JPH0681289B2 - 回転ヘッド型再生装置 - Google Patents

回転ヘッド型再生装置

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JPH0681289B2
JPH0681289B2 JP59232958A JP23295884A JPH0681289B2 JP H0681289 B2 JPH0681289 B2 JP H0681289B2 JP 59232958 A JP59232958 A JP 59232958A JP 23295884 A JP23295884 A JP 23295884A JP H0681289 B2 JPH0681289 B2 JP H0681289B2
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capstan
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tape
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光弘 音川
宏爾 高橋
宏之 滝本
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Canon Inc
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Description

【発明の詳細な説明】 〈技術分野〉 本発明は回転ヘツド型再生装置に関し、特に所定ピッチ
で形成されたトラックにトラッキング制御用パイロット
信号と共に情報信号が記録されているテープ状記録媒体
から前記情報信号を再生するための装置におけるテープ
状記録媒体の移送の制御に関するものである。
〈従来技術の説明〉 この種の回転ヘツド型装置としてはビデオテープレコー
ダ(VTR)、デイジタルオーデイオテープレコーダ(DA
T)等があるが、以下本明細書においては所謂ヘリカル
スキヤンタイプのVTRを例にとって説明する。
第1図は従来のVTRのサーボ系の構成を示すブロツク図
である。第1図において1は磁気テープ、2はテープ1
をその長手方向に走行させるためのキヤプスタン、3は
キヤプスタン2と共にテープ1を挟持するピンチロー
ラ、4a,4bは夫々ビデオ信号を記録再生するための回転
ヘツド、5はヘツド4a,4bを回転させるドラムモータで
ある。
まず記録時の動作について説明する。ドラムモータ5の
回転速度検出器7で発生されたドラム回転速度検出信号
(ドラムFG)はドラム速度制御回路8に供給され、該回
路8によりドラム速度制御信号を得る。他方ドラムモー
タ5の回転位相検出器6で検出されたドラム回転位相検
出信号(ドラムPG:30Hz)は位相比較回路9に供給され
る。位相比較回路9のもう一方の入力としては、端子12
を介して得られる記録ビデオ信号から垂直同期信号分離
回路13で分離された垂直同期信号(VD)がスイツチ14の
R側端子を介して入力される。位相比較回路9では前述
のドラムPGとVDとが位相比較され、これらの位相差に基
づいてドラム位相制御信号が得られる。ドラム位相制御
信号とドラム速度制御信号とは加算回路10で適切な比率
をもって加算され、この加算された信号によってドラム
モータ駆動回路11が制御されることによってドラムモー
タは所定速度(30Hz)、所定位相で回転する。
またこの時VD分離回路13で分離されたVDはCTL発生回路1
6に供給され、該回路16で発生したVDに同期した信号が
スイツチ17のR側端子を介してコントロールヘツド18に
供給され、コントロール信号(CTL)としてテープ1の
端部に記録されていく。
一方、キヤプスタンモータ23の回転速度検出器7で発生
されたキヤプスタン回転速度検出信号(キヤプスタンF
G)はキヤプスタン速度制御回路26に供給され、これに
よって該回路26より得られるキヤプスタン速度制御信号
は加算回路27に供給される。今、キヤプスタンFGが240H
zとすれば、分周器28で1/8分周が行われ、位相比較回路
21にはキヤプスタンFGに同期した30Hzの信号がスイツチ
22のR側端子を介して供給される。位相比較回路21の他
方の入力としては基準発振器15で発生された30Hzの基準
クロツクがスイツチ20のN側端子を介して供給される。
位相比較回路21ではこれらの位相差に応じたキヤプスタ
ン位相制御信号を形成し、加算回路27で前述のキヤプス
タン速度制御信号と加算され、この加算された信号によ
