特殊モード
再生を良好に行ない得る。
（実施例） 第１図はＰＣＭ信号用ＰＬＬ回路の一例を示している。
シリンダーモータ(7)によってヘッド(1)を回転駆動し、
磁気テープ(2)からＰＣＭ記録信号を再生し、ヘッドか
ら得た再生ＰＣＭ信号をＰＬＬ回路(8)の位相比較器(3)
に供給する。
磁気テープ(2)からＰＣＭ記録信号を再生し、ヘッドか
ら得た再生ＰＣＭ信号をＰＬＬ回路(8)の位相比較器(3)
に供給する。
ＶＣＯ(6)はＰＣＭ信号を再生するための、再生クロッ
クを出力して、端子(9)へ供給すると共に、公知の如く
出力の一部を位相比較器(3)へ戻し、位相補償回路(4)、
リミッター回路(5)を経て、上下限が制限された制御信
号を出力し、加算器(10)に加えられる。
クを出力して、端子(9)へ供給すると共に、公知の如く
出力の一部を位相比較器(3)へ戻し、位相補償回路(4)、
リミッター回路(5)を経て、上下限が制限された制御信
号を出力し、加算器(10)に加えられる。
加算器(10)にはチャンネルクロック周波数検出回路(11)
からの帯域制御信号(12)も同時に加わり、電圧可変発振
器（ＶＣＯ）(6)へ入力されて、該外部信号によってＶ
ＣＯ(6)の出力周波数帯域が設定される。
からの帯域制御信号(12)も同時に加わり、電圧可変発振
器（ＶＣＯ）(6)へ入力されて、該外部信号によってＶ
ＣＯ(6)の出力周波数帯域が設定される。
ＶＣＯが周波数を変更すべき範囲を第２図に示してい
る。
る。
テープ(2)上に固定した移動座標において、Ｖｈはテー
プ停止時のヘッドの移動ベクトル、Ｖｔはテープに対す
るヘッドの相対移動速度であり、ＶｈとＶｔとの合成ベ
クトルＶはトラック(13)の方向に一致している。
プ停止時のヘッドの移動ベクトル、Ｖｔはテープに対す
るヘッドの相対移動速度であり、ＶｈとＶｔとの合成ベ
クトルＶはトラック(13)の方向に一致している。
テープの高速走行時には、ヘッドとテープの相対速度は
Ｖｔ′となり、合成ベクトルはＶ′である。
Ｖｔ′となり、合成ベクトルはＶ′である。
通常再生時は、合成ベクトルＶが即ち信号読込み速さａ
であるが、高速走行時はＶ′のトラック方向の成分ｂが
信号読込み速さである。
であるが、高速走行時はＶ′のトラック方向の成分ｂが
信号読込み速さである。
高速時のテープ速度をｎ倍速であるとすると、Ｖｔ′＝
ｎＶｔであるから、信号読込速さの変化率ｂ／ａは次の
とおりである。
ｎＶｔであるから、信号読込速さの変化率ｂ／ａは次の
とおりである。
θはトラック角度 ＶＣＯ(6)は、上記ｂ／ａで示される程度の周波数可変
能力が必要となる 。
能力が必要となる 。
ＶＣＯ(6)は第４図に示すとおり、チャンネルクロック
周波数検出回路(11)からの帯域制御信号によって、通常
再生時は、中央部分の帯域(14)においてリミッター回路
(5)によって制限された斜線範囲で、再生クロック周波
数が調節される。早送り方向に限定するとテープ高速走
行時は再生クロックは領域(16)へ、低速走行時は領域(1
5)へシフトし、各領域(14)(15)(16)は変化したＰＣＭ信
号のチャンネルクロック周波数を含むようになってい
る。
周波数検出回路(11)からの帯域制御信号によって、通常
再生時は、中央部分の帯域(14)においてリミッター回路
(5)によって制限された斜線範囲で、再生クロック周波
数が調節される。早送り方向に限定するとテープ高速走
行時は再生クロックは領域(16)へ、低速走行時は領域(1
5)へシフトし、各領域(14)(15)(16)は変化したＰＣＭ信
号のチャンネルクロック周波数を含むようになってい
る。
第５図はＰＬＬ回路(8)の他の実施例であって、第１実
施例の加算器(10)に代えて、容量(17)、抵抗(18)、バリ
キャプダイオード(19)を有する可変容量回路(20)を設け
たものである。
施例の加算器(10)に代えて、容量(17)、抵抗(18)、バリ
キャプダイオード(19)を有する可変容量回路(20)を設け
たものである。
チャンネルクロック周波数検出回路(11)からの出力帯域
制御信号によって、ＶＣＯ(6)の入出力特性は第６図に
示されるように、通常再生用(21)、高域(22)、低域(23)
に定まる。
制御信号によって、ＶＣＯ(6)の入出力特性は第６図に
示されるように、通常再生用(21)、高域(22)、低域(23)
に定まる。
チャンネルクロック周波数検出回路(11)は、ヘッドが再