りキヤプスタンモータ駆動回路25を介してキヤプスタン
モータ23を制御する。
次に再生時の動作について説明する。再生時は位相比較
回路9にて位相比較されるのは、ドラムPGと基準発振器
15よりスイツチ14を介して供給される基準クロツクであ
り、これによってドラム位相制御信号を形成するためド
ラムモータ5はヘツド4a,4bを30Hzで定速回転させるこ
とになる。
またキヤプスタン位相制御信号はスイツチ20のN側端子
より得られる基準クロツクと、ヘツド18により再生さ
れ、スイツチ17のP側端子、スイツチ19のN側端子を介
して得られた再生CTLとを位相比較器21にて位相比較す
ることによって得られる。従ってドラムモータ5の回転
位相に対し再生CTLが位相ロツクする様キヤプスタンモ
ータ23が駆動される。そのためヘツド4a,4bは正確に記
録トラツク上をトレースすることになる。
ここでテープ1を高速走行させつつ再生を行う、所謂高
速サーチを行う場合について考えてみる。この場合ドラ
ムモータ5の制御は通常再生時と全く同様であり、ドラ
ムモータ5は毎秒30回転でヘツド4a,4bを定速回転させ
ることになる。
一方キヤプスタン2の回転数は通常再生時のn倍に設定
しなければならない。これに伴なって再生CTLは分周器2
9で1/n分周されて後、スイツチ19のS側端子を介して位
相比較器21に供給される。他方これと位相比較する信号
としてはドラムPGそのものを用い、この位相比較出力に
てキヤプスタンモータの位相制御を行う。そのため、ド
ラムモータ5の回転位相に対し、再生CTLを1/n分周した
信号が位相ロツクする様キヤプスタンモータ23が駆動さ
れる。これに伴ないヘツド4a,4bのテープ突入位置はト
ラツクに対して常に一定となるためサーチ画面上にノイ
ズが現れる位置も一定となる。
ところが、この様なサーボ回路の構成はCTLを記録再生
するということが前提となっており、近年提案されてい
るCTLの記録再生を行わないフオーマツトに用いること
はできない。例えば周知の4周波パイロツト方式にて通
常再生時のトラツキングを行う場合、高速サーチ時にお
いて、キヤプスタンモータ23の回転位相の制御は行えな
いものであった。
〈発明の目的〉 本発明は上述の如き再生されたパイロット信号を用いて
トラッキング制御を行う従来の回転ヘツド型装置固有の
欠点に鑑みてなされたものであって、テープ状記録媒体
の高速移送時においても、極めて簡単にテープ状記録媒
体に対する回転ヘツドの突入位相を制御することのでき
る回転ヘツド型再生装置を提供することを目的とする。
〈実施例による説明〉 以下、本発明をVTRのサーボ系に適用した一実施例につ
いて説明する。
第2図は本発明の一実施例としてのVTRのサーボ系の構
成を示すブロツク図である。第2図において第1図と同
様の構成要素については同一番号を付し、説明は省略す
る。
記録時における動作についてはCTLを記録しないという
こと以外は第1図に示すVTRと同様である。
通常再生時のドラムサーボについても、第1図に示すVT
Rと同様で、基準発振器15より得られる30Hzの基準クロ
ツクとドラムPGを位相比較することによりドラム位相制
御信号を得ている。
この時キヤプスタンの位相制御信号は周知の方法により
ATF信号発生回路30により得られる。端子36はヘツド4a
及び4bにより再生された信号が入力される端子であり、
この再生信号はATF信号発生回路30に供給される。ATF信
号発生回路30においてはヘツド4a,4bが主にトレースし
ているトラツクに隣接する両側のトラツクより得られる
パイロツト信号のクロストーク成分のレベルを比較する
ことによってトラツキングエラー信号(ATF信号)が得
られ、このATF信号はキヤプスタン位相制御信号として
スイツチ35のP側端子を介して加算回路27に供給されて
いる。
ところでこのATF信号は再生トラツクが次々に切換わる
高速サーチ時においては利用し難い。そこで次に高速サ
ーチ時の動作について説明する。ドラムについては通常
再生時と同様の制御を行うので説明は省略する。
キヤプスタンの位置制御信号を発生するための位相比較
回路34にはキヤプスタンFGを分周器28で分周し、更に分
周器31で分周した信号がスイツチ32のS側端子を介して
供給される。分周器28よりは前述した様に通常再生時キ
ヤプスタンFGに同期した30Hzの信号が得られるが、n倍
速サーチ再生を行う場合にこれを更に分周器31により1/
n分周してn倍速サーチ再生時に30Hzとなる信号を得