生したＰＣＭ信号の周波数が、通常再生時のＰＣＭ信
号周波数０からの変化率を検出し／０に比例した
帯域制御信号(12)を出力するものである。／０の信
号を形成するため、第３図において、θ０はテープ停止
時のトラックの傾き角であって、回転ヘッド式デジタル
オーデオテープレコーダの場合、６°２２′である。θ
はテープ走行時のトラック傾き角であって、６°２２′
５９．５″である。
生したＰＣＭ信号の周波数が、通常再生時のＰＣＭ信
号周波数０からの変化率を検出し／０に比例した
帯域制御信号(12)を出力するものである。／０の信
号を形成するため、第３図において、θ０はテープ停止
時のトラックの傾き角であって、回転ヘッド式デジタル
オーデオテープレコーダの場合、６°２２′である。θ
はテープ走行時のトラック傾き角であって、６°２２′
５９．５″である。
Ｖｔ′はテープ走行速度、Ｖｈ′はヘッド回転速度、Ｖ
ｔは通常再生時のテープ速度（8.15mm／秒）、Ｖｈは通
常再生時のヘッド回転速度（πｍ／秒）、Ｖ′はテープ
に対するヘッドの実際の速度ベクトルであって、Ｖ′＝
Ｖｈ′＋Ｖｔ′である。
ｔは通常再生時のテープ速度（8.15mm／秒）、Ｖｈは通
常再生時のヘッド回転速度（πｍ／秒）、Ｖ′はテープ
に対するヘッドの実際の速度ベクトルであって、Ｖ′＝
Ｖｈ′＋Ｖｔ′である。
Ｖ′のトラック方向成分Ｖｏ′は再生ＰＣＭ信号の周波
数に比例するから、 ∝Ｖｏ′＝Ｖｈ′cos（θ−θ０）−Ｖｔ′cosθ 通常再生時は０∝Ｖ０＝Ｖｈcos（θ−θ０）−Ｖｔc
osθであるから ヘッド速度Ｖｈ、Ｖｈ′はシリンダーモータ(7)の回転
軸に接近して設けたパルスゼネレータＰＧからの信号を
ヘッド速度検出回路(26)へ供給することによて得られ
る。又テープ走行速度Ｖｔ、Ｖｔ″はキャプスタンモー
タ(24)の回転信号をテープ速度検出回路(25)へ通じるこ
となどによって得られる。
数に比例するから、 ∝Ｖｏ′＝Ｖｈ′cos（θ−θ０）−Ｖｔ′cosθ 通常再生時は０∝Ｖ０＝Ｖｈcos（θ−θ０）−Ｖｔc
osθであるから ヘッド速度Ｖｈ、Ｖｈ′はシリンダーモータ(7)の回転
軸に接近して設けたパルスゼネレータＰＧからの信号を
ヘッド速度検出回路(26)へ供給することによて得られ
る。又テープ走行速度Ｖｔ、Ｖｔ″はキャプスタンモー
タ(24)の回転信号をテープ速度検出回路(25)へ通じるこ
となどによって得られる。
本発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範
囲に記載の技術範囲内で種々の変形が可能であるのは勿
論である。
囲に記載の技術範囲内で種々の変形が可能であるのは勿
論である。
第１図は本発明の構成を示すブロック図、第２図及び第
３図は、ＰＣＭ信号の周波数が変化する状況を示すベク
トル図、第４図は第１図の実施例におけるＶＣＯの動作
説明図、第５図は本発明の他の実施例の構成を示すブロ
ック図、第６図は第５図の実施例におけるＶＣＯの動作
説明図、第７図は従来のＰＬＬ回路図、第８図は同上の
ＶＣＯ動作説明図である。 (1)……磁気ヘッド、(2)……磁気テープ (3)……位相比較器、(5)……リミッター回路 (6)……電圧可変周波数発振器（ＶＣＯ） (8)……ＰＬＬ回路 (11)……チャンネルクロック周波数検出回路 (12)……帯域制御信号
３図は、ＰＣＭ信号の周波数が変化する状況を示すベク
トル図、第４図は第１図の実施例におけるＶＣＯの動作
説明図、第５図は本発明の他の実施例の構成を示すブロ
ック図、第６図は第５図の実施例におけるＶＣＯの動作
説明図、第７図は従来のＰＬＬ回路図、第８図は同上の
ＶＣＯ動作説明図である。 (1)……磁気ヘッド、(2)……磁気テープ (3)……位相比較器、(5)……リミッター回路 (6)……電圧可変周波数発振器（ＶＣＯ） (8)……ＰＬＬ回路 (11)……チャンネルクロック周波数検出回路 (12)……帯域制御信号
Claims (3)
- 【請求項１】記録媒体に記録されたＰＣＭ信号をヘッド
によって再生し、該再生ＰＣＭ信号と、ＰＣＭ信号の再
生クロックを形成している電圧可変周波数発振器（ＶＣ
Ｏ）の出力とを位相比較器によって比較し、該位相比較
器からの出力信号を電圧可変周波数発振器に帰還させ
て、再生ＰＣＭ信号の周波数及び位相変化に合わせ再生
クロックの周波数または位相を制御するクロック形成回
路に於て、通常再生から特殊再生への切り換えによって
ＰＣＭ信号周波数の変化に対応した信号をチャンネルク
ロック周波数検出回路にて形成し、該検出回路から出力
される制御信号を前記電圧可変発振器に供給し、電圧可
変発振器の出力周波数帯域を移動させて、再生ＰＣＭ信
号中のチャンネルクロック周波数を含むように出力範囲
を自動的に制御するものであって、前記チャンネルクロ
ック周波数検出回路(11)によるＰＣＭ信号周波数の変化
に対応した信号の形成は、チャンネルクロック周波数検
出回路(11)が、テープ速度検出回路、ヘッド速度検出回
路に繋がり、テープ速度Ｖｔ、ヘッド速度Ｖｈの信号入
力を受け、次式によって形成された出力を電圧可変発振
器に供給することを特徴とするＰＣＭ信号の再生クロッ
ク形成回路。 但し、θ０はテープ停止時のヘッドトレース角 θはテープ走行時のトラック角、 Ｖｔは通常再生時のテープ速度、 Ｖｔ′は高速走行時のテープ速度、 Ｖｈは通常再生時のヘッド速度、 Ｖｈ′は高速走行時のヘッド速度。 - 【請求項２】位相比較器からの信号はリミッター回路に
よって上下限を制限し、チャンネルクロック周波数検出
回路からの帯域制御信号と共に加算器に入力して、加算
信号を電圧可変周波数発振器に供給している特許請求の
範囲第１項の回路。 - 【請求項３】位相比較器からの信号はリミッター回路に
よって上下限を制限し、チャンネルクロック周波数検出
回路からの制御信号と共に、発振用可変容量回路に入力
して、出力信号を電圧可変周波数発振器に供給している
特許請求の範囲第１項の回路。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61126719A JPH0636279B2 (ja) | 1986-05-31 | 1986-05-31 | Ｐｃｍ信号の再生クロツク形成回路 |
| KR1019870013503A KR930009537B1 (ko) | 1986-05-31 | 1987-11-28 | Pcm 신호 재생용 클럭 형성 회로 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61126719A JPH0636279B2 (ja) | 1986-05-31 | 1986-05-31 | Ｐｃｍ信号の再生クロツク形成回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62283459A JPS62283459A (ja) | 1987-12-09 |
| JPH0636279B2 true JPH0636279B2 (ja) | 1994-05-11 |
Family
ID=14942173
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61126719A Expired - Lifetime JPH0636279B2 (ja) | 1986-05-31 | 1986-05-31 | Ｐｃｍ信号の再生クロツク形成回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0636279B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0748723B2 (ja) * | 1987-04-17 | 1995-05-24 | 三洋電機株式会社 | デ−タクロツク発生回路 |
| JPH07107777B2 (ja) * | 1987-06-30 | 1995-11-15 | 株式会社東芝 | バイフェ−ズ信号復元回路 |
| JPH0461669A (ja) * | 1990-06-27 | 1992-02-27 | Sony Corp | Ｖｔｒ |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0632165B2 (ja) * | 1983-06-24 | 1994-04-27 | 松下電器産業株式会社 | ピツチコントロ−ル装置 |
-
1986
- 1986-05-31 JP JP61126719A patent/JPH0636279B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62283459A (ja) | 1987-12-09 |
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