て、位相比較器34に供給する。一方、位相比較器34の他
方の入力としては前述のドラムPG(30Hz)が供給され、
これらによってキヤプスタン位相制御信号を得ている。
これによってキヤプスタン2がテープ1をnトラツク分
走行させる毎にドラム5が一回転することになり、トラ
ツクに対するヘツド4a,4bの突入位相がほぼ一定とな
り、高速サーチを行った場合に画面上でほぼノイズの位
置が一定となる。
尚、この時ドラムPGと分周器31の出力とを位相比較して
いるが、基準発振器15より得られる基準クロツクの出力
とを位相比較しても、上述実施例の如くドラムPGと基準
クロツクとが位相ロツクされることを前提とすれば同様
の効果が得られる。
また、記録時においてもキヤプスタンFGを分周した信号
とドラムPGを位相比較し、それらの位相差に基づいてキ
ヤプスタンの制御を行うことにより、キヤプスタンのテ
ープ送り量をドラムの一回転につきどの程度という様に
安定化させることができる。
〈効果の説明〉 以上、説明した様に本発明によれば、再生されたパイロ
ット信号を用いてトラッキング制御を行うと共にテープ
状記録媒体の高速移送時に於ても極めて簡単な構成で記
録媒体に対する回転ヘツドの突入位相を制御することの
できる回転ヘツド型記録または再生装置を得ることがで
きた。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のVTRのサーボ系の構成を示すブロツク
図、 第2図は本発明の一実施例としてのVTRのサーボ系の構
成を示すブロツク図である。 1は記録媒体としての磁気テープ、2はキヤプスタン、
3はピンチローラ、4a,4bは夫々回転ヘツド、5はドラ
ムモータ、6はドラム回転位相検出器、23はキヤプスタ
ンモータ、24はキヤプスタン回転速度検出器、25はキヤ
プスタンモータ駆動回路、28は分周器、31は分周器、34
は位相比較回路である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定ピツチで形成されたトラツクにトラツ
    キング制御用パイロツト信号と共に情報信号が記録され
    ているテープ状記録媒体から前記情報信号を再生するた
    めの装置であつて、 前記テープ状記録媒体を周期的にトレースする回転ヘツ
    ドと、 前記記録媒体を第1の速度と、前記第1の速度より速い
    第2の速度で移送可能なキヤプスタンと、 前記回転ヘツドにより再生された前記パイロツト信号を
    用いてトラツキング制御信号を形成する手段と、 前記回転ヘツドの回転に同期した第1の周期信号を発生
    する手段と、 前記キヤプスタンの回転速度を検出し、その回転速度に
    応じた周波数の第2の周期信号を発生する手段と、 前記キヤプスタンによる前記媒体の移送動作に応じた分
    周比で前記第2の周期信号を分周する分周手段と、 前記第1の周期信号と前記分周手段の出力とを位相比較
    する位相比較手段と、 前記テープ状記録媒体を第1の速度で移送する際には前
    記トラツキング制御信号を用いて前記キヤプスタンによ
    る媒体移送動作を制御し、前記テープ状記録媒体を前記
    第1の速度より速い前記第2の速度で移送する際には前
    記位相比較手段の出力を用いて前記キヤプスタンによる
    媒体移送動作を制御する制御手段と を具える回転ヘツド型再生装置。
JP59232958A 1984-11-02 1984-11-02 回転ヘッド型再生装置 Expired - Lifetime JPH0681289B2 (ja)

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JPS61111082A JPS61111082A (ja) 1986-05-29
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS606905Y2 (ja) * 1979-01-29 1985-03-07 三洋電機株式会社 ビデオテープレコーダのサーボ回路
JPS5998342A (ja) * 1982-11-26 1984-06-06 Victor Co Of Japan Ltd 磁気再生装置のサ−ボ回路

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JPS61111082A (ja) 1986-05-29

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